JP3098062U - 自走式粉塵抑制機 - Google Patents
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Abstract
【課題】発泡式粉塵抑制装置を自走式にすることで、機動性を持たせ、電源や水源からはなれた場所でも稼動できるようにして、その用途を更に広げることができるようにした自走式粉塵抑制機の提供。
【解決手段】水タンク10と、コンプレッサー14と、水ポンプ11と、希釈機12と、インバータ若しくは発電機15と、発泡機13を備えた発泡式粉塵抑制装置1が自走台車5に搭載されている。
【選択図】 図1
【解決手段】水タンク10と、コンプレッサー14と、水ポンプ11と、希釈機12と、インバータ若しくは発電機15と、発泡機13を備えた発泡式粉塵抑制装置1が自走台車5に搭載されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、粉塵発生個所に泡を散布して、粉塵の発生を封じ込める発泡式粉塵抑制技術に関し、特に、発泡式粉塵抑制装置を自走式とした自走式粉塵抑制機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、解体現場、トンネル工事、リフォーム現場、破砕プラント等において、粉塵発生個所に泡を散布して、粉塵の発生を封じ込める発泡式粉塵抑制装置は、既存の技術として広く知られ、使用されている。
この発泡式粉塵抑制装置は、水タンク、コンプレッサー、水ポンプ、希釈機、インバータ若しくは発電機、発泡機等を備え、これらを配管や配線で連結し、定置型として現場に設置するようになっている。
尚、出願人が知っている先行技術は、文献公知発明に係るものではない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように、定置型の発泡式粉塵抑制装置では、その設備が大掛かりで複雑な設備になるし、特に、機動性がないため、電源や水源からはなれた場所で稼動できないという問題があった。
【0004】
本考案は、上述のような従来の問題点を解決するためになされたもので、発泡式粉塵抑制装置を自走式にすることで、機動性を持たせ、電源や水源からはなれた場所でも稼動できるようにして、その用途を更に広げることができるようにした自走式粉塵抑制機を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の自走式粉塵抑制機は、
水タンクと、コンプレッサーと、水ポンプと、希釈機と、インバータ若しくは発電機と、発泡機(ファン式発泡機又は圧縮空気式発泡機)を備えた発泡式粉塵抑制装置が自走台車に搭載されている構成した。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例により詳述する。
図1は本考案の1実施例である自走式粉塵抑制機を示す側面図、図2はその正面図、図3はその平面図である。
【0007】
この自走式粉塵抑制機は、発泡式粉塵抑制装置1が自走台車5に搭載されたものである。
前記発泡式粉塵抑制装置1は、以下の機器を主要な構成として備えている。
【0008】
水を貯水しておくための水タンク10。
水を送り出して発泡用薬液と混合し、また、洗浄用水を供給し、散水するための水ポンプ11。
水と発泡用薬液を一定の割合で混合するための希釈機12。
筒状本体の一端に網面があり、そこに混合液を内部から散布し、そこへもう一端からファンによって送風して連続発泡させるようにしたファン式発泡機13。
装置各部を清掃する場合に使用するコンプレッサー14。
前記コンプレッサー14、水ポンプ11、ファン式発泡機13等に駆動電力を供給するためのインバータ若しくは発電機15。
その他、エアホースリール16、混合液ホースリール17、100Vコードリール18等を備えている。
【0009】
なお、発泡機としては、圧縮空気式発泡機を用いることも可能であり、この圧縮空気式発泡機は、混合液と圧縮空気が容器内で複雑に混合されて発泡し、さらにその空気圧によって容器外へ押し出されて散布されるようになっている。
この圧縮空気式発泡機を用いた場合は、前記コンプレッサー14によって圧縮空気が供給される。
【0010】
前記自走台車5は、クローラ走行装置50及び操縦装置51を備え、シャーシ52上に前記発泡式粉塵抑制装置1がユニット化されて搭載されている。
なお、自走台車5に発電設備を搭載して、エンジンの回転により発電し、その電力を電動モータに供給して、粉塵抑制装置を駆動させるようにしてもよい。
また、油圧設備を搭載して、自走台車5の油圧を用いて粉塵抑制装置を油圧駆動してもよく、また、油圧モーター駆動で発電し、その電力を電動モータに供給して、粉塵抑制装置を稼動させることもできる。
【0011】
このように、発泡式粉塵抑制装置1を自走台車5に搭載しているため、十分な水、薬液を搬送できるし、電源や水源からはなれた場所でも稼動できる。
なお、発泡させずに、水の供給や空気の供給だけのために稼動させることもできる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の自走式粉塵抑制機にあっては、電源や水源からはなれた場所でも稼動できることから、解体現場やトンネル工事では、従来よりも更に稼動する機会や用途が増え、粉塵抑制・環境保全に役立つ。
土砂やガラを野積みして堆積する場合等は、敷地の周囲を防塵用の壁やネットで囲う程度しか防塵対策は無かったが、本考案の自走式粉塵抑制機によれば、ダンプトラックがダンプアップする前に、あらかじめ泡を散布しておき、そこへダンプアップすることで、粉塵の発生を元から抑制することができる。又、ダンプアップ後も泡で砂利やガラを覆っておき、粉塵を抑制できるし、ダンプの受け入れホッパがある場合は、ホッパ内に泡をあらかじめ散布しておくとよい。
このように、機動性が高いためどのような粉塵発生個所でも稼動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例である自走式粉塵抑制機を示す側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その平面図である。
【符号の説明】
1 発泡式粉塵抑制装置
10 水タンク
11 水ポンプ
12 希釈機
13 ファン式発泡機
14 コンプレッサー
15 発電機
16 エアホースリール
17混合液ホースリール
18 コードリール
5 自走台車
50 クローラ走行装置
51 操縦装置
52 シャーシ
【考案の属する技術分野】
本考案は、粉塵発生個所に泡を散布して、粉塵の発生を封じ込める発泡式粉塵抑制技術に関し、特に、発泡式粉塵抑制装置を自走式とした自走式粉塵抑制機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、解体現場、トンネル工事、リフォーム現場、破砕プラント等において、粉塵発生個所に泡を散布して、粉塵の発生を封じ込める発泡式粉塵抑制装置は、既存の技術として広く知られ、使用されている。
この発泡式粉塵抑制装置は、水タンク、コンプレッサー、水ポンプ、希釈機、インバータ若しくは発電機、発泡機等を備え、これらを配管や配線で連結し、定置型として現場に設置するようになっている。
尚、出願人が知っている先行技術は、文献公知発明に係るものではない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように、定置型の発泡式粉塵抑制装置では、その設備が大掛かりで複雑な設備になるし、特に、機動性がないため、電源や水源からはなれた場所で稼動できないという問題があった。
【0004】
本考案は、上述のような従来の問題点を解決するためになされたもので、発泡式粉塵抑制装置を自走式にすることで、機動性を持たせ、電源や水源からはなれた場所でも稼動できるようにして、その用途を更に広げることができるようにした自走式粉塵抑制機を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の自走式粉塵抑制機は、
水タンクと、コンプレッサーと、水ポンプと、希釈機と、インバータ若しくは発電機と、発泡機(ファン式発泡機又は圧縮空気式発泡機)を備えた発泡式粉塵抑制装置が自走台車に搭載されている構成した。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例により詳述する。
図1は本考案の1実施例である自走式粉塵抑制機を示す側面図、図2はその正面図、図3はその平面図である。
【0007】
この自走式粉塵抑制機は、発泡式粉塵抑制装置1が自走台車5に搭載されたものである。
前記発泡式粉塵抑制装置1は、以下の機器を主要な構成として備えている。
【0008】
水を貯水しておくための水タンク10。
水を送り出して発泡用薬液と混合し、また、洗浄用水を供給し、散水するための水ポンプ11。
水と発泡用薬液を一定の割合で混合するための希釈機12。
筒状本体の一端に網面があり、そこに混合液を内部から散布し、そこへもう一端からファンによって送風して連続発泡させるようにしたファン式発泡機13。
装置各部を清掃する場合に使用するコンプレッサー14。
前記コンプレッサー14、水ポンプ11、ファン式発泡機13等に駆動電力を供給するためのインバータ若しくは発電機15。
その他、エアホースリール16、混合液ホースリール17、100Vコードリール18等を備えている。
【0009】
なお、発泡機としては、圧縮空気式発泡機を用いることも可能であり、この圧縮空気式発泡機は、混合液と圧縮空気が容器内で複雑に混合されて発泡し、さらにその空気圧によって容器外へ押し出されて散布されるようになっている。
この圧縮空気式発泡機を用いた場合は、前記コンプレッサー14によって圧縮空気が供給される。
【0010】
前記自走台車5は、クローラ走行装置50及び操縦装置51を備え、シャーシ52上に前記発泡式粉塵抑制装置1がユニット化されて搭載されている。
なお、自走台車5に発電設備を搭載して、エンジンの回転により発電し、その電力を電動モータに供給して、粉塵抑制装置を駆動させるようにしてもよい。
また、油圧設備を搭載して、自走台車5の油圧を用いて粉塵抑制装置を油圧駆動してもよく、また、油圧モーター駆動で発電し、その電力を電動モータに供給して、粉塵抑制装置を稼動させることもできる。
【0011】
このように、発泡式粉塵抑制装置1を自走台車5に搭載しているため、十分な水、薬液を搬送できるし、電源や水源からはなれた場所でも稼動できる。
なお、発泡させずに、水の供給や空気の供給だけのために稼動させることもできる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の自走式粉塵抑制機にあっては、電源や水源からはなれた場所でも稼動できることから、解体現場やトンネル工事では、従来よりも更に稼動する機会や用途が増え、粉塵抑制・環境保全に役立つ。
土砂やガラを野積みして堆積する場合等は、敷地の周囲を防塵用の壁やネットで囲う程度しか防塵対策は無かったが、本考案の自走式粉塵抑制機によれば、ダンプトラックがダンプアップする前に、あらかじめ泡を散布しておき、そこへダンプアップすることで、粉塵の発生を元から抑制することができる。又、ダンプアップ後も泡で砂利やガラを覆っておき、粉塵を抑制できるし、ダンプの受け入れホッパがある場合は、ホッパ内に泡をあらかじめ散布しておくとよい。
このように、機動性が高いためどのような粉塵発生個所でも稼動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例である自走式粉塵抑制機を示す側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その平面図である。
【符号の説明】
1 発泡式粉塵抑制装置
10 水タンク
11 水ポンプ
12 希釈機
13 ファン式発泡機
14 コンプレッサー
15 発電機
16 エアホースリール
17混合液ホースリール
18 コードリール
5 自走台車
50 クローラ走行装置
51 操縦装置
52 シャーシ
Claims (1)
- 水タンクと、コンプレッサーと、水ポンプと、希釈機と、インバータ若しくは発電機と、発泡機を備えた発泡式粉塵抑制装置が自走台車に搭載されていることを特徴とした自走式粉塵抑制機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002991U JP3098062U (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 自走式粉塵抑制機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002991U JP3098062U (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 自走式粉塵抑制機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098062U true JP3098062U (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=43251834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002991U Expired - Lifetime JP3098062U (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 自走式粉塵抑制機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098062U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014156776A (ja) * | 2014-04-25 | 2014-08-28 | Suzuken Kogyo Kk | 粉塵飛散抑制方法 |
JP2016194244A (ja) * | 2016-07-15 | 2016-11-17 | 鈴健興業株式会社 | 作業機械 |
-
2003
- 2003-05-26 JP JP2003002991U patent/JP3098062U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014156776A (ja) * | 2014-04-25 | 2014-08-28 | Suzuken Kogyo Kk | 粉塵飛散抑制方法 |
JP2016194244A (ja) * | 2016-07-15 | 2016-11-17 | 鈴健興業株式会社 | 作業機械 |
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