JP3102729U - 文字学習用器具 - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は、教材本体が立体的に動き、視覚に働きかけることによって、英語初心者がアルファベットを楽しく、しかも効果的に学べるようにするものである。
【解決手段】 本考案は、教材本体をあひるの顔に見立て、本体を曲げない状態ではあひるの口１の上にアルファベットの大文字が見える様になっている。折れ線２で折り曲げることにより、その口１が開き、中からそのアルファベットの小文字３が飛び出すという仕掛けで、その口１を開閉させることによって、大文字と小文字が交互に見えるので、英語初心者がアルファベットを覚える際に役立つ。また、本体の裏面図４には、そのアルファベットを使用した単語とそのイラストが描かれているので、そのアルファベットの大文字・小文字と関連付けて学ぶとができる。
【選択図】 図２

Description

本考案は、動くという特徴により、視覚効果に訴える文字学習用器具に関するものである。

英語の初心者にとって、アルファベットは一番最初に習得するものであるが、同じ発音の大文字と小文字が関連付けて覚えられないということがあった。

英語の初心者にとっては入口であるアルファベットの習得を楽しく、しかも正しく学ぶことは大変重要である。従って、動くということ、また同じ位置で大文字と小文字が確認できるということで、視覚に訴え、効果的にアルファベットを学ぶことが可能となり、前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、本体を真直ぐにした状態では、あひるのイラストの嘴上に大文字が見え、両手で本体を折り曲げることで、嘴の下に隠れていた小文字が前に飛び出すという仕掛けを用い、人間の視覚と記憶に訴えかけ、問題点を解決している。

上述の様に、本考案の文字学習用器具は、大文字の下から小文字が現われるという点で、英語の初心者にとって、同じ発音の大文字と小文字を関連付けて覚えられるばかりではなく、その動きとカラフルな色使いによって視覚に働きかけ、アルファベットのイメージをより強く植えつけ、覚えやすくする。

本考案の本体の両端を持つ。本体を曲げずにに真直ぐ持つと、あひるの嘴部にアルファベットの大文字が見える。次に本体を真ん中で折るようして曲げる。この動きによって、あひるの口から小文字が飛び出してくる。この、本体を平らにしたり、折り曲げたりという動作から、大文字が見えたり、そこから小文字が飛び出てきたりという視覚効果によって、生徒が大文字とその小文字を覚える手助けとなる。また、本体裏面に、そのアルファベットを使った単語と、そのイラストを配置してあるので、生徒はそれらを関連付けて学習することができる。

以下、添付図面に従って、一実施例を説明する。１は、本考案に設けられたあひるの嘴部で、嘴が閉じている時はアルファベットの大文字が見えている。２の折れ線で折り曲げることによって、あひるの口の中から３の小文字の部分が飛び出してくる。

教師はまず、図１の状態を生徒に見せ、その文字の発音をする。次に、図２の様に２の位置で折り曲げ、口の中から現われた小文字３を見せながら、前述の様にその文字を発音することで、その大文字と小文字が同一のものであると生徒に認識させることができる。

図４は、本考案の裏面で、正面にあるアルファベットにちなんだ単語と、その絵が描かれているので、生徒はそのアルファベットとそれを使った単語とを関連付けて覚えることができる。

本考案の文字学習用器具の本体を曲げずに持った状態の一実施例を示す正面図である。 本考案本体を折り曲げた際に、あひるの嘴部が開き、中から文字が飛び出してくる様の一実施例を示す斜視図である。 本考案本体を折り曲げた際に、あひるの嘴部が開き、中から文字が飛び出してくる様の一実施例を示す正面図である。 本考案本体の一実施例を示す裏面図である。

符号の説明

１あひる嘴部
２折れ線
３小文字表示部

Claims (1)

1. 本体を手で動かすことにより、文字が飛び出たり隠れたりという特徴を持ち、視覚効果に訴えることで、子供達に楽しく文字を学ばせる為の学習器具。

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