JP3103231U - ハイバックのための翼形状脚支持体 - Google Patents
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Abstract
ハイバックは、乗り手の足と協働して乗り手の足からハイバックへの力の伝達を行なう、ハイバックから調節可能に延在する翼形状足支持体を含む。支持体はハイバックに対して複数の位置の間で可動であり、それにより乗り手が乗り手の特定のライディングの好みに対処するように支持体の位置を選択的に調節可能である。調節可能な支持体は、ボードへの所望の力伝達の選択を容易にし、ボードの制御を向上し得る。
Description
【0001】
考案の背景
考案の分野
この考案は一般的に、スノーボードなどの滑走スポーツのためのハイバックに関し、より特定的には、ハイバックのための翼形状脚支持体に関する。
【0002】
関連の技術分野の説明
スノーボードビンディングは、ブーツをスノーボードに搭載するために用いられる。しばしば、ビンディングまたはブーツは、「ハイバック」(「ローバック」または「スカイバック」としても知られる)と呼ばれ、乗り手の脚の後部分と相互作用する直立部材を含む。ハイバックは、ビンディングまたはブーツのいずれの上に搭載されるかにかかわらず、ボード間で直接力を伝達する助けをする梃子として働き、乗り手が脚の動きを介して効率的にボードを制御することを可能にする。たとえば、ハイバックに抗して脚を後に曲げると、ボードはヒールエッジで立ち、ハイバックを介して作用する対応の体重とバランスとのシフトがヒールサイドターンを完了させる。
【0003】
スノーボードビンディングは典型的には、スノーボードに搭載されて乗り手がボードに対するビンディングの所望のスタンス角度を選択することを可能にする。特定的には、ビンディングの中線とスノーボードの中線との間の角度は、トリックライディング、バックカントリーライディングまたは単純な移動などの異なったライディングスタイル、異なった乗り手、および乗り手の好みのために変えることができる。スタンス角度は、0°から45°またはそれ以上に広がり得る。一旦所望のスタンス角度が設定されてから、ハイバックがビンディングまたはブーツのどちらに搭載されていても、乗り手がハイバックを再位置決めして、ハイバックが一般的にボードのヒールエッジで位置合わせされることを望むかもしれない。ハイバックをボードのヒールエッジと位置合わせすると、ヒールサイドターンの間に乗り手がハイバックに寄り掛かった場合に乗り手の脚からの力伝達を向上させる。これは、ハイバックを実質的に垂直軸を中心とした横方向回転のために搭載することにより達成し得る。
【0004】
この考案の目的は、ボード制御のためのハイバックを提供することである。
考案の概要
一実施例においては、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いるためのハイバックが提供される。ハイバックは、構成要素に搭載され、かつ乗り手の脚の後部分によって接触されるよう構築され配置されるハイバック本体を含む。ハイバックはさらに、ハイバック本体から横方向に調節可能に延在する翼形状の脚支持体を含む。翼形状の脚支持体は、乗り手の脚からハイバック本体に力を伝達するよう乗り手の脚と協働するよう構築され配置される。翼形状脚支持体は、ハイバック本体に対して複数の位置の間で可動であり、それによりハイバック本体に対する翼形状脚支持体の位置は乗り手によって選択的に調節し得る。
【0005】
別の例示的な実施例においては、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いるためのシステムが提供される。システムは、構成要素に搭載されかつ乗り手の脚の後部分によって接触されるよう構築され配置されるハイバックを含む。システムはまた、交換可能な複数の脚支持体を含む。支持体の各々は、ハイバックに搭載されかつハイバックから横方向に延在するように構築され配置される。支持体の各々は、乗り手の脚と協働して乗り手の脚からハイバックへ力を伝達するよう構築され配置される。
【0006】
別の例示的な実施例においては、ハイバックと併せて用いるための翼形状脚支持体が提供される。ハイバックは、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いられる。翼形状脚支持体は、本体部分と、本体部分から延在する翼部分とを含む。翼形状脚支持体は、乗り手の脚と協働して乗り手の脚からハイバックへ力を伝達するよう構築され配置される。翼形状脚支持体をハイバックに対して複数の位置で搭載するよう構築され配置される複数の装着点が本体部分上に形成されて、乗り手がハイバックに対する翼形状脚支持体の位置を選択的に調節し得る。
【0007】
さらなる別の例示的な実施例においては、ハイバックと併せて用いるための翼形状脚支持体が提供される。ハイバックは、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いられる。翼形状脚支持体は、本体部分と、本体部分から延在する翼部分とを含む。翼形状脚支持体は、乗り手の脚と協働して乗り手の脚からハイバックへ力を伝達するよう構築され配置される。本体部分と翼部分との間に強化部分が形成される。
【0008】
この考案のさまざまな実施例がある利点を提供する。この考案のすべての実施例が同じ利点を共有するのではなく、利点を共有するものもすべての条件下において共有するとは限らない。すなわちこの考案は、乗り手が調節し得るハイバックを提供するという顕著な利点を含む、さまざまな利点を提供する。
【0009】
この考案のさらなる特徴と利点とは、この考案のさまざまな実施例の構造および動作と併せて、添付の図面を参照して以下に詳綱に説明される。
【0010】
この考案を例示の目的で、添付の図面を参照して説明する。
詳細な説明
この考案は、ハイバックの横方向の範囲を調節するよう構成されるハイバックに向けられる。ハイバックには、そこから調節可能に延在し乗り手の脚と協働して乗り手によって起因された力を乗り手の脚からハイバックに伝達する、翼形状の脚支持体が設けられる。翼形状脚支持体は、ハイバックに対して複数の位置の間で可動であるので、乗り手の特定のライディングの好みに対処するよう乗り手が選択的に翼形状脚支持体の位置を調節し得る。
【0011】
図1に示す1つの例示的な実施例においては、ハイバック20は本体21と、本体21に調節可能に搭載される翼形状脚支持体22とを含む。支持体22は、乗り手の脚(図示せず)と協働して乗り手に起因する力を乗り手の脚からハイバック本体21に伝達する。ハイバック本体21は、スノーボードビンディングまたはスノーボードブーツなどのスノーボード構成要素に、以下に説明するように装着可能である。ハイバック本体21は、その下側部分28に形成され、かっブーツのヒール部分と接触するよう構成されるヒールカップ26を含む。ハイバック本体21の上側部分30は、乗り手の脚の後部分に対して延在し、ボードをターンさせ制御するためのヒールサイドの支持を提供するよう構成される。少なくとも上側部分30は、乗り手の脚またはブーツの一部の形状と該して適合するよう整形された構成を有する。
【0012】
翼形状脚支持体22は、ハイバック本体21の上側部分30に調節可能に搭載し得るが、支持体はハイバック本体21の他の好適な部分上にも搭載し得る。ハイバック本体21に対する支持体22の位置は、所望の支持および/または力伝達を提供するよう乗り手によって選択され得る。一実施例においては、支持体22はハイバック本体21に対する複数の位置の間の、矢印「A」に沿った横方向の運動のために搭載される(位置のうちの2つを点線で示す)。矢印「A」に沿った支持体22の横方向の運動は、支持体22がハイバック本体21に対して横から横への方向における平行移動に対して適合される場合の直線的な運動であってもよいし、支持体22がハイバック本体21の長手方向軸を中心とした回転のために適合される場合の角度のある運動であってもよい。支持体22は、直線または角度がある運動の組合せのために搭載されることができることを理解されたい。
【0013】
翼形状脚支持体22は、ハイバック21に調節可能に搭載されて、乗り手に所望の支持を提供する直線または角度を有するさまざまな位置に対処し得る。一実施例においては、支持体22は支持体22がハイバック本体21の柱に交軸的に延在する平面に対し90°を超えて延在するようハイバック本体21に搭載され得る。別の実施例においては、支持体22は180°まで、またはそれ以上に延在し得る。さらなる別の実施例においては、支持体22は約15°から約180°にわたる範囲内で調節可能である。他の好適な範囲は、当業者においては容易に理解されるであろう。
【0014】
別の実施例においては、翼形状脚支持体22はハイバック本体21に対する複数の垂直方向の位置の間の矢印「B」に沿った垂直運動のためにハイバック本体21に搭載される。これに代えて、支持体22は、矢印「A」および矢印「B」のそれぞれに沿った横方向および垂直方向運動の両方のためにハイバック本体21に搭載されてもよい。支持体22はまた、ハイバック本体21の高さの一部、ハイバック本体21の実質的に全体の高さ、またはそれらの間の好適な高さを包囲する高さで構成し得る。
【0015】
支持体22は、他の好適な調節に対処するようハイバックに搭載されることができることを理解されたい。たとえば支持体は、ハイバックに近づくかまたは離れるようハイバックに調節可能に搭載され得る。さらに、支持体がハイバックに対して1つ以上の平面に前向きまたは後向きに傾くことができるよう、支持体はハイバックに調節可能に搭載され得る。他の好適な搭載位置は、当業者においては容易に明らかとなるであろう。
【0016】
翼形状脚支持体22は、本体部分34と、そこから延在する翼部分36とを含む。本体部分34は、翼部分36がハイバック本体の横部分のいずれかから延在して特定の乗り手の好みまたはライディングスタイルに対処するようハイバック本体21に搭載されることができる。さらに、図示されないが、ハイバックは2つの翼形状脚支持体を含み得る。すなわち、一方の支持体はハイバック本体21の一方の側部から延在し、他方の支持体は、ハイバック本体21の反対側の側部から延在する。支持体の各々は、ハイバック本体21に独立して搭載され調節可能である。これに代えて、2つの横方向に延在し対面する翼部分を有する単一の翼形状脚支持体が、ハイバック本体21に搭載されてもよい。
【0017】
そのような選択可能な調節は、乗り手が支持体22を好適な位置に設定して、ブーツ形状、乗り手の能力、および多くのライディングスタイルと状況とに対処することを可能にする。一例においては、より小さなブーツが用いられる場合ではなくより大きなブーツが用いられる場合であろうが、支持体22はハイバック本体21の側部からさらに離れて延在する。さらに、支持体22は、より低いブーツが用いられる場合ではなくより高いブーツが用いられる場合に、ハイバック本体21のより高い位置に位置決めされることができる。
【0018】
いくつかの例においては、乗り手はアグレッシブなスタンス角度(すなわち、45°以上に近づく)を選択し得る。しかしながら、ハイバック20の横方向の回転は0°から約20°の間の範囲に限定されるか、または横方向回転のためには全く搭載されないかもしれない。そのような状況においては、ハイバックをボードのヒールエッジに位置合わせすることはできないおそれがある。したがって支持体22は、ハイバックの制限された横方向回転範囲を補償するよう、好適な位置にハイバック本体21上で位置決めし得る。この態様で、組合された翼形状脚支持体22とハイバック本体21とは、所望の乗り手に起因する力がボードに伝達されるよう、ボードのヒールエッジに好適に位置合わせされることができる。
【0019】
翼形状脚支持体22はまた、特定のライディング条件において好ましいであろう、他の方向への力伝達を向上させるためにも用い得る。たとえば、バックカントリーライディングのように、深いパウダーの中でライディングしている場合は、乗り手はボードのテールに寄りかかって、ボードの先端がパウダーの中に潜り込むことを防ぐのを望み得る。フリーカービングの場合は、乗り手はボードの先端に寄りかかって先端を駆動し、所望のターンを行なうことを望み得る。また、ボードのターン半径を変えるために、たとえば膝を互いに押し付けて近づけるかまたは離すことにより、対向する横向きの力を加えることを望み得る。この態様で力を加えると、地面に対するボードの弧を変える傾向があり、それによりターン半径の変化をもたらす。したがって支持体22は、上述のおよび他の乗り手の好みにおける所望の力伝達と支持とを提供するために好適な、乗り手によって選択可能ないかなる位置においても、ハイバック本体21に位置決めすることができる。
【0020】
翼形状脚支持体22は、乗り手の脚またはブーツの一部に概して適合しかつ受入れるよう整形された輪郭を有することができ、圧力点を減じボードの反応を高める。1つの例示的な実施例においては、支持体22は一般的にアーチ形状であり、所望の支持に対処するよう好適な位置に延在し得る。こうして、一実施例においては、支持体22はハイバック本体21に搭載される場合には、ハイバック本体21の柱に交軸して延在する平面に対して90°以上の弧に沿って延在し得る。別の実施例においては、支持体22は180°またはそれ以上に近づく弧に沿って延在し得る。さらなる別の実施例においては、支持体22は約15°から約180°の間の弧に沿って延在し得る。他の好適な弧の範囲は、当業者においては容易に理解されるであろうが、他の好適な形状をも用い得る。そのような例の1つにおいては、翼形状脚支持体の翼部分は、乗り手の脚またはブーツの側部の少なくとも一部に接触するよう搭載されていても平坦であるか、またはわずかなカーブを有し得る。
【0021】
示され説明される翼形状脚支持体は固定された形状を有するが、この考案はこの点に限定されるものではなく、しかも調節可能な形状の支持体をも用い得る。支持体の形状を調節するための好適な構成は、当業者においては容易に明らかとなるであろう。一例においては、支持体は2つ以上の構成要素を含み、第1の構成要素は調節可能であるか否かにかかわらずハイバックに固定され、第2の構成要素はたとえば入れ子様式などで第1の構成要素に対して可動であってもよい。さらなる構成要素もまた入れ子様式で第2の構成要素上に可動に搭載され得る。1つの構成要素が他の構成要素に対して移動すると、支持体の形状が変化し得る。
【0022】
支持体22のハイバック本体21への入れ子搭載を容易にするために、図2および図3に最良に示される一実施例においては、支持体22の本体部分34は、ハイバック本体21の内側表面40に適合するよう構成される搭載表面38を含む。たとえば、ハイバック本体21の内側表面40は、一般的に凹状の形状を有し、本体部分34の搭載表面38は一般的に凸状の形状を有し得る。これに代えて、搭載表面38は平坦であるかわずかなカーブを有し得る。そのような実施例においては、翼部分36の弧は搭載表面38に延在し得る。
【0023】
支持体22はハイバック内に入れ子になり、搭載表面38は内側表面40に入れ子になるよう示され説明されるが、この考案はこの点に限定されるものではなく、他の好適な搭載構成をも用い得る。たとえば、支持体はハイバックに調節可能に搭載されることにより、支持体がハイバックの外側表面に搭載されることができる。これに代えて、ハイバックは、支持体がハイバック内に搭載されることを可能にする、ポケットまたは他の好適な構成で構成されることができる。
【0024】
図2に最良に示されるように、ハイバック本体21は、支持体22が搭載されるハイバック本体21上に搭載領域43を規定する、縁41を含み得る。縁41はまた、支持体のハイバックに対する下方向の運動を妨げるために支持体と協働するよう、ハイバック本体21上に好適に配置されうこともできる。搭載領域43は、ハイバック本体21の残りの部分に対して窪みが付けられていてもよい。こうして、支持体22は、ハイバック本体の内側表面と支持体22の内側表面との間で実質的に平坦な平行移動を提供し得る態様でハイバック本体21に搭載されることができる。
【0025】
支持体22は、少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つのファスナ42によってハイバック本体21に搭載されることができる。1つの例示的な実施例においては、ファスナ42の各々は、ねじ44と「T」ナット46とを含む。しかしながら、この考案はこの点に限定されるものではなく、他の好適なファスナまたは締結手段を用い得る。たとえば、道具を必要としないファスナを用い得る。そのような道具を必要としないファスナの一例はカム起動クイックリリースファスナである。当業者においては、ハイバック本体21に対して支持体22の位置を乗り手が調節することを可能にする、他の好適なファスナを容易に理解できるであろう。
【0026】
支持体22のハイバック本体21への調節可能な搭載を容易にするために、支持体22は複数の装着点を含み得る。図2および図3に示す例示的な実施例においては、そのような複数の装着点を提供するために搭載スロット48を用い得る。この実施例においては、スロット48はハイバック本体21に対して横方向に延在し、それにより支持体22は矢印「A」に沿って調節可能に可動である(図1を参照)。特に、スロット48は上述のように直線方向または角度を有する方向のいずれに沿った運動も可能にする。
【0027】
再び上述のように、支持体22は垂直方向における運動に対しても搭載可能である。この配置においては、1つ以上の垂直方向に延在するスロット(図示せず)が本体部分34に形成されて、そのような垂直の運動を容易にする。もちろん、1つ以上のスロットがあらゆる所望の方向における運動を容易にするために、弧または他の好適な方向に沿って延在してもよい。
【0028】
支持体22をハイバック本体21に調節可能に搭載するために、他の好適な搭載構成をも用い得ることが理解されるであろう。たとえば、多数の組の横方向に延在し縦方向に間隔をあけられたスロットを用いることにより、所与の組のスロットが垂直方向の位置を選択的に固定し、支持体はこのスロットの組内で横方向に調節可能であってもよい。これに代えて、垂直方向に延在し横方向に間隔をあけられたスロットの多数の組を用いることにより、所与の組のスロットが横方向の位置を選択的に固定し、支持体はこのスロットの組内で縦方向に調節可能であってもよい。別の例においては、好適な孔パターンに形成された一連の孔を用い得る。孔パターンは、いかなる所望の方向における移動をも可能にするのに十分であり得る。
【0029】
上述のように、支持体22は、ハイバック本体21の側部のいずれからも延在し得る。図2および図3に示される例においては、スロット48は支持体の中線に沿って形成され、かつ支持体22の本体部分34の垂直軸を中心として対称的に配置される。この態様で、支持体22は示されるように搭載されるか、または180°反転されて搭載されて、ハイバック本体21の反対側の側部から延在し得る。この態様で対称的にスロット48を配置すると、乗り手が簡単に支持体を調節可能である。
【0030】
スロットまたは他の成形された孔は、支持体22がハイバック本体21の中央部に搭載されるよう本体部分34の垂直軸上に位置決めされてもよい。この態様で、支持体22はハイバック本体21のいずれの側からも延在するようにハイバック本体21に選択的に搭載されることができる。
【0031】
スロット48は対称的なパターンで形成されるが、この考案はこの点に限定されるものではなく、スロット48に対する他の好適な位置をも用い得る。たとえば、支持体がハイバック本体21のどちら側に搭載されるかに応じて、支持体がハイバック本体21上で垂直方向に高い位置または低い位置に位置決めされるよう、スロット48は中線よりも上またはそれよりも下に形成されることができる。さらに、スロット48は支持体22内に形成されるが、この考案はこの点に限定されるものではなく、スロット48または他の好適な搭載構成は、ハイバック本体21内に形成されてもよい。
【0032】
一実施例においては、翼形状脚支持体22は、支持体がハイバック本体21に対して横方向に滑動し得る付加的な装着点を含む。こうして、支持体22をハイバック本体21に搭載していた支持体22の一部は、ここではハイバック本体21から横方向に延在し、ハイバック本体21から横方向に延在していた支持体22の一部は、ここでは支持体22をハイバック本体21に搭載する。図4に示すように1っの例示的な実施例においては、支持体22は、ハイバックの第1の側部51から延在するよう構成される第1の部分47と、ハイバック本体21に搭載されるよう構成される第2の部分49とを含み得る。点線で示されるように、支持体22はハイバック本体21に対して矢印「C」に沿って滑動することにより第1の部分47はここで支持体22をハイバック本体21に搭載し、第2の部分49はハイバック本体21の第2の側部53から延在し得る。スロット57および59は、付加的な装着点を提供するよう用いられ、かつそのような横方向の滑動に対処するために第1および第2の部分47、49の間に延在し得る。
【0033】
支持体22は、ハイバックに対していかなる好適な位置にも搭載し得ることを理解されたい。たとえば、支持体はハイバックに中央に搭載されて、第1の部分47がハイバック本体21の第1の側部51から少なくとも部分的に延在し、かつ第2の部分49がハイバック本体21の第2の側部53から少なくとも部分的に延在し、それにより、ハイバック本体21の両方の側部に翼部分を提供し得る。
【0034】
乗り手に快適さを与え、かつ乗り手が支持体22に効率的に力を伝達し得る比較的高い摩擦を有する表面を提供するパッドを用いてもよい。この点において、パッドは乗り手のブーツの一部を掴み保持する役割を果たす。こうして、続けて図2から図3を参照すると、支持体22の内側表面50はここに接着されるパッド52を含む。ハイバック本体21の内側表面40はまた、ヒールの保持を向上させ、衝撃を吸収し、かつブーツおよび脚にわたる圧力分散を促進するための1つ以上の弾性パッド54をも含み得る。
【0035】
しかしながら、乗り手の快適さおよび掴みを向上させるために他の好適な構成を用い得ることを理解されたい。たとえば、一実施例においては支持体22は、射出成形などの従来のプラスチック成形技術を用いて快適性を提供する部分が支持体に一体化されて成形されたプラスチック材料から形成することができる。さらに、掴みを向上させるために粗くした表面は、支持体22の内側表面50上に形成することができる。
【0036】
支持体22は、少なくともファスナの一部を保持してファスナの固定を容易にするための、好適な構成を含み得る。こうして、図2に示す1つの例示的な実施例においては、支持体22は、搭載スロット48を中心として形成され、かつ「T」ナット46などのファスナの一部を保持するよう整形される窪み56を含み得る。この態様で、窪み56のサイドウォール58は、「T」ナット46と係合し、ファスナを固定するためにねじ44が回転される場合の「T」ナット46の回転を防ぐ。窪み56はまた、乗り手のブーツによって占有されている空間にファスナが突き出すことを防ぐことにより、支持体を用いている場合の不快感を減じる働きを果たす。示されるように支持体はそのような窪みを含むが、この考案はこの点に限定されるものではなく、他の好適な搭載構成をも用い得ることを理解されたい。
【0037】
支持体22のハイバック本体21への固定を向上させるために、支持体22は、ハイバック本体21上に形成される対応する複数の歯64(図2を参照)と係合するよう構成される複数の歯62(図3を参照)によって構成されることができる。歯は、支持体および/またはハイバック本体21に一体化して成形されることができる。この考案はこの点に限定されるものではなく、ハイバック本体21に対して支持体22の運動を制限するための他の好適な構成をも用い得ることを理解されたい。たとえば、支持体22(またはハイバック本体21)は、ハイバック本体21(または支持体22)内に形成される複数の嵌め合い窪みと係合する複数のピンを含み得る。これに代えて、支持体22の嵌め合い表面38および/またはハイバック本体21の内側表面40は粗くした表面を含み得る。
【0038】
力伝達の効率性は、乗り手によって作用する支持体の剛性またはスティフネスの関数である。こうして、続けて図2および図3を参照すると、支持体22は、本体部分34と翼部分36との間の接合部分に形成された強化部分70を含み得る。強化部分70は、支持体22の剛性を増すことにより、乗り手に起因する力が支持体22に加えられた場合に支持体22の撓みを減じ、かつ力伝達における効率性を向上させる。一実施例においては、強化部分70は、支持体22に成形し得る複数の強化リブ72を含む。別の実施例においては、強化部分は厚みをつけられた部分として構成される。これに代えて、翼部分36のスティフネスを増大させるために、翼部分36は本体部分34の厚みよりも大きな厚みを有し得る。
【0039】
しかしながら、強化部分70を必ずしも用いる必要はないことを理解されたい。この意味で、支持体22は所望の剛性を有するプラスチック以外の材料から形成し得る。たとえば、支持体は金属から形成し得るが、この場合強化部分を含む必要がないか、またはサイズを減じることができる。
【0040】
ハイバックは、快適さおよび制御のためにハイバックのスティフネスを変更する能力を乗り手に提供するよう構成されることができる。一実施例においては、ハイバック本体21はここに形成される開口部74を含むことができ、それによりここを中心として曲げ領域75が形成される。開口部74は一般的にスロット形状であるが、ハイバック本体21の所望の曲げ特徴を達成するためにいかなる好適に構成された開口部をも用い得る。少なくとも部分的に開口部74を塞ぎハイバックのスティフネスを所望のレベルに増大させるための、交換可能な曲げ制御要素を用い得る。そのような調節可能スティフネスハイバックは、同時係属中の米国特許出願番号第09/169,074号に記載されるが、これは同様にバ一トン・コーポレイションに譲渡され、ここに引用により援用される。しかしながら、ハイバックの柔軟性に対する変化は、当業者においては明らかである他のいかなる好適な態様によって実現化されてもよいことを理解されたい。たとえば、開口部ではなく、または開口部に加えて、選択された位置でハイバックの厚みを変化させることによりハイバックの柔軟性を増大させるか減少させてもよい。
【0041】
上述のように、力伝達の効率は支持体のスティフネスの関数であるので、比較的硬いハイバック本体21を備えた支持体22を用いることが望ましいであろう。こうして、上述のようにハイバック本体21が曲げ領域75を含む場合、曲げ領域の影響を減じるよう支持体22を構成することによりハイバック本体21のスティフネスを増大させてもよい。1つの例示的な実施例においては、支持体22は少なくとも部分的に開口部74を塞ぐ曲げ制御要素76を含み、ハイバックの剛性を増大させることができる。
【0042】
図2および図3に示されるように曲げ制御要素76は、ファスナ42を受けるための孔80を有する搭載タブ78を含むことにより、曲げ制御要素76をハイバック本体21に保持する。当業者においては、他の好適な搭載構成をも簡単に理解するであろう。
【0043】
別々の曲げ制御要素が示され説明されるが、曲げ制御要素は支持体22の本体部分34内に形成されることができることを留意されたい。たとえば、曲げ制御要素を支持体22の搭載表面38上に形成されてもよく、それにより、支持体がハイバック本体21上に搭載される場合に、曲げ制御要素は少なくとも部分的に開口部74を塞ぐ。
【0044】
この考案の1つの例示的な実施例においては、各々が特定のライディングの好みのために好適な独自の形状を有し、かつ各々がハイバック本体21に搭載可能である、複数の交換可能な脚支持体が提供される。こうして乗り手は、特定の乗り手の好みのために好適に成形された脚支持体を選択し、支持体をハイバック本体21に搭載し得る。もし乗り手がハイバックから支持体をはずすことを所望すれば、図3に示されるように充填部材82が、支持体22と交換されることができる。充填部材82は、内側表面50’に接着される好適な搭載表面38’およびパッド52’を含み得る。
【0045】
スノーボードの乗り手の脚は一般的に、バランス、制御および、特にジャンプの着地の際に衝撃をよりょく吸収するよう乗り手の脚が曲げられていることを確実にするために、ボードに対して前傾角度に保持される。乗り手の脚をそのようなスタンスに保持するために、典型的には「フォワードリーン」と呼ばれる位置においてハイバックはボードに対して傾けられる。ハイバックは、ヒールートウ方向における回転に対してスノーボード構成要素に搭載されることができ、それにより、乗り手が快適さ、制御および乗り手の特定のライディングスタイルのためにボードに対してハイバックのフォワードリーン角度を選択的に調節できる。1つの例示的な実施例においては、フォワードリーンは好適なフォワードリーンアジャスタ90を用いて調節することができる。
【0046】
ボードへの力伝達をさらに向上させるために、ハイバックはスノーボード構成要素にロックされてハイバックの構成要素に対する捩れを制限する。そのようなロックされた構成はフォワードリーンロックを用いて達成することができる。たとえば、フォワードリーンアジャスタ90は、ハイバック20を構成要素に解放可能に固定するようラッチ92を含み得る。ラッチはフック、ベイルまたは他の好適なハイバックを構成要素に固定するための構成として構成することができる。好適なロックの一例は、同時係属中の米国特許出願番号第08/780,722号に記載され、これはパートン・コーポレイションが所有し、ここに引用により援用される。捩れを制限するためにハイバック20を構成要素にロックする他の好適な構成をも用い得ることを理解されたい。そのようなロック構成はハイバックまたは構成要素、またはその両方の上でのいかなる好適な位置にも位置決めできる。
【0047】
ハイバック20は、ビンディングまたはブーツなどのいかなる好適なスノーボード構成要素にもボード制御を容易にする態様で搭載することができる。1つの例示的な実施例においては、図5に示すように、ハイバックはビンディング100に搭載される。ビンディングはスノーボード104に搭載可能であるベースプレート102と、好ましくは調節可能ストラップである1つ以上のビンディングストラップとを含むが、該ビンディングストラップはベースプレート102に装着されてブーツ(図示せず)をスノーボード104に固定する。ハイバックの両側の側部25から延在する側部アーム24は、横方向の回転および/またはフォワードリーンのためにベースプレート102のサイドボードに旋回的に搭載されるが、横方向の回転および/またはフォワードリーンを可能にするか否かにかかわらず、他の好適なハイバック20をベースプレートに装着するための構成をも用い得る。示されるように、ビンディング100は、乗り手のヒールを押さえるために脚首部分をわたって延在する脚首ストラップ106と、ブーツの前部分を横切り延在しこれを押さえるトウストラップ108とを含み得る。しかしながら、ビンディング100は他のストラップ構成をも実現化し得ることを理解されたい。
【0048】
しかしながらこの考案のハイバック20は、いかなる特定の種類のビンディングにも限定されるものではない。たとえば、ハイバックは、スノーボードブーツ上に提供される対応する特徴と直接または間接的に係合するロック機構を含むステップインスノーボードビンディングによって実現化されてもよい。ハイバックは、上述のビンディングと同様の態様でビンディングベースプレートに搭載し得る。
【0049】
別の実施例においては、ハイバック20はスノーボードブーツに搭載される。図6に示されるように、ハイバック20はブーツ120のヒール領域に搭載される。側部アーム24は好ましくはブーツ120の脚首部分よりも下に装着されて、横方向の回転および/またはフォワードリーンを容易にするが、横方向の回転および/またはフォワードリーンを可能にするか否かにかかわらず、ハイバックをブーヅに装着するための他のいかなる好適な構成をも用い得る。側部アーム24は、ねじ、リベットなどの側部アームの各々を貫通するいかなる好適なファスナ124を用いても、好ましくは強化された装着点122でブーツ120に装着されることができる。
【0050】
別の実施例においては、ハイバックはブーツをビンディングにインターフェイスさせるための取外し可能なビンディングインターフェイスに搭載される。図7に示す実施例に示されるように、インターフェイス140は、点線で示されるブーツ146の脚首部分をわたって配置されるべき本体142と少なくとも1つの調節可能ストラップ144とを含む。ハイバック20は、ハイバックの側部アーム24を貫通する好適なファスナ147を用いてインターフェイス本体142のサイドウォールに搭載されるが、横方向の回転および/またはフォワードリーンを可能にするか否かにかかわらず、ハイバックをビンディングインターフェイスに装着するための他の好適な構成をも用い得る。インターフェイスの本体142は、当業者においては明らかとなるであろうが、ビンディング152上の対応の係合部材150と係合するよう適合される1つ以上の嵌め合い特徴148を含み得る。そのようなビンディングインターフェイス140とビンディング152との例は、パートン・コーポレイションがともに所有し、ここに引用により援用される米国特許出願第09/062,131号に詳細に記載される。
【0051】
理解を助けるために、かつこの考案の範囲を限定することなく、この考案が向けられる、創意に富む翼形状脚支持体を備えたハイバックは、スノーボードと併せて用いられるブーツまたはビンディングに関して特に説明された。しかしながら、この考案は他の種類の滑走ボードに関連して用い得ることを理解されたい。こうして、この考案の目的のために、「滑走ボード」は一般的に、スノーボード、スノースキー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフボードおよび他の乗り手が表面上を移動できるボード型の装置などの、地面に沿って滑走するために特に構成されたボードを指す。
【0052】
この考案のいくつもの実施例を詳細に説明したので、さまざまな変更および改良が当業者においては容易に想起されるであろう。そのような変更および改良はこの考案の精神および範囲内にあるものと意図される。したがって、上述の説明は例示のためのみであり、限定的とは意図されない。この考案は、前掲の実用新案登録請求の範囲およびその等価物によって定義されるようにのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1つの例示的な実施例に従った、翼形状脚支持部材を備えたハイバックの斜視図である。
【図2】図1のハイバックの一部の拡大斜視図である。
【図3】図1のハイバックの拡大後部斜視図である。
【図4】この考案の別の局面に従った、翼形状脚支持体の斜視図である。
【図5】この考案の別の局面に従った、スノーボードビンディングの例示的な実施例に組入れられるハイバックの斜視図である。
【図6】この考案のさらなる局面に従ったスノーボードブーツの例示的な実施例に組入れられるハイバックの側面図である。
【図7】この考案の別の局面に従った、取外し可能なビンディングインターフェイスの例示的な実施例に組入れられたハイバックの斜視図である。
考案の背景
考案の分野
この考案は一般的に、スノーボードなどの滑走スポーツのためのハイバックに関し、より特定的には、ハイバックのための翼形状脚支持体に関する。
【0002】
関連の技術分野の説明
スノーボードビンディングは、ブーツをスノーボードに搭載するために用いられる。しばしば、ビンディングまたはブーツは、「ハイバック」(「ローバック」または「スカイバック」としても知られる)と呼ばれ、乗り手の脚の後部分と相互作用する直立部材を含む。ハイバックは、ビンディングまたはブーツのいずれの上に搭載されるかにかかわらず、ボード間で直接力を伝達する助けをする梃子として働き、乗り手が脚の動きを介して効率的にボードを制御することを可能にする。たとえば、ハイバックに抗して脚を後に曲げると、ボードはヒールエッジで立ち、ハイバックを介して作用する対応の体重とバランスとのシフトがヒールサイドターンを完了させる。
【0003】
スノーボードビンディングは典型的には、スノーボードに搭載されて乗り手がボードに対するビンディングの所望のスタンス角度を選択することを可能にする。特定的には、ビンディングの中線とスノーボードの中線との間の角度は、トリックライディング、バックカントリーライディングまたは単純な移動などの異なったライディングスタイル、異なった乗り手、および乗り手の好みのために変えることができる。スタンス角度は、0°から45°またはそれ以上に広がり得る。一旦所望のスタンス角度が設定されてから、ハイバックがビンディングまたはブーツのどちらに搭載されていても、乗り手がハイバックを再位置決めして、ハイバックが一般的にボードのヒールエッジで位置合わせされることを望むかもしれない。ハイバックをボードのヒールエッジと位置合わせすると、ヒールサイドターンの間に乗り手がハイバックに寄り掛かった場合に乗り手の脚からの力伝達を向上させる。これは、ハイバックを実質的に垂直軸を中心とした横方向回転のために搭載することにより達成し得る。
【0004】
この考案の目的は、ボード制御のためのハイバックを提供することである。
考案の概要
一実施例においては、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いるためのハイバックが提供される。ハイバックは、構成要素に搭載され、かつ乗り手の脚の後部分によって接触されるよう構築され配置されるハイバック本体を含む。ハイバックはさらに、ハイバック本体から横方向に調節可能に延在する翼形状の脚支持体を含む。翼形状の脚支持体は、乗り手の脚からハイバック本体に力を伝達するよう乗り手の脚と協働するよう構築され配置される。翼形状脚支持体は、ハイバック本体に対して複数の位置の間で可動であり、それによりハイバック本体に対する翼形状脚支持体の位置は乗り手によって選択的に調節し得る。
【0005】
別の例示的な実施例においては、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いるためのシステムが提供される。システムは、構成要素に搭載されかつ乗り手の脚の後部分によって接触されるよう構築され配置されるハイバックを含む。システムはまた、交換可能な複数の脚支持体を含む。支持体の各々は、ハイバックに搭載されかつハイバックから横方向に延在するように構築され配置される。支持体の各々は、乗り手の脚と協働して乗り手の脚からハイバックへ力を伝達するよう構築され配置される。
【0006】
別の例示的な実施例においては、ハイバックと併せて用いるための翼形状脚支持体が提供される。ハイバックは、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いられる。翼形状脚支持体は、本体部分と、本体部分から延在する翼部分とを含む。翼形状脚支持体は、乗り手の脚と協働して乗り手の脚からハイバックへ力を伝達するよう構築され配置される。翼形状脚支持体をハイバックに対して複数の位置で搭載するよう構築され配置される複数の装着点が本体部分上に形成されて、乗り手がハイバックに対する翼形状脚支持体の位置を選択的に調節し得る。
【0007】
さらなる別の例示的な実施例においては、ハイバックと併せて用いるための翼形状脚支持体が提供される。ハイバックは、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いられる。翼形状脚支持体は、本体部分と、本体部分から延在する翼部分とを含む。翼形状脚支持体は、乗り手の脚と協働して乗り手の脚からハイバックへ力を伝達するよう構築され配置される。本体部分と翼部分との間に強化部分が形成される。
【0008】
この考案のさまざまな実施例がある利点を提供する。この考案のすべての実施例が同じ利点を共有するのではなく、利点を共有するものもすべての条件下において共有するとは限らない。すなわちこの考案は、乗り手が調節し得るハイバックを提供するという顕著な利点を含む、さまざまな利点を提供する。
【0009】
この考案のさらなる特徴と利点とは、この考案のさまざまな実施例の構造および動作と併せて、添付の図面を参照して以下に詳綱に説明される。
【0010】
この考案を例示の目的で、添付の図面を参照して説明する。
詳細な説明
この考案は、ハイバックの横方向の範囲を調節するよう構成されるハイバックに向けられる。ハイバックには、そこから調節可能に延在し乗り手の脚と協働して乗り手によって起因された力を乗り手の脚からハイバックに伝達する、翼形状の脚支持体が設けられる。翼形状脚支持体は、ハイバックに対して複数の位置の間で可動であるので、乗り手の特定のライディングの好みに対処するよう乗り手が選択的に翼形状脚支持体の位置を調節し得る。
【0011】
図1に示す1つの例示的な実施例においては、ハイバック20は本体21と、本体21に調節可能に搭載される翼形状脚支持体22とを含む。支持体22は、乗り手の脚(図示せず)と協働して乗り手に起因する力を乗り手の脚からハイバック本体21に伝達する。ハイバック本体21は、スノーボードビンディングまたはスノーボードブーツなどのスノーボード構成要素に、以下に説明するように装着可能である。ハイバック本体21は、その下側部分28に形成され、かっブーツのヒール部分と接触するよう構成されるヒールカップ26を含む。ハイバック本体21の上側部分30は、乗り手の脚の後部分に対して延在し、ボードをターンさせ制御するためのヒールサイドの支持を提供するよう構成される。少なくとも上側部分30は、乗り手の脚またはブーツの一部の形状と該して適合するよう整形された構成を有する。
【0012】
翼形状脚支持体22は、ハイバック本体21の上側部分30に調節可能に搭載し得るが、支持体はハイバック本体21の他の好適な部分上にも搭載し得る。ハイバック本体21に対する支持体22の位置は、所望の支持および/または力伝達を提供するよう乗り手によって選択され得る。一実施例においては、支持体22はハイバック本体21に対する複数の位置の間の、矢印「A」に沿った横方向の運動のために搭載される(位置のうちの2つを点線で示す)。矢印「A」に沿った支持体22の横方向の運動は、支持体22がハイバック本体21に対して横から横への方向における平行移動に対して適合される場合の直線的な運動であってもよいし、支持体22がハイバック本体21の長手方向軸を中心とした回転のために適合される場合の角度のある運動であってもよい。支持体22は、直線または角度がある運動の組合せのために搭載されることができることを理解されたい。
【0013】
翼形状脚支持体22は、ハイバック21に調節可能に搭載されて、乗り手に所望の支持を提供する直線または角度を有するさまざまな位置に対処し得る。一実施例においては、支持体22は支持体22がハイバック本体21の柱に交軸的に延在する平面に対し90°を超えて延在するようハイバック本体21に搭載され得る。別の実施例においては、支持体22は180°まで、またはそれ以上に延在し得る。さらなる別の実施例においては、支持体22は約15°から約180°にわたる範囲内で調節可能である。他の好適な範囲は、当業者においては容易に理解されるであろう。
【0014】
別の実施例においては、翼形状脚支持体22はハイバック本体21に対する複数の垂直方向の位置の間の矢印「B」に沿った垂直運動のためにハイバック本体21に搭載される。これに代えて、支持体22は、矢印「A」および矢印「B」のそれぞれに沿った横方向および垂直方向運動の両方のためにハイバック本体21に搭載されてもよい。支持体22はまた、ハイバック本体21の高さの一部、ハイバック本体21の実質的に全体の高さ、またはそれらの間の好適な高さを包囲する高さで構成し得る。
【0015】
支持体22は、他の好適な調節に対処するようハイバックに搭載されることができることを理解されたい。たとえば支持体は、ハイバックに近づくかまたは離れるようハイバックに調節可能に搭載され得る。さらに、支持体がハイバックに対して1つ以上の平面に前向きまたは後向きに傾くことができるよう、支持体はハイバックに調節可能に搭載され得る。他の好適な搭載位置は、当業者においては容易に明らかとなるであろう。
【0016】
翼形状脚支持体22は、本体部分34と、そこから延在する翼部分36とを含む。本体部分34は、翼部分36がハイバック本体の横部分のいずれかから延在して特定の乗り手の好みまたはライディングスタイルに対処するようハイバック本体21に搭載されることができる。さらに、図示されないが、ハイバックは2つの翼形状脚支持体を含み得る。すなわち、一方の支持体はハイバック本体21の一方の側部から延在し、他方の支持体は、ハイバック本体21の反対側の側部から延在する。支持体の各々は、ハイバック本体21に独立して搭載され調節可能である。これに代えて、2つの横方向に延在し対面する翼部分を有する単一の翼形状脚支持体が、ハイバック本体21に搭載されてもよい。
【0017】
そのような選択可能な調節は、乗り手が支持体22を好適な位置に設定して、ブーツ形状、乗り手の能力、および多くのライディングスタイルと状況とに対処することを可能にする。一例においては、より小さなブーツが用いられる場合ではなくより大きなブーツが用いられる場合であろうが、支持体22はハイバック本体21の側部からさらに離れて延在する。さらに、支持体22は、より低いブーツが用いられる場合ではなくより高いブーツが用いられる場合に、ハイバック本体21のより高い位置に位置決めされることができる。
【0018】
いくつかの例においては、乗り手はアグレッシブなスタンス角度(すなわち、45°以上に近づく)を選択し得る。しかしながら、ハイバック20の横方向の回転は0°から約20°の間の範囲に限定されるか、または横方向回転のためには全く搭載されないかもしれない。そのような状況においては、ハイバックをボードのヒールエッジに位置合わせすることはできないおそれがある。したがって支持体22は、ハイバックの制限された横方向回転範囲を補償するよう、好適な位置にハイバック本体21上で位置決めし得る。この態様で、組合された翼形状脚支持体22とハイバック本体21とは、所望の乗り手に起因する力がボードに伝達されるよう、ボードのヒールエッジに好適に位置合わせされることができる。
【0019】
翼形状脚支持体22はまた、特定のライディング条件において好ましいであろう、他の方向への力伝達を向上させるためにも用い得る。たとえば、バックカントリーライディングのように、深いパウダーの中でライディングしている場合は、乗り手はボードのテールに寄りかかって、ボードの先端がパウダーの中に潜り込むことを防ぐのを望み得る。フリーカービングの場合は、乗り手はボードの先端に寄りかかって先端を駆動し、所望のターンを行なうことを望み得る。また、ボードのターン半径を変えるために、たとえば膝を互いに押し付けて近づけるかまたは離すことにより、対向する横向きの力を加えることを望み得る。この態様で力を加えると、地面に対するボードの弧を変える傾向があり、それによりターン半径の変化をもたらす。したがって支持体22は、上述のおよび他の乗り手の好みにおける所望の力伝達と支持とを提供するために好適な、乗り手によって選択可能ないかなる位置においても、ハイバック本体21に位置決めすることができる。
【0020】
翼形状脚支持体22は、乗り手の脚またはブーツの一部に概して適合しかつ受入れるよう整形された輪郭を有することができ、圧力点を減じボードの反応を高める。1つの例示的な実施例においては、支持体22は一般的にアーチ形状であり、所望の支持に対処するよう好適な位置に延在し得る。こうして、一実施例においては、支持体22はハイバック本体21に搭載される場合には、ハイバック本体21の柱に交軸して延在する平面に対して90°以上の弧に沿って延在し得る。別の実施例においては、支持体22は180°またはそれ以上に近づく弧に沿って延在し得る。さらなる別の実施例においては、支持体22は約15°から約180°の間の弧に沿って延在し得る。他の好適な弧の範囲は、当業者においては容易に理解されるであろうが、他の好適な形状をも用い得る。そのような例の1つにおいては、翼形状脚支持体の翼部分は、乗り手の脚またはブーツの側部の少なくとも一部に接触するよう搭載されていても平坦であるか、またはわずかなカーブを有し得る。
【0021】
示され説明される翼形状脚支持体は固定された形状を有するが、この考案はこの点に限定されるものではなく、しかも調節可能な形状の支持体をも用い得る。支持体の形状を調節するための好適な構成は、当業者においては容易に明らかとなるであろう。一例においては、支持体は2つ以上の構成要素を含み、第1の構成要素は調節可能であるか否かにかかわらずハイバックに固定され、第2の構成要素はたとえば入れ子様式などで第1の構成要素に対して可動であってもよい。さらなる構成要素もまた入れ子様式で第2の構成要素上に可動に搭載され得る。1つの構成要素が他の構成要素に対して移動すると、支持体の形状が変化し得る。
【0022】
支持体22のハイバック本体21への入れ子搭載を容易にするために、図2および図3に最良に示される一実施例においては、支持体22の本体部分34は、ハイバック本体21の内側表面40に適合するよう構成される搭載表面38を含む。たとえば、ハイバック本体21の内側表面40は、一般的に凹状の形状を有し、本体部分34の搭載表面38は一般的に凸状の形状を有し得る。これに代えて、搭載表面38は平坦であるかわずかなカーブを有し得る。そのような実施例においては、翼部分36の弧は搭載表面38に延在し得る。
【0023】
支持体22はハイバック内に入れ子になり、搭載表面38は内側表面40に入れ子になるよう示され説明されるが、この考案はこの点に限定されるものではなく、他の好適な搭載構成をも用い得る。たとえば、支持体はハイバックに調節可能に搭載されることにより、支持体がハイバックの外側表面に搭載されることができる。これに代えて、ハイバックは、支持体がハイバック内に搭載されることを可能にする、ポケットまたは他の好適な構成で構成されることができる。
【0024】
図2に最良に示されるように、ハイバック本体21は、支持体22が搭載されるハイバック本体21上に搭載領域43を規定する、縁41を含み得る。縁41はまた、支持体のハイバックに対する下方向の運動を妨げるために支持体と協働するよう、ハイバック本体21上に好適に配置されうこともできる。搭載領域43は、ハイバック本体21の残りの部分に対して窪みが付けられていてもよい。こうして、支持体22は、ハイバック本体の内側表面と支持体22の内側表面との間で実質的に平坦な平行移動を提供し得る態様でハイバック本体21に搭載されることができる。
【0025】
支持体22は、少なくとも1つの、好ましくは少なくとも2つのファスナ42によってハイバック本体21に搭載されることができる。1つの例示的な実施例においては、ファスナ42の各々は、ねじ44と「T」ナット46とを含む。しかしながら、この考案はこの点に限定されるものではなく、他の好適なファスナまたは締結手段を用い得る。たとえば、道具を必要としないファスナを用い得る。そのような道具を必要としないファスナの一例はカム起動クイックリリースファスナである。当業者においては、ハイバック本体21に対して支持体22の位置を乗り手が調節することを可能にする、他の好適なファスナを容易に理解できるであろう。
【0026】
支持体22のハイバック本体21への調節可能な搭載を容易にするために、支持体22は複数の装着点を含み得る。図2および図3に示す例示的な実施例においては、そのような複数の装着点を提供するために搭載スロット48を用い得る。この実施例においては、スロット48はハイバック本体21に対して横方向に延在し、それにより支持体22は矢印「A」に沿って調節可能に可動である(図1を参照)。特に、スロット48は上述のように直線方向または角度を有する方向のいずれに沿った運動も可能にする。
【0027】
再び上述のように、支持体22は垂直方向における運動に対しても搭載可能である。この配置においては、1つ以上の垂直方向に延在するスロット(図示せず)が本体部分34に形成されて、そのような垂直の運動を容易にする。もちろん、1つ以上のスロットがあらゆる所望の方向における運動を容易にするために、弧または他の好適な方向に沿って延在してもよい。
【0028】
支持体22をハイバック本体21に調節可能に搭載するために、他の好適な搭載構成をも用い得ることが理解されるであろう。たとえば、多数の組の横方向に延在し縦方向に間隔をあけられたスロットを用いることにより、所与の組のスロットが垂直方向の位置を選択的に固定し、支持体はこのスロットの組内で横方向に調節可能であってもよい。これに代えて、垂直方向に延在し横方向に間隔をあけられたスロットの多数の組を用いることにより、所与の組のスロットが横方向の位置を選択的に固定し、支持体はこのスロットの組内で縦方向に調節可能であってもよい。別の例においては、好適な孔パターンに形成された一連の孔を用い得る。孔パターンは、いかなる所望の方向における移動をも可能にするのに十分であり得る。
【0029】
上述のように、支持体22は、ハイバック本体21の側部のいずれからも延在し得る。図2および図3に示される例においては、スロット48は支持体の中線に沿って形成され、かつ支持体22の本体部分34の垂直軸を中心として対称的に配置される。この態様で、支持体22は示されるように搭載されるか、または180°反転されて搭載されて、ハイバック本体21の反対側の側部から延在し得る。この態様で対称的にスロット48を配置すると、乗り手が簡単に支持体を調節可能である。
【0030】
スロットまたは他の成形された孔は、支持体22がハイバック本体21の中央部に搭載されるよう本体部分34の垂直軸上に位置決めされてもよい。この態様で、支持体22はハイバック本体21のいずれの側からも延在するようにハイバック本体21に選択的に搭載されることができる。
【0031】
スロット48は対称的なパターンで形成されるが、この考案はこの点に限定されるものではなく、スロット48に対する他の好適な位置をも用い得る。たとえば、支持体がハイバック本体21のどちら側に搭載されるかに応じて、支持体がハイバック本体21上で垂直方向に高い位置または低い位置に位置決めされるよう、スロット48は中線よりも上またはそれよりも下に形成されることができる。さらに、スロット48は支持体22内に形成されるが、この考案はこの点に限定されるものではなく、スロット48または他の好適な搭載構成は、ハイバック本体21内に形成されてもよい。
【0032】
一実施例においては、翼形状脚支持体22は、支持体がハイバック本体21に対して横方向に滑動し得る付加的な装着点を含む。こうして、支持体22をハイバック本体21に搭載していた支持体22の一部は、ここではハイバック本体21から横方向に延在し、ハイバック本体21から横方向に延在していた支持体22の一部は、ここでは支持体22をハイバック本体21に搭載する。図4に示すように1っの例示的な実施例においては、支持体22は、ハイバックの第1の側部51から延在するよう構成される第1の部分47と、ハイバック本体21に搭載されるよう構成される第2の部分49とを含み得る。点線で示されるように、支持体22はハイバック本体21に対して矢印「C」に沿って滑動することにより第1の部分47はここで支持体22をハイバック本体21に搭載し、第2の部分49はハイバック本体21の第2の側部53から延在し得る。スロット57および59は、付加的な装着点を提供するよう用いられ、かつそのような横方向の滑動に対処するために第1および第2の部分47、49の間に延在し得る。
【0033】
支持体22は、ハイバックに対していかなる好適な位置にも搭載し得ることを理解されたい。たとえば、支持体はハイバックに中央に搭載されて、第1の部分47がハイバック本体21の第1の側部51から少なくとも部分的に延在し、かつ第2の部分49がハイバック本体21の第2の側部53から少なくとも部分的に延在し、それにより、ハイバック本体21の両方の側部に翼部分を提供し得る。
【0034】
乗り手に快適さを与え、かつ乗り手が支持体22に効率的に力を伝達し得る比較的高い摩擦を有する表面を提供するパッドを用いてもよい。この点において、パッドは乗り手のブーツの一部を掴み保持する役割を果たす。こうして、続けて図2から図3を参照すると、支持体22の内側表面50はここに接着されるパッド52を含む。ハイバック本体21の内側表面40はまた、ヒールの保持を向上させ、衝撃を吸収し、かつブーツおよび脚にわたる圧力分散を促進するための1つ以上の弾性パッド54をも含み得る。
【0035】
しかしながら、乗り手の快適さおよび掴みを向上させるために他の好適な構成を用い得ることを理解されたい。たとえば、一実施例においては支持体22は、射出成形などの従来のプラスチック成形技術を用いて快適性を提供する部分が支持体に一体化されて成形されたプラスチック材料から形成することができる。さらに、掴みを向上させるために粗くした表面は、支持体22の内側表面50上に形成することができる。
【0036】
支持体22は、少なくともファスナの一部を保持してファスナの固定を容易にするための、好適な構成を含み得る。こうして、図2に示す1つの例示的な実施例においては、支持体22は、搭載スロット48を中心として形成され、かつ「T」ナット46などのファスナの一部を保持するよう整形される窪み56を含み得る。この態様で、窪み56のサイドウォール58は、「T」ナット46と係合し、ファスナを固定するためにねじ44が回転される場合の「T」ナット46の回転を防ぐ。窪み56はまた、乗り手のブーツによって占有されている空間にファスナが突き出すことを防ぐことにより、支持体を用いている場合の不快感を減じる働きを果たす。示されるように支持体はそのような窪みを含むが、この考案はこの点に限定されるものではなく、他の好適な搭載構成をも用い得ることを理解されたい。
【0037】
支持体22のハイバック本体21への固定を向上させるために、支持体22は、ハイバック本体21上に形成される対応する複数の歯64(図2を参照)と係合するよう構成される複数の歯62(図3を参照)によって構成されることができる。歯は、支持体および/またはハイバック本体21に一体化して成形されることができる。この考案はこの点に限定されるものではなく、ハイバック本体21に対して支持体22の運動を制限するための他の好適な構成をも用い得ることを理解されたい。たとえば、支持体22(またはハイバック本体21)は、ハイバック本体21(または支持体22)内に形成される複数の嵌め合い窪みと係合する複数のピンを含み得る。これに代えて、支持体22の嵌め合い表面38および/またはハイバック本体21の内側表面40は粗くした表面を含み得る。
【0038】
力伝達の効率性は、乗り手によって作用する支持体の剛性またはスティフネスの関数である。こうして、続けて図2および図3を参照すると、支持体22は、本体部分34と翼部分36との間の接合部分に形成された強化部分70を含み得る。強化部分70は、支持体22の剛性を増すことにより、乗り手に起因する力が支持体22に加えられた場合に支持体22の撓みを減じ、かつ力伝達における効率性を向上させる。一実施例においては、強化部分70は、支持体22に成形し得る複数の強化リブ72を含む。別の実施例においては、強化部分は厚みをつけられた部分として構成される。これに代えて、翼部分36のスティフネスを増大させるために、翼部分36は本体部分34の厚みよりも大きな厚みを有し得る。
【0039】
しかしながら、強化部分70を必ずしも用いる必要はないことを理解されたい。この意味で、支持体22は所望の剛性を有するプラスチック以外の材料から形成し得る。たとえば、支持体は金属から形成し得るが、この場合強化部分を含む必要がないか、またはサイズを減じることができる。
【0040】
ハイバックは、快適さおよび制御のためにハイバックのスティフネスを変更する能力を乗り手に提供するよう構成されることができる。一実施例においては、ハイバック本体21はここに形成される開口部74を含むことができ、それによりここを中心として曲げ領域75が形成される。開口部74は一般的にスロット形状であるが、ハイバック本体21の所望の曲げ特徴を達成するためにいかなる好適に構成された開口部をも用い得る。少なくとも部分的に開口部74を塞ぎハイバックのスティフネスを所望のレベルに増大させるための、交換可能な曲げ制御要素を用い得る。そのような調節可能スティフネスハイバックは、同時係属中の米国特許出願番号第09/169,074号に記載されるが、これは同様にバ一トン・コーポレイションに譲渡され、ここに引用により援用される。しかしながら、ハイバックの柔軟性に対する変化は、当業者においては明らかである他のいかなる好適な態様によって実現化されてもよいことを理解されたい。たとえば、開口部ではなく、または開口部に加えて、選択された位置でハイバックの厚みを変化させることによりハイバックの柔軟性を増大させるか減少させてもよい。
【0041】
上述のように、力伝達の効率は支持体のスティフネスの関数であるので、比較的硬いハイバック本体21を備えた支持体22を用いることが望ましいであろう。こうして、上述のようにハイバック本体21が曲げ領域75を含む場合、曲げ領域の影響を減じるよう支持体22を構成することによりハイバック本体21のスティフネスを増大させてもよい。1つの例示的な実施例においては、支持体22は少なくとも部分的に開口部74を塞ぐ曲げ制御要素76を含み、ハイバックの剛性を増大させることができる。
【0042】
図2および図3に示されるように曲げ制御要素76は、ファスナ42を受けるための孔80を有する搭載タブ78を含むことにより、曲げ制御要素76をハイバック本体21に保持する。当業者においては、他の好適な搭載構成をも簡単に理解するであろう。
【0043】
別々の曲げ制御要素が示され説明されるが、曲げ制御要素は支持体22の本体部分34内に形成されることができることを留意されたい。たとえば、曲げ制御要素を支持体22の搭載表面38上に形成されてもよく、それにより、支持体がハイバック本体21上に搭載される場合に、曲げ制御要素は少なくとも部分的に開口部74を塞ぐ。
【0044】
この考案の1つの例示的な実施例においては、各々が特定のライディングの好みのために好適な独自の形状を有し、かつ各々がハイバック本体21に搭載可能である、複数の交換可能な脚支持体が提供される。こうして乗り手は、特定の乗り手の好みのために好適に成形された脚支持体を選択し、支持体をハイバック本体21に搭載し得る。もし乗り手がハイバックから支持体をはずすことを所望すれば、図3に示されるように充填部材82が、支持体22と交換されることができる。充填部材82は、内側表面50’に接着される好適な搭載表面38’およびパッド52’を含み得る。
【0045】
スノーボードの乗り手の脚は一般的に、バランス、制御および、特にジャンプの着地の際に衝撃をよりょく吸収するよう乗り手の脚が曲げられていることを確実にするために、ボードに対して前傾角度に保持される。乗り手の脚をそのようなスタンスに保持するために、典型的には「フォワードリーン」と呼ばれる位置においてハイバックはボードに対して傾けられる。ハイバックは、ヒールートウ方向における回転に対してスノーボード構成要素に搭載されることができ、それにより、乗り手が快適さ、制御および乗り手の特定のライディングスタイルのためにボードに対してハイバックのフォワードリーン角度を選択的に調節できる。1つの例示的な実施例においては、フォワードリーンは好適なフォワードリーンアジャスタ90を用いて調節することができる。
【0046】
ボードへの力伝達をさらに向上させるために、ハイバックはスノーボード構成要素にロックされてハイバックの構成要素に対する捩れを制限する。そのようなロックされた構成はフォワードリーンロックを用いて達成することができる。たとえば、フォワードリーンアジャスタ90は、ハイバック20を構成要素に解放可能に固定するようラッチ92を含み得る。ラッチはフック、ベイルまたは他の好適なハイバックを構成要素に固定するための構成として構成することができる。好適なロックの一例は、同時係属中の米国特許出願番号第08/780,722号に記載され、これはパートン・コーポレイションが所有し、ここに引用により援用される。捩れを制限するためにハイバック20を構成要素にロックする他の好適な構成をも用い得ることを理解されたい。そのようなロック構成はハイバックまたは構成要素、またはその両方の上でのいかなる好適な位置にも位置決めできる。
【0047】
ハイバック20は、ビンディングまたはブーツなどのいかなる好適なスノーボード構成要素にもボード制御を容易にする態様で搭載することができる。1つの例示的な実施例においては、図5に示すように、ハイバックはビンディング100に搭載される。ビンディングはスノーボード104に搭載可能であるベースプレート102と、好ましくは調節可能ストラップである1つ以上のビンディングストラップとを含むが、該ビンディングストラップはベースプレート102に装着されてブーツ(図示せず)をスノーボード104に固定する。ハイバックの両側の側部25から延在する側部アーム24は、横方向の回転および/またはフォワードリーンのためにベースプレート102のサイドボードに旋回的に搭載されるが、横方向の回転および/またはフォワードリーンを可能にするか否かにかかわらず、他の好適なハイバック20をベースプレートに装着するための構成をも用い得る。示されるように、ビンディング100は、乗り手のヒールを押さえるために脚首部分をわたって延在する脚首ストラップ106と、ブーツの前部分を横切り延在しこれを押さえるトウストラップ108とを含み得る。しかしながら、ビンディング100は他のストラップ構成をも実現化し得ることを理解されたい。
【0048】
しかしながらこの考案のハイバック20は、いかなる特定の種類のビンディングにも限定されるものではない。たとえば、ハイバックは、スノーボードブーツ上に提供される対応する特徴と直接または間接的に係合するロック機構を含むステップインスノーボードビンディングによって実現化されてもよい。ハイバックは、上述のビンディングと同様の態様でビンディングベースプレートに搭載し得る。
【0049】
別の実施例においては、ハイバック20はスノーボードブーツに搭載される。図6に示されるように、ハイバック20はブーツ120のヒール領域に搭載される。側部アーム24は好ましくはブーツ120の脚首部分よりも下に装着されて、横方向の回転および/またはフォワードリーンを容易にするが、横方向の回転および/またはフォワードリーンを可能にするか否かにかかわらず、ハイバックをブーヅに装着するための他のいかなる好適な構成をも用い得る。側部アーム24は、ねじ、リベットなどの側部アームの各々を貫通するいかなる好適なファスナ124を用いても、好ましくは強化された装着点122でブーツ120に装着されることができる。
【0050】
別の実施例においては、ハイバックはブーツをビンディングにインターフェイスさせるための取外し可能なビンディングインターフェイスに搭載される。図7に示す実施例に示されるように、インターフェイス140は、点線で示されるブーツ146の脚首部分をわたって配置されるべき本体142と少なくとも1つの調節可能ストラップ144とを含む。ハイバック20は、ハイバックの側部アーム24を貫通する好適なファスナ147を用いてインターフェイス本体142のサイドウォールに搭載されるが、横方向の回転および/またはフォワードリーンを可能にするか否かにかかわらず、ハイバックをビンディングインターフェイスに装着するための他の好適な構成をも用い得る。インターフェイスの本体142は、当業者においては明らかとなるであろうが、ビンディング152上の対応の係合部材150と係合するよう適合される1つ以上の嵌め合い特徴148を含み得る。そのようなビンディングインターフェイス140とビンディング152との例は、パートン・コーポレイションがともに所有し、ここに引用により援用される米国特許出願第09/062,131号に詳細に記載される。
【0051】
理解を助けるために、かつこの考案の範囲を限定することなく、この考案が向けられる、創意に富む翼形状脚支持体を備えたハイバックは、スノーボードと併せて用いられるブーツまたはビンディングに関して特に説明された。しかしながら、この考案は他の種類の滑走ボードに関連して用い得ることを理解されたい。こうして、この考案の目的のために、「滑走ボード」は一般的に、スノーボード、スノースキー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフボードおよび他の乗り手が表面上を移動できるボード型の装置などの、地面に沿って滑走するために特に構成されたボードを指す。
【0052】
この考案のいくつもの実施例を詳細に説明したので、さまざまな変更および改良が当業者においては容易に想起されるであろう。そのような変更および改良はこの考案の精神および範囲内にあるものと意図される。したがって、上述の説明は例示のためのみであり、限定的とは意図されない。この考案は、前掲の実用新案登録請求の範囲およびその等価物によって定義されるようにのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1つの例示的な実施例に従った、翼形状脚支持部材を備えたハイバックの斜視図である。
【図2】図1のハイバックの一部の拡大斜視図である。
【図3】図1のハイバックの拡大後部斜視図である。
【図4】この考案の別の局面に従った、翼形状脚支持体の斜視図である。
【図5】この考案の別の局面に従った、スノーボードビンディングの例示的な実施例に組入れられるハイバックの斜視図である。
【図6】この考案のさらなる局面に従ったスノーボードブーツの例示的な実施例に組入れられるハイバックの側面図である。
【図7】この考案の別の局面に従った、取外し可能なビンディングインターフェイスの例示的な実施例に組入れられたハイバックの斜視図である。
Claims (57)
- 乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いるためのハイバックであって、前記構成要素に装着されかつ乗り手の脚の後ろ部分によって接触されるよう構築され配置されるハイバック本体と、前記ハイバック本体から横方向に調節可能に延在する翼形状脚支持体とを含み、前記支持体は、乗り手の脚と協働して乗り手の脚から前記ハイバック本体に力を伝達するよう構築され配置され、前記支持体は、乗り手が前記ハイバック本体に対する支持体の位置を選択的に調節し得るよう、前記ハイバック本体に対して複数の位置の間で可動である、ハイバック。
- 前記複数の位置は、複数の直線状の位置および複数の角度を有する位置のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のハイバック。
- 前記支持体は、前記支持体が前記ハイバック本体の第1の側部から延在する第1の横方向の位置および、前記支持体が前記ハイバック本体の第2の側部から延在する第2の横方向の位置のうちの1つで、前記ハイバック本体に選択的に搭載するよう構築され配置される、請求項1に記載のハイバック。
- 前記支持体は前記ハイバック本体に搭載されて前記支持体が前記ハイバック本体の第1の側部から延在し、前記ハイバックは前記ハイバック本体に搭載される第2の翼形状脚支持体を含んで前記第2の支持体が前記ハイバック本体の第2の側部から延在する、請求項1に記載のハイバック。
- 前記支持体は、中に形成される少なくとも1つのスロットを含み、前記支持体の前記ハイバック本体への調節可能な搭載を容易にする、請求項1に記載のハイバック。
- 前記支持体は、乗り手の脚の一部に適合するよう整形される、請求項1に記載のハイバック。
- 前記支持体は、アーチ状に整形される、請求項1に記載のハイバック。
- 前記支持体は、横方向に延長する、請求項1に記載のハイバック。
- 前記支持体は、前記ハイバック本体と嵌め合い係合し前記支持体を複数の位置のうちの1つに維持する複数の歯を含む、請求項1に記載のハイバック。
- 前記ハイバック本体は、前記支持体の複数の歯と嵌め合い係合する複数の歯を含む、請求項9に記載のハイバック。
- 前記ハイバック本体は、前記支持体に向き合う内側表面を含み、前記内側表面は一般的に凹状の形状を有し、前記支持体は、前記ハイバック本体の内側表面の一般的に凹状の形状に適合する形状を有する搭載表面を含む、請求項1に記載のハイバック。
- 前記支持体は、前記ハイバック本体に反する内側表面を含み、前記支持体は、前記内側表面の少なくとも一部に搭載されるパッドを含む、請求項1に記載のハイバック。
- 前記ハイバック本体に搭載され、かつ前記構成要素に対して複数の位置のうちの1つにおいて前記ハイバックを選択的に位置決めするよう前記構成要素と協働するよう構築され配置される、フォワードリーンアジャスタをさらに含む、請求項1に記載のハイバック。
- 前記フォワードリーンアジャスタは、前記ハイバック本体を前記構成要素にロックするよう構築され配置されるフォワードリーンロックを含む、請求項13に記載のハイバック。
- 前記構成要素との組合せにおいて、前記ハイバック本体は前記構成要素に搭載される、請求項1に記載のハイバック。
- 前記ハイバック本体は前記構成要素に旋回的に搭載される、請求項15に記載の組合せ。
- 前記ハイバック本体は、前記構成要素に対して複数のフォワードリーン位置のうちの1つに選択的に位置決めし得る、請求項16に記載の組合せ。
- 前記ハイバック本体が前記構成要素に対して捩れることを防ぐよう、前記ハイバック本体は前記構成要素にロック可能である、請求項16に記載の組合せ。
- 前記ハイバック本体は、前記構成要素に対する横方向の回転のために前記構成要素に搭載される、請求項13に記載の組合せ。
- 前記構成要素はスノーボードビンディングである、請求項15に記載の組合せ。
- 前記構成要素はスノーボードブーツである、請求項15に記載の組合せ。
- 前記構成要素は、スノーボードビンディングを備えたスノーボードブーツとインターフェイスするよう構築され配置される、取外し可能ビンディングインターフェイスである、請求項15に記載の組合せ。
- 乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いるためのシステムであって、
前記構成要素に搭載されかつ乗り手の脚の後ろ部分によって接触されるよう構築され配置されるハイバックと、
複数の交換可能脚支持体を含み、前記支持体の各々は、前記ハイバックに搭載されかつ前記ハイバックから横方向に延在するよう構築され配置され、前記支持体の各々は、乗り手の脚から前記ハイバックへ力を伝達するために乗り手の脚と協働するよう構築され配置される、システム。 - 前記支持体のうち少なくとも1つは、前記ハイバックに対して複数の位置の間で取外し可能に前記ハイバックに搭載され、乗り手が前記ハイバックに対する支持体の位置を選択的に調節し得るよう構築され配置される、請求項23に記載のシステム。
- 前記複数の位置は、複数の直線的位置と複数の角度のある位置のうちの少なくとも1つを含む、請求項24に記載のシステム。
- 少なくとも1つの支持体は、前記支持体が前記ハイバックの第1の側部から延在する第1の横方向の位置および、前記支持体が前記ハイバックの第2の側部から延在する第2の横方向の位置のうちの1つで、前記ハイバック本体に選択的に搭載されるよう構築され配置される、請求項23に記載のシステム。
- 第1の支持体は、前記ハイバックに搭載可能であり、それにより前記第1の支持体は、第1の支持体が前記ハイバックに搭載される場合に前記ハイバックの第1の側部から延在し、第2の支持体は、前記ハイバックに搭載可能であり、それにより第2の支持体が前記ハイバックに搭載される場合に前記ハイバックの第2の側部から延在する、請求項23に記載のシステム。
- 少なくとも1つの支持体は、中に形成される少なくとも1つのスロットを含み、少なくとも1つの支持体の前記ハイバックへの調節可能な搭載を容易にする、請求項23に記載のシステム。
- 支持体の各々は独自の形状を有する、請求項23に記載のシステム。
- 少なくとも1つの支持体は、乗り手の脚の一部に適合するよう整形される、請求項23に記載のシステム。
- 少なくとも1つの支持体はアーチ状に整形される、請求項23に記載のシステム。
- 前記支持体は横方向に延長する、請求項23に記載のシステム。
- 少なくとも1つの支持体は、前記支持体が前記ハイバックに搭載される場合に前記ハイバックと嵌め合い係合するよう構築され配置される複数の歯を含み、前記支持体を複数の位置のうちの1つに維持する、請求項24に記載のシステム。
- 前記ハイバックは、前記支持体が前記ハイバックに搭載される場合に少なくとも1つの支持体の複数の歯と嵌め合い係合するよう構築され配置される複数の歯を含む、請求項33に記載のシステム。
- 前記ハイバックは、搭載された場合に支持体に向き合う内側表面を有し、前記内側表面は一般的に凹状の形状を有し、支持体のうちの少なくとも1つは前記ハイバックの内側表面の一般的に凹状の形状と適合する形状を有する搭載表面を含む、請求項23に記載のシステム。
- 少なくとも1つの支持体は、搭載された場合に前記ハイバックに反する内側表面を含み、前記少なくとも1つの支持体は、前記内側表面の少なくとも一部に搭載されるパッドを含む、請求項23に記載のシステム。
- 前記複数の支持体と交換可能である充填パッドをさらに含み、前記充填パッドは第1および第2の側部を有し、前記ハイバックは、第1および第2の側部を有し、前記充填パッドは前記ハイバックに搭載されて前記充填パッドの前記側部が前記ハイバックの側部の境界内に制限されるよう構築され配置される、請求項23に記載のシステム。
- 前記ハイバックに搭載されかつ前記構成要素と協働して構成要素に対して複数の位置のうちの1つに前記ハイバックを選択的に位置決めするよう構築され配置されるフォワードリーンアジャスタをさらに含む、請求項23に記載のシステム。
- 前記フォワードリーンアジャスタは、前記ハイバックを前記構成要素にロックするよう構築され配置されるフォワードリーンロックを含む、請求項38に記載のシステム。
- 前記構成要素との組合せにおいて、前記ハイバックは前記構成要素に搭載される、請求項23に記載のシステム。
- 前記ハイバックは前記構成要素に旋回的に搭載される、請求項40に記載の組合せ。
- 前記ハイバックは、前記構成要素に対して複数のフォワードリーン位置のうちの1つに選択的に位置決め可能である、請求項41に記載の組合せ。
- 前記ハイバックは、前記構成要素に対する前記ハイバックの捩れを防ぐために構成要素にロック可能である、請求項41に記載の組合せ。
- 前記ハイバックは、前記構成要素に対する横向きの回転のために前記構成要素に搭載される、請求項40に記載の組合せ。
- 前記構成要素はスノーボードビンディングである、請求項40に記載の組合せ。
- 前記構成要素はスノーボードブーツである、請求項40に記載の組合せ。
- 前記構成要素は、スノーボードビンディングを備えたスノーボードブーツとインターフェイスするよう構築され配置される取外し可能ビンディングインターフェイスである、請求項40に記載の組合せ。
- ハイバックと併せて用いるための翼形状脚支持体であって、前記ハイバックは乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いるためのものであり、前記支持体は、
本体部分と、
前記本体部分から延在し、乗り手の脚と協働して乗り手の脚から前記ハイバックに力を伝達するよう構築され配置される翼部分と、
支持体を前記ハイバックに対して複数の位置で搭載することにより、乗り手が支持体の位置を前記ハイバックに対して選択的に調節し得るよう構成され配置される本体部分上に形成される複数の装着点とを含む、支持体。 - 複数の装着点は少なくとも1つのスロットを含む、請求項48に記載の支持体。
- 前記翼部分は、乗り手の脚の一部と適合するよう整形される、請求項48に記載の支持体。
- 前記翼部分はアーチ状に整形される、請求項48に記載の支持体。
- 前記本体部分は、前記支持体が前記ハイバックに搭載される場合に前記ハイバックと嵌め合い係合するよう構築され配置される複数の歯を含み、前記支持体を複数の位置のうちの1つに維持する、請求項48に記載の支持体。
- 前記支持体は、搭載された場合に前記ハイバックに反する内側表面を含み、前記支持体は前記内側表面の少なくとも一部に搭載されるパッドを含む、請求項48に記載の支持体。
- ハイバックと併せて用いるための翼形状脚支持体であって、前記ハイバックは、乗り手の脚とインターフェイスしかつ滑走ボードによって支持可能である構成要素と併せて用いるためのものであり、前記支持体は、
本体部分と、
前記本体部分から延在し、乗り手の脚と協働して乗り手の脚から前記ハイバックに力を伝達するよう構築され配置される翼部分と、
前記本体部分と前記翼部分との間に形成される強化部分とを含む、支持体。 - 前記強化部分は、複数の強化リブを含む、請求項54に記載の支持体。
- 前記翼部分は、前記本体部分の厚みよりも大きな厚みを含む、請求項54に記載の支持体。
- 前記本体部分は、前記ハイバックに対して複数の位置に支持体を搭載することにより、乗り手が支持体の位置を前記ハイバックに対して選択的に調節し得るよう構築され配置される複数の装着点を含む、請求項54に記載の支持体。
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