JP3103247U - 肩こり症治療機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 機動力による肩こり症状治療の効果、効率を高めるために肩揉みほぐし運動と、肩関節に繋がり頸肩部を構成する諸筋肉及び諸循環系組織を刺激して血行促進効果をもたらす肩関節上げ下げ反復運動とを同時並行してできるようにする。
【解決手段】 背もたれ1と固着されていない肘かけ板2を有するアームレスト3をもつ椅子Aの背もたれ1の上部に設定位置調整可能に電動肩もみ機4を設けると共に、垂直運動するピストンシャフト5を有するクランク機構Bを回転軸を介して左右両側に持つギアモートル6を椅子Aの下に設置し、ピストンシャフト5の先端を肘かけ板2の中心に固着し、スイッチにより電動肩もみ機4とギアモートル6が同時、並行して運転操作できるようにする。
【選択図】 図2
【解決手段】 背もたれ1と固着されていない肘かけ板2を有するアームレスト3をもつ椅子Aの背もたれ1の上部に設定位置調整可能に電動肩もみ機4を設けると共に、垂直運動するピストンシャフト5を有するクランク機構Bを回転軸を介して左右両側に持つギアモートル6を椅子Aの下に設置し、ピストンシャフト5の先端を肘かけ板2の中心に固着し、スイッチにより電動肩もみ機4とギアモートル6が同時、並行して運転操作できるようにする。
【選択図】 図2
Description
本考案は、血行障害等により発生する肩こり症状の予防、治療のための頸肩部筋肉への血行障害改善運動に関するものであり、詳しくは、頸肩部筋肉への肩揉み運動と肩関節の上げ下げ反復運動とを同時並行して行う肩こり症治療機に関するものである。
肩こり症は、疲労、動脈硬化、更年期障害等による血液循環不良を主な原因とする頸肩部筋肉の異常から発生するとされており、その対症療法としては、温熱療法、鍼療法等温熱や鍼を利用するものもあるが、一般的には、肩揉み、肩叩き、マッサージ等が広く行われている。これらは、いずれも頸肩部筋肉に規則的な運動を加え、筋肉の収縮、弛緩或いは伸張を繰り返して筋肉の緊張をとると共に、その部分の循環系組織を刺激して血行を促進させる効果を目的としたものであり、人力による他、その実行を代行する為の機器、即ち、電動肩揉み機、同肩叩き機、同マッサージ機等が開発されているが、これらにより行う加療は、肩こり症状を感ずる頸肩部筋肉を対象にして、その部位に集中的に前記の運動を加えるというものである。しかし、循環系血脈の構造は、全身の器官や組織の中にくまなく行き渡り互いに連絡して構成されているものであるから、症状部のみならず症状部につながる周辺の循環系部分についても同時に並行して刺激作用を加えれば血行促進加療の成果、効率が一段と高まり、高い効果をもたらすものになるが、限られた部位への局部集中的な刺激だけでは周辺循環系組織への影響が間接的であるため、血行障害改善効果への速度が遅く、回復感が低いばかりでなく、満足できる障害の改善が感得されるまでに長い時間と労力又は動力を要し、受療者側においても加療者側においても時間、労力、動力の負担が大きいという難点があった。
本考案は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、血行障害改善のための筋肉及び循環系組織への刺激作用としての運動の範囲を広げ、肩こり症状を感ずる頸肩部筋肉への肩揉みほぐし運動と、肩関節の上げ下げ反復運動とを同時並行して行うことができるようにし、効率的にも、効果的にも優れた肩こり症治療機を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案は、背もたれ及び肘かけ板を固着していないアームレストを有する椅子Aの背もたれ1の上部に設定位置調整可能で且つ速度と加圧力を調節可能に揉みほぐし運動をする電動肩揉み機4を設けると共に、椅子Aの下に、垂直運動をするピストンシャフト5を先端に取り付けたクランク機構Bを回転軸7を介して左右両側に設けたギアモートル6を設置し、クランク機構Bに取り付けたピストンシャフト5の先端をアームレスト3の固着していない肘かけ板2の中心に固着して、ギアモートル6の稼動により行われるクランク運動に伴うピストンシャフト5のピストン運動により肘かけ板2が一定の速度により上下運動を反復して行うようにし、電動肩揉み機4とギアモートル6への入力により、腰掛けた人体の肩揉みほぐし運動と肩関節の上げ下げ運動とを同時並行して行うことが出来るようにしたものである。
ピストンシャフト5のピストン運動により上下動する肘かけ板2は、上下動における水平状を安定して維持するため、ピストンシャフト固定箇所の前後に保持シャフト8を設けて、これをアームレスト3の対応箇所に設けた穴に嵌入させ上下動に伴って安定して運動するように取り付けられている。
クランク機構Bは、ギアモートル6の左右の回転軸7に取り付けられたクランク盤10と、これに軸受けを介して滑動自在に嵌合されたクランクシャフト9とから成り、クランクシャフト9は軸受けを介し、ピストンシャフト5に滑動自在に連結されて構成されている。
電動肩揉み機2及びギアモートル6は、図示されないスイッチにより、起動、停止を自在に行うようになっているが、これには自動スイッチ付きタイマーが取り付けられ利用者の身体的状況に応じて運転時間を調整できるようになっている。また、クランク運動に連動するピストンシャフト5のピストン運動の速度についてもこれをコントロールするインバーターを取り付けることにより調整できる。
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1、図2において、本考案による肩こり症治療機は、背もたれ1と固着されていない肘かけ板2を有するアームレスト3とより成る椅子構造体であり、背もたれ1の上部には電動肩揉み機が座乗者の肩の位置に応じて調整可能に設定されるように取り付けられており、両肘は肘かけ板2の上に乗せて固定帯11によって固定することができる。
図1、図2において、本考案による肩こり症治療機は、背もたれ1と固着されていない肘かけ板2を有するアームレスト3とより成る椅子構造体であり、背もたれ1の上部には電動肩揉み機が座乗者の肩の位置に応じて調整可能に設定されるように取り付けられており、両肘は肘かけ板2の上に乗せて固定帯11によって固定することができる。
自動スイッチ付きタイマーによって稼働時間をセットした後、スイッチにより入力して電動肩もみ機4及びギアモートル6を稼動すれば、電動肩もみ機4は肩揉みほぐし運動を行い、ギアモートル6は、これに連結されたクランク機構B、ピストンシャフト5、肘かけ板2を連動させ、肩関節上げ下げ運動が反復して行なわれ、これにより頸肩部筋肉とそれに繋がる頭板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋、肩甲棘、棘上筋、菱形筋、三角筋、上後鋸筋等を構成する筋肉、循環系組織とに同時、一斉の運動が反復して加えられ、自動スイッチタイマーによりセットされた時間、継続的に行うことができる。
肩こり症状者の身体的条件により、電動肩もみ機は、電動肩叩き機、摩擦式マッサージ機に付け替えて実施してもよい。
以上説明したように、本考案の肩こり症治療機によれば、直接肩こり症状を感じる頸肩部筋肉への揉みほぐし運動と、肩上げ下げ反復運動とを同時並行して行うことになるので、頸肩部筋肉への刺激作用だけでなく、それに繋がる筋肉及び循環系組織が一斉に血行促進に有効な刺激作用を受けることとなり、血行障害回復への効果、効率が挙がり、肩こり症状治療の成果を高めることができる。
血行障害改善の効果、効率が高くなることにより、受療者の回復感が早められるので、受療者の身体的満足感だけでなく、治療に要する時間、労力、動力の軽減を図ることができる。
A 椅子
B クランク機構
1 背もたれ
2 肘かけ板
3 アームレスト
4 電動肩揉み機
5 ピストンシャフト
6 ギアモートル
7 回転軸
8 保持シャフト
9 クランクシャフト
10 クランク盤
11 固定帯
B クランク機構
1 背もたれ
2 肘かけ板
3 アームレスト
4 電動肩揉み機
5 ピストンシャフト
6 ギアモートル
7 回転軸
8 保持シャフト
9 クランクシャフト
10 クランク盤
11 固定帯
Claims (1)
- 背もたれ(1)及び肘かけ板(2)を固着していないアームレスト(3)とを有する椅子(A)の背もたれ(1)の上部に、腰掛けた人体の肩部を速度、加圧力調節可能に揉みほぐし運動をする電動肩もみ機(4)を設けると共に、前記椅子(A)の下に、垂直運動するピストンシャフト(5)を先端に取り付けたクランク機構(B)を回転軸を介して両側に設けたギアモートル(6)を設置し、前記ピストンシャフト(5)の先端を前記肘掛け板(2)の中心に固着してなる肩こり症治療機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273370U JP3103247U (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 肩こり症治療機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273370U JP3103247U (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 肩こり症治療機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3103247U true JP3103247U (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=43256728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003273370U Expired - Fee Related JP3103247U (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 肩こり症治療機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3103247U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009123184A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | パナソニック電工株式会社 | マッサージ椅子 |
JP2021074331A (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | 株式会社E−Pro | 肩頸部位の緩癒装置 |
-
2003
- 2003-11-21 JP JP2003273370U patent/JP3103247U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009123184A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | パナソニック電工株式会社 | マッサージ椅子 |
JP2021074331A (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | 株式会社E−Pro | 肩頸部位の緩癒装置 |
JP7339659B2 (ja) | 2019-11-11 | 2023-09-06 | 株式会社E-Pro | 肩頸部位の緩癒装置 |
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