JP3100339U - 漬け物 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り立ての野菜の味付けを好みに合わせて調整することができる漬け物を提供する。
【解決手段】漬け物は、第1の容器11に密封され、薄塩で漬け込まれた野菜10と、第2の容器20に密封され、所定量の塩を含有する調味料とを備え、第1の容器11と第2の容器20とを一体に包装する。第1の容器11は、野菜10を収納するための開口を閉塞して密封する蓋13を備え、当該蓋13には収納部が設けられている。内蓋14と外蓋16とから蓋13を構成し、収納部は内蓋14と外蓋16との間に設けた。外蓋16より離間する方向に凹陥する凹所を内蓋14に設け、当該凹所を収納部とする。
【選択図】 図1
【解決手段】漬け物は、第1の容器11に密封され、薄塩で漬け込まれた野菜10と、第2の容器20に密封され、所定量の塩を含有する調味料とを備え、第1の容器11と第2の容器20とを一体に包装する。第1の容器11は、野菜10を収納するための開口を閉塞して密封する蓋13を備え、当該蓋13には収納部が設けられている。内蓋14と外蓋16とから蓋13を構成し、収納部は内蓋14と外蓋16との間に設けた。外蓋16より離間する方向に凹陥する凹所を内蓋14に設け、当該凹所を収納部とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、取り立ての野菜の味付けを好みに合わせて調整することができる漬け物に関するものである。
従来より野菜等の漬け物の製造方法は、様々な方法で各々の家庭或いは食品工場等で古くから行われている。この漬け物の一般的な製造方法として、多くは、野菜のへたなど不要部分が取り除かれ洗浄が行われた後、野菜をそのまま、或いは、適当な大きさに切断してから、食塩を含む調味料等を混ぜて容器或いは袋に入れられ密封されて漬け込まれていた。
即ち、一般的な漬け物の漬け込みは、不要部分を取り除いた野菜を洗浄し食塩と水と重石とを用いて漬け込む。野菜を漬け込むと食塩の浸透圧で野菜の細胞膜の組織構造が攻撃を受け、細胞膜の防圧機構が破壊され、内からも外からも通じる幕(野菜を軟化させる)に変わり、細胞が壊れたところから細胞内に食塩が入ることにより野菜の漬け物を完成させている。
一方、野菜等を洗浄して食べ易い適当な大きさに切断し、切断した野菜と食塩を含む調味料を合成樹脂製の透明袋状体に入れて出入口を閉鎖した後、数分間袋状体を振って切断野菜と調味料を混合し、更に適量の水を入れ、袋状体の中の空気をできるだけ抜いて、数時間乃至数十時間の間冷暗所に放置することにより作る浅漬け等の漬け物の製造方法もある(特許文献1)。
しかしながら、近年では健康問題から低塩化が叫ばれているが食塩の浸透圧で野菜を軟化させているため、漬け物を短期間で作る場合は食塩を含む調味料の量を多くしなければならない。このため、販売されている漬け物の塩分濃度はどうしても多くなってしまい塩分濃度を調整できないという問題があった。
即ち、本考案の漬け物は、第1の容器に密封され、薄塩で漬け込まれた野菜と、第2の容器に密封され、所定量の塩を含有する調味料とを備え、第1の容器と第2の容器とが一体に包装されていることを特徴とする。
また、請求項2の考案の漬け物は、上記において、第1の容器は、野菜を収納するための開口を閉塞して密封する蓋を備え、当該蓋には収納部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項3の考案の漬け物は、請求項1又は請求項2において、内蓋と外蓋とから蓋を構成し、収納部は内蓋と外蓋との間に設けたことを特徴とする。
また、請求項4の考案の漬け物は、請求項3において、外蓋より離間する方向に凹陥する凹所を内蓋に設け、当該凹所を収納部としたことを特徴とする。
以上詳述した如く本考案によれば、第1の容器に密封され、薄塩で漬け込まれた野菜と、第2の容器に密封され、所定量の塩を含有する調味料とを備え、第1の容器と第2の容器とが一体に包装されているので、例えば、漬け物を購入した顧客が食べるときに醤油や他の格別な調味料を購入しなくても第2の容器に密封された調味料をかけることができる。これにより、購入した人が好みに応じた量だけ調味料をかけて味付けを行うことができる。また、従来のように購入した漬け物の塩分濃度が多すぎるなどの不都合を防止でき、健康に好適な低塩濃度の漬け物を提供することができるようになる。従って、従来のように購入した漬け物の塩分濃度が多すぎるなどの不都合を防止でき、健康に好適な低塩濃度の漬け物を提供することができるようになるものである。
特に、顧客が漬け物を食べるときに第2の容器に封入した調味料を出してかけることができるので、調味料に例えば醤油などを使用した場合に醤油の色が野菜に浸透して変色してしまうのを防止することができる。これにより、野菜が醤油などの色に変色してしまうのを長期間防止することができる。従って、漬け物の新鮮な色と味と風味を長期間保持することができて、漬け物の日持ちを長期間良好に維持することができるようになるものである。
また、請求項2の考案は、上記において、第1の容器は、野菜を収納するための開口を閉塞して密封する蓋を備え、当該蓋には収納部が設けられているので、調味料が密封された第2の容器を収納部内に収納することができる。これにより、第1の容器と第2の容器とを一体化することが可能になるので、第2の容器が紛失するなどの不都合を未然に防止することができる。従って、第1の容器を取り扱うだけで第2の容器も一緒に取り扱うことができるので、例えば、漬け物の運搬や店舗への展示なども手間が掛からず極めて容易に行うことができるようになるものである。
また、請求項3の考案は、請求項1又は請求項2において、内蓋と外蓋とから蓋を構成し、収納部は内蓋と外蓋との間に設けたので、第1の容器内に収納した漬け物と第2の容器とを確実に分離することができる。これにより、第2の容器が第1の容器内に収納した野菜に接触してしまうのを防止することが可能となる。従って、例えば、第2の容器の取り扱いによって第2の容器にほこりや細菌などが付着した場合などでも、第1の容器内に収納した野菜を極めて衛生的に管理することができるようになるものである。
また、請求項4の考案は、請求項3において、外蓋より離間する方向に凹陥する凹所を内蓋に設け、当該凹所を収納部としたので、外蓋と内蓋との間に第2の容器を確実に収納することができる。これにより、第1の容器から第2の容器が分離してしまうのを防止することができる。従って、第2の容器に密封した調味料を紛失してしまうなどの不都合を未然に防止することができるので、漬け物と味料とを確実に一体化にして販売することができるようになるものである。
本考案は、購入した人が好みに応じた味付けを行うことができる漬け物を提供することを特徴とする。購入した漬け物の塩分濃度の調整を、漬け物と調味料とを別々の容器に入れて一体に包装することにより実現した。
次に、図面に基づき本考案の実施形態を詳述する。図1は本発明の漬け物を収納し収納部19に第2の容器20を入れて包装した第1の容器11の正面図、図2は同図1の漬け物を収納し収納部19に第2の容器20を収納し包装した第1の容器11の平面図、図3は本体12開口を蓋13(内蓋14)で閉塞した第1の容器11の縦断側面図(外蓋16図示せず)、図4は外蓋16の平面図、図5は同図4の外蓋16の縦断側面図、図6は第2の容器20の平面図をそれぞれ示している。
各図において11は漬け物を収納して密封するための第1の容器、20は漬け物の味付けを行うための調味料を密封した第2の容器である。第1の容器11は、上面を開口した箱状の本体12と、この本体12開口を閉塞する蓋13とから構成されている。係る第1の容器11と蓋13はそれぞれ透明合成樹脂製の真空成形品にて構成されている。尚、真空成形にて透明合成樹脂を成形し第1の容器11を作る技術については従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略する。
本体12は、内部に食事約一回分の漬け物を収納できる大きさにて構成され上縁周囲には鍔部12Aが設けられている。この鍔部12Aは本体12外方に向け所定幅延在している。蓋13は内蓋14と外蓋16とから構成され、内蓋14周囲には鍔部14Aが形成されている。この鍔部14Aは内蓋14の外方に向け所定幅延在して、本体12の上縁周囲に設けられた鍔部12Aに載置可能に形成されている。尚、本体12下部は本体12開口を閉塞する外蓋16の係合突部17内に入る大きさを呈している。
15は本体12の開口側から内部方向に凹陥(後述する外蓋16より離間する方向に凹陥)している凹所で、この凹所15と外蓋16との間を収納部19としている。該収納部19は後述する第2の容器20を容易に収納可能な大きさ、深さに形成されている。外蓋16には本体12の鍔部12A周囲に係合する係合壁16Aが形成され、係合壁16Aの内側に本体12鍔部12Aに当接するストッパー16Bが形成されている。
17は外蓋16の係合壁16Aを本体12の鍔部12A周囲に係合した状態で、本体12の離間方向に所定寸法突出する係合突部で、外蓋16周囲に所定の幅で形成されている。外蓋16に係合突部17を形成することにより外力による変形を防止し強度の向上を図っている。また、係合突部17は内側に第1の容器11を包装する以前に本体12下部を係合することにより第1の容器11を複数段重ねて漬け物を作る際作業性の向上を図っている。
一方、第2の容器20はポリエチレンなどの合成樹脂フィルムにて縦長略矩形状に形成された小袋で、内部に所定量の塩を含有すると共に漬け物の味を好適にする調味料が密封されている。20Aは第2の容器20内に密封した調味料を当該第2の容器20を切り開いて出すための切り開き部、20Bは合成樹脂フィルムが熱融着された融着部である。該第2の容器20は二つ折りされた一方と、残りの三方が熱融着されることにより、全周が閉塞され内部に調味料が密封される。この第2の容器20は内部に調味料が密封された状態で前記収納部19に収納可能な大きさを呈している(図6、図7)。
次に、漬け物、特に野菜(オクラ)10を例に漬け物作り方について説明する。先ず、最初に市販されている野菜10、或いは自家栽培し収穫された野菜10を所定量図示しないバケットに入れる。そして、図示しないが野菜10の入ったバケットを洗浄槽内に入れ、予め洗浄槽内に設置した上下のノズルから水を噴射させて洗浄し、野菜10に付着した汚れを洗い落とす。
洗浄が完了したら所定量の野菜10をバケットごと湯通し槽に入れて湯通しし、加熱を行う。該湯通しは野菜10を煮込まずに殺菌と色を鮮やかにするもので、野菜10を+85℃〜+100℃の熱湯に30秒以上120秒以下の時間、湯通し槽の熱湯に浸す。この湯通しは本考案の趣旨を逸脱しない範囲(煮込まずに殺菌と色を鮮やかにする)でバケットに入れた野菜10の量や野菜10の大きさ等によって上記温度と時間の範囲内で温度と時間を変え湯通しを行っても差し支えない。尚、オクラ以外の野菜、キュウリやなす或いは白菜やキャベツなどを湯通しする場合も本考案の趣旨(煮込まずに殺菌と色を鮮やかにする)を逸脱しない範囲で上記以外の温度と時間で、湯通しを行っても差し支えない。
野菜10の湯通しが終了したら次に所定量の野菜10をバケットごと冷水槽(図示せず)に入れ冷水にて略常温まで冷却する。該冷水槽には図示しないが水道水が流れておりこの水道水にてバケットに入れた野菜10が略常温まで冷却される。野菜10が常温まで冷却されたら、次に冷水槽からバケットを取り出し、取り出したバケットを図示しない水切り槽内に入れ、野菜10の水切りを行う。
この野菜10の水切りはバケットを所定時間放置することにより野菜10より水を滴下させて自然に水が切れるのを待つ。尚、洗濯機の脱水槽のように遠心分離器などを用いて脱水しても良い。この場合、短時間で水切りを行えるので野菜10が萎れず新鮮度を保ったまま水切りを行うことができるので水切りに効果的である。
野菜10の脱水が終了したら次に所定量の野菜10をバケットごと急速冷凍装置(図示せず)に入れる。急速冷凍装置に入れられた野菜10は急速冷凍装置の冷凍作用によって所定の温度で急速に凍結される。この野菜10の凍結は、従来のように食塩の浸透圧を使用せずに凍結した野菜10を解凍した際細胞を破壊して軟化させ、調味料(所定の低塩を含む)を野菜10内部に染み込み易くして、漬け物を漬かり易くすることにより低塩化を図れるようにするもので、−30℃以上−35℃以下で2時間〜6時間急速冷凍装置内に野菜10を入れ凍結させる。
このとき、野菜10を凍結させた状態で容易に切断できるような凍結温度と時間であることは云うまでもない。尚、急速冷凍装置にて野菜10を凍結させる技術は従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略する。また、野菜10の凍結は本考案の趣旨を逸脱しない範囲でバケットに入れた野菜10の量や野菜10の大きさ等によって上記温度と時間の範囲内で温度と時間を変えても差し支えない。
また、野菜10はオクラ以外にキュウリやなす或いは白菜やキャベツ、大根などの野菜の漬け物材料を凍結する場合も本考案の趣旨(野菜10の細胞を破壊すると共に野菜10を凍結させた状態で容易に切断できるような凍結温度と時間)を逸脱しない範囲で上記以外の温度と時間を設定しても差し支えない。また、前記野菜10の水切り後の急速凍結で野菜10が凍結された際、凍結により野菜10同士が団子状になってしまうのを防止するためである。また、余分な水を冷凍させずに冷凍機の冷凍効率を向上させるためでもある。
野菜10が凍結されたら次にバケットを急速冷凍装置から出し、更にバケット内から野菜10を出して図示しない切断機にて所定の寸法に切断する。この場合、切断機は図示しない包丁或いはスライサーなどが用いられて所定の食べ易い寸法に切断される。この時、野菜10を凍結しているので、切断機で切断した際、オクラ特有の長い糸を引くことなく容易に切断することができる。
野菜10が所定の寸法に切断されたら、調味料(この場合低塩の漬け物となる塩分を含む)を混ぜ、所定量を第1の容器11内に入れる。このとき野菜10以外に細切り昆布、ワカメなどを混ぜても差し支えない。そして、所定量の野菜10が入れられた本体12開口を内蓋14で閉塞(この場合、本体12内に内蓋14の凹所15が入るように閉塞)し、本体12の鍔部12Aと内蓋14の鍔部14Aとを図示しない融着装置で融着し本体12開口を密封する。
このように、野菜10の洗浄から本体12開口を密封するまでを一貫して行うことにより野菜10が汚染されてしまうのを防止している。尚、18は本体12の鍔部12Aと内蓋14の鍔部14Aとを融着した融着部である。また、本体12の鍔部12Aと内蓋14の鍔部14Aとを融着して本体12開口を密閉する融着技術については従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略する。
そして、本体12開口を内蓋14で密封した後、内蓋14の凹所15内に調味料を密封した第2の容器20を入れる。次に、第2の容器20を入れた内蓋14の凹所15を外蓋16で閉塞する。このとき、ストッパー16Bが内蓋14の鍔部14Aに当接するので外蓋16はそれ以上内蓋14に接近するのを阻止される。これによって外蓋16と内蓋14との間(凹所15)に第2の容器20を収納可能な収納部19を確実に確保することができる。そして、野菜10が入った第1の容器11と調味料が入った第2の容器20とを一体に包装する。この場合、本体12の鍔部12A周囲に外蓋16の係合壁16Aが係合される(図8、図9)。尚、図9では後述する包装紙21を図示していない。
係る外蓋16の係合壁16Aは本体12の鍔部12A周囲より僅か小さく形成されており、これによって第1の容器11の収納部19から落ちることなく第2の容器20(調味料)が収納される。尚、外蓋16は本体12の鍔部12A周囲に外蓋16の係合壁16Aが係合された状態で容易には外れないように構成されている。また、21は品名、原材料名、内容量及び賞味期限などの説明書きが印刷された包装紙である。
このように、第1の容器11に密封され薄塩で漬け込まれた野菜10と、第2の容器20に密封され、所定量の塩を含有する調味料とを備え、第1の容器11と第2の容器20とが一体に包装されているので、漬け物を購入した顧客が漬け物を食べるときに醤油や他の格別な調味料を購入しなくても第2の容器20に密封された調味料をかけることができる。これにより、購入した人が好みに応じた量だけ調味料をかけて味付けを行うことができるので、漬け物の塩分が濃すぎるなどの不都合を確実に防止することができる。
また、従来のように購入した野菜10の塩分濃度が多すぎるなど高血圧者にとっての不都合を防止することができ、健康に好適な低塩濃度の漬け物を提供することができるようになる。これにより、従来のように購入した野菜10の塩分濃度が多すぎるなどの不都合を防止することができ、健康に好適な低塩濃度の野菜10を提供することができるようになる。
特に、顧客が漬け物を食べるときに第2の容器20に封入した調味料をかけることができるので、例えば調味料に着色された醤油など使用した場合に醤油の色が野菜10に浸透して変色してしまうなどの不都合を防止することができる。これにより、野菜10が醤油などの色に変色してしまうのを長期間防止することができるので、野菜10の新鮮な色と味と風味を長期間保持することができて、漬け物の日持ちを長期間良好に維持することができるようになるものである。
また、第1の容器11は、野菜10を収納するための開口を閉塞して密封する蓋13を備えており、この蓋13には収納部19を設けているので、調味料が密封された第2の容器20を収納部19内に収納することができる。これにより、第1の容器11と第2の容器20とを一体化することが可能になるので、調味料(第2の容器20)が紛失するなどの不都合を未然に防止することができると共に、第1の容器11を取り扱うだけで第2の容器20も一緒に取り扱うことができるので、漬け物の運搬や店舗への展示なども手間が掛からず極めて容易に行うことができるようになる。
また、蓋13を内蓋14と外蓋16とから構成し、内蓋14と外蓋16との間に収納部19を設けているので、第1の容器11内に収納した漬け物と第2の容器20とを確実に分離することができる。これにより、第2の容器20が第1の容器11内に収納した野菜10に接触してしまうのを防止することが可能になるので、第2の容器20の取り扱いによって第2の容器20にほこりや細菌などが付着した場合などでも、第1の容器11内に収納した野菜10にほこりや細菌などが付着してしまうこともなくなり、極めて衛生的に漬け物を管理することができるようになる。
また、内蓋14には外蓋16より離間する方向に凹陥する凹所15を設けており、この凹所15を収納部19としたので、外蓋16と内蓋14との間に第2の容器20を確実に収納することができる。これにより、第1の容器11から第2の容器20が分離してしまうのを防止することができると共に、第2の容器20内に密封した調味料を紛失してしまうなどの不都合を防止することができるので、漬け物と調味料とを確実に一体化して販売することができ、消費者は漬け物の塩分濃度を極めて容易に調整することができる。
また、第1の容器11と第2の容器20とが分離しないので、第1の容器11が第1の容器11からずれることなくなるので、第1の容器11を複数段積み重ねることができる。これにより、漬け物の取り扱いや第1の容器11に密封された漬け物の運搬を極めて容易に行うことができて、漬け物の製造や流通過程などでの作業性を大幅に向上させることができる。
10 野菜
11 第1の容器
12 本体
12A 鍔部
13 蓋
14 内蓋
14A 鍔部
15 凹所
16 外蓋
16A 係合壁
16B ストッパー
17 係合突部
18 融着部
19 収納部
20 第2の容器
20A 切り開き部
20B 融着部
21 包装紙
11 第1の容器
12 本体
12A 鍔部
13 蓋
14 内蓋
14A 鍔部
15 凹所
16 外蓋
16A 係合壁
16B ストッパー
17 係合突部
18 融着部
19 収納部
20 第2の容器
20A 切り開き部
20B 融着部
21 包装紙
Claims (4)
- 第1の容器に密封され、薄塩で漬け込まれた野菜と、第2の容器に密封され、所定量の塩を含有する調味料とを備え、
前記第1の容器と前記第2の容器とが一体に包装されていることを特徴とする漬け物。 - 前記第1の容器は、前記野菜を収納するための開口を閉塞して密封する蓋を備え、当該蓋には収納部が設けられていることを特徴とする請求項1の漬け物。
- 内蓋と外蓋とから前記蓋を構成し、前記収納部は前記内蓋と前記外蓋との間に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2の漬け物。
- 前記外蓋より離間する方向に凹陥する凹所を前記内蓋に設け、当該凹所を収納部としたことを特徴とする請求項3の漬け物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271087U JP3100339U (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | 漬け物 |
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JP2003271087U JP3100339U (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | 漬け物 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016086685A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社マルハチ | 容器詰め食品 |
-
2003
- 2003-09-09 JP JP2003271087U patent/JP3100339U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2016086685A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社マルハチ | 容器詰め食品 |
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A623 | Registrability report |
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