JP3102997U - 墓石用リン - Google Patents

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阿部俊雄
阿部一博
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阿部俊雄
阿部 一博
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Abstract

【課題】 墓前に固定的に設置できる墓石用リンを提供する。
【解決手段】 ステンレス鋼製碗状で下方部分に水抜き孔11を設けたリン体部(リン体1)と、リン体部下方に位置する台部(台体2)と、上下に配置されたリン体部を墓標前の石台座や石製供物台(設置箇所A)に中空支持するための連結部(連結体3)とを備えてなり、連結部を墓標前の石台座や石製供物台などの設置箇所Aに穿った設置穴Bに差し入れ、必要に応じてモルタルCなど固定することで、墓標前に響鳴可能なリンを設置できる。
【選択図】 図3

Description

本考案は、墓標前の石台座や石製供物台に固定設置する墓石用リンに関するものである。
リンは金属製の碗体で、リン座(鈴布団)に載置して仏壇前に設置されている。特に鈴布団を採用しない例として、台座を設けることが提案されている(特許文献1)。
登録実用新案第3054607号公報。
ところで、リンは読経に合わせて打撃して金音を鳴らすものであるが、墓前においての読経に際しては、持手の上部にリンを固定した器具を携帯して使用している。
そこで本考案は、携帯の不便さを解消した墓前に固定的に設置できる新規な墓石用リンを提案したものである。
本考案に係る墓石用リンは、ステンレス鋼製碗状で下方部分に水抜き孔を設けたリン体部と、リン体部下方に突設して、リン体部を墓標前の石台座や石製供物台に中空支持する連結部とを備え、又は前記リン体部と連結部と、リン体部下方に位置する台部とを備えてなることを特徴とするものである。
従って連結部を墓標前の石台座や石製供物台に穿った設置穴に差し入れ、必要に応じてモルタルなどで固定することで、墓標前に響鳴可能に中空支持としたリンを設置できることになり、ステンレス製のため風雨に耐え得るし、また水も溜まらないので、屋外設置としても何らの支障も生じない。
また本考案(請求項3)は、前記リンにおいて、連結部の固定用下方突出部を下端が拡張部分となった棒状に形成してなるもので、設置穴への埋設に際して拡張部分が抜け止めとなる。
また本考案(請求項4)は、リン体部を碗状体の独立部材のリン体に形成し、台部が上面板を備えた台体に形成すると共に、前記リン体の底面及び台体の上面板の各々の中心に装着透孔を設け、連結部を棒状の連結体とし、連結体の上方部分にボルトナット螺合構造を採用し、リン体及び台体の装着透孔を貫通するボルト体でリン体及び台体を固定してなるものであるから、連結体を設置穴に埋設固定した後に台体及びリン体を組み立てることができる。
以上の構成を採用した墓石用リンは、墓前設置(墓標前の石台座や石製供物台への設置)がなされることで、墓前での読経においてもリンを使用することができ、リン携帯の不便さを解消したものである。
また連結部の下方構造の特定(請求項2)並びに各部材の独立構成(請求項3)によって、墓前へのリンの設置が確実且つ容易になったものである。
次に本考案の実施形態について説明する。図1乃至3に示した実施形態の墓前用リンは、リン体1と、台体2と、連結体3と、ナット4で構成されているものである。尚前記の各部材はステンレス鋼で形成されているものである。
リン体1は、従前のリンと同様に厚さ4〜6mm程度の金属板で碗状に形成されており、下方部分に水抜き孔11と、中心に装着透孔12を穿設したもので、水抜き孔11は後述する台体2の上面部21から外れる位置に設けてなり、装着透孔12は、後述する連結体3の先端ボルト部32と対応する径としたものである。
台体2は、上面部21と周面部22とで構成される伏せ碗形状で、上面部21の中心に装着透孔23を穿設してなる。
連結体3は、ボルトを上下逆にした形状で、下方部に拡張部31を備え、上部はネジを刻設したボルト部32としたものである。尚連結体3の長さは、後述する墓前設置に対応する長さとするものである。
而して前記墓前用リンは、墓標前の石台座や石製供物台など設置箇所Aに設置穴Bを穿設し、連結体3の下方部分を当該設置穴BにモルタルC等の充填材と共に差し入れ、連結体3を直立状態で固定する。
次に台体2を連結体3に被冠し、装着透孔23からボルト部32を突出させて設置箇所A上に載置する。
更にリン体1を台体2の上面部21上に載置すると共に、装着透孔12からボルト部32を突出させ、突出部分にナット4を螺合緊締すると、台体2がリン体1を介して設置箇所Aに強く押し付けられて、全体が一体化するものである。
従って、墓前においては、連結体3を直立に固定することで墓前用リンの設置が容易になされ、墓前読経におけるリンの使用が実現するものである。
また本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば図4、5に例示するとおり、連結体3aのネジ螺合構造を前記実施形態と逆にしても良い。
即ち連結体3aの上部にはナット部33を設け、連結体3aを墓前の所定箇所に埋設直立させた後、前記実施形態と同様に台体2及びリン体1をナット部33上に位置させ、ネジ体5を、装着透孔12,23を通してナット部33に螺合緊締することで、全体を一体化できる。
特にネジ体5にはパッキン51を使用することで、台体2内部への雨水の侵入が防止できるし、リン体1の内底部分にはネジ体5の頭部が露出するに過ぎないので、ナット体4を使用した前記実施形態よりも見栄えが良い。
もちろん本考案は、前記実施形態並びに変形例の独立部材の組み合わせに限定されるものではなく、例えば台体を独立部材とせずに、リン体下方に垂設してリン体の一部として構成するようにしても良い。また連結部も前記した連結体に限定されず、台部に付設する構成でも良い。
更に本考案は、図6に例示するとおり、碗状のリン体部1bの下方に直接連結部3bを溶接したものでも良いし、また台部(台体)を省略しても良い。また設置箇所Aに前記連結部3bが挿入される設置穴B1を設けて、連結部(連結体)3bを差し入れてリンの設置を行うようにしても良い。
本考案の実施形態の分解斜視図。 同連結体の埋設説明図。 同組み立て断面図。 同連結体の別例説明図。 同別例の組み立て断面図。 同別の実施形態の説明図。
符号の説明
1 リン体
1b リン体部
11 水抜き孔
12 装着透孔
2 台体
21 上面部
22 周面部
23 装着透孔
3,3a 連結体
3b 連結部
31 拡張部
32 ボルト部
33 ナット部
4 ナット体
5 ネジ体
51 パッキン

Claims (6)

  1. ステンレス鋼製碗状で下方部分に水抜き孔を設けたリン体部と、リン体部下方に突設して、リン体部を墓標前の石台座や石製供物台に中空支持する連結部とを備えてなることを特徴とする墓石用リン。
  2. ステンレス鋼製碗状で下方部分に水抜き孔を設けたリン体部と、リン体部下方に位置する台部と、リン体部を墓標前の石台座や石製供物台に中空支持するために台部下縁より下方に突出する連結部とを備えてなることを特徴とする墓石用リン。
  3. 連結部の下端が拡張部分となった棒状に形成してなる請求項1又は2記載の墓石用リン。
  4. リン体部を碗状体の独立部材のリン体に形成し、台部が上面板を備えた台体に形成すると共に、前記リン体の底面及び台体の上面板の各々の中心に装着透孔を設け、連結部を棒状の連結体とし、連結体の上方部分にボルトナット螺合構造を採用し、リン体及び台体の装着透孔を貫通するボルト体でリン体及び台体を固定してなる請求項2又は3記載の墓石用リン。
  5. 連結体としてボルト棒を採用し、リン体内底面に突出した連結体先端に、ナット体を螺合してなる請求項4記載の墓石用リン。
  6. 連結体の上部にナット部を設け、リン体内底面上方から前記ナット部に螺合するボルト体を装着してなる請求項4記載の墓石用リン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012072641A (ja) * 2011-04-08 2012-04-12 Echizen Kk 耐震性墓誌

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