JP3104010U - 圧力測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】正確な圧力測定ができるようにするとともに、経費の削減と装置の小型化を図る。
【解決手段】ブルドン管1の先端1aは、機械出力指示部2に連結されている。ブルドン管1の後端部1bは、基部4に固定され、基部4は接続部5に連結されている。基部4と接続部5には、圧力導入路7が設けられており、この圧力導入路7は、ブルドン管1の後端部1bに連通している。ブルドン管1の外面1sと内面1uには、歪検知手段、ストレンゲージ10s、10uが貼り付けられている。ストレンゲージ10s,10uは、電線部12を介して電気出力変換部15に連結されている。
【選択図】図1
【解決手段】ブルドン管1の先端1aは、機械出力指示部2に連結されている。ブルドン管1の後端部1bは、基部4に固定され、基部4は接続部5に連結されている。基部4と接続部5には、圧力導入路7が設けられており、この圧力導入路7は、ブルドン管1の後端部1bに連通している。ブルドン管1の外面1sと内面1uには、歪検知手段、ストレンゲージ10s、10uが貼り付けられている。ストレンゲージ10s,10uは、電線部12を介して電気出力変換部15に連結されている。
【選択図】図1
Description
この考案は、液体、気体、又は、蒸気等の圧力の検出に用いられる圧力測定装置に関するものであり、更に述べると、ブルドン管式圧力計と電気式圧力計とを備えた圧力測定装置に関するものである。
容器内又はその配管内に於ける液体、気体、又は、蒸気等の圧力は、ブルドン管式圧力計と電気式圧力計とを備えた、圧力測定装置を用いて測定されている。前記ブルドン管式圧力計は、ブルドン管の先端の変位量に対応して機械的表示出力を発生させ、又、電気式圧力計は、ダイヤフラム室のダイヤフラムに設けられた、ストレンゲージが検出する歪変化量に対応して電気的出力を発生させるものである。
従来例には、次の様な問題がある。
(1)ブルドン管式圧力計と電気式圧力計の感圧素子(ブルドン管とダイアフラム)は互いに別個独立に設けられているので、経費が嵩むとともに、装置全体が大型化してしまう。又、互いに異なる感圧素子に基づいて圧力を測定するため、両圧力計の測定圧力値にずれが発生することがある。
(2)各圧力計をそれぞれ専用の取付口に取り付けなければならないので、取付作業に時間がかかり、経費も嵩んでしまう。又、取付口が多い程、該取付口からの液体等の漏れる確率が増加する。
(1)ブルドン管式圧力計と電気式圧力計の感圧素子(ブルドン管とダイアフラム)は互いに別個独立に設けられているので、経費が嵩むとともに、装置全体が大型化してしまう。又、互いに異なる感圧素子に基づいて圧力を測定するため、両圧力計の測定圧力値にずれが発生することがある。
(2)各圧力計をそれぞれ専用の取付口に取り付けなければならないので、取付作業に時間がかかり、経費も嵩んでしまう。又、取付口が多い程、該取付口からの液体等の漏れる確率が増加する。
この考案は、上記事情に鑑み、正確な圧力測定ができるようにすることを目的とする。他の目的は、経費の削減と装置全体の小型化を図ることである。
この考案は、ブルドン管式圧力計と、歪検知手段を有する電気式圧力計とを備えた圧力測定装置において;前記歪検知手段が、前記ブルドン管式圧力計のブルドン管に設けられていることを特徴とする。
この考案の歪検知手段は、ストレンゲージであることを特徴とする。この考案のストレンゲージが、ブルドン管の外面及び内面に配設されていることを特徴とする。この考案のブルドン管が、C型ブルドン管であることを特徴とする。
この考案は、歪検知手段がブルドン管式圧力計のブルドン管に設けられているので、ブルドン管式圧力計と電気式圧力計の感圧素子は、共通となる。そのため、従来例と異なり、両圧力計間の測定圧力値にずれが発生するのを防止することができる。又、従来例に比べ、部品点数が減少し取付作業も容易になるので、大幅に経費が節約できるとともに、装置全体も小型化できる。
この考案の実施の形態を図1により説明する。
ブルドン管(「偏平管」ともいう)1は、先端1aが閉鎖されているC型ブルドン管であり、金属等の弾性を有する部材により円弧状に形成されている。このブルドン管1の形状は、円弧状に限定されるものではなく、必要に応じて適宜選択される。
ブルドン管(「偏平管」ともいう)1は、先端1aが閉鎖されているC型ブルドン管であり、金属等の弾性を有する部材により円弧状に形成されている。このブルドン管1の形状は、円弧状に限定されるものではなく、必要に応じて適宜選択される。
ブルドン管1の先端1aは、機械出力指示部2に連結されている。この機械出力指示部2は、ブルドン管1の先端1aの変位量に対応して回転する歯車(図示省略)と、該歯車に連動する指針(図示省略)と、該指針により指示される目盛盤(図示省略)と、を備えている。
ブルドン管1の後端部1bは、基部4に固定され、該基部4は接続部5に連結されている。前記基部4と接続部5には、圧力導入路7が設けられており、この圧力導入路7は、前記ブルドン管1の後端部1bに連通している。前記接続部5は、図示しない液圧回路等の取付口に螺着されている。
ブルドン管1の外面1sと内面1uには、歪検知手段、例えば、ストレンゲージ10s、10uが貼り付けられている。前記両ストレンゲージ10s、10uは、対向して設けられているが、ストレンゲ−ジの貼り付け位置、貼り着け枚数等は、必要応じて適宜選択される。前記ストレンゲージ10s,10uは、電線部12を介して電気出力変換部15に連結されている。
次に、本実施の形態の作動について説明する。
液圧回路の液体Wは、圧力導入路7を介してブルドン管1内に流入している。液圧回路の液体Wに圧力を加えると、ブルドン管1内の圧力が上昇し、該ブルドン管1の先端1aが変位し、その変位量は機械的指示出力となる。この機械的指示出力が機械出力表示部2に伝達されると、指針が回転し測定圧力を指示する。
液圧回路の液体Wは、圧力導入路7を介してブルドン管1内に流入している。液圧回路の液体Wに圧力を加えると、ブルドン管1内の圧力が上昇し、該ブルドン管1の先端1aが変位し、その変位量は機械的指示出力となる。この機械的指示出力が機械出力表示部2に伝達されると、指針が回転し測定圧力を指示する。
この時、ブルドン管1には、歪みが発生しており、その歪変化量はストレンゲージ10s,10uにより検出され、検出された歪変化量は電線部12を介して電気出力変換部15に送られ、電気的出力となる。この電気的出力は、測定圧力を電気出力表示部にデジタル表示させたり、又は、制御信号として使用される。
[実験例]
この考案の実験例を図2,図3により説明する。
C型ブルドン管21にストレンゲージ22を4枚貼り付けた。
ストレンゲージ22は、歪みの少ない位置、例えば、基部4からL=15mm離れた位置、に外面21s及び内面21uにそれぞれ幅方向に2枚ずつ貼り付けた。外面21sのストレンゲージ22と内面21uのストレンゲージ22は互いに対向させた。
C型ブルドン管21にストレンゲージ22を4枚貼り付けた。
ストレンゲージ22は、歪みの少ない位置、例えば、基部4からL=15mm離れた位置、に外面21s及び内面21uにそれぞれ幅方向に2枚ずつ貼り付けた。外面21sのストレンゲージ22と内面21uのストレンゲージ22は互いに対向させた。
C型ブルドン管21を圧力発生装置25にて加圧した。この加圧には、N2ガスを使用した。室温は24°Cである。
加圧の基準値(MPa)として、0、0.3、0.5、0.7、1、を用いた。
加圧の基準値(MPa)として、0、0.3、0.5、0.7、1、を用いた。
指示検査(メカ側)
各基準値におけるブルドン管21の先端の変位量に基づく測定値と器差は、図4に示す通りであった。
各基準値におけるブルドン管21の先端の変位量に基づく測定値と器差は、図4に示す通りであった。
出力結果(ゲージアンプ側)
各基準値におけるストレンゲージ22の出力値と変化率は、図5に示す通りであった。図5において「変化率」とは、C型ブルドン管の最高圧を100%とした場合の出力変化率(%)を示す。
各基準値におけるストレンゲージ22の出力値と変化率は、図5に示す通りであった。図5において「変化率」とは、C型ブルドン管の最高圧を100%とした場合の出力変化率(%)を示す。
図4、図5における変化率を統一して比較した。その結果は図6に示す通りであった。図6において、「変化率1」とは、基準圧力を100%とした場合の出力変化率をいい、又、「変化率2」とは、ゲージアンプ出力最大値(1MPa)値を100%に変換した時の変化率をいう。
上記の実験から、C型ブルドン管の変位量に基づく測定値と、ブルドン管の歪変化量に基づく測定値とは、極めて高い精度で対応していることが理解できる。
1 ブルドン管
2 機械出力表示部
10s ストレンゲージ
10u ストレンゲージ
15電気出力変換部
2 機械出力表示部
10s ストレンゲージ
10u ストレンゲージ
15電気出力変換部
Claims (4)
- ブルドン管式圧力計と、歪検知手段を有する電気式圧力計と、を備えた圧力測定装置において;
前記歪検知手段が、前記ブルドン管式圧力計のブルドン管に設けられていることを特徴とする圧力測定装置。 - 歪検知手段が、ストレンゲージであることを特徴とする請求項1記載の圧力測定装置。
- ストレンゲージが、ブルドン管の内面及び外面に対向して配設されていることを特徴とする請求項2記載の圧力測定装置。
- ブルドン管が、C型ブルドン管であることを特徴とする請求項1、2、又は、3記載の圧力測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001285U JP3104010U (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 圧力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004001285U JP3104010U (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 圧力測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3104010U true JP3104010U (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=43257441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004001285U Expired - Lifetime JP3104010U (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 圧力測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3104010U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015080670A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | 株式会社ウドノ医機 | 滅菌装置 |
-
2004
- 2004-03-15 JP JP2004001285U patent/JP3104010U/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2015080670A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | 株式会社ウドノ医機 | 滅菌装置 |
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