JP3099892U - クリームはんだ印刷機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クリーニングの際に使用されるペーパーを経済的に用いることができるクリーナーを備えたクリームはんだ印刷機を提供する。
【解決手段】 ペーパーロール36から引き出されたペーパー33の露出部33aを、スクリーンマスク12に当接させ、当接させた状態でスクリーンマスク12に沿って移動してスクリーンマスクを拭くクリーナーDを備えたクリームはんだ印刷機において、クリーナーDには、ペーパーロール36からペーパー33を所定長さ引き出すため、モータ62により回転して、使用されたペーパー33を巻き取るロール部52が設けられ、ロール部52を回転させるモータ62は、ペーパー33の移動量を検出する検出手段68による検出データをもとにモータ62をフィードバック制御する制御部により制御されている。
【選択図】 図3
【解決手段】 ペーパーロール36から引き出されたペーパー33の露出部33aを、スクリーンマスク12に当接させ、当接させた状態でスクリーンマスク12に沿って移動してスクリーンマスクを拭くクリーナーDを備えたクリームはんだ印刷機において、クリーナーDには、ペーパーロール36からペーパー33を所定長さ引き出すため、モータ62により回転して、使用されたペーパー33を巻き取るロール部52が設けられ、ロール部52を回転させるモータ62は、ペーパー33の移動量を検出する検出手段68による検出データをもとにモータ62をフィードバック制御する制御部により制御されている。
【選択図】 図3
Description
本考案は、スクリーンマスクに沿って移動してスクリーンマスクをクリーニングするクリーナーを備えたクリームはんだ印刷機に関する。
クリームはんだ印刷機の一例として、図1に示すように構成されているものが知られている。
図1に示すクリームはんだ印刷機Aは、印刷が施されるプリント基板を支持および移動する基板支持部Bと、基板支持部Bに支持されたプリント基板上にスクリーンマスク12を当接させ、スキージ14,15によりクリームはんだをスクリーン印刷するスキージユニットCと、スクリーンマスク12に付着したクリームはんだ等を拭いてクリーニングするクリーナーDとを備えている。
図1に示すクリームはんだ印刷機Aは、印刷が施されるプリント基板を支持および移動する基板支持部Bと、基板支持部Bに支持されたプリント基板上にスクリーンマスク12を当接させ、スキージ14,15によりクリームはんだをスクリーン印刷するスキージユニットCと、スクリーンマスク12に付着したクリームはんだ等を拭いてクリーニングするクリーナーDとを備えている。
クリームはんだ印刷機Aに備えられた従来のクリーナーの一例を図7に示す(特許文献1参照)。
クリーナー100は、図7に示すように、スクリーンマスクの下側に位置し、クリーニングする際にスクリーンマスクの下方に移動し、ヘッド部102を突き上げてスクリーンマスクにペーパー106の露出部106aを当接させ移動させることによって、スクリーンマスクに付着したクリームはんだや汚れ等を取り除くユニットである。
クリーナー100のペーパー106は、第1のロール部107に取り付けられたペーパーロール108から、複数のガイドローラ110,110・・によってガイドされて所定の経路を通り、第2のロール部114に巻き取られるように設けられており、一回のクリーニングごとにペーパーロール108から未使用のペーパー106が所定長さ引き出されるように設けられている。
クリーナー100は、図7に示すように、スクリーンマスクの下側に位置し、クリーニングする際にスクリーンマスクの下方に移動し、ヘッド部102を突き上げてスクリーンマスクにペーパー106の露出部106aを当接させ移動させることによって、スクリーンマスクに付着したクリームはんだや汚れ等を取り除くユニットである。
クリーナー100のペーパー106は、第1のロール部107に取り付けられたペーパーロール108から、複数のガイドローラ110,110・・によってガイドされて所定の経路を通り、第2のロール部114に巻き取られるように設けられており、一回のクリーニングごとにペーパーロール108から未使用のペーパー106が所定長さ引き出されるように設けられている。
ペーパー106の引き出しは、モータ118により回転可能に設けられた第2のロール部114の巻き取りによりなされる。巻き取りは、一回のクリーニングごとに所定長さずつ巻き取る必要があることから、モータ118に備えられた制御部(図示しない)によりモータ118への通電時間が制御され、モータ118が所定回数回転するように設けられている。
実用新案登録第3085316号公報
しかしながら、モータ118の回転数を制御することによりペーパー106を巻いていく場合には、第2のロール部114に巻き取られているペーパー106の径が大きくなるにしたがってモータ118の一回転分の巻き量が増えてしまう。
通常、制御部は、巻き量が最小の場合であっても好適にクリーニングを行える値に設定されていることから、巻き量が増えるにしたがってペーパー106が必要以上に引き出されることになりペーパー106が浪費される。このため不経済である。
通常、制御部は、巻き量が最小の場合であっても好適にクリーニングを行える値に設定されていることから、巻き量が増えるにしたがってペーパー106が必要以上に引き出されることになりペーパー106が浪費される。このため不経済である。
そこで、本考案は、これらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、クリーニングの際に使用されるペーパーを経済的に用いることができるクリーナーを備えたクリームはんだ印刷機を提供することにある。
本考案は、上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、ペーパーロールから引き出されたペーパーの露出部を、スクリーンマスクに当接させ、当接させた状態でスクリーンマスクに沿って移動してスクリーンマスクを拭くクリーナーを備えたクリームはんだ印刷機において、前記クリーナーには、前記ペーパーロールからペーパーを所定長さ引き出すため、モータにより回転して、使用された前記ペーパーを巻き取るロール部が設けられ、該ロール部を回転させるモータは、ペーパーの移動量を検出する検出手段による検出データをもとに前記モータをフィードバック制御する制御部により制御されていることを特徴とする。
また、前記検出手段は、ペーパーをガイドするガイドローラに設けられ、ガイドローラの回転数を測定することによりペーパーの移動量を検出することを特徴とする。
また、前記検出手段が、ペーパーロールのペーパーが無くなったことを検知するペーパー切れ検出手段として作用することを特徴とする。
すなわち、ペーパーロールから引き出されたペーパーの露出部を、スクリーンマスクに当接させ、当接させた状態でスクリーンマスクに沿って移動してスクリーンマスクを拭くクリーナーを備えたクリームはんだ印刷機において、前記クリーナーには、前記ペーパーロールからペーパーを所定長さ引き出すため、モータにより回転して、使用された前記ペーパーを巻き取るロール部が設けられ、該ロール部を回転させるモータは、ペーパーの移動量を検出する検出手段による検出データをもとに前記モータをフィードバック制御する制御部により制御されていることを特徴とする。
また、前記検出手段は、ペーパーをガイドするガイドローラに設けられ、ガイドローラの回転数を測定することによりペーパーの移動量を検出することを特徴とする。
また、前記検出手段が、ペーパーロールのペーパーが無くなったことを検知するペーパー切れ検出手段として作用することを特徴とする。
本考案によるクリームはんだ印刷機によれば、スクリーンマスクのクリーニングに使用するペーパーを巻き取るロール部を駆動させるモータに備えられた制御部が、ペーパーの移動量を検出する検出手段と電気的に接続され、検出手段による検出データをもとにフィードバック制御してモータを駆動させることにより、ペーパーの引き出し量を常に一定に保つことができ、クリーニング用のペーパーの浪費を抑え経済的なクリームはんだ印刷機として提供できる。
以下、本考案に係るクリームはんだ印刷機の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案に係るクリームはんだ印刷機の一実施形態の構成を示す側面説明図である。図1に示すクリームはんだ印刷機Aは、印刷が施されるプリント基板を支持および移動する基板支持部Bと、基板支持部Bに支持されたプリント基板上にスクリーンマスク12を当接させ、スキージ14,15によりクリームはんだをスクリーン印刷するスキージユニットCと、スクリーンマスク12に付着したクリームはんだ等を拭いてクリーニングするクリーナーDとを備えている。
図1は、本考案に係るクリームはんだ印刷機の一実施形態の構成を示す側面説明図である。図1に示すクリームはんだ印刷機Aは、印刷が施されるプリント基板を支持および移動する基板支持部Bと、基板支持部Bに支持されたプリント基板上にスクリーンマスク12を当接させ、スキージ14,15によりクリームはんだをスクリーン印刷するスキージユニットCと、スクリーンマスク12に付着したクリームはんだ等を拭いてクリーニングするクリーナーDとを備えている。
基板支持部Bは、本体正面から奥方向(図1では左右方向)に移動可能に設けられた第1の移動台としてのYテーブル16と、Yテーブル16上において、Yテーブル16の移動方向と直交する本体の左右方向(図1では奥方向)に移動可能に設けられた第2の移動台としてのXテーブル18と、Xテーブル18上において、水平回転可能に設けられたθテーブル20とを備えている。Yテーブル16、Xテーブル18、θテーブル20は、図示しない駆動装置により水平面内の任意の方向に移動可能に設けられ、スクリーンマスク12の印刷パターンに対してプリント基板が正確に当接するように位置を調節する。
なお、位置制御は、クリームはんだ印刷機Aに搭載されたCCDカメラ(図示しない)とコンピュータによってYテーブル16、Xテーブル18、θテーブル20を駆動制御することによって行われる。
なお、位置制御は、クリームはんだ印刷機Aに搭載されたCCDカメラ(図示しない)とコンピュータによってYテーブル16、Xテーブル18、θテーブル20を駆動制御することによって行われる。
θテーブル20上には、基板テーブル22に載せられたプリント基板を、スクリーンマスク12に当接させるZ1テーブル26、Z2テーブル28が設けられている。Z1テーブル26およびZ2テーブル28はそれぞれ昇降可能に設けられており、Z1テーブル26上に設けられた基板テーブル22に載せられたプリント基板を、Z2テーブル28上に設けられたサポートピン30により支持し、Z1テーブル26およびZ2テーブル28を上昇させてスクリーンマスク12に当接させるよう作用する。
そして、プリント基板とスクリーンマスク12とが当接した状態で、スクリーンマスク12の上面に、スキージユニットCに設けられたスキージ14または15を当接させローリングさせることによってクリームはんだの印刷がなされる。
そして、プリント基板とスクリーンマスク12とが当接した状態で、スクリーンマスク12の上面に、スキージユニットCに設けられたスキージ14または15を当接させローリングさせることによってクリームはんだの印刷がなされる。
印刷の回数を重ねるとスクリーンマスク12にはんだや汚れが付着して印刷の精度が落ちることから、クリームはんだ印刷機Aには、所定の印刷回数毎にスクリーンマスク12をクリーニングするクリーナーDが内臓されている。
クリーナーDは、図1に示すように、基板支持部BのXテーブル18上に固定されており、印刷時においてはスクリーンマスク12の下方から外れた位置に配置され、クリーニング時に、図2に示すように、Yテーブル16によりスライド移動してスクリーンマスク12の下方に配置されるように設けられている。
クリーナーDは、図1に示すように、基板支持部BのXテーブル18上に固定されており、印刷時においてはスクリーンマスク12の下方から外れた位置に配置され、クリーニング時に、図2に示すように、Yテーブル16によりスライド移動してスクリーンマスク12の下方に配置されるように設けられている。
図3は、クリーナーDの構成を示す側面図であり、図4は、クリーナーDの平面図および正面図である。
図3に示すように、クリーナーDの上面には、拭き取り部材としてのペーパー33の一部が露出する露出部33aが設けられ、クリーニング時に露出部33aをヘッド部34によりスクリーンマスク12に当接させ、クリーナーDを移動させることによって拭き取りを行う。
なお、クリーナーDの移動は、Xテーブル18とYテーブル16により水平面内において任意の方向に移動させることが可能である(図1参照)。
図3に示すように、クリーナーDの上面には、拭き取り部材としてのペーパー33の一部が露出する露出部33aが設けられ、クリーニング時に露出部33aをヘッド部34によりスクリーンマスク12に当接させ、クリーナーDを移動させることによって拭き取りを行う。
なお、クリーナーDの移動は、Xテーブル18とYテーブル16により水平面内において任意の方向に移動させることが可能である(図1参照)。
ヘッド部34は、空圧シリンダ40により昇降可能に設けられ、クリーニング時にヘッド部34を上方に突き上げることによって、露出部33aをスクリーンマスク12に当接させる。本実施形態のヘッド部34は、図3および図4(a)に示すように、本体の左右方向に延出するパイプ状のウエットクリーナ36と、ウエットクリーナ36と並んで配置された吸引パイプ38とからなる。
ウエットクリーナ36は、スクリーンマスク12に付着したはんだや汚れ等を効果的に落とすアルコール等の洗浄剤37を、パイプ36aに設けられた噴射口42から上方に向けて噴射し、ペーパー33の露出部33aに染み込ませて、スクリーンマスク12に付着した汚れ等を落とすものである。
また、吸引パイプ38は、軸線方向にスリット44が設けられた上面が、クリーニング時にスクリーンマスク12に当接する露出部33aの背面側に当接し、ペーパー33を介してスリット44から汚れ等を吸引するものである。
ウエットクリーナ36は、スクリーンマスク12に付着したはんだや汚れ等を効果的に落とすアルコール等の洗浄剤37を、パイプ36aに設けられた噴射口42から上方に向けて噴射し、ペーパー33の露出部33aに染み込ませて、スクリーンマスク12に付着した汚れ等を落とすものである。
また、吸引パイプ38は、軸線方向にスリット44が設けられた上面が、クリーニング時にスクリーンマスク12に当接する露出部33aの背面側に当接し、ペーパー33を介してスリット44から汚れ等を吸引するものである。
ペーパー33は、拭き取りによって汚れてしまうものであるから、拭き取った汚れが再度スクリーンマスク12に付着するのを防止するため、一回のクリーニングごとにペーパーロール32から所定長さ引き出されるように設けられている。
本実施形態のペーパー33は、図3に示すように、第1のロール部46に取り付けられたペーパーロール32から引き出され、複数のガイドローラ54・・により所定の経路を経由し、第2のロール部52により巻き取られるように設けられている。
本実施形態のペーパー33は、図3に示すように、第1のロール部46に取り付けられたペーパーロール32から引き出され、複数のガイドローラ54・・により所定の経路を経由し、第2のロール部52により巻き取られるように設けられている。
ペーパー33をガイドする第1のガイドローラ54aは、ヘッド部34の上流側に配置され、図4(b)に示すように、フレーム66に軸止されて回動可能に設けられており、図3に示すように、ペーパーロール32からのペーパー33を略直角に屈曲させ、ヘッド部34の上方を水平に通過するようガイドしている。
また、第1のガイドローラ54aと対向する位置には、ヘッド部34の上方を通過したペーパー33を第2のロール部52へガイドする第2のガイドローラ54bが設けられている。この第2のガイドローラ54bは、第1のガイドローラ54aと同様、フレーム66に軸止されて回動可能に設けられ、ヘッド部34上方を通過したペーパー33を下方に向けて略直角に屈曲させ第2のロール部52へと案内している。
また、第1のガイドローラ54aと対向する位置には、ヘッド部34の上方を通過したペーパー33を第2のロール部52へガイドする第2のガイドローラ54bが設けられている。この第2のガイドローラ54bは、第1のガイドローラ54aと同様、フレーム66に軸止されて回動可能に設けられ、ヘッド部34上方を通過したペーパー33を下方に向けて略直角に屈曲させ第2のロール部52へと案内している。
巻き取り用の第2のロール部52は、モータ62により回転駆動可能に設けられ、モータ62の駆動により回転してペーパー33を巻き取り、ペーパーロール32から所定長さのペーパー33を引き出すように設けられている。このモータ62には、モータ62の回転を制御する制御部(図示しない)が設けられている。
本考案のモータ62の制御部は、ペーパー33の移動量を検出する検出手段と電気的に接続され、検出手段による検出データをもとにフィードバック制御することにより、モータ62の駆動を制御するように設けられている。以下に、本実施形態の検出手段について詳しく説明する。
本実施形態においては、図4(b)に示すように、検出手段として第1のガイドローラ54aの回転量を検出する反射型センサ68が設けられている。反射型センサ68は、第1のガイドローラ54aの一端側の外周面に周方向に90度毎に設けられた4つの孔58・・(図5参照)を検知するよう、フレーム66に固定されている。これにより、反射型センサ68が検知した孔58の数によって、第1のガイドローラ54aの回転量、および第1のガイドローラ54aを転動させて移動したペーパー33の移動量を計測することができる。
なお、本実施形態の第1のガイドローラ54aは、図5に示すように、90度回転した1ピッチが10〜12mmに設けられているため、約10mm単位の精度でペーパー33の移動量を計測することができる。
なお、本実施形態の第1のガイドローラ54aは、図5に示すように、90度回転した1ピッチが10〜12mmに設けられているため、約10mm単位の精度でペーパー33の移動量を計測することができる。
上記反射型センサ68は、第1のガイドローラ54aの外周面に設けられた孔58・・の通過数をカウントしてモータ62の制御部へ出力し、制御部がモータ62のON−OFFを制御する。すなわち、制御部は、予め設定された引き出し量と、反射型センサ68のカウントにより測定された現在のペーパー33の移動量とを比較し、反射型センサ68によるカウントが設定値に到達した際にモータ62をOFFにする。
これにより、常に設定した移動量だけペーパー33を引き出すことができることから、第2のロール部52に巻かれたペーパー33の径が大きくなることで、ペーパー33の引き出し量が増えることを防止でき、ペーパー33を節約して使用することができる。
これにより、常に設定した移動量だけペーパー33を引き出すことができることから、第2のロール部52に巻かれたペーパー33の径が大きくなることで、ペーパー33の引き出し量が増えることを防止でき、ペーパー33を節約して使用することができる。
また、検出手段としての反射型センサ68は、ペーパー33の引き出し時に、第1のガイドローラ54aの回転を検出することから、ペーパーロール32のペーパーが無くなり、第1のガイドローラ54aが回転しなくなった状態を検出するペーパー切れ検出手段としても作用する。本実施形態においては、反射型センサ68がペーパー切れを表示する表示機構(図示しない)と電気的に接続され、ペーパー切れの際に表示機構が機能するように設けられている。
なお、本実施形態のクリーナーDにおいては、図3に示すように、ヘッド部34を突き上げてスクリーンマスク12にペーパー33の露出部33aを当接させてクリーニングを行う際、ペーパー33の露出部33aに皺が寄らないように、第1のガイドローラ54aと第2のガイドローラ54bに当接してペーパー33を挟持し、露出部33aにテンションをかける挟圧機構57,57が設けられている。
以上のように構成されたクリーナーDを備えたクリームはんだ印刷機Aの、クリーニング時の一連の動作を説明する。
クリーニング動作は、前記コンピュータに対するユーザーの操作によってスクリーンマスクのクリーニングが選択された場合、あるいは、前記コンピュータによって自動クリーニングが起動された場合に開始される。また、一連の動作は、前記コンピュータ内のプログラムによって制御される。
クリーニング動作は、前記コンピュータに対するユーザーの操作によってスクリーンマスクのクリーニングが選択された場合、あるいは、前記コンピュータによって自動クリーニングが起動された場合に開始される。また、一連の動作は、前記コンピュータ内のプログラムによって制御される。
先ず、スキージユニットCが動作して、スキージ14,15が上昇されてスクリーンマスク12から離れる。また、Z1テーブル26が下降して、基板テーブル22等がスクリーンマスク12から離れる。続いてYテーブル16が、本体の奥方向(図1上では左方向)に移動し、クリーナーDがスクリーンマスク12の本体の手前の縁部(図1上では右縁部)の下方まで移動される。
次に、図6に示すように、挟圧機構57,57によりペーパー33の露出部33aにテンションをかけながら、空圧シリンダ40によってヘッド部34が上昇させ、露出部33aを押し上げて、露出部33aをスクリーンマスク12に当接させる。
次に、図6に示すように、挟圧機構57,57によりペーパー33の露出部33aにテンションをかけながら、空圧シリンダ40によってヘッド部34が上昇させ、露出部33aを押し上げて、露出部33aをスクリーンマスク12に当接させる。
この状態で、Yテーブル16およびXテーブル18を動作させクリーナーDを移動させることで、ペーパー33の露出部33aをスクリーンマスク12の面上の任意に移動させてクリーニングが行われる。
露出部33aの移動軌道は、Yテーブル16およびXテーブル18を制御することにより、スクリーンマスク面上の任意の軌道を描くことが可能である。なお、本実施形態においては、クリーニングの動作が前記コンピュータ上にプログラムされ、各種の移動軌道を選択できるように設けられている。
露出部33aの移動軌道は、Yテーブル16およびXテーブル18を制御することにより、スクリーンマスク面上の任意の軌道を描くことが可能である。なお、本実施形態においては、クリーニングの動作が前記コンピュータ上にプログラムされ、各種の移動軌道を選択できるように設けられている。
クリーニングは、ペーパー33の露出部33aをスクリーンマスク12の面に当接させて移動することのみで行っても良いが、前記吸引パイプ38によってペーパー33を通してクリームはんだ等を吸引しながら行うと更に効果的である。また、ウエットクリーナ36から洗浄剤37を噴射させペーパー33に染み込ませてクリーニングすることでも良いし、吸引パイプ38とウエットクリーナ36の両方を用いることでも良い。
一回のクリーニングが終わると、ヘッド部34を下ろし、第2のロール部52を回転させるモータ62が駆動されペーパー33の引き出し動作が開始される。引き出し動作が開始されると、反射型センサ68によりペーパー33の移動量が検出され、検出データが制御部に入力される。制御部は、この検出データに基づいてフィードバック制御によってモータの駆動を制御し、引き出し量の設定値に到達するとモータ62を停止させる。この動作により、ペーパー33の露出部33aに未使用のペーパー33が配置されてクリーニングの工程が終了し、Yテーブル16によりクリーナーDが移動されて印刷工程が再開する。
なお、本考案にかかるクリームはんだ印刷機においては、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の精神を逸脱しない範囲において改変することでも良い。
例えば、本実施形態においては、検知手段として反射型センサを用いているが、これに限定されるものではなく、透過型センサを用いるものであっても良い。また、センサが検知するために第1のガイドローラ54aに設けられている孔も、本実施形態においては、周方向に90度ごとに設けたものであるが、45度ごとや180度ごとなど所定間隔に設けることで良い。さらに、本実施形態においては、ヘッド部34の上流側に配置された第1のガイドローラ54aに検出手段が設けられているものであるが、本考案においてはこれに限定されるものではなく、例えば、第2のガイドローラ54bに設置されていることであっても良い。
例えば、本実施形態においては、検知手段として反射型センサを用いているが、これに限定されるものではなく、透過型センサを用いるものであっても良い。また、センサが検知するために第1のガイドローラ54aに設けられている孔も、本実施形態においては、周方向に90度ごとに設けたものであるが、45度ごとや180度ごとなど所定間隔に設けることで良い。さらに、本実施形態においては、ヘッド部34の上流側に配置された第1のガイドローラ54aに検出手段が設けられているものであるが、本考案においてはこれに限定されるものではなく、例えば、第2のガイドローラ54bに設置されていることであっても良い。
また、本発明において検知手段は、光を用いた反射型センサまたは透過型センサに限定されるものではなく、例えば、ガイドロールの外周面に、周方向に所定間隔ごとに設けられたマークを検知する磁気センサ等であっても良い。
12 スクリーンマスク
32 ペーパーロール
33 ペーパー
33a 露出部
34 ヘッド部
46 第1のロール部
52 第2のロール部
54a 第1のガイドローラ
54b 第2のガイドローラ
58 孔
62 モータ
68 反射型センサ
32 ペーパーロール
33 ペーパー
33a 露出部
34 ヘッド部
46 第1のロール部
52 第2のロール部
54a 第1のガイドローラ
54b 第2のガイドローラ
58 孔
62 モータ
68 反射型センサ
Claims (3)
- ペーパーロールから引き出されたペーパーの露出部を、スクリーンマスクに当接させ、当接させた状態でスクリーンマスクに沿って移動してスクリーンマスクを拭くクリーナーを備えたクリームはんだ印刷機において、
前記クリーナーには、前記ペーパーロールからペーパーを所定長さ引き出すため、モータにより回転して、使用された前記ペーパーを巻き取るロール部が設けられ、
該ロール部を回転させるモータは、ペーパーの移動量を検出する検出手段による検出データをもとに前記モータをフィードバック制御する制御部により制御されていることを特徴とするクリームはんだ印刷機。 - 前記検出手段は、ペーパーをガイドするガイドローラに設けられ、ガイドローラの回転数を測定することによりペーパーの移動量を検出することを特徴とする請求項1記載のクリームはんだ印刷機。
- 前記検出手段が、ペーパーロールのペーパーが無くなったことを検知するペーパー切れ検出手段として作用することを特徴とする請求項1または2記載のクリームはんだ印刷機。
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JP2010162699A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Yamaha Motor Co Ltd | クリーニング装置および該クリーニング装置を装備する印刷装置 |
JP2012506802A (ja) * | 2008-10-31 | 2012-03-22 | ディーティージー インターナショナル ジーエムビーエイチ | スクリーン印刷装置及び方法 |
JP2016203563A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | シヤチハタ株式会社 | 印判清掃装置 |
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