JP3098322B2 - タイヤ滑り止め装置の締付具 - Google Patents

タイヤ滑り止め装置の締付具

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JP3098322B2 JP04122267A JP12226792A JP3098322B2 JP 3098322 B2 JP3098322 B2 JP 3098322B2 JP 04122267 A JP04122267 A JP 04122267A JP 12226792 A JP12226792 A JP 12226792A JP 3098322 B2 JP3098322 B2 JP 3098322B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤ滑り止め装置
の滑り止め本体のタイヤ外側における幅方向端部に取り
付けられる締付具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイヤ滑り止め装置の締付具と
しては、たとえば特開昭63−227410号公報に開
示された機構のものが提案されている。この締付具の一
例を挙げると、カムクリートを回動自在に軸支するボデ
ーの貫通孔に、可撓性を有するロープの中間部を出入自
在に挿通し、このロープの一端はボデーに連結してルー
プ状に形成するとともに、ロープの両端にゴムバンドの
両端を連結することにより、ゴムバンドをループ状に形
成し、ボデーのカムクリートは、ロープの長手方向の一
方向に付勢されたばねでロープを貫通孔の内壁との間に
挟持し、カムクリートをばねの付勢力の方向とは反対方
向に回動させることにより、ロープの挟持状態を解除す
る構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のタイヤ滑り止め
装置の締付具は、車両の歩行時においては、ゴムバンド
の引張力によってロープが一方向にのみ移動可能に引張
られ、これと反対方向の移動はカムクリートに作用する
ばねの付勢力によって阻止されるため、ロープは常に所
定張力を維持してタイヤ滑り止め装置をタイヤ外周に確
実に保持するという機能を有している。
【0004】しかしながら、この締付具のカムクリート
は、ばねの付勢力を利用しているため、カムクリートの
作動がばねの耐久寿命によって影響を受け、長時間使用
すると作動が不確実になるのを免れないという問題があ
る。この発明は、上記のような問題を解決して、作動機
構が部品の耐久寿命による影響をほとんど受けることな
く、長時間にわたって信頼性の高い作動が保証されるタ
イヤ滑り止め装置の締付具を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、無端状のループを2重に形成した2重
ループ状バンドと、この2重ループ状バンドを係止する
バックルとを備え、タイヤ滑り止め装置の滑り止め本体
のタイヤ外側に配置される幅方向端部に掛け止めてタイ
ヤに装着する締付具において、可撓性を有する非伸長バ
ンド部に、この非 伸長バンド部より短くて可撓性を有す
る伸長バンド部を無端状に結着して1つの輪としたバン
ド部材を、両端に非伸長バンド部の一部を位置させて
重に折り畳んで、非伸長バンド部の一部と伸長バンド部
とで形成される第1のループと、非伸長バンド部の他部
のみにより形成される第2のループとからなる2重ルー
プ状バンドと、該2重ループ状バンドの両端の前記非伸
長バンド部の一部により形成される折返し部を係止する
バックルとを備え、前記バックルは、2重ループ状バン
ドの少なくとも一端の折返し部が周回可能に掛け回され
たピンと、該ピンをスライド自在に支持する長穴と、2
重ループ状バンドの第2のループの非伸長バンド部の張
力により長穴をスライドしたピンを介して、第1及び第
2の両ループの非伸長バンド部が重ね合わせて圧接され
るストッパとを有し、前記折返し部の非伸長バンド部は
前記第2のループの大きさが縮小する方向へのピンの周
りの周回が可能であり、且つ前記第2のループの大きさ
が拡大する方向への周回は阻止されるロック機構を構成
している。
【0006】
【作用】この発明の締付具は、タイヤ滑り止め装置に取
り付けていないときは、バックルの長穴内のピンを、
2のループの大きさが拡大する方向にスライドさせる
か、あるいは折返し部における非伸長バンド部を重ね合
わせた状態でストッパに圧接させないようにすれば、
返し部の非伸長バンド部をピンの周りの任意の方向に周
回さることが可能である。
【0007】タイヤに装着されたタイヤ滑り止め装置の
滑り止め本体に、この発明の締付具を取り付けるとき
は、2重ループ状バンドの第1のループと第2のループ
とがほぼ同一直径となるようにループ径を調整したの
ち、まず、第2のループの非伸長バンド部を滑り止め本
体の幅方向端部に止着されているフックに順次掛け止め
し、次いで第1のループの非伸長バンド部および伸長バ
ンド部を同様に掛け止めする。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明の締付具を用いてタイヤに装
着されたタイヤ滑り止め装置を示した斜視図である。同
図のタイヤ滑り止めの装置40は、いわゆるネットタイ
プの非金属製の滑り止め本体41とその付属部品とから
なり、滑り止め本体41はタイヤコード等の芯材にゴ
ム、合成樹脂等を被覆して長手方向(タイヤ周方向)に
連続する網目構造に成形した網目部42と、網目部42
の長手方向両端の幅方向に直線状に形成した継手部4
3,44とを備えている。滑り止め本体41の幅方向端
部には、長手方向に一定間隔をおいて幅方向外側へ延出
する屈曲部分45が形成され、各屈曲部分45には金属
製フック46を加締めにより止着し、一方の継手部44
の屈曲部分45には掛止め具47が取り付けてある。滑
り止め本体41の図示しないタイヤ内側の幅方向端部の
屈曲部分にも同様にフックが止着されており、このフッ
クには両側にループ部を有する非伸長性のサイドロープ
が加締めてあり、一端のループ部は継手部の屈曲部分に
連結具(図示せず)を介して取り付けられている。
【0009】タイヤ50の外周を覆って被せた滑り止め
本体41には、タイヤ外側に配置された幅方向端部のフ
ック46に、この発明の締付具10が掛け止めされてい
る。この締付具10は、2重ループ状バンド20と2重
ループ状バンド20が係止されたバックル30とにより
構成されている。図2ないし図4は締付具10の実施例
である。
【0010】締付具10の2重ループ状バンド20は、
図2に示すように可撓性を有する非伸長バンド部21の
長さ方向両端に、可撓性を有し且つ前記非伸長バンド部
21より短い伸長バンド部22を無端状に結着して得ら
れるバンド部材を非伸長バンド部21が両端側に位置
するように2重に折り畳み、折り畳まれたバンド部材の
非伸長バンド部21の一部と伸長バンド部22とで第1
のループを形成し、非伸長バンド部21の他部のみによ
り第2のループが形成される。而して、2重ループ状バ
ンド20は、非伸長バンド部21により形成される両端
の折返し部23,24をつき合わせて2重のループ状に
形成されている。非伸長バンド部21の素材としては、
たとえばポリエステル繊維の糸を編成してベルト状とし
た組紐を用い、伸長バンド部22の素材はゴム紐を用い
るのが好ましい。
【0011】上記の2重ループ状バンド20の両端の折
返し部23,24を係止するバックル30は、図3に示
すように、長手方向に沿う一方の側面とこれに隣接する
両端角部の側面が開放し、長手方向に沿う他方の側面は
密閉された中空の細長直方体状の箱体であって、ナイロ
ン等の合成樹脂を素材として形成された本体30aと蓋
30bとからなり、図示しないねじにより結合されてい
る。
【0012】バックル30の上面および下面には、長手
方向の同一線上に長軸を有する2個の同一形状の長穴3
3,34を長手方向の両端部側に配列し、上下面同一位
置に設けてある。この長穴33,34の長軸方向にスラ
イド自在にピン35,36が支持されている。前記2重
ループ状バンド20の両端の折返し部23,24は、図
4に示すようにピン35,36の周りに周回可能に掛け
回してある。
【0013】また、バックル30の長手方向両側端部の
上下面の間には、長穴33,34の長軸方向外側の頂点
と両側端面との間の長さを直径として開放面側に凸状の
円筒面に形成されたストッパ37,38が設けてある。
上記構成の締付具10は、2重ループ状バンド20の折
返し部23,24を支持するピン35,36が、第2の
ループの非伸長バンド部21をバンド拡径方向Aに引張
る力により長穴33,34の長軸方向外側端にスライド
した位置にあると、折返し部23,24の第1のループ
の非伸長バンド部21が第2のループの非伸長バンド部
21に重ね合わされた状態でピン35,36を介してス
ットパ37,38に圧接される。この状態でさらに、
2のループの非伸長バンド部21に拡径方向Aの力が働
いても、第1のループの非伸長バンド部21をピン3
5,36を介してストッパ37,38との間に挟持する
ロック機構が作用するので、ピン35,36の周りに周
回(内周り)することができない。一方、この状態で
1のループの非伸長バンド部21に拡径方向Aの力が働
いたときは、前記ロック機構が作用しないので、ピン3
5,36の周りの周回(外回り)が可能となる。
【0014】なお、締付具10をタイヤ滑り止め装置4
0に取り付ける前においては、バックル30の長穴3
3,34をスライドするピン35,36を長軸方向内側
(2重ループ状バンド20の拡径方向Aと反対方向)に
位置させるか、あるいは2重ループ状バンド20の折返
し部23,24における内外側の各非伸長バンド部21
を重ね合わせた状態でピン35,36によりストッパ3
7,38に圧接させないようにすれば、第1及び第2の
ループの各非伸長バンド部21をピン35,36の周り
に任意の方向に周回させることができる。
【0015】上記の締付具10を用いてタイヤ滑り止め
装置40をタイヤ50に装着するに際しては、前もって
2重ループ状バンド20の両端の折返し部23,24の
少なくとも一方の第1のループと第2のループとのいず
れかの側の非伸長バンド部21を、ピン35,36の少
なくとも一方の周りに周回して、各ループ径がほぼ同一
直径となるように調整した締付具10を用意する。
【0016】次いで、タイヤ滑り止め装置40の滑り止
め本体41をタイヤ50の外周に被せ、タイヤ50の内
側に配置された滑り止め本体41のサイドロープの両端
を結着したのち、タイヤ50の外側に配置された滑り止
め本体41の一方の継手部44の掛け止め具47を他方
の継手部43に結合する。このようにしてタイヤ50の
外側に円環状に配列された滑り止め本体41のフック4
6と掛止め具47のフック部とに、締付具10の2重ル
ープ状バンド20の第2のループの非伸長バンド部21
を掛け止めし、これに続いて第1のループの非伸長バン
ド部21と伸長バンド部22とを掛け止めする。これに
より、締付具10のバックル30のピン35,36は長
穴33,34の長軸方向外側端にスライドし、2重ルー
プ状バンド20の非伸長バンド部21による所定の締付
力が、タイヤ50に装着された滑り止め本体41に与え
られる。
【0017】車両の走行中に、タイヤ滑り止め装置40
に取り付けられた締付具10の2重ループ状バンド20
の第2のループの非伸長バンド部21が、拡径方向Aの
力を受けた場合には、第1のループの非伸長バンド部2
1は、ピン35,36を介してストッパ37,38に挟
持された状態で第2のループの非伸長バンド部21によ
り圧接されることになるから、非伸長バンド部21はピ
ン35,36の周りに周回することができない。このた
め、第2のループは拡径することなく、滑り止め本体4
1に与えている締付力を維持する。
【0018】また、タイヤ滑り止め装置40に取り付け
られた締付具10の2重ループ状バンド20の第2の
ープの径が過大で緩くなっている場合には、第1のルー
プの非伸長バンド部21が伸長バンド部22の引張力に
よる拡径方向Aの力を受けるから、第2のループの非伸
長バンド部21による圧接力とピン35,36とストッ
パ37,38との間での挟持力に打ち勝って、ピン3
5,36の周りを周回し、第1のループの径が拡大して
第2のループの径が相対的に縮小し、第2のループの非
伸長バンド部21は所定の締付力を滑り止め本体41に
与えることになる。
【0019】したがって、車両の走行中に、滑り止め本
体41に与えられている締付具10の締付力に緩みを生
ずるような事態が発生した場合においても、2重ループ
状バンド20の第1のループの伸長バンド部22がその
緩みを吸収して非伸長バンド部21の締付力を適正な強
さとなるように調節するから、増締めの必要がなく、タ
イヤ滑り止め装置40に締付具10を取り付けた後は、
締付状態の良否、弛緩の有無等を点検する手間を必要と
しない。
【0020】また、車両が高速で走行しても、締付具1
0の2重ループ状バンド20の非伸長バンド部21によ
り必要な締付力が得られるから、タイヤ滑り止め装置4
0の滑り止め本体41が、タイヤ50の高速回転に伴っ
て発生する遠心力によってタイヤ50の半径方向外側に
拡がるのを完全に制抑し、タイヤ滑り止め装置40の性
能を阻害することはない。
【0021】タイヤ滑り止め装置40に取り付けられた
締付具10を取り外すときは、滑り止め本体41のフッ
ク46に掛け止めてある2重ループ状バンド20の第1
ループの非伸長バンド部21と伸長バンド部22とを
伸長バンド部22の復原力に抗してフック46から掛け
外したのち、第2のループの非伸長バンド部21をピン
35,36の少なくとも一方の周りに周回させて拡径す
ることにより、容易に第2のループの非伸長バンド部2
1をフック46から掛け外すことができる。
【0022】図5および図6は、この発明の締付具10
についての他の実施例である。この実施例のバックル3
0は、長穴33,34の長軸をバックル30の幅方向と
並列に配置してあり、ストッパ37、38はバックル3
0の長手方向に沿う開放された側面に形成してある。上
記以外の構成は前記図3,図4の実施例と同一であり、
2重ループ状バンド20の構成とそのロック機構につい
ても変わりはないので、同一部分に同一符号を付すにと
どめ、詳細な説明は省略する。
【0023】図7および図8は、この発明の締付具10
についてのさらに他の実施例である。この実施例では、
バックル30の長手方向の一方の端部側にピン35を支
持する長穴33とストッパ37とを設け、他方の端部側
には、側面の一部が開口するすき間を隔てたブロック3
9が隅角に設けてある。
【0024】2重ループ状バンド20は、一端の折返し
部23がバックル30のピン35に周回可能に係止さ
れ、他端の折返し部24はロック金具25を加締めて係
止環を形成し、この係止環がバックル30のブロック3
9に周回不能に掛け止めてある。上記以外の構成は、前
記図3,図4の実施例と異なるところはないので、同一
部分に同一符号を付すにとどめ、詳細な説明は省略す
る。
【0025】この実施例における2重ループ状バンド2
0に対するロック機構については、バックル30の一方
の側でのみ作用する点を除き、前記実施例と変わりはな
いので説明を省略する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の締付具
は、可撓性を有する非伸長バンド部とこの非伸長バンド
部よりも短い伸長バンド部とからなるバンド部材を、伸
長バンド部が第1のループに含まれるように折り畳んで
2重ループ状バンドを形成し、この2重ループ状バンド
の少なくとも一端の折返し部を、バックルの長穴内でス
ライド自在なピンの周りに周回可能に掛け回し、バック
ルに設けたストッパに、長穴内をスライドするピンを介
して2重ループ状バンドの内外両側ループの非伸長バン
ド部を圧接させるロック機構を設けているので、タイヤ
滑り止め装置に締付具を取り付けた場合に、2重ループ
状バンドの第1のループの非伸長バンド部は当該第1の
ループが拡大する方向にのみピンの周りを周回し、これ
と反対方向、すなわち第1のループが縮小する方向への
周回が阻止され、伸長バンド部が2重ループ状バンドの
緩みを吸収し、非伸長バンド部が所定の締付力をタイヤ
滑り止め装置の滑り止め本体に与えてタイヤ半径方向外
側への拡がりを防止する機能が確実に果たされる。
【0027】しかも、この発明によれば、ばねを使用し
ないため、締付具の使用寿命に対してばねの耐久寿命に
よる悪影響がない。さらに、締付具を構成する部品が破
損するおそれや、使用寿命に限界のあるものは異なり、
それ自体に可動部を有しない耐久性にすぐれた部品のみ
により構成されたきわめて平易なロック機構を採用して
いるため、保守点検や部品交換の手間が省け、長期間に
わたって信頼性の高い機能を発揮する締付具が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の締付具をタイヤ滑り止め装置に取り
付けた状態を示す斜視図である。
【図2】この発明の締付具の実施例を示す正面図であ
る。
【図3】図2の締付具のバックルを示す正面図aおよび
側面図bである。
【図4】図3のバックルと2重ループ状バンドとの係止
状態をバックルの蓋を除去して示す正面図である。
【図5】この発明の締付具の他の実施例によるバックル
の正面図aおよび側面図bである。
【図6】図5のバックルと2重ループ状バンドとの係止
状態をバックルの蓋を除去して示す正面図である。
【図7】この発明の締付具のさらに他の実施例によるバ
ックルの正面図aおよび側面図である。
【図8】図7のバックルと2重ループ状バンドの係止状
態をバックルの蓋を除去して示す正面図である。
【符号の説明】
10 締付具 20 2重ループ状バンド 21 非伸長バンド部 22 伸長バンド部 23,24 折返し部 30 バックル 33,34 長穴 35,36 ピン 37,38 ストッパ 40 タイヤ滑り止め装置 41 滑り止め本体 50 タイヤ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−227410(JP,A) 特開 昭64−78904(JP,A) 特開 平5−4506(JP,A) 特開 平5−262108(JP,A) 特開 平6−106928(JP,A) 特開 平5−319045(JP,A) 特開 平6−106927(JP,A) 実開 平1−99705(JP,U) 実開 平5−65612(JP,U) 実開 平5−65611(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 27/00 - 27/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状のループを2重に形成した2重ル
    ープ状バンドと、この2重ループ状バンドを係止するバ
    ックルとを備え、タイヤ滑り止め装置の滑り止め本体の
    タイヤ外側に配置される幅方向端部に掛け止めてタイヤ
    に装着する締付具において、 可撓性を有する非伸長バンド部に、この非伸長バンド部
    より短くて可撓性を有する伸長バンド部を無端状に結着
    して1つの輪としたバンド部材を、両端に非伸長バンド
    部の一部を位置させて2重に折り畳んで、非伸長バンド
    部の一部と伸長バンド部とで形成される第1のループ
    と、非伸長バンド部の他部のみにより形成される第2の
    ループとからなる2重ループ状バンドと、 該2重ループ状バンドの両端の前記非伸長バンド部の一
    部により形成される折返し部を係止するバックルとを備
    え、 前記バックルは、2重ループ状バンドの少なくとも一端
    の折返し部が周回可能に掛け回されたピンと、該ピンを
    スライド自在に支持する長穴と、2重ループ状バンドの
    第2のループの非伸長バンド部の張力により長穴をスラ
    イドしたピンを介して、第1及び第2の両ループの非伸
    長バンド部が重ね合わせて圧接されるストッパとを有
    し、前記折返し部の非伸長バンド部は前記第2のループ
    の大きさが縮小する方向へのピンの周りの周回が可能で
    あり、且つ前記第2のループの大きさが拡大する方向へ
    の周回は阻止されるロック機構を構成したことを特徴と
    するタイヤ滑り止め装置の締付具。
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