JP3102983U - 介護用果物ナイフ及び介護用包丁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 果物を剥いたり切ったりする本来の機能を残しながら、凶器として使用され難く且つ安全性を格段に向上させた介護用果物ナイフ及び介護用包丁の提供を課題とする。
【解決手段】 介護用果物ナイフ1は、刃部10と柄部20とからなる。ステンレス鋼や硬質セラミックを材質とする刃部10の刃先13は被覆部14で覆われている。前記被覆部14が構成された刃先13は丸みのある形状とされ、被覆部14はプラスチック又は硬質ゴムで構成されている。被覆部14はネジ、ピン、接着により固定され、或いはプラスチックコーティングにより固定される。刃先13が丸みのある形状で且つプラスチック又は硬質ゴムの被覆部14で被われているので、安全性が高い。介護用果物ナイフ1は、その刃部10が刃部ケース30に収納されるようにすることで、収納された刃部10は刃部ケース30から抜けないようになされている。
【選択図】 図1

Description

本考案は病人や老人或いは身障者等の使用に適した介護用の果物ナイフ及び介護用の包丁に係り、更に詳しくは、刃部と柄部とを有し、刃部の刃先を丸みのある形状に形成すると共に刃先を樹脂等で覆うことにより安全に配慮した介護用果物ナイフ及び介護用包丁に関する。
従来、果物を剥いたり切ったりするための果物ナイフや調理に使用する包丁は、広く知られている。
この果物ナイフは、一般には刃部と柄部とからなり、刃部の下側全体には切り刃が形成されており、柄部を握って切り刃にて果物を剥いたり切ったりすることができる。また刃部の刃先は、一般に鋭く尖っており、この刃先にて果物を突き刺しながら切るということも可能である。
通常、果物ナイフは、安全に保管するためにケースに収められた形で販売されており、その刃先及び切り刃を含む刃部全体が挿入できる形状になっている。
上記のような従来の果物ナイフは、当然家庭でも使用されているのであるが、特に病院や療養施設などおいて、家族や友人などの見舞客が持参する果物等を剥いたりするのに、大小様々な果物ナイフが持ち込まれて使用されている。
先行技術として刃部の刃先の近傍に貫通穴を設けた構成を開示する2つの特許文献を紹介する。
下記特許文献1は、冷凍魚、肉を調理する際に力を加え易く、安全性の高い包丁を提供することを課題とし、刃部の先端近部に突出部を棟側から外側に向けて形成させ、刃部の刃先側に鋸刃を形成させてなるものであり、片手で把手を把持し、もう一方の手を刃部の棟側の突出部に小指から当接させると共に、手の平で刃部の棟側を押さえて使用するという包丁を開示している。
下記特許文献2は、野外用品として色々の器具をつけて高い頻度で利用できる砥ぎ具兼野外万能包丁の開発を課題としており、包丁の刃先に貫通穴が形成されている包丁を開示している。
更に本考案の特徴的構成の一部(刃先が丸みのある形状に形成された構成)を開示する公知技術として、株式会社マサヒロ(本店所在地:岐阜県関市倉知90)のホームページに「こども包丁」が紹介されている。この「こども包丁」は、幼児や小学校の生徒向けに開発されたのもので、刃先部とあご部が丸く形成されると共に、刃先部及びあご部に切り刃が付けられていないので、比較的安全である。
実開平5−1458号公報 特開平11−10493号公報
ところが上記のような従来の果物ナイフや包丁に対して、特に日本における今日的事情下おいては、高齢化に伴って痴呆老人も激増していることからも、家庭や病院或いは老人ホーム等で使用する果物ナイフや包丁に関して、安全に配慮した介護用果物ナイフや介護用包丁を含む介護用品の開発の必要性が高まっている。
また痴呆老人や精神病患者に限らず、一般の患者でも入院療養中は経済的不安や会社に遣り残した仕事のことなどで頭がいっぱいになり、イライラや少なからずうつ状態となっているので、些細なことで患者同士や見舞客との間でトラブルが発生しやすくなっている。
即ち従来の果物ナイフは、切ったり刺したりすることができ且つ凶器となる可能性があるにも拘わらず、トラブルが発生しやすい病室又は療養施設などに常備されているので、患者同士の喧嘩や自殺の道具に使用されたり、見舞客に紛れて侵入した不審者が強盗などの凶器として使用する恐れがある。
また上述したとおり、従来の果物ナイフはその刃先が鋭く尖っているので、刃物を使い慣れない子供や体が不自由な老人或いは病人が使用する場合、手や指などを傷つける可能性が高く、甚だ危険である。
そこで本考案は上記の問題点を解決し、果物を剥いたり切ったりする本来の機能を残しながら、凶器として使用され難く且つ安全性を格段に向上させた介護用果物ナイフ及び介護用包丁の提供を課題とする。
上記課題を達成するため、本考案の介護用果物ナイフは、刃部と柄部とからなる介護用果物ナイフであって、前記刃部の刃先が、丸みのある形状に形成されると共にプラスチック又は硬質ゴムによる被覆部で被われていることを第1の特徴としている。
また本考案の介護用果物ナイフは、上記第1の特徴に加えて、被覆部は、刃先の近傍を貫通するネジ又はピンで固定されていることを第2の特徴としている。
また本考案の介護用果物ナイフは、上記第1の特徴に加えて、被覆部は、刃先の近傍に形成した貫通穴を介して刃部両側の被覆部が接着により結合されて構成され、若しくは前記貫通穴を介して連続して連続する一体成形のプラスチックコーティング部として構成されていることを第3の特徴としている。
また本考案の介護用果物ナイフは、上記第1〜第3の何れかに記載の特徴に加えて、被覆部は、刃部と面一に構成されていることを第4の特徴としている。
また本考案の介護用果物ナイフは、上記第1〜第3の何れかに記載の特徴に加えて、被覆部の厚みは刃部に対して段差をつけて厚く形成されると共に、前記刃部を収容する刃部ケースには前記刃部を嵌め込む凹部が設けられ、且つ前記被覆部を嵌め込むための被覆部用凹部が前記凹部に対して段差をつけて深く設けてあることを第5の特徴としている。
また本考案の介護用包丁は、上記第1〜第5の何れかの特徴において、介護用果物ナイフの代わりに介護用包丁であることを第6の特徴としている。
請求項1に記載の介護用果物ナイフによれば、刃部の刃先が、丸みのある形状に形成されると共にプラスチック又は硬質ゴムによる被覆部で被われているので、刃部の先端が人の体に当たっても、突き刺さったりすることが確実に防止され、よって凶器として使用され難く且つ老人や身障者の使用に際しても、その安全性が格段に向上する。
請求項2に記載の介護用果物ナイフによれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、被覆部は刃先の近傍を貫通するネジ又はピンで固定されているので、被覆部を強固に且つ確実に刃先に固定することができ、よって刃部から容易に外れたり、ぐらついたりすることがない。
請求項3に記載の介護用果物ナイフによれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、被覆部は、刃先の近傍に形成した貫通穴を介して刃部両側の被覆部が接着により結合されて構成され、若しくは前記貫通穴を介して連続する一体成形のプラスチックコーティング部として構成されているので、ネジやピンを用いることなく、綺麗な仕上がりで、且つ十分強固に被覆部を刃先に固定することができ、よって被覆部が刃部から容易に外れたり、ぐらついたりすることがない。
請求項4に記載の介護用果物ナイフによれば、上記請求項1〜3の何れかに記載の構成による効果に加えて、被覆部は、刃部と面一に構成されているので、果物などを切る場合には、被覆部が邪魔になって引っかかったりすることなく、良好な使い勝手を維持することができる。
請求項5に記載の介護用果物ナイフによれば、上記請求項1〜3の何れかに記載の構成による効果に加えて、被覆部の厚みは刃部に対して段差をつけて厚く形成されると共に、刃部を収容する刃部ケースには刃部を嵌め込む凹部が設けられ、且つ被覆部を嵌め込むための被覆部用凹部が前記に対して段差をつけて深く設けてあるので、介護用果物ナイフそのものが刃部ケースから容易に脱落するのを防止することができる。更に介護用ナイフが刃部ケースから直接的には抜けないので、喧嘩等で短気になった者が刃物を使用する際にその気を削ぐ効果も奏する。
請求項6に記載の介護用包丁によれば、上記請求項1〜5の何れかに記載の介護用果物ナイフの効果と同様な効果を包丁においても発揮させることができる。
以下の図面を参照して、本考案の実施の形態を詳細に説明する。
なお、介護用果物ナイフを一例にして説明するが、介護用包丁も同様の構成であり、介護用果物ナイフを介護用包丁に置き換えればよいので、介護用果物ナイフの説明をもって介護用包丁の説明も兼ねることとする。
図1は本考案の第1の実施形態に係る介護用果物ナイフ及び刃部ケースを示す概略図で、(A)は介護用果物ナイフの正面図、(B)は刃部ケースが閉じた状態、(C)は刃部ケースが開いた状態を示している。
1は、介護用果物ナイフであり、刃部10と柄部20とからなる、刃部10はその取付部11で、複数のピン21(この場合、2本のピン)で、柄部20と結合されて固定されている。ただし、ピンやネジを用いることなく、刃部10と柄部20とを一体に形成してもよい。
刃部10は、ステンレス鋼や硬質セラミックなどを材質としている。刃部10の下側全体には切り刃12が形成されており、この切り刃12にて果物を剥いたり切ったりすることができる。
また刃部10の刃先13は、丸みのある形状に構成されており且つ被覆部14で覆われた状態に構成されている。この点、従来の果物ナイフとは大きくその構成が異なっている。
被覆部14はプラスチック又は硬質ゴム、その他の均等材料を用いて形成されている。またプラスチックによるコーティング部として形成することができる。
従って介護用果物ナイフ1は、切り刃12にて果物を剥いたり切ったりする本来の機能を備える一方、刃先13が被覆部14で覆われているので、少なくとも人を突き刺すことは困難であり、凶器として使用され難く且つ安全性が格段に向上するという特有の効果がある。また病人や身障者或いは子供等が誤って刃先で手などを突き刺すこともない。更にこの介護用果物ナイフを誤って足の上に落とすようなことがあっても、怪我をすることがないのである。
30は刃部ケースであり、2つの側板31が2つの蝶番32で開閉自在に接続されている。また刃部ケース30は、閉じた状態で2つのホック33により固定されるように構成されている。
刃部ケース30の内側には、介護用果物ナイフ1の刃部10を嵌め込むための凹部34が形成されている。この凹部34のうち、前記被覆部14を嵌め込むための被覆部用凹部35a及び被覆部用凹部35bは、前記凹部34に対して段差を設けて深く形成されており、刃部10に対して段差をつけて厚く形成された前記被覆部14を嵌め込むようにしている。
このように被覆部14と凹部34及び被覆用凹部35a、35bを構成することにより、ホック33にて固定した状態で、介護用果物ナイフ1は刃部ケース30から抜け落ちることがない。また刃部ケース30に入った状態から介護用果物ナイフ1を直接的に抜き出すことが出来ない。即ち、介護用果物ナイフ1が刃部ケース30に収納された場合、被覆部14の厚さの方が凹部34の幅よりも厚いので、被覆部14そのものがストッパーとなって抜け落ちず、また直接的に抜くことができないのである。介護用果物ナイフ1を取り出すには刃部ケース30の一対の側板31を開かなければならないのである。
図2は本考案の第1の実施形態を示す介護用果物ナイフの要部の概略図である。
(A)は被覆部14を形成する前の介護用果物ナイフ1の要部の正面図、(B)はその要部の一部水平断面図である。
図2の(A)及び(B)において、介護用果物ナイフ1の刃部10の刃先13は、被覆部14を設ける前であっても丸みのある形状となるように形成している。即ち、刃先13全体を滑らかな曲面とし、面取り加工を施している。
図2の(C)は被覆部14を形成した後の介護用果物ナイフ1の要部の正面図、(D)はその要部の水平断面図である。
(C)において、介護用果物ナイフ1に形成された被覆部14は、全体として丸みのある形状で滑らかな曲面になるように形成され、刃先13の全体を覆っている。
また(D)から明らかなように、被覆部14の厚みは刃先13の厚みよりも厚く形成されている。
以上のように構成することにより、被覆部14を含む刃先13では突き刺すことができなくなるので、介護用果物ナイフ1の安全性が向上する。
図3は本考案の第2の実施形態を示す介護用果物ナイフの要部の概略図である。
(A)は被覆部14を形成する前の介護用果物ナイフ1の要部の正面図、(B)はその要部の一部水平断面図である。
図3の(A)及び(B)において、介護用果物ナイフ1の刃先13の近傍には貫通穴13aが形成されると共に、図2の場合と同様に、刃先13は被覆部14を形成する前であっても丸みのある形状に形成している。即ち、刃先13全体を滑らかな曲面とし、面取り加工を施している。
図3の(C)は被覆部14を形成した後の介護用果物ナイフ1の要部の正面図、(D)はその要部の水平断面図である。
(C)において、介護用果物ナイフ1に形成された被覆部14は、全体として丸みのある形状で滑らかな曲面になるように形成され、刃先13の全体を覆っている。
前記貫通穴13aは、被覆部14を図示しないネジ又はピンで刃先13に固定する場合に用いることができる。この場合は貫通穴13aはネジ又はピンが通るだけの小さな穴でよい。即ちネジ又はピンで被覆部14を固定する場合は、被覆部14にも前記貫通穴13aに対応する穴(図示せず)を設け、被覆部14を刃先13に被せて装着した後、ネジまたはピンを前記貫通穴13a及び被覆部14に設けられた穴を貫通させた状態としてネジ固定またはピン固定する。これによって被覆部14は刃先に強固に確実に固定される。
また前記貫通穴13aは、被覆部14を刃先13に接着して取り付け固定する場合に用いることができる。この場合には、接着剤を刃先13の両面に施すと共に貫通穴13a内にも施し、また被覆部14の内面等にも必要に応じて塗り、この被覆部14を刃先13に装着する。これによって接着剤のよる被覆部14の刃先13への接着固定はなされる。そして接着剤は貫通穴13aを介して刃先13表裏の被覆部14を直接的に接着結合するため、被覆部14が刃先に強固に、確実に固定される。この場合、貫通穴13aは大きい方が表裏の被覆部14がより強固に接着される。またこの場合の貫通穴13aの形状は丸穴に限らない。
また貫通穴13aは、被覆部14が刃先13の表面にプラスチックコーティング部をして構成される場合に用いることができる。ここでプラスチックコーティングとは溶けた状態のプラスチックを刃先13の表面に施して、凝固させることをいう。
プラスチックコーティングをする場合に、貫通穴13aがあると、プラスチックが貫通穴13aを介して刃先13の表裏に連続した状態で一体成形される。このため得られるプラスチックコーティング部は刃先13に対して強固に確実に固定されるのである。
なお本実施形態では図3の(D)から明らかなように、被覆部14の厚みは刃先13の厚みよりも厚く形成されている。被覆部14の厚みを刃先13の厚みよりも厚くすることで、図1に示す刃部ケース30と組み合わせることで、刃部10を一旦刃部ケース30に収納すると、簡単には刃部10が抜けないので、短気等になった者に気が治まる時間等を与え、介護用果物ナイフ1が凶器となることを予防することができる。
図4は本考案の第3の実施形態を示す介護用果物ナイフの要部拡大概略図である。
(A)は、被覆部14を形成する前の介護用果物ナイフ1の要部の正面図、(B)はその要部の水平断面図である。
図4の(A)及び(B)において、介護用果物ナイフ1の刃先13は、刃先近傍部13bよりも厚さが薄く、また幅が少し小さくなるように段差が形成されると共に、図2と同様に被覆部14を設ける前であっても丸みのある形状となるように形成している。
図4の(C)は被覆部14を形成した後の介護用果物ナイフの要部の正面図、(D)はその要部の水平断面図である。
(C)において、介護用果物ナイフ1に形成された被覆部14は、全体として丸みのある形状で滑らかな曲面になるように形成され、刃先13の全体を覆っている。
また(D)から明らかなように、被覆部14の厚み及び幅は刃先近傍部13bの厚み及び幅と略同一となるように形成されている。このように構成することにより、果物などを切る場合には、引っかかりがなく介護用果物ナイフ1の使い勝手が向上する。
図5は本考案の第4の実施形態を示す介護用果物ナイフの要部の拡大概略図である。
(A)は被覆部14を形成する前の介護用果物ナイフ1の要部の正面図、(B)はその要部の水平断面図である。
図5の(A)及び(B)において、介護用果物ナイフ1の刃先13には貫通穴13aが形成されると共に、図4と同様に、刃先13は刃先近傍部13bよりも厚さが薄くなるように段差が形成されており、被覆部14を設ける前であっても丸みのある形状となるように形成している。即ち、刃先13全体を滑らかな曲面とし、更に面取り加工を施している。
図5の(C)は被覆部14を形成した後の介護用果物ナイフ1の要部の正面図、(D)はその要部の水平断面図である。
(C)において、介護用果物ナイフ1に形成された被覆部14は、全体として丸みのある形状で滑らかな曲面になるように形成され、刃先13の全体を覆っている。
また(D)から明らかなように、被覆部14の厚み及び幅は刃先近傍部13bの厚み及び幅と略同一、即ち同一となるように形成されている。このように構成することにより、果物等を切る場合には、被覆部14による引っかかりが生ぜず、介護用果物ナイフ1の使い勝手を維持することができる。
なお貫通穴13aは、上記第3の実施形態において既に説明したように、被覆部14をネジやピン、接着剤、或いはプラスチックコーティングにより刃先13に固定して構成する場合に用いる。
本考案の第1の実施形態に係る介護用果物ナイフ及び刃部ケースを示す概略図である。 本考案の第1の実施形態を示す介護用果物ナイフの要部の概略図である。 本考案の第2の実施形態を示す介護用果物ナイフの要部の概略図である。 本考案の第3の実施形態を示す介護用果物ナイフの要部の拡大概略図である。 本考案の第4の実施形態を示す介護用果物ナイフの要部の拡大概略図である。
符号の説明
1 介護用果物ナイフ
10 刃部
11 取付部
12 切り刃
13 刃先
13a 貫通穴
13b 刃先近傍部
14 被覆部
20 柄部
21 ピン
30 刃部ケース
31 側板
32 蝶番
33 ホック
34 凹部
35a、35b 被覆部用凹部

Claims (6)

  1. 刃部と柄部とからなる介護用果物ナイフであって、前記刃部の刃先が、丸みのある形状に形成されると共にプラスチック又は硬質ゴムによる被覆部で被われていることを特徴とする介護用果物ナイフ。
  2. 被覆部は、刃先の近傍を貫通するネジ又はピンで固定されていることを特徴とする請求項1に記載の介護用果物ナイフ。
  3. 被覆部は、刃先の近傍に形成した貫通穴を介して刃部両側の被覆部が接着により結合されて構成され、若しくは前記貫通穴を介して連続する一体成形のプラスチックコーティング部として構成されていることを特徴とする請求項1に記載の介護用果物ナイフ。
  4. 被覆部は、前記刃部と面一に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の介護用果物ナイフ。
  5. 被覆部の厚みは刃部に対して段差をつけて厚く形成されると共に、前記刃部を収容する刃部ケースには前記刃部を嵌め込む凹部が設けられ、且つ前記被覆部を嵌め込むための被覆部用凹部が前記凹部に対して段差をつけて深く設けてあることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の介護用果物ナイフ。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかにおいて、介護用果物ナイフの代わりに介護用包丁であることを特徴とする介護用包丁。
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JP2014018348A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Dr Nakamats Com 殺傷犯罪防止刃物

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