JP3100264U - 譜面台 - Google Patents

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菊谷 敏彦
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キクタニミュージック株式会社
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【課題】譜面支えの角度調整が常に安定して確実に行え、膝などが無用に当たっても譜面支えの角度が変わるようなことのない譜面台を提供する。
【解決手段】譜面支え4の後面に固着される腕部材5と支柱1の上端に固着される保持部材11とを備え、腕部材5と保持部材11との対峙する鉛直面にそれぞれ同一水平軸を中心としかつ互いに噛合し得る円形噛合部8,13を設け、両円形噛合部8,13は互いに水平方向に接離自在に設けられると共に適宜弾発手段23により常に噛合するように付勢され、弾発手段23の付勢に抗して両円形噛合部8,13を離隔したとき譜面支え4が鉛直面内で前後に回動でき、また、両円形噛合部8,13が噛合したとき譜面支え4が所望の角度位置で停止保持されるようにした。
【選択図】図4

Description

 本考案は、譜面支えがワンタッチで自在に回動できる譜面台に関するものである。
 従来、この種譜面台として次のようなものがある。すなわち、この譜面台は支柱上端の前後方向扁平部へ合成ゴム等の滑り止め材料を被覆し、これにより支柱上端の左右両側に扁平櫂動面を設け、該扁平櫂動面の横方向へねじ孔を貫通して設けている。一方、譜面支えの中央下部裏面にコ字型挟持具の背部を固着し、該挟持具にねじ孔を貫通して設け、前記支柱上端の扁平櫂動面を前記コ字型挟持具の溝部へ互いのねじ孔が一致するようにして挟入し、前記ねじ孔へボルトを挿入し、ナットにて締付け固定するようにした構成からなる(特許文献1参照。)。
実用新案登録第3066212号公報(第3−5頁、図4)
 前記特許文献1の譜面台は、譜面支えの角度が簡単に変更できる反面、ボルトとナットによる締付け力が強過ぎると譜面支えの角度の変更がし難く、また、緩過ぎると膝などが無用に当たっただけで譜面支えが簡単にその角度を変えてしまい再び元の最適な角度に調整し直さなければならない。このことから、ボルトとナットの締付け加減の調整が難しい。また、滑り止め材料である合成ゴムは経年的に劣化しボルトとナットによる締付け力は時と共に変わることから、締付力も変えなくてはならず不安定であって確実性に乏しく、その調整が更に難しくなるという課題が有る。
 そこで、本考案は上記課題を解決すべくなされたもので、譜面支えの角度調整がワンタッチで簡単に行なえるばかりでなく、その角度調整が常に変わることなく確実に行え、膝などが無用に当たっても譜面支えの角度が変わるようなことのない譜面台を提供することを目的とするものである。
 かかる目的を達成するため本考案に係る譜面台は、譜面支えの後面に固着される腕部材と支柱の上端に固着される保持部材とを備え、前記腕部材と前記保持部材との対峙する鉛直面にそれぞれ同一水平軸を中心としかつ互いに噛合し得る円形噛合部を設け、前記両円形噛合部は互いに水平方向に接離自在に設けられると共に適宜弾発手段により常に噛合するように付勢され、前記弾発手段の付勢に抗して前記両円形噛合部を離隔したとき前記譜面支えが鉛直面内で前後に回動でき、また、前記弾発手段により前記両円形噛合部が噛合したとき前記譜面支えが所望の角度位置で停止保持されるようにした構成からなる。
 本考案は、譜面支え側の腕部材と支柱側の保持部材との対峙する鉛直面に、それぞれ同一水平軸を中心としかつ互いに噛合し得る円形噛合部を設け、両円形噛合部は互いに水平方向に接離自在に設けられると共に適宜弾発手段により常に噛合するように付勢されるので、弾発手段の付勢に抗して両円形噛合部を離隔したとき譜面支えが鉛直面内で前後に回動でき、また、弾発手段により両円形噛合部が噛合したとき譜面支えが所望の角度位置で停止保持され、譜面支えの角度調整がワンタッチで簡単に行なえる。しかも、その角度調整が常に変わることなく安定して確実に行え、膝などが無用に当たっても譜面支えの角度が変わるようなこともなく使い勝手が良いという効果を有する。
 以下、本考案に係る譜面台の実施の形態を図面に基き説明する。図1は譜面台の後から見た斜視図、図2は同要部の拡大斜視図、図3は同要部の側面断面図、図4は同分解斜視図である。
 譜面台Aは、鉛直に起立できると共に複数本(本実施の形態では3本)の太さが順に細くなる金属パイプ1a,1b,1cを伸縮自在に接続した支柱1を有する。上端位置の金属パイプ1aを除き、各金属パイプ1b,1cの上端部に調整ねじ2が装着され、各上位置にある金属パイプ1a,1bの高さを自在に調節して固定できるようになっている。
 前記最下端位置の金属パイプ1cに折畳み自在の三脚3が装着されている。また、最上端位置の金属パイプ1aの上端部に、複数本(本実施の形態では11本)の金属フレーム4a,・・・を開いたとき横長矩形状をなしかつ自在に折畳みできるように枠組みされた譜面支え4が装着されている。
 前記譜面支え4の後面、すなわち中央に位置する幅広の金属フレーム4aの後面、に該後面に対し直角をなす腕部材5が固着されている。該腕部材5一側の鉛直面a側には、該鉛直面aに直交する水平軸Oを中心軸線とし両端が開口する軸筒部6が突設され、内部には前記水平軸Oに沿って螺子挿通孔7が貫設されている。
 また、図5に示すように前記軸筒部6の基端側には軸筒部6より太径の短柱部6aが同心円状に周設され、更に、その外周縁であって前記鉛直面aに無数の凹凸歯を列設した円形噛合部8が前記水平軸Oを中心とする同心円状に成形されている。更にまた、前記軸筒部6の基端側の外周面の所定位置に、その周方向に沿って外周全体の4分の1程度の長さを有する円孤状規制部9が設けられている。軸筒部6の先端内周面にはその周方向に沿って複数個(本実施の形態では4個)の回り止め片10が等間隔に配置されている。
 一方、前記支柱1の上端位置にある金属パイプ1aの上端に保持部材11が固着されている。該保持部材11も上部に両端が開口する円筒部11aを一体に有し、該円筒部11aの内部に両端側に設けられた段部11bを介して前記軸筒部6を挿通する軸孔12が貫設される。そして、前記腕部材5の鉛直面aと対峙する鉛直面bに前記軸孔12と同心円状をなしかつ前記円形噛合部8と同じ直径を有して噛合し得る円形噛合部13が成形されている。この円形噛合部13は軸筒部6が軸孔12内を水平軸Oに沿って摺動することに伴い、対峙する円形噛合部8に水平方向で自在に接離するようになっている。また、円形噛合部13側であって軸孔12の外周縁に前記腕部材5の円孤状規制部9が嵌合し得る円弧状凹溝14が、軸孔12の周方向に沿ったほぼ半分の長さに亘り成形されている。一方、保持部材11の他方の開口内側には図6に示すように軸孔12の外周縁であって段部11bの所定位置に、その周方向に沿った4分の1の長さに亘り円弧状規制部15が設けられている。
 前記軸孔12に挿通された軸筒部6の先端には押圧部材16が取着される。この押圧部材16は、図6に示すように一方が開口し他方が蓋板17により閉塞した短円筒状をなし、該蓋板17の内側面中央に、前記軸筒部6の先端開口6bに嵌入する凸軸部18が突設され、該凸軸部18の端面にねじ孔19が穿設されている。また、該凸軸部18の端面外周縁に前記各回り止め片10が係合する係合凹部20が設けられている。更に、凸軸部18の基端側には該凸軸部18より大径の大径円板部21が同心円状に設けられ、該大径円板部21の外周縁の所定位置にその周方向の4分の1に亘り張出部22が一体に設けられている。
 そこで、互いの円形噛合部8,13を対峙させ、軸筒部6を軸孔12内に挿通し、
各回り止め片10を各係合凹部20に係合させた状態で押圧部材16の突軸部18を軸筒部6の先端開口6bに嵌入させる。この際、保持部材11と押圧部材16との間に弾発手段としての圧縮コイルバネ23が介装される。この状態で、前記腕部材5の一側から螺子挿通孔7を介してねじ孔19に螺子24を螺締する。これにより、腕部材5と押圧部材16との間に保持部材11が介在されしかも保持部材11が常に腕部材5側に付勢されていることになる。
 また、保持部材11が常に腕部材5側に付勢されると、両円形噛合部8,13が互いに噛合することになる。このとき、譜面支え4が回動不能に固定され、支柱1に対し所定の角度位置で停止保持される。一方、圧縮コイルバネ23の付勢に抗して保持部材11を押圧部材16側へ移動させ前記両円形噛合部8,13を離隔すると、譜面支え4が鉛直面内で前後に回動できるようになる。
 次に、作用を説明する。まず、上端位置にある金属パイプ1aをその下位置にある金属パイプ1bの上端に差し込み、上端位置にある金属パイプ1aを適宜位置で調整ねじ2により固定する。譜面支え4が前記金属パイプ1aに添って折り畳まれているときは、腕部材5の円弧状規制部9が図9(イ)の破線位置にあって保持部材11の円弧状凹溝14から脱し段部11bに当接している。また、押圧部材16の張出部22は図9(ロ)の実線位置にある。この状態では、図7に示すように圧縮コイルバネ23の付勢に抗して両円形噛合部8,13が離隔し、譜面支え4が自由に回動できる状態にある。
 次に、譜面支え4を図9(イ)(ロ)鎖線に示すように前記位置から金属パイプ1aに対し90度をなしほぼ水平になるように回動したとき、腕部材5の円弧状規制部9は図9(イ)の矢視方向へ回動して同図(イ)の想像線位置に移動する。同様に、押圧部材16の張出部22は図9(ロ)の矢視方向へ回動して同図(ロ)の想像線位置に移動する。この状態では、図8に示すように円弧状規制部9が円弧状凹溝14内に嵌入し、保持部材11が圧縮コイルバネ23の付勢により腕部材5側へ押されて両円形噛合部8,13が互いに噛合する。よって、その位置では譜面支え4は回動不能に停止保持される。
 この状態で、圧縮コイルバネ23の付勢に抗して保持部材11を押圧部材16側へ移動させると、腕部材5の円弧状規制部9が保持部材11の円弧状凹溝14から脱っしかつ両円形噛合部8,13が離隔して譜面支え4が自在に回動できるようになる。そこで、図10(イ)に示すように譜面支え4を実線位置から想像線位置へ更に90度回動させほぼ鉛直に起立させると、円弧状規制部9が図10(イ)の矢視方向に示すように実線位置から想像線位置へ移動する。同様に、張出部22も図10(ロ)の矢視方向に示すように実線位置から想像線位置へ移動する。この間、譜面支え4を所定の角度位置で停止保持する場合は、その角度位置にきたとき、保持部材11を腕部材5側へ移動させる。これにより、円弧状規制部9が円弧状凹溝14内に再び嵌入すると共に両円形噛合部8,13が噛合し、譜面支え4がその角度位置で回動不能に固定保持される。
 本考案に係る譜面台Aは上記構成からなり、使用するときは三脚3を開き支柱1を床面上に立設し、最上端に位置する金属パイプ1aをその下位置にある金属パイプ1bの上端に差し込み譜面支え4の高さをあらかじめ決めて調整ねじ2を締める。また、譜面支え4をほぼ水平位置まで起こす。この状態で、金属パイプ1aを手で握ると共に押圧部材16を押し、圧縮コイルバネ23の付勢に抗して保持部材11を押圧部材16側へ移動させる。そして、譜面支え4を所望の角度に決めてから保持部材11を元の位置に戻す。これにより、両円形噛合部8,13が噛合して固定保持されるので、譜面支え4の角度調整がワンタッチで簡単に行なえるばかりでなく、その角度調整が常に変わることなく確実に行える。また、膝などが無用に当たっても、両円形噛合部8,13がしっかり噛合しているので、譜面支え4の角度は全く変わるようなことがない。この状態で譜面支え4を開いて使用に供する。
 譜面台Aをしまうために折り畳むときは、譜面支え4を折り畳むと共に押圧部材16を押し保持部材11を押圧部材16側へ移動させながら譜面支え4を金属パイプ1aに対しほぼ90度になる位置まで回動する。更に、押圧部材16を押して譜面支え4を金属パイプ1aに添うまで回動させる。この間譜面支え4が回動し始めたら、円弧状規制部9が段部11bに摺接することになるので、押圧部材16を押し続けついる必要はない。このようにして譜面台Aが折り畳まれる。
本考案に係る譜面台の後から見た斜視図。 同要部の拡大斜視図。 同要部の側面断面図。 同要部の分解斜視図。 腕部材部分と保持部材部分の斜視図。 保持部材部分と押圧部材との斜視図。 両円形噛合部が噛合してない状態の要部の背面断面図。 両円形噛合部が噛合している状態の要部の背面断面図。 (イ)(ロ)は作用を説明する要部の側面断面図。 (イ)(ロ)は作用を説明する要部の側面断面図。
符号の説明
 1   支柱
 4   譜面支え
 5   腕部材
 8   円形噛合部
 11  保持部材
 13  円形噛合部
 23  弾発手段(圧縮コイルバネ)
 A   譜面台

Claims (1)

  1.  譜面支えの後面に固着される腕部材と支柱の上端に固着される保持部材とを備え、前記腕部材と前記保持部材との対峙する鉛直面にそれぞれ同一水平軸を中心としかつ互いに噛合し得る円形噛合部を設け、前記両円形噛合部は互いに水平方向に接離自在に設けられると共に適宜弾発手段により常に噛合するように付勢され、前記弾発手段の付勢に抗して前記両円形噛合部を離隔したとき前記譜面支えが鉛直面内で前後に回動でき、また、前記弾発手段により前記両円形噛合部が噛合したとき前記譜面支えが所望の角度位置で停止保持されるようにしたことを特徴とする譜面台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883678B1 (ko) * 2008-04-16 2009-02-18 김대환 독서대
KR100962693B1 (ko) 2008-06-26 2010-06-11 김대환 2단 독서대
KR200490846Y1 (ko) * 2019-04-09 2020-01-13 이대호 각도조절 브라켓

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