JP3100034U - 犬用ダブルリング握り部付引き綱 - Google Patents

Abstract

【課題】犬用ダブルリング握り部付引き網において引き綱本体の中央に輪と握り部を設け、第三者に与える危害等の事故防止をする。
【解決手段】引き綱本体１の中央に二股に分離させた３の輪を設け、輪を露出させる為の、握り部４を設け、保護袋５と握り部９に接着させ、握り部をスライドさせると同時に保護袋もスライドし、握り部１０によって３の輪の端で停止する。握り部７の凸と８の凹の摩擦によって停止状態になる為、３の露出した輪の中に手首が容易に挿入できる形状が保たれる。握り部１１は鑑札番号、愛犬の写真等が収納できるケースとなっている。３の輪の中に手首を入れて引き綱を握る事により、容易に制御ができ危険回避と事故防止に役立つ。
【選択図】図１

Description

　本考案は、安定した制御をするため、犬用引き綱の中央に輪を設け、輪を保護する為の保護袋と握り部を設けた犬用引き綱に関するものである。

背景分野

　犬用引き綱は、引き綱の端に輪が一つであるため、散歩中の犬を確実に制御することが困難である。

　狭い道で、他の犬や通行人とすれ違う時、犬を自分の手元に引き寄せたい時に中央辺りを掴んだり、手持ちの引き綱をぐるぐると手に巻き付けた引き綱が絞まり、手が痛く苦痛である。従って、引き綱の中央に手首が入る輪を設け、状況に応じて中央に設けた保護袋に接続している握り部を掴んで制御したり、握り部をスライドさせて露出した輪に片方の手首を輪の中に入れて引き綱を握ることによって、握力、腕力の弱い老若男女にも、容易に犬を手元に引き寄せる事が可能になり前述の欠点を解決しようとするものである。

考案が解決しようとする手段

　引き綱の中央に輪を設け、その輪の中に手首を入れ、引き綱を握る事に依り制御が確実になり、引き綱を握力、腕力等で引き寄せる不安定な状態の欠点を解決するものである。

考案の効果

　引き綱の中央に輪を設け、その輪の中に手首を入れて引き綱を握る事に依り、楽に制御ができ、従来の引き綱は手の握力、腕力のみで引き寄せる等、不安定な状態の欠点を解決するものであり、第三者に与える危害を最小限に抑える効果がある。

考案の効果

　引き綱の端の輪と中央に新たに輪を設け、中央の輪に通常保護する為の保護袋とスライドさせる握り部が連動するため、必要な事態の時に握り部をスライドさせ、露出した輪の中に手首を入れた状態で引き綱を握ることで、引き手が安定した状態になる。

　以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は耐久性のナイロン材質等適宜素材にて一体化形成された引き綱、３は犬を引き寄せる時に握り部をスライドさせて露出した輪の中に手首を入れ、引き綱を掴んで強く引き寄せる事ができ、引き手の安定感が保たれる。

本考案の犬用ダブルリング握り部付引き綱の一実施例を示した正面図である。 本引き綱の握り部を示した断面図である。 本引き綱の握り部を示した側面図である。 本引き綱の握り部に接続する保護袋を示した正面図である。 本引き綱の握り部に接続する保護袋を示した側面図である。

符号の説明

　１　引き綱本体
　２　首輪に接合する金具
　３　中央に設けた輪
　４　握り部本体
　５　保護袋
　６　引き綱の輪
　７　滑り止め凸部
　８　滑り止め凹部
　９　保護袋の接着部
１０　握り部の制御部
１１　収納ケース

Claims (1)

1. 　犬用引き綱の中央に二股に分離させた輪を設け、当該輪の露出を保護するための保護袋を設けるとともに、その保護袋と握り部を設け、自在としたところを特徴とする犬用引き綱。

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