JP3101933U - メイク・アップのカラーコーディネイトのためのカラーチャート - Google Patents

メイク・アップのカラーコーディネイトのためのカラーチャート Download PDF

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Abstract

【課題】消費者が自己のヘアカラーを基準に、それに似合う色の化粧品を容易に選択できるような手段を提供する。
【解決手段】シート1上に、ブルーベースのブラウンのヘアカラーに似合う化粧品のカラーパッチが配列された一の一覧表2と、イエローベースのブラウンのヘアカラーに似合う化粧品のカラーパッチが配列された他の一覧表3が印刷される。各一覧表は、上から順に、少なくとも、ヘアカラーのカラーパッチが印刷されたヘアカラー表示コラム8、アイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチが印刷されたアイ・メイク・アップカラー表示コラム9、リップ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチが印刷されたリップ・メイク・アップカラー表示コラム10、チークカラーのカラーパッチが印刷されたチーク・メイク・アップカラー表示コラム11に区分される。
【選択図】図1

Description

本考案は、メイク・アップのカラーコーディネイトのためのカラーチャートに関するものである。
市場で入手可能な化粧品の種類は、規制緩和およびメイク・アップブームによって増加する傾向にあり、化粧品は、機能(発色、持ち、使用感、容器)、色数、および付加価値(新規原料や新技術によるトリートメント効果、保護効果、ダメージ防止効果等)の面において多様化しており、消費者にとってみれば、機能、商品数、付加価値等による化粧品の選択枝は広がってきている。
しかしながら、消費者が自己に似合う色合いの化粧品を選択しようとする場合、確固たる判断基準が存在せず、百貨店等での対面販売によるアドバイスや、ファッション誌等の特集記事に頼るか、あるいは、「広告でタレントが使用している色」を選択するしかないのが現状である。
また、日本女性の約65%がヘアカラーリングをするようになり、「髪色の違い」は顕著になってきている。それに伴い、髪の長さやヘアスタイルと同様に、ヘアカラーが個人の外観や印象に影響する要素であるとの認識が高まってきている。
しかし、一般的な化粧品の販売においては、ヘアカラーに合わせたメイク・アップの提案がなされていない。このことは、一般的な化粧品ブランドのパンフレット、会誌、アドバイスシート(メイク・アップ・シート)等、化粧品を提案する印刷物やシートが、ヘアカラーに触れていないことからも明らかである。
このように、ヘアカラーは個人の外観や印象を大きく左右するにもかかわらず、従来においては、消費者が自己の髪色を基準に似合う色合いの化粧品を選択することが容易ではなかった。
したがって、本考案の課題は、消費者が自己のヘアカラーを基準に、それに似合う色合いの化粧品を容易に選択できるような手段を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案は、メイク・アップのカラーコーディネイトのためのカラーチャートであって、シート上に、ヘアカラーを少なくとも2つの色分類に区分し、その区分毎に対応するヘアカラーのカラーパッチを配列表示したヘアカラー表示コラムと、アイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、前記ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したアイ・メイク・アップカラー表示コラムと、リップ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、前記ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したリップ・メイク・アップカラー表示コラムと、チーク・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、前記ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したチーク・メイク・アップカラー表示コラムと、を印刷し、前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムおよび前記チーク・メイク・アップカラー表示コラムを、それぞれ、前記ヘアカラーの色分類を基準に、これに適合する色毎に対応表示したことを特徴とするカラーチャートを構成したものである。
ここで、「ヘアカラーの色分類に適合する色」とは、ドミナント・カラーの考え方に基づいて、そのヘアカラーの色分類に調和する色、あるいは似合う色を意味する。
上記構成において、前記ヘアカラーを、ブルーベースのブラウンとイエローベースのブラウンの2つの色分類に区分し、前記ブルーベースのブラウンに関する前記ヘアカラー表示コラム、並びに前記ブルーベースのブラウンに適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムおよび前記チーク・メイク・アップカラー表示コラムを上から順に並べて一の一覧表を形成、表示し、前記イエローベースのブラウンに関する前記ヘアカラー表示コラム、並びに前記イエローベースのブラウンに適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムおよび前記チーク・メイク・アップカラー表示コラムを上から順に並べて他の一覧表を形成、表示することが好ましい。
また、前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムおよび前記チーク・メイク・アップカラー表示コラムに印刷された前記カラーパッチには、それぞれ、そのカラーパッチに対応する商品識別子を付記することが好ましく、さらに、前記商品識別子は、商品名、商品コード、色番号および色名称のいずれか1つまたはこれらの2つ以上の組合わせからなっていることが好ましい。
また、好ましくは、前記ブルーベースのブラウンに区分されたヘアカラーは、さらに、モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系と、赤っぽいブラウンの2つの色分類に区分され、前記イエローベースのブラウンに区分されたヘアカラーは、さらに、赤っぽくないブラウンと、イエロー系/ゴールド系の2つの色分類に区分されるとともに、前記モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系に関する前記ヘアカラー表示コラム、並びに前記モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系に適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムおよび前記チーク・メイク・アップカラー表示コラムが上から順に並べられて第1の一覧表が形成、表示され、前記赤っぽいブラウンに関する前記ヘアカラー表示コラム、並びに前記赤っぽいブラウンに適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムおよび前記チーク・メイク・アップカラー表示コラムが上から順に並べられて第2の一覧表が形成、表示され、前記赤っぽくないブラウンに関する前記ヘアカラー表示コラム、並びに前記赤っぽくないブラウンに適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムおよび前記チーク・メイク・アップカラー表示コラムが上から順に並べられて第3の一覧表が形成、表示され、前記イエロー系/ゴールド系に関する前記ヘアカラー表示コラム、並びに前記イエロー系/ゴールド系に適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムおよび前記チーク・メイク・アップカラー表示コラムが上から順に並べられて第4の一覧表が形成、表示される。
前記アイ・メイク・アップ用化粧品は、少なくともアイカラーを含み、前記リップ・メイク・アップ用化粧品は、少なくとも、リップスティックおよびリップグロスを含んでいることが好ましい。
さらに好ましくは、前記第1の一覧表におけるヘアカラー表示コラムには、ブルーブラック、レッドブラック、ダークブラウンおよびプラチナのカラーパッチが順次、横一列に配列され、前記第2の一覧表におけるヘアカラー表示コラムには、ボルドー、カシスブラウン、アッシュピンクおよびレッドのカラーパッチが順次、横一列に配列され、前記第3の一覧表におけるヘアカラー表示コラムには、アッシュブラウン、ナチュラルブラウン、アッシュオレンジおよびアプリコットオレンジのカラーパッチが順次、横一列に配列され、前記第4の一覧表におけるヘアカラー表示コラムには、イエロー、アッシュグリーン、ベージュおよびキャラメルゴールドのカラーパッチが順次、横一列に配列される。
さらに好ましくは、前記第1〜第4の一覧表における前記アイ・メイク・アップカラー表示コラムは、上段のアイカラーのカラーパッチ表示コラムと、下段のアイカラー以外のアイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチ表示コラムに区分され、前記アイカラーのカラーパッチ表示コラムには、関係するアイカラーのカラーパッチが順次、横一列に配列される。
さらに、前記第1〜第4の一覧表における前記リップ・メイク・アップカラー表示コラムは、上段のリップスティックのカラーパッチ表示コラムと、その下段のリップグロスのカラーパッチ表示コラムと、その下段のリップペンシルのカラーパッチ表示コラムと、その下段のリップパレットのカラーパッチ表示コラムに区分され、前記リップスティックのカラーパッチ表示コラムには、関係するリップスティックのカラーパッチが、上から順に、レッド系、ローズ系、パープル系、ピンク系、オレンジ系、ゴールド系、ベージュ系、およびブラウン系に分類されて配列され、前記リップグロスのカラーパッチ表示コラムには、関係するリップグロスのカラーパッチが、上から順に、レッド系、ローズ系、パープル系、ピンク系、オレンジ系、ゴールド系、ベージュ系、ブラウン系、およびそれ以外のカラーに分類されて配列される。
以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実施例について説明する。図1は、本考案の1実施例によるメイク・アップのカラーコーディネイトのためのカラーチャートの平面図である。図1を参照して、本考案によれば、ヘアカラーを少なくとも2つの色分類、この実施例では、ブルーベースのブラウンとイエローベースのブラウンの2つの色分類に区分し、その区分毎に対応するヘアカラーのカラーパッチを配列表示したヘアカラー表示コラム8と、アイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したアイ・メイク・アップカラー表示コラム9と、リップ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したリップ・メイク・アップカラー表示コラム10と、チーク・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したチーク・メイク・アップカラー表示コラム11と、がシート1上に印刷される。そして、ブルーベースのブラウンに関するヘアカラー表示コラム8、並びにブルーベースのブラウンに適合するアイ・メイク・アップカラー表示コラム9、リップ・メイク・アップカラー表示コラム10およびチーク・メイク・アップカラー表示コラム11が上から順に並べられて一の一覧表2が形成、表示され、イエローベースのブラウンに関するヘアカラー表示コラム8、並びにイエローベースのブラウンに適合するアイ・メイク・アップカラー表示コラム9、リップ・メイク・アップカラー表示コラム10およびチーク・メイク・アップカラー表示コラム11が上から順に並べられて他の一覧表3が形成、表示される。
ブルーベースのブラウンに区分されたヘアカラーは、さらに、モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系と、赤っぽいブラウンの2つの色分類に区分され、イエローベースのブラウンに区分されたヘアカラーは、さらに、赤っぽくないブラウンと、イエロー系/ゴールド系の2つの色分類に区分される。そして、モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系に関するヘアカラー表示コラム8、並びにモノトーン・ブラック系/ダークブラウン系に適合するアイ・メイク・アップカラー表示コラム9、リップ・メイク・アップカラー表示コラム10およびチーク・メイク・アップカラー表示コラム11が上から順に並べられて第1の一覧表4が形成、表示され、赤っぽいブラウンに関するヘアカラー表示コラム8、並びに赤っぽいブラウンに適合するアイ・メイク・アップカラー表示コラム9、リップ・メイク・アップカラー表示コラム10およびチーク・メイク・アップカラー表示コラム11が上から順に並べられて第2の一覧表5が形成、表示される。さらに、赤っぽくないブラウンに関するヘアカラー表示コラム8、並びに赤っぽくないブラウンに適合するアイ・メイク・アップカラー表示コラム9、リップ・メイク・アップカラー表示コラム10およびチーク・メイク・アップカラー表示コラム11が上から順に並べられて第3の一覧表6が形成、表示され、イエロー系/ゴールド系に関するヘアカラー表示コラム8、並びにイエロー系/ゴールド系に適合するアイ・メイク・アップカラー表示コラム9、リップ・メイク・アップカラー表示コラム10およびチーク・メイク・アップカラー表示コラム11が上から順に並べられて第4の一覧表7が形成、表示される。
ここで、「ヘアカラーの色分類に適合する色」とは、ドミナント・カラーの考え方に基づいて、そのヘアカラーの色分類に調和する色、あるいは似合う色を意味している。以下の説明では、「適合する」という用語の代わりに「似合う」という用語を用いることがある。
図2〜図5は、それぞれ、図1のカラーチャートにおける第1の一覧表の部分、第2の一覧表の部分および第3の一覧表の部分、並びに第4の一覧表の部分の拡大図である。
図2〜図5に示されるように、第1〜第4の一覧表4〜7は、それぞれ、上から順に、ヘアカラーのカラーパッチが印刷されたヘアカラー表示コラム8、アイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチが印刷されたアイ・メイク・アップカラー表示コラム9、リップ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチが印刷されたリップ・メイク・アップカラー表示コラム10、チーク・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチが印刷されたチーク・メイク・アップカラー表示コラム11に区分されている。この区分を視認し易くするため、第1の一覧表4および第4の一覧表7のそれぞれの欄外には(図2、5参照)、ヘアカラー表示コラム8に対応する位置に「Hair Colour」の文字21が、アイ・メイク・アップカラー表示コラム9に対応する位置に目を表すイラスト22および「Eye」の文字が、リップ・メイク・アップカラー表示コラム10に対応する位置に唇を表すイラスト25および「Lip」の文字が、チーク・メイク・アップカラー表示コラム11に対応する位置に頬を表すイラスト32および「Cheek」の文字が印刷されている。
図2に示されるように、第1の一覧表4におけるヘアカラー表示コラム8には、最上段の位置に「モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系」の文字20が印刷され、その下側に、ブルーブラック13a、レッドブラック13b、ダークブラウン13cおよびプラチナ13dのカラーパッチが順次、横一列に印刷されている。
図3に示されるように、第2の一覧表5におけるヘアカラー表示コラム8には、最上段の位置に「赤っぽいブラウン」の文字50が印刷され、その下側にボルドー51a、カシスブラウン51b、アッシュピンク51cおよびレッド51dのカラーパッチが順次、横一列に印刷されている。
図4に示されるように、第3の一覧表6におけるヘアカラー表示コラム8には、最上段の位置に「赤っぽくないブラウン」の文字52が印刷され、その下側にアッシュブラウン53a、ナチュラルブラウン53b、アッシュオレンジ53cおよびアプリコットオレンジ53dのカラーパッチが順次、横一列に印刷されている。
図5に示されるように、第4の一覧表7におけるヘアカラー表示コラム8には、最上段の位置に「イエロー系/ゴールド系」の文字54が印刷され、イエロー55a、アッシュグリーン55b、ベージュ55cおよびキャラメルゴールド55dのカラーパッチが順次、横一列に印刷されている。
図2〜図5から明らかなように、この実施例では、カラーパッチ13a〜13d、51a〜51d、53a〜53d、55a〜55dは、それぞれ、女性の横顔を表した同一のイラストの頭髪部分を対応する色に塗りつぶしたものからなっている。
また、第1〜第4の一覧表4〜7のそれぞれにおけるアイ・メイク・アップカラー表示コラム9は、上段のアイカラーのカラーパッチ表示コラム14と、下段のアイカラー以外のアイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチ表示コラム15に区分されている。この区分を視認し易くするため、第1の一覧表4および第4の一覧表7のそれぞれの欄外には(図2、5参照)、アイカラーのカラーパッチ表示コラム14に対応する位置に「Eye Colour」の文字が、アイカラー以外のアイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチ表示コラム15に対応する位置に「Eye Make-up Others」の文字が印刷されている。
アイカラーのカラーパッチ表示コラム14には、当該一覧表に分類されたヘアカラーに似合うアイカラーのカラーパッチ40が順次、横一列に印刷され、各カラーパッチ40の下側には対応する商品識別子が付記されている。商品識別子は、商品名、商品コード、色番号および色名称のいずれか1つまたはこれらの2つ以上の組合わせからなっている。
アイカラー以外のアイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチ表示コラム15には、当該一覧表に分類されたヘアカラーに似合う、例えば、アイペンシルやマスカラのカラーパッチ41が印刷され、各カラーパッチ41の下側には対応する商品識別子(商品名、商品コード、色番号、色名称等)が付記されている。
第1〜第4の一覧表4〜7のそれぞれにおけるリップ・メイク・アップカラー表示コラム10は、上段のリップスティックのカラーパッチ表示コラム16と、その下段のリップグロスのカラーパッチ表示コラム17と、その下段のリップペンシルのカラーパッチ表示コラム18と、その下段のリップパレットのカラーパッチ表示コラム19に区分されている。この区分を視認し易くするため、第1の一覧表4および第4の一覧表7のそれぞれの欄外には(図2、5参照)、リップスティックのカラーパッチ表示コラム16に対応する位置に「Lipstick」の文字が、リップグロスのカラーパッチ表示コラム17に対応する位置に「Lip Gloss」の文字が、リップペンシルのカラーパッチ表示コラム18に対応する位置に「Lip Pencil」の文字が、リップパレットのカラーパッチ表示コラム19に対応する位置に「Lip Palette」の文字が印刷されている。
また、リップスティックのカラーパッチ表示コラム16には、当該一覧表に分類されたヘアカラーに似合うリップスティックのカラーパッチ42が、上から順に、レッド系、ローズ系、パープル系、ピンク系、オレンジ系、ゴールド系、ベージュ系、およびブラウン系に分類されて印刷されている。さらに、各カラーパッチ42の下側には対応する商品識別子(商品名、商品コード、色番号、色名称等)が付記されている。これに対応して、第1の一覧表4および第4の一覧表7のそれぞれの欄外には(図2、5参照)、上から順に、「Red」、「Rose」、「Purple」、「Pink」、「Orange」、「Gold」、「Beige」および「Brown」の文字27が印刷されている。
リップグロスのカラーパッチ表示コラム17には、当該一覧表に分類されたヘアカラーに似合うリップグロスのカラーパッチ43が、上から順に、レッド系、ローズ系、パープル系、ピンク系、オレンジ系、ゴールド系、ベージュ系、ブラウン系、およびそれ以外のカラーに分類されて印刷されている。さらに、各カラーパッチ43の下側には対応する商品識別子(商品名、商品コード、色番号、色名称等)が付記されている。これに対応して、第1の一覧表4および第4の一覧表7のそれぞれの欄外には(図2、5参照)、上から順に、「Red」、「Rose」、「Purple」、「Pink」、「Orange」、「Gold」、「Beige」、「Brown」および「Other」の文字29が印刷されている。
リップペンシルのカラーパッチ表示コラム18には、当該一覧表に分類されたヘアカラーに似合うリップペンシルのカラーパッチ45が印刷され、カラーパッチ45の下側には対応する商品識別子(商品名、商品コード、色番号、色名称等)が付記されている。また、リップパレットのカラーパッチ表示コラム19には、当該一覧表に分類されたヘアカラーに似合うリップパレットのカラーパッチ46が印刷され、カラーパッチ46の下側には、対応する商品識別子(商品名、商品コード、色番号、色名称等)が付記されている。
第1〜第4の一覧表4〜7におけるチーク・メイク・アップカラー表示コラム11には、当該一覧表に分類されたヘアカラーに似合うチークカラーのカラーパッチ47が横一列に印刷され、各カラーパッチ47の下側には対応する商品識別子(商品名、商品コード、色番号、色名称等)が付記されている。
本考案によるカラーチャートの使用方法は次の通りである。一般に、美容室に来店した顧客は、受付および待合を経て、順次、カウンセリング、施術(カット、ヘアーカラーリング、パーマ等)、シャンプー(トリートメント)、ドライイングおよびアフターチェックを受け、自分の希望するヘアスタイルに仕上げてもらう。本考案によるカラーチャートは、ドライイングの後、顧客が最終的に仕上げられたヘアカラーを確認できる状態において使用され、あるいは、カウンセリング時に、美容師が顧客に対しアドバイスする際に使用される。
顧客は、自己の判断でまたは美容師のアドバイスにより、自分のヘアカラーが、カラーチャートの第1〜第4の一覧表4〜7のうちのどれに分類されたヘアカラーに相当するのかを確認し、該当する一覧表に記載されたアイ・メイク・アップ用化粧品、リップ・メイク・アップ用化粧品およびチーク・メイク・アップ用化粧品のそれぞれのカラーパッチ(および商品識別子)の中から好みのものを選択する。それによって、自分のヘアカラーに似合う色合いの化粧品を容易に選択することができる。
また、本考案によるカラーチャートをコンピュータのディスプレイ画面上に表示し、同様に使用することもできる。
こうして、本考案によるカラーチャートによれば、ヘアカラーをブルーベースのブラウンとイエローベースのブラウンに分類し、さらに、ブルーベースのブラウンをモノトーン・ブラック系/ダークブラウン系と赤っぽいブラウンに分類し、イエローベースのブラウンを赤っぽくないブラウンとイエロー系/ゴールド系に分類するとともに、1枚のシート上に、これらのヘアカラーの各分類毎に、ドミナントカラーの考え方に基づいて、そのヘアカラーに似合う色のアイ・メイク・アップ用化粧品、リップ・メイク・アップ用化粧品およびチークカラーのカラーパッチ(および商品識別子)を配列、印刷したので、顧客は、自分のヘアカラーを基準に、それに似合う色合いの化粧品を容易に選択することができる。また、化粧品メーカー側からすれば、本考案によるカラーチャートを用いることにより、消費者に対しヘアカラーを基準としたメイク・アップのカラーコーディネイトを積極的に提案することで、商品の販売促進を行うことができる。
本考案の1実施例によるメイク・アップのカラーコーディネイトのためのカラーチャートの平面図である。 図1の第1の一覧表の部分の拡大図である。 図1の第2の一覧表の部分の拡大図である。 図1の第3の一覧表の部分の拡大図である。 図1の第4の一覧表の部分の拡大図である。
符号の説明
1 シート
2 一の一覧表
3 他の一覧表
4 第1の一覧表
5 第2の一覧表
6 第3の一覧表
7 第4の一覧表
8 ヘアカラー表示コラム
9 アイ・メイク・アップカラー表示コラム
10 リップ・メイク・アップカラー表示コラム
11 チーク・メイク・アップカラー表示コラム
13a、13d ヘアカラーのカラーパッチ

Claims (9)

  1. メイク・アップのカラーコーディネイトのためのカラーチャートであって、
    シート(1)上に、
    ヘアカラーを少なくとも2つの色分類に区分し、その区分毎に対応するヘアカラーのカラーパッチを配列表示したヘアカラー表示コラム(8)と、
    アイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、前記ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したアイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)と、
    リップ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、前記ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したリップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)と、
    チーク・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチを、前記ヘアカラーの色分類に適合する色毎に区分して配列表示したチーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)と、を印刷し、
    前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)および前記チーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)を、それぞれ、前記ヘアカラーの色分類を基準に、これに適合する色毎に対応表示したことを特徴とするカラーチャート。
  2. 前記ヘアカラーを、ブルーベースのブラウンとイエローベースのブラウンの2つの色分類に区分し、前記ブルーベースのブラウンに関する前記ヘアカラー表示コラム(8)、並びに前記ブルーベースのブラウンに適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)および前記チーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)を上から順に並べて一の一覧表(2)を形成、表示し、前記イエローベースのブラウンに関する前記ヘアカラー表示コラム(8)、並びに前記イエローベースのブラウンに適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)および前記チーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)を上から順に並べて他の一覧表(3)を形成、表示したことを特徴とする請求項1に記載のカラーチャート。
  3. 前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)、および前記チーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)に印刷された前記カラーパッチには、それぞれ、そのカラーパッチに対応する商品識別子を付記したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラーチャート。
  4. 前記商品識別子は、商品名、商品コード、色番号および色名称のいずれか1つまたはこれらの2つ以上の組合わせからなっていることを特徴とする請求項3に記載のカラーチャート。
  5. 前記ブルーベースのブラウンに区分されたヘアカラーを、さらに、モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系と、赤っぽいブラウンの2つの色分類に区分し、前記イエローベースのブラウンに区分されたヘアカラーを、さらに、赤っぽくないブラウンと、イエロー系/ゴールド系の2つの色分類に区分するとともに、前記モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系に関する前記ヘアカラー表示コラム(8)、並びに前記モノトーン・ブラック系/ダークブラウン系に適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)および前記チーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)を上から順に並べて第1の一覧表(4)を形成、表示し、前記赤っぽいブラウンに関する前記ヘアカラー表示コラム(8)、並びに前記赤っぽいブラウンに適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)および前記チーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)を上から順に並べて第2の一覧表(5)を形成、表示し、前記赤っぽくないブラウンに関する前記ヘアカラー表示コラム(8)、並びに前記赤っぽくないブラウンに適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)および前記チーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)を上から順に並べて第3の一覧表(6)を形成、表示し、前記イエロー系/ゴールド系に関する前記ヘアカラー表示コラム(8)、並びに前記イエロー系/ゴールド系に適合する前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)、前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)および前記チーク・メイク・アップカラー表示コラム(11)を上から順に並べて第4の一覧表(7)を形成、表示したことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のカラーチャート。
  6. 前記アイ・メイク・アップ用化粧品は、少なくともアイカラーを含み、前記リップ・メイク・アップ用化粧品は、少なくとも、リップスティックおよびリップグロスを含んでいることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のカラーチャート。
  7. 前記第1の一覧表(4)におけるヘアカラー表示コラム(8)には、ブルーブラック、レッドブラック、ダークブラウンおよびプラチナのカラーパッチ(13a)〜(13d)を順次、横一列に配列し、前記第2の一覧表(5)におけるヘアカラー表示コラム(8)には、ボルドー、カシスブラウン、アッシュピンクおよびレッドのカラーパッチ(51a)〜(51d)を順次、横一列に配列し、前記第3の一覧表(6)におけるヘアカラー表示コラム(8)には、アッシュブラウン、ナチュラルブラウン、アッシュオレンジおよびアプリコットオレンジのカラーパッチ(53a)〜(53d)を順次、横一列に配列し、前記第4の一覧表(7)におけるヘアカラー表示コラム(8)には、イエロー、アッシュグリーン、ベージュおよびキャラメルゴールドのカラーパッチ(55a)〜(55d)を順次、横一列に配列したことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のカラーチャート。
  8. 前記第1〜第4の一覧表(4)〜(7)における前記アイ・メイク・アップカラー表示コラム(9)を、上段のアイカラーのカラーパッチ表示コラム(14)と、下段のアイカラー以外のアイ・メイク・アップ用化粧品のカラーパッチ表示コラム(15)に区分し、前記アイカラーのカラーパッチ表示コラム(14)には、関係するアイカラーのカラーパッチ(40)を順次、横一列に配列したことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれかに記載のカラーチャート。
  9. 前記第1〜第4の一覧表(4)〜(7)における前記リップ・メイク・アップカラー表示コラム(10)を、上段のリップスティックのカラーパッチ表示コラム(16)と、その下段のリップグロスのカラーパッチ表示コラム(17)と、その下段のリップペンシルのカラーパッチ表示コラム(18)と、その下段のリップパレットのカラーパッチ表示コラム(19)に区分し、前記リップスティックのカラーパッチ表示コラム(16)には、関係するリップスティックのカラーパッチ(42)を、上から順に、レッド系、ローズ系、パープル系、ピンク系、オレンジ系、ゴールド系、ベージュ系、およびブラウン系に分類、配列し、前記リップグロスのカラーパッチ表示コラム(17)には、関係するリップグロスのカラーパッチ(43)を、上から順に、レッド系、ローズ系、パープル系、ピンク系、オレンジ系、ゴールド系、ベージュ系、ブラウン系、およびそれ以外のカラーに分類、配列したことを特徴とする請求項5〜請求項8のいずれかに記載のカラーチャート。
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