JP3098510U - 竹の子の皮削ぎ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】竹の子の太さに拘わりなくその外周が円弧溝の溝底に内接されて削ぎ加減がし易く、切断面が該外周を削ぎ落として広く形成される竹の子の皮削ぎ具を提供すること。
【解決手段】手に持つ把持体1の長手方向に直交して凹設する案内溝が円弧溝2から成り、竹の子12の皮を削ぎ取るカッター8が該円弧溝2の一側で、溝底から所要高さの離隔位置にその刃先7を他側に向けて設けられ、円弧溝2に下方向の姿勢を規制されて載置される竹の子12の背を押し付ける押圧部11は、把持体1の上面に両側方向へ姿勢調節自在に取着される。このほか、カッター8が刃先7を円弧状の湾曲部13に設けたものや、押圧部11の先方で下に突部10を形成したものがある。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、台所用具の食品の調整及び食品を薄く切る切断手道具の分野に属し、主として、竹の子の皮剥ぎの前処理として先方の周面一部の皮を軸方向に沿って削ぎ取る竹の子の皮削ぎ具に係る。
【0002】
【従来の技術】
竹の子の皮剥ぎの前処理として、竹の子の先方にその軸方向に沿って断面中心に向けて切り込みを入れる皮処理具は、実用新案登録第2049533号に提案されている。このものは切り込みに爪をかけて皮を剥ぐようにしたものであるため、親指の腹が使い難く爪に負担がかかり過ぎることと、案内溝がV状であるため竹の子の太さの大小によって該案内溝に内接する位置が変化するため切り込み深さが変わり、その加減が難しく、ややもすると皮と共に身本体を切り裂くことがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
竹の子の太さに拘わりなくその外周が円弧溝に内接されて削ぎ加減がし易く、切断面が該外周を削ぎ落として広く形成されて親指の腹で皮を剥ぎ取ることのできるようにしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した竹の子の皮削ぎ具は、把持体の先方に上面から案内溝を凹設し、該案内溝に対応してカッターを設けるとともに、案内溝に向けて弾性的に押圧される押圧部を設けて成る竹の子の皮処理具において、
前記案内溝が竹の子の太さの大小に拘わりなくその外周を内接する円弧溝から成り、カッターが該円弧溝の一側方に溝底より所要高さの離隔位置で刃先を他側方に向けて配設され、前記押圧部が把持体の両側方方向へ姿勢調節自在に該把持体の上面に取着されて成る。
請求項2に記載した竹の子の皮削ぎ具は、請求項1に記載した竹の子の皮削ぎ具において、前記カッターがその刃先を円弧状の湾曲部に設けて成る。
請求項3に記載した竹の子の皮削ぎ具は、請求項1又は2に記載した竹の子の皮削ぎ具において、押圧部が先端部に前記円弧溝に対応する位相で下に突部を形成して成る。
【0005】
【考案の実施の形態】
円弧溝の何れか一側方に配設されるカッターは、台座を介して設けられるものから直接把持体に設けた横溝に嵌着するものがあり、押圧部における突部は円弧状や波形のものがある。カッターの刃先は直線状のものや前記円弧溝に類似する円弧状のものがある。
【0006】
【実施例】
実施例により説明すると、図1に示すように、右利き手用の竹の子の皮削ぎ具Aは、角棒状の把持体1の先方に本体に直交して上面から所要幅、所要深さの円弧溝2を凹設し、その右側面に横向き台形状の台座3をビス4とナット5で取り着け、台座3の上面に円弧溝2に連通して所要幅、所要深さの凹溝6を掘設し、凹溝6上に板状のカッター8をその刃先7を円弧溝2へ向けるとともに円弧溝2の溝底より所要高さに離隔した位置にビス9止めし、把持体1の上面には、円弧溝2に対応する位相で下方へ円弧状の突部10を形成したスプーン状の押圧部11を、その後方において左右両側方方向(この実施例では先方を右側方へ傾けた姿勢)へ姿勢調節自在にビス止めして成っている。左利き手用の竹の子の皮削ぎ具Bは、図2に示すように、竹の子の皮削ぎ具Aのカッター8をビス止めした台座3を、その前後を逆にして把持体1の左側面にビス4とナット5で取り着け、押圧部11をその先方を左側方へ傾けた姿勢で把持体1の上面に取り着けている。
【0007】
竹の子の皮削ぎ具Aは、図3に示すように、竹の子12の先方を左手に握った把持体1の円弧溝2に置き、左手の親指で押圧部11の先方を押し下げると突部10が竹の子12の背を押し付ける。その状態で右手に持った竹の子12を右方へ引き抜けば、その腹が図4に示すようにカッター8で削ぎ取られる。
このように押圧部11に押圧された状態で竹の子12の先方を削ぎ取ることができるから、安定した姿勢で素早く処理できる上、カッター8に直接手指が触れることがない。竹の子12の長さに応じて先方を長く削ぎ取るときは、刃先7を支点として竹の子12を引き抜く際に多少寝かせ気味にすれば、図4の仮想線で示すように身本体を欠損することなく外周の皮のみを削ぎ取りできる。
図5に示したカッター8は円弧状の湾曲部13に刃先7を設けたもので、このカッター8によれば、竹の子12の皮を外周広範囲に渡り身本体を傷めることなく削ぎ取りできる。
【0008】
このようにして外周の皮を削ぎ取られた竹の子は、切断面14から両手の親指の腹で皮を剥ぎ取り身本体が取り出される。したがって、爪先で皮の切れ目を切り裂くようなことがないから指先の負担がない。
【0009】
【考案の効果】
本考案の竹の子の皮削ぎ具によれば、把持具の円弧溝に竹の子の外周が内接され竹の子の背が押圧部の突部で押し付けられるから、素早く皮を削ぎ取りできる上、カッターの刃先が円弧溝の溝底より所要高さの離隔位置にあるため、押圧部との共働で刃先を支点として竹の子を上下してその姿勢を変えることで削ぎ加減がし易い。加えて、切断面が広く形成されるから親指の腹で皮を剥ぎ取ることができ、指先にかかる負担がなく竹の子の皮処理ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】竹の子の皮削ぎ具Aの斜視図。
【図2】竹の子の皮削ぎ具Bの平面図。
【図3】図1の円弧溝の中央部における拡大縦断面図。
【図4】竹の子の先方外周の削ぎ取られた状態の説明図。
【図5】カッターの他の態様を示す斜視図。
【符号の説明】
1 把持体
2 円弧溝
3 台座
4 ビス
5 ナット
6 凹溝
7 刃先
8 カッター
9 ビス
10 突部
11 押圧部
12 竹の子
13 湾曲部
14 切断面
A、B 竹の子の皮削ぎ具

Claims (3)

  1. 把持体の先方に上面から案内溝を凹設し、該案内溝に対応してカッターを設けるとともに、案内溝に向けて弾性的に押圧される押圧部を設けて成る竹の子の皮処理具において、
    前記案内溝が竹の子の外周に内接する円弧溝から成り、カッターが該円弧溝の一側方に溝底より所要高さの離隔位置で刃先を他側方に向けて配設され、前記押圧部が把持体の両側方方向へ姿勢調節自在に該把持体の上面に取着されて成る竹の子の皮削ぎ具。
  2. 前記カッターがその刃先を円弧状の湾曲部として成る請求項1記載の竹の子の皮削ぎ具。
  3. 押圧部が先端部に前記円弧溝に対応する位相で、下方に突部を形成して成る請求項1又は2記載の竹の子の皮削ぎ具。
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