JP3103365U - シール剤のつまり及び気泡検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シール剤の塗布において、ノズル先端部分の詰まり、シール剤への気泡の混入により、塗布後のシール剤幅の減少、シール剤切れの不具合の発生を検出する方法と検出装置を提供する。
【解決手段】 ノズル先端部分が詰まると圧送経路内の圧力は上昇する。またシール剤に混入した気泡が大気中へ放出されると、突発的に圧力変化が生じる。シール剤塗布開始から塗布終了までの圧送経路内の圧力変化を常時監視する事により即座に異常を検出し、外部(作業者等)へ出力して知らせる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ノズル先端部分が詰まると圧送経路内の圧力は上昇する。またシール剤に混入した気泡が大気中へ放出されると、突発的に圧力変化が生じる。シール剤塗布開始から塗布終了までの圧送経路内の圧力変化を常時監視する事により即座に異常を検出し、外部(作業者等)へ出力して知らせる。
【選択図】 図1
Description
本考案はシール剤の塗布装置において、圧送ポンプより塗布ノズルまでの経路に圧力をかける事によりシール剤を塗布する作業において、ノズル先端のつまりや、シール剤に混入した気泡により、実際に塗布したシール剤の幅が細い、シール剤の途中の切れ、といった不具合が発生した事を検知し、外部に知らせるための検出方法ならびに、検出装置である。
従来は、ノズル先端にて吐出されるシール剤を光電センサーで確認するか、シール剤を塗布したのち、レーザーセンサーで再度塗布軌跡を走らせシール剤の確認をするか、CCDカメラにて取込み画像処理にてシール剤の状態を確認するか、多くは作業者の目視にて確認している状況である。
レーザーセンサーやCCDカメラによる確認であると高価なセンサーやカメラを用いるためコスト面での負担が大きくなる。また作業者による確認となると確実性が落ちてしまう弱点がある。また上記の方法であるとシール剤を塗布した後に、確認するため検査のための余分な時間が必要である。またセンサー類をノズル先端部分に取り付けなくてはならないため、取付場所が制限されてしまう、またシール剤の塗布にも邪魔になってしまう。
本考案はシール剤の塗布開始から終了までの過程において、圧送経路内の圧力の変化を常時監視する事により吐出されるシール剤の異常と、圧送ポンプが正常にシール材を押し出しているかどうかを瞬時に確定する事が出来る。シール剤塗布中の圧送経路内の圧力は、正常な塗布中は一定の圧力に保たれている。吐出部先端のノズルが詰まると、圧送経路内の圧力は上昇する。また圧送経路内に溜まった気泡がノズル先端より出ると、突発的に圧力が降下する。これをシール剤の塗布中に常時監視する事により、シール剤と圧送ポンプの異常を検出できる。また検出センサーを圧送経路の途中で無く、ノズル先端部分の近くに取り付け、吐出されるシール剤の負圧を監視する事により、一層正確に検出する事が出来る。
簡略化した別図を用いて本考案の実施の形態について説明する。
図1はシール剤を塗布するための装置を簡略化して表した物である。塗布用シール剤は、圧送ポンプ▲1▼により加圧され、材料圧送用高圧ホース▲2▼を経由して塗布バルブ▲3▼まで送られ、塗布開閉バルブ▲4▼により、塗布バルブ先端より吐出される。その圧送経路中に検出センサー▲5▼と、検出器▲6▼を設ける。塗布開始から塗布終了までの材料圧送用高圧ホース▲2▼内の圧力変化を検出センサー▲5▼と、検出器▲6▼により常時監視する。前述したように、正常な塗布作業中の材料圧送用高圧ホース▲2▼内の圧力は一定に安定している。ノズル先端が詰まり先端からシール剤が出にくくなると、圧送経路内の圧力は上昇する。またシール剤に混入した気泡がシール剤とともに圧送され、ノズル先端から大気中へ放出されると微小時間ではあるが、圧力は突発的に変化する。この圧力変化を捉える事により、シール剤の幅の減少、シール剤の切れを即座に検出し、外部に出力し、知らせる事が出来る。
図1はシール剤を塗布するための装置を簡略化して表した物である。塗布用シール剤は、圧送ポンプ▲1▼により加圧され、材料圧送用高圧ホース▲2▼を経由して塗布バルブ▲3▼まで送られ、塗布開閉バルブ▲4▼により、塗布バルブ先端より吐出される。その圧送経路中に検出センサー▲5▼と、検出器▲6▼を設ける。塗布開始から塗布終了までの材料圧送用高圧ホース▲2▼内の圧力変化を検出センサー▲5▼と、検出器▲6▼により常時監視する。前述したように、正常な塗布作業中の材料圧送用高圧ホース▲2▼内の圧力は一定に安定している。ノズル先端が詰まり先端からシール剤が出にくくなると、圧送経路内の圧力は上昇する。またシール剤に混入した気泡がシール剤とともに圧送され、ノズル先端から大気中へ放出されると微小時間ではあるが、圧力は突発的に変化する。この圧力変化を捉える事により、シール剤の幅の減少、シール剤の切れを即座に検出し、外部に出力し、知らせる事が出来る。
Claims (1)
- シール剤による塗布装置で材料の詰まり及び空気混入を圧送経路内の圧力変化を塗布サイクル中に監視し、急激な圧力変化を抽出する。
シール剤塗布中の圧送経路内の圧力は、正常な塗布中は一定の圧力に保たれている。吐出部先端のノズルが詰まったり、シール剤中へ混入した気泡がノズル先端より大気中へ出た場合、圧送経路内の圧力は急激に変化する。
以上により、塗布サイクル中の圧力を監視するセンサーと圧力の変化を検出する検出器及び異常を検出した場合に外部へ出力するステップを有する検出装置である。また検出センサーを圧送経路の途中で無く、ノズル先端部分の近くに取り付け、吐出されるシール剤の負圧を監視する事により、一層正確に検出する事が出来る。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273210U JP3103365U (ja) | 2003-11-13 | 2003-11-13 | シール剤のつまり及び気泡検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003273210U JP3103365U (ja) | 2003-11-13 | 2003-11-13 | シール剤のつまり及び気泡検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3103365U true JP3103365U (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=43256837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003273210U Expired - Fee Related JP3103365U (ja) | 2003-11-13 | 2003-11-13 | シール剤のつまり及び気泡検出装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3103365U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008086894A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Ulvac Japan Ltd | 液剤滴下装置及び液剤滴下装置の脱泡処理方法 |
JP2016144775A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 大日本印刷株式会社 | 糊供給状況管理装置 |
-
2003
- 2003-11-13 JP JP2003273210U patent/JP3103365U/ja not_active Expired - Fee Related
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