JP3098897U - 傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】開いた際には傘布の一方側をより広く形成することができ、閉じた際には傘骨が邪魔にならないようにした傘を提供し、また開いた際にバランスを保ち易くした傘を提供する。
【解決手段】一端側に把手2を有する傘軸3を設け、該傘軸3の他端側に長さの等しい多数本の傘骨4を放射状に開閉自在に連結し、傘骨4を開閉する開閉機構5を設け、多数本の傘骨4の内の一部(4a)に短尺な補助骨6を外側に向けて折り畳み可能に連結し、各傘骨4(4a)及び補助骨6の上面に傘布7(7a)を張設する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は雨傘、日傘等の傘に関し、特に、傘布の一方側をより広く形成するようにした傘に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、傘を構成する多数本(通常8本又は6本)の傘骨は同じ長さで形成されており、傘をさした使用状態で、傘布は前後左右が均等になるように形成されている。激しい雨の時、傘を持つ手と反対側の肩部が濡れ易く、また前かがみの状態で傘をさすと、特に背中側が濡れ易い。
かかる不具合を解消するため、傘をさした際、傘布の一方側をより広く形成するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3093504号公報 (第2−3頁、図1〜図5)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の傘は、図5に示すように、傘布20の一方側をより広く形成することができる(斜線部)が、傘21を閉じた際には、図6に示すように、長尺の傘骨22が把手部23まで延びているため、携行する際に邪魔になり易い。また、長尺の傘骨部22は他部に比べて傘布が広い面積となるため重くなり、傘21を開いた状態では傘軸24が長尺の傘骨22部側に傾いてバランスを崩し易い。
そこで、本考案は、開いた際には傘布の一方側をより広く形成することができ、閉じた際には傘骨が邪魔にならないようにした傘を提供し、また開いた際にバランスを保ち易くした傘を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案による傘は、一端側に把手を有する傘軸を設け、該傘軸の他端側に長さの等しい多数本の傘骨を放射状に開閉自在に連結し、前記傘骨を開閉する開閉機構を設け、前記多数本の傘骨の内の一部に短尺な補助骨を外側に向けて折り畳み可能に連結し、前記各傘骨及び補助骨の上面に傘布を張設してなること、を特徴としている。
ここで、補助骨は複数本とし、これらを互いに隣接させて設けるとよい。
また、補助骨部における傘布は、他の傘骨部における傘布に比べ軽量材により形成してもよい。
また、傘骨の先端部にキャップを被せ、該キャップと略同形のキャップを傘骨と補助骨とを連結する連結部材の外端部に被せてもよい。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。図1は本考案の実施例による傘を開いた状態の平面図、図2は実施例による傘を閉じた状態の側面図、図3は実施例による傘を開いた状態の斜視図、図4は傘骨と補助骨との連結部の拡大側面図である。
【0007】
図において傘1は、一端側に把手2を有する傘軸3を設け、該傘軸3の他端側に長さの等しい多数本(8本)の傘骨4を放射状に配置して開閉自在に連結し、傘骨4を開閉する開閉機構5を設け、多数本の傘骨4の内の隣接する2本(4a)に短尺な補助骨6を外側に向けて折り畳み可能に連結し、各傘骨4(4a)及び補助骨6の上面に傘布7を張設してなる。補助骨6部において、傘布7は従来の傘に比べて、斜線で示した分だけ広い面積となる。傘1を閉じる際、補助骨6を外側に折り畳めば(図4の想像線)、全ての傘骨4(4a)は同じ寸法となる(図2)。
【0008】
傘骨4aと補助骨6との連結部は、図4に示すように、傘骨4aの先端部に連結部材8の一端側を固着し、連結部材8の中央部で補助骨6の基端部をピン9を介して回動可能に連結してある。連結部材8の外端部には、傘骨4の先端部に被せられるキャップ10と略同形のキャップ10aを被せてある。
【0009】
なお、補助骨6は1本としてもよいし、互いに隣接する3本以上としてもよい。補助骨6を複数本とすれば、1本の場合に比べより広い面積の傘布7を確保することができる。
【0010】
図2,図3において、把手2は湾曲したものを示したが、L字状でも棒状でもよい。傘軸3の他端には石突き11を設けてある。各傘骨4は一端が傘軸3の他端側に軸支され、開閉自在に傘軸3に連結される。開閉機構5は、傘軸3に沿って摺動可能に設けたスライド部材12と、一端が各傘骨4の途中に軸支され他端がスライド部材12に軸支される受骨13からなる。そして、スライド部材12を傘軸3の他端側に摺動させることにより受骨13を介して傘骨4と傘布7が開き、スライド部材12を把手2側に摺動させることにより受骨13を介して傘骨4と傘布7が閉じる。スライド部材12を傘軸3の他端側と把手2側とに保持する係止具(図示せず)を設けてある。
【0011】
傘布7は、雨傘にあっては防水性の資材、日傘にあっては遮光性の資材を用いる。ここで、補助骨部6における傘布7aを、他の傘骨4部における傘布7に比べ軽量材により形成するとよい。全ての傘布7に同じ資材を用いた場合には、補助骨6部側が重くなるため、傘1をさした際に傘軸3が補助骨6部側に傾き易くなるが、このようにすれば、傘軸3が傾き難くなり、バランスよく傘をさすことができる。
【0012】
次に、本考案による傘1の使用方法を説明する。傘1を開いた状態で、補助骨6部(広い面積部分)が把手2を持つ手と反対側にくるようにして傘1をさす。こうすれば、把手2を持つ手と反対側の肩部が濡れ難くなる。また、補助骨6部が背中側にくるようにして傘1をさせば、背中側が濡れ難くなる。また、一本の傘1に二人一緒に入る相傘として使用する際には、補助骨6部が傘1を持たない相手の外側の肩部にくるようにして傘1をさせば、傘1を持たない相手の外側の肩も濡れ難くなる。上記は雨傘の場合を説明したが、日傘にあっても同様に日の光をより広く遮ることができる。
一方、傘1 を閉じて携行する際には、補助骨6を外側に折り畳む。図2に示すように、補助骨6は折り畳まれて把手部にかからないので、補助骨6が邪魔になって把手2を持ちにくくなることがない。なお、図2において、符号14は止め紐で、補助骨6の先端部及び傘布7が広がらないようにする。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の傘によれば、多数本の傘骨の内の一部に短尺な補助骨を外側に向けて折り畳み可能に連結し、各傘骨及び補助骨の上面に傘布を張設したので、傘を開いた際には傘布の一方側をより広く形成することができ、一方、傘を閉じた際には、補助骨を外側に折り畳めば補助骨が把手の邪魔をすることなく、持ち運びに支障を来すことがない。
また、補助骨を複数本とし、これらを互いに隣接させて設ければ、1本の場合に比べ、より広い面積の傘布を確保することができる。
また、補助骨部における傘布を、他の傘骨部における傘布に比べ軽量材により形成すれば、傘を開いた際に傘軸が傾斜し難くなりバランスを保ち易くなる。
また、傘骨の先端部にキャップを被せ、該キャップと略同形のキャップを連結部材の外端部に被せれば、傘を閉じ補助骨を外側に折り畳んだ際、連結部材の外端部がキャップで覆われて安全性が高まり、また傘骨の端部が揃って見栄えもよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による傘を開いた状態の平面図。
【図2】実施例による傘を閉じた状態の側面図。
【図3】実施例による傘を開いた状態の斜視図。
【図4】傘骨と補助骨との連結部の拡大側面図。
【図5】従来例による傘を開いた状態の斜視図。
【図6】従来例による傘を閉じた状態の側面図。
【符号の説明】
1 傘
2 把手
3 傘軸
4,4a 傘骨
5 開閉機構
6 補助骨
7 傘布
7a 補助骨部における傘布
8 連結部材
9 ピン
10,10a キャップ
11 石突き
12 スライド部材
13 受骨
14 止め紐

Claims (4)

  1. 一端側に把手を有する傘軸を設け、該傘軸の他端側に長さの等しい多数本の傘骨を放射状に開閉自在に連結し、前記傘骨を開閉する開閉機構を設け、前記多数本の傘骨の内の一部に短尺な補助骨を外側に向けて折り畳み可能に連結し、前記各傘骨及び補助骨の上面に傘布を張設してなることを特徴とする傘。
  2. 補助骨は複数本とし、これらを互いに隣接させて設けた請求項1に記載の傘。
  3. 補助骨部における傘布は、他の傘骨部における傘布に比べ軽量材により形成した請求項1又は2に記載の傘。
  4. 傘骨の先端部にキャップを被せ、該キャップと略同形のキャップを傘骨と補助骨とを連結する連結部材の外端部に被せた請求項1〜3のいずれか1項に記載の傘。
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