JP3100266U - ミキサーのカッター構造 - Google Patents

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JP3100266U
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林 冠志
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林 冠志
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Abstract

【課題】 迅速かつ確実に食材を粉砕し液状とするミキサーのカッター構造を提供する。
【解決手段】 主にベース上に容器4を設置し、該容器底部にはカッター5を軸設置する。該カッター5は3枚6方向の設計で、上カッター51は弧状屈折を呈し、しかもカッター背511からカッター刃512に至るまでわずかに内側に傾斜する。下カッター53も弧状屈折を呈し、しかもカッター背531からカッター刃532に至るまでわずかに外側に傾斜する。該カッター5が回転する時、該上カッター51は渦を生じ、上側の食材を下方へと引き下ろし、攪拌、粉砕を行う。該下カッター53は食材が底部に衝突後の上昇を導入し、攪拌、粉砕を行う。
【選択図】 図3

Description

 本考案は一種のミキサーのカッター構造に関する。特に一種のミキサーのカッター構造に係る。
 経済成長に伴い国民所得も増加し、生活の質に対するニーズが高まっている。また、西洋風のファーストフードが導入され食習慣が変わったことに加え、運動量の絶対的な不足もあり、肥満が社会現象ともなりつつある。肥満は各種疾病の原因となり得るため、健康のためには高カロリーのジャンクフードを控え、生野菜・果物などを多く食することがブームになっている。しかし、ある種の生野菜・果物などの味に適応できない人もいるため、ジュースにすることにより食欲を刺激する方式は非常に有効である。
 図1、2が示す公知のミキサーはベース1の上方に取っ手21を具えた容器2を嵌設し、該容器2の上面開口部は蓋(図示なし)により蓋合し封鎖状態を呈する。底部には2枚が四方に放射状に延伸し交差するカッター22を軸設置する。該カッター22は該ベース1内部のモーター(図示なし)と相互に連結する。これにより、食材を該容器2に投入し、蓋を閉め、起動後は、該ベース1のモーターにより該カッター22の回転を連動し、食材を粉砕、攪拌しジュースとする。
 しかし、該容器2の内部には一切のガード構造がないため、該カッター22が回転を連動される時、投入する食材は該カッター22の回転により同期回転を連動される。このため、投入された食材は完全には粉砕されず、ジュース中には多くの細粒状物が見られ、回転を停止後は、網を用いジュース中の細粒状物を漉す必要がある。しかも、そのろ過中は目詰まりを防ぐため、網をはたく必要があり、食材の浪費であるばかりか、余計な動作をも必要とする。飲料販売者にとってはコスト増加につながっており、上記は業者が解決を強く望んでいる問題である。
特開2003−144956号公報
 上記公知構造の欠点を解決するため、本考案はミキサーのカッター構造の提供を課題とする。
 本考案ミキサーのカッター構造は、迅速かつ確実に食材を粉砕し液状とすることができる。
 上記課題を解決するため、本考案は下記のミキサーのカッター構造を提供する。
 主にベース上に容器を設置し、該容器底部にはカッターを軸設置する。
 該カッターは3枚6方向の設計で、上カッターは弧状屈折を呈し、しかもカッター背からカッター刃に至るまでわずかに内側に傾斜する。下カッターも弧状屈折を呈し、しかもカッター背からカッター刃に至るまでわずかに外側に傾斜する。該カッターが回転する時、該上カッターは渦を生じ、上側の食材を下方へと引き下ろし、攪拌、粉砕を行う。該下カッターは食材が底部に衝突後の上昇を導入し、攪拌、粉砕を行う。
 すなわち、本考案のミキサーのカッター構造は、
 ベース上に容器を設置し、
 該容器底部にはカッターを軸設置し、
 該カッターはベースのモーターにより回転を連動され、該容器に投入された食材に対して攪拌、粉砕動作を行い、
 該カッターは3枚6方向の設計で、中カッターは平板状で、該中カッターのカッター刃は連続弧状を呈し、
 上カッターの両側辺は上向きの弧状屈折を呈し、しかもカッター背からカッター刃に至るまでわずかに内側に傾斜した形状を呈し、下カッターの両側辺は下向きの弧状屈折を呈し、しかもカッター背からカッター刃に至るまでわずかに外側に傾斜した形状を呈することを特徴とする。
 本考案のカッターによれば、上方の食材を下方へと引き下ろし、下方の食材を上昇させ、確実に食材を攪拌し、粉砕し液状とすることができる。こうして、食材の浪費をなくし、ろ過のステップを不要とし、ジュースのコストを低下させる効果をも有する。
 図3、4が示すように、本考案ミキサーのカッター構造は基本的には公知構造と同様である。即ち、ベース3上に容器4を嵌設し、該容器4の上面開口部は蓋(図示なし)により蓋合し封鎖状態を呈する。該容器4の片側には使用者が握持することができる取っ手41を設置する。
 本考案の特徴であるカッター5は3枚6方向式の設計である。上カッター51の両側面には上向きの弧状屈折があり、かつカッター背511からカッター刃512にかけてわずかに内部に向って傾斜した形状を呈する。この内部に向った傾斜は該カッター5の回転方向と同一で、該カッター背511は該カッター刃512に至るまでは該カッター5の回転方向に従いわずかに内部へと傾斜している。
 中カッター52は平板状で、カッター刃521は連続状の弧状を呈する。
 下カッター53両側は下向きの弧状屈折を呈し、しかもカッター背531よりカッター刃532に至るまで、わずかに外向きに傾斜した形状を呈する。この傾斜方向は該カッター5の回転方向と同一である。また該カッター背531からカッター刃532に至るまでは該カッター5の回転方向に従いわずかに外部へと傾斜している。
 本考案は図5が示すように、該上カッター51のカッター背511からカッター刃512に至るまではわずかに内部に傾斜した状態で、該カッター5が回転を連動される時、該上カッター51と該下カッター53は先ず、食材に対して荒くカットし比較的小さな塊状とする。該中カッター52は該小さな塊状となった食材を粉砕し液状とする。この後、該上カッター51の高速回転により、該容器4内部上部には渦が生じ、該渦の下向きに吸引する力により、粉砕された食材は下方へと引かれ、該中カッター52によりさらに粉砕される。
 また、図6が示すように、該下カッター53の回転により、導入効果を形成し、下側の食材は該カッター背531から該カッター刃532に至るまでの外向き傾斜の斜度に従い下へと降りて来る。この時、該容器4の弧状底盤42に衝突し、該小さな塊状の食材は上昇を始め、該中カッター52によりさらに細かく粉砕を行う。
上記のように、本考案のカッターは上方の食材を下方へと引き下ろし、下方の食材を上昇させ、確実に食材を攪拌し、粉砕し液状とすることができる。こうして、食材の浪費をなくし、ろ過のステップを不要とし、ジュースのコストを低下させる効果をも有する。
公知のミキサーの分解図である。 公知のミキサーの立体図である。 本考案実施例の分解図である。 本考案実施例の立体図である。 本考案の作動指示図である。 本考案別種の作動指示図である。
符号の説明
  1 ベース
  2 容器
 21 取っ手
 22 カッター
  3 ベース
  4 容器
 41 取っ手
 42 底盤
  5 カッター
 51 上カッター
511 カッター背
512 カッター刃
 52 中カッター
521 カッター刃
 53 下カッター
531 カッター背
532 カッター刃

Claims (1)

  1.  ベース上に容器を設置し、
     該容器底部にはカッターを軸設置し、
     該カッターはベースのモーターにより回転を連動され、該容器に投入された食材に対して攪拌、粉砕動作を行い、
     該カッターは3枚6方向の設計で、中カッターは平板状で、該中カッターのカッター刃は連続弧状を呈し、
     上カッターの両側辺は上向きの弧状屈折を呈し、しかもカッター背からカッター刃に至るまでわずかに内側に傾斜した形状を呈し、下カッターの両側辺は下向きの弧状屈折を呈し、しかもカッター背からカッター刃に至るまでわずかに外側に傾斜した形状を呈することを特徴とするミキサーのカッター構造。
JP2003270999U 2003-09-04 2003-09-04 ミキサーのカッター構造 Expired - Lifetime JP3100266U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015532130A (ja) * 2012-09-28 2015-11-09 ケンウッド リミテッドKenwood Limited フード・プロセッサー用のブレード組立体、及びそれを組み込んだフード・プロセッサ
CN115069375A (zh) * 2022-06-20 2022-09-20 林碧红 一种高速中药粉碎机

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