JP3098076U - 壁掛け型物干し - Google Patents
壁掛け型物干し Download PDFInfo
- Publication number
- JP3098076U JP3098076U JP2003003005U JP2003003005U JP3098076U JP 3098076 U JP3098076 U JP 3098076U JP 2003003005 U JP2003003005 U JP 2003003005U JP 2003003005 U JP2003003005 U JP 2003003005U JP 3098076 U JP3098076 U JP 3098076U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- hanging
- clothesline
- shaped piece
- futon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Abstract
【課題】掛けた布団の通気性を確保して汚れる防止する。
【解決手段】壁部2に布団を掛けるための壁掛け型物干し1である。壁部2の内側で布団を壁部から一定間隔を空けて支持する内側部材4と、壁部2の外側で布団を壁部から一定間隔を空けて支持する外側部材5と、壁部2の上側で布団を壁部から一定間隔を空けて支持すると共に内側部材4及び外側部材5と連結される天井部材6と、壁部2に取り付けられて互いに連結された内側部材4、外側部材5及び天井部材6を着脱自在に支持する固定部材7とを備えた。
【選択図】 図10
【解決手段】壁部2に布団を掛けるための壁掛け型物干し1である。壁部2の内側で布団を壁部から一定間隔を空けて支持する内側部材4と、壁部2の外側で布団を壁部から一定間隔を空けて支持する外側部材5と、壁部2の上側で布団を壁部から一定間隔を空けて支持すると共に内側部材4及び外側部材5と連結される天井部材6と、壁部2に取り付けられて互いに連結された内側部材4、外側部材5及び天井部材6を着脱自在に支持する固定部材7とを備えた。
【選択図】 図10
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ベランダの壁等に布団等の面積の広いものを掛けるときに使用する壁掛け型物干しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ベランダの壁や手摺り等に布団やシーツ等の広いものを掛けるときは、通常、壁等に布団等を直接掛ける。そして、風等で飛ばないように、布団ばさみで固定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ベランダの壁等に布団等を直接掛ける場合は、布団等が壁等に密着してしまって通気性が悪く、乾燥に時間がかかってしまう。
【0004】
また、壁等に埃等がたまっている場合は、布団等が汚れてしまうため、予め壁等を掃除したり、汚れてもいいものを壁等に掛けてそ上から布団等を掛ける必要があった。
【0005】
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、通気性に優れ、布団等の汚れを防止できる壁掛け型物干しを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために第1の考案に係る壁掛け型物干しは、壁や手摺り等の壁部に布団やシーツ等の面積の広いものを掛けるための壁掛け型物干しにおいて、上記壁部の内側に位置して上記布団等を上記壁部の内側面から一定間隔を空けて支持する内側部材と、上記壁部の外側に位置して上記布団等を上記壁部の外側面から一定間隔を空けて支持する外側部材と、上記壁部の上側に位置して上記布団等を上記壁部の上側面から一定間隔を空けて支持すると共に上記内側部材及び外側部材と連結される天井部材と、上記壁部に取り付けられて上記互いに連結された内側部材、外側部材及び天井部材を着脱自在に支持する固定部材と
を備えて構成されたことを特徴とする。
【0007】
上記構成により、天井部材に内側部材及び外側部材を連結した状態で、これらが固定部材によって壁部に支持される。そして、天井部材、内側部材及び外側部材を覆うように、布団等を掛ける。これにより、布団等は、壁部に接触せずに一定間隔を空けて支持され、通気性を確保すると共に埃等の付着を防止する。壁掛け型物干しを使用しないときは、固定部材から内側部材、外側部材及び天井部材を取り外し、邪魔にならない所に収納する。
【0008】
第2の考案に係る壁掛け型物干しは、第1の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記天井部材が、上記内側部材及び外側部材に回動可能に連結されたことを特徴とする。
【0009】
上記構成により、内側部材、外側部材及び天井部材を薄く折り畳んで小さく収納することができる。
【0010】
第3の考案に係る壁掛け型物干しは、第1の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記内側部材又は外側部材の一方又は両方が、四角形の枠体によって構成されたことを特徴とする。
【0011】
上記構成により、四角形の枠体によって構成された内側部材又は外側部材が、布団やシーツ等の面積の広いものを安定して支持することができる。
【0012】
第4の考案に係る壁掛け型物干しは、第1ないし3の考案のいずれかに係る壁掛け型物干しにおいて、上記内側部材又は外側部材の一方又は両方が、格子又は網を備えて構成されたことを特徴とする。
【0013】
上記構成により、格子又は網によって、通気性を確保しながら、布団やシーツ等の面積の広いものを安定して支持することができる。
【0014】
第5の考案に係る壁掛け型物干しは、第1ないし第4の考案のいずれかに係る壁掛け型物干しにおいて、上記天井部材、内側部材又は外側部材のいずれか1又は2以上に、布団等を支持する紐を設けたことを特徴とする。
【0015】
上記構成により、上記紐で布団等を支持することで、布団等がずれたり、風で飛ばされたりすることを防止する。
【0016】
第6の考案に係る壁掛け型物干しは、第5の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記紐が二分割され、その各基端部が上記天井部材、内側部材又は外側部材にそれぞれ固定され、各先端部にバックルが設けられたことを特徴とする。
【0017】
上記構成により、バックルを外して各紐を両側へ開き、布団等を掛けた状態でその上側からバックルを結合させる。これにより、紐を布団等に容易に掛けることができると共に、布団等がずれたり、風で飛ばされたりすることがなくなる。
【0018】
第7の考案に係る壁掛け型物干しは、第1ないし第6の考案のいずれかに係る壁掛け型物干しにおいて、上記固定部材が、上記壁部の内外側面を挟み持つことで壁部に固定される固定金具と、当該固定金具に設けられた嵌合部と、上記内側部材、外側部材又は天井部材のいずれかに設けられて上記嵌合部に着脱自在に嵌合することで上記互いに連結された内側部材、外側部材及び天井部材を上記壁部に取り付ける被嵌合部とを備えて構成されたことを特徴とする。
【0019】
上記構成により、固定金具を壁部に固定する。そして、固定金具の嵌合部に被嵌合部を嵌合させて、互いに連結された内側部材、外側部材又は天井部材を壁部に取り付ける。互いに連結された内側部材、外側部材又は天井部材を壁部から取り外すときは、被嵌合部を固定金具の嵌合部から外す。次いで、内側部材、外側部材又は天井部材を壁部から取り外す。これにより、内側部材、外側部材又は天井部材を、壁部に対して容易に取り付け、取り外すことができる。
【0020】
第8の考案に係る壁掛け型物干しは、第7の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記嵌合部が上記被嵌合部に嵌合された状態で、嵌合部が抜けるのを防止する抜け止め用ピンを設けたことを特徴とする。
【0021】
上記構成により、嵌合部を被嵌合部に嵌合させた状態で抜け止め用ピンを取り付けることにより、嵌合部が抜けるのを防止することができる。
【0022】
第9の考案に係る壁掛け型物干しは、第7又は第8の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記固定金具が、上記壁部の内側面から上側面に掛けられる一側L字型片と、上記壁部の外側面から上側面に掛けられると共に上側面に位置する部分が上記一側L字型片と互いに接合される他側L字型片と、上記壁部の上側面で互いに接合した上記一側L字型片及び上記他側L字型片を上記壁部の厚さに合わせて一体的に固定する固定ネジと、上記一側L字型片又は上記他側L字型片に支持された状態で上記壁部の内側面又は外側面に圧接する押え部とを備えて構成されたことを特徴とする。
【0023】
上記構成により、壁部の内側面から上側面にかけて一側L字型片を掛け、壁部の外側面から上側面にかけて他側L字型片を掛ける。このとき、他側L字型片の上側面に位置する部分が一側L字型片内に挿入されて互いに嵌合される。他側L字型片を一側L字型片に対して出し入れさせて壁部の厚さに合わせ、固定ネジで一体的に固定する。次いで、押え部を壁部の内側面又は外側面に圧接させて、固定金具を壁部に固定する。
【0024】
第10の考案に係る壁掛け型物干しは、第9の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記一側L字型片と他側L字型片とがスライド可能に接合され、上記壁部の厚さに合わせて一側L字型片及び他側L字型片の間隔を調整することを特徴とする。
【0025】
上記構成により、様々な厚さの壁部に対して、一側L字型片と他側L字型片とをスライドさせてこれらのの間隔を調整し、壁部の厚さに合わせる。
【0026】
第11の考案に係る壁掛け型物干しは、第9又は第10の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記押え部が平坦面状の壁面に圧接する平坦面状の圧接板を備えたことを特徴とする。
【0027】
上記構成により、押え部の圧接板を壁部の平坦面状の内側面又は外側面に圧接する。これにより、固定金具を壁部に確実に固定することができる。
【0028】
第12の考案に係る壁掛け型物干しは、第9又は第10の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記押え部が曲面状の壁面に圧接する曲面状の圧接板を備えたことを特徴とする。
【0029】
上記構成により、押え部の圧接板を壁部の曲面状の内側面又は外側面に圧接する。これにより、固定金具を壁部に確実に固定することができる。
【0030】
第13の考案に係る壁掛け型物干しは、第9ないし第12のいずれかの考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記一側L字型片及び他側L字型片を構成する縦部材及び横部材が異なる寸法に設定され、上記壁部の厚さに合わせて縦横を付け替えることを特徴とする。
【0031】
上記構成により、壁部の厚さが厚い場合には、縦部材及び横部材のうち長い方を壁部の上側面に配設する。壁部の厚さが薄い場合には、縦部材及び横部材のうち短い方が壁部の上側面に位置するように付け替える。これにより、種々の厚さの壁部に対応することができる。
【0032】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る壁掛け型物干しについて、図面を参照しながら説明する。
【0033】
図1は本実施形態に係る壁掛け型物干しを示す斜視図、図2は本実施形態に係る壁掛け型物干しの内側部材及び固定部材の一部を示す斜視図、図3は本実施形態に係る壁掛け型物干しの内側部材及び外側部材のパイプを示す斜視図、図4は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材を示す斜視図、図5は本実施形態に係る壁掛け型物干しの天井部材を示す斜視図、図6は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材の一部を示す斜視図、図7は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材の一部を示す斜視図、図8は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材が取り付けられた状態を示す断面図、図9は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材が取り付けられた状態を示す断面図、図10は本実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部に取り付ける態様を示す斜視図、図11は本実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部に取り付けた状態を示す斜視図、図12は本実施形態に係る壁掛け型物干しに布団を掛けた状態を示す斜視図、図13は本実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部から取り外した状態を示す斜視図、図14は本実施形態に係る壁掛け型物干しの他の使用態様を示す斜視図、図15は本実施形態に係る壁掛け型物干しの変形例を示す斜視図である。
【0034】
本実施形態に係る壁掛け型物干し1は、図1に示すように、ベランダの壁のような低い壁(場合によっては高い壁)や手摺り等の壁部2(図12参照)に、布団3(図12参照)やシーツ等の面積の広いものを掛けるための物干しである。この壁掛け型物干し1は主に、内側部材4と、外側部材5と、天井部材6と、固定部材7とから構成されている。
【0035】
内側部材4は、壁部2の内側に位置して布団3等を壁部2の内側面から一定間隔を空けて支持するための部材である。内側部材4は、四角形の枠体によって構成されている。内側部材4は具体的には、パイプ10と、継ぎ手11と、回動継ぎ手12とから構成されている。
【0036】
パイプ10は、図2,3に示すように、内側部材4の四角形枠体を構成するための管材である。パイプ10は、内側部材4の寸法に合わせて適宜設定される。内側部材4が正方形の場合は縦横のパイプ10は同じ寸法になる。内側部材4が長方形の場合は縦横のパイプ10で寸法が異なる。
【0037】
継ぎ手11は、図1,2に示すように、2つのパイプ10を直角に維持して固定するための部材である。継ぎ手11には、挿入された2つのパイプ10をネジ13(図4参照)で固定するための2つのネジ穴14がそれぞれ設けられている。
【0038】
回動継ぎ手12は、図2,4に示すように継ぎ手11と同様に、2つのパイプ10を直角に維持して固定すると共に、内側部材4を天井部材6に対して回動可能に支持するための部材である。回動継ぎ手12には、継ぎ手11と同様のネジ穴14が設けられている。さらに、回動継ぎ手12には、後述する天井部材6の支持管9に回動可能に嵌合する支持管嵌合部15が設けられている。支持管嵌合部15は、基端側フランジ部16と、先端側フランジ部17と、中間筒部18とから構成されている。基端側フランジ部16は、支持管嵌合部15が支持管9に挿入された状態でその基端側に当接するための部材である。先端側フランジ部17は、支持管嵌合部15が支持管9に挿入された状態でその先端側に当接するための部材である。先端側フランジ部17は、複数に分割されてその直径を縮めることができるようになっている。中間筒部18は、各先端側フランジ部17を支持するための部材である。中間筒部18は、円筒状の弾性板材を先端側フランジ部17と同じ個数に縦に分割されている。そして、分割された各弾性板材が各先端側フランジ部17を支持している。各中間筒部18が内側へ撓むことで、先端側フランジ部17の直径が縮んで、支持管9内に挿入できるようになっている。先端側フランジ部17は、支持管9内に完全に挿入された状態(図4の状態)で支持管9の反対側で開いて、支持管9が基端側フランジ部16と先端側フランジ部17とで挟み持たれて抜けないようになっている。さらに、中間筒部18の内径は、支持管9に嵌合された状態で、パイプ10の外径よりも僅かに小さくなるように設定されている。これにより、回動継ぎ手12が支持管9に挿入され、回動継ぎ手12の中間筒部18にパイプ10が挿入されることで、パイプ10は回動継ぎ手12に確実に支持され、回動継ぎ手12は支持管9に回動可能に支持されるようになっている。
【0039】
外側部材5は、壁部2の外側に位置する布団3等を壁部2の外側面から一定間隔を空けて支持するための部材である。外側部材5は、内側部材4と同様に四角形の枠体によって構成されている。具体的には、内側部材4と同様に、パイプ10と、継ぎ手11と、回動継ぎ手12とから構成されている。
【0040】
天井部材6は、壁部2の上側に位置する布団3等を壁部2の上側面から一定間隔を空けて支持するための部材である。この天井部材6は2つ設けられている。各天井部材6は、内側部材4及び外側部材5の大きさに応じた距離だけ離した状態で対向して設けられている。天井部材6は円弧状の板材によって構成されている。天井部材6の下側面は、壁部2の上端面に当接して、全体を支持する支持面となっている。天井部材6の両端部には支持管9が設けられている。この支持管9は、内側部材4及び外側部材5を回転可能に支持するための部材である。各天井部材6の上側の中央部には帯紐19がそれぞれ取り付けられている。帯紐19は布団3等を支持するための紐である。帯紐19は二分割され、その各基端部が各天井部材6に固定されている。各帯紐19の先端部にはバックル20が設けられている。各帯紐19は、バックル20によって連結されることで、壁掛け型物干し1に掛けられた布団3等の上側に掛け渡される。これにより、各天井部材6で布団3等の左右を、連結された各帯紐19で布団3等の上側を支持して、布団3等が風等でずれたり飛んだりしないようになっている。
【0041】
天井部材6の両端部の支持管9の間隔は、壁部2の厚さと、壁部2と布団3等との間の空間の距離とを考慮して設定される。さらに、支持管9の高さは、この支持管9に通される内側部材4及び外側部材5の各パイプの上端が壁部2の上端面よりも上方に位置するように設定されている。
【0042】
固定部材7は、内側部材4を壁部2に着脱自在に支持するための部材である。この固定部材7で内側部材4を直接的に固定して支持することで、外側部材5及び天井部材6を含む全体を支持するようにようになっている。固定部材7は、図4に示すように、固定金具21と、嵌合部22と、被嵌合部23とから構成されている。
【0043】
固定金具21は、壁部2の内外側面を挟み持つことで、壁部2に固定されるための部材である。固定金具21は、図6〜図9に示すように、一側L字型片25と、他側L字型片26と、固定ネジ27と、押え部28とから構成されている。
【0044】
一側L字型片25は、L字型に形成されて、壁部2の内側面から上側面に掛けられる部材である。一側L字型片25は断面コ字状に形成されている。断面コ字状の一側L字型片25の寸法は、他側L字型片26の外側寸法よりも僅かに大きく設定されている。これにより、一側L字型片25内に他側L字型片26が挿入されて互いにスライド可能に接合されるようになっている。スライド可能に接合された一側L字型片25及び他側L字型片26によって、種々の厚さの壁部2に合わせて間隔を調整できるようになっている。一側L字型片25の横部材には長穴25Aが設けられている。この長穴25Aは、一側L字型片25と他側L字型片26との間でのスライドを許容するための穴である。
【0045】
他側L字型片26は、L字型に形成されて、壁部2の外側面から上側面に掛けられる部材である。他側L字型片26は、一側L字型片25と同様に、断面コ字状に形成されている。他側L字型片26の寸法は、断面コ字状の一側L字型片25の内側寸法よりも僅かに小さく設定されて、一側L字型片25にスライド可能に接合されている。このスライド可能な一側L字型片25及び他側L字型片26によって、種々の厚さの壁部2に合わせて間隔を調整できるようになっている。他側L字型片26の横部材には長穴26Aが、縦部材には長穴26Bが設けあられている。長穴26A及び長穴26Bは異なる寸法に設定されている。さらに、横部材及び縦部材も異なる寸法に設定され、壁部2の厚さに合わせて縦横を付け替えることができるようになっている。
【0046】
固定ネジ27は、壁部2の上側面で互いに接合した一側L字型片25及び他側L字型片26を壁部2の厚さに合わせて一体的に固定するための部材である。一側L字型片25に他側L字型片26が嵌合した状態で、長穴25Aと長穴26Aとが重なり、これらを通して固定ネジ27で一側L字型片25と他側L字型片26とが互いに固定されるようになっている。
【0047】
押え部28は、一側L字型片25に支持された状態で壁部2の内側面に圧接するための部材である。押え部28は、取っ手28Aの付いたネジ棒28Bと、平坦面状の壁面2に圧接する平坦面状の圧接板(図示せず)とから構成されている。
【0048】
嵌合部22は、被嵌合部23と嵌合することで、壁掛け型物干し1を壁部2に支持するための部材である。嵌合部22は、固定金具21の一側L字型片25の縦部材に設けられた筒体によって構成されている。
【0049】
被嵌合部23は、嵌合部22に着脱自在に嵌合することで、壁掛け型物干し1を壁部2に支持するための部材である。被嵌合部23は、図2,4に示しように、把持部23Aと、締め付けネジ23Bと、嵌合筒部23Cと、抜け止め用ピン23Dとから構成されている。把持部23Aは、内側部材4のパイプ10に固定するための部材である。把持部23Aは、一方が割れた筒体で構成され、パイプ10に嵌合して把持するようになっている。締め付けネジ23Bは、把持部23Aの一端に取り付けられ、締め付けることで把持部23Aをパイプ10に固定するための部材である。嵌合筒部23Cは、嵌合部22に直接に嵌合する筒体である。嵌合筒部23Cの外径は、嵌合部22の内径よりも僅かに小さく設定されている。嵌合筒部23Cの先端には、抜け止め用ピン23Dの嵌合穴が設けられている。抜け止め用ピン23Dは、被嵌合部23が嵌合部22に嵌合した状態で、嵌合部22から抜けないようにするための部材である。
【0050】
[動作]
以上のように構成された壁掛け型物干し1は、次のようにして使用する。
【0051】
まず、図10に示すように、壁部2に固定金具21を取り付ける。壁部2の厚さに合わせて、一側L字型片25と他側L字型片26との間隔を調整して固定ネジ27で固定する。次いで、押え部28のネジ棒28Bをねじ込んで、圧接板を壁面2に圧接させて固定する。
【0052】
次いで、図11に示すように、被嵌合部23の嵌合筒部23Cを嵌合部22に嵌合させて抜け止め用ピン23Dを取り付ける。
【0053】
次いで、バックル20を外して各帯紐19を両側へ開き、布団3を掛けて、図12に示すように、バックル20を結合させて、布団3の上に帯紐19を掛ける。
【0054】
壁掛け型物干し1を使用しないときは、図13に示すように、抜け止め用ピン23Dを抜いて、被嵌合部23の嵌合筒部23Cを嵌合部22から抜き取り、壁掛け型物干し1を壁部2から取り外す。
【0055】
次いで、内側部材4、外側部材5及び天井部材6を折り畳んで薄くして、邪魔にならないように収納する。
【0056】
なお、壁部2の上側に手摺りが付いている場合は、図14に示すように、被嵌合部23の取り付け位置を下げて、天井部材6が手摺りの上側に位置するようにして取り付ける。
【0057】
[効果]
以上のように、布団3を壁部2から離して掛けることができるため、通気性に優れ、短時間で布団を乾燥させることできる。
【0058】
さらに、布団3は壁部2と接触しないため、壁部2の埃等によって汚れるのを確実に防止することができる。
【0059】
[変形例]
上記実施形態では、内側部材4及び外側部材5を四角形の枠体に構成したが、内側部材4及び外側部材5は布団3等を壁部2から離して支持できればよいため、平板状にしたり、格子状、網状にしてもよい。これにより、通気性に優れて、布団3等を確実に支持することができる。
【0060】
上記実施形態では、固定部材7の被嵌合部23を内側部材4に設けたが、外側部材5や天井部材6に設けても良い。この場合も、上記実施形態同様に作用、効果を奏することができる。
【0061】
上記実施形態では、帯紐19を天井部材6に設けたが、内側部材4や外側部材5に設けても良い。この場合も、上記実施形態同様に作用、効果を奏することができる。
【0062】
上記実施形態では、他側L字型片26の縦部材を横部材よりも短い寸法に設定したが、縦部材と横部材のいずれを長くしても良い。長さの比率は、使用態様に応じて適宜設定する。
【0063】
上記実施形態では、壁部2が平坦面状に場合を例に説明したが、図15に示すように、円形筒状の手摺り等の場合は、曲面状の壁面に合わせて圧接板31を曲面状の湾曲させて構成する。種々の曲面に合わせて圧接板31を構成する。これにより、種々の態様に壁部2に壁掛け型物干し1を取り付けることができる。
【0064】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように本考案によれば、次のような効果を奏することができる。
【0065】
布団等を壁部から離して掛けることができるため、通気性に優れ、短時間で布団を乾燥させることできる。
【0066】
さらに、布団等は壁部と接触しないため、壁部等の埃等によって汚れるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しを示す斜視図である。
【図2】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの内側部材及び固定部材の一部を示す斜視図である。
【図3】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの内側部材及び外側部材のパイプを示す斜視図である。
【図4】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材を示す斜視図である。
【図5】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの天井部材を示す斜視図である。
【図6】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材の一部を示す斜視図である。
【図7】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材の一部を示す斜視図である。
【図8】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材が取り付けられた状態を示す断面図である。
【図9】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材が取り付けられた状態を示す断面図である。
【図10】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部に取り付ける態様を示す斜視図である。
【図11】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図12】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しに布団を掛けた状態を示す斜視図である。
【図13】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部から取り外した状態を示す斜視図である。
【図14】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの他の使用態様を示す斜視図である。
【図15】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:壁掛け型物干し、2:壁部、3:布団、4:内側部材、5:外側部材、6:天井部材、7:固定部材、10:パイプ、11:継ぎ手、12:回動継ぎ手。
【考案の属する技術分野】
この考案は、ベランダの壁等に布団等の面積の広いものを掛けるときに使用する壁掛け型物干しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ベランダの壁や手摺り等に布団やシーツ等の広いものを掛けるときは、通常、壁等に布団等を直接掛ける。そして、風等で飛ばないように、布団ばさみで固定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ベランダの壁等に布団等を直接掛ける場合は、布団等が壁等に密着してしまって通気性が悪く、乾燥に時間がかかってしまう。
【0004】
また、壁等に埃等がたまっている場合は、布団等が汚れてしまうため、予め壁等を掃除したり、汚れてもいいものを壁等に掛けてそ上から布団等を掛ける必要があった。
【0005】
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、通気性に優れ、布団等の汚れを防止できる壁掛け型物干しを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために第1の考案に係る壁掛け型物干しは、壁や手摺り等の壁部に布団やシーツ等の面積の広いものを掛けるための壁掛け型物干しにおいて、上記壁部の内側に位置して上記布団等を上記壁部の内側面から一定間隔を空けて支持する内側部材と、上記壁部の外側に位置して上記布団等を上記壁部の外側面から一定間隔を空けて支持する外側部材と、上記壁部の上側に位置して上記布団等を上記壁部の上側面から一定間隔を空けて支持すると共に上記内側部材及び外側部材と連結される天井部材と、上記壁部に取り付けられて上記互いに連結された内側部材、外側部材及び天井部材を着脱自在に支持する固定部材と
を備えて構成されたことを特徴とする。
【0007】
上記構成により、天井部材に内側部材及び外側部材を連結した状態で、これらが固定部材によって壁部に支持される。そして、天井部材、内側部材及び外側部材を覆うように、布団等を掛ける。これにより、布団等は、壁部に接触せずに一定間隔を空けて支持され、通気性を確保すると共に埃等の付着を防止する。壁掛け型物干しを使用しないときは、固定部材から内側部材、外側部材及び天井部材を取り外し、邪魔にならない所に収納する。
【0008】
第2の考案に係る壁掛け型物干しは、第1の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記天井部材が、上記内側部材及び外側部材に回動可能に連結されたことを特徴とする。
【0009】
上記構成により、内側部材、外側部材及び天井部材を薄く折り畳んで小さく収納することができる。
【0010】
第3の考案に係る壁掛け型物干しは、第1の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記内側部材又は外側部材の一方又は両方が、四角形の枠体によって構成されたことを特徴とする。
【0011】
上記構成により、四角形の枠体によって構成された内側部材又は外側部材が、布団やシーツ等の面積の広いものを安定して支持することができる。
【0012】
第4の考案に係る壁掛け型物干しは、第1ないし3の考案のいずれかに係る壁掛け型物干しにおいて、上記内側部材又は外側部材の一方又は両方が、格子又は網を備えて構成されたことを特徴とする。
【0013】
上記構成により、格子又は網によって、通気性を確保しながら、布団やシーツ等の面積の広いものを安定して支持することができる。
【0014】
第5の考案に係る壁掛け型物干しは、第1ないし第4の考案のいずれかに係る壁掛け型物干しにおいて、上記天井部材、内側部材又は外側部材のいずれか1又は2以上に、布団等を支持する紐を設けたことを特徴とする。
【0015】
上記構成により、上記紐で布団等を支持することで、布団等がずれたり、風で飛ばされたりすることを防止する。
【0016】
第6の考案に係る壁掛け型物干しは、第5の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記紐が二分割され、その各基端部が上記天井部材、内側部材又は外側部材にそれぞれ固定され、各先端部にバックルが設けられたことを特徴とする。
【0017】
上記構成により、バックルを外して各紐を両側へ開き、布団等を掛けた状態でその上側からバックルを結合させる。これにより、紐を布団等に容易に掛けることができると共に、布団等がずれたり、風で飛ばされたりすることがなくなる。
【0018】
第7の考案に係る壁掛け型物干しは、第1ないし第6の考案のいずれかに係る壁掛け型物干しにおいて、上記固定部材が、上記壁部の内外側面を挟み持つことで壁部に固定される固定金具と、当該固定金具に設けられた嵌合部と、上記内側部材、外側部材又は天井部材のいずれかに設けられて上記嵌合部に着脱自在に嵌合することで上記互いに連結された内側部材、外側部材及び天井部材を上記壁部に取り付ける被嵌合部とを備えて構成されたことを特徴とする。
【0019】
上記構成により、固定金具を壁部に固定する。そして、固定金具の嵌合部に被嵌合部を嵌合させて、互いに連結された内側部材、外側部材又は天井部材を壁部に取り付ける。互いに連結された内側部材、外側部材又は天井部材を壁部から取り外すときは、被嵌合部を固定金具の嵌合部から外す。次いで、内側部材、外側部材又は天井部材を壁部から取り外す。これにより、内側部材、外側部材又は天井部材を、壁部に対して容易に取り付け、取り外すことができる。
【0020】
第8の考案に係る壁掛け型物干しは、第7の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記嵌合部が上記被嵌合部に嵌合された状態で、嵌合部が抜けるのを防止する抜け止め用ピンを設けたことを特徴とする。
【0021】
上記構成により、嵌合部を被嵌合部に嵌合させた状態で抜け止め用ピンを取り付けることにより、嵌合部が抜けるのを防止することができる。
【0022】
第9の考案に係る壁掛け型物干しは、第7又は第8の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記固定金具が、上記壁部の内側面から上側面に掛けられる一側L字型片と、上記壁部の外側面から上側面に掛けられると共に上側面に位置する部分が上記一側L字型片と互いに接合される他側L字型片と、上記壁部の上側面で互いに接合した上記一側L字型片及び上記他側L字型片を上記壁部の厚さに合わせて一体的に固定する固定ネジと、上記一側L字型片又は上記他側L字型片に支持された状態で上記壁部の内側面又は外側面に圧接する押え部とを備えて構成されたことを特徴とする。
【0023】
上記構成により、壁部の内側面から上側面にかけて一側L字型片を掛け、壁部の外側面から上側面にかけて他側L字型片を掛ける。このとき、他側L字型片の上側面に位置する部分が一側L字型片内に挿入されて互いに嵌合される。他側L字型片を一側L字型片に対して出し入れさせて壁部の厚さに合わせ、固定ネジで一体的に固定する。次いで、押え部を壁部の内側面又は外側面に圧接させて、固定金具を壁部に固定する。
【0024】
第10の考案に係る壁掛け型物干しは、第9の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記一側L字型片と他側L字型片とがスライド可能に接合され、上記壁部の厚さに合わせて一側L字型片及び他側L字型片の間隔を調整することを特徴とする。
【0025】
上記構成により、様々な厚さの壁部に対して、一側L字型片と他側L字型片とをスライドさせてこれらのの間隔を調整し、壁部の厚さに合わせる。
【0026】
第11の考案に係る壁掛け型物干しは、第9又は第10の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記押え部が平坦面状の壁面に圧接する平坦面状の圧接板を備えたことを特徴とする。
【0027】
上記構成により、押え部の圧接板を壁部の平坦面状の内側面又は外側面に圧接する。これにより、固定金具を壁部に確実に固定することができる。
【0028】
第12の考案に係る壁掛け型物干しは、第9又は第10の考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記押え部が曲面状の壁面に圧接する曲面状の圧接板を備えたことを特徴とする。
【0029】
上記構成により、押え部の圧接板を壁部の曲面状の内側面又は外側面に圧接する。これにより、固定金具を壁部に確実に固定することができる。
【0030】
第13の考案に係る壁掛け型物干しは、第9ないし第12のいずれかの考案に係る壁掛け型物干しにおいて、上記一側L字型片及び他側L字型片を構成する縦部材及び横部材が異なる寸法に設定され、上記壁部の厚さに合わせて縦横を付け替えることを特徴とする。
【0031】
上記構成により、壁部の厚さが厚い場合には、縦部材及び横部材のうち長い方を壁部の上側面に配設する。壁部の厚さが薄い場合には、縦部材及び横部材のうち短い方が壁部の上側面に位置するように付け替える。これにより、種々の厚さの壁部に対応することができる。
【0032】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る壁掛け型物干しについて、図面を参照しながら説明する。
【0033】
図1は本実施形態に係る壁掛け型物干しを示す斜視図、図2は本実施形態に係る壁掛け型物干しの内側部材及び固定部材の一部を示す斜視図、図3は本実施形態に係る壁掛け型物干しの内側部材及び外側部材のパイプを示す斜視図、図4は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材を示す斜視図、図5は本実施形態に係る壁掛け型物干しの天井部材を示す斜視図、図6は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材の一部を示す斜視図、図7は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材の一部を示す斜視図、図8は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材が取り付けられた状態を示す断面図、図9は本実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材が取り付けられた状態を示す断面図、図10は本実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部に取り付ける態様を示す斜視図、図11は本実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部に取り付けた状態を示す斜視図、図12は本実施形態に係る壁掛け型物干しに布団を掛けた状態を示す斜視図、図13は本実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部から取り外した状態を示す斜視図、図14は本実施形態に係る壁掛け型物干しの他の使用態様を示す斜視図、図15は本実施形態に係る壁掛け型物干しの変形例を示す斜視図である。
【0034】
本実施形態に係る壁掛け型物干し1は、図1に示すように、ベランダの壁のような低い壁(場合によっては高い壁)や手摺り等の壁部2(図12参照)に、布団3(図12参照)やシーツ等の面積の広いものを掛けるための物干しである。この壁掛け型物干し1は主に、内側部材4と、外側部材5と、天井部材6と、固定部材7とから構成されている。
【0035】
内側部材4は、壁部2の内側に位置して布団3等を壁部2の内側面から一定間隔を空けて支持するための部材である。内側部材4は、四角形の枠体によって構成されている。内側部材4は具体的には、パイプ10と、継ぎ手11と、回動継ぎ手12とから構成されている。
【0036】
パイプ10は、図2,3に示すように、内側部材4の四角形枠体を構成するための管材である。パイプ10は、内側部材4の寸法に合わせて適宜設定される。内側部材4が正方形の場合は縦横のパイプ10は同じ寸法になる。内側部材4が長方形の場合は縦横のパイプ10で寸法が異なる。
【0037】
継ぎ手11は、図1,2に示すように、2つのパイプ10を直角に維持して固定するための部材である。継ぎ手11には、挿入された2つのパイプ10をネジ13(図4参照)で固定するための2つのネジ穴14がそれぞれ設けられている。
【0038】
回動継ぎ手12は、図2,4に示すように継ぎ手11と同様に、2つのパイプ10を直角に維持して固定すると共に、内側部材4を天井部材6に対して回動可能に支持するための部材である。回動継ぎ手12には、継ぎ手11と同様のネジ穴14が設けられている。さらに、回動継ぎ手12には、後述する天井部材6の支持管9に回動可能に嵌合する支持管嵌合部15が設けられている。支持管嵌合部15は、基端側フランジ部16と、先端側フランジ部17と、中間筒部18とから構成されている。基端側フランジ部16は、支持管嵌合部15が支持管9に挿入された状態でその基端側に当接するための部材である。先端側フランジ部17は、支持管嵌合部15が支持管9に挿入された状態でその先端側に当接するための部材である。先端側フランジ部17は、複数に分割されてその直径を縮めることができるようになっている。中間筒部18は、各先端側フランジ部17を支持するための部材である。中間筒部18は、円筒状の弾性板材を先端側フランジ部17と同じ個数に縦に分割されている。そして、分割された各弾性板材が各先端側フランジ部17を支持している。各中間筒部18が内側へ撓むことで、先端側フランジ部17の直径が縮んで、支持管9内に挿入できるようになっている。先端側フランジ部17は、支持管9内に完全に挿入された状態(図4の状態)で支持管9の反対側で開いて、支持管9が基端側フランジ部16と先端側フランジ部17とで挟み持たれて抜けないようになっている。さらに、中間筒部18の内径は、支持管9に嵌合された状態で、パイプ10の外径よりも僅かに小さくなるように設定されている。これにより、回動継ぎ手12が支持管9に挿入され、回動継ぎ手12の中間筒部18にパイプ10が挿入されることで、パイプ10は回動継ぎ手12に確実に支持され、回動継ぎ手12は支持管9に回動可能に支持されるようになっている。
【0039】
外側部材5は、壁部2の外側に位置する布団3等を壁部2の外側面から一定間隔を空けて支持するための部材である。外側部材5は、内側部材4と同様に四角形の枠体によって構成されている。具体的には、内側部材4と同様に、パイプ10と、継ぎ手11と、回動継ぎ手12とから構成されている。
【0040】
天井部材6は、壁部2の上側に位置する布団3等を壁部2の上側面から一定間隔を空けて支持するための部材である。この天井部材6は2つ設けられている。各天井部材6は、内側部材4及び外側部材5の大きさに応じた距離だけ離した状態で対向して設けられている。天井部材6は円弧状の板材によって構成されている。天井部材6の下側面は、壁部2の上端面に当接して、全体を支持する支持面となっている。天井部材6の両端部には支持管9が設けられている。この支持管9は、内側部材4及び外側部材5を回転可能に支持するための部材である。各天井部材6の上側の中央部には帯紐19がそれぞれ取り付けられている。帯紐19は布団3等を支持するための紐である。帯紐19は二分割され、その各基端部が各天井部材6に固定されている。各帯紐19の先端部にはバックル20が設けられている。各帯紐19は、バックル20によって連結されることで、壁掛け型物干し1に掛けられた布団3等の上側に掛け渡される。これにより、各天井部材6で布団3等の左右を、連結された各帯紐19で布団3等の上側を支持して、布団3等が風等でずれたり飛んだりしないようになっている。
【0041】
天井部材6の両端部の支持管9の間隔は、壁部2の厚さと、壁部2と布団3等との間の空間の距離とを考慮して設定される。さらに、支持管9の高さは、この支持管9に通される内側部材4及び外側部材5の各パイプの上端が壁部2の上端面よりも上方に位置するように設定されている。
【0042】
固定部材7は、内側部材4を壁部2に着脱自在に支持するための部材である。この固定部材7で内側部材4を直接的に固定して支持することで、外側部材5及び天井部材6を含む全体を支持するようにようになっている。固定部材7は、図4に示すように、固定金具21と、嵌合部22と、被嵌合部23とから構成されている。
【0043】
固定金具21は、壁部2の内外側面を挟み持つことで、壁部2に固定されるための部材である。固定金具21は、図6〜図9に示すように、一側L字型片25と、他側L字型片26と、固定ネジ27と、押え部28とから構成されている。
【0044】
一側L字型片25は、L字型に形成されて、壁部2の内側面から上側面に掛けられる部材である。一側L字型片25は断面コ字状に形成されている。断面コ字状の一側L字型片25の寸法は、他側L字型片26の外側寸法よりも僅かに大きく設定されている。これにより、一側L字型片25内に他側L字型片26が挿入されて互いにスライド可能に接合されるようになっている。スライド可能に接合された一側L字型片25及び他側L字型片26によって、種々の厚さの壁部2に合わせて間隔を調整できるようになっている。一側L字型片25の横部材には長穴25Aが設けられている。この長穴25Aは、一側L字型片25と他側L字型片26との間でのスライドを許容するための穴である。
【0045】
他側L字型片26は、L字型に形成されて、壁部2の外側面から上側面に掛けられる部材である。他側L字型片26は、一側L字型片25と同様に、断面コ字状に形成されている。他側L字型片26の寸法は、断面コ字状の一側L字型片25の内側寸法よりも僅かに小さく設定されて、一側L字型片25にスライド可能に接合されている。このスライド可能な一側L字型片25及び他側L字型片26によって、種々の厚さの壁部2に合わせて間隔を調整できるようになっている。他側L字型片26の横部材には長穴26Aが、縦部材には長穴26Bが設けあられている。長穴26A及び長穴26Bは異なる寸法に設定されている。さらに、横部材及び縦部材も異なる寸法に設定され、壁部2の厚さに合わせて縦横を付け替えることができるようになっている。
【0046】
固定ネジ27は、壁部2の上側面で互いに接合した一側L字型片25及び他側L字型片26を壁部2の厚さに合わせて一体的に固定するための部材である。一側L字型片25に他側L字型片26が嵌合した状態で、長穴25Aと長穴26Aとが重なり、これらを通して固定ネジ27で一側L字型片25と他側L字型片26とが互いに固定されるようになっている。
【0047】
押え部28は、一側L字型片25に支持された状態で壁部2の内側面に圧接するための部材である。押え部28は、取っ手28Aの付いたネジ棒28Bと、平坦面状の壁面2に圧接する平坦面状の圧接板(図示せず)とから構成されている。
【0048】
嵌合部22は、被嵌合部23と嵌合することで、壁掛け型物干し1を壁部2に支持するための部材である。嵌合部22は、固定金具21の一側L字型片25の縦部材に設けられた筒体によって構成されている。
【0049】
被嵌合部23は、嵌合部22に着脱自在に嵌合することで、壁掛け型物干し1を壁部2に支持するための部材である。被嵌合部23は、図2,4に示しように、把持部23Aと、締め付けネジ23Bと、嵌合筒部23Cと、抜け止め用ピン23Dとから構成されている。把持部23Aは、内側部材4のパイプ10に固定するための部材である。把持部23Aは、一方が割れた筒体で構成され、パイプ10に嵌合して把持するようになっている。締め付けネジ23Bは、把持部23Aの一端に取り付けられ、締め付けることで把持部23Aをパイプ10に固定するための部材である。嵌合筒部23Cは、嵌合部22に直接に嵌合する筒体である。嵌合筒部23Cの外径は、嵌合部22の内径よりも僅かに小さく設定されている。嵌合筒部23Cの先端には、抜け止め用ピン23Dの嵌合穴が設けられている。抜け止め用ピン23Dは、被嵌合部23が嵌合部22に嵌合した状態で、嵌合部22から抜けないようにするための部材である。
【0050】
[動作]
以上のように構成された壁掛け型物干し1は、次のようにして使用する。
【0051】
まず、図10に示すように、壁部2に固定金具21を取り付ける。壁部2の厚さに合わせて、一側L字型片25と他側L字型片26との間隔を調整して固定ネジ27で固定する。次いで、押え部28のネジ棒28Bをねじ込んで、圧接板を壁面2に圧接させて固定する。
【0052】
次いで、図11に示すように、被嵌合部23の嵌合筒部23Cを嵌合部22に嵌合させて抜け止め用ピン23Dを取り付ける。
【0053】
次いで、バックル20を外して各帯紐19を両側へ開き、布団3を掛けて、図12に示すように、バックル20を結合させて、布団3の上に帯紐19を掛ける。
【0054】
壁掛け型物干し1を使用しないときは、図13に示すように、抜け止め用ピン23Dを抜いて、被嵌合部23の嵌合筒部23Cを嵌合部22から抜き取り、壁掛け型物干し1を壁部2から取り外す。
【0055】
次いで、内側部材4、外側部材5及び天井部材6を折り畳んで薄くして、邪魔にならないように収納する。
【0056】
なお、壁部2の上側に手摺りが付いている場合は、図14に示すように、被嵌合部23の取り付け位置を下げて、天井部材6が手摺りの上側に位置するようにして取り付ける。
【0057】
[効果]
以上のように、布団3を壁部2から離して掛けることができるため、通気性に優れ、短時間で布団を乾燥させることできる。
【0058】
さらに、布団3は壁部2と接触しないため、壁部2の埃等によって汚れるのを確実に防止することができる。
【0059】
[変形例]
上記実施形態では、内側部材4及び外側部材5を四角形の枠体に構成したが、内側部材4及び外側部材5は布団3等を壁部2から離して支持できればよいため、平板状にしたり、格子状、網状にしてもよい。これにより、通気性に優れて、布団3等を確実に支持することができる。
【0060】
上記実施形態では、固定部材7の被嵌合部23を内側部材4に設けたが、外側部材5や天井部材6に設けても良い。この場合も、上記実施形態同様に作用、効果を奏することができる。
【0061】
上記実施形態では、帯紐19を天井部材6に設けたが、内側部材4や外側部材5に設けても良い。この場合も、上記実施形態同様に作用、効果を奏することができる。
【0062】
上記実施形態では、他側L字型片26の縦部材を横部材よりも短い寸法に設定したが、縦部材と横部材のいずれを長くしても良い。長さの比率は、使用態様に応じて適宜設定する。
【0063】
上記実施形態では、壁部2が平坦面状に場合を例に説明したが、図15に示すように、円形筒状の手摺り等の場合は、曲面状の壁面に合わせて圧接板31を曲面状の湾曲させて構成する。種々の曲面に合わせて圧接板31を構成する。これにより、種々の態様に壁部2に壁掛け型物干し1を取り付けることができる。
【0064】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように本考案によれば、次のような効果を奏することができる。
【0065】
布団等を壁部から離して掛けることができるため、通気性に優れ、短時間で布団を乾燥させることできる。
【0066】
さらに、布団等は壁部と接触しないため、壁部等の埃等によって汚れるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しを示す斜視図である。
【図2】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの内側部材及び固定部材の一部を示す斜視図である。
【図3】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの内側部材及び外側部材のパイプを示す斜視図である。
【図4】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材を示す斜視図である。
【図5】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの天井部材を示す斜視図である。
【図6】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材の一部を示す斜視図である。
【図7】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材の一部を示す斜視図である。
【図8】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材が取り付けられた状態を示す断面図である。
【図9】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの固定部材が取り付けられた状態を示す断面図である。
【図10】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部に取り付ける態様を示す斜視図である。
【図11】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図12】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しに布団を掛けた状態を示す斜視図である。
【図13】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しを壁部から取り外した状態を示す斜視図である。
【図14】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの他の使用態様を示す斜視図である。
【図15】本考案の実施形態に係る壁掛け型物干しの変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:壁掛け型物干し、2:壁部、3:布団、4:内側部材、5:外側部材、6:天井部材、7:固定部材、10:パイプ、11:継ぎ手、12:回動継ぎ手。
Claims (13)
- 壁や手摺り等の壁部に布団やシーツ等の面積の広いものを掛けるための壁掛け型物干しにおいて、
上記壁部の内側に位置して上記布団等を上記壁部の内側面から一定間隔を空けて支持する内側部材と、
上記壁部の外側に位置して上記布団等を上記壁部の外側面から一定間隔を空けて支持する外側部材と、
上記壁部の上側に位置して上記布団等を上記壁部の上側面から一定間隔を空けて支持すると共に上記内側部材及び外側部材と連結される天井部材と、
上記壁部に取り付けられて上記互いに連結された内側部材、外側部材及び天井部材を着脱自在に支持する固定部材と
を備えて構成されたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項1に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記天井部材が、上記内側部材及び外側部材に回動可能に連結されたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項1又は2に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記内側部材又は外側部材の一方又は両方が、四角形の枠体によって構成されたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記内側部材又は外側部材の一方又は両方が、格子又は網を備えて構成されたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記天井部材、内側部材又は外側部材のいずれか1又は2以上に、布団等を支持する紐を設けたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項5に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記紐が二分割され、その各基端部が上記天井部材、内側部材又は外側部材にそれぞれ固定され、各先端部にバックルが設けられたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記固定部材が、上記壁部の内外側面を挟み持つことで壁部に固定される固定金具と、当該固定金具に設けられた嵌合部と、上記内側部材、外側部材又は天井部材のいずれかに設けられて上記嵌合部に着脱自在に嵌合することで上記互いに連結された内側部材、外側部材及び天井部材を上記壁部に取り付ける被嵌合部とを備えて構成されたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項7に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記嵌合部が上記被嵌合部に嵌合された状態で、嵌合部が抜けるのを防止する抜け止め用ピンを設けたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項7又は8に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記固定金具が、上記壁部の内側面から上側面に掛けられる一側L字型片と、上記壁部の外側面から上側面に掛けられると共に上側面に位置する部分が上記一側L字型片と互いに接合される他側L字型片と、上記壁部の上側面で互いに接合した上記一側L字型片及び上記他側L字型片を上記壁部の厚さに合わせて一体的に固定する固定ネジと、上記一側L字型片又は上記他側L字型片に支持された状態で上記壁部の内側面又は外側面に圧接する押え部とを備えて構成されたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項9に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記一側L字型片と他側L字型片とがスライド可能に接合され、上記壁部の厚さに合わせて一側L字型片及び他側L字型片の間隔を調整することを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項9又は10に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記押え部が平坦面状の壁面に圧接する平坦面状の圧接板を備えたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項9又は10に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記押え部が曲面状の壁面に圧接する曲面状の圧接板を備えたことを特徴とする壁掛け型物干し。 - 請求項9ないし12のいずれか1項に記載の壁掛け型物干しにおいて、
上記一側L字型片及び他側L字型片を構成する縦部材及び横部材が異なる寸法に設定され、上記壁部の厚さに合わせて縦横を付け替えることを特徴とする壁掛け型物干し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003005U JP3098076U (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 壁掛け型物干し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003005U JP3098076U (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 壁掛け型物干し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098076U true JP3098076U (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=43251848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003005U Expired - Fee Related JP3098076U (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 壁掛け型物干し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098076U (ja) |
-
2003
- 2003-05-26 JP JP2003003005U patent/JP3098076U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3162260A1 (en) | Towel rack | |
JP3098076U (ja) | 壁掛け型物干し | |
JP2011041796A (ja) | 壁掛けエアコン用洗濯物干し具 | |
JP2001096094A (ja) | 掛止杆の収納構造 | |
JP2007185345A (ja) | 格納式物干し | |
CN215993801U (zh) | 可适应性弯曲的柔性擦窗器 | |
CN217185598U (zh) | 一种便于安装的全遮光窗帘杆结构 | |
JP3072078U (ja) | 洗濯物干しハンガー | |
KR200311060Y1 (ko) | 고리를 갖는 건조대장치 | |
CN209816521U (zh) | 晾衣杆装置及自动晾衣架 | |
KR200418044Y1 (ko) | 고무 흡착기(빨판)가 구비된 주방타올 | |
KR100859421B1 (ko) | 빨래의 날림방지용 협지수단을 갖는 접철식 빨래 건조대 | |
KR200311061Y1 (ko) | 끼움판을 갖는 건조대장치 | |
JP3155109U (ja) | ハンガー用補助具 | |
KR200259263Y1 (ko) | 옷걸이 | |
JP2008045379A (ja) | 建物資材の保持構造 | |
JP2006081882A (ja) | ふとん干し | |
JP3091135U (ja) | 干し具 | |
JPH0121680Y2 (ja) | ||
JP3114544U (ja) | 洗濯物干しハンガー掛 | |
JPH0591590U (ja) | 物干支持具 | |
JP3188698U (ja) | 吊下げ式吊掛具 | |
JP2005185606A (ja) | 物干し具用コネクタ | |
JPH10295993A (ja) | 物干し具 | |
JPS6343996Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |