JP2006224637A - ネイルアート装置 - Google Patents

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英治 渡邉
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Abstract

【課題】 印刷方式のネイルアート装置において、スキージに付着したインクの除去を簡便にかつより清浄に行うことが可能なネイルアート装置を提供する。
【解決手段】 版面にインクを供給するためのインク供給手段と、インク供給手段により供給されたインクを版面に形成された凹部パターンに塗布するためのスキージと、長尺テープを収容する送りロールと、送りロールから引き出される長尺テープを巻き取る受けロールとを有する長尺テープ供給手段と、凹部パターンに塗布されたインクを表面に転写させ、当該表面に転写されたインクを指爪に再転写させるパッドとを備えるネイルアート装置において、凹部パターンへのインクの塗布によりスキージに付着したインクが、スキージを送りロールから引き出された長尺テープに当接させた状態で長尺テープの長手方向に移動させることにより除去されるように構成する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ネイルアート装置に関し、特に、版面上に形成された凹部パターンのインクをパッドに転写し、当該パッドに転写されたインクを指爪上に再転写することにより指爪上にネイルアートを施すパッド印刷方式のネイルアート装置に関する。
指爪の表面に様々な色彩や形状の図柄を施すネイルアートは、従来、美容室などにおいて専門のネイリストにより施されることが通常であったが、近年、印刷方式を用いることで、より安価かつ短時間に指爪へのネイルアートを施すことができるネイルアート装置が利用されるようになっている。
このネイルアート装置は、当初、インクジェット方式で指爪上に図柄の印刷を行うタイプのものが主として使用されていたが、印刷対象物である指爪表面が湾曲しているために、印刷ヘッドと指爪表面の距離を一定に保つことが難しく、指爪の中央部においては鮮明な印刷が施されるが、その周辺部では図柄がぼやけてしまうといった問題を有していた。
このため近年では、版面の凹部パターンに流し込まれた(塗布された)インクを一旦パッドと呼ばれる弾性部材の表面に転写して担持させ、このパッド上のインクを指爪上に転写印刷するパッド印刷方式のネイルアート装置が主流となっている。
特開2003−025546号公報
図12は、上記パッド印刷方式のネイルアート装置において、印刷を施す指を位置させるべき指保持部10の断面構造を示す説明図である。
図示されるように、指保持部10は、指を載置するための指置台11、指置台11に対してある段差hが与えられた指爪を載置するための指爪置台12を有している。
印刷に際しては、版面から転写されたインクを担持するパッドが上方より指爪置台12上の指爪に押圧されることで、パッド表面のインクが指爪上に転写されてネイルアートが施されるようになっている。
ここで、指置台11及び指爪置台12は、パッドが指爪に押圧された際に指及び指爪を下方から支持する役割を果たしており、指置台11と指爪置台12の段差hは、平均的な利用者の指腹から指爪の下側までの高さと同程度に設定されている。
しかしながら、指腹から指爪の下側までの高さには個人差があり、また、親指、人差し指、小指など指の種類によってもそれぞれその高さは異なっているため、指腹から指爪の下側までの高さを上記段差hに常に一致させることはできない。
そして、指腹から指爪の下側までの高さが段差hよりも小さい場合には、印刷の際のパッドの押圧力により指爪が上方に引っ張られるような不快感やこれによる不安感を利用者に与え、装置の利用が手控えられてしまう問題を生じ、その逆の場合には、指爪が適切に支持されず、パッドの押圧力により指爪が下側に曲げられて、印刷にずれを生じるなどの問題を生じる。
また仮に、印刷を行う毎に指腹から指爪の下側までの高さに応じて段差hを調整できるような構造を採用したとしても、パッドの押圧力により指は厚み方向に圧縮されるために、上記のような問題を生じない適切な段差hを設定することは困難である。
従って、本明細書には、版面の凹部パターンに流し込まれたインクを一旦パッドの表面に転写して担持させ、このパッド上のインクを指爪上に転写印刷するようにされたパッド印刷方式のネイルアート装置において、印刷の際のパッドの押圧により利用者に与える指爪が上方に引っ張られるような不快感乃至不安感や印刷のずれなどを軽減乃至解消することができるネイルアート装置の発明が開示される。
ところで、上記のようなパッド印刷方式のネイルアート装置においては、スキージと呼ばれるブレード状の部材を用いて、版面上に滴下したインクの凹部パターンへの流し込み(塗布)と、凹部パターン以外の版面のインクの除去が行われており、このときにスキージに付着したインクの除去を溶剤(インクが水性の場合は水)を用いたブラシ洗浄により行うようになっていた。
しかし、この方法では、特にスキージの先端部近傍のインク除去が困難であるとともに、スキージから洗浄水を乾燥させるための追加的な機構が必要となり、また、洗浄を重ねるうちにブラシにインクが付着していくために、徐々にスキージの清浄度が低下する問題があった。
本発明はこのような問題を解決したものであり、上記のようなパッド印刷方式のネイルアート装置において、スキージに付着したインクの除去を簡便にかつより清浄に行うことが可能なネイルアート装置を提供することをその目的とする。
また、上記のようなパッド印刷方式のネイルアート装置においては、印刷すべき図柄の種類や印刷位置などとともに、利用者の指爪の長さ、大きさや利用者の好みに応じて、印刷すべき図柄の大きさの指定を受け付け、この指定に従って指爪への図柄の印刷が行われるようにされているものがあるが、従来のネイルアート装置では、これらの指定の受付が完了した後に、版板のセットや版板へのインク塗布などの印刷のための一連のステップが開始されるようになっていたため、1回の印刷が終了するまでの時間が長くなり、装置の稼働率が低下する問題を有していた。
従って、本明細書では、上記のようなパッド印刷方式のネイルアート装置において、1回の印刷が終了するまでの時間を短縮することができるネイルアート装置の発明が併せて開示される。
本発明は上記問題を解決したものであり、
版面にインクを供給するためのインク供給手段と、
前記インク供給手段により供給されたインクを前記版面に形成された凹部パターンに塗布するためのスキージと、
長尺テープを収容する送りロールと、前記送りロールから引き出される長尺テープを巻き取る受けロールとを有する長尺テープ供給手段と、
前記凹部パターンに塗布されたインクを表面に転写させ、当該表面に転写されたインクを指爪に再転写させるパッドとを備えるネイルアート装置であって、
前記凹部パターンへのインクの塗布により前記スキージに付着したインクが、前記スキージを前記送りロールから引き出された前記長尺テープに当接させた状態で前記長尺テープの長手方向に移動させることにより除去されることを特徴とするネイルアート装置である。
本発明によれば、スキージに付着したインクの除去を従来のブラシ洗浄よりも完全に行うことが可能となり、洗浄後のスキージの乾燥のための機構が不要となる効果が達成される。また、長尺テープは、適宜受けロールに巻き取っていくことが可能であるため、所定の間隔毎に所定長の長尺テープを巻き取るようにすれば、スキージに付着したインクの除去を常に長尺テープの清新な面(インクの付着していない面)を用いて行うことが可能であり、ブラシでの洗浄を行った場合の洗浄を重ねることによる清浄度の低下の問題も解決できる。
また本発明は、前記長尺テープ供給手段を、前記送りロールと前記受けロールの中間において前記長尺テープが巻掛けられる円柱状の清掃ロッドを更に備えるものとして構成し、前記スキージを清掃ロッドに巻掛けられた長尺テープ上において、当該清掃ロッドの円周に沿って移動させることにより、前記スキージに付着したインクの除去が行われることを特徴とするネイルアート装置とすることも可能であり、これにより、スキージからのインクの除去をより完全に行うことが可能となる。
本発明における長尺テープの種類は問わないが、安価かつ入手が容易であり、また、インクの拭取性にも優れる紙テープが好適に使用することができ、スキージの幅と同じかそれよりも幅広であり、スキージの当接により容易に破断しない程度の強度、厚みのものを使用することができる。
また、本明細書は、
指を位置させるための指保持部と、
版面上に形成された凹部パターンから転写されるインクを担持するパッドとを備え、
前記パッドを前記指保持部に保持される指の指爪に当接させることにより、前記パッド上に転写されたインクを当該指爪に再転写させるネイルアート装置であって、
前記指保持部が、指腹部を支持するための指置台と、前記指置台に対して所定の段差が与えられた指爪を支持するための指爪置台とを有しており、
前記指爪置台に対する前記パッドによる押圧力に応じて前記段差が小さくなるようにされていることを特徴とするネイルアート装置の発明をも開示する。
ここで、指置台と指爪置台との段差は、本発明に係るネイルアート装置の平均的な利用者の指腹部から指爪下側までの高さを考慮して適切な大きさに設定することが可能であり、また、印刷毎に適宜にこの段差を調整できるような機構を設けても構わない。
また、指置台や指爪置台の上面の形状は、必ずしも平面であることは必要ではなく、例えば、指腹部や指爪下側の形状に合わせて曲面状にすることも可能である。
また、指爪置台に対するパッドの押圧力に応じて段差を小さくするための手段としては、例えば、バネやゴムなどの弾性部材により指爪置台を支持する構造とすることが可能であり、指爪置台のぐらつきなどを防止するためには、特に、板状のゴム弾性体上の指爪置台を設置する構造とすることが好ましい。
また、本発明のネイルアート装置は、指爪置台の上部を長尺の保護テープによりカバーするとともに、この保護テープを巻き取るための保護テープ巻取手段を更に備えることも可能であり、これにより、パッドから転写されるインクが指爪からはみ出して指爪置台が汚されることを防止し、また、適宜のタイミングで保護テープ巻取手段による保護テープの巻き取りを行うことで、指爪置台上の保護テープを清新な面に保ち、指爪の裏側が保護テープに付着したインクにより汚されることを防止することができる。
この場合、指爪置台の上部に回転軸及びこの回転軸に回転自在に取り付けられた回転部材(ローラ)を配置し、保護テープがこの回転部材に巻掛けられるようにすることが好ましく、これにより上記保護テープ巻取手段による保護テープの巻き取りを円滑にすることができる。
また本明細書は、
それぞれ一以上の凹部パターンが形成された複数の版板と、
前記複数の版板から選択される版板の凹部パターンから転写されるインクを担持する転写手段とを有し、
前記転写手段が担持するインクを指爪上に再転写させるネイルアート装置において、
印刷すべき図柄の種類の指定を利用者から受け付ける図柄種類選択手段と、
印刷すべき図柄のサイズの指定を利用者から受け付ける図柄サイズ選択手段とを備え、
前記複数の版板の少なくとも一部の版板は、一枚の版板上に、一のサイズの図柄を印刷するための凹部パターンと、前記一のサイズの図柄と同一の種類の図柄であって、前記一のサイズの図柄とは異なるサイズの図柄を印刷するための凹部パターンとが形成されていることを特徴とするネイルアート装置の発明をも開示する。
このネイルアート装置によれば、図柄種類選択手段が図柄の種類の指定を受け付けた段階で、図柄サイズ選択手段による図柄のサイズの指定を待つことなく、複数の版板から印刷に使用する版板のセットを開始することが可能になり、1回の印刷が終了するまでの時間を短縮することが可能となる。
なお、ここでは、図柄種類選択手段により選択することが可能な全ての種類の図柄について、図柄サイズ選択手段によるサイズの選択を可能とすることは必ずしも必要ではなく、一部の種類の図柄についてのみ図柄サイズ選択手段によるサイズの選択を可能とされたネイルアート装置の場合には、当該図柄を印刷するための版板が、一のサイズの図柄を印刷するための凹部パターンと、当該一のサイズの図柄と同一の種類の図柄であって、当該一のサイズの図柄とは異なるサイズの図柄を印刷するための凹部パターンとを備えていれば足りる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るネイルアート装置1の正面図であり、図2〜4はこのネールアート装置の内部構造を示す断面説明図であり、図2、3は図1中のA−A断面、及びB−B断面、図4は図2中のC−C断面を示している。
図示されるように、このネイルアート装置1は、その筐体正面に、利用者が指を位置させるための指保持ユニット10、利用料金を投入するためのコイン投入口15、及び、タッチパネル式の画像表示部16を備えており、その内部には、版面が形成された版板22を選択して版板テーブル51にセットするための版板取替ユニット20、版板テーブル51上の版板22にインクを滴下するインク供給ユニット30、転写用のパッド44の駆動を行うパッドユニット40、版板テーブル51の制御を行う版板テーブルユニット50、スキージ61の駆動を行うスキージユニット60、版板テーブル51上の版板22の洗浄を行う版板洗浄ユニット70、パッド44に付着したインクを除去するためのパッド拭取ユニット80などの各ユニットと、これらのユニット及び画像表示部16などの制御を行う図示されない制御装置から構成されている。
図5(a)は、上記指保持ユニット10の詳細を示す拡大斜視図であり、図5(b)は同指保持ユニット10の中央部を側方から見た断面図であり、図5(c)は図5(b)におけるD−D断面図である。
これらの図面に示されるように、指保持ユニット10には、指置台11と、この指置台11よりもある段差h分だけ高い位置にその上面が位置する指爪置台12が設けられており、印刷に際して利用者が、指の指腹部分及び指爪部分を、それぞれ指置台11及び指爪置台12上に配置させるようになっている。
また、上記指爪置台12は、ベース10a上に配置されたウレタンゴム製のマットなどの弾性部材12a上に載置されており、無負荷の状態では、指爪置台12の上面は、指置台11の上面に対して上記段差hだけ高くなっているが、指爪置台12に上方からの押圧力が作用すると弾性部材12aが圧縮され、指爪置台12が下方に沈み込みんで段差が小さくなり、押圧力が取り除かれると弾性部材12aの弾性力により元の段差hに復帰するようになっている。
また、指爪置台12は、その上部に、支軸12cと、この支軸12cに回転自在に取り付けられたローラ状の回転部材12bを備えており、送りリール13aから引き出されるプラスチックフィルム製の長尺の保護テープ13が、上記回転部材12bをカバーするように巻掛けられた後に、図示されないモータにより回転駆動される受けリール13bに巻き取られるようになっており、これにより、指爪からはみ出したインクが指爪置台12に付着することが防止され、また、所定のタイミング毎に受けリール13bが所定長の保護テープ13を巻き取るようにすることで、保護テープ13に付着したインクで利用者の指爪の裏側が汚されることがないようにされている。
また、指保持ユニット10には、ネイルアートの印刷中に利用者の指をはさみ込んでおおよその位置決めを行うための指はさみ14a、14bが設けられている。
版板取替ユニット20は、版板置台21に配置される複数種類の版板22のなかから一つを取り出して版板テーブル51上にセットし、印刷の終了後に、版板テーブル51上の版板22を再度版板置台21の元の位置に戻すための機構であり、版板22を把持するためのハンド23、ハンド23を上下方向(図2、4中の矢印Zの方向)に駆動するエアシリンダ24、ハンド23を回転させて版板22を垂直状態から水平状態に持ち替えるための回転駆動装置25、及び、ハンド23をガイド26に沿って前後方向(図2、3中の矢印Xの方向)に移動させる不図示のモータなどから構成されている。
図6は、上記版板22の例示的な態様を示す説明図であり、版板22が版板テーブル51上にセットされた状態が示されている。
版板22は、磁性体材料で形成されたディスク状の部材であり、その上面には、符号a1〜a3、b1〜b3、c1〜c3で示される9つの版面が円周上に所定間隔で配列され、それぞれの版面には、版板22の表面を凹陥させることで形成された種々の形状の凹部パターンが形成されており、この凹部パターンに流し込まれたインクを転写することで、それぞれの凹部パターンと同一の形状が印刷面に印刷されるようになっている。
ここで、a1〜a3の3つの版面、b1〜b3の3つの版面、c1〜c3の3つの版面はそれぞれがワンセットであり、ワンセットの3つ版面の凹部パターンにそれぞれ異なる色彩のインクを用いて重ね印刷をすることで一つのカラフルな図柄を描くことができるようになっている。
また、版面b1〜b3には版面a1〜a3とそれぞれ同一の形状で版面a1〜a3よりも大きいサイズの凹部パターンが形成され、版面c1〜c3には版面a1〜a3乃至版面b1〜b3とそれぞれ同一の形状で版面b1〜b3よりも更に大きいサイズの凹部パターンが形成されている。
従って、このような版板22を使用すれば、1枚の版板22で大中小3種類のサイズの図柄を印刷することが可能であり、後述するように、図柄の種類などに加えて図柄のサイズの指定を利用者から受け付けるステップと、指定された種類、サイズの図柄を印刷するための版板22を選択して版板テーブル51に載置するステップとを実行するようにされたネイルアート装置においては、利用者から図柄の種類の指定を受けた段階で、図柄のサイズの指定を待つことなく、版板22の版板テーブル51への載置動作を開始することが可能となり、装置の稼働時間を短縮させることが可能となる。
なお、凹部パターンの形状を単純に小さくしていくと印刷のかすれなどの不都合を生じる場合があるので、小さいサイズの凹部パターン(上の例では版面a1〜a3の凹部パターン)については、対応する大きいサイズの凹部パターン(上の例では版面b1〜b3や版面c1〜c3の凹部パターン)と完全に相似の形状ではなく、かすれなどの不都合を生じないように変形(デフォルメ)させた凹部パターンを形成することも可能である。
また、版板22の円周上にはチャック溝22a及び方向溝22bが形成されている。
このチャック溝22aは、上記版板取替ユニット20のハンド23による把持を受けるためのものであり、ハンド23をチャック溝22aに嵌合させて把持を行うようにすることで、版板22を確実に把持することを可能にし、版板テーブル51上への版板22のセット及び版板置台21への版板22の収納に際して版板22の向きを常に同一にできるようになっている。また、方向溝22bは、版板テーブル51に突設された方向ピン51aに嵌合させて版板22をセットすることにより、版板テーブル51と版板22の回転角を一対一に対応させ、各版面の位置の把握及びその制御を可能とし、更には、オペレータが版板置台21に張り渡された不図示のバーに方向溝22bに嵌合させて版板22をセットすることで、ハンド23がチャック溝22aで版板22を把持できる正しい方向に版板22が配置されるようにするものである。
インク供給ユニット30は、種々の色彩の水性インクを収容する複数(例えば12個)のインクタンク31、各インクタンク31に接続され、定量のインクを吐出させる複数のロータリー式のチューブポンプ32、それぞれのチューブポンプ32に接続された複数のインクノズル33aを下面に有するインクヘッド33、インクヘッド33を図2〜4に示すスタンバイ位置と、版板テーブル51上のインク吐出位置との間で移動させるための駆動装置34などから構成されている。
パッドユニット40は、ガイド41に摺動自在に取り付けられたフレーム42、当該フレームに支持されるエアシリンダ43、当該エアシリンダにより上下方向に駆動され、版板22から転写される水性インクを担持することができる表面44aを有するパッド44、上記ガイド41上においてフレーム42を前後方向(図2、3中の矢印Xの方向)に駆動するためのモータ45、及び、上記フレーム42に取り付けられたCCDカメラ46などから構成されており、版板テーブル51及び指保持ユニット10上においてパッド44を上下動させることによるインクの転写及び再転写並びに後述のクリーナーテーブル81上においてパッド44を上下動させることによるパッド表面44aからのインク除去などの動作を行いうるようにされている。
版板テーブルユニット50は、版板22を載置するための円形の版板テーブル51、磁力によってテーブル51上の版板22を保持するための不図示の電磁石、及び、版板テーブル51を回転させるためのモータ52などから構成されている。なお、版板テーブル51には、版板テーブル51上の版板22の有無を検知するための磁気センサー51bが埋め込まれ、版板テーブル51上に版板22が重ねて載置されるなどの事故を防止するためのシステムの組み込まれている。
スキージユニット60は、その拡大説明図が図7に示されており、先端61aが尖った金属製のブレード状の部材であるスキージ61、2つのエアシリンダ63、64及び長尺テープ供給装置65を備えている。
スキージ61は、略中央部の回転軸63aにおいてエアシリンダ63のプランジャー先端に回転自在に取り付けられた取付ロッド62の一端側にねじ止めされ、取付ロッド62の他端側は、エアシリンダ64のプランジャー先端の回転軸64aに回転自在に取り付けられており、エアシリンダ63のプランジャーを出入させることによりスキージ61を左右方向(図4、7の矢印Yの方向)に駆動し、エアシリンダ64のプランジャーを出入させることにより取付ロッド62を回転軸64aの周りに回転させ、スキージ先端61aの高さ方向(図4、7の矢印Zの方向)の位置を調整できるようになっている。
長尺テープ供給装置65は、送りロール65a、受けロール65b、計測ローラ65c、誘導ロッド65f、65g及び例えば5〜30mmΦ程度の径の円柱状の形状を有する清掃ロッド65hを備えており、不図示のモータにより受けロール65bを回転させることにより、送りロール65aから引き出される長尺の紙テープ65iが、計測ローラ65c、誘導ロッド65f、65g及び清掃ロッド65hを経て受けロール65bに巻き取られるようになっている。なお、清掃ロッド65hはその上端が版板テーブル51にセットされた版板22の上面よりも例えば1〜15mm程度高い位置となるように、誘導ロッド65gはその下端が清掃ロッド65hの上端よりも例えば3〜20mm程度低い位置となるように設置されている。
また、上記計測ローラ65cには、計測ローラととも回りする歯車65dが取り付けられ、歯車の通過を検知する磁気センサー65eによって長尺テープ65iの巻き取りに伴うローラ65cの回転角を計測し、これにより長尺テープ65iの巻取量を検知できるようになっている。
図8は、上記スキージユニット60の動作を示す説明図である。
図8(a)のスタンバイ状態において、インクヘッド33から所定の色彩のインクが版板テーブル51上の版板22に滴下されると、エアシリンダ63のプランジャーが伸長してスキージ61を版板テーブル51上まで前進させる(図8(b))。
続いて、エアシリンダ64のプランジャーが伸長してスキージ先端61aが版板22に当接する位置までスキージ61を降下させる(図8(c))。
続いて、スキージ先端61aの高さをこの位置に保ったまま、エアシリンダ63のプランジャーが後退することで、スキージ61が版板22を掃引し、所定の転写位置(後述のステップS7においてパッド44が当接する位置)にセットされた版面の凹部パターンにインクを流し込むとともに、凹部パターン以外のインクを掻き取っていく。
スキージ61は、版板22を離れた後も後退を続け、スキージ先端61aは、清掃ロッド65hに巻掛けられた長尺テープ65iに当接し(図8d)、その円周上をなぞるように移動した後、清掃ロッド65hと誘導ロッド65gとの間に張り渡された長尺テープ65iに沿うようにして図8(e)の位置まで移動して停止する。
このとき、スキージ先端61a付近に付着したインクは、清掃ロッド65hの外周の長尺テープ65i及び清掃ロッド65hと誘導ロッド65gとの間の長尺テープ65iによりぬぐい取られて除去される。
上記動作が完了すると、スキージは図8(a)のスタンバイ状態に復帰し、不図示のモータが受けロール65bを回転させて長尺テープ65iの巻き取りを行い、清掃ロッド65hの外周、及び、清掃ロッド65hと誘導ロッド65gとの間のインクの付着した長尺テープ65iは受けロール65b側に移動し、これらの部分には長尺テープ65iの清新な面(インクの付着していない面)が張り渡されることになる。
なお、誘導ロッド65gの下端から清掃ロッド65h上端へ導かれる長尺テープ65iは、これらのロッドの前記した位置関係により誘導ロッド65gから清掃ロッド65hに向けて2〜20度程度の角度で上方に傾斜するように張り渡されることになり、この傾斜の効果により、スキージ61が図8(e)から図8(a)のスタンバイ状態に移行した際に生じる長尺テープ65iの弛みが防止乃至軽減されており、これにより、長尺テープ65iの巻き取りを行った際に計測ローラ65cが空回りして巻取量の計測が不能又は不正確となることが防止されている。
図3中、符号70で示される部分は、版板洗浄ユニットである。
版板洗浄ユニット70は、下面に洗浄ブラシ及び洗浄水ノズルを有するヘッド部71と、このヘッド部71を図3に示すスタンバイ位置と版板テーブル51上の洗浄位置との間で移動させるためのエアシリンダ72を備えており、制御装置により指定される所定のタイミングでヘッド部71を版板テーブル51上に移動させ、上記洗浄水ノズルから洗浄水を吐出させながら、洗浄ブラシを前後動させ、また、版板テーブル51を正逆方向に小刻みに繰り返して回動させることにより、版板テーブル51に載置された版板22の洗浄を行う。
図2、3中符号80で示される部分は、パッド拭取ユニットである。
パッド拭取ユニット80は、クリーナーテーブル81、粘着面を外側に向けた粘着テープが巻き付けられた送りリール82、及び、不図示の駆動手段により回転し、送りリール82からクリーナーテーブル81の上面を介して案内される粘着テープを巻き取るようにされた受けリール83から構成されており、パッド44をクリーナーテーブル81上の粘着テープに当接させることで、パッド表面44aに付着したインクの除去が行われるようになっている。
制御装置は、中央演算装置(CPU)及びROM、RAM、ハードディスクなどの各種記録媒体を備えるパーソナルコンピュータ及びこれに接続されたファームウェアから構成され、上記各ユニット10〜80及び画像表示部16との間で信号の授受を行うことで、これらの制御を行うものである。
以下、図9に示すフローチャートに従って本実施形態に係るネイルアート装置1の動作を説明する。
コイン投入口15へのコイン投入が検知されると、制御装置からの信号により画像表示部16に図10に示す図柄選択画面90が表示され、利用者の指爪に印刷される図柄の選択が受け付けられる(ステップS1)。
図柄選択画面90は、指爪に印刷される複数の図柄の選択肢が配列される選択肢ウィンド90a、選択肢ウィンド90aの選択肢を左右にスクロールさせるためのスクロールボタン90b、90c、選択された図柄を拡大して表示するための図柄表示ウィンド90d、図柄のサイズ(大中小)を指定するためのサイズ指定ボタン90e及び決定ボタン90fから構成されており、利用者は、選択肢ウィンド90aの選択肢及びサイズ指定ボタン90eにタッチすることで好みの図柄及びサイズを選択し、決定ボタン90fにタッチすることで図柄の選択を確定することができる。
ステップS1において決定ボタン90fが操作されると画像表示部16には図11に示す印刷位置指定画面91が表示され、指爪上における印刷位置及び図柄サイズの受付が行われる(ステップS2)。なお、このとき、パッドユニット40のフレーム42は、CCDカメラ46が指保持部10の直上となる位置(ホームポジション)に位置している。
図示されるように印刷位置指定画面91は、CCDカメラ46により撮影された指保持ユニット10内の利用者の指爪付近の画像にステップS1で選択された図柄91bが重ね合わされて表示される撮影画像ウィンド91a、印刷位置を調整するための上下移動ボタン91c、91d、図柄選択画面90と同様のサイズ指定ボタン91e及び決定ボタン91fから構成されており、利用者が上下移動ボタン91c、91dにタッチすることにより、画像表示ウィンド91a内の図柄91bを上下に移動させ、利用者の指爪上における印刷の場所を指定できるようになっている。
また、印刷位置指定画面91においてもサイズ指定ボタン91eにタッチすることで図柄のサイズを指定(変更)することが可能となっており、サイズが変更されると、これに合わせて図柄表示ウィンド91aの図柄91bの表示サイズも変更されるようになっている。
ステップS1において決定ボタン90fが操作されて図柄の選択が確定すると、上記ステップS2の処理に並行して、版板22の版板テーブル51へのセットが実行される(ステップS3)。
即ち、制御装置は、ステップS1において選択された図柄を印刷するための版板22を指定する制御信号を版板取替ユニット20に送信し、版板取替ユニット20は、指定された版板22を版板置台21からピックアップし、版板テーブル51にセットする。
ステップS2、S3の処理が完了すると、ステップS1、S2において受け付けた図柄、サイズ、印刷位置についてのデータに基づいて制御装置が生成した制御信号が各ユニット10〜80に送信され、順次以下のステップS4〜11が実行される。
即ち、ステップS4では、版板テーブルユニット50が動作し、版板テーブル51が回転して、印刷に使用されるいずれかの版面が所定の転写位置(ステップS7においてパッド44が当接する位置)にセットされる。
ステップS5では、インク供給ユニット30が動作し、インクヘッド33がスタンバイ位置から版板テーブル51上のインク吐出位置に移動し、選択された図柄毎に定められたインクタンク31のインクが転写位置の版面近傍の所定位置に定量吐出される。
ステップS6では、スキージユニット60が動作し、スキージ61が図8(a)〜(e)に示す一連の動作を実行し、版板22上のインクが掃引されて、印刷位置の版面に形成された凹部パターンにインクが流し込まれ(塗布され)るとともに凹部パターン以外のインクが除去され、更に、これによりスキージ61に付着したインクの除去が行なわれる。また、この一連の動作が完了し、スキージ61が図8(a)のスタンバイ位置に復帰すると、受けロール65bが回転して所定長の長尺テープ65iの巻き取りが行われる。
ステップS7では、パッドユニット40が動作し、パッド44が版板テーブル51上の位置に移動した後に下降して転写位置にセットされている版面に当接し、当該版面の凹部パターンに塗布されたインクがパッド表面44aに転写される。
ステップS8では、パッドユニット40は、パッド44を指保持ユニット10上のステップS2において受け付けられた印刷位置に移動させた後にパッド44を降下させて利用者の指爪に当接させ、パッド表面44aに転写されたインクを当該指爪上に再転写させる。このとき、パッド44の押圧力によって利用者の指は圧縮されて指の腹部から指爪下側までの高さは小さくなるが、この押圧力によって弾性部材12aも圧縮されて指爪置台12が下方に沈み込み、指置台11と指爪置台12の段差hが適度な高さになって指爪を下方から支持することになるため、この再転写の際に、利用者が指爪を上方に引っ張られるような不快感を感じたり、指爪が下方に曲がって印刷にずれを生じるなどの不都合は生じない。
また、利用者の選択した図柄のサイズが大きすぎるなどのために、パッド44のインクが指爪からはみ出してしまう場合でも、指爪置台12上部の回転部材12bは保護テープ13によりカバーされているため、はみ出したインクで指爪置台12が汚れてることが防止されている。そして、指爪から指爪上へのインクの転写を終えてパッド44が上昇すると、受けリール13bの回転により所定長の保護テープ13の巻き取りが行われて指爪置台12上には保護テープ13の清新な面が引き出され、次の印刷の際に利用者の指爪の裏側が汚されることが防止される。
ステップS9では、パッドユニット40は、パッド44をクリーナーテーブル81上に移動させた後にパッド44を下降させ、クリーナーテーブル81上の粘着テープに当接させて、表面44aに残ったインクの除去を行う。この除去が行われると、受けリール83が回転して粘着テープの巻き取りを行い、粘着テープの清新な面がクリーナーテーブル81上に引き出される。
上記ステップS4〜S9は、ステップS1において選択された図柄が、複数(n個)の版面の凹部パターンを用いた重ね印刷により形成されるものである場合には、その版面数の回数(n回)繰り返して実行される。この場合、ステップS4でセットされる版面及びステップS5で吐出されるインクの色彩は、各印刷毎に設定されているものが選択される。
ステップS4〜S9による印刷が完了すると、版板洗浄ユニット70が動作し、ヘッド部71を版板テーブル51上の洗浄位置に移動させ、洗浄水ノズルから洗浄水を吐出させながら、洗浄ブラシを前後動させ、また、版板テーブル51を正逆方向に小刻みに繰り返して回動させることにより、版板22上のインク残渣の洗浄を行い、その後、版板テーブルユニット50が版板テーブル51を高速で回転させて版板22を乾燥させる(ステップS10)。
最後に版板取替ユニット20が、ハンド23を駆動して、版板テーブル51上の版板22を版板置台21の元の収納位置に収納する(ステップS11)。
以上、一実施形態に基づいて本発明のネイルアート装置を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載される範囲において種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、指爪置台がウレタンゴムなどの弾性部材により下方より支持される場合について説明したが、ここでは、パッドの押圧力により指爪置台と指置台の段差が小さくなることが本質であり、例えば、指爪置台自体をゴムなどの弾性部材で形成し、パッドの押圧力により指爪置台の高さが圧縮されてこの段差が小さくなるようにすることが可能であり、その他、パッドの押圧力によりこの段差を小さくできる任意の構成を採用することができる。
また、長尺テープ供給装置の清掃ロッドは、必ずしも円柱状の形状であることは必要でなく、清掃ロッド上の長尺テープに沿うようにスキージを移動させることで好適にスキージのインクを除去することができる任意の形状を採用することが可能であり、また長尺テープは、紙テープに限らず、インクの拭取性に優れ、スキージの当接により容易に破断しない任意の材質の長尺テープを使用することが可能である。
その他、上記実施形態におけるネイルアート装置の構造乃至動作の詳細は例示的なものであり、特許請求の範囲に記載の範囲内においてこれらの追加、変更、削除を行うことが可能である。
本発明の一実施形態に係るネイルアート装置の正面図 図1のネイルアート装置のA−A断面図 図1のネイルアート装置のB−B断面図 図1のネイルアート装置の図2におけるC−C断面図 (a)は、指保持ユニットの詳細を示す拡大斜視説明図。(b)、(c)は、その断面説明図。 版板テーブルに載置された例示的な版板22の態様を示す説明図。 スキージユニットの構成を示す拡大説明図。 スキージユニットの動作態様を示す説明図。 本発明の一実施形態に係るネイルアート装置の動作を示すフローチャート。 画像表示部に表示される図柄選択画面を示す説明図。 画像表示部に表示される印刷位置指定画面を示す説明図。 従来のネイルアート装置の指保持部の構造を示す説明図。
符号の説明
1・・・ネイルアート装置、10・・・指保持ユニット(指保持部)、10a・・・ベース、11・・・指置台、12・・・指爪置台、12a・・・弾性部材、12b・・・回転部材、12c・・・支軸、13・・・保護テープ、13a・・・送りリール、13b・・・受けリール、14・・・指はさみ、15・・・コイン投入口、16・・・画像表示部、20・・・版板取替ユニット、21・・・版板置台、22・・・版板、22a・・・チャック溝、22b・・・方向溝、23・・・ハンド、24・・・エアシリンダー、25・・・ガイド、30・・・インク供給ユニット、31・・・インクタンク、32・・・チューブポンプ、33・・・インクヘッド、34・・・駆動装置、40・・・パッドユニット、41・・・ガイド、42・・・フレーム、43・・・エアシリンダー、44・・・パッド、44a・・・パッド表面、45・・・モータ、46・・・CCDカメラ、50・・・版板テーブルユニット、51・・・版板テーブル、51a・・・方向ピン、51b・・・磁気センサー、52・・・モータ、60・・・スキージユニット、61・・・スキージ、61a・・・スキージ先端、62・・・取付ロッド、63・・・エアシリンダ、63a・・・回転軸、64・・・エアシリンダ、64a・・・回転軸、65・・・長尺テープ供給装置、65a・・・送りロール、65b・・・受けロール、65c・・・計測ローラ、65d・・・歯車、65e・・・磁気センサー、65f、65g・・・誘導ロッド、65h・・・清掃ロッド、65i・・・長尺テープ、70・・・版板洗浄ユニット、71・・・ヘッド部、72・・・エアシリンダー、80・・・パッド拭取ユニット、81・・・クリーナーテーブル、82・・・送りリール、83・・・受けリール、90・・・図柄選択画面、90a・・・選択肢ウィンド、90b、90c・・・スクロールボタン、90d・・・図柄表示ウィンド、90e・・・サイズ選択ボタン、90f・・・決定ボタン、91・・・印刷位置指定画面、91a・・・撮影画像ウィンド、91b・・・図柄、91c、91d・・・上下移動ボタン、91e・・・サイズ選択ボタン、91f・・・決定ボタン

Claims (6)

  1. 版面にインクを供給するためのインク供給手段と、
    前記インク供給手段により供給されたインクを前記版面に形成された凹部パターンに塗布するためのスキージと、
    長尺テープを収容する送りロールと、前記送りロールから引き出される長尺テープを巻き取る受けロールとを有する長尺テープ供給手段と、
    前記凹部パターンに塗布されたインクを表面に転写させ、当該表面に転写されたインクを指爪に再転写させるパッドとを備えるネイルアート装置であって、
    前記凹部パターンへのインクの塗布により前記スキージに付着したインクが、前記スキージを前記送りロールから引き出された前記長尺テープに当接させた状態で前記長尺テープの長手方向に移動させることにより除去されることを特徴とするネイルアート装置。
  2. 前記長尺テープ供給手段が、前記送りロールと前記受けロールの中間に配置され、前記送りロールから引き出された前記長尺テープが巻掛けられる円柱状の清掃ロッドを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のネイルアート装置。
  3. 前記長尺テープ供給手段が、前記送りロールと前記清掃ロッドの中間に配置され、前記送りロールから引き出された前記長尺テープが巻掛けられる誘導ロッドを更に備え、
    前記長尺テープが、前記清掃ロッドから前記誘導ロッドに向けて下方に傾斜するように前記清掃ロッドから前記誘導ロッド間に張り渡されることを特徴とする請求項2に記載のネイルアート装置。
  4. 前記凹部パターンへのインクの塗布により前記スキージに付着したインクが、前記スキージを前記送りロールから引き出された前記長尺テープに当接させた状態で前記清掃ロッド上の位置から前記清掃ロッドと前記誘導ロッドとの中間の位置まで移動させることにより除去されることを特徴とする請求項3に記載のネイルアート装置。
  5. 所定間隔毎に、前記清掃ロッド上の位置から前記中間の位置までの長尺テープが前記清掃ロッドよりも前記受けロール側に巻き取られることを特徴とする請求項4に記載のネイルアート装置。
  6. 前記長尺テープが紙テープであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のネイルアート装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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