JP3099153U - インク再充填用ノズル - Google Patents

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ink
nozzle
injection hole
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refilling
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JP2003004055U
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山崎 智海
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Union Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】本考案は、密閉された使用済みインクジェットカートリッジでインクがそのまま保持される部分にインク注入孔のみが開いている場合、安定な状態で空気孔を確保することで容易にインクの再充填ができるインク再充填用ノズルを提供する。
【解決手段】インク再充填用ノズルの基端部にノズルを中心として等間隔で放射状にのびた2枚以上の板状の突起で、ノズルの先端側から基端側に向けて大きくなるようなテーパーを持ち、ノズル基端部の突起の外周円の直径がインク注入孔の直径よりも大きい突起を持つことを特徴とするインク再充填用ノズルである。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容易に使用済みインクジェットカートリッジにインクを充填するためのインク再充填用ノズルに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、インクジェットプリンター用のインクジェットカートリッジは貯蔵されたインクを使い終わると廃棄し、新品のインクジェットカートリッジに交換するが、環境的・経済的に問題であると考えられている。使い終わったインクジェットカートリッジにインクを再充填し再利用することはこれらの問題点を解決するための有効な手段である。
【0003】
インクジェットカートリッジには主に、インクジェットカートリッジ内のスポンジにしみ込んだ状態でインクが保持されているもの、インクジェットカートリッジ内にインクがそのまま保持されているもの、インクジェットカートリッジ内にインクがそのまま保持されている部分とスポンジ部分とに分かれているものがある。
【0004】
従来、インクジェットカートリッジ内のスポンジ部分にインクを再充填する場合には、インク再充填用ノズルをインク注入孔からスポンジ内部に突刺しインクを充填する方法、またはインク注入孔にインク再充填用ノズルの先端を押し当てインクを充填する方法などがある。
【0005】
また、インクジェットカートリッジ内にインクがそのまま保持される部分にインクを再充填する場合は、インク再充填用ノズルをインク注入孔から挿入しインクを充填する方法が一般的であるが、インク再充填用ノズルを末端まで挿入するとインク注入孔を塞いでしまい、空気孔が確保できずインクジェットカートリッジの内圧が上昇してしまいインクの充填が困難となる。
【0006】
また、空気孔を確保する為にインク再充填用ノズルを浮かせた状態にしたとしても、手作業であるが故に不安定な状態となり、注入孔付近に付着したインクによってノズルと注入孔の隙間を塞がれてしまい空気孔を確保できずインクの充填が困難となる。
【0007】
【本考案が解決しようとする課題】
本考案は、密閉された使用済みインクジェットカートリッジで、インクがそのまま保持される部分にインク注入孔のみが開いている場合、インク再充填用ノズルを挿入するだけで安定した状態で空気孔を確保し、容易にインクの充填が出来るインク再充填用ノズルを提供する。
【0008】
【問題を解決する為の手段】
本考案は、インク再充填用ノズルの基端部にあるノズルを中心として等間隔で放射状にのびた2枚以上の板状の突起で、ノズルの先端側から基端側に向けて大きくなるようなテーパーを持ち、ノズル基端部の突起の外周円の直径がインク注入孔の直径よりも大きい突起を持つことを特徴とするインク再充填用ノズルである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明するが、本考案はこれらの形態に限定されるものではない。
【0010】
図1,2のようなインク再充填用ノズルの基端部に2a、2bのようなノズルを中心として等間隔で放射状にのびた2枚以上の板状の突起を有しているインク再充填用ノズルで、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを材料とし、射出成型により作成される。
【0011】
密閉された使用済みインクジェットカートリッジでインクがそのまま保持される部分にインク注入孔のみが開いている場合、インク再充填用ノズルの基端部にノズルを中心として等間隔で放射状にのびた2枚以上の板状の突起で、ノズルの先端側から基端側に向けて大きくなるようなテーパーを持ち、ノズル基端部の突起の外周円の直径がインク注入孔の直径よりも大きい突起を持つことにより、インク再充填用ノズルを挿入するだけで安定した状態で空気孔を確保し容易にインクの充填が出来る。
【0012】
ノズル基端部の突起の外周円の直径がインク注入孔の直径よりも大きければ空気孔を確保することが出来るが、十分な空気孔を確保するために、インク再充填用ノズルを注入孔へ挿入した時の注入孔とノズル基端部の距離が少なくとも1mm以上となることが好ましい。
【0013】
ノズルを中心として等間隔で放射状にのびた2枚以上の板状の突起がノズルの先端側から基端側に向けて大きくなるようなテーパーを持っていることにより、インク注入孔へ挿入した際に突起のテーパー面とインク注入孔とが嵌合し、ノズルがインク注入孔の中心へ固定されるために、注入孔付近に付着したインクによりノズルと注入孔の隙間を塞ぐことなく空気孔を確保でき、安定した状態でインクの充填が出来る。
【0014】
ノズルを中心として等間隔で放射状にのびた2枚以上の板状の突起であればよいが、突起の幅が大きすぎたり突起の数が多すぎると、十分な空気孔が確保できなくなるため、突起の厚みは1mm以下、数は4枚以下が好ましい。
【0015】
【実施例】
以下に、この考案の実施例を示す。
【0016】
密閉された使用済みインクジェットカートリッジに直径約3〜4mm、深さ約4mmのインク注入孔のみが開いている。
【0017】
ノズル1の外径は2mmであり、ノズル1の基端部に図1,2のようなノズルを中心として等間隔で放射状にのび、ノズルの先端側から基端側に向けて大きくなるようなテーパーを持った2枚の突起2a、2bを有しており、ノズル基端部の突起の外周円の直径が6mmで、インク再充填用ノズル挿入時のインク注入孔とノズル基端部の距離は1.5mmである。
【0018】
インクは、粘度 3cps 表面張力 30dyne/cmのものを使用した。
【0019】
上記のようなインクジェットカートリッジのインク注入孔に、上記のようなインク再充填用ノズルを図3のように挿入し、インク再充填用ノズルの先端からインクを排出させたところ容易にインクの再充填ができた。
【0020】
【考案の作用及び効果】
本考案のインク再充填用ノズルによれば、密閉された使用済みインクジェットカートリッジでインクがそのまま保持される部分にインク注入孔のみが開いている場合、インク再充填用ノズルが安定した状態で空気孔を確保することでスムーズに汚れることなく使用済みインクジェットカートリッジにインクの再充填ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インク再充填用ノズルの正面図と側面図である。
【図2】インク再充填用ノズルの底面図である。
【図3】インク再充填用ノズルとインク注入孔のインク注入時の断面図である。
【符号の説明】
1  インク再充填用ノズル
2a 突起
2b 突起
3 インク容器
4 インクジェットカートリッジ
5 インク注入孔
6 ノズル基端部の突起の外周円の直径
7 インク注入孔の直径

Claims (3)

  1. ノズル基端部に突起を有することを特徴とするインク再充填用ノズル。
  2. 請求項1に記載のインク再充填用ノズルで、2枚以上の板状の突起がノズルを中心として等間隔で放射状にのびていることを特徴とするインク再充填用ノズル。
  3. 請求項1.2に記載のインク再充填用ノズルで、ノズルの先端側から基端側に向けて大きくなるようなテーパーを持つ突起で、ノズル基端部の突起の外周円の直径がインク注入孔の直径よりも大きいことを特徴とするインク再充填用ノズル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015178280A (ja) * 2015-06-11 2015-10-08 セイコーエプソン株式会社 液体補充容器
US9592675B2 (en) 2010-11-16 2017-03-14 Seiko Epson Corporation Liquid fill container

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