JP3099973B2 - エンジンの点火時期制御装置 - Google Patents

エンジンの点火時期制御装置

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JP3099973B2 JP03055373A JP5537391A JP3099973B2 JP 3099973 B2 JP3099973 B2 JP 3099973B2 JP 03055373 A JP03055373 A JP 03055373A JP 5537391 A JP5537391 A JP 5537391A JP 3099973 B2 JP3099973 B2 JP 3099973B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの点火時期制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式エンジン制御装置を用いて点火時
期制御を行う場合、エンジンの回転信号(気筒判別信号
・基準信号)から気筒を判別したり点火時期制御の基準
位置をとらえている。この種の回転信号を発生する装置
としては、例えば特開昭53−97130号,特開昭6
0−149943号公報に開示されるように、電磁ピッ
クアップコイルや光電ピックアップ等の信号発生器を用
いて、クランク軸或いはカム軸に設けた信号発生用の回
転体の被検知部(突起やスリット等)を検出するものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように信号発生
用の回転体をクランク軸に直結させた場合には、ピスト
ン位置に対する信号のずれが小さいため、エンジン制御
装置で演算した点火時期と実際の点火時期とのずれが小
さくなる利点がある。反面、4気筒以上のエンジンの場
合にはエンジンの全ての気筒が各自のサイクルを終るま
でにエンジンが2回転し、クランク軸も2回転(換言す
ればエンジン1回転で1回転)するため、各気筒に対応
の気筒判別信号を発生することはできない。
【0004】一方、信号発生用の回転体をカム軸に取付
けた場合は、カム軸がエンジン2回転につき1回転する
ので、4気筒以上の場合でも各気筒に対応した気筒判別
用の信号を発生することができる。しかし、カム軸とク
ランク軸とはギア及びチェーン又はベルト等で連結され
ているため、この連結手段のがた,熱による膨張,収縮
などで両者には微妙な位置ずれが生じ、演算した点火時
期と実際の点火時期とにずれが生じる。
【0005】また、上記クランク軸に信号発生用の回転
体を設ける場合は、場所的な制約及び耐環境性の配慮か
ら一般に電磁ピックアップ方式が採用されるが、電磁ピ
ックアップの出力電圧は、エンジンの回転数(回転速
度)によって出力レベルが変動する。そのため、始動時
等にように回転数の低い運転領域では回転信号発生器の
出力電圧が振幅で数百mVまで低下し、信号検出の点で
改善すべき点があった。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、一つには、4気筒以上の多気筒エンジンの気筒判
別を可能にしつつ点火時期の演算値と実際の点火時期と
のずれの少ない高精度点火時期制御を実現できる装置を
提供することにある。
【0007】もう一つは、上記目的に加え、クランク軸
側に電磁ピックアップ方式の基準信号発生用の回転体を
設けた場合であっても、エンジンの低回転時に安定した
信号出力を確保して点火時期制御を実行する装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために次のような課題解決手段を提案する。
【0009】すなわち、本発明は、複数気筒を有するエ
ンジンのクランク軸に点火時期制御の基準信号発生用の
被検知部を配設した回転体を直結し、この回転体の被検
知部を電磁ピックアップコイルを用いて検出して所定角
度毎の基準信号を出力する基準信号発生器と、前記クラ
ンク軸と連動するカム軸に気筒判別信号発生用の被検知
部を配設した回転体を取付け、この回転体の被検知部を
光−電気変換手段を用いて検出して気筒判別信号を出力
する回転信号発生器と、前記基準信号発生器から出力さ
れる基準信号及び前記回転信号発生器から出力される気
筒判別信号を入力し、この気筒判別信号の立上りの後最
初に生じる基準信号をとらえて点火時期制御の各気筒の
基準位置を決定する第1の信号処理回路と、エンジン始
動時及びエンジン回転数が所定値以下の低回転領域の少
なくとも1つの条件に該当すると、前記第1の信号処理
回路による前記基準位置決定動作に代えて前記カム軸側
の前記回転信号発生器で発生させた気筒判別信号の出力
からこの出力の中で予め設定した基準点をとらえて点火
時期制御の各気筒の基準位置を決定する第2の信号処理
回路とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】上記構成によれば、所定値以上のエンジン回転
数領域、すなわち電磁ピックアップコイルによる信号検
出が充分である回転数領域では、基準信号発生器として
クランク軸側に設けた回転体を基準信号発生要素とする
電磁ピックアップコイルが用いられる。 この場合、気筒
判別信号については、エンジン2回転につき1回転する
カム軸の回転体より気筒判別信号を生成するため、4気
筒以上のエンジンであっても各気筒対応の気筒判別信号
を発生できる。第1信号処理回路は、クランク軸側の回
転体(電磁ピックアップコイルの回転体)より生成され
る基準信号のパルス列のうち各気筒判別信号の立上りの
後最初に発生するものを基準信号としてとらえて、点火
時期制御の各気筒の基準位置を決定する。
【0013】この基準信号はその時の気筒判別信号と関
連させて対応気筒の基準信号として信号処理されるが、
基準信号そのものはクランク軸に直結させた回転体より
生成できるので、基準信号の位置ずれひいてはこの基準
信号を基に演算した点火時期と実際の点火時期とのずれ
をほとんどなくす。
【0014】
【0015】またエンジン始動及びエンジン回転数が所
定値以下の少なくとも1つの条件に該当すると、換言す
れば電磁ピックアップコイルの信号の出力が必要以上に
低下するエンジン回転数領域では、第2の信号処理回路
が作動して、クランク軸側で発生する基準信号に代えて
カム軸側の光−電気変換手段で発生させた気筒判別信号
の中の基準点から各気筒ごとの点火時期制御の基準位置
を決定する。
【0016】この場合には、エンジン回転の低い領域で
は点火時期制御精度が多少犠牲になるが安定した基準信
号をエンジン回転数全領域で発生させる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例の点火時期制御装
置の概要図、図2は上記実施例に係る点火時期制御装置
の要部を示す回路図及びその動作状態を示すタイムチャ
ートである。
【0019】図1において、エンジン1の各気筒のピス
トン4はコンロッド5を介してクランク軸6と連結さ
れ、燃焼によって動作するピストン4の上下運動に同期
してクランク軸6はエンジン1回転につき1回転する。
【0020】クランク軸6の軸端にはリングギア7が直
結され、このリングギア7の外周に基準信号発生用の突
起(あるいは溝)が所定角度で配設され、リングギア7
の外周と対向して電磁ピックアップ方式の信号発生器8
が配置してある。
【0021】エンジン1の上部にはカム軸2が装着さ
れ、クランク軸6とギア及びタイミングベルト又はチェ
ーンを介して連結され、エンジン2回転につきカム軸2
が1回転する。カム軸2の端部に光−電気ピックアップ
方式の回転信号発生器3のロータプレートが固着され
る。
【0022】ここで、上記電磁ピックアップ方式及び光
−電気ピックアップ方式の回転信号発生器を説明する。
【0023】電磁ピックアップ方式の回転信号発生器
は、図4に示すようにリングギア(回転体)7の外周上
に所定角度ごとに突起70が配設され、電磁ピックアッ
プコイル8は、磁気を帯びた鉄心80及びコイル81で
構成される。上記リングギア7と鉄心80間の距離が変
化しない間は鉄心80の周囲の磁界に変化は生じない。
リングギア7が回転し、突起70が鉄心80に近づきそ
のギャップが縮まると、周囲の磁界が変化しコイル81
に電磁誘導により起電力が生じ、基準信号8aが発生す
る。
【0024】光−電気ピックアップ方式の回転信号発生
器3は、図3の(a)に示すようにカム軸と連結された
シャフト35にロータプレート30が取付けられ、シャ
フト35と同様にエンジン2回転につき1回転する。
【0025】図3の(b)はロータプレート30を上か
らみた図で、Aの方向に回転する。ロータプレート30
の外周には回転信号発生用の2種類のスリット30a及
び30bが配設され、30aが気筒判別信号3aを生成
するためのスリット、30bが角度信号3bを生成する
ためのスリットで、角度信号用のスリット30bは所定
角度a(deg)毎に穿設されている。本実施例では、
6気筒エンジンを一例とし、これに対応して気筒判別信
号3aがそれぞれスリット面積を変えて等角度で6個配
設してある。
【0026】図3の(a)に示すようにロータプレート
30の両側には発光ダイオード31と受光ダイオード3
2が各2個取付けられる。発光ダイオード31から発せ
られた光が気筒判別信号用スリット30a及び角度信号
用スリット30bを通って、受光ダイオード32に達す
ると起電力が生じる。この起電力を検出して信号の増幅
及び波形整形を波形整形回路33で行い、気筒信号3
a,角度信号3bとして出力する。34は定電圧整形回
路であり、発光ダイオード31及び波形整形回路33に
定電圧を供給する。
【0027】上記電磁ピックアップコイル8で検出され
た基準信号8a及び受光ダイオード32で検出された気
筒判別信号3a及び角度信号3bは、図1に示すエンジ
ン制御装置9に入力される。
【0028】エンジン制御装置9は角度信号3bによっ
て検出されるエンジン回転数などの運転状態から最適点
火時期を演算し、点火信号9aをパワースイッチ10へ
出力する。本実施例では各気筒ごとに点火コイルをもつ
電子配電システムを採用する。パワースイッチ10の内
部はトランジスタ13で構成され、点火コイル11への
通電を点火信号9aにより制御する。これで得られた点
火エネルギーが点火プラグ11に伝達され点火する。
【0029】エンジン制御装置9は、図2の(a)に示
すように基準信号8aの波形整形回路20、フリップフ
ロップ(F/F)回路21、アンド回路22、点火時期
制御用の演算回路(CPU)23などで構成される。
【0030】本実施例の動作を図2(b)のタイムチャ
ートを参照しつつ説明する。
【0031】電磁ピックアップ式信号検出器8からの出
力である基準信号8aは0Vを中心に振幅する信号とな
る。その信号の間隔は、本実施例では後述の気筒判別信
号3aとの組み合わせの関係からクランク角度で30°
毎の一定間隔としてある。このような基準信号8aをC
PU23で読み込むため、波形整形回路20により波高
値5V程度のパルスにした整形信号20aに波形整形す
る。この整形信号20aはF/F回路21のリセット
(R)入力端子とCPU23に入力される。一方、気筒
信号3aもF/F回路21のセット(S)入力端子とC
PU23に入力される。
【0032】ここで、カム軸2はクランク軸6の回転を
ギア及びベルトまたはチェーンを介して伝達するが、ギ
アのかたつきや回転信号発生器3の取付け角度のがたつ
きのため、クランク軸側の基準信号8aに対しカム軸側
の気筒判別信号3aの位相関係が一定とならない。例え
ば、気筒信号3aの立上りが発生してから次の基準信号
8aが発生するまでの角度を15°と設定しても、クラ
ンク軸とカム軸の位相ずれがあるために上記角度は15
°になるとは限らない。クランク軸に対しカム軸の位相
ずれを±10°とすると、気筒判別信号3aの立上り
後、次の基準信号8aまでの角度は15±10°とな
る。
【0033】従って仮りにカム軸側で生じた気筒判別信
号3aの立上り或いは立下りを点火時期の基準位置とす
ると基準位置に誤差が生じる。以上を配慮し本実施例で
は次のようにして基準位置を設定する。
【0034】基本的にはカム軸側で発生した気筒判別信
号3aの立上り後に最初にくる基準信号8aのパルスを
抽出してそれを基準位置とする。
【0035】それを実現するため、まず気筒判別信号3
aの立上りでF/F回路21をセットし、出力である抽
出信号21aをハイ(High)にする。次に整形した
基準信号20aの立下りでF/F回路21をリセットし
て抽出信号21aをロー(Low)にする。上記操作で
得られた抽出信号21aと整形信号20aとのアンドを
アンド回路22でとることにより基準位置信号22aを
得る。得られた基準位置信号22aはCPU23に入力
され、点火時期演算の基準位置として用いられる。
【0036】本実施例によれば、4気筒以上の気筒判別
を可能しつつ、点火時期の演算に用いる基準位置信号2
2aは、クランク軸で発生した信号8aに基づいている
ものであるため、演算した点火時期と実際の点火時期と
のずれを少なくし、点火制御精度を高める。
【0037】なお、基準信号8aを発生させる電磁ピッ
クアップ式信号発生器8の出力電圧は、エンジンの回転
数によってその出力レベルが影響し、回転数が低くなれ
ばなる程、その電圧レベルが低くなる。そのため、波形
整形回路20でとりこめないほど電圧が低下すると基準
位置が検出できなくなり、点火信号9aも出力できなく
なるおそれがある。
【0038】本実施例では上記事態に対し次のように対
処する。
【0039】すなわち、始動時またはエンジン回転数が
所定の回転数より低くなった場合に、気筒判別信号3a
をCPU23に直接取り込んで、気筒判別信号3aの立
上りを基準にして点火時期の演算を行う。すなわち、各
気筒判別信号3aはその立上り点が基準点となるように
してある。この場合には、回路要素20,21,22が
基準位置を決定するための第1の信号処理回路、CPU
23が第2の信号処理回路となる。
【0040】図4は、点火時期演算のための基準位置を
切り換える動作を示すフローチャートである。S1〜S
5はステップを示す。まず、S1で現在始動時か否かを
確認する。始動時でない場合、S2で回転数が所定値
(例えば300rpm)以下か否かを確認する。いずれ
の条件に該当しない場合、S3で基準位置信号22aを
選択する。
【0041】一方、S1かS2で始動時またはエンジン
回転数が所定回転数以下であることが確認された場合、
S4で気筒判別信号3aのみから基準位置をとらえる。
S3,S4でどちらかの信号を基準にするかが決まった
後、それに応じて点火時期の演算をS5で行う。
【0042】以上により、電磁ピックアップによる基準
信号8aの出力レベルが低い領域でも基準位置を検出で
き確実に点火信号9aを出力できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、所定の回転数以上の領
域では、クランク軸側で発生させた基準信号とカム軸側
で発生させた気筒判別信号との双方の相対的位置関係か
ら、気筒ごとの基準位置を決定するので、4気筒以上の
多気筒エンジンの気筒判別を可能にしつつ演算した点火
時期と実際の点火時期とのずれを少なくし高精度の点火
時期制御を実現できる。
【0044】また、クランク軸側の基準信号発生器とし
て電磁ピックアップコイルを用いた場合であっても、条
件に応じて基準信号の発生を上記電磁ピックアップコイ
ルに代えてカム軸側の回転信号発生器で行わせること
で、エンジンの全回転領域で安定した基準信号の確保,
点火時期制御を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る点火時期制御装置の全
体構成を示す概要図。
【図2】上記実施例の要部を示す回路及び動作状態のタ
イムチャートを示す説明図。
【図3】上記実施例に用いる気筒判別信号発生用の回転
信号発生器及びそれに用いるロータプレートの説明図。
【図4】上記実施例に用いる基準信号発生器の説明図。
【図5】上記実施例の動作状態を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…エンジン、2…カム軸、3…光−電気式ピックアッ
プ(回転信号発生器)、3a…気筒判別信号、3b…エ
ンジン回転角信号、6…クランク軸、7…リングギア
(基準信号発生用回転体)、8…電磁ピックアップ(基
準信号発生器)、8a…基準位置信号、9…エンジン制
御回路(点火時期制御回路)、9a…点火信号、20,
21,22…信号処理回路(第1の信号処理回路)、2
3…CPU(点火時期演算回路,第2の信号処理回
路)、30…気筒判別信号発生用の回転体、30a…気
筒別信号発生用の被検知部(スリット)、30b…エン
ジン回転角信号発生用の被検知部(スリット)、31,
32…光−電気信号変換手段(発光ダイオード,受光ダ
イオード)、70…基準信号発生用の被検知部(突
起)、81…ピックアップコイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−87649(JP,A) 特開 平4−72467(JP,A) 特開 平3−229953(JP,A) 特開 平2−221663(JP,A) 特開 平1−134069(JP,A) 特開 昭62−32280(JP,A) 特開 昭57−191506(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 5/15 F02D 45/00 362

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数気筒を有するエンジンのクランク軸
    に点火時期制御の基準信号発生用の被検知部を配設した
    回転体を直結し、この回転体の被検知部を電磁ピックア
    ップコイルを用いて検出して所定角度毎の基準信号を出
    力する基準信号発生器と、 前記クランク軸と連動するカム軸に気筒判別信号発生用
    の被検知部を配設した回転体を取付け、この回転体の被
    検知部を光−電気変換手段を用いて検出して気筒判別信
    号を出力する回転信号発生器と、 前記基準信号発生器から出力される基準信号及び前記回
    転信号発生器から出力される気筒判別信号を入力し、こ
    の気筒判別信号の立上りの後最初に生じる基準信号をと
    らえて点火時期制御の各気筒の基準位置を決定する第1
    信号処理回路と、エンジン始動時及びエンジン回転数が所定値以下の低回
    転領域の少なくとも1つの条件に該当すると、前記第1
    の信号処理回路による前記基準位置決定動作に代えて前
    記カム軸側の前記回転信号発生器で発生させた気筒判別
    信号の出力からこの出力の中で予め設定した基準点をと
    らえて点火時期制御の各気筒の基準位置を決定する第2
    の信号処理回路と を備えたことを特徴とするエンジンの
    点火時期制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の信号処理回路で前記基準点を
    とらえる場合は、各気筒ごとの前記気筒判別信号の立上
    り又は立下り点を点火時期制御の基準位置となるように
    設定して、この立上り又は立下りを基準点とした請求項
    1記載のエンジンの点火時期制御装置。
  3. 【請求項3】 前記回転信号発生器は、そのカム軸側に
    取付けた回転体に気筒判別用の被検知部のほかにエンジ
    ン回転角信号発生用の被検知部を配設した請求項1又は
    2記載のエンジンの点火時期制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9879629B2 (en) 2014-01-30 2018-01-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Abnormality diagnosis apparatus and abnormality diagnosis method for internal combustion engine system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9879629B2 (en) 2014-01-30 2018-01-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Abnormality diagnosis apparatus and abnormality diagnosis method for internal combustion engine system

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