JP3102057U - ブランコ式足掛け運動具 - Google Patents

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Abstract

【課題】旅客機のエコノミ-クラスで長時間、着座拘束され旅行する時、足の苦痛は想像以上であり、エコノミ-クラス症候群と呼ばれる血栓症を引き起こすことがある。このこの苦痛を緩和し、癒し、また血栓症を防止し、安全、安心して使用でき、より快適な空の旅を促進する、ブランコ式足掛け運動具を提供する。
【解決手段】略長方形の足掛けプレート1bの両端に開けた通し孔2a,2bに、長さ調整部4bを持つ長尺バンド4aを挿通したブランコ式足掛け運動具1aを提供する。
【選択図】図1

Description

本考案は、長時間、着座屈曲を余儀なくされる飛行機旅行において、足休息のみならず、足運動を容易にして、エコノミークラス症候群と呼ばれる、血栓症障害を防止するために使用する、ブランコ式足掛け運動具に関するものである。
従来の近似技術として、次の出願例のように、携帯用の布製袋式、厚紙プレート式、布製帯式等の足置き具があった。
実開平01−4948、登録実用新案第3082959号(考案の名称:携帯用足掛け具) 実開平07−3622、登録実用新案第3020580号(考案の名称:椅子用足乗せ台) 特許公開平7−228179(発明の名称:足載せステップ)
これらには次のような問題点があった。
[特許文献 1]のものは、携帯用で、布製袋式の足置き具に関するものである。足置き部は柔軟構造で、両足を乗せると、V字型に懸垂されるため、足重なり、足圧迫、布部と足との局部過接触による食い込みがおこり、苦痛のため長時間は使用できなかった。また、足は袋状に包まれ通気性が悪く、蒸れる状態になり不快であった。単なる足置き具で、足運動等はできなかった。
[特許文献 2]のものは、携帯用に供するものとして、厚紙プレートを使用し、その4隅に支持紐体を取りつけ、テーブルの支持脚に結びつけて使用する、足置き具に関するものである。傾倒されたシートテーブルへの懸垂を念頭において考案されているが、シートテーブルは頻繁に、前座後背面(元の位置)への収納や通常使用への傾倒を繰り返し、また、テーブルは安全対策上、ほとんどの時間、元の位置に収納された状態におかれる。
この通常使用と収納状態を繰り返す場合、4点支持が災いし、バランスよく懸垂することができない。また、高さ調整時は支持紐体を結び直すが、狭い座席での作業は困難なものであった。紙製は耐久性に欠けており、足運動はできにくいものであった。
[特許文献 3]のものは、携帯用に供する、布製帯状の足置き具である。支持部材や係止部材は、手荷物等の肩掛けにも転用できるように考案されているが、この係止部材でシートテーブルへ取りつけると、テーブルの支持金具をすべり落ち、固定出来なかった。
足置き部は柔軟構造で、両足を乗せるとV字型に懸垂されるため、両足の重なり、圧迫がおこる。両足の分離帯が縫製されているが、ここに踵を入れると足と帯との局部過接触による食い込みがおこり、苦痛のため長時間は使用できなかった。
また、テーブルの傾倒、収納を繰り返すとき、長さ調整を頻繁に、速やかに行う必要があるが、足置き部と支持部材は縫い合わせ接合されているため、長さ調整は容易でなかった。また、支持部材の左右を均等長さに吊り下げることも困難であった。
足置き具を付けたまま、テーブルを元の位置へ収納する時、支持部材や係止部材が障害となり収納はできにくかった。
足は、V字状になった足置き部で拘束され、また、吊り下げは、上部2支持点を底辺、足部を頂点とする逆三角形構造となっているので動きは制限され、足運動を随時、活発にできなかった。
長時間、両足を乗せ、ゆっくりと休息ができなく、また、足底やふくらはぎを刺激し、血行を良くすることもできなかった。
総じて言えば、日本から米国やヨーロッパに、エコノミ-クラスで、10時間以上飛行する場合、飛行機は高効率運行のためほぼ満席の状況で飛行する。狭いシートに座り、下半身はシートベルトで固定されていると、足の苦痛は想像以上である。
機内ビデオで、足体操が放映され実施はするが、苦痛は緩和されない。また、現在、発売されている、携帯用の布製帯式、布製袋式のものは、足の位置をフロアより若干高く吊るための、単なる、足置き具で、人間工学的に運動、休息、休眠、安心、癒し、遊び心等の配慮がなく、長時間の使用は苦痛であった。本考案はこれらの問題点を解決するためになされたものである。
略長方形の足掛けプレート1bの両端に開けた通し孔2a,2bに、長さ調整部4bを持つ、長尺バンド4aを挿通した、ブランコ式足掛け運動具1aである。
このブランコ式足掛け運動具においては、前後左右、自在に足を振り動かすことができ、足掛け部とその支持部材の長尺バンドは非固定のため、随時、吊り下げ長さが変えられ、膝下足の運動を幅広いものとすることができる。
また、足掛けプレートの表裏を反転することにより、裏面のイボ面を使用すると、足底部を押圧し、刺激を与え、血行を促進することができる。
このブランコ式足掛け運動具による、足部の積極的な運動、プレート面による足底部を押圧し、刺激を与えることにより、足を中心とした体の血行を改善促進し、エコノミ-クラス症候群と呼ばれる、血栓症を防止することができる。
ブランコ式のため、遊び心も加わり、足拘束から開放され、癒されこのエコノミ-クラスの苦痛が大幅に緩和され、長時間旅行時における、心身の安全性を高める効果がある。
また、当具は列車、バス及び船の旅行においても携帯利用でき、長時間の着座を安楽なものとすることができる。
このブランコ式足掛け運動具1aの足掛けプレート1bの両端には、長尺バンド4aを自在に挿通できる、通し孔2a、2b開けられ、またこの通し孔2a、2bには、両端部より切り込み部2c、2dが設けられている。足掛けプレート1bの上面は通常使用用に曲面3aと裏面は血行促進用にイボ面3bが配置される。
長尺バンド4aを、長くループ状に、長さ調整部4bで連結し、足掛けプレート1bの曲面3aを上にして、この長尺バンド4aを、切り込み部2c、2dより、挿着すれば組立ては完了する。本考案は以上のような構成で、これを使用する時は、次のようにする。
図2の(a)に示されるように、組み立てられた当運動具を、同図の(b)に示すように、長尺バンド4aをシートテーブル5aに掛けるように置く。次に、この長尺バンド4aの長さ調整部4bを、手で操作しやすいよう、シートテーブル5aの直下6となるようにおき、シートテーブル5aと支持金具5b、5cとの連結に供される、枢軸部5d、5eに巻き掛けるように固定すると、取り付けは完了する。
足掛けプレート1bは、通し孔2a、2bを介して、長尺バンド4a上を自在に移滑するが、一旦、足を掛けると、プレート裏面とバンドとの圧着摩擦によるブレーキ効果で、所定位置で固定することができる。よって、足掛けプレート1bが水平になるよう調整した後、足を掛ける。
足を掛けると、適宜、膝を前後に屈伸させる前後スイング運動や、左右に振る左右スイ
ング運動を行い、また、両つま先部をプレートに乗せた、かかと上下運動、両かかと部をプレートに乗せた、つま先上下運動、長尺バンド4aを調整し、両足に巻きつけて、ふくらはぎ押圧運動をする。
長さ調整部4bにより、随時、足掛けプレート1bの高さ調整して使用する。
また、当具の特色とした、足部血行促進のため、適宜、プレートを反転させ、裏面のイボ面3bを使用し、足底部の押圧運動をおこなう。
当具使用時、足掛け具にかかる荷重は、体重の約20%〜30%が作用するが、当支持金具5bには、少なくとも、約100Kgの荷重に耐えるよう設計されており、強度的に問題ない。ただし、上下に過大な衝撃を与えないように使用し、基本的には、当具は離陸、着陸時は使用しない。
足掛けプレート1bの材質はプラスチック又は木製が望ましい。
裏面の形状として、溝面や凹凸面も使用することができる。
本考案の使用中の状態を示す斜視図である。 本考案の組立て斜視図及び取りつけ要領図であり、(a)は足掛けプレート、長尺バンド及び長さ調整部の組み立て図、(b)はシートテーブルへの上面掛け取りつけ要領を示す。 本考案の足掛けプレート上面及び裏面の形状を示す斜視図、(a)は通常使用する上面用の曲面、(b)は裏面用のイボ面を示す。
符号の説明
1a ブランコ式足掛け運動具
1b 足掛けプレート
2a 通し孔
2b 通し孔
2c 切り込み部
2d 切り込み部
3a 曲面
3b イボ面
4a 長尺バンド
4b 長さ調整部
5a シートテーブル
5b 支持金具
5c 支持金具
5d 枢軸部
5e 枢軸部
6 直下

Claims (1)

  1. 略長方形の足掛けプレート1bの両端に開けた通し孔2a,2bに、長さ調整部4bを持つ長尺バンド4aを挿通した、ブランコ式足掛け運動具1a。
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