JP3103151U - リニアガイドの低騒音ボール装置 - Google Patents

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李茂▲トゥ▼
李訓呈
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國際直線科技股▲分▼有限公司
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Abstract

【課題】ボール部品が循環湾曲時において挟み込み作用を発生せず、循環運動時の摩擦力の発生を抑えた、リニアガイドの低騒音ボール装置の提供。
【解決手段】スライド座部、循環器、弧状抗引部、仕切り部及びボール部品から成り、該仕切り部の間に該弧状抗引部が設置されて該仕切り部と連結され、且つ、該仕切り部の間に形成された収納空間に前記ボール部品が設置され、また、該仕切り部両側に斜め方向に直線移動接触面及び循環移動接触面をそれぞれ設け、該ボール部品が前記スライド座部の直孔内で移動するとき、該仕切り部の直線移動接触面及び循環移動接触面が該ボール部品と相互に接触し、該ボール部品と仕切り部の接触点を該ボール部品の中心位置に保持し、また、前記弧状抗引部は、点接触方式で導引層に接触し、該弧状抗引部は循環経路全体において、線摩擦方式でのみ該導引槽に接触し、且つ、該弧状抗引部の弧状曲線の連結を特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本考案は、弧状抗引部が導引槽と点状に接触し、該弧状抗引部が弧状の曲線で接続され、ボール部品が循環湾曲時において挟み込み作用を発生しない、リニアガイドの低騒音ボール装置に関する。
図1に示すように、従来品は仕切り部Bの間にいかなる抗引部も連結されておらず、ボール部品Aが循環するとき、該仕切り部Bの離脱偏移現象が発生しやすく、該ボール部品Aの運転が円滑でなくなってしまう。
図2に示すように、別の従来品は、保持器Cの抗引部Eの非可曲性段部Fの長さが可曲性段部Gの長さより長いか、可曲性段部Gの長さを最長化することができず、且つ、連結部Dと抗引部Eの連結部分の断面積が大きすぎ、抗引部Eの非可曲性段部Fの長さが長くなってしまい、保持器Cが循環運動において大きな摩擦力(図2−1参照)と大きな挟み込み作用Pを発生するという欠点がある。
図3に示すように、直孔Jと循環孔Kは相通しており、ボール部品Lが循環移動できる構造になっているが、スライド座部Hと循環器Iの組立てにおいて、製造公差偏移距離Mと鋭角Nが生じやすい。
図4に示すように、スライド座部H内にネジ孔Tと直孔管Rが設置され、該ネジ孔Tの有効な深さは一定の深さであるため、往々にして該スライド座部HとガイドSの組立て高さUに影響し、且つ、該スライド座部HとガイドSの組立て高さUは、様々な使用状況に合わせその高さを自由に調節することはできない。
本考案は、弧状抗引部が導引槽と点状に接触し、該弧状抗引部が弧状の曲線で接続され、ボール部品が循環湾曲時において挟み込み作用を発生しない、リニアガイドの低騒音ボール装置の提供を目的とする。
図5、図6に示すように、本考案はスライド座部1、循環器9、弧状抗引部5、仕切り部3、仕切り部6及びボール部品4から成り、そのうち、前記仕切り部3と6の間に前記弧状抗引部5が設置され、該仕切り部3、6と連結され、且つ、該仕切り部3と仕切り部6の間に収納空間が形成され、前記ボール部品4が該収納空間に設置される。また、前記仕切り部6に直線移動接触面7と循環移動接触面8を設け、該ボール部品4が、前記スライド座部1の直孔2内で移動するとき、前記仕切り部6の直線移動接触面7と循環移動接触面8が該ボール部品4と相互に接触し、位置移動が安定する効果が得られ、同時に、該ボール部品4の該仕切り部3、6との接触点を中心位置に保持することができ、より実用的である。
また、前記弧状抗引部5は、導引槽11と点接触を形成し、該弧状抗引部5は循環経路全体において線摩擦方式でのみ該導引槽11と接触し、且つ、該弧状抗引部5の弧状曲線の連結により、前記ボール部品4の循環湾曲時において挟み込み作用が生じにくくなり、循環を円滑にすることができる。
図11に示すように、スライド座部1上にネジ孔16を設け、該ネジ孔16と該スライド座部1内の直孔管孔171は相通しており、且つ、直孔管7を該直孔管孔171内に挿入する。これにより、前記ボール部品4が該直孔管17の孔内で円滑に循環運動を行なうことができ、前記ネジ孔16と直孔管孔171が相通している構造により、該ネジ孔16の有効深さ15がより深くなり、ネジの固定強度を向上することができる。また、図12に示すように、該ネジ孔16の有効深さ15は一定とすることができ、前記スライド座部1の厚さを薄くし、該スライド座部1とガイド20の組立て高さ21を使用状況に応じ自由に調節することができ、使用上の利便性が高く、製品の互換使用が可能となる。
図11に示すように、前記直孔管17内及び導引線22にそれぞれオイル空間18、19を設け、潤滑油をその内部に入れ、自動潤滑効果を得てもよい。
ボール部品4が移動するとき、仕切り部6の直線移動接触面7及び循環移動接触面8と該ボール部品4が相互に接触し、安定した位置移動ができる。且つ、弧状抗引部5の弧状曲線の連結により、該ボール部品4が循環湾曲時において挟み込み作用が発生しにくい。
さらに、図7及び図8に示すように、本考案は前記仕切り部3、6を包覆式仕切り部12としてもよく、これにより、前記ボール部品4は接触部位が露出するのみとなり、移動がより円滑になり、騒音を抑えることができる。
また、本考案はさらにスライド座部1と循環器9の接触面上の直孔2、循環孔10、導引槽11、循環孔導引槽111の端面周囲に円滑曲線13(図9参照)をそれぞれ設け、且つ、前記弧状抗引部5と仕切り部3の接続湾曲箇所に弧辺部14(図9−1参照)を設け、該ボール部品4、弧状抗引部5の循環移動をより円滑にすることができる。
さらに、本考案は、前記弧状抗引部5及び仕切り部3、6を、図10に示すように、連続式の排列方式とし、循環を円滑にすることができる。
また、本考案は前記弧状抗引部5を、曲げ性を備えた材質の弧状抗引部とし、該ボール部品4の循環時において騒音を抑えることができる。
従来品の欠点は以下の通りである。
1.
仕切り部が離脱偏移を起こしやすい。
2.
ボール部品の運転が円滑でない。
3.
保持器が循環運動において大きな摩擦力と循環湾曲時に挟み込み作用を生じやすい。
4.
スライド座部と循環器の組み合わせが製造公差偏移距離と鋭角を発生し易い。
5.
使用寿命が短く、使用コストが高い。
6.
スライド座部とガイドの組立て高さを自由に調整することができない。
本考案の長所は以下の通りである。
1.
仕切り部が離脱偏移を起こしにくい。
2.
ボール部品の運転が円滑である。
3.
大きな摩擦力と挟み込み作用を生じない。
4.
スライド座部と循環器に円滑曲線が設けられ、位置移動がなく円滑である。
5.
リニアガイドの使用寿命を延長できる。
6.
仕切り部の接触点をボール部品の中心位置に維持でき、摩擦力を抑えることができる。
7.
使用コストを抑えることができる。
8.
スライド座部とガイドの組立て高さを自由に調整できる。
従来品の仕切り部の循環における離脱発生を示す透視図である。 図1とは別の従来品の保持器の立体図である。 図2の抗引部が循環回転において生じる大きな挟み込み作用を示す平面図である。 図1、図2とは別の従来品の部分透視図である。 図1、図2、図3とは別の従来品の透視図である。 本考案のリニアガイドの平面図である。 本考案の弧状抗引部の平面図である。 本考案の仕切り部の別の実施例を示す平面図である。 本考案の仕切り部の別の実施例を示す平面図である。 本考案の別の実施例を示す平面部分拡大図である。 図9の抗引部と仕切り部の側面図である。 本考案の抗引部と仕切り部を連続排列方式とした場合の平面図である。 本考案の組立後の状態を示す平面図及び部分拡大図である。 本考案の別の組立後の状態を示す平面図及び部分拡大図である。
符号の説明
A ボール部品
B 仕切り部
C 保持器
D 連結部
E 抗引部
F 非可曲性段部
G 可曲性段部
H スライド座部
I 循環器
J 直孔
K 循環孔
L ボール部品
M 製造公差偏移距離
N 鋭角
P 挟み込み作用
R 直孔管
S ガイド
T ネジ孔
U 組立て高さ
1 スライド座部
2 直孔
3 仕切り部
4 ボール部品
5 弧状抗引部
6 仕切り部
7 直線移動接触面
8 循環移動接触面
9 循環器
10 循環孔
11 導引槽
111 循環孔導引槽
12 包覆式仕切り部
13 円滑曲線
14 弧辺部
15 有効深さ
16 ネジ孔
17 直孔管
171 直孔管孔
18 オイル空間
19 オイル空間
20 ガイド
21 組立て高さ
22 導引線

Claims (7)

  1. リニアガイドのボール装置であって、スライド座部、循環器、弧状抗引部、仕切り部及びボール部品から成り、該仕切り部の間に該弧状抗引部が設置され、該仕切り部と連結され、且つ、該仕切り部の間に形成された収納空間に前記ボール部品が設置され、また、該仕切り部両側に斜め方向に直線移動接触面及び循環移動接触面をそれぞれ設け、該ボール部品が前記スライド座部の直孔内で移動するとき、該仕切り部の直線移動接触面及び循環移動接触面が該ボール部品と相互に接触し、該ボール部品と仕切り部の接触点を該ボール部品の中心位置に保持し、また、前記弧状抗引部は、点接触方式で導引層に接触し、該弧状抗引部は循環経路全体において、線摩擦方式でのみ該導引槽に接触し、且つ、該弧状抗引部の弧状曲線の連結を特徴とするリニアガイドの低騒音ボール装置。
  2. 前記仕切り部を包覆式の仕切り部とし、該包覆式の仕切り部が前記ボール部品を内部に包み込み、該ボール部品の接触部位のみが露出される請求項1に記載のリニアガイドの低騒音ボール装置。
  3. 前記スライド座部と循環器の接触面上の直孔、循環孔、導引槽、循環孔導引槽の端面周囲に円滑曲線をそれぞれ設け、且つ、前記弧状抗引部と仕切り部の接続湾曲箇所に弧辺部を設けた請求項1に記載のリニアガイドの低騒音ボール装置。
  4. 前記弧状抗引部と仕切り部を連続排列方式とした、請求項1に記載のリニアガイドの低騒音ボール装置。
  5. 前記ボール部品がボールとローラーを含む請求項1に記載のリニアガイドの低騒音ボール装置。
  6. 前記弧状抗引部が曲げ性を備えた材質である請求項1に記載のリニアガイドの低騒音ボール装置。
  7. リニアガイドのボール装置であって、スライド座部、循環器、弧状抗引部、仕切り部及びボール部品から成り、該仕切り部の間に該弧状抗引部が設置され、該仕切り部と連結され、且つ、該仕切り部の間に形成された収納空間に前記ボール部品が設置され、また、該仕切り部両側に斜め方向に直線移動接触面及び循環移動接触面をそれぞれ設け、該ボール部品が前記スライド座部の直孔内で移動するとき、該仕切り部の直線移動接触面及び循環移動接触面が該ボール部品と相互に接触し、該ボール部品と仕切り部の接触点を該ボール部品の中心位置に保持し、また、前記弧状抗引部は、点接触方式で導引層に接触し、該弧状抗引部は循環経路全体において、線摩擦方式でのみ該導引槽に接触し、且つ、該弧状抗引部の弧状曲線の連結を特徴とし、さらに、該スライド座部上にネジ孔を設け、該ネジ孔と該スライド座部内の直孔管孔が相通しており、且つ、直孔管を該直孔管孔内に挿入して設置し、前記ボール部品が該直孔管孔内で円滑に循環運動し、前記ネジ孔と直孔管孔が相通した構造により、該ネジ孔の有効深さを深く設計することができ、ネジ強固に固定でき、且つ、該ネジ孔の有効深さを固定化し、該スライド座部の厚さを薄くして該スライド座部とガイドの組立て高さを自由に調整可能とし、また、該直孔管内及び抗引部導引線の一方の側に潤滑油を収納するオイル空間を設けたリニアガイドの低騒音ボール装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219022A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 Thk株式会社 運動案内装置

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