JP3102738B2 - 無線通信機 - Google Patents
無線通信機Info
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- JP3102738B2 JP3102738B2 JP06032871A JP3287194A JP3102738B2 JP 3102738 B2 JP3102738 B2 JP 3102738B2 JP 06032871 A JP06032871 A JP 06032871A JP 3287194 A JP3287194 A JP 3287194A JP 3102738 B2 JP3102738 B2 JP 3102738B2
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- Transmitters (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
機能の設定手段に係わり、特に、多種多様な一連の運用
条件を一括して記憶し、記憶した一連の運用条件を呼出
して使用する無線機に関する。
波数を連続して変えられるVFOモードと、メモリチャ
ンネルに記憶されている周波数を呼出して運用するメモ
リチャンネルモードがあった。このようなメモリチャン
ネルに周波数のみあるいは周波数と共に電波型式などの
機能を記憶するが、レピータ運用の諸元(送信と受信の
周波数シフト幅やトーン周波数など)や呼出しベルの設
定などはそれぞれ別のメモリーで、その都度設定や呼出
しの必要があった。
ンド毎に周波数などがメモリチャンネルに記憶されるも
のはあったが、複数のバンドにわたる運用状態などを一
括してメモリチャンネルに記憶する無線通信機はなかっ
た。
多様となっており、メモリチャンネルから周波数を呼出
した後も多くの機能を設定しなければならなかった。例
えば、表示の明るさを設定したり、シグナリングの条件
や着信のベルのオン・オフなどを設定するが、これらは
無線通信機の運用のとき、必要に応じてその都度設定す
る必要があり、一度設定すると常にその状態が維持され
る。
くし、キー入力の確認音の音量も大きくしたい。そし
て、夜間は表示は暗くし、キー入力の確認音の音量も小
さくしたいという場合、VFOモードにおいてファンク
ションキーを押しDIMスイッチを押して照明の明るさ
を変更するモードにし、次いで同調つまみを回して明る
さを変更する。次にファンクションスイッチを1秒以上
押してからREVスイッチを押してビープ音量を変更す
るモードとし、同調つまみを回して希望の音量に設定す
る。このような一連の操作を朝と夕方、しかも毎日行わ
なければならなかった。
デュープレックス通信を行うクロスバンドレピータの設
定を行うには、それぞれのバンドのレピータ周波数とシ
グナリング等の関連する条件を設定し、その送信と受信
の条件を相手局とともにクロスバンドの設定をするとい
うような場合、複雑で時間も要し互いの関係を必要なと
きに直ちに設定するということは困難なことである。
り煩雑なキー操作が必要であり、また、設定方法を忘れ
てしまうと取扱説明書などで確認しながら設定する必要
があった。
信機では機能の設定に慣れないと、操作中に分からなく
なったり、間違ったりすることがある。そして、元の状
態に戻すことができなくなってリセットしなければなら
なくなったり、メモリチャンネルの記憶内容がクリアさ
れて大切な情報が無くなってしまうことがあった。
ド毎にメモリチャンネルから呼出す必要があり、操作が
面倒であった。
のであって、その目的とするところは、頻繁に使用され
る周波数や機能などの一連の運用条件を一括してメモリ
チャンネルに記憶しておき、必要に応じてそれを呼出す
ことにより面倒な機能の設定を不要とする無線通信機を
提供することにある。
などを変える必要がないと分かっているときまたは変っ
て困る場合は、メモリチャンネルから呼出した運用条件
が変わないようにすることができる無線通信機を提供す
ることである。
は、各使用周波数やそのときの機能など一連の運用条件
を夫々記憶するメモリの複数のメモリチャンネルと、前
記メモリに記憶させる記憶モードとする記憶モードスイ
ッチと、前記複数のメモリチャンネルの1つを呼出す呼
出しモードとする呼出しモードスイッチと、前記複数の
メモリチャンネルの1つを選択する選択スイッチとを備
え、前記記憶モードのときにその使用周波数や機能など
一連の運用条件を選択スイッチで選択されたメモリチャ
ンネルに記憶させ、前記呼出しモードのときに前記選択
スイッチで選択されたメモリチャンネルから呼出した使
用周波数や機能など一連の運用条件を使用状態とする無
線通信機であって、前記呼出しモードをシフトモードと
チャネルモードの2つのモードとし、シフトモードで呼
び出した使用周波数や機能などは操作つまみやスイッチ
で変更できるがチャンネルモードで呼び出した使用周波
数や機能などのすべての運用条件は操作つまみやスイッ
チで変更できないようにしたものである。
のバンドにわたり使用周波数など一連の運用条件を組と
して記憶させるものである。
メモリとして不揮発性メモリを用いるものである。
る運用条件の周波数や必要な機能など一連の運用条件を
全てメモリチャンネルに記憶しておき、使用するときに
その運用条件を呼出せば良く、面倒な機能設定を省くこ
とができる。
ないと分かっているときは、メモリチャンネルから呼出
した運用条件が変わないようにして使用することによ
り、操作ミスで必要な機能を失うことがなくなる。そし
て簡単なスイッチ操作により所望の運用条件を容易に選
択することができる。
記憶させるが、不揮発性メモリは電源オフのときに電力
を消費しないのでバッテリの消耗も少なくなる。
基づいて説明する。図1はこの発明の実施例である無線
通信機を示すブロック図である。図における1はアンテ
ナであり、受信した電波の信号を受信回路4に送り込
み、また、送信回路3からの信号を電波として放射す
る。
信周波数等が制御され、マイクロホン2からの音声信号
を送信周波数に変換してアンテナ1に送り出す。受信回
路4はマイクロコンピュータ6に受信周波数等が制御さ
れアンテナ1からの信号を音声信号に変換してスピーカ
5を駆動する。
OMに書かれたプログラムに従い、選択スイッチ8a〜
8f,モード切換えスイッチ8g,記憶/呼出しモード
スイッチ8h等のキースイッチやつまみを含む操作回路
8の指令に基づき送信回路3や受信回路4を制御する。
なお、記憶装置9にはROM,RAMの他に不揮発性メ
モリであるEEPROMで構成されたメモリチャンネル
9a〜9fが含まれている。
路8の指令に基づき機能内容表示エリア等の表示部を有
する表示回路7に無線通信機の送/受信周波数、各動作
モード等を表示させる。
ついて説明する。まず、図4に示す電源スイッチ8iが
押されると、ステップS1に移行し、記憶/呼出しモー
ドスイッチ8hが押されている否かかが判断され、押さ
れている場合はステップS2に移行し、押されていない
場合はステップS14に移行する。すなわち、電源スイ
ッチを押すときに記憶/呼出しモードスイッチ8hが押
されていると後述のチャンネルモードとなる。
り、そのときの表示回路7の表示部全体が図3に示され
ている。また、こときの選択スイッチ8a〜8fに夫々
対応する機能内容表示エリアの表示部分のみが図4に示
されている。
チ8aはその近傍の機能内容表示エリアにCALLと表
示されているように、CALL機能の設定が可能とな
る。CALL機能とは運用周波数をCALL周波数にす
ることである。選択スイッチ8b〜8fは夫々LOW
(パワーダウン)〜MUTE(低音量)の各機能を設定
できる。なお、このモードでは送受信周波数を変えたり
他のモードで各種設定などを行った後にそれに従った運
用を行うモードである。
定時間毎にステップS3が実行される。ステップS3で
は、図4に示すモード切換えスイッチ8gが押されたか
否かが判断され、押された場合はステップS5に移行
し、押されない場合はステップS4に移行する。ステッ
プS4では記憶/呼出しモードスイッチ8hが押された
か否かが判断され、押されていない場合はステップS2
に戻り、押された場合はステップS11に移行する。
る。このモードでは図6に示すように機能内容表示エリ
アの上部左側の区分に各選択スイッチの設定する機能が
表示される。このとき選択スイッチ8a〜8fは夫々C
IN〜ABCの各機能を設定できる。また、このモード
で送受信周波数も変えることができる。
定時間毎にステップS6が実行される。ステップS6で
は、モード切換えスイッチ8gが押されたか否かが判断
され、押された場合はステップS2に移行し、押されな
い場合はステップS7に移行する。ステップS7では記
憶/呼出しモードスイッチ8hが押されたか否かが判断
され、押されていない場合はステップS5に戻り、押さ
れた場合はステップS8に移行する。
に示すように、機能内容表示エリアの選択スイッチ8a
〜8fに対応する位置に各メモリチャンネルの番号が表
示される。そして、ステップS9に移行し、選択スイッ
チ8a〜8fのいずれかが押されたか否かが判断され、
押されるとステップS10に移行し、選択スイッチで指
定したメモリチャンネルに現在の使用周波数や機能の全
てを記憶させた後、ステップS2に移行する。
シフトモードとなり、最初は前回使用されたメモリチャ
ンネルの記憶データが呼出され周波数や機能などが設定
される。このとき表示部は図7に示すようになり、選択
スイッチ8a〜8fの上部にメモリチャンネルの番号が
表示される。その番号3がく字形および逆く字形のマー
クでかこまれているのは現在3番のメモリチャンネルの
記憶データが呼出されていることを示している。シフト
モードでは各機能の設定や、送受信周波数の変更が可能
である。
12が実行され、選択スイッチ8a〜8fのいずれかが
押されたか否かが判断され、押されるとステップS13
に移行し、選択スイッチで指定したメモリチャンネルの
データを呼出してその周波数や機能などが設定される。
このときはく字形および逆く字形のマークは呼出された
メモリチャンネルの番号に付加される。
チャンネルモードとなり、最初は前回使用されたメモリ
チャンネルの記憶データが呼出され周波数や機能などが
設定される。このとき表示部は図7に示すようになり、
選択スイッチ8a〜8fの上部にメモリチャンネルの番
号が表示される。その番号3がく字形および逆く字形の
マークでかこまれているのは現在3番のメモリチャンネ
ルの記憶データが呼出されていることを示している。チ
ャンネルモードでは各機能の設定や、送受信周波数の変
更ができない。
プS15が実行され、選択スイッチ8a〜8fのいずれ
かが押されたか否かが判断され、押されるとステップS
16に移行し、選択スイッチで指定したメモリチャンネ
ルのデータを呼出してその周波数や機能などが設定され
る。このときはく字形および逆く字形のマークは呼出さ
れたメモリチャンネルの番号に付加される。
機能が変らないので、それらを変更しないことが分かっ
ているときは、電源オンとするときに記憶/呼出しモー
ドスイッチを押しておきチャンネルモードとすれば操作
ミスにより大切なデータが失われる恐れがない。
と、従来例で述べた昼間と夜間で表示の照明とキー入力
確認音を変更したいという場合、昼間の状態と夜間の状
態をそれぞれ別のメモリチャンネルに記憶させておけ
ば、朝と夕方にそれぞれのメモリを呼出すだけで簡単に
設定できる。
な設定も一度設定して、それを特定のメモリチャンネル
に記憶させておけば、必要に応じてそのチャンネルを呼
出すだけで即座に設定できる。
明はこれに限られず、例えば、記憶モードスイッチと呼
出しモードスイッチを共通のスイッチとする変りに、別
々のスイッチを設けてもよい。
使用する運用条件の周波数や必要な機能を全てメモリチ
ャンネルに記憶しておき、使用するときにその運用条件
が記憶されたメモリチャンネルを呼出せば良く、面倒な
機能設定を省くことができる。
いと分かっているときは、メモリチャンネルから呼出し
た運用条件が変わないようにして使用することにより、
操作ミスで必要な機能を失うことがなくなる。
に、車載用無線通信機にこの発明を適用すると車の安全
運転が確保されるとい優れた効果が得られる。
記憶させるが、不揮発性メモリは電源オフのときに電力
を消費しないのでバッテリの消耗も少なくなる。
ック図である。
る。
す図である。
部の切換え機能内容表示エリアの表示と操作部を示す図
である。
における表示部の切換え機能内容表示エリアの表示と操
作部を示す図である。
部の切換え機能内容表示エリアの表示と操作部を示す図
である。
ドにおける表示部の切換え機能内容表示エリアの表示と
操作部を示す図である。
選択スイッチ 8g モード切換えスイッチ、8h 記憶/呼出しモー
ドスイッチ 9 記憶装置、9a,9b,9c,9d,9e,9f
メモリチャンネル
Claims (3)
- 【請求項1】 各使用周波数やそのときの機能など一連
の運用条件を夫々記憶するメモリの複数のメモリチャン
ネルと、前記メモリに記憶させる記憶モードとする記憶
モードスイッチと、前記複数のメモリチャンネルの1つ
を呼出す呼出しモードとする呼出しモードスイッチと、
前記複数のメモリチャンネルの1つを選択する選択スイ
ッチとを備え、前記記憶モードのときにその使用周波数
や機能など一連の運用条件を選択スイッチで選択された
メモリチャンネルに記憶させ、前記呼出しモードのとき
に前記選択スイッチで選択されたメモリチャンネルから
呼出した使用周波数や機能など一連の運用条件を使用状
態とする無線通信機であって、前記呼出しモードをシフ
トモードとチャネルモードの2つのモードとし、シフト
モードで呼び出した使用周波数や機能などは操作つまみ
やスイッチで変更できるがチャンネルモードで呼び出し
た使用周波数や機能などのすべての運用条件は操作つま
みやスイッチで変更できないようにした無線通信機。 - 【請求項2】 複数のバンドにわたり使用周波数など一
連の運用条件を組として記憶させる請求項1の無線通信
機。 - 【請求項3】 前記メモリとして不揮発性メモリを用い
る請求項1または2の無線通信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06032871A JP3102738B2 (ja) | 1994-02-05 | 1994-02-05 | 無線通信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06032871A JP3102738B2 (ja) | 1994-02-05 | 1994-02-05 | 無線通信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221666A JPH07221666A (ja) | 1995-08-18 |
JP3102738B2 true JP3102738B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=12370935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06032871A Expired - Fee Related JP3102738B2 (ja) | 1994-02-05 | 1994-02-05 | 無線通信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3102738B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101873469B1 (ko) | 2017-11-03 | 2018-07-02 | 김석범 | 낚시용 봉돌 걸림 방지구 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007166246A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Kenwood Corp | 無線通信機 |
JP2008108152A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Nec Corp | 多機能電子機器およびその操作方法 |
JP2011259139A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Kenwood Corp | 携帯型無線機 |
-
1994
- 1994-02-05 JP JP06032871A patent/JP3102738B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101873469B1 (ko) | 2017-11-03 | 2018-07-02 | 김석범 | 낚시용 봉돌 걸림 방지구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07221666A (ja) | 1995-08-18 |
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