JP3102369B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3102369B2
JP3102369B2 JP1928897A JP1928897A JP3102369B2 JP 3102369 B2 JP3102369 B2 JP 3102369B2 JP 1928897 A JP1928897 A JP 1928897A JP 1928897 A JP1928897 A JP 1928897A JP 3102369 B2 JP3102369 B2 JP 3102369B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/44Decoders specially adapted therefor, e.g. video decoders which are asymmetric with respect to the encoder
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99942Manipulating data structure, e.g. compression, compaction, compilation

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示データの制御方法に
関し、特にネットワーク上のデータサーバに置かれた圧
縮データの高速表示を実現するためのデータ表示制御方
法に関する。近年インターネット等の普及やパーソナル
コンピュータの性能が向上したことを受け、3次元の仮
想空間を構成するための構造記述言語(Virtual Realit
yModeling Language:以下VRMLと称す)が普及しよ
うとしている。このようなシステムでは、3次元空間を
VRMLで記述して構成し、これをサーバに登録する。
ユーザはVRMLを3次元空間に再構成するビューアを
用いてサーバに登録されたデータをアクセスし、パーソ
ナルコンピュータ上で3次元空間を再構成して表示す
る。これによって、ユーザは3次元の仮想空間を自由に
ウォークスルーすることが可能となる。
【0002】このような仮想空間上に商店を出店する仮
想バーチャルモールなどの利用も始まっており、これは
例えば「WWWと連携した3次元対話空間AGORA、
原田他 電子情報通信学会MIS・NA・OFS研究会
合同ワークショップ、札幌1995.9.18-19」にて発表され
ている。3次元空間を表示するための動作は、概略以下
の通りである。
【0003】まずネットワーク上のサーバにVRMLデ
ータを登録する。ここで、クライアント側に設置された
ビューワでサーバ名とVRMLデータ名を指定すると、
クライアントが指定されたサーバのVRMLデータをア
クセスし、これを受け取る。そして、クライアントでは
受け取ったVRMLデータの記述に従って3次元空間を
再構成することによって、ユーザはこの3次元空間内を
自由にウォークスルーすることができる。更に、VRM
Lでは3次元空間をよりリアルに構成するために、3次
元物体の表面の模様画像(テクスチュア(TEXTURE) 画
像)を使い、より実物に近い3次元画像を構成すること
が可能である。これらのVRMLデータやテクスチュア
データの容量が大きくなってしまうような場合には、デ
ータ伝送に要するネットワーク上の通信時間を削減する
ために、各種のデータ圧縮技術を用いて圧縮データをサ
ーバに登録しておき、クライアント側では受信した圧縮
データを復元して3次元表示を行なうようにしている。
【0004】
【従来の技術】従来のネットワーク上のデータサーバと
表示クライアントによる表示制御方法の概要が図15に
図示される。図15には、ネットワークにより相互に接
続されたサーバとクライアントとが図示されている。サ
ーバには、圧縮されたデータ(VRML(.wrl.gz),JPEG(.jp
g))が保持されている。データ保持部に保持された圧縮
データは、クライアントからのデータ要求に応じて、デ
ータ供給部から転送される。
【0005】クライアント側のデータ要求部は、データ
要求をサーバに対して行なうとともに、サーバから転送
された圧縮データを受信し、一旦データ保持部に保持す
る。続いて、表示要求が行なわれた場合には、データ要
求部が表示に必要となる圧縮データをデータ保持部から
読みだして、データ復元部に供給する。データ復元部は
圧縮データを復元し、復元済データを3次元表示処理部
に転送する。3次元表示処理部は表示用のデータを生成
し、表示部に送る。
【0006】図15に図示されるように、従来はサーバ
から受け取ったデータを保持するデータ保持部をクライ
アント側に設け、次回にでてくる同じシーンの表示を行
なう場合にはデータ保持部に保持されたデータを用いて
表示を行なう。このように一度受信したデータをデータ
保持部に保持しておき、これを利用することでサーバか
らのデータ転送時間を削減し、3次元表示処理の高速化
を実現していた。このとき、表示を指示するデータとデ
ータ保持部に保存されたデータ名は1対1に対応してい
る。
【0007】表示を指示されたデータ名が圧縮データで
ある場合には、データ保持部にも圧縮データが保存され
る。そして、3次元表示を行なう場合には、データ保持
部に保存された圧縮データを復元して表示を行なう。ま
た、例えば特願昭62−6854号に開示されたイメー
ジ情報処理システムでは、2段の圧縮データキャッシュ
を備えることによって、装置内部でのデータ転送速度の
高速化を実現していた。ここでは、転送速度の向上を図
るために、データキャッシュには圧縮データが保存され
ている。
【0008】また、予め3次元物体と視点の位置から求
めることができる距離情報(Levelof Detail :以下L
OD)に応じて、テクスチュア画像数が異なる構造記述
データを用意し、クライアント側でLODに応じて異な
るデータを要求することも行なわれている。その構成は
図16に図示される。図16では、図15の場合と同様
にサーバ側のデータ保持部に圧縮データが保持されてい
るが、これはLODの値に応じたデータがそれぞれ保持
されている。図16の場合には、LODが100以下の
場合、100から200の場合、300以上の場合にわ
けて、それぞれ対応する画像を圧縮した圧縮データが保
持されている。
【0009】クライアントからは、LODに応じたデー
タ転送要求をサーバに送信し、データ保持部より送信し
たLODに対応する画像データを読みだしてくる。以下
は図15の場合と同様の処理を行なう。ここで、遠いプ
リミテブでは少ないテクスチュア画像を、近いプリミテ
ブでは多くのテクスチュア画像をそれぞれ使っている。
同じプリミティブでは複数のデータを準備しておく必要
がでてくるが、遠くにある物体に関しては少ないデータ
量での表示が可能であるため、その分データの転送時間
を少なくすることができ、表示処理の高速化を実現でき
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、サーバにア
クセスして得られたデータをデータキャッシュに保存し
て、次回以降の表示に保存されたデータを用いる技術で
は、以下のような問題点が生じる可能性がある。つま
り、データキャッシュに保存されるデータは、そのデー
タが圧縮データであるか非圧縮データであるかに関わら
ずそのまま保存されていた。従って、データキャッシュ
に保存されたデータが圧縮データであった場合には、表
示のための処理を行なうためには毎回このデータに対す
る復元処理を行なわなければならず、その分表示処理の
速度を低下させるという問題がある。
【0011】また、距離情報LODに応じて異なるデー
タを要求して表示を高速化する方法についても、同じ3
次元物体について距離に応じて複数の記述の異なるデー
タを用意する必要がある。そのため、表示を高速化する
ためにはデータを複数作成していなくてはならなかっ
た。本発明は、このような問題点を解決し、3次元デー
タの表示処理の高速化を図ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、受信した圧縮データを保持する圧縮デ
ータ保持部と、前記圧縮データを復元する復元処理部
と、前記復元処理部により復元された復元データを保持
する復元データ保持部と、前記圧縮データ保持部に保持
された圧縮データと、該圧縮データに対応する前記復元
データ保持部に保持された復元データとを組にして管理
するデータ管理部と、データ出力要求に応じて、前記復
元データ保持部に保持されている復元データを選択して
読み出すデータ選択部とを備えたことを特徴とする。
【0013】この構成によって、圧縮データ保持部と復
元データ保持部とのそれぞれに表示処理に必要となるデ
ータを保持しておくことができ、次回以降同一内容のデ
ータを表示する必要がでてきた場合などには復元済のデ
ータを復元データ保持部より読みだしてくればよい。従
って、表示を行なう場合により高速な表示処理を行なう
ことができる (特に次回以降の表示の場合) 。
【0014】また、本発明は前記データ選択部が、出力
要求されたデータが前記復元データ保持部に存在しない
場合には、出力要求されたデータに対応する圧縮データ
を前記圧縮データ保持部より読みだして前記復元処理部
に供給し、前記復元処理部により復元された該圧縮デー
タに対応する復元データを、該圧縮データと組にして前
記データ管理部に登録するデータ処理装置であることを
特徴とする。
【0015】この構成によれば、仮に復元データ保持部
には復元済データが保持されていないとしても、単に復
元処理が行なわれていないだけである可能性もあり、圧
縮データ保持部に表示すべきデータに対応する圧縮デー
タが保持されていればこれを復元処理すればよい。つま
り、サーバなどに圧縮データの転送を依頼する必要がな
くなる。
【0016】また、本発明は前記復元処理部により復元
された復元データのデータ形式を変換するデータ変換部
を更に備え、前記データ変換部によりデータ形式が変換
された復元データが前記復元データ保持部に保持される
データ処理装置であることを特徴とする。この構成によ
れば、表示処理で扱う形式のデータ(中間データ)に予
め変換した復元データを復元データ保持部に保持してお
くことができ、表示処理などの段階でデータ形式変換を
行なう必要がなくなる。そのため、その分表示処理の高
速化を図ることが可能となる。
【0017】本発明はまた、複数の圧縮データを含む連
結圧縮データ、あるいは異なる階層を持つ複数の圧縮デ
ータを含む階層圧縮データを受信し、前記データ管理部
は、前記圧縮データ保持部に保持される連結圧縮データ
/階層圧縮データのデータ名を、該連結圧縮データに含
まれる個別の圧縮データ名と対応付けて管理するデータ
処理装置であることを特徴とする。
【0018】このような構成をとることによって、関連
するデータを予めサーバ等から読みだしておくことがで
きる。関連するデータはデータ保持部(圧縮/復元)よ
り読みだせばよく、サーバへ複数回アクセスを行なうこ
とによる通信プロトコルのオーバヘッドから発生するア
クセス時間の低下が防止できる。そして、本発明は、前
記データ選択部が第一のデータを復元して出力するとと
もに、第二のデータに対応する圧縮データを前記圧縮デ
ータ保持部より読みだし、前記読みだされた圧縮データ
を前記復元処理部で復元した後に前記復元データ保持部
に保持するよう制御するとともに、前記第二のデータの
出力要求がなされた場合には、前記復元データ保持部に
保持された第二の復元済データを読み出すデータ処理装
置であることを特徴とする。
【0019】この構成によれば、特に表示などの指示が
なされなくとも、順次復元して保持しておくので、表示
などに必要なデータを予め準備しておくことができる。
そして、表示などの処理を実質的に高速化することが可
能となる。そしてまた、本発明は前記復元処理部による
復元処理種別を指定する復元処理指定部を備え、前記復
元処理部は、前記復元処理指定部により指定された復元
処理種別に基づいて前記圧縮データに対する復元処理を
実行するデータ処理装置であることを特徴とする。
【0020】例えば処理種別を復元処理速度と考えた場
合、復元処理速度を優先するのかどうかを選択すること
ができる。ユーザが早く画像が表示されることを求める
のであれば復元速度を優先さぜればよく、表示までの時
間よりも表示画像の画質などを重視するのであれば処理
速度を二次的に考慮するよう選択すればよい。更に、本
発明は前記データ選択部は、第一の処理速度により前記
圧縮データを復元処理部で復元処理するとともに、前記
第一の処理速度による復元処理の後、同一圧縮データを
前記第一の処理速度よりも低速な第二の処理速度により
前記復元処理部にて復元処理するよう指示を行なうデー
タ処理装置であることを特徴とする。
【0021】
【実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示す図面
であり、クライアント側の装置構成を示すものとなって
いる。図1の装置はネットワークに接続されており、サ
ーバに対してデータ要求を行なうとともに、これに応じ
てサーバより各種のデータを受信する。
【0022】図1において、圧縮データ入力部1はデー
タ選択部7から送られるデータ入力指示信号に応じて、
ネットワークを介してサーバより指定されたデータを読
み取る。圧縮データ入力部1を介して入力されたデータ
は圧縮データ保持部2に一時的に保持される。続いて、
圧縮データ保持部2に保持された圧縮データはデータ復
元部3に送られ、データ選択部7からの復元指示に従っ
て圧縮データに対して復元処理を施す。データ復元部3
により復元されたデータは復元データ保持部4に保持さ
れる。データ管理部5は圧縮データ保持部2並びに復元
データ保持部4に保持されたデータを互いに組にして管
理している。データ選択部7は、表示に必要なデータを
データ管理部5から調べ、これに応じて復元データ保持
部に保持されたデータか、あるいはサーバから必要なデ
ータを読み込み、これを表示処理部6に供給する。表示
処理部6はデータ選択部7から供給された復元データに
基づいて3次元画像の再構築を行なう。
【0023】ここで、VRMLデータはGZIP圧縮に
より、テクスチュア画像データはJPEG圧縮によりそ
れぞれ圧縮されてサーバに登録される。図中VRMLデ
ータには(.wrl)を、テクスチュアデータには(.jpg)を識
別のために付記する。データ管理部5には、図2に図示
されたようなデータ管理表が登録されている。ここで、
図示左側は圧縮データ保持部2に保持された圧縮データ
を、図示右側は復元データ保持部4に保持された復元デ
ータをそれぞれ示す。このように、データ管理部5は圧
縮データと復元データとを組にして管理している。図2
の例では、構造記述データA.wrlとその中で使用される
画像データA001.jpg 、A002.jpg、A003.jpg とによ
り構成されているものとする。A.wrl.gz は圧縮データ
を、A.wrlは復元データをそれぞれ示し、これら両者は
互いに対応したもの同士である。同様に画像データの圧
縮データと復元データの同じ番号のものは互いに対応し
ている。
【0024】図3は、本実施形態の処理手順を示したフ
ローチャートである。以下、図3を用いて説明する。こ
こでは、表示処理のために構造記述データA.wrl、画像
データA001 、A002 、A003 が必要とされるものとす
る。表示処理の要求に応じて、データ選択部7は図3ス
テップS1で画像表示のために必要なデータを全て表示
処理部に対して供給したかどうかを判断する。表示に必
要なデータが全て供給されていない場合、データ選択部
は以下の処理を行なう。
【0025】まず、構造記述データA.wrlが復元データ
保持部に保持されているか否かをデータ選択部が調べる
(S2)。復元データが既に復元データ保持部に保持さ
れている場合には、A.wrlを表示処理部に対して供給す
る(S10)。一方、S2において復元データ保持部に
復元データA.wrlが保持されていない場合には、データ
選択部は続いて圧縮データ保持部にA.wrlに対応する圧
縮データA.wrl.gz が保持されているかどうかを調べ
る。圧縮データA.wrl.gz が圧縮データ保持部に格納さ
れている場合には、データ選択部はデータ復元部に対し
て圧縮データA.wrl.gz の復元処理を指示し、圧縮デー
タが復元される(S7)。続いて、復元データA.wrlが
復元データ保持部に保持され(S8)、復元データ名
A.wrlが管理表に登録される(S9)。そして、データ
選択部は復元データを表示処理部に供給する(S1
0)。
【0026】また、S3にて圧縮データA.wrl.gz が圧
縮データ保持部に保持されていない場合には、データ選
択部は圧縮データ入力部に対してサーバへのデータ要求
送信を指示する。これにより圧縮データ入力部が圧縮デ
ータA.wrl.gz をサーバより読み込む(S4)。入力さ
れた圧縮データA.wrl.gz は圧縮データ保持部に保持さ
れ(S5)、圧縮データ名A.wrl.gz が管理表に登録さ
れる(S6)。この後、S7に処理を移行し、表示処理
部に対して復元データを供給する。
【0027】構造記述データA.wrlの後は、続いて同様
の処理により画像データの処理が行なわれる。なお、一
旦復元データ保持部に復元データが保持された場合に
は、二回目以降の表示処理を行なう時にはすでに管理表
に対応する復元データ名が登録されているため、復元デ
ータ保持部から復元済のデータを読みだせばよく、再び
圧縮データに対する復元処理を施す必要がなくなる。従
って、この場合には復元処理に要する時間を省いてその
分高速表示処理を実現することが可能となる。
【0028】図4は、3次元都市空間のXY平面上の構
成図を図示したものである。視点位置は、表示の基準と
なる位置となっている。図示されるように、3次元都市
をリージョンで管理し、視点に近いデータを先に、視点
から遠い位置のデータを後から読み込むようにすること
で、より高速な表示を行なうようにすることもできる。
【0029】図4において、実線はすでに復元済であ
り、画面上に表示されているデータを示している。また
長点線はすでに復元済であり復元データ保持部に保持さ
れているが、実際には画面上には表示されていないデー
タを示している。また、短点線はサーバから読み込み中
の圧縮データあるいは圧縮データ保持部には保持されて
いる圧縮データを示している。
【0030】視点の周囲に何があるかを明瞭にするため
には画像が表示されている必要があるため、視点の周囲
の画像は画面上に表示されている。3次元都市内をウォ
ークスルーすることによって画面上に表示される画像は
順次変化していくため、画像表示の準備をしておく必要
があるが、ユーザがどの方向に進むかは前もって知るこ
とはできない。従って、視点よりある程度離れた場所の
画像については、いつでも表示が可能となるように画像
データを復元しておく。なお、視点からある程度離れた
位置の画像はそれほど精細なものではないため、視線の
先にある画像であっても、その画像が実際に表示されて
いなくても差し支えは特にない。
【0031】また、図4の短点線のデータについては、
長点線で示されたデータよりも更に視点からの距離が遠
く、壁面等のかげに隠れているため、図4に図示された
位置に視点位置がある場合には特に表示する必要もな
く、また視点位置が移動したとしても直ぐには表示する
必要がない。そのため、短点線位置に対応したデータは
単に圧縮データ保持部に圧縮データを保持するに止め、
処理に時間を要する復元処理は後回しにするようにして
いる。
【0032】このように、視点位置に近い部分のデータ
は表示処理部に供給し、中間距離のデータは次に表示に
使用される可能性が高いことから圧縮データ保持部から
圧縮データを読みだして予め復元して復元データ保持部
に移しておく。また、視点に遠い位置のデータはサーバ
から圧縮データを読み込んではおくが、圧縮データ保持
部に保持した状態としておく。これによって、データ準
備処理と表示の処理とを同時に行なうことができ、また
視点が移動した場合に表示の必要があるデータの高速表
示処理を実現することができるようになる。
【0033】ここで、上記した3種類のデータの切りわ
けについて説明する。WRLファイルには、3次元を構
成するプリミティブの座標情報が記述されている。ま
た、プリミティブの面の模様となるテクスチャがどの画
像ファイル名で表現されているのかについても記述され
ている。クライアント側装置では、サーバに格納された
WRLファイルをアクセスする。続いて、クライアント
は必要となる画像ファイルをアクセスし、3次元の画像
表示に必要となるデータを得る。ここで、3次元表示を
行なう場合には、クライアント側でのユーザの視点移動
に応じて変化するように制御される。このようなWRL
ファイル指定や視点移動はデータ選択部7により行なわ
れている。
【0034】データ選択部は、その時点での視点位置に
対して、それぞれのプリミティブまでの距離情報A<B
<Cを定義する。ここで、A、B、Cはそれぞれある距
離の範囲を示すものであり、その範囲は任意のものとす
る。そして、データ選択部は定義された距離情報に基づ
いてサーバへの画像データアクセスを実行する。まず、
データ選択部は視点に最も近いAの距離にある、表示に
必要となる画像データをサーバに対して要求する。この
画像データは、クライアントにより受信されるとすぐに
復元され、復元済の画像データが表示処理部に供給され
る。表示処理部は、3次元表示計算を行い画像の表示を
行なう。
【0035】続いて、データ選択部は距離Bの範囲にあ
る画像データの転送をサーバに対して要求し、受信した
画像データに対して復元処理を施す。距離Bの範囲にあ
る画像データは直ぐには表示処理を行なう必要がないデ
ータであるため、復元処理された距離Bの画像データに
ついてはこの時点では表示処理部には供給されず、復元
データ保持部に一旦保持される。復元データ保持部に保
持された復元データは必要に応じて読みだされ、表示処
理部に供給される。
【0036】次に、データ選択部は、Cまでの距離にあ
る画像データの転送をサーバに対して要求する。距離C
の範囲にある画像データについても、直ぐに表示をする
必要はなく、視線位置の移動によっては全く表示させる
必要がない可能性もあるものとなっている。そのため、
サーバより転送された距離Cの範囲に対応する圧縮画像
データは、圧縮データ保持部には保持されるが、復元部
には供給されない。従って、距離Cの範囲にある画像デ
ータについては、圧縮されたままの状態でクライアント
側に保持されることとなる。
【0037】ここで、ユーザにより視点の移動が指示さ
れると、視点と転送済の画像データとの距離の関係が変
化し、例えば距離Bの範囲に相当する画像データの全体
あるいは一部が、新たに移動した視点から距離Aの範囲
に入ることとなる。そのため、データ選択部では、復元
データ保持部に保持されている復元済画像データのなか
から、新たに移動した視点からの距離がAの範囲に移行
した復元済データを表示処理部に供給し、3次元画像表
示を実行させる。
【0038】同様に、初めの視点位置では距離Cの範囲
にあった画像についても、視点が移動することで新たな
視点から距離B(場合によっては距離Aとなる可能性も
ある)の位置に移動することとなる。この場合には、デ
ータ選択部は圧縮データ保持部に保持されている圧縮デ
ータのなかから、新たな視点からの距離がBの範囲に移
動したこととなる画像データを復元部に供給して、復元
済データを復元データ保持部に保持させる。これによっ
て、更に視点位置が移動し、3次元画像の表示処理に対
応できるようにする。また、視点の移動に伴って新たに
サーバからの画像データの転送を要求する必要がある場
合には、これも視点の移動に応じて行なう。
【0039】このようなに、視点位置からの距離に応じ
た処理の切りわけ処理は、データ選択部がWRLファイ
ル内に設定された座標情報と視点位置情報と予め定めら
れた視点位置からの距離の条件により行なわれている。
なお、圧縮データ保持部と復元データ保持部の大きさを
0以上の任意な大きさに設定しておくことにより、クラ
イアントによる記憶容量優先や処理速度優先といったシ
ステム要求に対応することができるようになる。これら
データ保持部の容量を任意の大きさに指定することで、
クライアント側ではシステムの優先度に応じて最適な構
成を実現することができる。
【0040】例えば、圧縮データ保持部をありとし、復
元データ保持部をなしとした場合には、復元済データを
保存できないため復元処理は順次行なう必要があり、復
元処理に時間を要することとなる。しかし、圧縮データ
の方が復元済データよりも圧倒的にデータ量が少ないた
め、少ない記憶容量で多くの画面に対応したデータを保
持することが可能となる。
【0041】一方、圧縮データ保持部をなしとし、復元
データ保持部をありとした場合、復元データの方がデー
タ量が大きいことから復元データを保持するための記憶
容量を必要とする。しかし、復元済のデータを復元デー
タ保持部に保持することができるため、復元データ保持
部に既に保持された復元データを用いて表示処理を行な
う場合には、復元時間を実質的に0とすることができ、
復元処理をその都度行なう場合よりもより高速の表示処
理ができるようになる。また、仮にデータ保持部が一杯
になってしまった場合には、データ管理情報を用いて古
いデータあるいはアクセス回数の少ないデータを削除す
ることで、全てのデータを削除しなくてもデータ保持部
内に空き領域を設定することができるようになり連続使
用が実現できるようになる。
【0042】ここで、データ管理部は、クライアント側
で保持しているデータのファイル名の他に、それぞれの
データのデータ量、表示を行なうために実行されたアク
セスの回数、最新読出時間を管理している。そこで、デ
ータ保持部に空き領域がなくなった場合には、データ管
理部により管理されたこれらの情報に基づいて、削除す
べきデータを選択する。アクセス回数に基づいて削除す
るのか、最終アクセスからの経過時間に基づいて削除す
るのかは、任意に決定すればよい。図5は、第一の実施
形態の一変形例を示した図面である。図5においては、
データ復元部の後段に表示データ変換部8が追加されて
いる。表示データ変換部は、データ復元部により復元さ
れた復元データを、表示処理部が直接表示処理に使用で
きるデータ、例えば限定色データに変換する。表示デー
タ変換部により変換された復元データは、復元データ保
持部に保持される。復元データを表示処理部が使用でき
る最適な中間データに予め変換しておくことで、高速な
表示処理を実行することができる。
【0043】ここで、RGB各色を256色(8ビッ
ト)で表現した場合には、フルカラー画像データは16
70万色で表現できることとなる。しかし、通常のパソ
コンを使用している場合には、グラフィック用メモリの
容量などの制約により、1670万色の表示を実際に行
なうことができるものが少ない。そのため、1670万
色のうちのごく一部、例えば256種や6万5000種
の色を使って疑似的にフルカラー表示を行なっている
(限定色表示)。
【0044】限定色表示を行なうためには、フルカラー
で表現された画像データを限定色で表現された画像デー
タに変換する必要があるが、この変換のためには処理時
間が必要となる。そのため、表示処理部での表示処理を
行なうときにそれぞれの画像毎に限定色画像データへの
変換を行なっていると、画像が表示できるまでに時間を
要することとなる。
【0045】そこで、本実施形態の場合には、データ復
元部により復元された画像データに対して、表示データ
変換部によりフルカラー表現された画像データを限定色
表示された画像データに変換する。つまり、表示データ
変換部は元の画像データから中間画像データを生成して
いることとなる。既に述べた通り、画像データの復元は
画像表示のための処理と同時に行なわれるものではな
く、視点からの距離に応じて復元データ保持部に保持さ
れるだけのデータも存在している。そのため、これらの
復元データ保持部に一旦保持されるだけの画像データに
ついても、表示データ変換部により予めデータ形式を変
換しておけば、実際に画像を表示する際の表示処理部に
より実行される処理実行時間を短くすることが可能であ
りその分短時間での3次元画像表示が可能となる。
【0046】図6には、図5に図示されるデータ管理部
にて管理されるデータ管理表が図示されている。ここで
「圧縮データ保持」とされているのは圧縮データ保持部
に保持された圧縮データを、「復元データ保持」とされ
ているのは復元データ保持部に保持された復元データを
それぞれ示している。圧縮データの画像データ名は例え
ば 'A001.jpg' というように設定されており、これは
JPEGによって圧縮れていることを示す。一方、表示
データ変換部によりデータ形式が変換された復元データ
のデータ名は、例えば 'A001.bmp' とされている。こ
のデータ名は、データが限定色の形式に変換されている
ことを示している。図7は、データ復元部の更に詳細な
構成を示す図面である。図7において、データ入力部は
圧縮データ保持部に保持されている圧縮データを読み込
む。符号データ分離部は、データ入力部が読み込んだTI
LING JPEG の符号データから、BASELINE 符号データを
取り出す。復元部は、符号データ分離部が分離したBASE
LINE符号データを順次復元して出力する。
【0047】ここで、JPEG画像圧縮においては、図
8aに図示されるようにBASELENE圧縮では1つの画像に
1つの符号データ (A001.jpg) が対応している。この
場合には、圧縮データA001.jpg を復元すると画像デー
タA001.ras が得られる。一方、図8bに図示されるTI
LINGJPEGのように複数枚の画像データを1つの符号
データとして表現することができる。ここでは、符号デ
ータA.jpgに対してタイリングされたデータTile1 、Ti
le2 、Tile3 が付随している。これをTILINGJPEGに
より復元すると、画像データTile1 、Tile2 、Tile3 が
得られる。ここで、画像データTile1 にはA-001.ras、
Tile2 にはA-002.ras、Tile3 にはA-003.rasというデ
ータ名が与えられる。また、A.jpgに対応するデータ名
として画像データにはA.rasが与えられる。
【0048】この場合には、サーバに対して個別の画像
を複数枚含む、タイリングされた圧縮画像データを登録
しておく。タイリングされた圧縮画像データと個々の画
像データのデータ名との関係は、データ名の前半部分
(図中A)をタイリングされた圧縮画像データ、後半部
分(図中001 等)を個々の画像データとした対応規則を
予め決めておく。
【0049】この変換規則に従い、個別の圧縮画像デー
タ(A-001.jpg)からタイリングされた圧縮画像データ
名(A.jpg)を得、これに基づいてサーバに対してタイ
リングされた圧縮画像データ(A.jpg)をアクセスす
る。これによって、圧縮画像A-002.jpg、A-003.jpgも
サーバより得ることができる。前述した圧縮画像データ
のアクセスの結果、アクセスされた圧縮画像データは圧
縮データ保持部に一旦保持される。また、データ管理表
へは、タイリングした圧縮画像データA.jpgと、A.jpg
に対してタイリングされた全ての画像データA-001.jp
g, A-002jpg,A-003.jpgとが組として登録される
(図9「第一データ保持」の欄)。なお、VRMLデー
タ名(A.wrl.gz )も組にして登録される。
【0050】そして、画像の表示処理が必要となった場
合には、データ管理表に登録されたデータ名を参照し
て、必要な画像データの復元処理や表示処理が実行され
る。例として、A-002.jpgの表示処理が必要となった場
合には、データ選択部はデータ管理表を参照し、A-00
2.rasに対応するデータがどこに格納されているのかを
確認する。図では、既にデータA-002.jpgが圧縮データ
保持部に保持されているので、データ選択部は圧縮デー
タ保持部に保持された画像データ( A-002.jpg) を復元
部にて復元し、これを復元データ保持部に保持させると
ともに表示処理部に渡す。また、復元データ名A-002.r
asはデータ管理表に登録される。
【0051】なお、上記の説明ではA-002.jpgからA-0
02.rasへの復元処理は、画像の表示処理が必要となった
時点で行なっているが、A-002.rasの表示処理が実行さ
れている間にその他の圧縮データ (例えばA-001.jpg、
A-003.jpgなど) の復元処理を並行して実行するように
してもよい。この場合には、次に画像データA-001.ras
やA-003.rasが必要となった場合に、表示処理の直前に
画像復元処理を行なう必要がなくなるため、その分画像
を表示することができるようになるまでの時間を短縮す
ることが可能となる。図10は、図1の実施形態に対し
て、更に復元速度指定部あるいは復元画質指定部を追加
したものとなっている。そしてデータ復元部は、データ
入力部、復元次数制限指定部、有効係数抽出部並びに復
元部を備えている。
【0052】ここで,圧縮された画像がJPEGにより
圧縮されたものである場合には、復元速度指示部あるい
は復元画質指定部により、復元処理の制限が指定され
る。そして、復元次数制限部はこれらの指定情報を復元
次数の変換する。復元速度の指定は、復元処理を高速で
実行するか低速で実行するかを指定するものである。こ
れに対し、復元画質の指定は復元された画像データを高
画質とするか低画質とするかを指定するものである。両
者は互いに関連しており、復元処理を高速とする場合に
は復元される画像の画質は相対的に低いものとなり、高
画質の画像を復元する必要がある場合にはそのために必
要とする復元処理には相対的に長時間を要することとな
る。
【0053】JPEG圧縮されたデータの復元処理で
は、逆直交変換(IDCT)が処理時間の大部分を占め
るため、この処理に要する時間を低減することで処理時
間の大幅な短縮を見込むことができる。例えば8画素×
8画素のブロックの濃度値については、多少画質は落ち
るものの、逆直交変換の演算をそれほど正確に行なわな
くてもDC部分のシフト演算を行なうことにより簡単に
計算することができる。また、逆直交変換の有効演算領
域を制限することにより、同様に画質の低下は招くもの
の演算速度を高速化できる。復元次数制限部の指示によ
り、有効係数抽出部で必要な次数までの有効係数を抽出
することで、高速な画像の復元を行なうことができる。
さらに、初期表示が行なわれた後、再度データ復元を行
い順に表示の画像データを入れ換えていくことで、初期
表示は速く、順に詳細な表示が得られる高速表示が行な
える。
【0054】上記した8画素×8画素のブロックの場合
には、図11aに図示されるように、ブロックあたりの
有効係数は計64個となる(図中は一部省略されてい
る)。ここで、復元速度と有効係数の個数の関係は、復
元速度を最高とした場合には抽出される有効係数を1と
し、復元速度を最低とした場合には抽出される有効係数
は64個となる。同様に、画質と有効係数の個数との関
係は、画質を最高とした場合には抽出される有効係数を
64個、画質を最低とする場合には抽出される有効係数
を1個とすればよい。
【0055】例えば逆直交変換演算を行なう際に係数を
DC成分に制限する場合には、図11bに図示されるよ
うにこれを有効係数として抽出すればよい。なお、高画
質(低速処理)を選択する場合には、復元処理が完了す
るまでは画像を画面上に表示することができないが、画
質が低くてもよければ比較的早く画像を画面に表示する
ことができる。
【0056】そこで、本実施形態を以下のように変形す
ることが可能となる。まず、復元処理を行なう場合に、
初期表示を行なうときには画像データの復元指定として
最低画質(最高速度)を指定して、圧縮データ保持部に
保持された圧縮データをデータ復元部に供給して復元処
理を行なう。そして、画像の表示に必要な画像データを
すべて復元して復元データ保持部に一旦格納するととも
に、表示処理部に復元済データを供給して表示処理を行
なう。この場合、画像の画質は良くないが、処理速度が
速いためにすぐに画像を表示することができる。
【0057】続いて、この処理を実行した後、同一画像
データについて最高画質(最低速度)による復元処理を
実行する。この場合には、最高画質による復元指定が行
なわれ、圧縮データ保持部に保持された圧縮データを再
度データ復元部に供給し、最高画質となるようなデータ
復元処理を実行する。このようにして復元された画像デ
ータを、それまでに復元データ保持部に保持されていた
復元済データと置き換えて保持させ、データ選択部はこ
の置き換えられた復元済データを表示処理部に供給す
る。これによって、画面上に表示される画像は最低画質
のものから最高画質のものに置き換えられる。
【0058】このような処理を行なうことにより、画質
は悪いものの表示しようとする画像を即座に画面上に表
示することができる。また、画質の低い画像の表示処理
をしている間に最高画質による復元処理を実行すること
で、最高画質の画像を得るまでの時間を短くすることが
可能となる。画質の指定は、最低画質と最高画質の2段
階としなくてはならない理由はなく、その間の画質の画
像も表示できるように復元処理を3段階、あるいはそれ
以上とすることも充分可能である。図12は更に一実施
形態の変形例であり、ここではデータ復元部がデータ入
力部、符号データ結合部並びに復元部により構成されて
いる。
【0059】ここで、復元データA.rasのBASELINEJP
EGでの圧縮データはA.jpgであるが、階層復元が行な
えるようなPROGRESSIVE JPEGでは、有効係数の階層
を順次復元することによって、次第に詳細な画像の表示
を行なうことができるようになる。PROGRESSIVE JPE
Gの場合には、例えば図13の場合には符号データA.j
pg に階層データ1、2、3が付随している。階層1の
画像データはデータ名A-001.jpg を持っている。同様
に、階層2、階層3の画像データにはデータ名A-002.j
pg 、A-003.jpgがそれぞれ与えられている。また、符
号データA.jpgを復元すると画像データA.rasが得られ
る。そして、階層1、2、3それぞれの画像データに対
してはデータ名A-001.ras、A-002.ras、A-003.rasが
与えられている。
【0060】これらのデータ名は、図14に図示される
データ管理表で対応付けられて管理されている。「第一
データ保持」の欄では、符号データのデータ名A.jpgと
対応する階層データ名A-001.jpg... が対応づけられて
いる。ここで、本実施形態の場合にはデータの階層をL
ODレベルに合わせている。例えば、LODが200以
上の場合の階層の有効係数をDC、LODが100〜2
00の場合の階層の有効係数をAC1〜AC2、LOD
が100以下の場合には階層の有効係数をAC3〜AC
63と決めておき、これに基づいて逆直交変換演算を行
なう。ここで、DC及びACn はそれぞれ有効係数を示
している。それぞれのデータは、データ名の後半部のサ
フィックス(001,002,003 )に対応するものとする。つ
まり、LODが200以上の場合には有効係数がDC成
分しかないために、再生された画像は画質が低下してい
る。これに対して、LODが100以下の場合には有効
係数が多くなるため、演算には時間を要するがより精細
な画像を得ることができる。
【0061】一方、視点からの距離と表示される物体と
の関係を考える。より視点に近い位置に存在する物体の
場合には、表示の大きさも相対的に大きくなるため、細
部まで精細に表示されている必要がある。これに対し
て、視点より遠い位置に存在する物体の場合には、表示
の大きさも相対的に小さくなる。そのため、視点位置よ
り遠い位置に存在する物体の場合には、画質が多少荒く
ても、細部がそれほど精細に再現されていなくても、差
し支えがない。
【0062】そのため、この実施形態では、視点からの
距離に応じて階層を変化させるとともに、階層毎の画像
の復元処理の精細さを変えるようにしている。そして、
各階層毎の画像データをサーバに準備するのではなく、
同一の圧縮データを復元する際の演算の精度を変えるこ
とによって、各階層の画像データを得ることができる。
【0063】表示に必要な圧縮画像のファイル名とLO
Dから、画像データ名を対応する階層圧縮画像データを
示すデータ名に変換してサーバにデータを要求する。デ
ータ管理部では、表示画像データ名と階層圧縮画像デー
タ名を組にして管理する。例えばあるLODレベルの画
像を表示するために、クライアントからサーバに対して
LODレベルに対応する階層データ(圧縮画像データ)
の転送を要求する。これに応じてサーバから対応する階
層の圧縮画像データが読みだされ、復元部で復元された
後表示処理される。
【0064】次に視点位置が移動するなどしてLODが
変化した場合には、新たな階層の画像データが必要とな
る。このような場合には、この階層に対応する圧縮画像
データをサーバに対して要求する。そして、既に保管さ
れている階層のデータと合わせて復元部で復元され、表
示処理が実行される。このように、クライアント側では
距離情報であるLODにより、サーバに対して要求する
階層圧縮画像データの階層を限定しているため、サーバ
側では同じ3次元物体に対して、距離情報に応じた複数
の画像データを準備しておく必要がなくなる。また、ク
ライアント側では、表示に必要な階層の階層圧縮画像デ
ータのみをサーバから読み込んで管理している。ここ
で、表示の階層が変わったとしても、キャッシュ内に存
在していない階層圧縮データと管理されている階層圧縮
画像データの差分だけをサーバから転送することで、高
速な画像の表示を実現することができるようになる。な
お、あるレベルのLODに対応する画像の表示が行なわ
れた後、次のLODレベルに変化する前に予め次LOD
レベルのデータ転送をサーバに対して要求しておいて、
圧縮データ保持部に保持することも可能である。このよ
うな手順によれば、実際に次のLODレベルになった時
点で既に対応する画像データは入手済であり、LODレ
ベルの変化時にサーバに対する転送要求を出す必要がな
くなる。そのため、画像を表示するための処理時間を短
縮し、高速な表示処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるクランアントの構
成。
【図2】一実施形態によるデータ管理表。
【図3】一実施形態によるデータ処理手順。
【図4】視点位置とデータの関係。
【図5】その他の実施形態によるクライアントの構成。
【図6】データ管理表。
【図7】データ復元部の一例。
【図8】ベースラインJPEGとタイリングJPEGの
関係。
【図9】データ管理表。
【図10】データ復元部の一例。
【図11】IDCY演算。
【図12】データ復元部の一例。
【図13】プログレッシプJPEG。
【図14】データ管理表。
【図15】サーバクライアントシステムの従来例
(1)。
【図16】サーバクライアントシステムの従来例
(2)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−175707(JP,A) 特開 平8−305335(JP,A) 特開 平7−21350(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 9/00 G06T 17/00 - 17/40 G06F 13/00 H04N 1/41

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の圧縮データを含む連結圧縮データ
    を受信し保持する圧縮データ保持部と、 前記圧縮データを復元する復元処理部と、 前記復元処理部により復元された復元データを保持する
    復元データ保持部と、前記圧縮データ保持部に保持される連結圧縮データのデ
    ータ名を、該連結圧縮データに含まれる個別の圧縮デー
    タ名と対応付けて管理するデータ管理部と、 データ出力要求に応じて、前記復元データ保持部に保持
    されている復元データを選択して読み出すデータ選択部
    と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】受信した圧縮データを保持する圧縮データ
    保持部と、 前記圧縮データを復元する復元処理部と、 前記復元処理部による復元処理種別を指定する復元処理
    指定部と、 前記復元処理部により復元された復元データを保持する
    復元データ保持部と、 前記圧縮データ保持部に保持された圧縮データと、該圧
    縮データに対応する前記復元データ保持部に保持された
    復元データとを組にして管理するデータ管理部と、 データ出力要求に応じて、前記復元データ保持部に保持
    されている復元データを選択して読み出すデータ選択部
    を備え、 前記復元処理部は、前記復元処理指定部により指定され
    た復元処理種別に基づいて前記圧縮データに対する復元
    処理を実行することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 受信した圧縮データを保持する圧縮デー
    タ保持部と、 前記圧縮データを復元する復元処理部と、 前記復元処理部により復元された復元データを保持する
    復元データ保持部と、 前記圧縮データ保持部に保持された圧縮データと、該圧
    縮データに対応する前記復元データ保持部に保持された
    復元データとを組にして管理するデータ管理部と、 圧縮データの一部を復元処理部で復元処理するととも
    に、 一部の圧縮データを復元処理の後、圧縮データの全部を
    前記復元処理部にて復元処理するよう指示を行なうデー
    タ選択部と、を備えたことを特徴とするデータ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 異なる階層を持つ複数の圧縮データを含
    む階層圧縮データを受信し保持する圧縮データ保持部
    と、 前記圧縮データを復元する復元処理部と、 前記復元処理部による復元処理種別を指定する復元処理
    指定部と、 前記復元処理部により復元された復元データを保持する
    復元データ保持部と、 前記圧縮データ保持部に保持される階層圧縮データのデ
    ータ名を、該階層圧縮データに含まれる個別の圧縮デー
    タ名と対応付けて管理するデータ管理部と、 データ出力要求に応じて、前記復元データ保持部に保持
    されている復元データを選択して読み出すデータ選択部
    と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 受信した圧縮データを保持する圧縮デー
    タ保持部と、 前記圧縮データを復元する復元処理部と、 前記復元処理部による復元処理種別を指定する復元処理
    指定部と、 前記復元処理部により復元された復元データを保持する
    復元データ保持部と、 前記圧縮データ保持部に保持された圧縮データと、該圧
    縮データに対応する前記復元データ保持部に保持された
    復元データとを組にして管理するデータ管理部と、 データ出力要求に応じて、前記復元データ保持部に保持
    されている復元データを選択して読み出すデータ選択部
    を備え、 受信した第一の圧縮データを前記復元処理部で復元して
    出力するとともに、 前記復元処理されたデータの出力と並行して、第二の圧
    縮データを受信し、前記受信した第二の圧縮データを前
    記復元処理部で復元して第二の復元データを得て、 前記第二の復元データを復元データ保持部に保持するこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 受信した圧縮データを復元して、3次元
    画像を表示するデー タ処理装置において、 受信した圧縮データを保持する圧縮データ保持部と、 前記圧縮データを復元する復元処理部と、 前記復元処理部により復元された復元データを保持する
    復元データ保持部と、 データ出力要求に応じて、前記復元データ保持部に保持
    されている復元データを選択して読み出すデータ選択部
    とを備え、 前記3次元画像のうち、視点位置より視認可能な位置の
    画像に相当する圧縮データは前記復元処理部にて復元
    し、視点位置より視認できない位置の画像に相当する圧
    縮データは前記圧縮データ保持部に保持するよう構成さ
    れたことを特徴とするデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 受信した圧縮画像データを復元して、3
    次元画像を表示するデータ処理装置において、 受信した圧縮画像データを保持する圧縮データ保持部
    と、 前記圧縮画像データを復元する復元処理部と、 前記復元処理部により復元された復元データを保持する
    復元データ保持部と、 データ出力要求に応じて、前記復元データ保持部に保持
    されている復元データを選択して読み出すデータ選択部
    とを備え、 前記圧縮画像データの視点からの距離を示す情報を参照
    し、前記圧縮画像データが前記視点から第一の距離にあ
    る画像に相当する場合には、前記圧縮画像データを前記
    復元処理部に供給して復元処理を行い、前記圧縮画像デ
    ータが視点から前記第一の距離より遠い第二の距離にあ
    る画像に相当する場合には、前記圧縮画像データを前記
    圧縮データ保持部に保持することを特徴とするデータ処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記データ処理装置は更に、復元データ
    に基づいて前記3次元画像の表示処理を行う表示処理部
    を備え、 前記第一の距離にある圧縮画像データは、前記復元処理
    部による復元処理の後前記表示処理部に供給されるとと
    もに、前記圧縮画像データが視点より前記第一の距離よ
    りも遠く且つ前記第二の距離よりも近い第三の距離にあ
    る画像に相当する場合には、前記圧縮画像データを前記
    復元処理部により復元した後、前記復元データ保持部に
    保持することを特徴とする請求項7記載のデータ処理装
    置。
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