JP3097876B2 - 指向性アンテナ制御装置 - Google Patents

指向性アンテナ制御装置

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JP3097876B2 JP04106021A JP10602192A JP3097876B2 JP 3097876 B2 JP3097876 B2 JP 3097876B2 JP 04106021 A JP04106021 A JP 04106021A JP 10602192 A JP10602192 A JP 10602192A JP 3097876 B2 JP3097876 B2 JP 3097876B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1、図2及び図7) 作用(図1、図2及び図7) 実施例(図1〜図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は指向性アンテナ制御装置
に関し、特に静止衛星を利用した移動体通信及び放送シ
ステムにおいて、移動体に積載される地上端末装置の追
尾方式指向性アンテナ制御装置に適用して好適なもので
ある。
【0003】
【従来の技術】従来、静止衛星を利用した移動体通信及
び放送システムの指向性アンテナ制御装置においては、
移動体側の地上端末装置に用いるアンテナとして、低利
得の無指向性アンテナを用いるシステムもあるが、一般
には、例えば特開昭61-20403号及び特開昭64-44608号に
示されているように指向性アンテナを用い、移動体の移
動に応じてアンテナ方向が変化しても常時受信ができる
ようにするために受信信号強度が最大になるように仰角
及び方位角を機械的に常時制御する自動追尾方式の指向
性アンテナ制御装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に仰角及び方位角を機械的に常時制御する方式では装置
全体が大型になり、又、機械的動作に頼る部分が多く、
制御が複雑で信頼に欠ける。
【0005】一方、指向性アンテナを全方向をカバーす
るようにマトリツクス的に配置して1つ1つをスイツチ
ングスキヤンして追尾する方式も考えられるが、多数の
アンテナが必要となり、大型かつ複雑なものになること
を避け得ない。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、機械に頼る部分を減らして信頼性を高め、より小型
かつ簡易な追尾方式指向性アンテナ制御装置を提案しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、静止衛星を利用した移動体通信及
び放送システムの地上端末装置用追尾方式指向性アンテ
ナ制御装置1(又は30)において、静止衛星から送出
された電波を受信して受信信号S4〜S7を個別に出力
する複数の指向性アンテナ10をもつアンテナ装置7
と、アンテナ装置7の位置を測定して測位情報S1を出
力する測位手段2と、測位手段2から出力された測位情
報S1及び静止衛星の位置情報に基づいてアンテナ装置
7のすべての指向性アンテナ10の主ビームの指向方向
の仰角を決定して仰角情報S2を出力する仰角決定手段
3(又は33)と、仰角決定手段3(又は33)から出
力された仰角情報S2に基づいてアンテナ装置7のすべ
ての指向性アンテナ10の主ビームの指向方向の仰角を
仰角に制御する仰角制御手段5と、アンテナ装置7のす
べての指向性アンテナ10が個別に出力する各受信信号
S4〜S7の信号強度を測定して信号強度情報S11
(又はS16)を出力する信号強度測定手段8(又は3
5)と、アンテナ装置7のすべての指向性アンテナ10
が個別に出力する各受信信号S4〜S7を切り換えて信
号強度測定手段8(又は35)及び又は送受信又は受信
手段9(又は34)に出力する切換え手段6(又は3
2)と、信号強度測定手段8(又は35)から出力され
た信号強度情報S11(又はS16)及び又は測位手段
2から出力された移動中の測位情報S1及び静止衛星の
位置情報に基づいてアンテナ装置7のすべての指向性ア
ンテナ10が個別に出力する受信信号S4〜S7のうち
で信号強度が最大の受信信号S9(又はS13)を切換
え手段6(又は32)によつて切り換えて送受信又は受
信手段9(又は34)に出力させるための選択情報S3
(又はS12)を出力する最適アンテナ決定手段3(又
は33)とを具え、アンテナ装置7はアンテナ装置7の
すべての指向性アンテナ10の主ビームの指向方向の仰
角が最良の状態において、利得が1を越えかつ連続して
所定の利得以上でありかつ主ビームの指向方向を含む指
向特性の範囲の両端の方向のはさむ角の角度以下でアン
テナ装置7のすべての指向性アンテナ10の指向特性の
範囲の両端の方向のはさむ角を方位角方向にすき間なく
合成することによつて全方位角をカバーし得るようにア
ンテナ装置7の指向性アンテナ10が配設され、かつア
ンテナ装置7の指向性アンテナ10の主ビームの指向方
向の仰角がアンテナ装置7の指向性アンテナ10の仰角
を仰角制御手段5によつて機械的に設定することによつ
て仰角に制御されるようにする。
【0008】
【作用】仰角は測位手段2が出力する測位情報S1及び
上記静止衛星の位置情報に基づいて仰角決定手段3(又
は33)により決定し、仰角決定手段3(又は33)が
出力した仰角情報S2に基づいて仰角制御手段5が上記
アンテナ装置7のすべての指向性アンテナ10の仰角を
機械的に設定する。
【0009】また信号強度測定手段8(又は35)がア
ンテナ装置7のすべての指向性アンテナ10が個別に出
力した受信信号S4〜S7の信号強度を測定して出力し
た信号強度情報S11(又はS16)及び又は測位手段
2から出力された移動中の測位情報S1及び上記静止衛
星の位置情報に基づいてアンテナ装置7のすべての指向
性アンテナ10が個別に出力する受信電波S4〜S7の
うちで信号強度が最大の受信信号S9(又はS13)を
切換え手段6(又は32)を介して送受信又は受信手段
9(又は34)に出力する。
【0010】かくして仰角のみを機械的に設定し、方位
角方向は複数の指向性アンテナ10の1つを選択するこ
とにより、機械的信頼性がより高く、低コストで、無指
向性アンテナを使用するシステムよりも高い利得が得ら
れる指向性アンテナ制御装置1(又は30)を実現し得
る。
【0011】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0012】図1において、1は全体として衛星通信地
上端末装置を示し、GPSやロランC等の電波測位装
置、又は方位センサと速度センサを使つた自立測位装置
等からなる測位装置2は所定の時間間隔で地上端末装置
1の緯度経度等を測定して測位情報S1を中央演算装置
3に出力するようになされている。
【0013】中央演算装置3は測位装置2から出力され
た測位情報S1及び静止衛星の位置情報に基づいて仰角
を演算し、仰角情報S2をアンテナ制御装置4の仰角制
御装置5に出力するようになされている。
【0014】アンテナ制御装置4は仰角制御装置5及び
アンテナ選択制御装置6からなり、仰角制御装置5は中
央演算装置3から出力された仰角情報S2に基づいてア
ンテナ装置7がもつすべての指向性アンテナに所定の仰
角を与えるようになされている。
【0015】アンテナ選択制御装置6は中央演算装置3
から出力された選択情報S3に基づいて、アンテナ装置
7がもつすべての指向性アンテナから個別に供給される
受信放送信号S4〜S7をスイツチング制御により切り
換えて中央演算装置3が指定する測定対象の受信放送信
号S8として受信信号強度測定装置8に出力するように
なされていると共に、中央演算装置3から出力された選
択情報S3に基づいてアンテナ装置7がもつすべての指
向性アンテナから個別に供給される受信放送信号S4〜
S7をスイツチング制御により切り換えて中央演算装置
3が指定する信号強度が最大の受信放送信号S9として
送受信装置9に出力するようになされている。
【0016】アンテナ装置7は図2に示すように半値角
を90°とした平面アンテナ10を表面に取り付けた4枚
のアンテナベース11が各平面アンテナ10の主ビーム
の指向方向を全て外向きにし、かつ各平面アンテナ10
の主ビームの指向方向が方位角において90°づつ異なる
ようにしてヒンジ12で中央部に穴のあるマウント13
に装着されており、各平面アンテナ10の半値角を90°
としたことによりすべての平面アンテナ10の主ビーム
の指向方向の仰角が最良に設定された状態でどの方位角
に静止衛星があつても4個の平面アンテナ10のうちの
少なくとも1つが必ず半値角以内に静止衛星を補足して
半値角以内の利得を確保することができるようになされ
ている。
【0017】各平面アンテナ18は図3及び図4に示す
ように、誘電体基板14の一面例えば下面にアース板1
5、誘電体16及び給電線17が多層構造に形成され、
誘電体基板14のもう一方の他面すなわち上面に電磁波
を放射及び吸収する円形状のエレメント18が設けられ
ている。
【0018】給電線17とエレメント18とは、誘電体
16及び誘電体基板14を貫通するピン19を介して給
電点20で接続されており、各平面アンテナ10は主ビ
ームの指向方向が方位角において90°づつ異なるように
配置されていることによつて、静止衛星から送出されて
いる電波を受信すれば異なる信号強度の受信放送信号S
4〜S7を各平面アンテナ10の給電線17を通してア
ンテナ選択制御装置6に供給するようになされている。
【0019】また図2との対応部分に同一符号を付して
図5に示すように、4枚のアンテナベース11の裏面に
それぞれレバー21が固着されており、各レバー21は
リンク22を介して操作棒23の一端に係合されてい
る。
【0020】また、操作棒23の他端は仰角制御装置5
によつて上下方向に操作されることによつてリンク22
及びレバー21を介して4枚のアンテナベース11に約
90°の回転角範囲を同時に与え得るようになされてい
る。
【0021】かくして、4枚のアンテナベース11上に
取り付けられた4個の平面アンテナ10は中央演算装置
3から出力された仰角情報S2に基づいて仰角制御装置
5が操作棒23に与える上下方向の操作によつてリンク
22及びレバー21及びアンテナベース11を介して約
90°の回転角範囲内で上記仰角に同時に機械的に設定さ
れ得るようになされ、これにより4個の平面アンテナ1
0の主ビームの指向方向もまた同一角度の上記仰角に機
械的に同時に設定され得るようになされている。
【0022】受信信号強度測定装置8は独自にチユーナ
部をもち、その受信周波数は送受信装置9から供給され
る受信同調情報S10によつて送受信装置9の受信周波
数と常に同調するようになされており、選択情報S3に
基づいてアンテナ選択制御装置6が受信放送信号S4〜
S7をスイツチング制御により切り換えて出力した測定
対象の受信放送信号S8の信号強度を測定して信号強度
情報S11を中央演算装置3に出力することによつて、
信号強度情報S11に基づいて中央演算装置3が受信放
送信号S4〜S7の信号強度を比較し、信号強度が最大
の受信放送信号を判定し、受信放送信号S4〜S7の中
の1つをアンテナ選択制御装置6のスイツチング制御に
よつて切り換えて信号強度が最大の受信放送信号S9と
して送受信装置9に出力させるための選択情報S3を出
力することができるようになされている。
【0023】以上の構成において、衛星通信地上端末装
置1は図6に示すアンテナ制御処理手順に従つて動作す
る。
【0024】すなわち、ステツプSP1において測位装
置2が衛星通信地上端末装置1の緯度経度を測定して測
位情報S1を中央演算装置3に出力すると、ステツプS
P2において中央演算装置3は上記緯度経度の測位情報
S1及び静止衛星の位置情報に基づいてアンテナ装置7
のすべての指向性アンテナ(すなわち平面アンテナ1
0)に与えるべき仰角を演算して決定し、仰角情報S2
を仰角制御装置5に出力する。
【0025】続くステツプSP3において仰角制御装置
5は、中央演算装置3から出力された仰角情報S2に基
づいてアンテナ装置7のすべての平面アンテナ10の現
在の仰角と中央演算装置3が決定した仰角とを比較し、
所定の角度差以上であれば仰角の変更が必要であると判
断して次のステツプSP4に移つてアンテナ装置7の操
作棒23を上下方向に操作することによつてリンク22
及びレバー21及びアンテナベース11を介してすべて
の平面アンテナ10の仰角を中央演算装置3が決定した
仰角に同時に設定して次のステツプSP5に移る。
【0026】これに対して仰角制御装置5は、アンテナ
装置7のすべての平面アンテナ10の現在の仰角と中央
演算装置3が決定した仰角とを比較して所定の角度差に
満たないとき、仰角の変更は必要ないと判断してステツ
プSP4を飛び越えてステツプSP5に移る。
【0027】ステツプSP5において中央演算装置3は
アンテナ装置7の4個の平面アンテナ10から個別に供
給されている受信放送信号S4〜S7のうちのどれか1
つを信号強度測定の対象として決定して選択情報S3を
アンテナ選択制御装置6に出力すると、アンテナ選択制
御装置6はアンテナ装置7の4個の平面アンテナ10か
らアンテナ選択制御装置6に個別に供給されている受信
放送信号S4〜S7のうちから、中央演算装置3から出
力された選択情報S3に基づいて、中央演算装置3が信
号強度測定の対象として決定した1つの受信放送信号を
スイツチング制御によつて切り換えて測定対象の受信放
送信号S8として受信信号強度測定装置8に出力する。
【0028】次のステツプSP6において受信信号強度
測定装置8はチユーナ部の受信周波数が送受信装置9か
ら供給されている受信同調情報S10によつて送受信装
置9の受信周波数と同調するように動作し、これにより
測定対象の受信放送信号S8の信号強度を測定して信号
強度情報S11を中央演算装置3に出力する。
【0029】続いて中央演算装置3は、次のステツプS
P7において受信信号強度測定装置8から出力された測
定対象の受信放送信号S8の信号強度情報S11及び選
択情報S3を出力することによつて測定対象の受信放送
信号S8としてアンテナ選択制御装置6のスイツチング
制御によつて切り換えさせた受信放送信号S4〜S7の
うちの1つの受信電波を供給した平面アンテナ10に付
けたアンテナ番号A1〜A4を対応させたデータを記憶
する。
【0030】ここで中央演算装置3はすべての平面アン
テナ10からの受信放送信号S4〜S7をアンテナ選択
制御装置6のスイツチング制御によつて切り換えて信号
強度を測定し、受信放送信号S4〜S7に対応する4種
の信号強度情報S11及び当該信号強度情報S11に対
応させた4種のアンテナ番号A1〜A4からなる4組の
データを得たとき、すべての平面アンテナ10を選択し
たと判断して次のステツプSP8に移る。
【0031】これに対して4組のデータを得ていないと
き中央演算装置3はすべての平面アンテナ10を選択し
ていないと判断してループLOOP1に入り、ステツプ
SP9において次の平面アンテナ10を選択するため受
信放送信号S4〜S7のうちから次の測定対象の受信放
送信号S8とする受信放送信号を新たに1つ決定して選
択情報S3をアンテナ選択制御装置6に出力し、選択情
報S3に基づいてアンテナ選択制御装置6に受信放送信
号S4〜S7のうちの1つをスイツチング制御によつて
切り換えさせて次の測定対象の受信放送信号S8として
受信信号強度測定装置8に出力させてステツプSP6に
戻り、以後ステツプSP6−SP7−SP9−SP6の
処理を繰り返す。
【0032】ステツプSP8において中央演算装置4
は、信号強度情報S11及びアンテナ番号A1〜A4か
らなる4組のデータに基づいて4つの信号強度情報S1
1を比較して最大の信号強度を示す信号強度情報S11
に対応する受信放送信号S4〜S7のうちの1つの受信
放送信号を送受信装置9に供給すべき信号強度が最大の
受信放送信号S9として決定し、選択情報S3をアンテ
ナ選択制御装置6に出力して、アンテナ選択制御装置6
が選択情報S3に基づいて受信放送信号S4〜S7のう
ちの1つの受信放送信号を中央演算装置3が決定した信
号強度が最大の受信放送信号S9としてスイツチング制
御によつて切り換えて送受信装置9に出力するようにさ
せた後、信号強度情報S11及びアンテナ番号A1〜A
4からなる4組のデータの記憶をクリアしてループLO
OP2に入つてステツプSP1に戻る。
【0033】以上の構成によれば、衛星通信地上端末装
置1は、半値角を90°とした平面アンテナ10を4個使
つて全方位角をカバーするアンテナ装置7を有し、測位
情報S1及び静止衛星の位置情報に基づいて中央演算装
置3が演算して決定する仰角及び4個の平面アンテナ1
0の主ビームの指向方向の現在の仰角との間に所定以上
の角度差があれば仰角制御装置5によつて平面アンテナ
10の仰角を中央演算装置3が決定した仰角を機械的に
同時に設定する。
【0034】また4個の平面アンテナ10が個別に供給
する受信放送信号S4〜S7を独自にチユーナ部をもつ
受信信号強度測定装置8によつて測定して得た各信号強
度を比較してアンテナ選択制御装置6のスイツチング制
御によつて切り換えることによつて信号強度が最大の1
つの受信放送信号を送受信装置9に供給するという動作
を繰り返すことによつて、常に適切な仰角に静止衛星を
平面アンテナ10の半値角以内に補足することができる
ので、利得が無指向性アンテナを使用する場合よりも格
段に大きくなる。
【0035】また1つの指向性アンテナの仰角及び方位
角を両方共機械的に制御する方法と比較して、仰角だけ
を機械的に設定するので機械的動作に頼る部分が少なく
なり、より高い信頼性をもつと共に、一段と迅速に追尾
できる簡易な指向性アンテナ制御装置を実現できる。
【0036】図1との対応部分に同一符号を付して示す
図7は本発明の第2の実施例を示すもので、この場合衛
星通信地上端末装置30のアンテナ制御装置31は、ア
ンテナ選択制御装置32において、中央演算装置33か
ら出力される選択情報S12に基づいて、アンテナ装置
7がもつすべての平面アンテナ10から個別に供給され
る受信放送信号S4〜S7をスイツチング制御によつて
切り換えて中央演算装置33が指定する測定対象及び又
は信号強度が最大の受信放送信号S13として送受信装
置34に出力するようになされていると共に、移動中に
測位装置2から出力された測位情報S1のうち所定の時
間間隔で入力した前後2つの測位情報S1及び静止衛星
の位置情報に基づいて静止衛星の方向に向いていると判
定した平面アンテナ10から出力された受信放送信号を
選択させるために中央演算装置33が出力した選択情報
S12に基づいて受信放送信号S4〜S7をスイツチン
グ制御によつて切り換えて上記当該受信電波を送受信装
置34に出力するようになされている。
【0037】アンテナ装置7の構成及び動作は上述の第
1の実施例と同一である。
【0038】
【0039】送受信装置34は中央演算装置33から出
力された受信切換え情報S14によつて受信状態に入る
と、選択情報S12に基づいてアンテナ選択制御装置3
2がアンテナ装置12のすべての平面アンテナ10から
個別に供給される受信放送信号S4〜S7のうちの1つ
をスイツチング制御によつて切り換えて出力した受信放
送信号S13を増幅して測定対象の受信放送信号S15
を受信信号強度測定装置35に供給するようになされて
いる。
【0040】受信信号強度測定装置35は独自のチユー
ナ部をもたず送受信装置34から供給される受信放送信
号S13の信号強度を測定して信号強度情報S16を中
央演算装置33に出力することによつて、信号強度情報
S16に基づいて中央演算装置33が受信放送信号S4
〜S7の信号強度を比較し、信号強度が最大の受信放送
信号を判定し受信放送信号S4〜S7のうちの1つの受
信放送信号をアンテナ選択制御装置32のスイツチング
制御によつて切り換えて信号強度が最大の受信放送信号
S13として送受信装置34に出力させるための選択情
報S12を出力することができるようになされている。
【0041】以上の構成において、停止中の地上端末装
置30は図8に示すアンテナ制御処理手順に従つて動作
する。
【0042】すなわちステツプSP11において測位装
置2が地上端末30の緯度経度を測定して測位情報S1
を中央演算装置33に出力すると、ステツプSP12に
おいて中央演算装置33は上記緯度経度の測位情報S1
及び静止衛星の位置情報に基づいてアンテナ装置7のす
べての平面アンテナ10に与えるべき仰角を演算して決
定し、仰角情報S2を仰角制御装置5に出力する。
【0043】仰角制御装置5はステツプSP13におい
て中央演算装置33から出力された仰角情報S2に基づ
いてアンテナ装置7の操作棒23を上下方向に操作する
ことによつてリンク22及びレバー21及びアンテナベ
ース11を介してすべての平面アンテナ10の仰角を中
央演算装置33が決定した仰角に同時に設定する。
【0044】続いてステツプSP14において中央演算
装置33はアンテナ装置7の4個の平面アンテナ10か
ら個別に供給されている受信放送信号S4〜S7のうち
のどれか1つの受信放送信号を信号強度測定の対象とし
て決定して選択情報S12をアンテナ選択制御装置32
に出力すると、アンテナ選択制御装置32は中央演算装
置33から出力された選択情報S12に基づいてアンテ
ナ装置7の4個の平面アンテナ10からアンテナ選択制
御装置32に個別に供給されている受信放送信号S4〜
S7のうちから、中央演算装置33が信号強度測定の対
象として決定した1つの受信放送信号をスイツチング制
御によつて切り換えて測定対象の受信放送信号S13と
して送受信装置34に出力する。
【0045】次のステツプSP15において送受信装置
34は中央演算装置33から出力された受信切換え情報
S14によつて受信状態に入り、アンテナ選択制御装置
32からスイツチング制御によつて切り換えて出力され
た測定対象の受信放送信号S13を増幅して測定対象の
受信信号S15を受信信号強度測定装置35に出力す
る。
【0046】このとき受信信号強度測定装置35は送受
信装置34から出力された測定対象の受信放送信号S1
5の信号強度を測定して信号強度情報S16を中央演算
装置33に出力する。
【0047】次にステツプSP16において中央演算装
置33は受信信号強度測定装置35から出力された測定
対象の受信電波S15の信号強度情報S16及び選択情
報S12を出力することによつて測定対象の受信放送信
号S13としてアンテナ選択制御装置32のスイツチン
グ制御によつて切り換えさせた受信放送信号S4〜S7
のうちの1つの受信放送信号を供給した平面アンテナ1
0に付けたアンテナ番号A1〜A4とを対応させたデー
タを記憶し、すべての平面アンテナ10からの受信放送
信号S4〜S7をアンテナ選択制御装置32のスイツチ
ング制御によつて切り換えて信号強度を測定し、受信放
送信号S4〜S7に対応する4種の信号強度情報S16
及び当該信号強度情報S16に対応させた4種のアンテ
ナ番号A1〜A4からなる4組のデータを得れば、すべ
ての平面アンテナ10を選択したと判断して次のステツ
プSP17に移る。
【0048】これに対して上記4組のデータを得ていな
ければ、未だすべての平面アンテナ10を選択していな
いと判断してLOOP3に入り、ステツプSP18にお
いて次の平面アンテナ10を選択するため受信放送信号
S4〜S7のうちから次の測定対象の受信放送信号S1
3とする受信放送信号を新たに1つ決定して選択情報S
12をアンテナ選択制御装置32に出力し、選択情報S
12に基づいてアンテナ選択制御装置32に受信放送信
号S4〜S7のうちの1つの受信放送信号をスイツチン
グ制御によつて切り換えさせることにより次の測定対象
の受信放送信号S13として送受信装置34に出力させ
てステツプSP15に戻り、以後ステップSP15−S
P16−SP18の処理を繰り返す。
【0049】ステツプSP17において、中央演算装置
33は信号強度情報S16及びアンテナ番号A1〜A4
からなる上記4組のデータに基づいて4つの信号強度情
報S15を比較して最大の信号強度を示す信号強度情報
S16に対応する受信放送信号S4〜S7のうちの1つ
の受信放送信号を送受信装置34に供給すべき信号強度
が最大の受信放送信号S13として決定し、選択情報S
12をアンテナ選択制御装置32に出力して、アンテナ
選択制御装置32が当該選択情報S12に基づいて受信
放送信号S4〜S7のうちの1つの受信放送信号を中央
演算装置33が決定した信号強度が最大の受信放送信号
S13としてスイツチング制御によつて切り換えて送受
信装置34に供給させた後、信号強度情報S16及びア
ンテナ番号A1〜A4からなる4組のデータの記憶をク
リアしてステツプSP19に移り動作を終了する。
【0050】また、移動中の衛星通信地上端末装置30
は図9に示すアンテナ制御処理手順にしたがって動作す
る。
【0051】すなわちステツプSP21において中央演
算装置33は測位装置2から出力された衛星通信地上端
末装置30の最初の測位情報S1を入力して最初の緯度
経度を記憶すると、次のステツプSP22において、所
定の時間T秒後に測位装置2から出力された衛星通信地
上端末装置30の第2の測位情報S1を入力して第2の
緯度経度を記憶し、最初の緯度経度及び第2の緯度経度
を比較することにより衛星通信地上端末装置30の進行
方向を決定するか、又は測位情報S1に含まれる方位セ
ンサからの情報により進行方向を決定する。
【0052】次のステツプSP23において中央演算装
置33は決定した上記進行方向及び第2の測位情報S1
と、静止衛星の位置情報とによつて第2の緯度経度から
静止衛星が見えると判定された方向とに基づいてアンテ
ナ装置7のすべての平面アンテナ10のうちで静止衛星
を半値角以内に補足している平面アンテナ10がどれか
を判定し、当該平面アンテナ10から個別に供給されて
いる受信放送信号を受信信号強度が最大の受信放送信号
S13として送受信装置34に出力させるため選択情報
S12をアンテナ選択制御装置32に出力すると、アン
テナ選択制御装置32は選択情報S12に基づいて受信
放送信号S4〜S7をスイツチング制御によつて切り換
えて上記当該平面アンテナ10から個別に供給されてい
る受信放送信号を受信信号強度が最大の受信放送信号S
13として送受信装置34に出力する。
【0053】ステツプSP24において中央演算装置3
3は第2の測位情報S1及び静止衛星の位置情報に基づ
いてアンテナ装置7のすべての平面アンテナ10に与え
るべき仰角を演算して決定し、仰角情報S2を仰角制御
装置5に出力する。
【0054】ステツプSP25において仰角制御装置5
は中央演算装置33から出力された仰角情報S2に基づ
いてアンテナ装置7のすべての平面アンテナ10の現在
の仰角と中央演算装置33が決定した仰角とを比較す
る。
【0055】仰角制御装置5は所定の角度差以上の差が
あれば仰角の変更が必要と判断して次のステツプSP2
6移つてアンテナ装置7の操作棒23を上下方向に操作
することによつてリンク22及びレバー21及びアンテ
ナベース11を介してすべての平面アンテナ10の仰角
を中央演算装置33が決定した仰角に同時に設定した
後、最初の緯度経度及び第2の緯度経度の記憶をクリア
してループLOOP4に入りステツプSP21に戻り、
以後ステツプSP21−SP22−SP−23−SP2
4−SP25の処理を繰り返す。
【0056】これに対してアンテナ装置7のすべての平
面アンテナ10の現在の仰角と中央演算装33が決定し
た仰角とを比較して所定の角度差以内の差であれば仰角
の変更は必要ないと判断した後、最初の緯度経度及び第
2の緯度経度の記憶をクリアしてループLOOP5に入
りステツプSP21に戻つて上述の各ステツプの動作を
繰り返す。
【0057】以上の構成によれば、衛星通信地上端末装
置30は半値角を90°とした平面アンテナ10を4個使
つて全方位角をカバーするアンテナ装置7を有し、停止
中は測位装置2から出力された測位情報S1に基づいて
中央演算装置33によつて演算して仰角を決定し、仰角
制御装置5によつて平面アンテナ10の主ビームの指向
方向の仰角を中央演算装置33が決定した仰角に機械的
に同時に設定し、また4個の平面アンテナ10から個別
に供給される受信放送信号S4〜S7を送受信装置34
を介して独自のチユーナ部をもたない受信信号強度測定
装置35によつて測定して得た各信号強度を比較してア
ンテナ選択制御装置32のスイツチング制御によつて切
り換えることによつて信号強度が最大の1つの受信放送
信号を送受信装置34に供給する。
【0058】また、移動中の衛星通信地上端末装置30
は測位装置2から出力された測位情報S1を所定の時間
間隔T秒で前後2つ入力して比較することによつて又は
測位情報S1に含まれる方位センサからの方位情報によ
つて進行方向を決定し、当該進行方向及び後者の測位情
報S1と静止衛星の位置情報とによつて判定される静止
衛星の方向とに基づいてアンテナ装置7の4個の平面ア
ンテナ10の中から半値角以内に静止衛星を補足してい
る平面アンテナ10を判定して、当該平面アンテナ10
から個別に供給される受信放送信号をアンテナ選択制御
装置32のスイツチング制御によつて切り換えることに
よつて送受信装置34に供給する。
【0059】また後者の測位情報S1及び静止衛星の位
置情報に基づいて中央演算装置33が演算して決定する
仰角と4個の平面アンテナ10の主ビームの指向方向の
現在の仰角との間に所定角度以上の角度差があれば、仰
角制御装置5によつて4個の平面アンテナ10の主ビー
ムの指向の仰角を中央演算装置33が決定した仰角に機
械的に同時に設定するという動作を繰り返すことによつ
て、停止中でも移動中でも常に適切な仰角で静止衛星を
アンテナ装置のいずれかの平面アンテナ10の半値角以
内に補足することができる。
【0060】かくして利得が無指向性アンテナを使用す
る場合よりも格段に大きく、また1つの指向性アンテナ
の仰角及び方位角を両方共機械的に制御する方法に比べ
て、仰角だけを機械的に設定するので機械的動作に頼る
部分が少なくなり、機械的により高い信頼性をもつと共
に、一段と迅速に追尾できる簡易な構成の指向性アンテ
ナ制御装置を実現し得る。
【0061】なお上述の実施例においては、測位装置2
から出力された測位情報S1及び静止衛星の位置情報に
基づいて中央演算装置3(又は33)で演算することに
よつて仰角を決定するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、予め緯度経度等の測位情報
及び静止衛星の位置情報によつて仰角を演算して測位情
報及び静止衛星の位置情報及び仰角を対応させた表デー
タを記憶装置にもち、中央演算装置3(又は33)が測
位装置2から出力された測位情報S1に基づいて上記表
データを参照して仰角を決定するようにしてもよい。
【0062】また上述の実施例においては、1つの指向
性アンテナの半値角を90°にして4つの指向性アンテナ
を配設することによつて全方位角をカバーするようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要
な利得に応じて使用する指向性アンテナの数を増減する
ことによつて全方位角をカバーするようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、アンテナ
装置のすべての指向性アンテナの主ビームの指向方向の
仰角は停止中であるか移動中であるかにかかわらず現在
位置により決定され、方位角方向は上記アンテナ装置の
すべての指向性アンテナが個別に出力している受信放送
信号のうちの1つの受信放送信号をスイツチングするこ
とによつて決定されるので、仰角及び方位角を両方共機
械的に制御することによつて追尾する方式よりも機械的
制御に頼る部分が少なくて済む。
【0064】従つて信頼性が向上すると共に一段と迅速
に最良の受信又は送信状態に入ることができ、また指向
性アンテナを全方向をカバーするようにマトリツクス的
に配置して1つ1つをスイツチングスキヤンして追尾す
る方式と比較して仰角方向は単独の指向性アンテナで済
み、従つて一段と小型かつ簡易で、無指向性アンテナを
使用するシステムよりも利得が大きい、指向性アンテナ
制御装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による衛星通信地上端末
装置を示す略線図である。
【図2】アンテナ装置の構造を示す斜視図である。
【図3】平面アンテナの斜視図である。
【図4】平面アンテナの断面図である。
【図5】アンテナ装置の断面及び動作を示す略線図であ
る。
【図6】第1の実施例のアンテナ制御処理手順を示す流
れ図である。
【図7】本発明の第2の実施例による衛星通信地上端末
装置を示す略線図である。
【図8】第2の実施例の停止中のアンテナ制御処理手順
を示す流れ図である。
【図9】第2の実施例の移動中のアンテナ制御処理手順
を示す流れ図である。
【符号の説明】
1、30……衛星通信地上端末装置、2……測位装置、
3、33……中央演算装置、4、31……アンテナ制御
装置、5……仰角制御装置、6、32……アンテナ選択
制御装置、7……アンテナ装置、8、35……受信信号
強度測定装置、9、34……送受信装置、10……平面
アンテナ、S1……測位情報、S2……仰角情報、S
3、S12……選択情報、S4〜S7……受信放送信
号、S8……測定対象の受信放送信号、S9……信号強
度が最大の受信放送信号、S10……受信同調情報、S
11、S16……信号強度情報、S13……測定対象及
び又は信号強度が最大の受信放送信号、S14……受信
切り換え情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 雅美 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−307803(JP,A) 特開 平4−119407(JP,A) 特開 平2−107983(JP,A) 特開 平1−156686(JP,A) 特開 昭62−62277(JP,A) 特開 平2−301301(JP,A) 特開 平1−241903(JP,A) 特開 昭62−77705(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 3/00 - 3/74 H01Q 1/00 - 3/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止衛星を利用した移動体通信及び放送シ
    ステムの地上端末装置用追尾方式指向性アンテナ制御装
    置において、 上記静止衛星から送出された電波を受信して受信信号を
    個別に出力する複数の指向性アンテナをもつアンテナ装
    置と、 上記アンテナ装置の位置を測定して測位情報を出力する
    測位手段と、 上記測位手段から出力された上記測位情報及び上記静止
    衛星の位置情報に基づいて上記アンテナ装置のすべての
    指向性アンテナの主ビームの指向方向の仰角を決定して
    仰角情報を出力する仰角決定手段と、 上記仰角決定手段から出力された上記仰角情報に基づい
    て上記アンテナ装置のすべての指向性アンテナの主ビー
    ムの指向方向の仰角を上記仰角に制御する仰角制御手段
    と、 上記アンテナ装置のすべての指向性アンテナが個別に出
    力する各受信信号の信号強度を測定して信号強度情報を
    出力する信号強度測定手段と、 上記アンテナ装置のすべての指向性アンテナが個別に出
    力する各受信信号を切り換えて上記信号強度測定手段及
    び又は送受信又は受信手段に出力する切換え手段と、 上記信号強度測定手段から出力された上記信号強度情報
    及び又は上記測位手段から出力された移動中の上記測位
    情報及び上記静止衛星の位置情報に基づいて上記アンテ
    ナ装置のすべての指向性アンテナが個別に出力する受信
    信号のうちで信号強度が最大の受信信号を上記切換え手
    段によつて切り換えて上記送受信又は受信手段に出力さ
    せるための選択情報を出力する最適アンテナ決定手段と
    を具え、上記アンテナ装置は上記アンテナ装置のすべて
    の指向性アンテナの主ビームの指向方向の仰角が0°の
    状態において、利得が1を越えかつ連続して所定の利得
    以上でありかつ主ビームの指向方向を含む指向特性の範
    囲の両端の方向のはさむ角の角度以下で上記アンテナ装
    置のすべての指向性アンテナの上記指向特性の範囲の両
    端の方向のはさむ角を方位角方向にすき間なく合成する
    ことによつて全方位角をカバーし得るように上記アンテ
    ナ装置の指向性アンテナが配設され、かつ上記アンテナ
    装置の指向性アンテナの主ビームの指向方向の仰角が上
    記アンテナ装置の指向性アンテナの仰角を上記仰角制御
    手段によつて機械的に設定することによつて上記仰角に
    制御されるようにしたことを特徴とする指向性アンテナ
    制御装置。
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