JP3098586U - インナーたんすの補強構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】置物面材が物品の重力を受けても、垂下の変形現象が生じないインナーたんすの補強構造を提供する。
【解決手段】インナーたんす1の内部には、置物空間を区画するための置物面
材11を設置する。置物面材11の底面前方及び真中の位置に、それぞれロッド3を設置する。ロッド3は、被覆剤又は粘着剤を用いて置物面材11の底面に設置されている。これにより、置物面材11はより高い強度を得ることができ、置物面材11が物品の重力を受けても、垂下の変形現象が生じない。
【選択図】図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はたんすの内部に吊られるインナーたんすに関するものであり、特にインナーたんすの置物面材の補強構造を指す。
【0002】
【従来の技術】
住まい空間があまり大きくない国又はエリアには、たんすのスペースが制限されるため、小さなものを放置するためのインナーたんすを提供すれば、数多の消費者の最愛となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般的なインナーたんすは十分な強さ、フレキシビリティを持つ面材、例えば、帆の布などで作られる。図1に示すように、通常、その構造は上下、左右、後面に、面材を設けて、しかも、内部に、置物空間を区画する置物面材11をいくつか設置する。インナーたんす1の上方に、たんすの内部に吊るためのハンガーロッド2を取り付ける。伝統のインナーたんすの置物面材11は単純に、帆の布でつくられたので、物品を放置したあと、物品の重量が置物面材11に作用して、垂下の現象が生じる。結局、置物面材11の垂下の下端と本来の垂下しなかった位置に、高度差Lが出て来る。そのような高度差のせいで、外観が醜いばかりでなく、物品もしぼられ、変形されるため、改善しなければならない。
【0004】
本考案の第一技術手段はインナーたんすの置物面材の底面に、ロッドを設置し、ロッドにより、置物面材を補強することにより、置物面材が物品の重力を受けても、垂下の変形現象が生じないインナーたんすの補強構造を提供することにある。
本考案の第二技術手段はインナーたんすの置物面材の底面に、殆ど真中の位置にロッドを設置して、少量のロッドでも、置物面材を補強する目的を遂げるインナーたんすの補強構造を提供することにある。
【0005】
本考案の第三技術手段は縫い合い方式でロッドをインナーたんすの置物面材の底面にセットするインナーたんすの補強構造を提供することにある。
本考案の第四技術手段は粘着帯でロッドをインナーたんすの置物面材の底面に付けるインナーたんすの補強構造を提供することにある。
本考案の第五技術手段はたんすの置物面材の底面前方に、第一本のロッドを設置して、殆ど真中の位置に、一本又は二本以上のロッドを設置するインナーたんすの補強構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のインナーたんすの補強構造は、複数の置物面材でインナーたんすを複数の置物空間に区画し、置物面材の底面前方及び殆ど真中の位置に、それぞれロッドを設置していることを特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の目的、特徴および効果などをご了解いただくために、以下、さらに具体的な実施例に図面をあわせて詳しく説明する。
まずは図2を御覧下さい。本実施例により、インナーたんすの構造は帆の布など、十分な強さを持つ材料であり、上下、左右、後面に、面材の形態のように作られる。また、インナーたんすの内部には、置物空間を区画するための置物面材11を設置する。インナーたんす1の上方には、たんすの内部に吊るためのハンガーロッド2を取り付ける。
【0008】
図3を御覧下さい。本実施例はさらに、置物面材11の底面前方及び殆ど真中の位置に、それぞれ一本のロッド3又は扁形の板4を設置する。前掲ロッド3と置物面材11との結合方式は図4に示すように、別に被覆材12(例えば布)を用いて、ロッド3を置物面材11の底面に置いたあと、両者を縫い合わせる。そして、ロッド3を置物面材11の底面にセットする。置物面材11の底面殆ど真中の位置に、一本のロッド3を設置する以外、本実施例により、図5に示すように、二本のロッド3を置物面材11の底面殆ど真中の位置に設置してもよい。そうすると、置物面材11はより高い強度が得られる。
【0009】
本考案のもう一つの実施例は図3に示した置物面材11の底面前方及び殆ど真中の位置に、それぞれ扁形の板4を設置する。前掲扁形の板4と置物面材11との結合方式は図6、図8に示すように、置物面材11の底面前方及び殆ど真中の位置に向き合う両側に、それぞれ粘着帯13を縫い合わせる。粘着帯13の自由端及び置物面材11の底面にそれぞれ粘着氈131、111を設ける。前述扁形の板4を置物面材11の底面に放置したあと、粘着帯13を扁形の板4に覆う。同時に、図7に示すように、粘着氈131、111を相互に粘着する。それで、扁形の板4を置物面材11の底面にセットする。
【0010】
置物面材11の底面前方及び殆ど真中の位置に、扁形の板4を設置する以外、二本以上の扁形の板4を置物面材11の底面殆ど真中の位置に設置してもよい。また、前述の方式のように、図9に示すように、粘着帯13を用いて、各扁形の板4を置物面材11の底面にセットする。そうすると、同様に置物面材11はより高い強度を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインナーたんすに物品を置いたとき、置物面が重量の作用により、垂下する状態を示す立体図である。
【図2】本考案の実施例によるインナーたんすの置物底面にロッドを設置している状態を示す立体図である。
【図3】本考案の実施例によるインナーたんすの置物底面に扁形板を設置している状態を示す立体図である。
【図4】本考案の実施例によるインナーたんすの置物底面前方及び真中の位置にそれぞれ一本のロッドを設置している状態を示す局部平面視図である。
【図5】本考案の実施例によるインナーたんすの置物底面前方に一本のロッドを設置して、真中の位置に二本のロッドを設置している状態を示す局部平面視図である。
【図6】本考案の実施例によるインナーたんすの置物面材底面前方及び真中の位置にそれぞれ扁形板を設置し、粘着帯が扁形板をセットしていない状態を示す局部平面視図である。
【図7】本考案の実施例によるインナーたんすに粘着帯で置物面材底面の扁形板をセットする状態を示す局部平面視図である。
【図8】本考案の実施例によるインナーたんすの置物面材底面の向き合う両側に粘着帯で扁形板をセットする状態を示す局部平面視図である。
【図9】本考案の実施例によるインナーたんすの置物底面前方に一本の扁形板を設置して、真中の位置に二本の扁形板を設置している状態を示す局部平面視図である。
【符号の説明】
1  インナーたんす
2  ハンガーロッド
3  ロッド
4  扁形板
11  置物面材
12  被覆材
13  粘着帯
131、111  粘着氈

Claims (3)

  1. インナーたんすの補強構造において、
    複数の置物面材でインナーたんすを複数の置物空間に区画し、
    置物面材の底面前方及び殆ど真中の位置に、それぞれロッドを設置していることを特徴とするインナーたんすの補強構造。
  2. 被覆材でロッドを置物面材の底面に縫い合わせてセットしていることを特徴とする請求項1記載のインナーたんすの補強構造。
  3. 粘着帯でロッドを置物面材の底面にセットしていることを特徴とする請求項1記載のインナーたんすの補強構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200464204Y1 (ko) * 2010-05-17 2013-01-09 주식회사 카노 비키니 옷장

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