JP3100305B2 - クラック検査装置 - Google Patents

クラック検査装置

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JP3100305B2 JP07057430A JP5743095A JP3100305B2 JP 3100305 B2 JP3100305 B2 JP 3100305B2 JP 07057430 A JP07057430 A JP 07057430A JP 5743095 A JP5743095 A JP 5743095A JP 3100305 B2 JP3100305 B2 JP 3100305B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークに対するクラッ
ク有無の検査を画像処理によって行うクラック検査装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワーク、例えばリングバリスタに
対するクラック有無の検査は下記のようにして行われて
いる。即ち、リングバリスタの検査面をCCDカメラ等
で撮像してその画像を得た後、検査面画像を構成する画
素の中から素地輝度よりも低輝度の画素を抽出し、該低
輝度の画素が内外周を横切る場合にこれをクラック有り
として判定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のもので
は、素地輝度よりも低輝度の画素を探すことによりクラ
ック判定を行うようにしているが、検査面の凹凸等とク
ラックとを画素輝度から区別することが難しく、内外周
を横切るような凹凸が検査面に存在するとこれがクラッ
ク有りとして判定される問題点がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ワークにおけるクラック
有無を正確に判定して検査精度を向上できるクラック検
査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係るクラック検査装置は、ワーク
の検査面を除く部分に検査用液を供給して該検査用液を
クラックに浸入させる手段と、検査用液供給後にワーク
の検査面を撮像してその画像を得る手段と、検査面画像
を構成する画素の中から素地輝度よりも低輝度の画素を
抽出して、その連続数が所定値以上のときにクラック有
りの判定を行う手段とを具備した、ことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明に係るクラック検査装置
は、ワークの検査面を除く部分に検査用液を供給して該
検査用液をクラックに浸入させる手段と、検査用液供給
後にワークの検査面を撮像してその画像を得る手段と、
検査面画像を構成する画素の平均輝度を求め該平均輝度
から不良画素抽出のための下限輝度を決定する手段と、
検査面画像を構成する画素に対し前記下限輝度よりも高
輝度の良画素を所定の経路で追跡する手段と、経路終端
に行く手前で良画素の追跡ができなくなったときにクラ
ック有りの判定を行う手段とを具備した、ことを特徴と
する。
【0007】請求項3の発明に係るクラック検査装置
は、リング状ワークの検査面を除く部分に検査用液を供
給して該検査用液をクラックに浸入させる手段と、検査
用液供給後にワークの検査面を撮像してその検査面画像
を得る手段と、検査面画像の内外周エッジを除く環状部
分を構成する画素の平均輝度を求め該平均輝度から不良
画素抽出のための下限輝度を決定する手段と、検査面画
像の前記環状部分を構成する画素に対し前記下限輝度よ
りも高輝度の良画素を環状部分に沿う経路で追跡する手
段と、経路終端に行く手前で良画素の追跡ができなくな
ったときにクラック有りの判定を行う手段とを具備し
た、ことを特徴とする。
【0008】請求項4の発明に係るクラック検査装置
は、請求項3記載のクラック検査装置において、検査面
画像の内外周エッジを除く環状部分をマスクを用いて抽
出した、ことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明に係るクラック検査装置
は、請求項3または4記載のクラック検査装置におい
て、良画素の追跡が検査面画像の内外周の中間位置を通
る追跡基準ラインに沿って行われる、ことを特徴とす
る。
【0010】請求項6の発明に係るクラック検査装置
は、請求項1乃至5何れか1項記載のクラック検査装置
において、ワークに検査用液を供給する手段が、検査用
液を収容する液槽と、液槽上部に回動自在に配置されそ
の上面でワークを支持する多孔性のディスクと、検査用
液の液面をディスク上面にワーク厚みよりも薄い液層が
形成されるように管理する液面管理手段とから成り、ワ
ークがディスク上に載置した状態のまま撮像される、こ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、ワークの検査面を除く部
分に検査用液が供給され、検査用液供給後にワークの検
査面が撮像される。ワークにクラックがある場合は、供
給された検査用液がクラックに浸入してこれがワークの
検査面に滲みとして現れる。この検査用液の滲みにより
クラックの輝度は素地輝度よりも極端に低くなるため、
この低輝度の画素を抽出してその連続性を見ればクラッ
ク判定を容易に行うことができる。
【0012】請求項2の発明では、不良画素抽出のため
の下限輝度が検査面画像を構成する画素の平均輝度から
決定される。クラックの探索は検査面画像を構成する画
素に対し前記下限輝度よりも高輝度の良画素を追跡する
ことにより行われ、この良画素の追跡ができなくなった
とき、つまりクラックに相当する不良画素が追跡経路を
横切るように連続して存在するときにクラック有りの判
定が下される。
【0013】請求項3の発明では、検査用液の供給によ
りリング状ワークの内外周エッジに滲みの発生し易いこ
とから、不良画素抽出ための下限輝度が、検査面画像の
内外周エッジを除く環状部分を構成する画素の平均輝度
から決定される。クラックの探索は検査面画像の前記環
状部分を構成する画素に対し前記下限輝度よりも高輝度
の良画素を追跡することにより行われ、この良画素の追
跡ができなくなったとき、つまりクラックに相当する不
良画素が追跡経路を横切るように連続して存在するとき
に下される。
【0014】請求項4の発明では、検査面画像の内外周
エッジを除く環状部分がマスクによって抽出される。他
の作用は請求項3の発明と同様である。
【0015】請求項5の発明では、良画素の追跡が検査
面画像の内外周の中間位置を通る追跡基準ラインに沿っ
て行われる。他の作用は請求項3または4の発明と同様
である。
【0016】請求項6の発明では、多孔性のディスクを
通じて該ディスク上に載置されたワークに検査用液が供
給され、同状態のままワークの検査面が撮像される。他
の作用は請求項1乃至5何れか1項の発明と同様であ
る。
【0017】
【実施例】図1には本発明によるクラック検査装置の全
体構成を示してある。同図において、1は所定の内外径
と厚みを有するリングバリスタ、11はワーク支持ユニ
ット、21はCCDカメラ、31は画像処理ユニット、
41はモニターである。
【0018】ワーク支持ユニット11は、図2にも示す
ように、上端開口の液槽12と、該液槽12の開口部に
回動自在に配置されたディスク13と、図示省略のディ
スク回動機構及び検査用液循環機構とから構成されてい
る。液槽12の側面には検査用液F槽内に供給するため
の入口管12aが設けられ、底面中央にはその上端高さ
をディスク13の上面よりも僅かに低く設定したオーバ
ーフロー管12bが設けられている。ディスク13はそ
のほぼ全面に多数の通液孔13aを有し、その中央にオ
ーバーフロー管用の配設孔13bを有している。ちなみ
に、上記の検査用液Fには、イソプロピルアルコール等
のアルコール系のものやフッ素系のものや界面活性剤を
添加した水溶液等が利用できる。
【0019】検査対象となるリングバリスタ1は、図示
省略のパーツフィーダを通じてディスク13上に周方向
に等間隔で投入,載置され、ディスク13で支持された
状態のまま間欠的或いは一定速度で回動する。ディスク
13には不良品排出位置,良品排出位置,強制排出位置
及び部品投入位置が夫々決められており、エアパット,
エアチャック等のハンドを持つマニプレータよりリング
バリスタ1の排出及び投入が適宜施される。また、液槽
12内に収容された検査用液Fの液面はディスク13の
上面にリングバリスタ1の厚みよりも薄い液層が形成さ
れるように管理される。
【0020】CCDカメラ21は、ディスク13上のリ
ングバリスタ1を照明する照明器22を備え、その真下
位置にきたリングバリスタ1の検査面を背景と共に所定
の撮像視野をもって撮像する。図6にその画像を示すよ
うに、CCDカメラ21の撮像視野Rの中央にはリング
バリスタ1の検査面画像P1が位置し、これ以外の部分
に背景画像P2が現れる。
【0021】画像処理ユニット31は、図3に示すよう
に、CCDカメラ21で得られた撮像視野Rの輝度デー
タを記憶する輝度データメモリ32と、後述するマスク
Mに係わるデータを記憶するマスクデータメモリ33
と、画像処理及びクラック判定を行うマイクロコンピュ
ータ構成の処理判定部34とから構成されている。
【0022】マスクMは、図7に示すように、検査面画
像P1の内外周エッジを除く環状部分P3の輝度データ
を抽出するためのもので、良品内径よりも大きな内径と
良品外径よりも小さい外径から成るリング状の非マスク
部分Maを有している。
【0023】以下に、図4乃至図10を参照して、上述
の外観検査装置によるクラック検査の手順について説明
する。
【0024】まず、検査対象となるリングバリスタ1
を、ワーク支持ユニット11のディスク13上に投入す
る。検査用液Fの液面がディスク13の上面にリングバ
リスタ1の厚みよりも薄い液層が形成されるように管理
されているため、図4に示すように、ディスク13上に
載置されたリングバリスタ1にはその下面及び内外周面
に検査用液Fが供給されることになる。
【0025】リングバリスタ1がクラックの無い良品の
場合は、検査用液Fが検査面の内外周エッジまで回り込
んで同部分に図5(a)に示すような滲みNが発生す
る。一方、リングバリスタ1がクラックの有る不良品の
場合は、クラック1a内に検査用液Fが浸入し、図5
(b)に示すように内外周エッジの滲みNがクラック1
a部分で連続するようになる。
【0026】次に、ディスク13上に載置されたリング
バリスタ1がディスク13の回動によってCCDカメラ
21の真下位置にきたところで、該CCDカメラ21を
作動してリングバリスタ1の検査面を背景と共に撮像す
る。撮像視野R(図6参照)の輝度データは2値化処理
等を経てメモリ32に記憶される(図10のステップS
T1,ST2)。
【0027】次に、図6に示すように、撮像視野Rの輝
度データから予め設定したウィンドウW1〜W4に対応
するデータを抽出し、各ウィンドウW1〜W4内におけ
る輝度境界の座標からリングバリスタ1の検査面画像P
1の中心座標Spを求める(図10のステップST
3)。
【0028】次に、マスクMに係わるデータをメモリ3
3から読み込み、図7に示すように、マスクMをその中
心Smが検査面画像P1の中心座標Spに合致するよう
に重ね合わせ、マスキング後の輝度データ、即ち、検査
面画像P1の内外周エッジを除く環状部分P3の輝度デ
ータを抽出する(図10のステップST4,ST5)。
【0029】次に、上記環状部分P3を構成する画素の
平均輝度を求め、この平均輝度から不良画素抽出のため
の下限輝度、即ち、平均輝度よりも低い不良画素判定値
を決定する(図10のステップST6,ST7)。
【0030】次に、図8に示すように、検査面画像P1
の中心座標Spを通るX軸と、検査面画像P1の内周と
外周の中間位置を通る仮想円との交点を夫々求め、これ
を素地追跡の開始点Kとすると共に、検査面画像P1の
中心座標Spを通るY軸と、検査面画像P1の内周と外
周の中間位置を通る仮想円との交点を夫々求め、これを
素地追跡の終了点Eとする。そして、2つの追跡開始点
Kから各々の終了点Eに向かう上記仮想円に沿った上下
方向の1/4周ラインを追跡基準ラインL1〜L4とす
る(図10のステップST8,ST9)。
【0031】次に、上記各追跡開始点Kから追跡基準ラ
インL1〜L4夫々に沿って、上記下限輝度よりも高輝
度の良画素を追跡する(図10のステップST10)。
つまり、各追跡基準ラインL1〜L4周辺の画素の輝度
と上記の下限輝度とを比較しながら、下限輝度よりも高
輝度の良画素を追跡終了点Eまで追跡して行く。
【0032】上記の追跡基準ラインL1〜L4はあくま
でも素地追跡上の基準ラインであり、同ラインL1〜L
4上に下限輝度に満たない画素が存在してもこれに隣接
して下限輝度以上の画素がある場合には、これを拾いな
がら各追跡基準ラインL1〜L4に沿って良画素の追跡
は続行される。
【0033】リングバリスタ1がクラックの無い良品の
場合には、図8に示すように、各追跡基準ラインL1〜
L4に沿って開始点Kから終了点Eまで良画素の追跡が
継続され、これに依ってクラック無しの判定が下される
(図10のステップST11,ST12)。
【0034】一方、リングバリスタ1がクラックの有る
不良品の場合、即ち、環状部分P3の一部に下限輝度に
満たない画素が横断して存在する場合には、図9に示す
ように、追跡基準ラインL4における良画素の追跡が該
ラインL4から大きく外れ、該良画素の追跡が終了点E
まで継続できなくなり、これに依ってクラック有りの判
定が下される(図10のステップST11,ST1
3)。
【0035】本実施例によれば、検査用液Fをクラック
1aに浸入させて滲みを発生させることにより、検査面
におけるクラックの輝度を素地輝度よりも低減させるこ
とができるので、輝度に基づいてクラックを凹凸等と的
確に識別することができ、これによりクラック有無を正
確に判定して検査精度を大幅に向上できる。
【0036】また、検査面画像P1の環状部分P3に対
し周方向の良画素追跡ができなくなったときこれをクラ
ック有りとして判定しているので、検査面の内外周エッ
ジに検査用液Fの滲みがある場合でも該滲みの影響を排
除してクラック検査を的確に行うことができる。
【0037】さらに、環状部分P3の抽出にマスクMを
用いているので、背景像P2を含む全体画像から素地追
跡に必要な環状素地部P3のみを簡単に特定することが
できる。
【0038】さらにまた、素地追跡時の基準ラインをリ
ングバリスタ1の内外周の中間位置を通るようにしてあ
るので、内外周エッジの滲みの形状や大きさにばらつき
がある場合でもその像に邪魔されることなく良画素追跡
を的確に実施することができる。
【0039】さらにまた、液面管理されたワーク支持ユ
ニット11のディスク13上にリングバリスタ1を載置
することにより、該リングバリスタ1に必要充分量の検
査用液を与えることができ、これにより微細クラックへ
の検査用液の浸入を促進させて検査精度を高めることが
できる。
【0040】尚、検査対象はリングバリスタに限られる
ものではなく、リング状或いはこれ以外の形状の電子部
品等のワークであって同様のクラック検査を実施でき
る。また、追跡基準ラインには1/2周のものや1周す
るものを採用してもよく、良画素追跡が可能であれば該
基準ラインは必ずしも円弧状である必要はない。
【0041】上述の実施例では、検査面画像を構成する
画素に対し下限輝度よりも高輝度の良画素を所定の経路
で追跡し、経路終端に行く手前で良画素の追跡ができな
くなったときにクラック有りの判定を行うようにした
が、検査面画像を構成する画素の中から素地輝度よりも
低輝度の画素を抽出して、その連続数や合計数が所定値
以上のときにクラック有りの判定を行うようにしても同
様のクラック検査を行うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
検査用液をクラックに浸入させて滲みを発生させること
により、検査面におけるクラックの輝度を素地輝度より
も低減させることができるので、輝度に基づいてクラッ
クを凹凸等と的確に識別することができ、これによりク
ラック有無を正確に判定して検査精度を大幅に向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクラック検査装置の概略構成図
【図2】ワーク支持ユニットの断面図
【図3】画像処理ユニットの構成図
【図4】ディスク上にリングバリスタを載置した状態を
示す図
【図5】リングバリスタにおける検査用液の滲み状態を
示す図
【図6】中心検出の説明図
【図7】環状部分抽出の説明図
【図8】良品の場合の良画素追跡の説明図
【図9】不良品の場合の良画素追跡の説明図
【図10】クラック検査のフローチャート
【符号の説明】
1…リングバリスタ、1a…クラック、11…ワーク支
持ユニット、12…液槽、12a…入口管、12b…オ
ーバーフロー管、13…ディスク、13a…通液孔、F
…検査用液、21…CCDカメラ、31…画像処理ユニ
ット、32…輝度データメモリ、33…マスクデータメ
モリ、34…処理判定部、N…滲み、P1…検査面画
像、Sp…中心座標、M…マスク、P3…環状部分、K
…追跡開始点、E…追跡終了点、L1〜L4…追跡基準
ライン。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの検査面を除く部分に検査用液を
    供給して該検査用液をクラックに浸入させる手段と、 検査用液供給後にワークの検査面を撮像してその画像を
    得る手段と、 検査面画像を構成する画素の中から素地輝度よりも低輝
    度の画素を抽出して、その連続数が所定値以上のときに
    クラック有りの判定を行う手段とを具備した、 ことを特徴とするクラック検査装置。
  2. 【請求項2】 ワークの検査面を除く部分に検査用液を
    供給して該検査用液をクラックに浸入させる手段と、 検査用液供給後にワークの検査面を撮像してその画像を
    得る手段と、 検査面画像を構成する画素の平均輝度を求め該平均輝度
    から不良画素抽出のための下限輝度を決定する手段と、 検査面画像を構成する画素に対し前記下限輝度よりも高
    輝度の良画素を所定の経路で追跡する手段と、 経路終端に行く手前で良画素の追跡ができなくなったと
    きにクラック有りの判定を行う手段とを具備した、 ことを特徴とするクラック検査装置。
  3. 【請求項3】 リング状ワークの検査面を除く部分に検
    査用液を供給して該検査用液をクラックに浸入させる手
    段と、 検査用液供給後にワークの検査面を撮像してその検査面
    画像を得る手段と、 検査面画像の内外周エッジを除く環状部分を構成する画
    素の平均輝度を求め該平均輝度から不良画素抽出のため
    の下限輝度を決定する手段と、 検査面画像の前記環状部分を構成する画素に対し前記下
    限輝度よりも高輝度の良画素を環状部分に沿う経路で追
    跡する手段と、 経路終端に行く手前で良画素の追跡ができなくなったと
    きにクラック有りの判定を行う手段とを具備した、 ことを特徴とするクラック検査装置。
  4. 【請求項4】 検査面画像の内外周エッジを除く環状部
    分をマスクを用いて抽出した、 ことを特徴とする請求項3記載のクラック検査装置。
  5. 【請求項5】 良画素の追跡が検査面画像の内外周の中
    間位置を通る追跡基準ラインに沿って行われる、 ことを特徴とする請求項3または4記載のクラック検査
    装置。
  6. 【請求項6】 ワークに検査用液を供給する手段が、検
    査用液を収容する液槽と、液槽上部に回動自在に配置さ
    れその上面でワークを支持する多孔性のディスクと、検
    査用液の液面をディスク上面にワーク厚みよりも薄い液
    層が形成されるように管理する液面管理手段とから成
    り、ワークがディスク上に載置した状態のまま撮像され
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載のクラ
    ック検査装置。
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JP2011163804A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Seiko Epson Corp 異物検出装置および異物検出方法

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