JP3099511U - ボーリング球穴開け器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボーリング球を強固に固定して正確な位置に穴を開けることができ、スムーズにドリルの取り替え、出し入れを行なうことができ、更に、ボーリング球を取り出す時にドリルに当たってできる引っかき傷を防止することができるボーリング球穴開け器を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題を解決するため、台座上に設置された支柱の上端に取り付けられた頭座と、上記頭座のドリル軸下方の上記台座上にボーリング球を固定する為に固定設置された球受け座と、上記球受け座上に設置された環状フレームとを有し、上記環状フレームは、周縁に制限溝を有し、上記制限溝が上記球受け座周縁上に具備される固定ロッドと上記固定ロッドと連結できる圧迫つまみとの連結部分を嵌入させ、上記環状フレームにより上記ボーリング球を上記球受け座内に固定させる構成とされる。
【選択図】 図1

Description

 本考案はボーリング球穴開け器に係るものであり、特に、ボーリング球を固定設置して簡単に穴開け操作をすることができるボーリング球穴開け器に係るものである。
 従来、ボーリング球には利用者が指を入れてボーリング球を握るための穴が設けられており、この穴を開けるためのボーリング球穴開け器が存在する。このボーリング球穴開け器は、ボーリング球を固定する固定装置と、ドリルなどで穴を開ける穴開け装置などで構成されている。ボーリング球に穴を開ける場合、ボーリング球が滑らないように固定装置で固定し、所定箇所(通常は3箇所で、利用者の親指を入れる穴は他の2つの穴よりも若干大きくなるよう)に穴を形成する。このようなボーリング球穴開け器の機能を向上させるために、研究、開発が行われ、改良が進んでいる。
 しかしながら、従来のボーリング球穴開け器において、固定装置で強固に固定できずにボーリング球が滑り、正確な位置に穴を開けることができないという問題点があった。
 また、作業員がドリルの取り替えやボーリング球を出し入れする際に、作業員はドリルに腕や手を引っかけて怪我をしてしまい、このような作業には非常に危険を伴なうという問題点があった。また、ドリルの取り扱いに気をつけながら作業を行なうため、スムーズにドリルの取り替え或はボーリング球の出し入れを行なうことができないという問題点があった。
 本考案は、ボーリング球穴開け器において、ボーリング球を強固に固定して正確な位置に穴を開けることができ、スムーズにドリルの取り替え、出し入れを行なうことができ、更に、ボーリング球を取り出す時にドリルに当たってできる引っかき傷を防止することができるボーリング球穴開け器を提供することを目的とする。
 前記の目的を図るために、請求項1に記載されるように、本考案は、台座上に設置された支柱の上端に取り付けられた頭座と、上記頭座のドリル軸下方の上記台座上にボーリング球を固定する為に固定設置された球受け座と、上記球受け座上に設置された環状フレームとを有し、上記環状フレームは、周縁に制限溝を有し、上記制限溝が上記球受け座周縁上に具備される固定ロッドと上記固定ロッドと連結できる圧迫つまみとの連結部分を嵌入させ、上記環状フレームにより上記ボーリング球を上記球受け座内に固定させることを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項2に記載されるように、本考案は、上記球受け座、及び上記環状フレーム内壁にそれぞれ密着環状体を具備し、上記密着環状体により上記ボーリング球の表面を防滑及び固定強化の目的を達成するように軟性密着固定することを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項3に記載されるように、本考案は、上記環状フレーム周縁の上記制限溝は、開け口が縁側方向に設置され、上端面に上記固定ロッドを嵌入することができる制限縁を有し、上記固定ロッドは支軸を有し、上記支軸は上記球受け座周縁上の軸孔に枢軸設置され、上記支軸を軸として上記固定ロッドを倒したり垂直にしたりすることにより、上記制限溝内における上記固定ロッドの迅速な脱着を行うことを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項4に記載されるように、本考案は、上記環状フレーム周縁の上記制限溝に相対するもう1つの側は、固定溝でもよく、上記固定溝に相対する側の上記固定ロッド上部に突起部を設置し、上記突起部と上記固定溝を軸で枢軸固定して上記球受け座上に上記環状フレームを枢軸設置し、上記環状フレームの開け閉めを行うことにより簡単、迅速に上記ボーリング球の固定、或は解放及び出し入れを行うことを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項5に記載されるように、本考案は、上記環状フレーム周縁の上記制限溝に相対するもう1つの側は、制限縁を具備する突起体でもよく、上記突起体内に上記固定ロッド上部及び圧迫つまみをねじ結合させ、上記球受け座と上記環状フレームの1つの側を枢軸固定させて簡単に上記環状フレームの開け閉めを行い、簡単、迅速に上記ボーリング球の固定、或は解放及び出し入れを行うことを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項6に記載されるように、本考案は、上記球受け座下方の台座上に二次元移動調整装置により前後左右に移動可能な軸座を有し、上記軸座上に二次元角度調整装置を有し、上記二次元移動調整装置、上記二次元角度調整装置により上記軸座上の上記球受け座の位置及び角度を調整することを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項7に記載されるように、本考案は、上記球受け座は貫通孔に吸気管を連結することも可能であり、上記吸気管に方向転換コントローラー、スイッチ、パイプからなる気体コントロール装置及びポンプを連結し、上記球受け座内部の空気を排出或は内部に空気を注入してスムーズに上記ボーリング球を固定、或は取り出すことを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項8に記載されるように、本考案は、上記頭座及び上記支柱の連結部分に回転座と上記受け座とを枢軸連結させ、固定ボルトと回転用溝により回転範囲を制限し、上記頭座は回転する上記回転座と一緒に制限範囲内で回転し、上記頭座に設置されたドリルの位置が正面から側面に移動することにより、上記ドリルの取り替えをスムーズに行い、上記回転用溝外側に突出する上記固定ボルト端部と定位棒とにより、上記回転座を固定して上記頭座を任意の位置で固定することを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項9に記載されるように、本考案は、上記頭座の上記ドリル軸側は昇降ロッドを有し、上記昇降ロッドは上記頭座側面の標示座底側のストッパーを貫通し、ハンドルを有する調整部を具備し、上記調整部は上記標示座に相対する位置で穴を開ける深さを標示し、上記ストッパーは上記調整部に対してストッパーとしての機能を有することを特徴とする。
 また、前記の目的を図るために、請求項10に記載されるように、本考案は、上記球受け座内側中心の中心座孔は中心軸ロッドを設置可能であり、上記頭座の上記ドリル軸の上記ドリルと相対させ、上記球受け座の上記二次元移動調整装置及び上記二次元角度調整装置により、上記軸座及び上記軸座上方の上記球受け座を動かし、基準点の修正を行うことを特徴とする。
 本考案のボーリング球穴開け器において、台座上に設置された支柱の上端に取り付けられた頭座と、頭座のドリル軸下方の台座上にボーリング球を固定するために固定設置された球受け座と、球受け座上に設置された環状フレームとを有し、環状フレームは周縁に制限溝を有し、制限溝が球受け座周縁上に具備される固定ロッドと固定ロッドと連結できる圧迫つまみとの連結部分を嵌入させ、環状フレームによりボーリング球を球受け座内に固定させることにより、ボーリング球を強固に固定して正確な位置に穴を開けることができ、スムーズにドリルの取り替え、出し入れを行なうことができ、更に、ボーリング球を取り出す時にドリルに当たってできる引っかき傷を防止することができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、球受け座及び環状フレーム内壁に設置された密着環状体により、ボーリング球の表面を軟性密着固定することにより、防滑及び固定強化の目的を達成し、穴の変形或は欠損を防止することができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、球受け座と環状フレームとの開閉式合体構造により、迅速且つ簡単に環状フレームの開け閉めを行うことができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、ボーリング球穴開け器の頭座及び支柱の連結部分に回転座と受け座を枢軸連結させることにより、頭座のドリル軸は回転座と一緒に回転し、ドリル軸の位置を変えることにより、直径の異なるドリルの取り替えが便利になる。また、ドリルを取り外す時にドリルに当たることによりできる傷の発生を防止することができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、回転座と受け座との枢軸連結により、頭座のドリル軸に設置されたドリルは回転座と一緒に回転し、ドリルの位置が移動することにより、球受け座上方の空間が開放された状態になり、ボーリング球の出し入れを簡単に行なうことができる。同時に、ドリルに当たることによりできる傷の発生を防止することができる。
 以下に添付図面を参照して本考案のある好適な実施の形態を詳細に説明するが、それらの構成は本考案の構造の絶対的な制限にならない。図1は、本考案の一実施例に係るボーリング球穴開け器を示す斜視図である。図2は、本考案の球受け座付近を示す分解斜視図である。図3は、本考案のボーリング球穴開け器の一部分の側面及び断面図である。図4は、本考案のボーリング球穴開け器にボーリングを設置した場合の断面図である。図5は、図4の変形例を示す断面図である。図1、2、3、4は本考案であるボーリング球穴開け器の構造の実施例で、ボーリング球穴開け器の頭座10は台座14上に設置された支柱11の上端に取り付けられ、頭座10のドリル軸12下方の台座14上にボーリング球Aを固定する為の球受け座30が固定設置されている。ボーリング球穴開け器の主な特徴は、1つの上記球受け座30上に1つの環状フレーム40を設置する構造で、環状フレーム40は周縁に制限溝42を有する。制限溝42は球受け座30周縁上に具備される固定ロッド32と、固定ロッド32と連結できる圧迫つまみ33との連結部分を嵌入させることができる。環状フレーム40により、ボーリング球Aを球受け座30内に固定させることができる。また、球受け座30及び環状フレーム40内壁にそれぞれ密着環状体31、41を具備することにより、ボーリング球Aの表面を軟性密着固定することにより、ボーリング球Aが動かないよう固定することができる。
 また、図4、5に示すように、密着環状体31、41は適当な断面形状でよい。図1、2、5に示すように、環状フレーム40周縁の制限溝42は開け口が縁側方向に設置されてもよく、上端面に制限縁43を有し、固定ロッド32を嵌入することができる。固定ロッド32は支軸34を有し、支軸34は球受け座30周縁上の軸孔35に枢軸設置され、(支軸34を軸として)固定ロッド32を倒したり垂直にしたりすることにより、制限溝42内における固定ロッド32の迅速な脱着を行うことができる。(即ち、環状フレーム40の迅速な脱着を実現することができる。)
 図6は、本考案の環状フレームの接合部分を示す分解斜視図である。図7は、本考案のボーリング球穴開け器にボーリングを設置した場合の断面図である。図6、7に示すように、環状フレーム40周縁の1つの制限溝42に相対するもう1つの側は固定溝44でもよい。固定溝44に相対する側の固定ロッド32上部に突起部36を設置し、突起部36と固定溝44を軸45で枢軸固定することにより、球受け座30上に環状フレーム40を枢軸設置することができ、簡単に環状フレーム40の開け閉めを行うことができる為、ボーリング球Aの脱着を迅速に行うことができる。
 図8は、本考案の環状フレームの接合部分を示す分解斜視図である。図9は、本考案のボーリング球穴開け器にボーリングを設置した場合の断面図である。図8、9に示すように、環状フレーム40周縁の1つの制限溝42に相対するもう1つの側は制限縁47を具備する突起体46でもよい。突起体46内に固定ロッド32上部及び圧迫つまみ33をねじ結合させることにより、球受け座30と環状フレーム40の1つの側を枢軸固定させることができる。従って、簡単に上記環状フレーム40の開け閉めを行うことができる為、ボーリングAの脱着を迅速に行うことができる。
 図1、2、3に示すように、球受け座30下方の台座14上に二次元移動調整装置16により前後左右に動かすことができる軸座15を有し、軸座15上に二次元角度調整装置17を有することにより、軸座15上の球受け座30の位置及び角度を調整することができる。図1、2、3、4に示すように、球受け座30は貫通孔51に吸気管52を連結することもできる。吸気管52に方向転換コントローラー53、スイッチ54、パイプ55からなる気体コントロール装置50及びポンプ56を連結する。球受け座30内部の空気を排出或は内部に空気を注入することにより、ボーリング球Aを固定或は取り出しやすくすることができる。
 図10は、本考案の頭座付近の動作を示す斜視図である。図11は、本考案の頭座付近の動作を示す斜視図である。図1、10、11に示すように、ボーリング球穴開け器の頭座10及び支柱11の連結部分に回転座22と受け座21を枢軸連結させ、固定ボルト24と回転用溝23により、回転範囲を制限する。これにより頭座10は回転する回転座22と一緒に制限範囲内で回転し、頭座10に設置されたドリル13の位置が正面から側面に移動することにより、スムーズにドリル13の取り替え或はボーリング球Aの出し入れを行なうことができる。回転用溝23外側に突出する固定ボルト24端部と定位棒25とにより、回転座22を固定することができ、ボーリング球穴開け器の頭座10を任意の位置で固定することができる。
 図12は、本考案の頭座付近を示す斜視図である。図1、12に示すように、ボーリング球穴開け器の頭座10のドリル軸12側は1つの昇降ロッド61を有し、昇降ロッド61は頭座10側面の標示座62底側のストッパー63を貫通する。また、ハンドル65を有する調整部64を具備し、調整部64は標示座62に相対する位置で穴を開ける深さを標示し、又、ストッパー63は調整部64に対してストッパーとして機能を果たすことができる。
 図13は、本考案の球受け座とドリルとの位置関係の調整を説明するための斜視図である。図1、2、13に示すように、球受け座30内側中心の中心座孔38は1つの中心軸ロッド66を設置することができ、頭座10のドリル軸12のドリル13と相対させ、球受け座30の二次元移動調整装置16及び二次元角度調整装置17により、軸座15及び軸座15上方の球受け座30を動かし、基準点の修正を行うことができる。
 上記構造の本考案は1つの球受け座30上に1つの上記環状フレーム40を設置する構造で、環状フレーム40は周縁に制限溝42を有する。制限溝42は球受け座30周縁上に具備される固定ロッド32と固定ロッド32と連結できる圧迫つまみ33との連結部分を嵌入させることができる。環状フレーム40によりボーリング球Aを球受け座30内に固定させることができることを主な特徴とし、環状フレーム40周縁の制限溝42は開け口が縁側方向に設置され、固定ロッド32を嵌入することができ、固定ロッド32を倒したり垂直にしたりすることにより、制限溝42内への迅速な脱着を行うことができる。
 更に、環状フレーム40周縁の1つの制限溝42に相対するもう1つの側は固定溝44で、固定ロッド32の突起部36と連結されることにより、環状フレーム40は球受け座30上に枢軸設置され、環状フレーム40の開け閉めを行うことにより、ボーリング球Aの固定或は解放を迅速に行うことができる。或は、環状フレーム40周縁の1つの制限溝42に相対するもう1つの側は、制限縁47を具備する突起体46で、突起体46内に固定ロッド32上部及び圧迫つまみ33をねじ結合させる。これにより、環状フレーム40はボーリング球Aの固定或は解放を迅速に行うことができ、又、ボーリング球Aを安定固定することができる為、ボーリング球Aに穴を開ける時に発生する穴の広げ過ぎ、引っかき傷を防止することができる。更に、ボーリング球Aの固定及び解放が簡単に素早くできる為、ボーリング球Aの出し入れも迅速に行うことができる。
 更に、球受け座30は貫通孔51に吸気管52、気体コントロール装置50及びポンプ56を連結し、球受け座30内部の空気を排出、或は内部に空気を注入することにより、ボーリング球Aを固定、或は取り出しやすくすることができる。
 また、ボーリング球穴開け器の頭座10及び支柱11の連結部分に回転座22と受け座21を枢軸連結させ、固定ボルト24と回転用溝23により、回転範囲を制限する。これにより、頭座10は回転する回転座22と一緒に制限範囲内で回転し、頭座10に設置されたドリル13の位置が正面から側面に移動する。従って、スムーズにドリル13の取り替え或はボーリング球Aの出し入れを行なうことができ、同時に引っかき傷を防止することができる。
 また、頭座10は昇降ロッド61、標示座62、ハンドル65を具備する調整部64を有する。調整部64は標示座62に相対する位置で穴を開ける深さを標示することができ、また、標示座62底部のストッパー63は調整部64に対してストッパーとして機能を果たすことができる。
 また、球受け座30内側中心の中心座孔38は1つの中心軸ロッド66を設置することができる。頭座10のドリル軸12のドリル13と相対させ、球受け座30の二次元移動調整装置16及び二次元角度調整装置17により、軸座15及び軸座15上方の球受け座30を動かし、基準点の修正を行うことができる。
 以下に、本考案の効果及び長所を説明する。
 本考案のボーリング球穴開け器において、球受け座30と環状フレーム40との合体構造により、ボーリング球Aを安定固定させることができる為、ボーリング球Aに穴を開ける時に(ボーリング球Aが動くことにより)発生する穴の広げ過ぎを防止することができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、球受け座30及び環状フレーム40内壁に設置された密着環状体31、41により、ボーリング球Aの表面を軟性密着固定することにより、防滑及び固定強化の目的を達成し、穴の変形或は欠損を防止することができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、球受け座30と環状フレーム40との開閉式合体構造により、迅速且つ簡単に環状フレーム40の開け閉めを行うことができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、ボーリング球穴開け器の頭座10及び支柱11の連結部分に回転座22と受け座21を枢軸連結させることにより、頭座10のドリル軸12は回転座22と一緒に回転し、ドリル軸12の位置を変えることにより、直径の異なるドリル13の取り替えが便利になる。又、ドリル13を取り外す時にドリル13に当たることによりできる傷の発生を防止することができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、回転座22と受け座21との枢軸連結により、頭座10のドリル軸12に設置されたドリル13は回転座22と一緒に回転し、ドリル13の位置が移動することにより、球受け座30上方の空間が開放された状態になり、ボーリング球Aの出し入れを簡単に行なうことができる。同時に、ドリル13に当たることによりできる傷の発生を防止することができる。
 以下に、本考案による新機能について説明する。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、環状フレーム40周縁に設置される制限溝42は開け口が縁側方向に設置され、支軸34の固定ロッド32を嵌入することができ、固定ロッド32を倒したり垂直にしたりすることにより、制限溝42内への迅速な脱着を行うことができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、環状フレーム40周縁に設置される固定溝44は固定ロッド32上部に設置される突起部36と枢軸固定されることにより、球受け座30上に環状フレーム40を枢軸設置することができ、簡単に環状フレーム40の開け閉めを行うことができ、ボーリング球Aの固定或は解放を迅速に行うことができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、環状フレーム40周縁に設置される制限溝42は制限縁47を有する突起体46でもよく、突起体46内に固定ロッド32上部及び圧迫つまみ33をねじ結合させることにより、球受け座30と環状フレーム40の1つの側を枢軸固定させることができ、簡単に環状フレーム40の開け閉めを行うことができ、ボーリング球Aの固定、或は解放を迅速に行うことができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、球受け座30は貫通孔51に吸気管52、気体コントロール装置50及びポンプ56を連結し、球受け座30内部の空気を排出或は内部に空気を注入することにより、ボーリング球Aを固定、或は取り出しやすくすることができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、球受け座30内側中心の中心座孔38は1つの中心軸ロッド66を設置することにより、軸座15上方の球受け座30の位置修正の為の基準点を提供することができる。
 また、本考案のボーリング球穴開け器において、頭座10に設置される調整部64は標示座62に相対する位置で穴を開ける深さを標示し、又、標示座62底部に設置されるストッパー63により調整部64に対してストッパーとしての機能を果たすことができる。
 尚、本考案のボーリング球穴開け器は上記の構成に限定されることなく、本考案のボーリング球穴開け器を変形及び改良した構成においても適応可能である。
本考案の一実施例に係るボーリング球穴開け器を示す斜視図である。 本考案の球受け座付近を示す分解斜視図である。 本考案のボーリング球穴開け器の一部分の側面及び断面図である。 本考案のボーリング球穴開け器にボーリングを設置した場合の断面図である。 図4の変形例を示す断面図である。 本考案の環状フレームの接合部分を示す分解斜視図である。 本考案のボーリング球穴開け器にボーリングを設置した場合の断面図である。 本考案の環状フレームの接合部分を示す分解斜視図である。 本考案のボーリング球穴開け器にボーリングを設置した場合の断面図である。 本考案の頭座付近の動作を示す斜視図である。 本考案の頭座付近の動作を示す斜視図である。 本考案の頭座付近を示す斜視図である。 本考案の球受け座とドリルとの位置関係の調整を説明するための斜視図である。
符号の説明
 10       頭座
 11       支柱
 12       ドリル軸
 13       ドリル
 14       台座
 15       軸座
 16       二次元移動調整装置
 17       二次元角度調整装置
 21       受け座
 22       回転座
 23       回転用溝
 24       固定ボルト
 25       定位棒
 30       球受け座
 31、41    密着環状体
 32       固定ロッド
 33       圧迫つまみ
 34       支軸
 35       軸孔
 36       突起部
 38       中心座孔
 A        ボーリング球
 40       環状フレーム
 42       制限溝
 43       制限縁
 44       固定溝
 45       軸
 46       突起体
 47       制限縁
 50       気体コントロール装置
 51       貫通孔
 52       吸気管
 53       方向転換コントローラー
 54       スイッチ
 55       パイプ
 56       ポンプ
 61       昇降ロッド
 62       標示座
 63       ストッパー
 64       調整部
 65       ハンドル
 66       中心軸ロッド

Claims (10)

  1.  台座上に設置された支柱の上端に取り付けられた頭座と、
     上記頭座のドリル軸下方の上記台座上にボーリング球を固定するために固定設置された球受け座と、
     上記球受け座上に設置された環状フレームとを有し、
     上記環状フレームは、周縁に制限溝を有し、上記制限溝が上記球受け座周縁上に具備される固定ロッドと上記固定ロッドと連結できる圧迫つまみとの連結部分を嵌入させ、上記環状フレームにより上記ボーリング球を上記球受け座内に固定させることを特徴とするボーリング球穴開け器。
  2.  上記球受け座、及び上記環状フレーム内壁にそれぞれ密着環状体を具備し、上記密着環状体により上記ボーリング球の表面を防滑及び固定強化の目的を達成するように軟性密着固定することを特徴とする請求項1記載のボーリング球穴開け器。
  3.  上記環状フレーム周縁の上記制限溝は、開け口が縁側方向に設置され、上端面に上記固定ロッドを嵌入することができる制限縁を有し、
     上記固定ロッドは支軸を有し、上記支軸は上記球受け座周縁上の軸孔に枢軸設置され、上記支軸を軸として上記固定ロッドを倒したり垂直にしたりすることにより、上記制限溝内における上記固定ロッドの迅速な脱着を行うことを特徴とする請求項1記載のボーリング球穴開け器。
  4.  上記環状フレーム周縁の上記制限溝に相対するもう1つの側は、固定溝でもよく、上記固定溝に相対する側の上記固定ロッド上部に突起部を設置し、
     上記突起部と上記固定溝を軸で枢軸固定して上記球受け座上に上記環状フレームを枢軸設置し、上記環状フレームの開け閉めを行うことにより簡単、迅速に上記ボーリング球の固定、或は解放及び出し入れを行うことを特徴とする請求項1記載のボーリング球穴開け器。
  5.  上記環状フレーム周縁の上記制限溝に相対するもう1つの側は、制限縁を具備する突起体でもよく、上記突起体内に上記固定ロッド上部及び圧迫つまみをねじ結合させ、
     上記球受け座と上記環状フレームの1つの側を枢軸固定させて簡単に上記環状フレームの開け閉めを行い、簡単、迅速に上記ボーリング球の固定、或は解放及び出し入れを行うことを特徴とする請求項1記載のボーリング球穴開け器。
  6.  上記球受け座下方の台座上に二次元移動調整装置により前後左右に移動可能な軸座を有し、上記軸座上に二次元角度調整装置を有し、
     上記二次元移動調整装置、上記二次元角度調整装置により上記軸座上の上記球受け座の位置及び角度を調整することを特徴とする請求項1記載のボーリング球穴開け器。
  7.  上記球受け座は貫通孔に吸気管を連結することも可能であり、上記吸気管に方向転換コントローラー、スイッチ、パイプからなる気体コントロール装置及びポンプを連結し、
     上記球受け座内部の空気を排出或は内部に空気を注入してスムーズに上記ボーリング球を固定、或は取り出すことを特徴とする請求項1記載のボーリング球穴開け器。
  8.  上記頭座及び上記支柱の連結部分に回転座と上記受け座とを枢軸連結させ、固定ボルトと回転用溝により回転範囲を制限し、上記頭座は回転する上記回転座と一緒に制限範囲内で回転し、上記頭座に設置されたドリルの位置が正面から側面に移動することにより、上記ドリルの取り替えをスムーズに行い、上記回転用溝外側に突出する上記固定ボルト端部と定位棒とにより、上記回転座を固定して上記頭座を任意の位置で固定することを特徴とする請求項1記載のボーリング球穴開け器。
  9.  上記頭座の上記ドリル軸側は昇降ロッドを有し、上記昇降ロッドは上記頭座側面の標示座底側のストッパーを貫通し、ハンドルを有する調整部を具備し、上記調整部は上記標示座に相対する位置で穴を開ける深さを標示し、上記ストッパーは上記調整部に対してストッパーとしての機能を有することを特徴とする請求項1記載のボーリング球穴開け器。
  10.  上記球受け座内側中心の中心座孔は中心軸ロッドを設置可能であり、上記頭座の上記ドリル軸の上記ドリルと相対させ、上記球受け座の上記二次元移動調整装置及び上記二次元角度調整装置により、上記軸座及び上記軸座上方の上記球受け座を動かし、基準点の修正を行うことを特徴とする請求項6記載のボーリング球穴開け器。
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