JP3102023U - 消臭シート - Google Patents
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Abstract
【課題】のれん、カーテン、タペストリー等のインテリア用品やシーツ、寝具カバー等の寝装品に用いることで、快適な居住生活を実現することができる消臭シートを提供する。
【解決手段】消臭性を有する不織布3と、該不織布3の少なくとも一側面に配設された通気性を有するシート4とを備えるシート基材2を、超音波キルト加工にて接着した。また、のれん、カーテンまたはタペストリーのインテリア用品の少なくとも一部の素材として使用される。さらに、シーツまたは寝具カバーの寝装品の少なくとも一部の素材として使用される。
【選択図】図1
【解決手段】消臭性を有する不織布3と、該不織布3の少なくとも一側面に配設された通気性を有するシート4とを備えるシート基材2を、超音波キルト加工にて接着した。また、のれん、カーテンまたはタペストリーのインテリア用品の少なくとも一部の素材として使用される。さらに、シーツまたは寝具カバーの寝装品の少なくとも一部の素材として使用される。
【選択図】図1
Description
本考案は、のれん等のインテリアおよびシーツ等の寝装品に使用することができる消臭シートに関する。
従来より、優れた消臭性能を有する消臭性パイル布帛、また、布帛の幅の問題を解消した消臭性パイル布帛がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−37081号公報(第1−2頁、図1)
上掲特許文献1の消臭性パイル布帛は、織布、不織布等からなる布帛に、消臭剤をバインダー樹脂で前記布帛に付与して形成することを特徴とし、かかる消臭性パイル布帛をジュータン、マット、カーテン、クッション、のれん、壁掛け等に使用している。しかし、上記構成の消臭性パイル布帛においては、インテリアとしてのカーテンやのれん、壁掛け等に使用した場合、通気性能では殆ど期待できず、消臭作用も接触面のみに限定されるという問題があった。
そこで本考案は上記の点に鑑み、のれん、カーテン、タペストリー等のインテリア用品やシーツ、寝具カバー等の寝装品に用いることで、快適な居住生活を実現することができる消臭シートを提供することにある。
上記課題を解決するために本考案の消臭シートは、消臭性を有する不織布と、該不織布の少なくとも一側面に配設された通気性を有するシートとを備えるシート基材を、超音波キルト加工にて接着したことを特徴とする。また、本考案の消臭シートは、のれん、カーテンまたはタペストリーのインテリア用品の少なくとも一部の素材として使用してもよい。さらに、本考案の消臭シートは、シーツまたは寝具カバーの寝装品の少なくとも一部の素材として使用してもよい。
消臭性を有する不織布と通気性の高いシートとを超音波キルト加工にて接着したことで、優れた消臭効果を発揮すると共に、超音波キルト加工による点状接着で素材自体の通気性を維持することができる。また、長期使用中においても、糸切れやほつれの発生を防ぐこともできる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2に示す消臭シート1は、消臭性を有する不織布3と、不織布3の少なくとも一側面に配設されるメッシュ状のシート4とで構成されるシート基材2からなり、特にシート基材2は、超音波キルト加工にて接着されている。
図1および図2に示す消臭シート1は、消臭性を有する不織布3と、不織布3の少なくとも一側面に配設されるメッシュ状のシート4とで構成されるシート基材2からなり、特にシート基材2は、超音波キルト加工にて接着されている。
不織布3は、消臭性組成物を含有または付着した繊維を利用して形成する他、既存の不織布に消臭性組成物を付着することにより形成される。特には、不織布3に、木綿繊維、麻繊維又はレーヨン繊維に、メタクリル酸をグラフト共重合反応させたものであって、該繊維に対するメタクリル酸のグラフト化率が7〜15重量%であることを特徴とする改質セルロース繊維を使用することが好ましい。なお、この改質セルロース繊維は、特許第3239146号公報に開示された改質セルロース繊維として公知の技術である。具体的には、木綿繊維、麻繊維又はレーヨン繊維に、メタクリル酸をグラフト共重合反応させたものであって、該繊維に対するメタクリル酸のグラフト化率が7〜15重量%である改質セルロース繊維である。
シート4は、加熱することにより熱溶融される化学繊維、または化学繊維と天然繊維の混紡素材からなり、特に高い通気性が得られるようにメッシュ状に形成されている。シート4は、例えば、8コースダイヤ組織、ナイロン100%、経密度22コース/インチ、横密度18ウエル/インチ、目付360g/105cm×1mのラッセルジャージネット等が好適に使用される。
不織布3とシート4とからなるシート基材2は、多数の点状の接着部5を有する超音波キルト加工にて接着されている。超音波キルト加工は、素材自体を超音波振動による摩擦熱で複数層の素材を接着する加工技術であり、従来より周知の技術とされている。
接着部5は素材自体を超音波振動による摩擦熱で溶着する。このため、超音波キルト加工による接着部5は、通常の多針キルティング縫着とは異なり、素材間に針による貫通穴がなく、糸を使用しないため糸切れや糸のほつれもない。また、接着剤等を使用しないため通気性や通水性を妨げない。さらに、長期使用においても不織布3とシート4との接着状態を確実に保持することができる。
また、シート4は、図2に示すように、不織布3の一側面に配設したり、図3に示すように不織布3を挟持した状態で両面に配設してもよい。
本考案の消臭シートの他の好適例として、本考案の消臭シート1を利用して、図4に示すのれん10、図6に示すカーテン11、図7に示すタペストリー12、図8に示すシーツ13、図9に示す寝具カバー14を形成することが挙げられる。本考案の消臭シート1をのれん10等のインテリアやシーツ13等の寝装品に使用することで、装飾面と実用性とで室内の消臭効果が得られる。
また、本考案の消臭シートの他の好適例として、本考案の消臭シート1をのれん10、カーテン11、タペストリー12、シーツ13、寝具カバー14の一部に使用してもよい。この場合、例えば図5に示すように、のれん10の開孔部6に小片状に形成された消臭シート1´を設置することで、通気性を損なわず消臭特性を発揮させることができる。
1,1´ 消臭シート
2 シート基材
3 不織布
4 シート
5 接着部
6 開孔部
10 のれん
11 カーテン
12 タペストリー
13 シーツ
14 寝具カバー
2 シート基材
3 不織布
4 シート
5 接着部
6 開孔部
10 のれん
11 カーテン
12 タペストリー
13 シーツ
14 寝具カバー
Claims (3)
- 消臭性を有する不織布と、該不織布の少なくとも一側面に配設された通気性を有するシートとを備えるシート基材を、超音波キルト加工にて接着したことを特徴とする消臭シート。
- のれん、カーテンまたはタペストリーのインテリア用品の少なくとも一部の素材として使用される請求項1記載の消臭シート。
- シーツまたは寝具カバーの寝装品の少なくとも一部の素材として使用される請求項1記載の消臭シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272834U JP3102023U (ja) | 2003-12-02 | 2003-12-02 | 消臭シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272834U JP3102023U (ja) | 2003-12-02 | 2003-12-02 | 消臭シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3102023U true JP3102023U (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=43255578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003272834U Expired - Lifetime JP3102023U (ja) | 2003-12-02 | 2003-12-02 | 消臭シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3102023U (ja) |
-
2003
- 2003-12-02 JP JP2003272834U patent/JP3102023U/ja not_active Expired - Lifetime
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