JP3101233B2 - ネットポケット - Google Patents

ネットポケット

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JP3101233B2
JP3101233B2 JP09182393A JP18239397A JP3101233B2 JP 3101233 B2 JP3101233 B2 JP 3101233B2 JP 09182393 A JP09182393 A JP 09182393A JP 18239397 A JP18239397 A JP 18239397A JP 3101233 B2 JP3101233 B2 JP 3101233B2
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net
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孝宏 吉田
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Morito Co Ltd
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Morito Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば座席等の背
側において配されるネットポケットであり、特にフレー
ムを備えたネットポケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】座席等の背側には、種々の被収容物を収
容し得るようにネットポケットが配されている。従来、
この種のネットポケットは、図3に示すように、ネット
11と、フレーム12とで構成されている。ネット11
は、例えば蛙又結節などの結節網として略矩形状に形成
されている。フレーム12は、前記ネット11を囲むよ
うに略コ字形状に形成され、ネット11の三辺における
最縁の網目が固定される。また、フレーム12に固定さ
れない一辺には、フレーム12の開放する開口端12b
の間に架設される伸縮紐17が、その最縁の網目を縫う
ようにして取り付けられている。
【0003】具体的に、ネット11をフレーム12に取
り付ける際、まずネット11には、結節網のために隣り
合う二つの角部にそれぞれ末端20、20が生じてい
て、この末端20、20にそれぞれ結び目21、21を
設ける。そして、フレーム12には、前記末端20の結
び目21と対応する各折曲部12a、12aに、結び目
21が嵌合し得る嵌合溝12c、12cを設ける。ま
た、フレーム12の所定箇所には、ネット11の最縁の
網目が掛かるように、溝(図示せず)を形成する。この
ような構成によりネット11がフレーム12に取り付け
られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のネットポケットでは、結節網であるネット11
が主に手作業にてなるものなので、ネット11の成形に
非常に手間がかかるとともに、フレーム12の形状に合
った形状にするには熟練した技術が必要になるという問
題点があった。具体的にネット11は、フレーム12に
対して均等に張られ、且つ、被収容物を収容するための
適宜な弛みが必要である。
【0005】また、結節網であるネット11には必ず末
端20が生じ、フレーム12に対してこの末端20を取
り付けるには、結び目21を設けなければないので、結
び目21に関しても手作業となって手間がかかるととも
に、さらにフレーム12の嵌合溝12cに確実に嵌まる
結び目21を作ることは容易でない。
【0006】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、フレームに対して、ネットを容易、且つ、適宜に張
ることができるポケットネットを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によるネットポケットは、編製されてなる複数の
編紐が、節目となる所定箇所で連結されてなる略矩形状
のネット(1)と、該ネット(1)の外縁の一辺を除い
て囲む略コ字形状の枠体をなし、その背面側には枠体の
略コ字形状に沿った逃げ溝(3)が形成されてなる立片
(4)を有し、該立片(4)には、前記ネットの最縁の
網目に対応し、該網目の余分な弛みを前記逃げ溝(3)
に引き込むように掛止溝(5a,5b)が設けられたフ
レーム(2)と、該フレーム(2)が除く前記ネット
(1)の外縁の一辺をなす各網目に取り付けられ、前記
フレーム(2)の開口端(2b,2b)の間に架設され
た伸縮紐(7)と、を備えている。
【0008】そして、前記フレーム(2)を構成する枠
体の折曲部の立片(4)に形成された係止溝(5b,5
b)は、対応する角部(1c)の網目の余分な弛みを対
応する逃げ溝(3)に引き込むように、対をなして外縁
に向かって広角をなすように形成されていることを特徴
としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は本発明によるポケ
ットネットの実施の形態を示す背面図である。
【0010】この実施の形態のポケットネットは、図1
に示すように、ネット1と、フレーム2とで構成されて
いる。ネット1は、図2に示すように、合成樹脂材から
なる糸体を編製した複数の編紐1aが、編製途中におい
て節目1bとなる所定箇所で組まれて連結されたもので
ある。
【0011】具体的に、図1におけるネット1の縦幅H
においては、この実施の形態では、網目数が5−4−5
…となるように、図2で示す12本の編紐1aを連続し
て編んで節目1bを連結させる。また、ネット1の横幅
Lにおいては、網目数が10−9−10…となる所で溶
断する。
【0012】このようにして、図1に示す如く、広げた
状態で、全ての網目が均等な形、且つ均等な大きさとさ
れた略矩形状のネット1が得られる。また、上記ネット
1は、その構成上従来のように末端が生じることがな
い。
【0013】フレーム2は、ネット1の形状と合うよう
に、ネット1の外縁の一部(一辺)を除いて囲む略コ字
形状に形成された枠体をなしている。そして、背面側に
は、フレーム2の略コ字形状に沿ってなる逃げ溝3が設
けられている。これによりフレーム2には、略コ字形状
の内縁および外縁に沿って背面側に立設する立片4が形
成される。
【0014】フレーム2における内縁の立片4には、前
記ネット1をフレーム2に装着させるため、ネット1が
掛止される掛止溝5aが所定間隔で形成されている。こ
の掛止溝5aは、広げた状態のネット1の網目に従う所
定間隔であって、該網目が図1で示す整った菱形をなし
て掛止されるように、ネット1の網目の形に沿って、対
をなして形成されている。
【0015】また、略コ字形状に形成されたフレーム2
の折曲部2aは、弧状に湾曲して形成されていて、折曲
部2aにおける内縁の立片4には、折曲部2aに対応し
た掛止溝5bが設けられている。この掛止溝5bは、広
げた状態のネット1の角部1cの網目に対応し、この角
部1cの網目の余分な弛みを逃げ溝3に引き込むよう
に、対をなして外縁に向かって広角するように形成され
ている。
【0016】さらに、フレーム2の開口端2bには、そ
れぞれ対向する止め溝6が形成されていて、その間に伸
縮紐7が、ネット1の最縁の網目を縫うようにして架設
される。伸縮紐7の両端は、止め溝6に係止されるよう
に係止突起8が設けられている。この係止突起8は、結
び目、合成樹脂材のモールドなどからなる。
【0017】ネット1をフレーム2に取り付けるには、
フレーム2に掛かるべきネット1の最縁の網目および伸
縮紐7をそれぞれフレーム2の掛止溝5a、5bおよび
止め溝6に掛ければよい。また、ネット1を掛けた後
は、ネット1がフレーム2から容易に外れないように、
ゴム、合成ゴム、軟質樹脂などによる紐状あるいはチュ
ーブ状などの止め部材(図示せず)を逃げ溝3に嵌めれ
ばよい。
【0018】したがって、このように構成されたポケッ
トネットでは、ネット1を編製することにより、網目の
形、大きさが均等なものを容易に得ることができる。
【0019】さらに、フレーム2の折曲部2aにおける
掛止溝5bが、ネット1の角部1cの網目の余分な弛み
をなくすように形成され、その他の部分の掛止溝5a
は、網目の方形状が整うように形成されているので、網
目の形、大きさが均等に形成されたネット1の形状を維
持するように適宜に張ることができる。
【0020】また、上述のポケットネットは、ネット1
における網目の形、大きさを均等に形成することが可能
なので、ネット1をフレーム2に掛ける作業を自動的に
行うことができる。具体的には、フレーム2に掛かるべ
きネット1の全ての最縁の網目をフレーム2の大きさに
合わせて引張するとともに、ネット1に配された伸縮紐
7の両端をフレーム2に合わせて引張しておき、各掛止
溝5a、5bおよび止め溝6に同時に掛け止め、さらに
止め部材を逃げ溝3に嵌めればよい。
【0021】なお、上述した実施の形態におけるポケッ
トネットでは、フレーム2の折曲部2aが弧状に湾曲し
て形成されているが、この折曲部2aが角をなしていて
も、その部分の逃げ溝3にネット1の角部1cに生じる
余分な弛みを引き込むようにして掛止溝5bを設ければ
よい。
【0022】また、上述した実施の形態におけるポケッ
トネットでは、ネット1の形状を、広げた状態で略矩形
状とし、この形状に合うように略コ字形状に形成された
フレーム2を備えているが、ネット1が編製されてなる
複数の編紐を節目となる所定箇所で連結されているの
で、例えばネット1の形状が略半円形状となるように溶
断し、その形状に合った略C字形状のフレーム2を備
え、フレーム2の内縁の立片3において逃げ溝3にネッ
ト1の最縁の各網目に生じる余分な弛みを引き込むよう
に掛止溝5a、5bを設ければ、ネット1が容易、且つ
適宜に張られた種々の形状のポケットネットを得ること
が可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるポケッ
トネットは、ネットに関し、連続して編製されてなる複
数の編紐が、節目となる所定箇所で連結されてなる構成
としたことにより、網目の形、大きさが均等とされたネ
ットを容易に得ることができる。
【0024】また、上記ネットはその構成上様々な形状
に構成することができる。
【0025】さらに、上記ネットを利用して、ネットの
外縁の一部を除いて囲むフレームに関し、背面側にその
形状に沿った逃げ溝が形成されてなる立片を有し、立片
にはネットの最縁の網目に対応する掛止溝が設けられ、
さらに折曲部の立片にはネットの対応する網目の余分な
弛みを逃げ溝に引き込むように形成された掛止溝が設け
られているので、上記のように網目の形、大きさが均等
に形成されたネットを網目形状が整うように適宜に張る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるポケットネットの実施の形態を示
す背面図。
【図2】ネットを示す概略構成図。
【図3】従来のポケットネットを示す背面図。
【符号の説明】
1…ネット、1a…編紐、1b…節目、1c…角部、2
…フレーム、2a…折曲部、2b…開口端、3…逃げ
溝、4…立片、5a,5b…掛止溝、6…止め溝、7…
伸縮紐、8…係止突起、H…ネットの縦幅、L…ネット
の横幅。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編製されてなる複数の編紐が、節目とな
    る所定箇所で連結されてなる略矩形状のネット(1)
    と、 該ネット(1)の外縁の一辺を除いて囲む略コ字形状の
    枠体をなし、その背面側には枠体の略コ字形状に沿った
    逃げ溝(3)が形成されてなる立片(4)を有し、該立
    片(4)には前記ネットの最縁の網目に対応し、該
    目の余分な弛みを前記逃げ溝(3)に引き込むように掛
    止溝(5a,5b)が設けられたフレーム(2)と、 該フレーム(2)が除く前記ネット(1)の外縁の一辺
    なす各網目に取り付けられ、前記フレーム(2)の開
    口端(2b,2b)の間に架設された伸縮紐(7)と、 を備え、前記フレーム(2)を構成する枠体の折曲部の
    立片(4)に形成された係止溝(5b,5b)は、対応
    する角部(1c)の網目の余分な弛みを対応する逃げ溝
    (3)に引き込むように、対をなして外縁に向かって広
    角をなすように形成されていることを特徴とするネット
    ポケット。
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