JP3100334B2 - マルチメディアタイトル編集装置及びこれに用いるスタイル作成装置 - Google Patents

マルチメディアタイトル編集装置及びこれに用いるスタイル作成装置

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JP3100334B2 JP10777496A JP10777496A JP3100334B2 JP 3100334 B2 JP3100334 B2 JP 3100334B2 JP 10777496 A JP10777496 A JP 10777496A JP 10777496 A JP10777496 A JP 10777496A JP 3100334 B2 JP3100334 B2 JP 3100334B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディアタ
イトルの作成、編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報サービスが注目を浴びるよう
になり、それに伴いサービスを実現するシステムの必要
性が重要視されてきている。また、計算機等の性能の向
上と共にマルチメディアのデータを計算機上で扱えるよ
うになり、これらマルチメディアデータを混成して計算
機上で情報表現をするためのマルチメディアタイトルを
作成、再生するシステムの需要が増えている。特に近年
の情報サービスにおいては、情報本来の性質から、短期
間に繰り返し異なる情報をサービスしつづけることが要
望される。つまり、同じ様な見た目のタイトルでも繰り
返し簡単にタイトルが作成できるようなシステムが要望
されている。従来のマルチメディアタイトル編集、再生
システムでは、基軸となる時間軸を設け、この基軸に従
って各素材の表示、非表示などのアクションを行うよう
なタイトルの編集、再生を実現している。
【0003】このようなマルチメディアタイトルの編
集、再生を行なう装置の一従来例の構成図を図11に示
す。図11に示すように従来のマルチメディアタイトル
編集装置は,素材蓄積手段1101、素材管理手段11
02,ユーザ入力手段1103,シナリオ保存手段11
06,シナリオ蓄積手段1107、レイアウト設定手段
1104、表示属性設定手段1105からなる。以下、
この構成においてマルチメディアタイトルの作成、編集
時の動作を説明する。まず、ユーザはユーザ入力手段1
103を通して、素材管理手段1102で管理された素
材蓄積手段1101内の素材を選択する。選択した素材
はユーザ入力手段1103上、例えばディスプレイ上に
表示される。次に、この素材をレイアウト設定手段11
04を用い、素材のレイアウトを設定する。ここでレイ
アウトとは、素材を表示する位置、つまりディスプレイ
上のX位置、Y位置と表示する大きさ、つまり幅、高さ
を示す。設定する方法としては、ユーザ入力手段110
3において、マウスを利用し画面上の位置関係を見なが
らWYSIWYG(What You See Is WhatYou
Get:画面に表示されたままのデータが出力される)
で設定する方法や、キーボードから直接、位置などの数
値を入力する方法がある。
【0004】さらに、表示属性設定手段1105を用い
て、素材の表示属性の設定をする。ここで表示属性と
は、素材を表示するときの表示方法や、素材修飾方法な
どの各種設定を示す。この表示属性としては、表示素材
が動画であれば描画フレーム速度の設定、静止画であれ
ば使用色数の制限の設定、テキストであれば文字のフォ
ント種類やフォントサイズ、文字色、背景色の設定、音
声であれば音量、左右のバランスの設定、アニメーショ
ンであれば描画コマ速度の設定、さらに表示素材を囲う
枠の飾りの設定、表示階層の設定などがあげられる。こ
こで表示階層とは、いくつかの素材を重ねて表示すると
きに、その素材を下から何番目に表示するかを示すもの
である。これら上記の表示属性の設定方法としては、選
択リストから各設定を選択する方法や、キーボードなど
から直接数値を入力する方法がある。
【0005】これらの操作を、素材を一つタイトルに組
み込む毎に行ない、最後にシナリオ保存手段1106を
用いて、作成したタイトルのシナリオを保存する。この
ように、従来のマルチメディアタイトル作成、編集装置
では、表示素材を決定するごとに、その素材の表示位置
や大きさを決めるレイアウトと、素材の表示方法や修飾
方法を決める表示属性とを決定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチメディア
タイトル作成、編集装置では、表現方法の自由度が高く
高度な表現ができる反面、タイトル作成時の素材の選択
と、表示位置や大きさのレイアウトの決定と、素材の表
示属性などの表示方法の細かい決定とを、同時に行うこ
とをユーザに要求する。それゆえ、作業手順がわかりづ
らく、利用技術に熟達したユーザでないと使いこなせな
い。また、従来のタイトル作成、編集装置では、一度作
成したタイトルのレイアウトや表示属性だけを繰り返し
利用するなどの再利用は不可能であるため、頻繁に同じ
様なタイトルを作成したい場合、タイトルに表示する素
材を変える毎にレイアウトや表示属性の設定をしなけれ
ばならず手間がかかる。マルチメディアタイトルを利用
して情報提供する場合などは、次々に新しい情報を提供
しなければならないので、一度決めたタイトルのレイア
ウトや表示属性の繰り返し利用が簡単にできなければな
らない。本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、前述のようなマルチメディアタイトルの作
成、編集装置において、高度な利用技術を必要とせず
に、表現力のあるマルチメディアタイトルを簡単に且つ
繰り返し作成できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】まず本発明では、従来の
マルチメディアタイトル作成、編集装置において、タイ
トルで表示する表示素材を決定する毎に施していたレイ
アウト設定と表示属性設定の、全表示素材に対して行う
設定を合わせ総じてスタイル設定と呼ぶ。また、このス
タイル設定、つまりこれらすべてのレイアウト設定と表
示属性設定を定義したものをスタイルと呼ぶ。さらに本
発明では、このスタイルをあらかじめ用意し、タイトル
作成、編集時には、ユーザはこれを利用できるようにす
る。これは、従来システムにおいてタイトル作成中に行
っていたレイアウト設定作業と表示属性設定作業を、タ
イトル作成前に終わらせておくことを示す。そして、ユ
ーザはこのスタイルを利用することで、レイアウト設定
と表示属性設定を行うことができるようにする。構成上
では、従来システムのレイアウト設定手段と表示属性設
定手段とを、スタイルを決定する1つの手段とし、これ
を従来のマルチメディアタイトル作成、編集装置の外部
に設けることとする。これはスタイルを作成する作業
を、マルチメディアタイトル作成作業から独立させるこ
とを示し、これらが従来システムと大きく異なるところ
となる。
【0008】上記目的を達成するためには、以下の事柄
が重要となる。 1. ユーザは、スタイル設定の省略化のためあらかじ
め熟達したユーザが作成、登録したスタイルを利用でき
なけらばならない。同じスタイルのタイトルを繰り返し
作成するために、作成時のレイアウト情報や表示属性情
報は、タイトルが完成しても、次回のタイトル作成時に
も再び利用可能でなければならない。また、多様なスタ
イルを利用可能とするためスタイルは、マルチメディア
タイトル編集装置内部にとどまらず、素材の一部として
他装置間で交換、流通が可能である必要がある。 2. タイトル作成時には、簡単にタイトル作成ができ
るよう、ユーザへ作成の支援を行うことが重要である。 3. 簡単に表現力のあるタイトルを作成できるよう
に、表現力を豊かにすることが可能となる素材の表示階
層指定を、簡単に行える必要がある。 4. あらかじめ登録されたスタイルを使い回してタイ
トル作成するときにも、スタイルに定義された表示位置
や大きさの指定などが、表示しようとする素材とは縦横
比や大きさが合わず、素材を適切に表示できないという
ことなしに、タイトル作成ができることが重要である。 5. スタイルも他の素材と同様に、同一タイトル内で
複数のスタイルを、タイトル再生経過時刻により使い分
けられる必要がある。
【0009】また、上記各事項を実現する上での課題を
以下に記述する。 (1) レイアウトと表示方法を定義する作業であるス
タイルの作成作業を、タイトル作成作業とは別に行え、
作成したスタイルをタイトル作成上の素材として扱えな
ければならない。 (2) タイトル作成時においては、選択した素材が表
示できる表示領域をユーザ入力手段に提示し、ユーザへ
タイトル作成の支援をしなければならない。 (3) ユーザはスタイルを利用して、素材のレイアウ
トや表示属性の設定ができると同時に、表示する階層の
設定ができなければならない。 (4) タイトル作成時においては、表示領域に表示素
材を設定したときに、スタイルに記述された表示領域の
位置や大きさは、素材が適切に表示できるよう、その素
材に合わせ再決定されなければならない。 (5) 同一タイトル内で複数のスタイルが使用された
場合、スタイルが変更される前と後では表示可能素材
数、表示属性などスタイルの形態が異なり、スタイルを
変更した後では、それまで表示していた素材を継続して
表示できなくなることがあり、ここで発生する不整合は
解消しなければならない。
【0010】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、マルチメディアタイトルの作成、編集を行なう装置
として、 1) マルチメディアの各種データの表示方法を指定し
た表示領域の集合でマルチメディアタイトルの画面のレ
イアウトを定義したスタイルを作成するスタイル作成手
段と、作成したスタイルを保存するスタイル保存手段を
設け、これらを素材蓄積手段に接続する。 2) スタイル作成手段は、各表示領域において表示す
るマルチメディアのデータ種類の指定を含みレイアウト
などを定義したスタイルを作成するとし、また素材のデ
ータ種類と表示領域に指定されたデータ種類の一致、不
一致を検査するデータ比較手段を設ける。 3) 各表示領域の階層属性を含めてスタイルとし、こ
れを作成するスタイル作成手段およびスタイル保存手段
を設ける。また各表示領域は必ずいずれかの表示階層に
属するとし、ユーザ入力手段は各表示領域を、指定され
た表示階層に固定して表示するとする。 4) ユーザ入力手段とシナリオ保存手段の間に、各表
示領域で表示する素材が決定した時にあらためて各表示
領域の位置、大きさなどの属性を決定するスタイル決定
手段を設ける。 5) 同一タイトル内でタイトル再生経過時刻により複
数のスタイルを使い分けた場合、スタイルを変更した時
間を、それまで表示していたすべての素材を非表示にす
るとしてシナリオを記述するシナリオ保存手段を設け
る。等の構成にしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、マルチメディアの各種データの表示方法を指定した
表示領域の集合でマルチメディアタイトルの画面を定義
したスタイルを作成するスタイル作成手段と、スタイル
作成手段によって作成されたスタイルを保存するスタイ
ル保存手段と、素材を蓄積しておく素材蓄積手段と、素
材管理手段と、スタイルを解釈するスタイル解釈手段
と、タイトルを作成するユーザ入力手段と、作成したタ
イトルのシナリオを保存するシナリオ保存手段とを備
え、上記スタイル作成手段は、各表示領域の表示階層に
関する情報をスタイルの一部とし、また上記ユーザ入力
手段は、この表示階層に合わせて表示領域を表示するこ
とを特徴とするマルチメディアタイトル編集装置とした
ものである。本発明は、スタイル作成手段からのスタイ
ルの情報を整形し素材管理手段に出力するスタイル保存
手段を、素材蓄積手段に接続し、作成したスタイルは一
端素材蓄積手段に蓄積し、素材の一種として扱うという
作用を有する。またスタイル作成手段では、素材を表示
する領域を表示領域として設定し、それぞれの表示領域
に個別のレイアウト情報と表示属性情報とを付随させ
る。ここで付随させるレイアウト情報は、その表示領域
そのものが持つレイアウトの情報とする。表示属性情報
は、表示領域のそれぞれに個別に設定する。これら少な
くとも一つの表示領域を定義したものをスタイルとし
て、スタイル作成手段で作成する。ユーザ入力手段で
は、これらの表示領域に素材を表示指定したとき、その
素材に対して表示領域のもつレイアウト情報と表示属性
情報を自動的に適用するとともに、スタイル解釈手段
が、素材蓄積手段からのスタイルを入力として、各表示
領域の位置、大きさ、表示階層などの表示属性の定義を
解釈し、ユーザ入力手段に各表示領域を表示するよう指
示を出すという作用を有する。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、上記シ
ナリオ保存手段は、同一タイトル内で複数のスタイルが
使用された場合、スタイルが変更された時間を、それま
で表示されていた素材のすべてを非表示にする時間とし
てシナリオを保存することを特徴とする請求項2記載の
マルチメディアタイトル編集装置としたものである。本
発明は、シナリオ保存手段により、ユーザ入力手段から
のスタイル変更時間と、それまで表示していた素材の情
報とを入力とし、スタイル変更時間にそれまで表示して
いたすべての素材を非表示にするようにシナリオを作成
するという作用を有する。
【0017】本発明の請求項3に記載の発明は、マルチ
メディアの各種データの表示方法を指定した表示領域の
集合でマルチメディアタイトルの画面を定義したスタイ
ルを作成するスタイル作成手段と、スタイル作成手段に
よって作成されたスタイルを保存するスタイル保存手段
と、素材を蓄積しておく素材蓄積手段と、素材管理手段
と、スタイルを解釈するスタイル解釈手段と、タイトル
を作成するユーザ入力手段と、作成したタイトルのシナ
リオを保存するシナリオ保存手段とを備え、上記スタイ
ル作成手段は、各表示領域の表示階層に関する情報をス
タイルの一部とし、また上記ユーザ入力手段は、この表
示階層に合わせて表示領域を表示するとともに、上記シ
ナリオ保存手段は、同一タイトル内で複数のスタイルが
使用された場合、スタイルが変更された時間を、それま
で表示されていた素材のすべてを非表示にする時間とし
てシナリオを保存することを特徴とする請求項2記載の
マルチメディアタイトル編集装置としたものである
【0018】以下本発明の実施の形態について、図1か
ら図8を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態に係
るマルチメディアタイトル編集装置の構成を表すブロッ
ク図である。この実施の形態は、スタイルを定義するス
タイル作成手段と、その完成したスタイルの情報を素材
の一部とするためスタイル保存手段を、素材蓄積手段に
接続したことを特徴とする。ここでスタイルとしては、
各種データを表示する表示領域の位置、大きさなどのレ
イアウト情報とともに、表示領域の枠の修飾の指定、表
示可能なマルチメディアのデータ種類の指定、表示階層
の指定、フォント種類の指定などの表示属性情報を定義
する。また、上記データ種類の指定には、動画、静止
画、テキスト、音声等があげられる。動画には例えば、
mpg 、avi 、mov などの拡張子がつくデータ種類があげ
られる。
【0019】図1において、符号101はマルチメディ
アタイトルの画面レイアウトを、マルチメディアの各種
データの表示方法を指定した表示領域の集合として定義
するスタイルを作成するスタイル作成手段、102はス
タイル作成手段101で作成したスタイルを保存するス
タイル保存手段、103は前記スタイルを含み、タイト
ルを構成する各種のマルチメディアデータの素材を蓄積
する素材蓄積手段、104はスタイルも素材の一部とし
て管理する素材管理手段、105は素材管理手段104
に素材の一部として管理されるスタイルを解釈するスタ
イル解釈手段、106は選択された素材のデータ種類と
スタイルの表示領域に指定されたデータ種類を比較する
データ比較手段、107はタイトルを作成するユーザの
ためにグラフィカルユーザインターフェースを提示し、
タッチパネル形式のディスプレー、マウス、ポインタ等
などからなるユーザ入力手段、108は各表示領域で表
示する素材が決定した時にあらためて各表示領域の位
置、大きさなどの属性を決定するスタイル決定手段、1
09は作成したタイトルをシナリオとして保存するシナ
リオ保存手段である。また110はシナリオ保存手段1
09で作成されたシナリオを蓄積するシナリオ蓄積手段
である。
【0020】次に、本発明の内部処理について説明する
が、まずその前に、わかりやすくするため、このマルチ
メディアタイトル編集装置を用いてユーザがどのように
タイトルを作成するかについて説明する。図2はこのマ
ルチメディアタイトル編集装置を用いたタイトル作成の
操作手順を示すフロー図である。
【0021】以下、このフロー図を用いてユーザがタイ
トルを作成する手順を説明する。まずユーザは、処理ス
テップ(以下単にステップという)201において、タ
イトル作成に当たって、素材としてあらかじめ登録され
ているスタイルの中から、使用するスタイルの選択を行
ない、使いたいスタイルがあつか否かをチェックし、使
いたいものがあればスタイルを決定する(ステップ20
2)。このとき、ユーザ入力手段107上には選択した
スタイルがディスプレー表示され、スタイルに定義され
た表示領域のすべてが表示される。次に、タイトルの持
つ基軸時間を進め、任意のところで止めた後、タイトル
上に表示する素材が登録されたリストを選択する(ステ
ップ203)。この選択により、スタイル上に表示され
たすべての表示領域のうち、選択したリストの素材が表
示可能な表示領域のみハイライト化される。
【0022】ユーザはリスト内から使用する素材を選択
し、ハイライト化した表示領域のいずれかを指定するこ
とで、表示素材の選択を行なう(ステップ204)とと
もに表示領域の指定を同時に行なう(ステップ20
5)。このとき素材は、表示領域に指定された表示階
層、フォント種、文字色、背景色等の表示属性により修
飾される。また表示領域の指定が行なわれた時間を、タ
イトル再生時に素材を表示する時間とする。以後、この
操作を繰り返してマルチメディアタイトルを作成する。
スタイルも他の素材と同様に扱い、時間に従ってスタイ
ルが変わるタイトルの作成を可能とするためにスタイル
を変更するか否かをチェックし(ステップ207)、ス
タイルを変更するのであれば上記ステップ202に移行
してスタイル決定を行なう一方、スタイルを変更しない
のであれば上記ステップ203に移行して素材リスト選
択を行なう。上記操作の繰り返し中にスタイルを変更す
れば、タイトル再生時にはその時間にスタイルが変更さ
れるタイトルとなる。最後にシナリオを保存(ステップ
206)し終了する。
【0023】このように、ユーザはあらかじめ素材とし
て登録されたスタイルを使用することにより、タイトル
のレイアウト設計等を省略化できるだけでなく、各表示
領域に指定された、表示階層位置、大きさ、位置さらに
は表示色等の表示属性を用いて素材の修飾を自動的に行
なうことができる。また、各表示領域はいずれも表示階
層の属性を持ち、この属性により表示される階層があら
かじめ決められている。各表示領域はこの表示階層属性
に従って表示されている。よって、ユーザはある素材を
一番下の階層に表示したいときは、その素材を表示階層
が一番下の表示領域にドロップすればよい。
【0024】一方、スタイルをあらかじめ登録するに
は、スタイル選択処理(ステップ201)からスタイル
作成処理へ移行し、ここでスタイルを作成し(ステップ
208)、その後スタイル登録の登録をする(ステップ
209)という処理動作をあらかじめ行なっておけばよ
い。なおここではスタイル作成とスタイル登録の操作手
順に関しての詳細な説明は省略する。スタイルの定義記
述例に関しては後述する。
【0025】またステップ201において、使用したい
スタイルがなく、かつスタイルの作成に熟達したユーザ
なら、その場でスタイルを作成し(ステップ208)、
登録(ステップ209)することでレイアウト設計から
タイトル作成までを一貫して行なうことができることは
言うまでもない。また、タイトル作成に使用するスタイ
ルは、タイトルが完成しても素材として素材蓄積手段内
に登録されたまま残り、完成したタイトルとは独立して
存在するので、何回でも同じスタイルを使用して新しい
タイトル作成をすることが可能となる。
【0026】図3は、図2に示したユーザによるタイト
ル作成の操作手順にマルチメディアタイトル編集装置の
処理動作をミックスさせた全体の操作、処理手順を示す
フロー図である。ここではユーザの作業手順とも照らし
合わせるため、前述したユーザ作業手順も含め示してあ
る。以下、内部処理フローをこの図3を用いて説明す
る。まず、素材管理手段104はユーザ入力手段107
へ素材蓄積手段103内に蓄積された動画、静止画、テ
キスト、スタイルなどの各素材をユーザにわかりやすい
ようにそれぞれのデータをアイコン等のシンボルでユー
ザ入力手段107に提示する。ここでユーザによりスタ
イルの選択、すなわち使いたいものがあるか否かのチェ
ックが行なわれ(ステップ301)、使いたいものがあ
ればスタイルの決定が行なわれる(ステップ302)。
【0027】このとき素材管理手段104は、ユーザ入
力手段107からスタイルの指定を得る。この指定を元
に素材管理手段104は、スタイルが蓄積された素材蓄
積手段103からスタイルを1つ取り出し、スタイル解
釈手段105に出力する。スタイル解釈手段105で
は、素材管理手段104から入力されたスタイルをスタ
イルの定義から解釈し、ユーザ入力手段107において
ユーザに見える形で出力する。ユーザ入力手段107に
おいて、ユーザへのグラフィカルユーザインターフェー
スでの提示では、各表示領域はスタイルに定義された通
りに表示される。すなわち、この時点での各表示領域の
縦位置、横位置、幅、高さはスタイルに定義されたとお
りとなっている。さらに素材リストの選択(ステップ3
03)が行なわれる。
【0028】ここで素材管理手段104は、ユーザ入力
手段107から入力された素材リストの選択指定に従
い、素材リストをユーザ入力手段107に提示する。さ
らに、前述したデータ比較手段は、スタイル解釈手段1
05を通じて現在のスタイルを解釈し、ユーザ入力手段
107から入力された素材リストのデータ種類とスタイ
ル解釈手段105から入力されたこのスタイルで定義さ
れている各表示領域の表示データ種指定を比較する(ス
テップ304)。比較の結果データ種類が同じものは、
その表示領域に今選択した素材リストにある素材が表示
可能である、という印にその表示領域をハイライト化し
て表示するようユーザ入力手段107に指示を出す(ス
テップ305)。この結果、ユーザは表示したい素材が
表示可能である表示領域を一目で見分けることができ、
ユーザに次の作業の示唆をする効果を発揮する。また、
あらかじめ登録されていたスタイルの定義とスタイルを
作成した人の意図を把握することができる。特に、たく
さんの表示領域を持つスタイルを利用しているときに、
ユーザは次にどこにどの種類のデータを指定すればよい
かすぐに理解することができる。
【0029】次に、ユーザは表示素材を、選択した素材
リスト内から選択し(ステップ306)、ハイライト化
された表示領域のいずれかを指定する(ステップ30
7)。素材が指定されるまでの表示領域は、スタイルで
定義された状態で表示する。しかし素材が指定される
と、スタイル決定手段108は、ユーザ入力手段107
から選択された素材の幅、高さの情報を得る。また同時
に、素材を表示指定した表示領域の位置、大きさの情報
を得る。スタイル決定手段108はこの2つの情報から
あるルールに従い表示領域の位置、大きさを算出し、こ
れをユーザ入力手段107に出力する。ユーザ入力手段
107は、スタイル決定手段108で再決定され出力さ
れた表示領域の位置や大きさ、表示領域に付随している
表示属性情報を用いて素材を修飾して表示する(ステッ
プ308)。
【0030】ここで前記ルールとしては、表示領域の左
上の縦位置、横位置を固定し、ここを基準として表示領
域の大きさを、素材の大きさに合わせるというものが考
えられる。このとき表示領域が素材の大きさより小さい
場合は、素材の幅、高さの比率をそのままに表示領域中
に最大の大きさで表示できるまで素材を縮小する。また
他のルールとして、表示領域の中心を基準に大きさ、位
置を変えるものなどが考えられる。これら一連の流れ
で、ユーザは一貫してWYSIWYGでタイトル作成の
操作をすることができる。
【0031】以後、ステップ302からステップ308
の操作を繰り返し行ない、タイトルの作成を行なう。最
後にシナリオの保存(ステップ309)を行ない終了す
る。このとき、シナリオ保存手段109では、ユーザ入
力手段107から、使用された素材の情報、表示時間、
表示領域の情報を得る。そして、スタイルに定義された
全表示領域の中で、実際に素材表示に使用したものだけ
を選別し、素材指定で再決定されたこの表示領域の表示
属性情報をシナリオとして出力する。また、同時に使用
した素材の情報、素材を表示する時刻等のアクション情
報もシナリオに出力する。シナリオ記述例は後述する。
【0032】一方、スタイルの作成と登録の操作におい
ては(ステップ311、312)、まずスタイル作成手
段101は、ユーザからの指示で表示領域のレイアウト
情報と表示属性情報を得て、これをスタイル保存手段1
02へ出力する。またこのとき、表示領域の表示階層の
指定も同時にユーザから受け、スタイル保存手段102
へ出力する。スタイル保存手段102は、スタイル作成
手段101からのこれらの情報を入力とし、内部で整形
した後で素材蓄積手段103にスタイルとして出力す
る。
【0033】以下、上記内部処理フローで説明した処理
に関わるデータについて説明する。図4はユーザ入力手
段にディスプレー表示されるスタイルの一例を示す画像
解説図である。ここでは、3つの表示領域が重なって表
示されている。領域Aは表示する階層が一番下の表示領
域であることを示している。また、表示領域Cは表示階
層が一番上で、領域BとCは表示領域の枠にそれぞれ異
なる飾りがついていることを示している。
【0034】図5は図4で示したレイアウトを定義した
スタイルの記述例を示す事例図である。以下、図5を用
いてスタイルの記述例について説明する。スタイルにお
いては各表示領域に対して、表示階層、枠の飾り種類、
横位置(X位置)、縦位置(Y位置)、表示領域の幅、
表示領域の高さ、表示領域で表示できるデータ種類、フ
ォント(その他)の属性が記述してある。図4の1行目
は、一番下の階層の表示領域は、テキストデータ用の表
示領域で、13ポイントのフォント、文字色は黒、背景
色は白で、表示領域の枠を3番の飾り種類を用いて修飾
することを表している。2行目は、2番目の階層の表示
領域は、動画表示用であることを示している。また3行
目は、この表示領域が静止画、動画、テキストのいずれ
も表示できる領域であることを示している。
【0035】図6はユーザ入力手段がユーザに提示する
グラフィカルユーザインターフェイスの表示例を示す画
像解説図である。ここではスタイルを選択している段階
の状態を示している。また、図7は、スタイルが選択さ
れ、素材を選択する段階におけるユーザ入力手段の画面
の状態を示す画像解説図である。このグラフィカルイン
ターフェイスの上部にはスタイルが表示され、ここがタ
イトルの見かけを作成する部分となる。下部には各素材
がリストの形でアイコン等を利用して表示されている。
ユーザはここから表示する素材を選択する。また、右部
にはスタイル作成作業に移るスタイル作成ボタン、作成
したタイトルのシナリオを保存するタイトル保存ボタン
がある。
【0036】図8は保存したシナリオの記述例を示す事
例図である。以下、図8を用いてシナリオ記述例に関し
て説明する。このシナリオには使用される素材の情報、
それぞれの素材を表示するときの表示属性情報、時間軸
に沿って行なうアクション情報を記述する。表示属性に
はそれぞれユニークなIDをつける。また各素材にもそ
れぞれユニークなIDをつける。アクション情報にはこ
のIDを利用して、いつ、どの素材を使用して、どの表
示属性で、どういうアクションを行なうかを記述する。
表示属性情報の1行目は、表示属性IDが1の表示属性
は、素材を下から3番目の階層に、表示領域の枠飾り種
類を3として、表示位置を横位置20、縦位置20、幅
100、高さ80で、フォントサイズを13ポイント、
文字色をblack,背景色をwhiteとして表示す
るものであることを表す。素材情報の1行目は素材ID
が1のものはMOVIE.mpg であり、素材ID2はMOJIJYOH
O.txt であることを表している。アクション情報の2行
目はタイトル再生開始25秒後に素材ID2、つまりMo
jijyoho.txt を表示属性1で表示を行ない、45秒後に
それを非表示にし、60秒後にはまた表示することを表
している。
【0037】さらに、以下に、スタイル決定手段108
が、図4および図5で説明したスタイルから表示領域の
大きさを変更してシナリオを保存したことを説明する。
アクション情報の2行目と5行目は、素材ID2の同じ
素材を、表示属性IDが1と4という異なる表示属性で
表示することを示している。表示属性ID1は、表示属
性情報の1行目より階層1に、幅100、高さ80で表
示するものであることを示している。また同様に表示属
性ID4は、階層3に幅100、高さ80で表示するこ
とを示している。ところが元のスタイルは図5から、階
層1の表示領域は幅100、高さ80であり、階層3は
幅110、高さ90である。つまり、階層3の表示領域
はもともと幅110、高さ90であったのが、素材ID
2の素材の大きさつまり幅100、高さ80に合わせて
変更されている。このように、スタイル決定手段108
は、スタイルに定義された表示領域の位置や大きさを素
材に合わせて変更し、スタイル保存手段109によりシ
ナリオを保存している。
【0038】また本発明では、スタイルも他の素材と同
様に扱っており、時間によってスタイルの変更ができ
る。スタイルは複数の表示領域から定義してあるので、
実体は表示領域である。そこで、タイトル再生途中での
スタイルの変更を含んだタイトルのシナリオ保存では、
スタイルはこの表示領域に分け、使用された表示領域
を、表示領域属性情報とアクション情報として、素材情
報と共にシナリオに記述する。
【0039】以上のように、本実施形態によれば、ま
ず、タイトル作成時には、あらかじめ登録されたスタイ
ル部品群の中からスタイルを選択することで、煩雑な設
定を省略化することができる。また、スタイル作成に熟
達していないユーザは困難なレイアウト設計から解放さ
れる。さらに、このスタイルを使用すれば、何回でも同
じ見かけのタイトル作成をすることが可能となる。タイ
トル作成時においては、素材のデータ種類の指定された
表示領域で、素材を表示できる表示領域をハイライト化
することで、ユーザへタイトル作成手順を示唆し、タイ
トル作成を支援する。ユーザは、スタイルの表示領域
を、素材を表示する階層として指定するだけで、簡単に
素材の表示に階層を持たせたタイトルを作成することが
可能となる。スタイルはタイトル作成時に素材に合わせ
て再決定されるので、同じスタイルを利用しても大きさ
の異なる多様な素材を利用できるようになり、柔軟性の
あるタイトル作成が可能となる。
【0040】(実施の形態2)図9は本発明の第2の実
施の形態に係るマルチメディアタイトル編集装置で用い
られるスタイル作成装置の構成を表すブロック図であ
る。以下本発明の第2の実施の形態について、図9を用
いて説明する。ここで、901はスタイル作成手段、9
02はスタイル保存手段、903は作成したスタイル情
報をファイルの形態で出力するスタイルファイル出力手
段である。図1に示した第1の実施の形態と異なるの
は、前記スタイル作成装置と前記タイトル作成装置を独
立させ、スタイルファイル出力手段を設けたことであ
る。ここでスタイルファイル出力手段903は、スタイ
ル保存手段902からの出力であるスタイルを入力と
し、ファイルとして出力するものである。
【0041】以上のように、本実施例によれば、スタイ
ルの作成をタイトルの作成とは独立に行なうことができ
る。従って、スタイルの作成に熟達したユーザにスタイ
ル作成を専門に任せることができ作業の効率化が図れ
る。また、様々なスタイルを独立した部品として他のユ
ーザと交換するなどのスタイル情報の流通が図れ、多様
なスタイルの創出と利用が可能となるという効果を発揮
する。
【0042】(実施の形態3)図10は本発明の第3の
実施の形態に係るマルチメディアタイトル編集装置の構
成を表すブロック図である。以下、本発明の第3の実施
の形態について、図10を用いて説明する。図10に示
すマルチメディアタイトル編集装置は、マルチメディア
の各種データの表示方法を指定した表示領域の集合でマ
ルチメディアタイトルの画面を定義したスタイルを作成
する第1のスタイル作成手段1001と、スタイル作成
手段によって作成されたスタイルを保存する第1のスタ
イル保存手段1002と、素材を蓄積しておく素材蓄積
手段1003と、素材管理手段1004と、スタイルを
解釈するスタイル解釈手段1005と、選択された素材
のデータ種類とスタイルの表示領域に指定されたデータ
種類を比較するデータ比較手段1006と、タイトルを
作成するユーザ入力手段1007と、各表示領域で表示
する素材が決定した時にあらためて各表示領域の位置、
大きさなどの属性を決定するスタイル決定手段1008
と、作成したタイトルのシナリオを保存するシナリオ保
存手段1009と、シナリオ保存手段1009で作成さ
れたシナリオを蓄積するシナリオ蓄積手段1010とか
らなる、マルチメディアタイトル編集装置、および、こ
のマルチメディアタイトル編集装置にネットワーク10
12により接続されたスタイル蓄積手段1011、およ
び、前記マルチメディアタイトル編集装置とスタイル蓄
積手段1011とにネットワーク1012により接続さ
れ、前記第1のスタイル作成手段1001と同様マルチ
メディアの各種データの表示方法を指定した表示領域の
集合でマルチメディアタイトルの画面を定義したスタイ
ルを作成する第2のスタイル作成手段1001aと、前
記第1のスタイル保存手段1002と同様第2のスタイ
ル作成手段1001aによって作成されたスタイルを保
存する第2のスタイル保存手段1002aとから成って
いる。
【0043】本構成は、第1の実施の形態において記述
したマルチメディアタイトル編集装置と、このマルチメ
ディアタイトル編集装置にネットワーク1012により
相互に接続された第2のスタイル作成手段1001aと
第2のスタイル保存手段1002a、およびスタイル情
報を蓄積するスタイル蓄積手段1011からなる。各装
置間はネットワークによって接続されている点が特徴で
ある。第1の実施の形態と異なるのはスタイル情報を蓄
積するスタイル蓄積手段1010を設けたことと、第2
のスタイル作成手段と第2のスタイル保存手段を独立さ
せ、前記スタイル蓄積手段とをネットワークで接続した
ことである。ここでスタイル蓄積手段1010は、スタ
イル保存手段1002からのスタイルを入力とし、これ
を内部に蓄積する。また、スタイル蓄積手段1010
は、内部に蓄積したスタイルを素材蓄積手段1003に
出力するものである。
【0044】以下、本実施例における処理フローを説明
する。図10において、スタイル作成手段で作成された
スタイルはスタイル保存手段と通じて、ネットワーク上
のスタイル蓄積手段1011に蓄積される。一方マルチ
メディアタイトル編集装置はタイトル作成時にスタイル
を選択するとき、ネットワーク上にあるスタイル蓄積手
段にアクセスする。こうすることで、ユーザはスタイル
蓄積手段に保存されたスタイルを利用することができ
る。ここでネットワーク上には前記スタイル蓄積手段が
複数存在してもよいことはいうまでもない。また同様
に、マルチメディアタイトル編集装置も、スタイル作成
手段とスタイル保存手段もネットワーク上に複数存在し
てもよい。
【0045】以上のように、本実施例によれば、ネット
ワーク上にスタイル蓄積手段を設けることで、ネットワ
ークに接続する複数のマルチメディアタイトル編集装置
からスタイル蓄積手段内のスタイルを参照し、これを利
用することができる。この構成によって、実施形態2で
述べたような効果に加えて、タイトル作成作業を阻害す
ることなく、並行してタイトル作成ができ、複数のスタ
イル作成装置で作成されたスタイルをすぐにその場で、
しかも複数のマルチメディアタイトル編集装置から同時
に利用できるという効果がある。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タイトル
内で表示する各素材をタイトルを作成する上での部品と
してタイトルを組み上げる形態のマルチメディアタイト
ル作成、編集装置において、従来初心者ユーザには扱い
の難しい階層属性などの表示属性を持つ素材からなるタ
イトルの作成を、簡単に、繰り返しできるという有利な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマルチメディ
アタイトル編集装置の構成を表すブロック図
【図2】前記第1の実施の形態に係るマルチメディアタ
イトル編集装置を用いたユーザのタイトル作成操作手順
を示すフロー図
【図3】図2に示したユーザによるタイトル作成の操作
手順にマルチメディアタイトル編集装置の処理動作をミ
ックスさせた全体の操作、処理手順を示すフロー図
【図4】前記第1の実施の形態においてユーザ入力手段
にディスプレー表示されるスタイルの一例を示す画像解
説図
【図5】前記第1の実施の形態において図4で示したレ
イアウトを定義したスタイルの記述例を示す事例図
【図6】前記第1の実施の形態においてユーザ入力手段
がユーザに提示するグラフィカルユーザインターフェイ
スの表示例を示す画像解説図
【図7】前記第1の実施の形態においてスタイルが選択
され、素材を選択する段階におけるユーザ入力手段の画
面の状態を示す画像解説図
【図8】前記第1の実施の形態において保存したシナリ
オの記述例を示す事例図
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るマルチメディ
アタイトル編集装置で用いられるスタイル作成装置の構
成を表すブロック図
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るマルチメデ
ィアタイトル編集装置の構成を表すブロック図
【図11】従来のマルチメディアタイトル編集装置の構
成例を示すブロック図
【符号の説明】
101、901、1001 スタイル作成手段 102、902、1002 スタイル保存手段 103、1003 素材蓄積手段 104、100 素材管理手段 105、1005 スタイル解釈手段 106、1006 データ比較手段 107、1007 ユーザ入力手段 108、1008 スタイル決定手段 109、1009 シナリオ保存手段 110、1010 シナリオ蓄積手段 903 スタイルファイル出力手段 1011 スタイル蓄積手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−243023(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/00 - 13/00 G06F 12/00 G06F 17/30 G06F 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディアの各種データの表示方法
    を指定した表示領域の集合でマルチメディアタイトルの
    画面を定義したスタイルを作成するスタイル作成手段
    と、スタイル作成手段によって作成されたスタイルを保
    存するスタイル保存手段と、素材を蓄積しておく素材蓄
    積手段と、素材管理手段と、スタイルを解釈するスタイ
    ル解釈手段と、タイトルを作成するユーザ入力手段と、
    作成したタイトルのシナリオを保存するシナリオ保存手
    とを備え、 上記スタイル作成手段は、各表示領域の表示階層に関す
    る情報をスタイルの一部とし、また上記ユーザ入力手段
    は、この表示階層に合わせて表示領域を表示することを
    特徴とする マルチメディアタイトル編集装置。
  2. 【請求項2】 マルチメディアの各種データの表示方法
    を指定した表示領域の集合でマルチメディアタイトルの
    画面を定義したスタイルを作成するスタイル作成手段
    と、スタイル作成手段によって作成されたスタイルを保
    存するスタイル保存手段と、素材を蓄積しておく素材蓄
    積手段と、素材管理手段と、スタイルを解釈するスタイ
    ル解釈手段と、タイトルを作成するユーザ入力手段と、
    作成したタイトルのシナリオを保存するシナリオ保存手
    段とを備え、 上記シナリオ保存手段は、同一タイトル内で複数のスタ
    イルが使用された場合、スタイルが変更された時間を、
    それまで表示されていた素材のすべてを非表示にする時
    間としてシナリオを保存することを特徴とするマルチメ
    ディアタイトル編集装置。
  3. 【請求項3】 上記シナリオ保存手段は、同一タイトル
    内で複数のスタイルが使用された場合、スタイルが変更
    された時間を、それまで表示されていた素材のすべてを
    非表示にする時間としてシナリオを保存することを特徴
    とする請求項1記載のマルチメディアタイトル編集装
    置。
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