JP3101124U - 結婚式用印刷物 - Google Patents

Abstract

【課題】 個性的であるとともに、従来にない斬新なデザインで他の結婚式用印刷物と差別化を図ることができる結婚式用印刷物を提供する。
【解決手段】 披露宴用招待状１が長方形状の内紙７と表皮11によって形成され、その内紙７と表紙11に逆ハの字状に傾斜した折り目15,16を形成する。この各折り目15,16に沿って内紙７と表紙11を折り畳む。これにより、折り畳んだ状態においては、折り目15,16の外側の折込部18,19の上縁が中央部17の上縁から突出し、折込部18,19の下縁は中央部17の内側に入り込み、折り畳まれた披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３は不定形となり、斬新なデザインでユニークな結婚式用印刷物を提供できる。
【選択図】 図２

Description

本考案は、結婚式・披露宴で使用する招待状、席次表、披露宴用メニュー及びそれに関連する各種書類を含めた結婚式用印刷物に関する。

近年、結婚式・披露宴で使用する招待状、席次表、披露宴で提供される会食用のメニューなどは使用する紙質やデザイン、色調などが統一され、これがセットとして使用者に提供されている。このような結婚式用印刷物は、利用者が複数の規格化されたセットのうち、気に入った結婚式用印刷物を選択するようにしている。

しかしながら、こうした結婚式用印刷物は、ほとんど矩形状であり、デザイン的に平凡なものが多く、変化に乏しいものであった。

そこで、本考案は上記のような従来技術の問題点に鑑みて、個性的であるとともに、従来にない斬新なデザインで他の結婚式用印刷物と差別化を図ることができる結婚式用印刷物を提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、本考案の結婚式用印刷物は、少なくとも結婚式の披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューを備えた結婚式用印刷物であって、前記披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューが矩形状の内紙によって形成され、この内紙に一対の折り目を形成して三つ折りに折り畳むとともに、その折り目線をそれぞれ傾斜させて折り目の間に形成された中央部を台形状に形成したことを特徴とする。

このように構成した本考案に係る結婚式用印刷物によれば、折り畳んだ状態においては、折り目線をそれぞれ傾斜させることで折り目線から内側に折り込むとその折り込み部の斜めに折り込まれ、従来にない斬新なデザインとなる。

ここで、請求項１に記載の結婚式用印刷物において、前記披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューが招待文、席次、披露宴用メニューなどの必要な文字が印刷された内紙と、これを包み込む表紙とで構成し、前記内紙を表紙の内側に設け、内紙と表紙とを前記折り目に沿って三つ折り折り畳んだ構成であってもよい。

このように構成した場合は、表紙と内紙が一体化し、表紙を見開いた際、表紙に印刷された文字も読みやすい。

また、請求項２に記載の結婚式用印刷物において、表面側に折り込んだ前記表紙に人工ダイヤなどからなる装飾部を設けたものであってもよい。

このように構成した場合は、工ダイヤなどからなる装飾部が光輝し、装飾性を高めることができる。

本考案の請求項１に記載の結婚式用印刷物は、少なくとも結婚式の披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューを備えた結婚式用印刷物であって、前記披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューが矩形状の内紙によって形成され、この内紙に一対の折り目を形成して三つ折りに折り畳むとともに、その折り目線をそれぞれ傾斜させて折り目の間に形成された中央部を台形状に形成したものであるから、折り畳まれた状態において、折り目線から内側に折り込むとその折り込み部の斜めに折り込まれ、斬新なデザインでユニークな結婚式用印刷物を提供できるとともに、他の結婚式用印刷物と差別化を図ることができる。

本考案の請求項２に記載の結婚式用印刷物は、前記請求項１において、前記披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューが招待文、席次、披露宴用メニューなどの必要な文字が印刷された内紙と、これを包み込む表紙とで構成し、前記内紙を表紙の内側に設け、内紙と表紙とを前記折り目に沿って三つ折り折り畳んだものであるから、招待文、席次、披露宴用メニューの内紙が表紙と一体化され、開いた際、読みやすい。

本考案の請求項３に記載の結婚式用印刷物は、前記請求項２において、表面側に折り込んだ前記表紙に人工ダイヤなどからなる装飾部を設けたものであるから、装飾部によってより装飾性を高めることができる。

以下図面を参照して、本考案の好適な実施形態について説明する。

まず、本考案に係る結婚式用印刷物の一実施形態の構成について、添付図面を参照して説明する。

本考案に係る結婚式用印刷物は、披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３からなる。

図１〜図４に示すように、披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３は、それぞれ挨拶文,招待者の席次、メニュー等の必要な文字４,５,６が印刷された内紙７,８,９と、これを包み込み表紙11,12,13によって形成され、これら内紙７,８,９と表紙11,12,13は全て横長な長方形状に形成されている。そして、前記内紙７,８,９と表紙11,12,13にそれぞれ上部から下部に向かってそれじれ内側に傾斜した逆ハの字状の折り目15,16をそれぞれ形成し、この各折り目15,16に沿って各内紙７,８,９と表紙11,12,13を折り畳む。これにより、折り目15,16の内側に形成される中央部17が台形状となり、折り目15,16に沿って各内紙７,８,９と表紙11,12,13を折り畳んだ際、両側の折込部18,19の上縁が中央部17の上縁から突出し、折込部18,19の下縁は中央部17の内側に入り込む。そして、表面側に位置する折込部18の中央上部よりに人工ダイヤなどからなる装飾部20を糊付けなどの適宜手段によって固定している。なお、前記内紙７,８,９は表紙11,12,13の中央部11Ａ,12Ａ,13Ａにそれぞれ糊付けなどの適宜手段によって糊付けされている。

このように、披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３からなる結婚式用印刷物において、披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３のそれぞれを長形状の内紙７,８,９で形成し、これを逆ハの字状に傾斜した折り目７Ａ,８Ａ,９Ａに沿って折り畳むことによって、折り目15,16の外側の折込部18,19の上縁が中央部17の上縁から突出し、折込部18,19の下縁は中央部17の内側に入り込み、折り畳まれた披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３は不定形となる。これにより、従来、このような見開きタイプにはない、斬新なデザインとなり、ユニークな結婚式用印刷物を提供できるとともに、他の結婚式用印刷物と差別化を図ることができる。

また、折り畳んだ披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３の表面には、人工ダイヤなどからなる装飾部20が設けられているから、装飾部20がキラキラと光輝し、披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３により高い装飾性を与えることができる。

以上、本考案に係る結婚式用印刷物について添付図面を参照して説明してきたが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の思想の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、披露宴用招待状１、席次表２、披露宴用メニュー３の形状、デザインなどは適宜選定すればよい。

本考案に係る披露宴用招待状を閉じた状態の正面図である。 本考案に係る披露宴用招待状を開いた状態の正面図である。 本考案に係る席次表の構成を示し、図３（ａ）は席次表を閉じた状態の正面図、図３（ｂ）は席次表を開いた状態の正面図である。 本考案に係る披露宴用メニューの構成を示し、図４（ａ）は披露宴用メニューを閉じた状態の正面図、図４（ｂ）は披露宴用メニューを開いた状態の正面図である。

符号の説明

１ 披露宴用招待状
２ 席次表
３ 披露宴用メニュー
７,８,９ 内紙
10,11,12 表紙
15,16 折り目
17 中央部
18,19 折込部
20 装飾部

Claims (3)

1. 少なくとも結婚式の披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューを備えた結婚式用印刷物であって、前記披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューが矩形状の内紙によって形成され、この内紙に一対の折り目を形成して三つ折りに折り畳むとともに、その折り目線をそれぞれ傾斜させて折り目の間に形成された中央部を台形状に形成したことを特徴とする結婚式用印刷物。
2. 前記披露宴用招待状、席次表、披露宴用メニューが招待文、席次、披露宴用メニューなどの必要な文字が印刷された内紙と、これを包み込む表紙とで構成し、前記内紙を表紙の内側に設け、内紙と表紙とを前記折り目に沿って三つ折り折り畳んだことを特徴とする請求項１に記載の結婚式用印刷物。
3. 表面側に折り込んだ前記表紙に人工ダイヤなどからなる装飾部を設けたことを特徴とする請求項２に記載の結婚式用印刷物。