JP3103960U - 卓脚の組合せ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレームの高さを自由に調整できる卓脚の組合せ構造を提供する。
【解決手段】 フレーム2の一端には調整片21が固定して設けられ、調整片21の上下には貫通孔22が開けられている。卓脚1の周面には少なくとも一つ以上の滑り溝11が設けられ、滑り溝11の内部の両側に少なくとも一つの溝12が設けられていることにより、調整片21が滑り溝11内の溝12で調整自在になり、フレーム2を自由に調整して固定可能である。滑り溝11内側の外縁に近接する箇所にもう一つの溝13が設けられていることにより、カバー3を溝13と係止して固定可能である。
【選択図】 図1

Description

本考案は、家具の卓脚に適用でき、使用者がフレームの高さを自由に調整できる卓脚の組合せ構造に関するものである。
従来の物置棚やテーブルなどに使用される卓脚の組合せ構造は、卓脚とフレームとの組合せ方法が溶接による固定であり、又は、ねじによってフレームを卓脚に螺着する。このような組合せ方法によれば、フレームの高さを調整しようとする場合には、溶接法で固定すれば、その高さをもう一度調整できず、なお、螺着法で固定すれば、別に卓脚に穴を開けることが必要であるので、加工コストが上昇し、且つねじが卓脚面から露出するので、全体の外観に悪影響を与える。
本考案に係る卓脚の組合せ構造によれば、使用者がフレームの高さを自由に調整でき、加工コストを低減でき、且つ家具の全体の外観が綺麗になる。
本考案の主な目的は、家具の卓脚に適用でき、使用者がフレームの高さを自由に調整できる卓脚の組合せ構造を提供する。
上記目的を達成するためになされた本考案は、卓脚と、フレームとから構成される卓脚の組合せ構造において、前記フレームの一端には調整片が固定して設けられ、前記調整片の上下には貫通孔が開けられ、前記卓脚の周面には少なくとも一つ以上の滑り溝が設けられ、前記滑り溝の内部の両側には少なくとも一つの溝が設けられていることにより、フレームにある調整片が前記滑り溝内の溝で調整自在になり、フレームは自由に調整して固定可能であり、また、前記滑り溝内側の外縁に近接する箇所にもう一つの溝が設けられていることにより、カバーがその溝と係止して固定可能であることを特徴とする卓脚の組合せ構造であることを要旨としている。
本考案では、前記卓脚は、円形管体でもいいし、矩形管体でもいいことを特徴とする請求項1に記載の卓脚の組合せ構造であることを要旨としている。
本考案では、前記卓脚の上端と底部にはキャップが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の卓脚の組合せ構造であることを要旨としている。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は本考案の一実施例による卓脚の組合せ構造の分解斜視図であり、図2は本考案の一実施例による卓脚の組合せ構造を組合せた状態を示す斜視図である。
卓脚1と、フレーム2とから構成されている卓脚の組合せ構造において、前記フレーム2の一端には調整片21が固定して設けられ、前記調整片21の上下には貫通孔22が開けられ、前記卓脚1の周面には少なくとも一つ以上の滑り溝11が設けられ(図1−A参照)、前記滑り溝11の内部の両側には少なくとも一つの溝12(図1−A参照)が設けられている(図1−A参照)ことにより、フレーム2にある調整片21が前記滑り溝11内の溝12で調整自在になり、フレーム2を自由に調整して固定し、且つねじ5により調整片21を溝12に固定することができる。また、前記滑り溝11内側の外縁に近接する箇所にはもう一つの溝13(図1−A参照)が設けられていることにより、カバー3をその溝13と係止して固定することができる。最後に、前記卓脚1の上端と底部とには別々にキャップ4が設けられている。上記のような構成によれば、滑り溝11内の溝12により、フレームの高さが自由に調整できるようになり(図2と図2−A参照)、また、前記カバー3により、フレームにある調整片及びねじがカバーされ、全体の外観が綺麗になる。
次に、図3を参照する。図3は本考案の他の実施例の分解斜視図である。
本実施例のように卓脚1は、周面に二つの滑り溝11が設けられてもよく、なお、前記滑り溝11の内部の両側には一つの溝12が設けられていることにより、フレーム2にある調整片21が上下に調整自在になり、前記フレーム2を調整した後、複数のカバー3(図3−A参照)を卓脚1にある溝13に係合して固定すると、フレームの高さを自由に調整できるようになる。
次に、図4と図5を参照する。図4は本考案の他の実施例の全体の斜視図であり、図5は本考案の他の実施例の全体の斜視図である。
本考案に係る卓脚は、図4に示すような日常生活の物置棚と、図5に示すような物置棚とに適用でき、そのフレームの高さは必要に応じて自由に調整でき、従来のものと全く異なる。
次に、図6と図7を参照する。図6は本考案の他の実施例の分解斜視図であり、図7は本考案の他の実施例の応用例を示す斜視図である。
本実施例のように卓脚1は、矩形管体でもよく、その周面に一つの滑り溝11が設けられている(図6−A参照)。前記滑り溝11の内部の両側には一つの溝12が設けられている(図6−A参照)ことにより、フレーム2にある調整片21が上下に調整自在になる。また、前記滑り溝11の開口に近接する箇所には溝13が設けられ(図6−A参照)、前記フレーム2を調整した後、複数のカバー3(図7−A参照)を卓脚1にある溝13に係合して固定すると、フレームの高さを自由に調整できるようになる。また、前記カバー3により、フレームにある調整片及びねじがカバーされ、全体の外観が綺麗になる。
本考案の一実施例による卓脚の組合せ構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例による卓脚の組合せ構造の卓脚を示す斜視図である。 本考案の一実施例による卓脚の組合せ構造のカバーを示す斜視図である。 本考案の一実施例による卓脚の組合せ構造を示す斜視図である。 図2の要部の断面図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造を示す分解斜視図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造の要部を示す断面図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造を示す斜視図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造を示す斜視図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造を示す斜視図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造を示す分解斜視図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造の卓脚を示す斜視図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造のカバーを示す斜視図である。 本考案の他の実施例による卓脚の組合せ構造を示す斜視図である。 図7の要部の断面図である。
符号の説明
1 卓脚、2 フレーム、3 カバー、4 キャップ、5 ねじ、6 卓面、11 滑り溝、12 溝、13 溝、21 調整片、22 貫通孔

Claims (3)

  1. 卓脚とフレームとを備える卓脚の組合せ構造において、
    前記フレームの一端には調整片が固定して設けられ、前記調整片の上下には貫通孔が開けられ、前記卓脚の周面には少なくとも一つ以上の滑り溝が設けられ、前記滑り溝の内部の両側には少なくとも一つの溝が設けられ、フレームにある調整片が前記滑り溝内の溝で調整自在であり、フレームは自由に調整して固定可能であり、前記滑り溝内側の外縁に近接する箇所にもう一つの溝が設けられ、カバーはその溝と係止して固定可能であることを特徴とする卓脚の組合せ構造。
  2. 前記卓脚は、円形管体または矩形管体であることを特徴とする請求項1に記載の卓脚の組合せ構造。
  3. 前記卓脚の上端と底部には、キャップが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の卓脚の組合せ構造。
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