JP3101669U - 衝撃緩和靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行や走行時、使用者の足に加わる衝撃を緩和させることができる衝撃緩和靴を提供する。
【解決手段】足の甲と足首を覆って保護する甲皮部材と;前記甲皮部材と縫合されて、足の裏と地面との間の摩擦力を向上させて、各々所定深さの凹室を有するつま先部と踵部からなるクッション部材と;前記クッション部材のつま先部と踵部の凹室に各々配設して使用者の歩行及び走行時に衝撃を緩和させる緩衝手段120と;前記踵部の凹室に配設して補助緩衝を行い、使用者のつま先部上にエアーを供給するエアー圧送手段130と;前記クッション部材の上部に固着して使用者の足の裏が密着する底板140と;を含んでなる。
【選択図】図2

Description

本考案は靴に関し、より詳細には歩行や走行時、使用者の足に加わる衝撃を緩和させることができる衝撃緩和靴に関するものである。
一般に 靴は、足の甲と足首部分を保護する甲皮と、足の裏を保護しながら地面との摩擦力を高めて歩行及び走行性を向上させて緩衝の作用を同時に行う底板とから構成される。また、甲皮は底板に連結される構造を有している。
一方、前述した底板が地面と接触する際の衝撃を緩和するために、底板自体の材質として伸縮性に優れた材質、すなわち緩衝力に優れた材質を使用したり、その他底板上に緩衝の機能を行うエアーバックを採用することが広く普及している。
しかし、底板自体の材質を全て緩衝力に優れた材質とした場合には、コストの上昇による消費者の経済的な負担を増大させ、特に地面との接触による摩擦時の摩耗が容易に発生して長期間履くことができない問題点が内在している。
また、エアーバックを採用する場合には、底板自体の材質として摩耗に強いものを使用できる利点がある反面、鋭い物との接触によりエアーバックの破れが発生してエアーが流出し、結果的に全く緩衝の効果を発揮できなくなる問題点を有している。
更に、エアーバックの破れ部分から歩くたびにノイズが発生することによって、使用者に不快感を与える問題点が内在している。
前述した従来の問題点を解決するため、本考案は、靴底板のつま先と踵の内部に四角断面状のコイルスプリングを備えた衝撃吸収部材を挿入して歩行時に発生する衝撃を最大に吸収すると共に、スプリングの反撥力により歩行及び競走などを無理なくできる衝撃緩和靴を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本考案に係る衝撃緩和靴は、足の甲と足首を覆って保護する甲皮部材と;
前記甲皮部材と縫合され、足の裏と地面との間の摩擦力を向上させて、各々所定深さの凹室を有するつま先部と踵部からなるクッション部材と;
前記クッション部材のつま先部と踵部の凹室に各々配設して使用者の歩行及び走行時衝撃を緩和させる緩衝手段と;
前記踵部の凹室に配設して補助緩衝を行い、使用者のつま先部上にエアーを供給するエアー圧送手段と;
前記クッション部材の上部に固着して使用者の足の裏が密着する底板と;を含むことを特徴とする。
前記緩衝手段は、互いに対称となる形態をなして、相互対向する内側面に挿入溝を有する複数の環状フランジが突設された上、下部キャップと;
前記上、下部キャップの環状フランジ挿入溝に両端が挿着され上、下部キャップが一体に連結されて、所定の弾発力を与えるコイルスプリングと;からなるようにすることができる。
前記エアー圧送手段は、踵部の凹室上に介して、上部からの衝撃によりエアーを圧送させるエアポンプと;
前記エアポンプの片側から延びてつま先部の凹室に連通して、エアポンプからのエアーをつま先部の凹室内に供給するエアー供給管と;を備えることができる。
前記底板のつま先部上には、複数の貫通穴が形成することが好ましい。
前記エアー供給管は、クッション部材上に所定深さに形成されるガイド溝を通じて形成することが可能である。
前記クッション部材の踵部上には、使用者の踵部に向かって相対的に突設する突出クッションを形成することが好適である。
互いに対称となる形態をなし、相互対向する内側面に挿入溝を有する複数の環状フランジが突設された上、下部キャップと; 前記上、下部キャップの環状フランジ挿入溝に両端が挿着され上、下部キャップが一体に連結されて、所定の弾発力を与えるコイルスプリングと;を含むようにすることができる。
前記コイルスプリングは、四角断面状を持つようにすることが好ましい。
前記上、下部キャップ間の空間部には、各コイルスプリングと隣接設置されるように補助緩衝体をさらに介装することが可能である。この補助緩衝体は、ゴムで成形することができる。
また、第2の考案は、
靴の底部に付着して、歩行時に足の裏を保護しながら地面と摩擦し、靴の甲皮が接合されて靴の形態をなし、底面には所定形態の凹室を具備したクッション部材と;
前記クッション部材の底面に設けられて地面と摩擦をなす摩擦部材と;
前記クッション部材と摩擦部材との間に所定の凹室を形成して前記凹室に複数の四角断面状のコイルスプリングが固定キャップの間に弾設された衝撃吸収部材と;
を含む。
前記衝撃吸収部材は、四角断面状のコイルスプリングの上、下に固定キャップを設け、前記上、下位置の固定キャップの中央にワイヤーを貫通させてその両端を固定キャップに固着し、前記固定キャップの上、下位置には凹室形状の固定板を配設することができる。
前記クッション部材の底面に形成する凹室が踵部に形成され、前記凹室の側面には衝撃吸収部材の四角断面状のコイルスプリングを透視できる透明窓を設けることが好適である。
前記クッション部材に形成する凹室は、踵部とつま先部に形成することができる。
前記衝撃吸収部材が備える四角断面状のコイルスプリングは、固定キャップの間に介装する際に一次的に圧縮して設置され、その弾発力は踵部分に位置したものがつま先部に位置したものより大きく圧縮して設置されるようにしてもよい。
本考案に係る衝撃緩和靴によれば、コイルスプリング及び補助緩衝体等により相互補完的な緩衝の効果を発揮することによって、衝撃緩和の効果を倍加させることができる。したがって、靴の着用者の膝や関節等に無理な負担を与えることを抑制することができる。
以下、添付図面を参照しながら本考案の特徴的な構成及びこれに伴う作用効果をより詳
しく説明する。
図1ないし図3は本考案の一実施形態に係る衝撃緩和靴を示す説明図であり、図4及び図5は本考案の第2実施形態に係る衝撃緩和靴を示す説明図であり、図6ないし図8は本考案の第3実施形態に係る衝撃緩和靴を示す説明図である。
(第1実施形態)
まず、図1ないし図3に示すような構成を有する本考案の第1実施形態に係る衝撃緩和靴を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る衝撃緩和靴は、概略、甲皮部材100と、クッション部材110と、そして緩衝手段120と、エアー圧送手段130及び底板140に大別される。
甲皮部材100は足の甲と足首を覆って保護する部分として、通常は織物や革で成形する。
クッション部材110は、甲皮部材100と縫合されて一体に形成されて、足の裏と地面との間の摩擦力を向上させる機能を行うものである。
このクッション部材110のつま先部111と踵部112の上には、所定深さの凹室113、114が各々形成される。
一方、前述したクッション部材110の踵部112には、周辺部に比べて相対的に突出するように設けられた突出クッション115が一体に備えられている。踵部112は、走行や歩行時に最も大きい衝撃が加わる部分であるから、このような突出クッション115を備えることで、走行や歩行時に、後述する緩衝手段120が使用者の足の皮膚に伝達される感覚を遮断して不快感を与えることが防止される。
緩衝手段120は、クッション部材110のつま先部111及び踵部112に形成された凹室113、114に各々備えられ、着用者の走行及び歩行時の衝撃を緩和させる機能を行うものである。
このような緩衝手段120の詳細な構造を説明すると、図1及び図2に示すように、各凹室113、114には互いに対称となる形態を有する上、下部キャップ121、122が所定間隔をおいて位置しており、これらの上、下部キャップ121、122上には相互に対向する方向に、所定高さの環状フランジ123、124が突設されている。そして、図3のように、この環状フランジ123、124上には所定深さの挿入溝125、126が形成される。
上記環状フランジ123、124の挿入溝125、126には、コイルスプリング127の両端が挿着される。このようにコイルスプリング127が圧縮状態で設けられることによって、コイルスプリング127だけでなく上、下部キャップ121、122が一体に連結されて一つのアセンブリー形態となっている。
この時、コイルスプリング127は弾発力に優れ、長時間反復的な衝撃を受けても容易に弾性が低下せず、変形しにくい四角断面状のコイルスプリング127を使用することが好ましい。
エアー圧送手段130は、クッション部材110の踵部112上に形成された凹室114に備えられ、前述した緩衝手段120と共に補助的な緩衝の機能を有しているものである。特に、エアーをつま先部111に供給して使用者の足の裏にエアーを供給する機能を持つ。
このようなエアー圧送手段130の詳細構造では、踵部112の凹室114上に上部からの衝撃、すなわち、使用者の歩行や走行時に与えられる衝撃により圧縮されながらエアーを圧送するエアポンプ131が、概略コイルスプリング127等の中心部に介装されている。
そして、エアポンプ131から圧送されるエアーをつま先部111の凹室113に導くためのものとして、複数のエアー供給管123が少なくとも1ケ所以上形成される。
このようなエアー供給管123は、クッション部材110に設けた所定深さのガイド溝133により形成することができる。しかし、エアー供給管132の構造はこれに限定されることなく、エアー供給管を別の部品で形成することも可能である。
一方、前述したエアー供給管123を介して、エアーがつま先部111の凹室113に供給される状態で、さらに靴内の使用者の足裏部分にも供給できるようにするために、つま先部111と対応する底板140上に複数の貫通穴141を形成する。
このように構成した本考案に係る衝撃緩和靴は、使用者が歩行や走行時に足裏に加えられる衝撃が、クッション部材110の凹室113、114に設けられた緩衝手段120、すなわち、コイルスプリング127等により緩衝されるので衝撃吸収効果を得ることができる。
すなわち、歩行や走行時に与えられる衝撃をコイルスプリング127が圧縮しながら緩衝効果を発揮することによって、使用者の足に無理な力が加わることを抑制できる。
これと共に、クッション部材110の踵部112に形成された凹室114にはエアー圧送手段130が設けられ、このエアー圧送手段130は、衝撃が加えられた時圧縮しながらエアーを圧送して緩衝の効果を発揮するエアポンプ131であるため、さらに追加的な緩衝効果を得ることができる。
また、エアー圧送手段130の作動時に、圧送されるエアーがエアー供給管123を介してつま先部111の凹室113に導かれると同時に、つま先部111と対応する位置の底板140に形成された貫通穴141から靴内部に流入することで、使用者の足裏の空気の流通による蒸れ防止だけでなく、長時間の着用による発汗を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図4及び図5を参照しながら、本考案の第2実施形態に係る衝撃緩和靴を説明する。
第1実施形態と同様に、クッション部材110には、凹室113及び凹室114が形成される。
図面に示すように、本実施形態に係る衝撃緩和靴は、概略上部キャップ210と下部キャップ220と、そしてコイルスプリング230に大別される。
ここで、上、下部キャップ210、220は互いに対称となる形態である。特に、第1の実施の形態と同様に、相互対向する内面間には所定直径の環状フランジが対面するように突設され、これらの環状フランジ上には所定深さに挿入溝が形成される。
コイルスプリング230は、上、下部キャップ210、220の間に配設されて実質的に緩衝の効果を発揮するもので、両端が環状フランジの挿入溝に挿着される。それによって、上、下部キャップ210、220を一体に連結させる機能を付加的に有する。
すなわち、直接的にコイルスプリング230により上、下部キャップ210、220及びコイルスプリング230が一体に連結され、一つのアセンブリー形態をなしている。
一方、このようなコイルスプリング230は円形断面状のバネを使用することもできるが、変形が少なく、高弾力性を備えた四角断面状のコイルスプリング230を使用することが好ましい。
この時、上、下部キャップ210、220の間にはコイルスプリング230が弾設された部位を除外した部分に相当する不必要な空間部が発生する。このような空間部が生じると、コイルスプリング230を通じて緩衝作用時に発生する騷音が外部に流出する恐れがある。これを防止し、かつコイルスプリング230と共に緩衝の効果を倍加できるようにするため、図4に示すように、上、下部キャップ210、220の間の空間部には各コイルスプリング230に隣接するように補助緩衝体240をさらに介装させることが好ましい。
このような補助緩衝体240としては、弾發力を有する材質、すなわち、例えば、ゴムやスポンジで構成することが好ましい。
このように構成した本考案は、上、下部キャップ210、220の間にコイルスプリング230が介装されると共に、補助緩衝体240がさらに介装された状態、すなわち、一つのアセンブリーをなしている状態で、クッション部材110の底面におけるつま先部111と踵部112とに形成された凹室113上に配設される。
この時、靴の用途等の状況によっては、補助緩衝体240をつま先部111、踵部112に選択的に介装させることもできる。
上述のように、この実施形態では、靴の着用者の歩行時や走行時に、コイルスプリング230と補助緩衝体240が緩衝作用を行なうことによって、着用者の足に衝撃による負担が加わることを緩和させることができる。
この時、前述した上、下部キャップ210、220の間に介装されたコイルスプリング230は、上、下部キャップ210、220の環状フランジに形成された挿入溝に圧縮状態で弾設されているので、上、下部キャップ210、220だけでなくコイルスプリング230自体の離脱が防止される。すなわち、構成部材の相互間において堅固なアセンブリー状態を保持できるようなる。
一方、コイルスプリング230と共に、上、下部キャップ210、220の間の空間部に介装された補助緩衝体240による追加的な緩衝作用が同時に発生するため、緩衝効果を倍加させることができ、また補助緩衝体240が上、下部キャップ210、220の空間部を遮断することによって、コイルスプリング230で発生する騷音が外部に流出することを遮断する。
(第3実施形態)
次に、図6ないし図8を参照しながら、本考案の第3実施形態に係る衝撃緩和靴を説明する。
これらの図面に示すように、本実施形態に係る衝撃緩和靴300は、足の甲と足首を覆って保護する甲皮部材310と、足の裏と歩行時地面との摩擦力を高めるクッション部材320とからなる。
前記クッション部材320は衝撃を吸収しながら、甲皮部材310と安定した結合状態が得られるように、ボンドによる圧接または縫製による結合をする。また、靴の着用状態における安定感と通気性及び吸水性を提供するため、クッション部材320の表面には一般的なソールを載せる。このソールについての具体的な説明と図示は省略する。
そして、クッション部材320の底面のつま先部321と踵部322には、所定形態の
凹室324をそれぞれ凹状に形成し、踵部322の側面には凹室324に貫通する通孔(図示しない)を形成する。
前記凹室324には、この凹室324と同様な輪郭と同一の高さを有する衝撃吸収部材340を挿入する。図8に示す衝撃吸収部材340は、四角断面状のコイルスプリング346の上下に固定キャップ343をかぶせ、この固定キャップ343の中央にはワイヤー344を貫通させて、その両端を固定キャップ343の両端に溶接またはリベットで結着する。この時、四角断面状のコイルスプリング346は、靴の着用者が歩行または走る時、底板から発生する衝撃を吸収緩和させるのに適当な弾発力を保持するように所定の形状で圧縮させて設ける。
四角断面状のコイルスプリング346の中央を通過するワイヤー344が固着される固定キャップ343は、その中央のワイヤーの固定のための載置溝342が凹状に形成され、ワイヤー344の固定端部が固定キャップ343の外部に突出することを防止する。
固定キャップ343の間に弾設される四角断面状のコイルスプリング346の圧縮状態は、踵部322に設けるものとつま先部321に設けるものが相違するように設定される。これは歩行及び競走時に身体から発生する衝撃の分布に基づいて定められる。固定キャップ343は、クッション部材320の底に形成した凹室324の形状と同様に形成した固定板341に接して設ける。
固定キャップ343の一側を固定板341に接するように配置し、その反対に位置する他側が、もう一つの固定板341に接する状態となる。このようにして複数の固定キャップ343が二つの固定板341、341間で動くことがないように溶接され、あるいは固定板341に突出した固定突起によって挟まれて固定される。
このような構成を有する衝撃吸収部材340は、クッション部材320の凹室324に挿設した状態で、クッション部材320と衝撃吸収部材340の底面に、地面と摩擦する高弾力素材のゴム素材で作られた摩擦部材330を固着する。
本実施形態に係る靴では、クッション部材320の踵部に開けられた通孔(図示せず)に透明素材のクッション材が挿入され、凹室324に設けた衝撃吸収部材340が確認できる透明窓323が形成されている。
このような構成の本考案に係る衝撃緩和靴は、歩行または競走時において、まず使用者の踵部322が地面に着いて、後に接触点が足の裏、つま先部321順に移動する。また、踵部322が着く時には、図7に示すような衝撃吸収部材340により踵部322に集中する衝撃を吸収する。すなわち、圧縮された四角断面状のコイルスプリング346に加えられる衝撃を1次的に吸収し、その圧縮状態を越える衝撃は、四角断面状のコイルスプリング346が更に圧縮されながら2次的に吸収するようなる。
換言すれば、図6から図8に基づいて説明したように、まず踵部322を通じてクッション部材320を経た集中荷重が固定板341に伝わり、固定板341に伝わった集中荷重は、固定板341の各位置に配設された固定キャップ343を経て四角断面状のコイルスプリング346に分散される。
次に、分散された荷重は圧縮状態で設けられた四角断面状のコイルスプリング346で1次的に吸収される。また、圧縮状態より大きい衝撃は四角断面状のコイルスプリング346に伝えられる。この時、四角断面状のコイルスプリング346が2次的に圧縮される状態が、踵部322全体の四角断面状のコイルスプリング346で同時に発生する。それ
によって、それぞれのスプリングにおいて分散して伝達された荷重を吸収することができる。
したがって、地面に踵部322が着く時に発生する集中荷重は、本考案の衝撃吸収部材340に伝えられる過程で、それぞれの四角断面状のコイルスプリング346に分散して伝わるようになるので、それぞれの四角断面状のコイルスプリング346には、分散された状態の荷重が伝達される。分散荷重を受けたコイルスプリングでは、それに対する応力により分散荷重による衝撃を相殺させるように作用するので、靴の着用者の踵部と膝の関節に伝達される衝撃が顕著に減少するようになる。
そして、足の動きの状態に伴って接触点が足の裏とつま先部321に移動する時、踵部322に1次的な圧縮状態で設けられた衝撃吸収部材340は集中荷重により2次的に圧縮され、踵部322に設けられた衝撃吸収部材340の四角断面状のコイルスプリング346では反発力が発生して、着用者の足に弾力を提供することになる。
足の連続的な移動によって、つま先部321で圧縮された衝撃吸収部材340の四角断面状のコイルスプリング346は足が地面から離れると同時に、圧縮力に相応した反発力が着用者に伝達される。それによって、靴の着用者が歩行及び競走する時、その者自身の体重によって発生する衝撃が靴300により吸収される。これと共に、圧縮された弾発力に相応した反発力が足に伝わるようになって、無理なく歩行と走行を行なうこでができる。
前述のように衝撃吸収部材340で収縮反発する四角断面状のコイルスプリング346は、固定キャップ343、343の間に、ワイヤー344を取り囲むように配設される。この状態で、固定キャップ343は、固定板341に固定された状態であるので、踵部322が地面に着く時には、表面強度が高い素材で作られた固定板341を通じて集中的な荷重が伝えられ、安定してコイルスプリング346が圧縮されるように作用する。
また、四角断面状のコイルスプリング346は、その断面が平たい長方形をなしているので、集中荷重がどの方向から加えられても固定板341により安定した圧縮状態を保持することができる。
そして、クッション部材320の踵部322に形成された透明窓323を通じて衝撃吸収部材340が設置された状態、及び四角断面状のコイルスプリング346の弾力状態を視覚的に確認することが可能なので、使用者に緩衝機能に対する信頼性を訴えることができる。
本考案の第1実施形態に係る衝撃緩和靴の主要部の構造を示す斜視図である。 本考案の第1実施形態に係る衝撃緩和靴を示す断面図である。 緩衝手段の構造を示す分解斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る衝撃緩和靴の主要部の構造を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る衝撃緩和靴を示す断面図である。 本考案の第3実施形態に係る衝撃緩和靴の構造を示す分解斜視図である。 本考案の第3実施形態に係る衝撃緩和靴のクッション部材を示す断面図である。 衝撃吸収部材の概略構造を示す断面図である。
符号の説明
100 概略甲皮部材
110 クション部材
120 緩衝手段
130 エアー圧送手段
140 底板
210 上部キャップ
220 下部キャップ
230 コイルスプリング
240 補助緩衝体
300 衝撃緩和靴
310 甲皮部材
320 クッション部材
340 衝撃吸収部材
344 ワイヤー
346 コイルスプリング

Claims (15)

  1. 少なくとも足の甲と足首を覆ってこれらを保護する甲皮部材と;
    前記甲皮部材に縫合され、足の裏と地面との間の摩擦力を向上させて、各々所定深さの凹室を有するつま先部と踵部からなるクッション部材と;
    前記クッション部材のつま先部と踵部の凹室に各々配設して歩行及び走行時の衝撃を緩和させる緩衝手段と;
    前記踵部の凹室に配設されて補助緩衝を行うとともに、つま先部にエアーを供給するエアー圧送手段と;
    前記クッション部材の上部に固着されて足の裏が密着する底板と;
    を含むことを特徴とする衝撃緩和靴。
  2. 前記緩衝手段は、互いに対称となる形態であり、相互に対向する内側面に挿入溝を有する複数の環状フランジが突設された上、下部キャップと;
    前記上、下部キャップの環状フランジ挿入溝に両端が挿着され上、下部キャップが一体に連結されて、所定の弾発力を与えるコイルスプリングと;
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の衝撃緩和靴。
  3. 前記エアー圧送手段は、踵部の凹室上に介して、上部からの衝撃によりエアーを圧送させるエアポンプと;
    前記エアポンプの片側から延びてつま先部の凹室に連通して、エアポンプからのエアーをつま先部の凹室内に供給するエアー供給管を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の衝撃緩和靴。
  4. 前記底板のつま先部上には、複数の貫通穴が形成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の衝撃緩和靴。
  5. 前記エアー供給管は、クッション部材に設けたガイド溝を通じて形成されたことを特徴とする請求項3又は4に記載の衝撃緩和靴。
  6. 前記クッション部材の踵部上には、踵部に向かって相対的に突設する突出クッションが形成されたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の衝撃緩和靴。
  7. 互いに対称となる形態をなし、相互対向する内側面に挿入溝を有する複数の環状フランジが突設された上、下部キャップと;
    前記上、下部キャップの環状フランジ挿入溝にその両端を挿着することにより、上、下部キャップを一体に連結して、所定の弾発力を与えるコイルスプリングと;を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の衝撃緩和靴。
  8. 前記コイルスプリングは、四角断面状を持つことを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の衝撃緩和靴。
  9. 前記上、下部キャップ間の空間部には、各コイルスプリングと隣接設置されるように補助緩衝体をさらに介装したことを特徴とする請求項7又は8に記載の衝撃緩和靴。
  10. 前記補助緩衝体は、ゴムで成形されたことを特徴とする請求項9に記載の衝撃緩和靴。
  11. 靴の底部に付着して、歩行時に足の裏を保護しながら地面と摩擦し、靴の甲皮が接合されて靴の形態をなし、底面には所定形態の凹室を具備したクッション部材と;
    前記クッション部材の底面に設けられて地面と摩擦をなす摩擦部材と;
    前記クッション部材と摩擦部材との間に所定の凹室を形成して前記凹室に複数の四角断面状のコイルスプリングが固定キャップの間に弾設された衝撃吸収部材と;
    を含むことを特徴とする衝撃緩和靴。
  12. 前記衝撃吸収部材は、四角断面状のコイルスプリングの上、下に固定キャップを設け、前記上、下位置の固定キャップの中央にワイヤーを貫通させてその両端を固定キャップに固着し、前記固定キャップの上、下位置には凹室形状の固定板を配設した
    ことを特徴とする請求項11に記載の衝撃緩和靴。
  13. 前記クッション部材の底面に形成する凹室が踵部に形成され、前記凹室の側面には衝撃吸収部材の四角断面状のコイルスプリングを透視できる透明窓を設けたことを特徴とする請求項11又は12に記載の衝撃緩和靴。
  14. 前記クッション部材に形成する凹室は、踵部とつま先部に形成することを特徴とする請求項11から13のいずれかに記載の衝撃緩和靴。
  15. 前記衝撃吸収部材が備える四角断面状のコイルスプリングは、固定キャップの間に介装する際に一次的に圧縮して設置され、その弾発力は踵部分に位置したものがつま先部に位置したものより大きく圧縮して設置されることを特徴とする請求項14に記載の衝撃緩和靴。
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