JP3100543U - 食品トレイ - Google Patents

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北田 能士
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株式会社阪神フード
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Abstract

【課題】 食品の移し替えが極めて簡単に行え、また、移し替えの際に型くずれしにくい食品トレイを提供する。
【解決手段】 料理用の食材や惣菜等の各種の食品Fをのせて持ち運びするために使用される皿形の食品トレイ11であって、その表面側には底部12から周壁部13にわたって一条の切れ込み14が形成されている。そして、調理や食事の際に食品トレイ11にのせられている食品Fを食器D等に移し替えるには、切れ込み14に沿って食品トレイ11の周壁部13の一部13aを折り曲げる。
【選択図】 図1

Description

 本考案は、料理用の食材や惣菜等の各種の食品をのせて持ち運びするために使用される食品トレイに関する。
 一般に、調理用の食材や惣菜等の各種の食品を所定の分量だけ仕分けして持ち運びしたり保管したりする際の利便性や、食品衛生上、清潔さを保つ必要性から、スーパーマーケットや百貨店等の食品売り場では、発泡スチロール樹脂でできた食品トレイが広く使用されている。
 この場合の従来の食品トレイ31は、図6に示すように、例えば、平面視が長方形の底部32とその周縁に沿って形成された周壁部33とで全体が皿形に一体形成されている。
 そして、このような食品トレイ31を使用する際は、通常、食品Fの乾燥防止、型くずれ防止、衛生保全等のために、食品トレイ31にのせた食品F全体をさらにラップフィムル等でラップすることが行われている。
 ところで、このように、食品トレイ31に乗せられかつラップフィルム等で全体がラップされた状態にある食品Fをその後に調理をしたり、食事に供するには、まず、ラップを取り外してから、調理済みの食品では食器などに移し替えたり、未調理の食品ではこれをまな板の上に移したり、フライパンや鍋の中に投入したりすることが必要となる。
 例えば、食品トレイ31の上に刺し身の盛り合わせなどの調理済みの惣菜Fがのせられている場合、この惣菜Fを食事に供するにはこれを食器Dの上に移し替えることになるが、その際、食品トレイ31を食器Dの上までもってきてから惣菜Fを箸Cなどを用いて押し出すようにしている。
 ところで、従来の食品トレイ31は、長方形の底部32の周縁に沿って周壁部33が形成されているので、この食品トレイ31を食器Dの上までもってきてから惣菜Fを箸Cなどを用いてそのまま押し出すと、食品トレイ31の周壁部33が堰として作用する結果、押し出された惣菜Fが周壁部33を越える際に盛り上がった後に食器Dの上に乗り移ることになる。
 このため、食品トレイ33の上では惣菜Fが旨く盛り付けてあっても、食器Dの上に移したときには、型くずれして見栄えが極めて悪くなる。また、最悪の場合には、惣菜Fが食器Dの外側に落ちたり、床の上に落ちてしまって食べれなくなってしまう。
 このような不具合を無くすには、惣菜Fを一つずつ箸Cなどでつかんで食器Dの上に移し替えることになるが、これでは、移し替えに極めて手間がかかってしまう。
 上記の説明は、調理済みの食品Fを食器Dなどに移し替える場合であるが、未調理の食品Fをまな板の上に移したり、フライパンや鍋の中に投入したりする場合にも食品トレイ31の周壁部33が堰として作用するため、移し替え作業を簡単かつ円滑に行うことが難しい。
 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、食品の移し替えを極めて簡単に行え、また、移し替えの際に型くずれし難い食品トレイを提供することを目的とする。
 上記の課題を達成するために、本考案は、料理用の食材や惣菜等の各種の食品をのせて持ち運びするために使用される皿形の食品トレイにおいて、次の構成を採用している。
 すなわち、請求項1記載の考案では、上面側には底部から周壁部にわたって一条の切れ込みが形成されていることを特徴としている。
 請求項2記載の考案では、周壁部の一部は、底部上面と略面一となるよう切り欠かれていることを特徴としている。
 請求項3記載の考案では、請求項1又は2記載の食品トレイに料理用の食材や惣菜等の各種の食品をのせた状態で、包装紙によって包装され店頭に出されてるようになっていることを特徴とする。
 本考案によれば、次の効果が得られる。
(1) 請求項1記載に係る食品トレイは、食品の移し替えの際に切れ込みに沿って周壁部の一部を折り曲げることにより、周壁部が底部よりも下方に垂れ下がるので、従来のように周壁部が堰として作用することはない。したがって、食品の移し替えを極めて簡単に行える。また、移し替えの際に型くずれしにくいので移し替え後も見栄えがよい。また、食品トレイは折り曲げ前は切れ込みが形成されてはいるが皿形の一体成型物であるので、汁が出るような食品に対しても使用することができる。
(2)請求項2記載に係る食品トレイは、周壁部の一部が予め切り欠かれているので、従来のように周壁部が堰として作用することはない。したがって、食品の移し替えを極めて簡単に行える。また、移し替えの際に型くずれしにくいの移し替え後も見栄えがよい。さらに、周壁部の一部を折り曲げる必要がないので、その分、食品の移し替えの際の手間を省くことができる。
(3)請求項3記載に係る食品トレイによれば、従来通り包装して店頭に出すことができると共に、使用者はその後に調理をしたり、食事に供するには、包装紙を取り外すだけで、そのまま必要な食器に型くずれすることなく、食品トレイにのせてある食品を容易に移し替えることができ、食品売り場の販売店にとっても、この食品トレイの特徴構成を食料品売れゆき増進のキャッチフレーズとすることができる。
 以下、本考案の実施の形態における食品トレイについて詳しく説明する。
〔実施の形態1〕
 図1は本考案の実施の形態1における食品トレイの斜視図、図2はこの実施の形態1の食品トレイにのせられた食品を食器等に移し替える場合の状況を示す説明図である。
 この実施の形態1における食品トレイ11は、安価な発泡スチロール樹脂でできた一体形成品であり、平面視が長方形の底部12とその周縁に沿って形成された周壁部13とで全体が皿形に形成されている。なお、この食品トレイ11の材料としては、ここでは発泡スチロール樹脂を使用しているが、特に材料上の制約はなく、他のプラスチック材料や、紙製のものであってもよい。
 そして、この実施の形態1の特徴として、食品トレイ11の表面側において、短辺側に位置する一方(図中左側)の周壁部13aに近接した箇所には、この短辺側の周壁部13aと並行しつつ、底部12から長辺側の各周壁部13b,13bにわたって一条の切れ込み14が形成されている。
 この切れ込み14の深さは、食品トレイ11の材質や肉厚にもよるが、食品Fをのせた程度の力が加わっても簡単には折れず、人が力を加えて始めて折れ曲がる程度の強度を保つように形成されている。
 この実施の形態1において、食品トレイ11の上に例えば刺し身の盛り合わせなどの調理済みの惣菜Fがのせられている場合、この惣菜Fを食事に供するには、予めラップなどを取り除いた後、食品トレイ11を切れ込み14に沿って折り曲げる。
 すると、この切れ込み14に近接した短辺側の周壁部13aが底部12よりも下方に垂れ下がる。この状態で食品トレイ11を食器Dの上までもってきてから箸Cなどを用いて切れ込み14側に向けて惣菜Fを押し出すことで、惣菜Fは短辺側の周壁部13aに妨げられずにスムーズに食器Dの上に乗り移る。したがって、食品トレイ11の上で盛り付けてあった惣菜Fを型くずれすることなく食器Dの上に移し替えることができ、移し替え後も見栄えがよい。また、惣菜Fを一つずつ箸Cなどでつかんで食器Dの上に移し替える必要がないため、移し替えに余分な手間もかからない。
 また、この実施の形態1の食品トレイ11は、切れ込み14が形成されてはいるが折り曲げ前は皿形の一体成型物であるので、汁が出るような食品に対しても使用することができる。
 なお、上記の実施の形態1では、短辺側の一方の周壁部13aに近接した位置に切れ込みを形成したが、必要に応じて長辺側の一方の周壁部13bに近接した位置に切れ込み14を形成することも可能である。
 さらに、食品トレイ11の形状は、この実施の形態1のように平面視が方形のものに限らず、図3に示すような平面視が楕円形のものや、さらには円形のものてあってもよく、いずれの形状の食品トレイについても底部12から周壁部13にわたる一条の切れ込み14を予め形成しておけば、食品Fを食器Dなどに型くずれすることなく容易に移し替えることができるので便利である。
〔実施の形態2〕
 図4は本考案の実施の形態2における食品トレイの斜視図、図5はこの実施の形態2の食品トレイにのせられた食品を食器等に移し替える場合の状況を示す説明図である。
 この実施の形態2における食品トレイ21は、ポリエチレン樹脂でできた一体形成品であって、平面視が長方形の底部22とその周縁に沿って形成された周壁部23とを有し、短辺側の一つの周壁部は底部22上面と略面一となるよう切り欠かれて切欠部24として形成されている。また、長辺側の各周壁部23bは、短辺側の周壁部23aから切欠部24に向けて次第に低背となるように傾斜されている。なお、この食品トレイ21の材料としては、ここでは繰り返し使用が可能なようにポリエチレン樹脂を使用しているが、特に材料上の制約はなく、発泡スチロール樹脂等の他のプラスチック材料でもよく、また紙製のものであってもよい。
 この実施の形態2において、食品トレイ21の上に例えば刺し身の盛り合わせなどの調理済みの惣菜Fがのせられている場合、この惣菜Fを食事に供するには、予めラップなどを取り除いた後、食品トレイ21を食器Dの上までもってきてから箸Cなどを用いて切欠部24に向けて惣菜Fを押し出すことで、惣菜Fはスムーズに食器Dの上に乗り移る。したがって、食品トレイ21の上で盛り付けてあった惣菜Fを型くずれすることなく食器Dの上に移し替えることができ、移し替え後も見栄えがよい。また、惣菜Fを一つずつ箸Cなどでつかんで食器Dの上に移し替える必要もないため、移し替えに余分な手間もかからない。
 また、この実施の形態2の食品トレイ21は、食品Fの移し替えの際、実施の形態1のように周壁部の一部を折り曲げる操作が不要なので、その分、手間を省くことができる。
 さらに、この実施の形態2では、長辺側の各周壁部23bが切欠部24に向けて次第に傾斜されているので、各長辺側の周壁部23bの上面に沿って箸Cや包丁などを沿わせて移動させるだけで食品Fを円滑に押し出すことができて便利である。
 なお、この実施の形態2では、短辺側の一方の周壁部を切り欠い切欠部24としているが、必要に応じて長辺側の一方の周壁部23bを切り欠いた構成とすることも可能である。
 また、上記の各実施の形態1,2では、調理済みの食品Fを食器Dなどに移し替える場合について説明したが、食品Fをまな板の上に移したり、フライパンや鍋の中に投入したりする場合についても従来のように食品トレイの周壁部が堰として作用することはないので、移し替え作業を簡単かつ円滑に行うことができる。
 特に、多種多量の食品を取り扱う料理店なとでは、食品をまな板の上に移したり、フライパンや鍋の中に投入したり、調理済みの食品では食器などに移し替える作業を手際よく行う必要があるため、この実施の形態1,2のような食品トレイ11,21を用いることは極めて重宝である。
〔実施の形態3〕
 上記の実施の形態1又は2に係る食品トレイ11又は21に料理用の食材や惣菜等の各種の食品をのせた状態で、図1に示す透明なラップフイルム等の包装紙Pによって包装され、そのままスーパーマーケットや百貨店等の食品売場の店頭に出されるようになっている。
 この実施形態の食品トレイ31によれば、従来通り包装して店頭に出すことができると共に、使用者はその後に調理をしたり、食事に供するには、包装紙Pを取り外すだけで、そのまま必要な食器に型くずれすることなく、食品トレイにのせてある食品を容易に移し替えることができ、食品売り場の販売店にとっても、この食品トレイの特徴構成を食料品売れゆき増進のキャッチフレーズとすることができる。
 さらに、本考案は、その他の点においても上記の実施の形態1,2,3に限定されるものではなく、考案の要旨の範囲内において種々の応用や変形を加えることが可能である。
本考案の実施の形態1及び3における食品トレイの斜視図である。 この実施の形態1の食品トレイにのせられた食品を食器等に移し替える場合の状況を示す説明図である。 実施の形態1の食品トレイの変形例を示す斜視図である。 本考案の実施の形態2における食品トレイの斜視図である。 この実施の形態2の食品トレイにのせられた食品を食器等に移し替える場合の状況を示す説明図である。 従来の食品トレイにおいて、この食品トレイにのせられた食品を食器等に移し替える場合の状況を示す説明図である。
符号の説明
11,21  食品トレイ
12,22  底部
13,23  周壁部
14     切れ込み
24     切欠部
 F     食品
 D     食器
 P     包装紙

Claims (3)

  1.  料理用の食材や惣菜等の各種の食品をのせて持ち運びするために使用される皿形の食品トレイであって、
     上面側には底部から周壁部にわたって一条の切れ込みが形成されていることを特徴とする食品トレイ。
  2.  料理用の食材や惣菜等の各種の食品をのせて持ち運びするために使用される皿形の食品トレイであって、
     周壁部の一部は、底部上面と略面一となるよう切り欠かれていることを特徴とする食品トレイ。
  3.  請求項1又は2に係る食品トレイに料理用の食材や惣菜等の各種の食品をのせた状態で、包装紙によって包装され店頭に出されてるようになっている食品トレイ
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