JP3099841U - ピアノペダル保温マット - Google Patents
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Abstract
【目的】冬期間に冷えたピアノペダルを短時間に暖め,梅雨期や冬期に使用する暖房によってピアノが何よりも嫌う湿気による損耗を,簡便な方式で補うことができる器具を提供する。
【構成】電熱式の布状の保温マット1はピアノカバー2の内側に装着する後付けができ,ピアノペダルの裏のえぐり部分に保温マット1を固着する。
【選択図】図1
【構成】電熱式の布状の保温マット1はピアノカバー2の内側に装着する後付けができ,ピアノペダルの裏のえぐり部分に保温マット1を固着する。
【選択図】図1
Description
【0001】
[産業上の利用分野]
この考案は,冬期間や梅雨期に体験するピアノペダルの冷たさや,室温の寒暖差により発生する結露現象の湿気によるピアノ弦の錆びや,打鍵機構ほかピアノ内部全般に悪影響を起す湿気を除去してピアノ損耗を最小限に防止し,一年を通じて快適に使用できるアップライト型ピアノのペダル保温マット(1)に関するものである。
【0002】
[従来の技術]
従来このようなピアノペダルの保温器具やピアノペダル保温を兼ねた除湿器具はない。
【0003】
[考案が解決しようとしている課題]
ピアノのペダルは金属で造られているため,冬期間に暖房を切ったあとは室温の低下と共に冷え,暖房を開始してもペダルは室温の高さまで上昇するのに時間を要する。ピアノペダルは演奏上必要欠くべからざるものであり,履物なしでは冷たいペダルは不快感がある。又,室温の変化によって生じるる結露現象の湿気によつてピアノケース内(3)にあるピアノ弦の錆びや打鍵機構などの腐食を促進することが防止できることをペダル保温と同時に行うことを目的としている。
【0004】
[問題を解決するための手段]
上記目的を達成するため,電気回路図[図 2]に示すように摂氏20度を下限30度を上限として作動する温度サーモユニット(6)を内臓する電源アダプター(7)を経て布状のピアノペダル保温マツト(1)を袋状のピアノペダルカバー(2)の内側に後付け用として装着する。[図−1]
固着式はピアノ生産段階でピアノペダルの裏のえぐり部分(10)に保温マット(1)を組み込むことでペダルの保温とペダル奥までを伝導熱で暖めることによりピアノケース(3)内が一定温度で暖まることで,温度変化による結露現象を防止する。〔図9〕
【0005】
[作 用]
後付け用は,袋状のピアノペダルカバー(2)の内側に保温マット(1)を筒状に挿入し[図−1]の状態にして電源と接続する。
固着式は,ピアノの生産段階でペダルの裏側のえぐり部分(10)に保温マット(1)を[図−9]の如く固着し電源コードをピアノケース(3)内部から[図−12]の如くケースの外に出して電源と接続する。
【0006】
[考案の効果]
本考案は以上説明したように構成されているので以下に記載されるような効果を奏する。
金属材料で造られているピアノペダル(4)は室温が低下している時には冷え切っており,室温を上昇させてもペダルの温度は室温とは比例して上昇せず,ピアノ使用時に不快感があるが,保温マット(1)を作動させることにより短時間で暖めることができる。又,ピアノケース(3)内まであるペダルの奥まで熱伝導によつて暖められるので,概密閉されているピアノケース(3)内部がいつも一定温度を保つことができて結露の発生が無く,更にケース内部へのピアノ乾燥剤の必要も無くなり,ピアノに最適な温度22度湿度50度から60度を保つことができ,快適にピアノが使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】ピアノペダル保温マットの仕組みを示す斜視図
【図 2】ピアノペダル保温マット電気回路図
【図 3】ピアノペダルの平面図
【図 4】ピアノペダルの背面図
【図 5】ピアノペダルの断面図 A−A‘
【図 6】保温マットの平面図
【図 7】後付け用の保温マットの使用例を示す平面図
【図 8】保温マットをペダルカバーに挿入してペダルに装着した断面図 B−B‘
【図 9】ピアノペダルの裏のえぐり部分に保温マットを固着した背面図
【図10】ピアノペダルの裏のえぐり部分に固着した保温マットの断面図 C−C‘
【図11】後付け用の保温マットの使用例を示す正面図
【図12】固着式の保温マットの使用例を示す正面図
【符号の説明】
1 保温マット
2 ピアノペダルカバー
3 ピアノケース
4 ピアノペダル
5 ペダルセンターピン
6 温度サーモユニット
7 電源アダプター
8 電気コード
9 プラグ
10 ピアノペダル裏のえぐり部分
[産業上の利用分野]
この考案は,冬期間や梅雨期に体験するピアノペダルの冷たさや,室温の寒暖差により発生する結露現象の湿気によるピアノ弦の錆びや,打鍵機構ほかピアノ内部全般に悪影響を起す湿気を除去してピアノ損耗を最小限に防止し,一年を通じて快適に使用できるアップライト型ピアノのペダル保温マット(1)に関するものである。
【0002】
[従来の技術]
従来このようなピアノペダルの保温器具やピアノペダル保温を兼ねた除湿器具はない。
【0003】
[考案が解決しようとしている課題]
ピアノのペダルは金属で造られているため,冬期間に暖房を切ったあとは室温の低下と共に冷え,暖房を開始してもペダルは室温の高さまで上昇するのに時間を要する。ピアノペダルは演奏上必要欠くべからざるものであり,履物なしでは冷たいペダルは不快感がある。又,室温の変化によって生じるる結露現象の湿気によつてピアノケース内(3)にあるピアノ弦の錆びや打鍵機構などの腐食を促進することが防止できることをペダル保温と同時に行うことを目的としている。
【0004】
[問題を解決するための手段]
上記目的を達成するため,電気回路図[図 2]に示すように摂氏20度を下限30度を上限として作動する温度サーモユニット(6)を内臓する電源アダプター(7)を経て布状のピアノペダル保温マツト(1)を袋状のピアノペダルカバー(2)の内側に後付け用として装着する。[図−1]
固着式はピアノ生産段階でピアノペダルの裏のえぐり部分(10)に保温マット(1)を組み込むことでペダルの保温とペダル奥までを伝導熱で暖めることによりピアノケース(3)内が一定温度で暖まることで,温度変化による結露現象を防止する。〔図9〕
【0005】
[作 用]
後付け用は,袋状のピアノペダルカバー(2)の内側に保温マット(1)を筒状に挿入し[図−1]の状態にして電源と接続する。
固着式は,ピアノの生産段階でペダルの裏側のえぐり部分(10)に保温マット(1)を[図−9]の如く固着し電源コードをピアノケース(3)内部から[図−12]の如くケースの外に出して電源と接続する。
【0006】
[考案の効果]
本考案は以上説明したように構成されているので以下に記載されるような効果を奏する。
金属材料で造られているピアノペダル(4)は室温が低下している時には冷え切っており,室温を上昇させてもペダルの温度は室温とは比例して上昇せず,ピアノ使用時に不快感があるが,保温マット(1)を作動させることにより短時間で暖めることができる。又,ピアノケース(3)内まであるペダルの奥まで熱伝導によつて暖められるので,概密閉されているピアノケース(3)内部がいつも一定温度を保つことができて結露の発生が無く,更にケース内部へのピアノ乾燥剤の必要も無くなり,ピアノに最適な温度22度湿度50度から60度を保つことができ,快適にピアノが使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】ピアノペダル保温マットの仕組みを示す斜視図
【図 2】ピアノペダル保温マット電気回路図
【図 3】ピアノペダルの平面図
【図 4】ピアノペダルの背面図
【図 5】ピアノペダルの断面図 A−A‘
【図 6】保温マットの平面図
【図 7】後付け用の保温マットの使用例を示す平面図
【図 8】保温マットをペダルカバーに挿入してペダルに装着した断面図 B−B‘
【図 9】ピアノペダルの裏のえぐり部分に保温マットを固着した背面図
【図10】ピアノペダルの裏のえぐり部分に固着した保温マットの断面図 C−C‘
【図11】後付け用の保温マットの使用例を示す正面図
【図12】固着式の保温マットの使用例を示す正面図
【符号の説明】
1 保温マット
2 ピアノペダルカバー
3 ピアノケース
4 ピアノペダル
5 ペダルセンターピン
6 温度サーモユニット
7 電源アダプター
8 電気コード
9 プラグ
10 ピアノペダル裏のえぐり部分
Claims (2)
- 冷えたピアノペダルを袋状のピアノペダルカバー(2)の内側に装着してピアノペダルに履かせ暖める電熱式の保温マツト(1)。
- ピアノペダル裏側のえぐり部分(10)に固着することによりピアノペダル奥までの全体を暖めピアノケース(3)内部までをも暖めて一定温度を保たせ室温の温度変化を減少させ湿気を防止する保温マット(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003963U JP3099841U (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | ピアノペダル保温マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003963U JP3099841U (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | ピアノペダル保温マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3099841U true JP3099841U (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=43253519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003963U Expired - Fee Related JP3099841U (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | ピアノペダル保温マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099841U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112397042A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-02-23 | 德清浦赛尔钢琴有限公司 | 一种少儿钢琴学习用的电子钢琴支撑装置 |
-
2003
- 2003-05-29 JP JP2003003963U patent/JP3099841U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112397042A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-02-23 | 德清浦赛尔钢琴有限公司 | 一种少儿钢琴学习用的电子钢琴支撑装置 |
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Legal Events
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