JP3099106U

JP3099106U - 補聴器のフイルタ−

Info

Publication number: JP3099106U
Application number: JP2003004030U
Authority: JP
Inventors: 小島　京子
Original assignee: 小島　京子
Priority date: 2003-07-08
Filing date: 2003-07-08
Publication date: 2004-03-25
Anticipated expiration: 2009-07-08

Abstract

【課題】補聴器の故障といえば、ほとんどが補聴器の穴に耳垢が詰まることによっておこります。又耳の中に湿気があると電池にも障害が出るし、補聴器が耳の中でずれやすく雑音やハウリングが生じやすくなります。
その度に販売店に行かずにすむように、自分で簡単に掃除が出来るようにした。
【解決手段】補聴器の耳の中にはいる部分に、本考案の紙質で出来た円錐形のフイルタ−を被せて止めるだけですので、何時、何処でも簡単に自分でできます。
本フイルタ−を毎日取り替えることで、常に耳の中は衛生的で、湿気や耳垢は取り除かれますので、補聴器の掃除が楽になりました。
【選択図】　　図１

Description

補聴器の助けを借りたい難聴の方は、水分の多い耳垢の人が多いようです。又夏の汗、風邪により水分が溜まり電池にも障害が出、補聴器の穴が詰まりやすく雑音や故障の原因になってしまいます。
今までの補聴器には耳垢対策として、補聴器の耳の中にはいる部分の先端に、取り替えフイルタ−や穴あきキャップがついていますが、直ぐに詰まってしまい、直径３ミリというキャップやフイルタ−を取り替え又は掃除するのは大変です。
そこで本考案のフイルタ−は、補聴器の耳の中にはいる部分全体に、その形に沿った形大きさで、全体を被せるものであり簡単に付け替え交換ができる構造とします。そしてフイルタ−の材質は、吸湿性、吸水性のある肌に優しく、破れにくい紙又は布をもちいる。例えばテッシュペ−パ−やガ−ゼのような素材です。
この紙質で出来た円錐形のフイルタ−の底は、側面の厚みより少し厚く多く水分を含む為とする。又補聴器を耳に挿入する時クッションになり、違和感が緩和されます。
耳穴の形にぴったりフイットするので、長時間つけていても疲れることはありませんし、雑音やハウリング音を抑えることができます。
又補聴器の出し入れのときに、フイルタ−が外れないように、補聴器の側面一カ所に糊ずけシ−ルをつけ止める。（図１参照）
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は補聴器の故障の原因の一つである、湿気や耳垢の詰まりを取り除くフイルタ−を設け、簡単に取り替えできるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】
補聴器の故障の原因に、耳垢の詰まりに対してはメ−カ−側もいろいろと対策がなされていますが、湿気や水分に対しては無防備です。
一部のメ−カ−のフイルタ−は直経が３ミリで、あまりにも小さくて取り替えや掃除が困難です。
又耳の中が高湿度になると、補聴器の電池にも障害がでてその都度ドライヤ−で乾かさないといけません。
補聴器が聞こえなくなると、個人では掃除が困難でその都度販売店に持っていかなくてはなりません。
それに年齢によっておこる皮膚のたるみが原因で、補聴器との隙間ができやすく雑音がはいりやすくなります。
【０００３】
【考案が解決しょうとする課題】
耳の中の湿気を取り除き、耳垢のつまりを防止するフイルタ−の交換が簡単にできるようにすること。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
考案したフイルタ−は破れにくく肌になじみやすく、吸湿性のある柔らかな素材を用い、補聴器の耳の中にはいる部分全体を包みかぶせて止める。
【０００５】
【考案の実施の形態】
補聴器の耳の中にはいる部分をすっぽり被せれるような、例えば円錐形の形にしたフイルタ−を必要な数だけ常備しておく。毎日フイルタ−を取り替えることにより、常に耳の中は清潔に保たれ、補聴器の詰まりが激減する。
又フイルタ−の上部には補聴器の側面に止めれるように、糊のついたシ−ルをつけておく。（図３の４参照）
【０００６】
【考案の効果】
本考案のフイルタ−を取り付けることにより、補聴器は耳穴の形にぴったりフイットするので、雑音や耳障りなピ−ピ−音が軽減する。
又補聴器との違和感が緩和されるので、長時間補聴器をつけておくことができる。
今まで補聴器に多かった故障の原因を、湿気や耳垢を防止するフイルタ−を毎日取り替えることで軽減した。
フイルタ−は従来のものより形が大きいので、何時、何処でも簡単に取り替えることが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図１】補聴器本体を横にして、本考案のフイルタ−の実施例を示す図である
【図２】本考案のフイルタ−を示した平面図である。
【図３】本考案のフイルタ−を示した正面図である。
【符号の説明】
１　補聴器本体
２　フイルタ−
３　フイルタ−の底面
４　のり付けシ−ル

Claims

吸湿性があり破れにくく、肌にやさしく柔らかく、耳垢やゴミの進入を防ぐ素材をもちい、補聴器の耳の中にはいる部分に、その形にそった大きさで、且つ容易に取り替え交換可能な構造で、被せるようにしたところを特徴とする、補聴器の使い捨てフイルタ−。