JP3097558U - 整流器付き電気炬燵 - Google Patents

Abstract

【課題】整流器を電気炬燵に取り付けて、電磁炬燵の電気ヒータを直流で発熱させることである。
【解決手段】電気炬燵４の任意箇所に整流器１を取り付けた整流器取り付け容器２を設け、整流器１の直流電源部の（＋）と（−）に電気炬燵４の任意数の電気ヒータ６を接続したことである。
【選択図】　図２

Description

【０００１】
【考案の属する分野】
この考案は、電気炬燵に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、使用されている電気炬燵は、５０Ｈｚ、６０Ｈｚの周波数の交流電源ををそのまま使用してきたが、近年になり、交流電源から発生する電界、電磁界が人体に影響することがさけばれている。
特に、冬に使用される電気炬燵は、電気ヒータが人体に近く、電気ヒータから発生する交流電磁界で人体の細胞が刺激されて疲れる現象をおこす欠点がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
電気炬燵の電気ヒータから発生する交流電磁界を直流電磁界とすることで、人体の細胞の疲労を防止することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
電気炬燵の任意箇所に設けた整流器取り付け容器に取り付けた整流器の直流電源部に電気ヒータの両端子を接続したことである。
【０００５】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図１は、本案の整流器取り付け容器２の内部に整流器１を取り付けたところを示し、整流器取り付け容器２の両端部２Ａにある複数の取り付け穴３を利用して、図２に示す電気炬燵４の側面にネジで取り付ける。
電気炬燵４に取り付けられた整流器取り付け容器２の整流器１の直流電源部のプラス（＋）側とマイナス（−）側に電気ヒータ６の両端子を接続した回路図を図３に示す。
【０００６】
また、整流器１の交流電源部の両端子を電圧調整器５に接続し、この電圧調整器５を交流電源に接続する。
この様に、することにより、電気ヒータ６は、直流で発熱されるので、電気炬燵４の下にいれた人体の足、胴体部は、直流の電磁界にさらされるが、交流電磁界の様に人体の細胞が、５０Ｈｚまたは、６０Ｈｚの周波数で振動されることがなくなり、疲労を感じることが減少する。
一実施例として、６００Ｗの電気ヒータより２ｃｍの距離の交流電磁界が１８０ミリガウスの値が１０ミリガウスに低減したことである。
したがつて、電気炬燵４の下側で、１０ｃｍ以上はなれたところの電磁界の値は、０．６ミリガウス以下となり、人体に大きな影響をあたえることはない。
電圧調整器６は、交流電圧を整流器１に加える電圧を加減することで、電気ヒータ６の発熱を加減することが出来る
【０００７】
【考案の効果】
本考案により、交流電源を直流電源にして電気炬燵の電気ヒータを発熱することにより、電磁界による人体の細胞の疲労を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】整流器を内部に取り付けた整流器取り付け容器の斜視図である。
【図２】整流器取り付け容器を電気炬燵の側面に取り付けた斜視図である。
【図３】電気ヒータに整流器を接続した電気回路図である。
【符号の説明】
１　　　　整流器
２　　　　整流器取り付け容器
２Ａ　　　両端部
３　　　　取り付け穴
４　　　　電気炬燵
５　　　　電圧調整器
６　　　　電気ヒータ

Claims (1)

1. 交流・直流に変換する整流器（１）を取り付けた任意形状の整流器取り付け容器（２）を電気炬燵（４）の任意箇所に設け、前記整流器（１）の直流電源側を任意数の電気ヒータ（６）の両端子に接続して成る整流器付き電気炬燵。

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