JP3101046U - レターオープナー - Google Patents

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基秀 水谷
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株式会社ラナパー・ジャパン
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Abstract

【課題】封筒等の厚みが変化しても常に安定した開封が可能で、使用後のメンテナンスも容易になるレターオープナーの提供を目的とする。
【解決手段】封筒など被開封物Pの端縁を挿通する挿通路1にカッター2を装着する。該カッター2の刃先2Aにて被開封物Pの端縁を切開するレターオープナーを設ける。カッター2の刃先2Aの両側に位置する挿通路1側面に、該挿通路1の幅員を狭める圧着側板3を設ける。挿通路3に挿通する被開封物Pをこの圧着板3で圧着しながら切開する。
【選択図】図1

Description

本考案は、主に封筒の端部を切り離す際に用いるもので、特に封筒の厚みに対応して開封することができるレターオープナーに関する。
封筒や二重折りの紙片等の端縁を切開する封筒等の切開具が引用文献1に記載されている。この切開具によると、本体の一方の端面に沿って設けられ、被切開物である封筒等の端縁を挿通させるように形成した凹溝状の挿通路部と、該挿通路部の一部を形成し、且つ、前記本体の端面に本体と一体形成された突出部の内部に形成した凹溝と、前記挿通路部の一部を形成し、且つ、前記突出部の凹溝に連続して設けられ挿通路部に沿って対向配置されるとともに該凹溝状の挿通路部の長さ方向の略中央部で近接又は押圧接触状態とされ透明の樹脂材等から形成した一対の板ばねと、該一対の板ばねの近接又は押圧接触状態の部分に刃先を向けつつ当該部分における前記本体の端面に取り付けたカッターと、前記カッターの刃先の近傍における本体の部分に設けた切欠孔とを有するものである。
登録実用新案第3002731号公報
前記引用文献1に記載された切開具では、透明の樹脂材等で形成した一対の板ばねと、該一対の板ばねが近接し又は押圧接触状態にある部分に刃先を向けたカッターとを使用し、板ばねの圧着力を利用して封筒の切開部分のセンター位置をカッターの刃先に合わせるようにガイドしている。そのため、板ばねの圧着力が極めて重要になっており、切開する封筒等の厚みは、この板ばねで圧着された状態で移動可能な厚みであることが必要である。
ところが、封筒等の厚みは、封筒の材質や収納枚数等で大きく異なることがある。例えば、ダイレクトメール等に使用されている封筒の材質などは、一般の紙材の外、合成樹脂製のフィルム材が使用されるなど、極めて多彩な材質が用いられている。このように、封筒等の厚みが異なると、前記板ばねで適正な位置にガイドすることが困難になる虞が生じる。
すなわち、封筒等の厚みが増大すると、板ばねの間を通過できなくなり、切開することができなくなる不都合がある。一方、封筒の厚みが極端に薄くなると、板ばねによる圧着力が不足して適正な位置にガイドできなくなる虞が生じる。このように、封筒などをガイドする板ばねは、その圧着力の調整が極めて重要になり、予め固定した板ばねでは、封筒の厚みが大きく変化すると安定した開封は困難になる。
更に、引用文献1の切開具によると、カッターの刃先に板ばねを装着しているので、切開時に生じる切粉等の微紛が、このカッターや板ばね部分に集積する虞もあった。そのため、引用文献1では、このカッターの刃先に近い本体に切欠孔を開穿し、この切欠孔から微紛を排出できるように形成している。ところが、カッターの刃先と板ばねとの間に集積した微紛を切欠孔から排出させるには、これら刃先と板ばねとの間に清掃用具を挿入して切欠孔から排出させる作業になるなど、切開具のメンテナンスに多くの時間や手間を要するものであった。
そこで本考案は上述の課題を解消し、前記特許文献1を改良すべく案出されたもので、封筒等の厚みが変化しても常に安定した開封が可能で、しかもメンテナンスも容易なレターペーパーの提供を目的とする。
本考案の第1の手段は、封筒など被開封物Pの端縁を挿通せしめる挿通路1にカッター2を装着し、該カッター2の刃先2Aにて被開封物Pの端縁を切開するレターオープナーにおいて、カッター2の刃先2Aの両側に位置する挿通路1側面に、指で摘んで挿通路1の幅員を狭める圧着側板3を設け、挿通路3に挿通する被開封物Pをこの圧着板3で圧着しながら切開することにある。
第2の手段において、前記カッター2は板状の固定盤4に固定されると共に、固定盤4の一側縁に設けた薄肉部4Aがわに刃先2Aが突出するように配設され、固定盤4の片面に配したカバー体5が前記薄肉部4Aと対峙して前記挿通路1を形成し、該薄肉部4Aとカバー体5との一部に略円弧形状の切欠部6を設け、切欠部6の内側に押厚変形自在な前記圧着側板3を設けている。
第3の手段は、前記切欠部6から延長され、前記カッター2の刃2Bに沿って前記固定盤4とカバー体5とを貫通する略直線状の排除孔7を開穿したことを課題解消のための手段とする。
本考案のレターオープナーによると、カッター2の刃先2Aの両側に位置する挿通路1側面に、該挿通路1の幅員を狭める圧着側板3を設け、挿通路3に挿通する被開封物Pを指で摘んだ圧着板3で圧着しながら切開することにより、封筒等の厚みが変化しても常に安定した開封が可能になる。
また、前記カッター2は板状の固定盤4に固定されると共に、固定盤4の一側縁に設けた薄肉部4A側に刃先2Aが突出するように配設され、固定盤4の片面に配したカバー体5が前記薄肉部4Aと対峙して前記挿通路1を形成し、該薄肉部4Aとカバー体5との一部に略円弧形状の切欠部6を設け、切欠部6の内側に押厚変形自在な前記圧着側板3を設けたことで、本考案レターオープナーの構成を簡略化し、極めて安価な提供が可能になる。
しかも、略円弧形状の切欠部6の内側に押厚変形自在な前記圧着側板3を設けたことで、被開封物Pを通過せしめる際に、この圧着側板3が妨げにならずに済み、スムーズに切開することができる。
更に、前記切欠部6から延長され、前記カッター2の刃2Bに沿って前記固定盤4とカバー体5とを貫通する略直線状の排除孔7を開穿したことにより、切粉等の微紛を排出する際に、挿通路1や排除孔7に清掃用具を挿入して極めて簡単に排除できる。
また、排除孔7は圧着側板3を設けた切欠部6から延長しているので、排除孔7に微紛が詰まった場合でも、圧着側板3を押圧しながら清掃することで、排除孔7内の微紛を簡単に排除することが可能である。この結果、従来の切開具のように、カッターの刃先と板ばねとの間に集積した微紛の排除に多くの手間や時間を要するなどといった課題は解消され、使用後のメンテナンスが極めて容易になった。
本考案によると、前記カッター2は板状の固定盤4に固定され、固定盤4の片面に配したカバー体5が前記薄肉部4Aと対峙して前記挿通路1を形成する。挿通路1を形成したカバー体5の一部に略円弧形状の切欠部6を設け、該切欠部6から前記カッター2の刃2Bに沿って排除孔7を開穿する。切欠部6の内側に押厚変形自在な前記圧着側板3を設ける。そして、挿通路3に挿通する被開封物Pの端部をこの圧着板3で圧着しながら切開することにより、封筒等の厚みが変化しても常に安定した開封が可能で、しかもメンテナンスも容易になるといった目的を実現した。
本考案レターオープナーは、封筒など被開封物Pの端縁を挿通する挿通路1にカッター2を装着し、該カッター2の刃先2Aにて被開封物Pの端縁を切開するものである(図5参照)。
挿通路1は、カッター2を固定する固定盤4とカバー体5とで形成されている(図2参照)。すなわち、カッター2は、板状の固定盤4に固定されると共に、固定盤4の一側縁に設けた薄肉部4A側に刃先2Aが突出するように配設されている。そして、固定盤4の片面に配したカバー体5が前記薄肉部4Aと対峙することで前記挿通路1を形成するものである。図示の挿通路1は、内部のカッター2に近付くほど狭くなるように形成して切開の精度を高めている(図2参照)。また、被開封物Pを通過せしめる挿通路1のカッター2刃先2Aがわ端部も拡開して被開封物Pを導入し易くしている(図3参照)。
更に、薄肉部4Aとカバー体5との一部に略円弧形状の切欠部6を設け、切欠部6の内側に押厚変形自在な前記圧着側板3を設けている。そして、挿通路3に挿通する被開封物Pを指で摘んだ圧着板3で圧着しながら切開するものである。図示例の圧着側板3は、合成樹脂材の弾性を利用したもので、略半円状の圧着側板3外側を指で摘むことで、挿通路1がわに撓むように設けている(図4参照)。
図1に示す符号7は、切開時に生じる切粉等の微紛を挿通路1から排除する排除孔である。この排除孔7は、前記切欠部6から延長され、前記カッター2の刃2Bに沿って前記固定盤4とカバー体5とを貫通した略直線状の孔である。この排除孔7は、特にカッター2の刃先2Aや刃2Bの周辺に集積された微紛を排出するのに都合が良い。
尤も、挿通路1内の微紛は、カッター2以外の障害物がないのであるから、挿通路1に筆状の清掃具等で清掃することで極めて容易に排除することができる。また、略円弧状に形成した切欠部6に微紛が詰まった場合は、切欠部6の側面から排除することも可能であるが、圧着側板3を押圧した状態で挿通路1内部を清掃することで、切欠部6内部の微紛を容易に排除することができる。
本考案の挿通路とカッターとの一実施例を示す正断面図である。 本考案の一実施例を示す側面図である。 本考案の一実施例を示す平面図である。 本考案の圧着側板を指にて押圧した状態を示す平断面図である。 本考案の使用状態を示す概略正面図である。
符号の説明
P 被開封物
1 挿通路
2 カッター 2A 刃先
2B 刃
3 圧着側板
4 固定盤 4A 薄肉部
5 カバー体
6 切欠部
7 排除孔

Claims (3)

  1. 封筒など被開封物の端部を挿通せしめる挿通路にカッターを装着し、該カッターの刃先にて被開封物の端縁を切開するレターオープナーにおいて、カッターの刃先の両側に位置する挿通路側面に、指で摘んで挿通路の幅員を狭める圧着側板を設け、挿通路に挿通する被開封物をこの圧着板で圧着しながら切開することを特徴とするレターオープナー。
  2. 前記カッターは板状の固定盤に固定されると共に、固定盤の一側縁に設けた薄肉部側に刃先が突出するように配設され、固定盤の片面に配したカバー体が前記薄肉部と対峙して前記挿通路を形成し、該薄肉部とカバー体との一部に略円弧形状の切欠部を設け、切欠部の内側に押厚変形自在な前記圧着側板を設けた請求項1記載のレターオープナー。
  3. 前記切欠部から延長され、前記カッターの刃に沿って前記固定盤とカバー体とを貫通する略直線状の排除孔を開穿した請求項2記載のレターオープナー。
JP2003271830U 2003-10-16 2003-10-16 レターオープナー Expired - Lifetime JP3101046U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072373A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Raitekkusu:Kk 平面状及び折り返し重合状紙葉類の切断具

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