JP3100294B2 - 記録再生システム - Google Patents

記録再生システム

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JP3100294B2
JP3100294B2 JP06208953A JP20895394A JP3100294B2 JP 3100294 B2 JP3100294 B2 JP 3100294B2 JP 06208953 A JP06208953 A JP 06208953A JP 20895394 A JP20895394 A JP 20895394A JP 3100294 B2 JP3100294 B2 JP 3100294B2
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洋一 藤井
修 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ゴルフ、野
球、テニス、サッカー、歌舞伎、空手、理科の実験な
ど、一連の動作途中に音が発生するものを記録対象とし
て、この記録対象の一連の動作を把握しやすいように記
録及び再生するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、例えばテニスの打球能力を
向上させるには、打球の瞬間の動きを把握するよりも、
一連の動作がどのように行われたかを把握する方が大切
であるとの認識を持つようになった。このことは、例え
ばスポーツ雑誌で、上手な人の動作の分解写真が掲載さ
れていることからも裏付けされていると考えられる。
【0003】しかしながら、雑誌に掲載される動作の分
解写真は他人のものであり、肝心な自分の動きがどうな
っているかは、自分自身で確認することが必要となる。
そこで、従来は、下記のような方法で自分自身の動作を
確認していた。
【0004】第一の方法は、第三者に動作を見てもらう
ことで確認する方法である。第二の方法は、ビデオ等を
活用して、動作を記録する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した第一の方法
は、第三者が模範となる動作を知っていれば適切なアド
バイスを期待できるが、そうでない場合はあまり役に立
たないことが多い。また、適切なアドバイスをできる第
三者が常に身近にいるとも限らないから、実行には制限
が多いという問題がある。
【0006】一方、前述した第二の方法は、第一の方法
と違って簡単に実施できるが、下記のような問題を有す
るため、実用的といいにくい面がある。第一の問題は、
一連の動作のなかで肝心な部分がどのあたりに記録され
ているかを素早く確認しにくい点である。これは、例え
ばゴルフクラブのスィングでは、集中してからスィング
しようとする意識がある一方、集中するまでの時間には
同一人であっても条件によってバラツキが生じるためで
ある。
【0007】第二の問題は、動作のなかで肝心な部分を
スローで確認したい場合に、ビデオのコマ送りでは間が
伸びすぎて(時間間隔が長すぎて)、肝心な部分の情報
が落ちることがあることである。これは、ゴルフクラブ
やテニスラケットのスィングなど、素早い動作が行われ
るスポーツで顕著となる。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、一連の動作途中に音が発生する記録対象の画
像を記録し、更にユーザが利用しやすい形で再生するこ
とができる記録再生システムを提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
<本発明の第一の記録再生システム>本発明の第一の記
録再生システムは、前述した課題を解決するため、下記
の如く構成されている。
【0010】即ち、一連の動作途中に音が発生する記録
対象の画像を入力する画像入力装置と、前記記録対象が
発生する音を入力するマイクと、前記画像入力装置に入
力された画像と前記マイクに入力された音とを同期して
記録する記録装置と、前記マイクに入力された音の音量
が所定基準値を越えた時刻を再生基準時刻とし、この再
生基準時刻の前後に記録された画像を前記記録装置から
読み出して表示装置に再生する制御装置とを備えている
(請求項1に対応)。
【0011】〔画像入力装置〕画像入力装置は、例え
ば、ビデオ装置、CCDイメージセンサ、ITV(工業
用テレビ)カメラ、固体撮像カメラを利用することがで
きる。
【0012】〔記録装置〕記録装置は、例えば、ビデオ
装置、RAM(Random Access Memory)、半導体記憶装
置、磁気ディスク記憶装置、フレキシィブル装置、磁気
テープ装置、M/O(Magnet Optical;光磁気ディスク
装置)等を利用することができる。
【0013】〔制御装置〕制御装置は、パソコン、ミニ
コン、ワークステーション等の汎用計算機を利用しても
よいし、専用装置を利用してもよい。
【0014】〔表示装置〕表示装置は、CRTディスプ
レイ、LCDディスプレイ、プラズマディスプレイ等を
利用することができる。
【0015】〔記録対象〕記録対象は、例えば、下記の
イ)、ロ)があげられる。 イ)一連の動作途中に音が発生するスポーツを行ってい
る人間。例えば、ゴルフクラブ、テニスラケット、野球
バット等のスィング、サッカーボールのキック、柔道の
背負い投げ等があげられる。 ロ)一連の動作途中に音が発生する実験装置(物)。例
えば、力学的保存則を確認するための物体同士の衝突等
があげられる。
【0016】<本発明の第二の記録再生システム>本発
明の第二の記録再生システムは、前述した課題を解決す
るため、下記の如く構成されている。
【0017】即ち、第一の記録再生システムにおいて、
前記記録対象は、ボールを打球しようとしている人間で
あり、前記マイクは、ボールが打球されるときに発生す
る打球音を入力する(請求項2に対応)。
【0018】<本発明の第三の記録再生システム>本発
明の第三の記録再生システムは、前述した課題を解決す
るため、下記の如く構成されている。
【0019】即ち、第一の記録再生システムにおいて、
前記制御装置は、再生基準時刻に近い時刻に記録された
画像を、再生基準時刻から遠い時刻に記録された画像よ
りも、画像の記録時刻間が短くなるように再生する(請
求項3に対応)。
【0020】<本発明の第四の記録再生システム>本発
明の第四の記録再生システムは、前述した課題を解決す
るため、下記の如く構成されている。
【0021】即ち、第一の記録再生システムにおいて、
制御装置は、複数の画像を記録時刻順に並べて再生する
(請求項4に対応)。 <本発明の第五の記録再生システム>本発明の第五の記
録再生システムは、前述した課題を解決するため、下記
の如く構成されている。
【0022】即ち、第四の記録再生システムにおいて、
制御装置は、特定の画像を他の画像よりも拡大して再生
する(請求項5に対応)。 <本発明の第六の記録再生システム>本発明の第六の記
録再生システムは、前述した課題を解決するため、下記
の如く構成されている。
【0023】即ち、第四の記録再生システムにおいて、
制御装置は、画像の特定部分を拡大して再生する(請求
項6に対応)。 <本発明の第七の記録再生システム>本発明の第七の記
録再生システムは、前述した課題を解決するため、下記
の如く構成されている。
【0024】即ち、第四の記録再生システムにおいて、
前記制御装置は、記録時刻順に対応する番号を各画像に
付して再生する(請求項7に対応)。 <本発明の第八の記録再生システム>本発明の第八の記
録再生システムは、前述した課題を解決するため、下記
の如く構成されている。
【0025】即ち、第一の記録再生システムにおいて、
前記制御装置は、前記記録装置に記録されている複数の
記録対象の画像を同時に再生可能であり、各々の記録対
象の再生基準時刻は、外部からの指示により変更可能で
あることを特徴とする(請求項8に対応)。
【0026】
【作用】
<本発明の第一の記録再生システムの作用>本発明の第
一の記録再生システムによれば、動作途中に音が発生す
る記録対象の画像と音とを同期して記録装置に記録す
る。そして、再生基準時刻の前後に記録された画像を記
録装置から読み出して表示装置に再生する。
【0027】<本発明の第二の記録再生システムの作用
>本発明の第二の記録再生システムによれば、第一の記
録再生システムにおいて、ボール打球時の前後の一連の
動作が記録されるようになる。
【0028】<本発明の第三の記録再生システムの作用
>本発明の第三の記録再生システムによれば、第一の記
録再生システムにおいて、再生基準時刻に近い時刻に記
録された画像を、再生基準時刻から遠い時刻に記録され
た画像よりも、画像の記録時刻間が短くなるように再生
する。
【0029】<本発明の第四の記録再生システムの作用
>本発明の第四の記録再生システムによれば、第一の記
録再生システムにおいて、複数の画像を記録時刻順に並
べて再生する。
【0030】<本発明の第五の記録再生システムの作用
>本発明の第五の記録再生システムによれば、第四の記
録再生システムにおいて、特定の画像を他の画像よりも
拡大して再生する。
【0031】<本発明の第六の記録再生システムの作用
>本発明の第六の記録再生システムによれば、第四の記
録再生システムにおいて、画像の特定部分を拡大して再
生する。
【0032】<本発明の第七の記録再生システムの作用
>本発明の第七の記録再生システムによれば、第四の記
録再生システムにおいて、記録時刻順に対応する番号を
各画像に付して再生する。
【0033】<本発明の第八の記録再生システムの作用
>本発明の第八の記録再生システムによれば、第一の記
録再生システムにおいて、記録装置に記録されている複
数の記録対象の画像が同時に再生可能であり、各々の記
録対象の再生基準時刻は、外部からの指示により変更可
能となる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の記録再生システムをゴルフク
ラブのスィングフォームチェックに利用した実施例を図
面を参照して説明する。
【0035】<実施例の全体構成>図1には、実施例の
全体構成が示されている。この図で、ゴルフクラブ1b
を握っている人1aが記録対象1である。人1aは、地
面から立設したピン7b上のゴルフボール7aをゴルフ
クラブ1bで打球するのであるが、このときのスイング
フォームを撮影するのが撮影用カメラ2である。また、
ゴルフボール7aの打球時のインパクト音を入力するマ
イク6が設けられている。
【0036】撮影用カメラ2が撮影した画像とマイク6
が入力した音は、パソコン3に入力された後、画像と音
とを同期させた状態で、磁気ディスク8に記憶される。
パソコン3は、磁気ディスク8に記録された画像を、ユ
ーザからの指示に従ってモニタ4に再生する。このパソ
コン3には、モニタ4に再生された画像をカラー印刷す
るカラープリンタ5が接続されている。
【0037】〔実施例の構成ブロック〕図2は、実施例
の構成ブロック図である。撮影用カメラ2、マイク6、
磁気ディスク8、モニタ4及びカラープリンタ5は、パ
ソコン3のI/Fボード3aに接続されている。このI
/Fボード3aには、CPU3b、マウス3d及びタッ
チパネルセンサ3eが接続されている。そして、CPU
3bには、ROM/RAM3cが接続されている。
【0038】<動作例の説明>次に、図3から図8を参
照して動作例を説明する。 〔動作例1−スィングフォームの記録と再生を行う例〕
最初に、スィングフォームを記録し再生する動作例を図
3を参照して説明する。なお、以下の説明において、画
面は全てモニタ4に表示される。
【0039】まず、画面下段に、「記録開始」、「呼
出」、「補助線」、「保存」及び「印刷」と表示された
メニューのなかから「記録開始」を選択するため、「記
録開始」と表示した領域内を指先等で押圧する。タッチ
パネルセンサ3eは、この押圧を検出してCPU3bに
伝える。その後、撮影用カメラ2の前でゴルフボール7
bを打球する。なお、以後の説明で、画面の押圧は、す
べてタッチパネルセンサ3eによって検出され、CPU
3bに伝えられる。ここで、画面を押圧する代わりに、
マウス3dを移動して、所望するメニューを指定(選
択)することもできる。 なお、タッチパネルセンサ3
eを押圧する代わりに、マウス3dによって入力するよ
うにしてもよい。
【0040】次に、画面上段に、「記録画面」、「分析
画面」、「連続比較画面」及び「拡大比較画面」と表示
されたメニューのなかから、「記録画面」を選択するた
め、「記録画面」と表示した領域内を押圧する。選択が
受け付けらると、「記録画面」を表示した領域内の色が
変化する。
【0041】そして、ゴルフボール7aを打球した時刻
(=再生基準時刻)を中心として、再生基準時刻の前後
に撮影された画像10a〜10iが画面中段に再生され
る。なお、ゴルフボール7aを打球した時刻は、マイク
6に入力したインパクト音が所定基準量を超えた時刻と
される。この処理は、パソコン3bのCPU3bによっ
て行われる。
【0042】このように、再生基準時刻をシステム側に
管理させることで自動記録できるが、マイク6等を使用
しない場合に、ユーザが任意に再生基準時刻を設定する
こともできる。
【0043】そして、図3では、8枚の画像を再生して
いるが、実際には、再生基準時刻の前後に撮影された4
4枚の画像のうち、8枚毎の画像を記録時刻順に再生可
能である。
【0044】ここで、画面下部にはスライド部11が設
けられている。このスライド部11を左側に移動させる
と、より古い時刻に撮影された画像が再生され、右側に
移動させると、より新しい時刻に撮影された画像が再生
される。スライド部11を移動するには、画面を直接押
圧しても良いし、マウス3dを使用しても良い。
【0045】なお、画像10a〜10iの左上隅部に
は、記録時刻順毎に増加する番号(例えば、画像10a
には“3”、画像10bには“5”)が付されており、
各々の画像が一連の動作中のどの過程を撮影したものか
を把握できるようになっている。ここで、一番古い時刻
に記録された画像の番号は“1”であり、一番新しい時
刻に記録された画像の番号は“44”である。
【0046】ここで、再生基準時刻に近い時刻に撮影さ
れた画像に対しては、再生基準時刻から遠い時刻に撮影
された画像よりも、画像の記録時間間が短くなるように
再生する。
【0047】〔動作例2−スィングフォームの分析を行
う例〕次に、記録したスィングフォームを分析する動作
例を図4及び図5を参照して説明する。なお、以下の説
明において、画面は全てモニタ4に表示される。
【0048】まず、画面上段に、「記録画面」、「分析
画面」、「連続比較画面」及び「拡大比較画面」と表示
されたメニューのなかから「分析画面」を選択するた
め、「分析画面」と表示した領域内を押圧する。選択が
受け付けらると、「分析画面」を表示した領域内の色が
変化する。
【0049】そして、打球前後のスィングフォームを示
す9枚の画像(画像)10a〜10iが画面中段の中央
から右側にかけて再生される。さらに、画像10fを拡
大した拡大写真10jが画面中段の左側に再生される。
【0050】ここで、画面下段に、「記録開始」、「呼
出」、「補助線」、「保存」及び「印刷」と表示された
メニューのなかから「補助線」を選択するため、「補助
線」と表示した領域内を指先等で押圧する。選択が受け
付けらると、複数の直線が、拡大写真10jに、水平方
向及び垂直方向に引かれる。これにより、例えば、手
首、ひじ、腰、膝等の微妙な位置を確認しやすくなり、
細かな動作のチェックが可能となる。
【0051】また、拡大写真10j中で特にズームアッ
プして見たいところを押圧すると、指定部分を拡大して
みることが可能となる。図5は、図4の拡大写真10j
における手首の部分を拡大してみた例である。
【0052】そして、画面下部にはスライド部11が設
けられている。このスライド部11を左側に移動させる
と、より古い時刻に撮影された画像が再生され、右側に
移動させると、より新しい時刻に撮影された画像が再生
される。スライド部11を移動するには、画面を直接押
圧しても良いし、マウス3dを使用しても良い。
【0053】〔動作例3−スィングフォームの比較を行
う例〕次に、2つのスィングフォームを比較する動作例
を図6及び図7を参照して説明する。なお、以下の説明
において、画面は全てモニタ4に表示される。また、ス
ィングフォームは、既に記録されているものとする。
【0054】まず、画面上段に、「記録画面」、「分析
画面」、「連続比較画面」及び「拡大比較画面」と表示
されたメニューの中から「連続比較画面」を選択するた
め、「連続比較画面」と表示した領域内を押圧する。選
択が受け付けらると、「連続比較画面」を表示した領域
内の色が変化する。
【0055】ここで、画面上段に、5枚の画像(画像)
10a〜10eが再生される。この画像10a〜10e
の上側には、第1のスライド部11aが表示される。ま
た、画像10a〜10eの右側には、第2のスライド部
11bが表示される。
【0056】第一のスライド部11aは、水平方向に移
動可能であり、左側に移動させるほど、再生基準時刻よ
り前の時刻に撮影された画像が再生され、右側に移動さ
せるほど、再生基準時刻より後の時刻に撮影された画像
が再生される。
【0057】一方、第二のスライド部11bは、垂直方
向に移動可能であり、上側に移動させるほど縮小した画
像が再生され、下側に移動させるほど拡大した画像が再
生される。なお第一のスライド部11a及び第二のスラ
イド部11bの移動は、画面の押圧場所を変えることで
行われる。
【0058】また、画面下段に、5個の画像(画像)1
0f〜10jが再生される。この画像10f〜10jの
上側には、第3のスライド部11cが表示される。ま
た、画像10f〜10jの右側には、第4のスライド部
11dが表示される。
【0059】第三のスライド部11cは、水平方向に移
動可能であり、左側に移動させるほど、打球時刻より前
の時刻に撮影された画像が再生され、右側に移動させる
ほど、打球時刻より後の時刻に撮影された画像が再生さ
れる。
【0060】一方、第四のスライド部11dは、垂直方
向に移動可能であり、上側に移動させるほど縮小した画
像が再生され、下側に移動させるほど拡大した画像が再
生される。なお、第一のスライド部11a及び第二のス
ライド部11bの移動は、画面の押圧場所を変えること
で行われる。
【0061】そして、画面中段の上下に再生された画像
同士(例えば、10cと10h)を比較する。ここで、
画面下段に、「記録開始」、「呼出」、「補助線」、
「拡大」及び「印刷」と表示されたメニューのなかから
「拡大」を選択すると、拡大した画像が再生される。
【0062】なお、比較例としては、例えば、下記の
(イ)〜(ニ)の組み合わせがあげられる。 (イ)好調時のフォームと現在のフォーム。 (ロ)1年前のフォームと現在のフォーム。 (ハ)1回目のフォームと2回目のフォーム。 (ニ)プロのフォームと自分のフォーム。
【0063】〔動作例4−スィングフォームを拡大して
比較する例〕次に、動作例3において比較したスィング
フォームを拡大して見る例を図8を参照して説明する。
なお、以下の説明において、画面は全てモニタ4に表示
される。
【0064】まず、画面上段に、「記録画面」、「分析
画面」、「連続比較画面」及び「拡大比較画面」と表示
されたメニューのなかから「拡大比較画面」を選択する
ため、「拡大比較画面」と表示した領域内を指先等で押
圧する。選択が受け付けられると、「拡大比較画面」と
表示した領域内の色が変化する。
【0065】ここで、画面中段に、比較する2つの画像
10d、10iが再生される。画像10dの下側には、
第1のスライド部11aが表示される。また、画像10
iの下側には、第2のスライド部11bが表示される。
【0066】第1のスライド部11aは、水平方向に移
動可能であり左側に移動させるほど、打球時刻より前の
時刻に撮影された画像10dを再生する。また、右側に
移動させるほど、打球時刻より後の時刻に表示された画
像10dを再生する。
【0067】第2のスライド部11bは、水平方向に移
動可能であり左側に移動させるほど、打球時刻より前の
時刻に撮影された画像10iを再生する。また、右側に
移動させるほど、打球時刻より後の時刻に表示された画
像10iを再生する。
【0068】ここで、画面10dの左上隅には“16”
が表示されているが、この番号は、再生する一連の画像
のなかで、現在再生している位置を示している。即ち、
この番号が若いほど、再生する画像のなかで最初の方に
位置することになる。通常、“22”から“23”を中
間位置とするが、この中間位置は変更することができ
る。変更するには、中間位置としたい画像の番号をマウ
ス3dでクリックすればよい。同様のことは、画像10
iに対しても可能である。このことにより、画像10d
と画像10iをより確実に比較しやすくなる。
【0069】次に、画面下段に、「記録開始」、「呼
出」、「補助線」、「合成」及び「印刷」と表示された
メニューから、「補助線」を選択すると、複数の直線
が、画像10d,10iに、水平方向及び垂直方向に引
かれる。これにより、例えば、比較対象同士で微妙な位
置の違いを認識することが可能となる。
【0070】なお、画面右側中段に表示された「コマ進
み」、「コマ戻り」、「基準値再生」、「現在再生」及
び「停止」からなるメニューボタンは、それぞれ下記の
機能を有する。
【0071】「コマ進み」を選択すると、画像10dと
画像10iを同時にコマ進みしながら再生する。「コマ
戻り」を選択すると、画像10dと画像10iを同時に
コマ戻ししながら再生する。
【0072】「基準値再生」を選択すると、設定された
比較ポイント番号に合わせて再生する。「現在再生」を
選択すると、現在表示されている画面より再生する。
【0073】「停止」を選択すると、現在表示されてい
る画面の再生を停止する。 <実施例の作用・効果>本実施例によれば、インパクト
の瞬間を起点に、自動的に画像を編集するため、面倒な
操作が不要であり、ユーザフレンドリな記録再生システ
ムを提供することができる。また、画像を拡大して再生
することで、より正確なフォームチェックを行うことが
可能となる。
【0074】
【発明の効果】本発明の第一から第八の記録再生システ
ムによれば、一連の動作途中に音が発生する記録対象の
画像を記録し、更にユーザが利用しやすい形で再生する
ことができる記録再生システムを提供することを得るこ
とができる。
【0075】また、本発明の第二の記録再生システムに
よれば、ボールを打球するスポーツの動作のチェックに
特に有効となる。そして、本発明の第三の記録再生シス
テムによれば、音が発生した時刻に近い動作がより細か
く表示されるため、肝心な動作がチェックしやすくな
る。
【0076】さらに、本発明の第四の記録再生システム
によれば、記録した動作が見やすくなる。次に、本発明
の第五・第六の記録再生システムによれば、大まかな動
作のチェックの他に、細かい動作のチェックもし易くな
る。
【0077】また、本発明の第七の記録再生システムに
よれば、表示される画像が、一連の動作中でどのあたり
を記録したものかという見当がつけやすくなる。そし
て、本発明の第八の記録再生システムによれば、複数の
記録対象を同時に再生することで比較が可能となり、ま
た各々の再生基準時刻を変更することで、より確かな比
較が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体構成を示す図である。
【図2】本実施例の構成ブロック図である。
【図3】再生例を示す図である(その1)。
【図4】再生例を示す図である(その2)。
【図5】再生例を示す図である(その3)。
【図6】再生例を示す図である(その4)。
【図7】再生例を示す図である(その5)。
【図8】再生例を示す図である(その6)。
【符号の説明】
1・・・・記録対象 1a・・・人 1b・・・ゴルフクラブ 2・・・・撮影用カメラ 3・・・・パソコン 3a・・・I/Fボード 3b・・・CPU 3c・・・RAM/ROM 3d・・・タッチパネルセンサ 3e・・・マウス 4・・・・モニタ 5・・・・カラープリンタ 6・・・・マイク 7a・・・ゴルフボール 7b・・・ピン 8・・・・磁気ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−39070(JP,A) 特開 昭63−249587(JP,A) 特開 平2−71773(JP,A) 特開 平6−311474(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/937 A63B 69/00 - 69/40 511

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の動作途中に音が発生する記録対象の
    画像を入力する画像入力装置と、 前記記録対象が発生する音を入力するマイクと、 前記画像入力装置に入力された画像と前記マイクに入力
    された音とを同期して記録する記録装置と、 前記マイクに入力された音の音量が所定基準値を越えた
    時刻を再生基準時刻とし、この再生基準時刻の前後に記
    録された画像を前記記録装置から読み出して表示装置
    再生する制御装置とからなり、 前記制御装置は、再生基準時刻に近い時刻に記録された
    画像を、再生基準時刻から遠い時刻に記録された画像よ
    りも、画像の記録時刻間が短くなるように再生すること
    特徴とする記録再生システム。
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