JP3097740U - 麺類用の回転式裁断装置 - Google Patents

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山田 淳史
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株式会社山田鉄工所
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Abstract

【課題】スケッパーの摩耗粉が発生しない麺類用の回転式裁断装置を提供する。
【解決手段】互いに逆方向に回転している両回転ローラ1、2間に挿入された原料は、互いに噛合う回転ローラの刃部1a、2aで細長く裁断されて回転ローラの各溝部1b、2bに嵌まり込む。この嵌まり込んだ細長い麺類は、回転ローラ出口部に設置されている固定スケッパー13、14で剥がされながら、回転ローラの各溝部1b、2bから吐出される。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、麺類を細く裁断するための麺類用の回転式裁断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製麺機にて機械的手段により麺類を製造する場合に採用される麺類用の回転式裁断装置は、一般には図2に示すように、外周にて軸方向に所定間隔を保持して多数の刃部1a、2aを有する2本の回転ローラ1、2が互いに噛合わされた状態で平行に配置されて回転可能に支持され、これらそれぞれの回転ローラの溝1b、2bに櫛歯状のスケッパー3、4が回転ローラの溝底にスケッパーの櫛歯の先端が擦れるように勘合されて、後ステー18a、前ステー18bに、それぞれ、締め代を持たせて支持されている。当該回転式裁断装置においては、麺類の平板状の原料を互いに逆方向に回転している両回転ローラ1、2間に挿入することにより、平板状の原料が細長く裁断されて回転ローラの各溝部1b、2bに嵌まり込む。これをスケッパー3、4で掠り剥がして、各溝部1b、2bから細長く裁断された麺類が吐出される。この場合、スケッパー3、4は、スケッパーの櫛歯の先端が回転ローラの溝1b、2bの底から浮かないように、一定の押え力で押し付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の回転式裁断装置においては、スケッパー3、4の櫛歯の先端が、それぞれ、回転ローラの各溝部1b、2bに押し付けられて接触しているので、スケッパーの櫛歯の先端から摩耗粉が発生し、この摩耗粉が空気中で酸化して黒くなり、細長く裁断された麺類に付着して異物混入の原因になっている。
【0004】
本考案の目的は、従来の回転式裁断装置におけるスケッパーの概念を根本から変革して、回転ローラの各溝部の底に接触しないスケッパーを考案し、スケッパーの摩耗粉が発生しない麺類用の回転式裁断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
従来の回転式裁断装置におけるスケッパーは、図2のスケッパー3、4に見るように、スケッパーの櫛歯の先端が回転ローラの溝1b、2bの底から浮かないように、一定の押え力で押し付けられているのに対して、本考案の回転式裁断装置におけるスケッパーは、図1に見るように、スケッパー13、14の櫛歯の先端が回転ローラの溝1b、2bの底にすれすれに、かつ、接触することなく支持されている。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の回転式裁断装置で麺類の平板状の原料を細く裁断する場合、互いに逆方向に回転している両回転ローラ1、2間に挿入された原料は、互いに噛合う回転ローラの刃部1a、2aで細長く裁断されて回転ローラの各溝部1b、2bに嵌まり込む。この嵌まり込んだ細長い麺類は、回転ローラ出口部に設置されている固定スケッパー13、14で剥がされながら、回転ローラの各溝部1b、2bから吐出される。
【0007】
【実施例】
図1には、本考案に係る麺類用の回転式裁断装置の一例が示されている。当該回転式裁断装置10は、軸方向に多数の刃部1aを有する第一回転ローラ1と、第一回転ローラ1の各刃部1aに対向する刃部2aを軸方向に多数有して第一回転ローラ1に平行に配置されて回転可能に支持される第二回転ローラ2と、これらそれぞれの回転ローラの刃部溝1b、2bに嵌合され、かつ、刃部溝底に接触することなく固定支持される固定式スケッパー13、14とから構成されている。
【0008】
同装置において、第一回転ローラ1は、右枠5aにおいて丸メタル軸受16aによって、また左枠5bにおいて丸メタル軸受16bによって回転可能に支持されている。第二回転ローラ2は、右枠5aにおいて角メタル軸受17aによって、また左枠5bにおいて角メタル軸受17bによって回転可能に支持されている。右枠5aと左枠5bとは、後ステー18aおよび前ステー18bによって連結固定保持されている。角メタル17a、17bは、それぞれ右枠5a、5bにおいて、角メタル押ネジ19a、19bによって第一回転ローラ1と第二回転ローラ2の芯間距離が調整可能なように、スライド可能に保持されている。スケッパー13、14は、それぞれ、後ステー18a、前ステー18bにボルトにて固定締結されている。
【0009】
このように構成された当該回転式裁断装置10は、従来の製麺機の基台に取り付けられて使用され、従来の裁断装置を使用する場合とまったく同様の要領で、麺類の平板状の原料から細長く裁断された麺類を得ることができる。
【0010】
【考案の効果】
このような構成の回転式裁断装置においては、スケッパーは、回転ローラの溝部底に接触していない。従って、回転ローラ溝底部との接触による摩耗がない。すなわち、スケッパーの摩耗粉による黒色異物混入の心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る麺類用の回転式裁断装置の一例を示す平面図(a)、正面図(b)、および同図の矢印C−C方向の縦断面図(c)、矢印D−D方向の縦断面図(d)、矢印E−E方向の縦断面図(e)。なお、縦断面図(e)は、本考案に直接関係する部分なので、2倍に拡大してある。
【図2】従来の麺類用回転式裁断装置の一例を示す平面図(a)、正面図(b)、および同図の矢印C−C方向の縦断面図(c)、矢印D−D方向の縦断面図(d)、矢印E−E方向の縦断面図(e)。なお、縦断面図(e)は、本考案に直接関係する部分なので、2倍に拡大してある。
【符号の説明】
0→従来の麺類用回転式裁断装置
10→本考案に係る麺類用の回転式裁断装置
1,2→回転式裁断装置の回転ローラ
1a、2a→同回転ローラの刃部
1b、2b→同回転ローラの刃溝部
3,4→従来の麺類用回転式裁断装置のスケッパー
13,14→本考案に係る麺類用の回転式裁断装置のスケッパー
5a,5b→回転式裁断装置の枠
16a,16b→回転式裁断装置の丸メタル軸受
17a,17b→回転式裁断装置の角メタル軸受
18a→回転式裁断装置の後ステー  18b→回転式裁断装置の前ステー
19a,19b→回転式裁断装置の角メタル押ネジ
21a,21b→回転式裁断装置の喰合歯車

Claims (1)

  1. 麺類を細く裁断するための回転式裁断装置であり、軸方向に多数の刃部を有する第一の回転ローラと、同第一の回転ローラの各刃部に対向する刃部を軸方向に多数有して同第一の回転ローラに平行に回転可能に支持される第二の回転ローラ、およびこれらそれぞれの回転ローラの刃部溝に嵌合され、かつ刃部溝底に接触することなく固定支持される固定式スケッパーとからなり、一対の回転ローラで裁断された麺線を固定式スケッパーで刃部溝から滑らかに剥がしとることを特徴とする麺類用の回転式裁断装置。
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