JP3102187U - カレンダー - Google Patents

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Abstract

【課題】
変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没に始まり土曜日の日没に終わることを特徴とする28日周期の波長のリズムをカレンダーに記載することにより、その波長のリズムを明瞭に確認できるようにすること。
【解決手段】
1月から12月までの各日数が任意日数毎、月毎、又は複数月毎に一枚の用紙に表示されているカレンダーにおいて、変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没に始まり土曜日の日没に終わることを特徴とする28日周期の波長のリズムをより明瞭に確認するために、金曜日を明示するよう、突起、印字、又は着色により表された識別手段が設けられており、同種の識別手段が金曜日から一週間連続して設けられ、その同種の識別手段が3週おきに現れるようにしてある。
【選択図】
【図2】

Description

この考案はカレンダーに関する。
人間にはそれぞれに23日周期の身体リズム、28日周期の感情リズム、33日周期の知性リズムといったバイオリズムがあるといわれている。そのリズムを知り、それに合わせた生活をすると有用といわれている。
従来、係るバイオリズムの計算と表示にかかる特別な知識や技術、高価な道具を不要にし、表示結果ができるだけ長い日数に渡ることを特徴とするバイオリズム計算表示カレンダ―なるものが考案されている(例えば、特許文献1)。
尚、個人によって異なるバイオリズムとは違い、すべてに共通するリズムとして、変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没に始まり土曜日の日没に終わることを特徴とする28日周期の波長が存在するとされている。
登録実用新案公報第3061627号
特許文献1に示すバイオリズム計算表示カレンダ―には、個々人によって異なるバイオリズムを計算するために身体・感情・知性といった3つの曲線が記載されているが、これでは見にくく、かつ判りづらい。また立体的形状であるため、保管場所にも苦慮する。そのため、より汎用性があり、明瞭な、平面的形状のカレンダーが必要であった。
一方、変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没に始まり土曜日の日没に終わることを特徴とする28日周期の波長は、個々人によって異なるバイオリズムとは違い、すべてに共通するものであるので、個々人に合わせた計算は必要なく、汎用性のあるものである。
そこで、本考案はこの変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没に始まり土曜日の日没に終わることを特徴とする28日周期の波長のリズムをカレンダーに記載することにより、その波長のリズムを明瞭に確認できるようにすることを目的とする。
そこで、本考案は上述の課題を解決するため、1月から12月までの各日数が任意日数毎、月毎、又は複数月毎に一枚の用紙に表示されているカレンダーにおいて、金曜日を明示するための識別手段が設けられていることを特徴とするカレンダーを提供するものである。
また、上記のようなカレンダーにおいて、同種の識別手段が金曜日から一週間連続して設けられることを特徴とする。
加えて、同種の識別手段が3週おきに現れることを特徴とする上記のようなカレンダーを提供するものである。
そして、前記識別手段が突起、印字、又は着色により表されることを特徴とするカレンダーを提供するものである。
さらに、前記識別手段が日付欄を着色することによりなされており、1週間毎に変化する同色の日付欄の配色パターンが赤、緑、青、黄の順からなることを特徴とするカレンダーを提供するものである。
本考案のカレンダーを使うことにより、変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没から土曜日の日没である28日周期の波長のリズムを明瞭に確認することができる。
以下、本考案に係るカレンダーの実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没に始まり土曜日の日没に終わることを特徴とする28日周期の波長を示している。これは水平直線上に通常のサイン曲線を28日周期で描いたものである。直線を境に下方向を低調期、上方向を高調期とする。低調期は生体にエネルギーが蓄積される休養期にあたり、疲れやすいので無理を避け、エネルギーを蓄積する必要があるとされる時期といわれている。反対に高調期は生体のエネルギーが放出される活動期であり、活力が旺盛で多少の無理をしても問題がないとされている。
Aはサイン曲線が低調期に向かう始点、Bは低調期の極値点、Cは高調期に向かう始点、Dは高調期の極値点である。
尚、AからB、BからC、CからD、DからAへ移行するまではそれぞれ7日間を要し、A、B、C、Dはすべて金曜日の日没から土曜の日没までの間に現れることとなる。
変曲点及び極値点であるA、B、C、Dをより詳しく説明すると、高調期から低調期に移行する点Aは、生体のエネルギーの活動期が終わるとされている。この時期は生体周期のリズムの性質が大きく変わるので、事故の発生、病状の悪化などの危険率が高まる。そのためA点を含む日となる金曜日は最も危険な日とされ、図1中では要注意日と表している。
Bは低調期の極値点であるので、不調の傾向が現れやすいとされている。この時期には生体のエネルギーを蓄えるべく穏やかに過ごすのが良いとされる。又、感情的に鬱になるピークでもあるため、注意を要する日でもある。
低調期から高調期に移行する点Cは、生体のエネルギー蓄積が完了し、放出する時期へ移る境となるため、リズムの性質が大きく変わることで、事故等の発生率が高まるといわれている。そのためC点を含む金曜日は注意を要する日とされており、図1中では注意日と示した。
高調期の極値にある点Dはコンディションが最上の時とされる。高調期は状況が安定しており、問題が起こりにくいとされているが、極値にあたるD点は最も感情が高まるため、喧嘩、口論が起こりやすく、又、車のスピードを出しすぎる傾向があり、交通事故の発生も高まるので、A点やC点同様、注意を要する日である。
尚、注意を要する日は低調期ではなく、変極点や極値にあたる金曜日はみな注意を要する日であり、とりわけ危険率が最も高いとされているのがAの要注意日で、次いでCの注意日となる。
要注意日のA点や注意日のC点、高調期や低調期の極値点であるB点及びD点は金曜日の日没から土曜日の日没までの間に現れるため、金曜日の朝から注意を喚起するべく、本考案に係るカレンダーにおいては金曜に識別手段を設けることとした。
図2は本考案に係るカレンダーの実施例1を表しており、2003年11月から12月のカレンダーである。識別手段11が付された期間は低調期の極値点Bを過ぎて上昇を始める7日間である。横線で示されるこの期間は、好ましくは緑色で着色される。次に識別手段12が付された期間は点Cから高調期に向かう7日間を表している。本図においては当該期間の日付欄に縦線が付されているが、好ましくは日付欄を青色で着色する。識別手段13が付された期間は高調期の極値点Dを過ぎ、下降に向かう7日間を表す。当該日付欄は斜線ではなく黄色に着色するのが望ましい。識別手段14は点Aから低調期に向かう7日間を表す。当該日付欄は無線で表されているが、好ましくは赤色で着色される。
尚、図から明らかなように、識別手段のパターンがカレンダー上に識別手段11、12、13、14の順で規則的に繰り返され、その結果、同種の識別手段は3週おきに現れることとなる。
無論、識別手段を着色によって表す場合、日付欄の着色は赤、緑、青、黄に限らず、その他の色彩で着色してもよい。又、着色以外の識別手段を利用することもでき、例えば突起を設けてもよいし、印字等によりマークを付してもよい。
このカレンダーを用い11月及び12月の要注意日を確認するためには、赤(無線)で示される金曜日を見ればよいので、11月21日、12月19日であることが一目瞭然にして確認できる。加えて注意日を見るためには青(縦線)で示された金曜日を見れば良いので、11月7日、12月5日であることが確認できる。このように簡易にかつ明瞭にして変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没から土曜日の日没である28日周期の波長のリズムを確認することができる。
図3は本考案に係るカレンダーの実施例2を表す2003年11月のカレンダーである。本実施例においては金曜日毎に突起21乃至24の突起を設けている。突起21乃至24を設けることで、視覚だけでなく触覚によっても、変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没から土曜日の日没である28日周期の波長のリズムを確認することができる。
尚、識別手段は突起に限られず、印字や着色などにより表してもよい。又、金曜日から1週間、同じ識別手段を設け、3週おきに現れるようにしてもよい。
変曲点及び極値点を含む日が金曜日の日没に始まり土曜日の日没に終わることを特徴とする28日周期の波長 識別手段が金曜日から1週間連続で設けられたカレンダー 識別手段が金曜日のみに設けられたカレンダー
符号の説明
A 要注意日
B 低調期の極値
C 注意日
D 高調期の極値
11乃至14 識別手段
21乃至24 識別手段(突起)

Claims (5)

  1. 1月から12月までの各日数が任意日数毎、月毎、又は複数月毎に一枚の用紙に表示されているカレンダーにおいて、金曜日を明示するための識別手段が設けられていることを特徴とするカレンダー。
  2. 同種の識別手段が金曜日から一週間連続して設けられることを特徴とする請求項1記載のカレンダー。
  3. 同種の識別手段が3週おきに現れることを特徴とする請求項2記載のカレンダー。
  4. 前記識別手段が突起、印字、又は着色により表されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカレンダー。
  5. 前記識別手段が日付欄を着色することによりなされており、1週間毎に変化する同色の日付欄の配色パターンが黄、赤、緑、青の順からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカレンダー。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200019587A (ko) 2018-08-14 2020-02-24 아토메탈테크 유한회사 비정질 내면 코팅된 파이프 및 그 제조방법
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