JP3099817U - 蓄光材を利用した誘導・標識構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、蓄光材を路盤の舗装材の凹部に充填して誘導・表示を行った例はあったが、図柄や文字が路盤に固定されてしまうので、表示の変更や情報の更新ができず、不便であった。
【解決手段】グレーチングG1の上面に嵌合用凹部21を設けて該嵌合用凹部に図柄や文字を蓄光性主原料を用いて表示した嵌合板11を嵌脱自在に嵌合させることにより、該嵌合板の向きを変更したり、該嵌合板自体を交換することで、表示の変更や情報の更新が自在にできるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】グレーチングG1の上面に嵌合用凹部21を設けて該嵌合用凹部に図柄や文字を蓄光性主原料を用いて表示した嵌合板11を嵌脱自在に嵌合させることにより、該嵌合板の向きを変更したり、該嵌合板自体を交換することで、表示の変更や情報の更新が自在にできるようにした。
【選択図】 図1
Description
本考案は、蓄光材を利用した誘導・標識構造体に関し、詳しくは、次(イ)から(ヘ)のような誘導・標識構造体に関する物である。
(イ)グレーチング本体の上面略中央に正方形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上面と略同一平面になるように形成された正方形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
(イ)グレーチング本体の上面略中央に正方形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上面と略同一平面になるように形成された正方形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
(ロ)グレーチング本体の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
(ハ)グレーチング本体を、鋳物製の上層と、ステンレススチール製の下層を固着させて一体として形成し、グレーチング本体の上層の上面略中央に正方形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上層の上面と略同一平面になるように形成された正方形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体の下層の下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる誘導・標識構造体。
(ニ)グレーチング本体を、鋳物製の上層と、ステンレススチール製の下層を固着させて一体として形成し、グレーチング本体の上層の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上層の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体の下層の下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる誘導・標識構造体。
(ホ)マンホールの蓋に設けられた凹部の一部または全部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を充填固化させて形成してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
(ヘ)マンホールの蓋の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がマンホールの蓋の凸部の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
従来、蓄光材を用いた製品としては、釣りのルアーや携帯電話のストラップ、マスコットキャラクター(人形)等の趣味的分野の他、電球の笠、ヘルメットや非常持ち出し袋等の防災用品等があった。
また避難誘導の分野においては、現在、建築物における非常口プレートに用いられ始めており(下記特許文献2)、さらに道路関係においては、点字ブロックやインターロッキングブロック等の路盤材に蓄光材を用いて矢印等を表示している例がある(下記特許文献1、3、4)。あるいは、蓄光材を用いたプレートを建築物の床に貼着するという発明も存在する(下記特許文献2)。
しかしながら、側溝に載置されるグレーチングやマンホールに載置されるマンホールの蓋等の固定されない路面上の構造体に蓄光材が用いられた例はみられなかった。
また、マンホールの蓋に彩色を施したり、顔料を混合した樹脂等を一部または全面に充填した製品はあったが、蓄光材が用いられた例はみられなかった。
要するに、側溝に載置されるグレーチングやマンホールに載置されるマンホールの蓋等、固定されない路面上の構造体において蓄光材を用いて誘導表示、あるいは標識表示を行っている例は存在せず、この分野は未開拓の分野であるといいうる。
特開平9−25617号公報
特開平11−24618号公報
特開2001−148090号公報
特開2002−220818号公報
解決しようとする問題点は、以下のとおりである。すなわち、道路は、車両や自転車、歩行者の通行空間として重要な存在であり、交通安全上の分野において、また避難誘導や交通誘導や案内表示の分野において、様々な情報が、路面に表現されている。また、最近では、マンホールの蓋に様々な絵柄が描かれているものも多い。
これら路面上の情報や絵柄は、塗料をもって路面上に描かれるものが主体であるが、夜間に照明のない場合、あるいは照明があっても弱かったり遠かったりした場合には視認し難く、その対策として、蛍光材あるいは蛍光体を用いたり、反射板を用いたり、さらには発光ダイオード等の発光体を用いて視認を容易ならしめる工夫がなされてきた。
しかし、蛍光材、蛍光体反射板を用いる場合には、車両等独自の光源を有するものにおいては反射光によりその視認は容易であるが、歩行者等独自の光源を有しないものにおいては、照明がない場合や弱い場合、あるいは遠い場合には、視認が困難であるという問題が生ずる。また、ある程度の照明があって視認は可能でも、色彩の識別までは困難であるケースも多い。さらに、老人や視力の弱い人にとっては、照明の程度や距離によっては、視認そのものが困難になる場合も少なくない。
さらに、発光ダイオード等の発光体を用いる場合には、歩行者等独自の光源を有しないものにおいてもその視認は容易であるものの、電源を必要とし、その構造が複雑なものとなり、設置費用もかさみ、故障等のトラブルも避け難い等の問題があった。
これらの問題点を解決するために、前記のように点字ブロックやインターロッキングブロック等の路盤材に蓄光材を用いて矢印等の図柄や文字等を表示する方法が考えられた。また、前記特許文献2の蓄光顔料入り非難誘導補助用具を路盤上に貼着しても同様の効果をあげえると考えられる。
しかしこれらは、一旦路盤に固定されると、その表示する方向を変更するのは難しく、かつ、表示内容に変更があったりした場合にも、情報の変更や更新等の対応は著しく困難であった。また、前記特許文献2の蓄光顔料入り非難誘導補助用具を路盤上に貼着した場合、該非難誘導補助用具は路盤面より高くなるので、交通の妨げになったり、あるいは車両や歩行者がその上を通行することにより剥離する可能性もある。
本考案は、上記課題を解決する手段として以下に述べる蓄光材を利用した路面用構造体を提供するものである。
(1)グレーチング本体の上面略中央に正方形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上面と略同一平面になるように形成された正方形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体を提供する。
(2)グレーチング本体の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体を提供する。
(3)グレーチング本体を、鋳物製の上層と、ステンレススチール製の下層を固着させて一体として形成し、グレーチング本体の上層の上面略中央に正方形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上層の上面と略同一平面になるように形成された正方形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体の下層の下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる誘導・標識構造体を提供する。
(4)グレーチング本体を、鋳物製の上層と、ステンレススチール製の下層を固着させて一体として形成し、グレーチング本体の上層の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上層の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体の下層の下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる誘導・標識構造体を提供する。
(5)マンホールの蓋に設けられた凹部の一部または全部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を充填固化させて形成してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体を提供する。
(6)マンホールの蓋の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がマンホールの蓋の凸部の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体を提供する。
本考案は、グレーチングやマンホールの蓋等の、路面上にあって固定されていない構造体の上面に、グレーチングにおいては、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部に充填固化してなる嵌合板を、グレーチング本体に設けられた嵌合用凹部に嵌脱自在に嵌合させて形成した、蓄光材を利用した誘導・標識構造体を提供するものである。
あるいはマンホールの蓋においては、上面の凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を充填固化して形成した、蓄光材を利用した誘導・標識構造体を提供するものである。
さらに、マンホールの蓋においては顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部に充填固化してなる嵌合板を、該マンホールの蓋の嵌合用凹部に嵌脱自在に嵌合させて形成した、蓄光材を利用した誘導・標識構造体を提供するものである。
本考案の蓄光材を利用した誘導・標識構造体は上記構成により、以下のような効果を齎すものである。
本考案の蓄光材を利用した誘導・標識構造体によれば、夜間あるいは暗所において、照明のない場所でも、本考案の蓄光材を利用した誘導・標識構造体が発光することにより、該誘導・標識構造体に記された諸情報や絵柄等の視認がきわめて容易に行える。
本考案の蓄光材を利用した誘導・標識構造体によれば、夜間あるいは暗所において、照明の弱い場所や照明から遠い場所でも、本考案の蓄光材を利用した誘導・標識構造体が発光することにより、該誘導・標識構造体に記された諸情報や絵柄等の視認が老人や視力の弱い人でもきわめて容易に行える。
本考案においては、蛍光材、蛍光体、反射板を用いず、自ら発光する蓄光材を用いるので、歩行者等独自の光源を有しないものにおいてもその視認はきわめて容易である。
本考案においては、発光ダイオード等の発光体とは異なり、電源が不要であるので、設置がきわめて容易であり、設置費用も安価で、故障等のトラブルもありえない。
本考案の誘導・標識構造体のうち、グレーチング本体上面に嵌合板を設けた例においては、嵌合板の上面が嵌合された状態でグレーチング本体の上面と略同一平面となるよう形成され、かつ嵌合板に設けられた誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部に充填された蓄光性主原料が、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面となるよう充填固化して形成されているので、歩行者や車両等の通行者の障害になることがなく、歩行者や車両等の通行により剥離するというおそれもない。
本考案の誘導・標識構造体のうち、マンホールの蓋の上面に嵌合板を設けた例においては、嵌合板の上面が嵌合された状態でマンホールの蓋の凸部の上面と略同一平面となるよう形成され、かつ嵌合板に設けられた誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部に充填された蓄光性主原料が、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面となるよう充填固化して形成されているので、歩行者や車両等の通行者の障害になることがなく、歩行者や車両等の通行により剥離するというおそれもない。
本考案の誘導・標識構造体のうち、グレーチング本体上面に嵌合板を設けた例において、嵌合板と嵌合用凹部をともに正方形状としたものについては、該嵌合板がグレーチング本体に嵌脱自在に嵌合されているので、該嵌合板と上記嵌合用凹部のなす角度を90°刻みで任意に変更可能である。
したがって、利用状況により、例えば上記嵌合板の誘導・標識表示用凹部に充填された蓄光性主原料により矢印が描き出されていたとすれば、該矢印の指す方向を90°刻みで任意に変更可能である。
したがって、このような場合に、蓄光性主原料により矢印を描き出した嵌合板を1種類用意するだけで、グレーチング本体の方向にかかわらず4方向の方位を示すことが可能となり、誘導・標識構造体として、きわめて応用範囲の広いものとすることができる。
本考案の誘導・標識構造体のうち、グレーチング本体上面に嵌合板を設けた例において、嵌合板と嵌合用凹部をともに円形状とした例においては、嵌合板がグレーチング本体に嵌脱自在に嵌合されているので、該嵌合板を上記嵌合用凹部内で回動可能であり、該嵌合板と上記嵌合用凹部のなす角度を任意な角度に変更可能である。
したがって、利用状況により、例えば嵌合板の誘導・標識表示用凹部に充填された蓄光性主原料により矢印が描き出されていたとすれば、該矢印の指す方向を任意な方向に変更可能である。
したがって、このような場合に、蓄光性主原料により矢印を描き出した嵌合板を1種類用意するだけで、360°の全範囲で任意の方位を示すことが可能となり、誘導・標識構造体として、さらに応用範囲の広いものとすることができる。
本考案の誘導・標識構造体のうち、グレーチング本体上面に嵌合板を設けた例においては、該嵌合板が正方形状のものであっても円形状のものであっても、該嵌合板が嵌脱自在に嵌合されているので、該嵌合板の表示内容を変更する必要が生じた場合において、該嵌合板を容易に脱抜し、新たな表示内容を表示した嵌合板を容易に嵌合させることができる。すなわち、路面上に固定された表示方法に比較して、情報の変更や更新がきわめて容易に行えるものである。
本考案の誘導・標識構造体のうち、グレーチング本体上面に嵌合板を設けた例において、グレーチング本体を上層と下層の2層構造としたものに関しては、嵌合板が嵌合される嵌合用凹部を有する上層を鋳物製とし、基盤となる下層をステンレススチール製としてあるので、嵌合用凹部を設ける上層に関しては鋳物の特性を生かして嵌合用凹部を設けるための工数の低減が図られ、基盤となる下層に関してはステンレススチールの特性を生かして重量の軽減が図られ、全体として嵌合用凹部を設けることが容易で、しかも重量の軽い誘導・標識構造体を実現し得るものである。
本考案の誘導・標識構造体のうち、グレーチング本体上面に嵌合板を設けた例においては、グレーチング本体下面に固着される脚部分に再生プラスチックを用いているので、従来のスチール材にゴムを装着した脚部分を有するグレーチングに比較して、脚部分の製造および本体への装着がきわめて容易で、製造工程全体の工数の低減と製造原価の低減に資するところがまことに大であり、かつまた、リサイクルも容易で、資源保護の観点からみても得るところは大である。
本考案の誘導・標識構造体のうち、マンホールの蓋の上面に設けられた凹部の一部または全部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を充填固化して形成した例においては、道路上に多数配置されているマンホールの蓋を誘導あるいは標識の表示盤として使用可能であり、照明の少ない街路等における夜間の歩行者誘導等に関し、多大な効果を有するものである。
また、マンホールの蓋に、公共施設や名所旧跡の名称や方向等を凹凸をもって表現し、このようなマンホールの蓋の凹部の一部または全部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を充填固化させて形成することにより、夜間に公共施設や名所旧跡の名称や方向等を光をもって浮き立たせて案内表示用の標識とするという効果を齎すことが可能である。
本考案の誘導・標識構造体のうち、マンホールの蓋の上面に嵌合板を設けた例においては、嵌合板と嵌合用凹部をともに円形状とし、さらに該嵌合板がマンホールの蓋に嵌脱自在に嵌合されているので、該嵌合板を上記嵌合用凹部内で回動可能であり、該嵌合板と上記嵌合用凹部のなす角度を任意な角度に変更可能である。
したがって、利用状況により、例えば嵌合板の誘導・標識表示用凹部に充填された蓄光性主原料により矢印が描き出されていたとすれば、該矢印の指す方向を任意な方向に変更可能である。
したがって、このような場合に、蓄光性主原料により矢印を描き出した嵌合板を1種類用意するだけで、360°の全範囲で任意の方位を示すことが可能となり、誘導・標識構造体として、さらに応用範囲の広いものとすることができる。
本考案の誘導・標識構造体のうち、マンホールの蓋の上面の嵌合用凹部に嵌合板を設けた例においては、該嵌合板が上記嵌合用凹部に嵌脱自在に嵌合されているので、該嵌合板の表示内容を変更する必要が生じた場合においても、該嵌合板を容易に脱抜し、新たな表示内容を表示した嵌合板を容易に嵌合させることができる。すなわち、路面上に固定された表示方法に比較して、情報の変更や更新がきわめて容易に行えるものである。
本考案の蓄光材を利用した路面用構造体を実施するための最良の形態を、別紙図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2に見るように、グレーチング本体G1の上面に枠体W1で囲繞された正方形状の嵌合用凹部21を設け、該嵌合用凹部21に該嵌合用凹部21と同形の正方形状の嵌合板11を嵌脱自在に嵌合させる。嵌合板11は、枠体W1によってその側面が、グレーチング本体G1の桟Sによってその下面が嵌合状態に保持される(桟Sは該嵌合用凹部21の部分が欠截されている)。また、嵌合板11は、その上面がグレーチング本体G1の上面と略同一平面となるように形成されている。(図2参照)
グレーチング本体G1の素材は鋳物あるいはステンレススチールとする。また、嵌合板11の素材は、合成樹脂あるいは金属あるいは木製とする。
嵌合板11には誘導・標識表示用凹部31が刻設されており、該誘導・標識表示用凹部31には顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料Tが充填固化されている。
蓄光性主原料Tには接着剤あるいは樹脂が混合されているので、蓄光性主原料Tの硬化により蓄光性主原料Tは誘導・標識表示用凹部31の内壁31a(図2参照)に強力に接着固着される。
また、蓄光性主原料Tは、その上面が嵌合板11の上面と略同一平面となるように充填固化して形成されている。(図2参照)
さらに、グレーチングG1の下部には、再生プラスチック製の脚41a,41bが固着されている。脚41a,41bの固着方法は、接着、溶着、貼着、螺着等、固着が容易かつ完全に行われるものであればその方法は問わない。
この実施例1では、嵌合板11に設けられる誘導・標識表示用凹部31は矢印型をなし、したがって誘導・標識表示用凹部31に充填される蓄光性主原料Tも矢印型をなす。実施例1では、矢印型をなす蓄光性主原料Tが添付された文字Lと相俟って、全体が避難地の方向を示す誘導標識となっている。
この実施例1においては、誘導・標識表示用凹部31と嵌合板11は同一寸法の正方形状に形成され、嵌合板11は誘導・標識表示用凹部31に嵌脱自在に嵌合されているので、嵌合板11が誘導・標識表示用凹部31に対して有する水平方向の角度を90°刻みで変化させることが可能であり、結果として、図3aから図3dに示すように4通りの表示が可能である。
この実施例1では、嵌合板11に設けられる誘導・標識表示用凹部31は矢印型をなし、したがって誘導・標識表示用凹部31に充填される蓄光性主原料Tも矢印型をなしているので、嵌合板11を図3aから図3dに示す4通りの嵌合状態とすることにより、グレーチング本体G1を固定した状態で90°刻みで4通りの方角を表示することが可能である。
図4には、本考案の実施例1の誘導・標識構造体の使用状態の縦断面図を示す。路面Rに埋設された側溝Cの段部Dに、グレーチング本体G1の下面に固着された脚41a,41bが載置されることにより本考案の実施例1の誘導・標識構造体は側溝Cの上面に載置されるものである。
図5及び図6に見るように、グレーチング本体G2の上面に枠体W2によって囲繞された円形状の嵌合用凹部22を設け、該嵌合用凹部22に該嵌合用凹部22と同形の円形状の嵌合板12を嵌脱自在に嵌合させる。嵌合板12は、枠体W2によってその側面が、グレーチング本体G2の桟Sによってその下面が嵌合状態に保持される(桟Sは該嵌合用凹部22の部分が欠截されている)。また、嵌合板12は、その上面がグレーチング本体G2の上面と略同一平面となるように形成されている。(図6参照)
グレーチング本体G2の素材は鋳物あるいはステンレススチールとする。また、嵌合板12の素材は、合成樹脂あるいは金属あるいは木製とする。
嵌合板12には誘導・標識表示用凹部32が刻設されており、該誘導・標識表示用凹部32には顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料Tが充填固化されている。
蓄光性主原料Tには接着剤あるいは樹脂が混合されているので、蓄光性主原料Tの硬化により蓄光性主原料Tは誘導・標識表示用凹部32の内壁32a(図6参照)に強力に接着固着される。
また、蓄光性主原料Tは、その上面が嵌合板12の上面と略同一平面となるように充填固化して形成されている。(図6参照)
さらに、グレーチング本体G2の下部には、再生プラスチック製の脚42a,42bが固着されている。脚42a,42bの固着方法は、接着、溶着、貼着、螺着等、固着が容易かつ完全に行われるものであればその方法は問わない。
この実施例2では、嵌合板12に設けられる誘導・標識表示用凹部32は矢印型をなし、したがって誘導・標識表示用凹部32に充填される蓄光性主原料Tも矢印型をなす。実施例2では、矢印型をなす蓄光性主原料Tが添付された文字Lと相俟って、全体が避難地の方向を示す誘導標識となっている。
この実施例2においては、誘導・標識表示用凹部32と嵌合板12は同一寸法の円形状に形成され嵌脱自在に嵌合されているので、嵌合板12を誘導・標識表示用凹部32内で回動させることにより、嵌合板12がグレーチング本体G2に対して有する水平方向の角度を連続的に変化させることが可能であり、結果として、図7a及び図7bに示すようにグレーチング本体G2に対して任意の斜め方向を指す表示も可能となる。
この実施例2では、嵌合板12に設けられる誘導・標識表示用凹部32は矢印型をなし、したがって該誘導・標識表示用凹部32に充填される蓄光性主原料Tも矢印型をなしているので、嵌合板12を任意の角度で回動させることにより、グレーチング本体G2を固定した状態で、グレーチング本体G2に対して360°あらゆる方角を指し示す表示が可能となる。
図8及び図9に見るように、グレーチング本体G3は、上層G3aと下層G3bより構成されており、上層G3aは鋳物製で、下層G3bはステンレススチール製である。
上層G3aと下層G3bは固着され一体として形成されている。上層G3aと下層G3bの固着方法は、接着、溶着、貼着、螺着等、固着が容易かつ完全に行われるものであればその方法は問わない。
上層G3aに枠体W3によって囲繞された正方形状の嵌合用凹部23を設け、該嵌合用凹部23に該嵌合用凹部23と同形の正方形状の嵌合板13を嵌脱自在に嵌合させる。嵌合板13は、枠体W3によってその側面が、下層G3bの桟S´によってその下面が嵌合状態に保持される。また、嵌合板13は、その上面がグレーチング本体G3の上面と略同一平面となるように形成されている。(図9参照) 嵌合板13の素材は、合成樹脂あるいは金属あるいは木製とする。
嵌合板13には誘導・標識表示用凹部33が刻設されており、該誘導・標識表示用凹部33には顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料Tが充填固化されている。
蓄光性主原料Tには接着剤あるいは樹脂が混合されているので、蓄光性主原料Tの硬化により蓄光性主原料Tは誘導・標識表示用凹部33の内壁33aに強力に接着固着される。(図9参照)
また、蓄光性主原料Tは、その上面が嵌合板13の上面と略同一平面となるように形成されている。
さらに、下層G3bの下部には、再生プラスチック製の脚43a,43bが固着されている。脚43a,43bの固着方法は、接着、溶着、貼着、螺着等、固着が容易かつ完全に行われるものであればその方法は問わない。
この実施例3においては、誘導・標識表示用凹部33と嵌合板13は同形の正方形状に形成され、嵌合板13は誘導・標識表示用凹部33に嵌脱自在に嵌合されているので、嵌合板13が誘導・標識表示用凹部33に対して有する水平方向の角度を90°刻みで変化させることが可能である。
この実施例3では、嵌合板13に設けられる誘導・標識表示用凹部33は矢印型をなし、したがって誘導・標識表示用凹部33に充填される蓄光性主原料Tも矢印型をなしているので、嵌合板13を上記4通りの嵌合状態とすることにより、グレーチング本体G3を固定した状態で90°刻みで4通りの方角を表示することが可能である。
実施例4は、図10に見るように、グレーチング本体G4の上面の枠体W4に囲繞された嵌合用凹部24に嵌脱自在に嵌合された嵌合板14の誘導・標識表示用凹部34を音符の形とし、ここに蓄光性主原料Tを充填固化したものであり、文字Lとあいまって、音楽ホールの所在を表示する標識として機能する。このように、誘導・標識表示用凹部34を適宜様々な形態にすることにより、該誘導・標識表示用凹部34に充填された蓄光性主原料Tを様々な形態にすることが可能であり、これにより様々な情報を表示することが可能である。
図11及び図12には、マンホールの蓋M1の上面の中央凹部51に顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料Tを充填固化させて形成した実施例5を示す。蓄光性主原料Tには接着剤あるいは樹脂が混合されているので、蓄光性主原料Tの硬化により蓄光性主原料Tは中央凹部51の内壁51aに強力に接着固着される。
マンホールの蓋M1には、構造上凹部5と凸部6があり、この凹部5と凸部6が作るパターンが特有の意匠を形成する。実施例5に示すマンホールの蓋M1にては、中央凹部51に蓄光性主原料Tが充填固化されることにより、中央凹部51内に凸部61として形成された矢印が明確に浮かび上がり、文字Lとあいまって避難地の方向を指し示すものである。
これ以外にも、マンホールの蓋に、公共施設や名所旧跡の名称や方向等を凹凸をもって表現し(図示せず)、このようなマンホールの蓋の凹部の一部または全部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を充填固化させて形成することにより、夜間に公共施設や名所旧跡の名称や方向等を光をもって浮き立たせて案内表示とすることができる。
図13及び図14に見るように、マンホールの蓋M2の上面に枠体W5によって囲繞された円形状の嵌合用凹部25を設け、該嵌合用凹部25に該嵌合用凹部25と同形の円形状の嵌合板15を嵌脱自在に嵌合させる。嵌合板15は、枠体W5によってその側面が、マンホールの蓋M2の本体部分Uによってその下面が嵌合状態に保持される。また、嵌合板15は、その上面がマンホールの蓋M2の上面と略同一平面となるように形成されている。(図14参照)
嵌合板15には誘導・標識表示用凹部35が刻設されており、該誘導・標識表示用凹部35には顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料Tが充填固化されている。
蓄光性主原料Tには接着剤あるいは樹脂が混合されているので、蓄光性主原料Tの硬化により蓄光性主原料Tは誘導・標識表示用凹部35の内壁35a(図14参照)に強力に接着固着される。
また、蓄光性主原料Tは、その上面が嵌合板15の上面と略同一平面となるように充填形成されている。(図14参照)
この実施例6では、嵌合板15に設けられる誘導・標識表示用凹部35は矢印型をなし、したがって誘導・標識表示用凹部35に充填される蓄光性主原料Tも矢印型をなす。実施例6では、矢印型をなす蓄光性主原料Tが添付された文字Lと相俟って、全体が避難地の方向を示す誘導標識となっている。
この実施例6においては、誘導・標識表示用凹部35と嵌合板15は同一寸法の円形状に形成され嵌脱自在に嵌合されているので、嵌合板15を誘導・標識表示用凹部35内で回動させることにより、嵌合板15がマンホールの蓋M2に対して有する水平方向の角度を連続的に変化させることが可能であり、結果として、マンホールの蓋M2に対して任意の斜め方向を指す表示(図示せず)も可能となる。
この実施例6では、嵌合板15に設けられる誘導・標識表示用凹部35は矢印型をなし、したがって該誘導・標識表示用凹部35に充填される蓄光性主原料Tも矢印型をなしているので、嵌合板15を任意の角度で回動させることにより、マンホールの蓋M2を固定した状態で、マンホールの蓋M2に対して360°あらゆる方角を指し示す表示が可能となる。
C 側溝
D 段部
G1 グレーチング本体
G2 グレーチング本体
G3 グレーチング本体
G4 グレーチング本体
G3a 上層
G3b 下層
L 文字
M1 マンホールの蓋
M2 マンホールの蓋
R 路面
S 桟
S´ 桟
T 蓄光性主原料
U 本体部分
W1 枠体
W2 枠体
W3 枠体
W4 枠体
W5 枠体
11 嵌合板
12 嵌合板
13 嵌合板
14 嵌合板
15 嵌合板
21 嵌合用凹部
22 嵌合用凹部
23 嵌合用凹部
24 嵌合用凹部
25 嵌合用凹部
31 誘導・標識表示用凹部
31a 内壁
32 誘導・標識表示用凹部
32a 内壁
33 誘導・標識表示用凹部
33a 内壁
34 誘導・標識表示用凹部
35 誘導・標識表示用凹部
35a 内壁
41a 脚
41b 脚
42a 脚
42b 脚
43a 脚
43b 脚
5 凹部
51 中央凹部
6 凸部
61 凸部
D 段部
G1 グレーチング本体
G2 グレーチング本体
G3 グレーチング本体
G4 グレーチング本体
G3a 上層
G3b 下層
L 文字
M1 マンホールの蓋
M2 マンホールの蓋
R 路面
S 桟
S´ 桟
T 蓄光性主原料
U 本体部分
W1 枠体
W2 枠体
W3 枠体
W4 枠体
W5 枠体
11 嵌合板
12 嵌合板
13 嵌合板
14 嵌合板
15 嵌合板
21 嵌合用凹部
22 嵌合用凹部
23 嵌合用凹部
24 嵌合用凹部
25 嵌合用凹部
31 誘導・標識表示用凹部
31a 内壁
32 誘導・標識表示用凹部
32a 内壁
33 誘導・標識表示用凹部
33a 内壁
34 誘導・標識表示用凹部
35 誘導・標識表示用凹部
35a 内壁
41a 脚
41b 脚
42a 脚
42b 脚
43a 脚
43b 脚
5 凹部
51 中央凹部
6 凸部
61 凸部
Claims (6)
- グレーチング本体の上面略中央に正方形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上面と略同一平面になるように形成された正方形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
- グレーチング本体の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
- グレーチング本体を、鋳物製の上層と、ステンレススチール製の下層を固着させて一体として形成し、グレーチング本体の上層の上面略中央に正方形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上層の上面と略同一平面になるように形成された正方形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体の下層の下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる誘導・標識構造体。
- グレーチング本体を、鋳物製の上層と、ステンレススチール製の下層を固着させて一体として形成し、グレーチング本体の上層の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がグレーチング本体の上層の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成し、かつグレーチング本体の下層の下面に再生プラスチックを用いて形成した安定脚を固着してなる誘導・標識構造体。
- マンホールの蓋に設けられた凹部の一部または全部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を充填固化させて形成してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
- マンホールの蓋の上面略中央に円形状の嵌合用凹部を設け、該嵌合用凹部に、該嵌合用凹部と同形で、嵌合された状態でその上面がマンホールの蓋の凸部の上面と略同一平面になるように形成された円形状の嵌合板を嵌脱自在に嵌合させ、さらに該嵌合板に誘導・標識用の図形あるいは文字が刻設された誘導・標識表示用凹部を設け、該誘導・標識表示用凹部に、顔料と蓄光材を混合したものにさらに接着剤あるいは樹脂を混合した蓄光性主原料を、充填された状態でその上面が上記嵌合板の上面と略同一平面になるように充填固化させて形成してなる蓄光材を利用した誘導・標識構造体。
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JP2003270524U JP3099817U (ja) | 2003-08-12 | 2003-08-12 | 蓄光材を利用した誘導・標識構造体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016206426A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 株式会社宝機材 | 路面蓋部材用表示部及びグレーチング |
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2003
- 2003-08-12 JP JP2003270524U patent/JP3099817U/ja not_active Expired - Fee Related
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