JP3100599U - 液体芳香・消臭剤の揮散装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
芳香剤または消臭剤などの揮散性液剤を収容し上部に開口部を持つ容器3と、揮散性液剤の吸い上げ芯体2と、該吸い上げ芯体に当接する畜香揮散体とを具備する揮散装置において、成形した苔1を畜香揮散体とし、容器の一部または全体を覆うように着脱可能に装着したことを特徴とする液体芳香・消臭剤の揮散装置。
【効果】観賞用植物の中で根強い人気のある苔を蓄香揮散体として用いているため、揮散装置が鑑賞用植物のような外観を呈し、日本古来の落ち着きのある風情を演出し、装飾性に優れ、視覚的、感覚的に見る者、嗅ぐ者に心理的な安堵感、落ち着き感を与えることができる。したがって、畜香揮散体の外側を、装飾部で覆う必要が無く、部品点数の少ない揮散装置を提供することができる。
【選択図】図3
芳香剤または消臭剤などの揮散性液剤を収容し上部に開口部を持つ容器3と、揮散性液剤の吸い上げ芯体2と、該吸い上げ芯体に当接する畜香揮散体とを具備する揮散装置において、成形した苔1を畜香揮散体とし、容器の一部または全体を覆うように着脱可能に装着したことを特徴とする液体芳香・消臭剤の揮散装置。
【効果】観賞用植物の中で根強い人気のある苔を蓄香揮散体として用いているため、揮散装置が鑑賞用植物のような外観を呈し、日本古来の落ち着きのある風情を演出し、装飾性に優れ、視覚的、感覚的に見る者、嗅ぐ者に心理的な安堵感、落ち着き感を与えることができる。したがって、畜香揮散体の外側を、装飾部で覆う必要が無く、部品点数の少ない揮散装置を提供することができる。
【選択図】図3
Description
本考案は液体芳香剤や液体消臭剤等の揮散性薬剤を、容器内に挿嵌した吸い上げ芯体を介して毛細管現象によって吸い上げ、該芯体の上部に接して設置する蓄香揮散体に含浸拡散させて、その効能成分を発散させるように構成した揮散装置における蓄香揮散体の設置構成および材質に関する。
従来の液体芳香・消臭剤の揮散装置における蓄香揮散体には紙、フェルト、不織布、陶器などが用いられており、視覚的美観を与えるために蓄香揮散体の外側を、樹脂、ポプリ等の装飾部で覆うことが行われてきた。(特許文献1)
実開平7−43336公報
従来の液体芳香・消臭剤の揮散装置の形状は機能的ではあるが、あたたか味に欠けるものであったため、やすらぎ、落ち着き感などの感覚的満足感を視覚的に与えるために蓄香揮散体の外側を、装飾部で覆う必要があり、部品点数が増えると共にコストも高くなるという問題があった。そこで過剰な装飾部で覆うことなく視覚的、感覚的に安堵感、落ち着き感を与えることができる部品点数の少ない揮散装置が求められていた。
本考案は蓄香揮散体に成型した苔を用いることを特徴とし、好ましくは該苔が球状に成形されたことを特徴とする。
本考案は観賞用植物の中で根強い人気のある苔を蓄香揮散体として用いているため、揮散装置が鑑賞用植物のような外観を呈し、日本古来の落ち着きのある風情を演出し、装飾性に優れ、視覚的、感覚的に見る者、嗅ぐ者に心理的な安堵感、落ち着き感を与えることができる。
以下、本考案の構成を図1から3に示す実施の形態に即して説明する。
図1示の如く、この考案にかかる液体芳香・消臭剤の揮散装置は芳香液・消臭液4の貯留容器3と芯体2と苔1とを備えている。貯留容器3は、ガラス、プラスチック、金属などからなり、芳香液・消臭液4が貯留され、上部に開口部を有している。芯体2は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、レーヨンなどからなり、芳香液・消臭液中に浸漬されている。貯留容器3の一部が苔1におおわれており、芯体2は苔1と空洞内部で接触している。
図2示の如く、この考案にかかる液体芳香・消臭剤の揮散装置は実施例1の体芳香・消臭剤の揮散装置の貯留容器3の一部が苔1におおわれている構造部分を、貯留容器3全体が苔1にすっぽりおおわれている構造になっている。
図3示の如く、この考案にかかる液体芳香・消臭剤の揮散装置は実施例1および実施例2の芳香液・消臭液揮散装置が飾り石5を敷いた器6の上に設置されている。
上記構成において使用する苔として、ミズゴケ、スギゴケ、ホソバオキナゴケ、スナゴケ、コツボゴケ、ハイゴケ、タチゴケ、コスギゴケ、ゼニゴケ、ヒノキゴケ、シノブゴケ、コウヤノマンネングサ、タマゴケ、ギンゴケ、アラハシラガゴケ、シッポゴケ、ハマキゴケ、クラマゴケなどが挙げられるが、特に限定されるものではない。また、苔は湿った状態でも乾燥した状態でも使用できるが、香り立ちの面から乾燥した状態のものが好ましい。
さらに苔の形態は特に問わないが、芳香剤・消臭剤剤形の保形性や自立性を考慮すると、苔を立体的に成型したものが好ましい。三角錐、立方体、球状、または、犬、熊等の動物を模した形態も好適である。特に球状の形態は、機能的にも成型の容易さにおいて、もっとも好ましい。
上記構成において、液体芳香・消臭剤の販売時には芳香液・消臭液を貯留した容器3は中栓がされ、芯体2、苔1それぞればらばらにされた状態で販売される。使用時には、中栓を取り外して芯体2を挿入し苔1を容器3にかぶせることにより、芯体2を苔1に接触させ使用する。
そうすると、芳香液・消臭液4は芯体2を毛細管現象で通り、苔1へと浸透して行き、芳香を発する。しかも、蓄香揮散体に苔1を用いているために視覚的にも安堵感、落ち着き感を与えることができ、ゆったりとした気持ちで香りを楽しむことができる。
さらに、蓄香揮散体に苔1を用いているため、外側を装飾部で覆う必要がないためその分揮散装置の素材が省略でき、材料費の低減が図れ、安価な揮散装置を提供することができる。
さらに本考案の揮散装置を飾り石を敷いた器の上に設置することにより、箱庭的風情を演出し、見る者、嗅ぐ者により心理的な安堵感、落ち着き感を与えることができるばかりか、蓄香揮散体が保持できない芳香液・消臭液があった場合、液滴を受け止めることができ、周囲を汚すことが防止できる。
苔を蓄香揮散体として用いているため、過剰な装飾部で揮散装置を覆う必要が無く、簡便な構造で、装飾性に優れ、視覚的、感覚的に見る者、嗅ぐ者に心理的な安堵感、落ち着き感を与えることができる。
1 苔(苔玉)
2 芯体
3 芳香液・消臭液貯留容器
4 芳香液・消臭液
5 飾り石
6 器
2 芯体
3 芳香液・消臭液貯留容器
4 芳香液・消臭液
5 飾り石
6 器
Claims (2)
- 芳香剤または消臭剤などの揮散性液剤を収容し上部に開口部を持つ容器と、揮散性液剤の吸い上げ芯体と、該吸い上げ芯体に当接する蓄香揮散体とを具備する揮散装置において、成形した苔を蓄香揮散体とし、容器の一部または全体を覆うように着脱可能に装着したことを特徴とする液体芳香・消臭剤の揮散装置。
- 蓄香揮散体および容器を保持する器を有する請求項1記載の液体芳香・消臭剤の揮散装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271362U JP3100599U (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 液体芳香・消臭剤の揮散装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271362U JP3100599U (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 液体芳香・消臭剤の揮散装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3100599U true JP3100599U (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=43254221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271362U Expired - Lifetime JP3100599U (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 液体芳香・消臭剤の揮散装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3100599U (ja) |
-
2003
- 2003-09-24 JP JP2003271362U patent/JP3100599U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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