JP3097554U - 表面に立毛を有する立毛布帛 - Google Patents

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吉田 伸彦
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Abstract

【課題】異なった色彩の繊維が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈する効果を有し、安価に製造できる寝具、敷物、インテリア小物及びカー用小物用立毛布帛の提供を目的とする。
【解決手段】カチオン染料可染性繊維又は酸性染料可染性繊維aに対し、これらの繊維と異なる染色性を有する繊維1〜3種のうちいずれか1種以上の繊維bを1〜99重量%混合した繊維からなる混紡紡績糸を用いて、ダブルラッセル経編機、タフト機、メリヤスボア機又はボア織機で構成した。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、毛布、敷きパット、シーツ等の寝具、ラグ、カーペット、絨毯等の敷物、あるいはソファーカバー、クッションカバー、シートカバー等のインテリア小物あるいはカー用品用の立毛繊維製品に使用される立毛布帛に関する。
【0002】
なお、請求の範囲に記載した用語を次のように定義する。カチオン染料可染性繊維又は酸性染料可染性繊維とは、これらの染料により一定の染色効果が得られる繊維のこととし、本明細書においては、以下、カチオン染料可染性繊維又は酸性染料可染性繊維を総称して「可染性繊維」ということとする。カチオン染料可染性繊維又は酸性染料可染性繊維と異なる染色性を有する繊維とは、カチオン染料又は酸性染料による染色効果がカチオン染料可染性繊維又は酸性染料可染性繊維とは異なる繊維又はカチオン染料又は酸性染料によっては染色されない繊維のこととし、本明細書においては、以下、カチオン染料可染性繊維又は酸性染料可染性繊維と異なる染色性を有する繊維を「異染性繊維」ということとする。
【0003】
【従来の技術】
寝具、敷物あるいはインテリア用品に繊維製の立毛布帛が広く使用されている。そこで、異なった色彩の繊維を混在させた「霜降り」状の外観を呈する効果を有する立毛布帛を得ようとして、従来より、紡績工程において着色した繊維を混合してなる混紡紡績糸を使用して立毛布帛を形成する方法や、異なる色彩に着色された糸で立毛布帛を形成する方法や、立毛布帛にプリント染色により異なった色彩に着色する方法等が採用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような従来の方法による立毛布帛は、紡績工程において着色した繊維を使用して混紡紡績糸を製造することは先染めであるためコスト高であって、かつ、小ロット化しにくくなるため種々のカラー展開が困難であり、また、糸になった後で着色する場合には、その着色された糸を毛捌きすると同色の繊維が複数本束になって点在する斑状態となるため、異なった色彩の繊維が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈する立毛布帛は得られなかった。
【0005】
そこで、本考案者は、鋭意研究を重ねた結果、染色性の異なる繊維を混合して糸を構成し、糸になった後に着色することにより、異なった色彩の繊維が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈し、安価に製造できる立毛布帛を得るに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る寝具、敷物、インテリア小物及びカー用小物用立毛布帛は、可染性繊維に対し、異染性繊維を1〜99重量%混合した繊維からなる混紡紡績糸を用いて、ダブルラッセル経編機、タフト機、メリヤスボア機又はボア織機で構成したものである。
【0007】
このように構成すると、混紡紡績糸1本の単位において可染性繊維と異可染性繊維とが混在する状態となり、この混紡紡績糸により構成された立毛布帛は、可染性繊維と異染性繊維とが全体的に万遍なくランダムに散在することになる。そうするとこの立毛布帛の原反をカチオン染料又は酸性染料により染色した場合には、異染性繊維は可染性繊維とは異なる染色性を有するので、この立毛布帛は、異なった色彩の繊維が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈するものとなる。また、異染性繊維を混合する割合を変更することにより「霜降り」状の外観を呈する効果を維持したままで、全体の色彩の濃淡を変更できる。
【0008】
また、上記の構成において、混紡紡績糸を構成する繊維の一部が着色した繊維である立毛布帛の場合には、この立毛布帛の原反をさらに上記のように染色すると、異なった色彩の繊維が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈するばかりでなく、2種以上の多色染めが可能となる。
【0009】
さらに、可染性繊維がアクリル繊維である場合には、このアクリル繊維は立毛布帛に最適な繊維であるとともに染色性及び発色性に優れるので好適な繊維である。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案に使用するカチオン染料可染性繊維としては、カチオン染料可染性であれば特に制限がなく、アクリル繊維、アクリル系繊維、ポリエステル繊維等が挙げられる。また、酸性染料可染性繊維としては、酸性染料可染性であれば特に制限がなく、アクリル繊維、ナイロン繊維、タンパク繊維等が挙げられる。さらに、異染性繊維としては、直接染料可染性又は反応染料可染性を有する繊維素系繊維又は再生セルロース系繊維等の繊維、又は、分散染料可染性を有するポリエステル繊維、ナイロン繊維、アセテート系繊維等の3種の可染性の繊維が挙げられる。
【0011】
さらにまた、混紡紡績糸を構成する繊維の一部が着色した繊維としては、特に制限されるものではなく、混紡紡績糸の製造後にさらに着色する場合には、着色した繊維と着色されていない繊維との可染性及び着色する染料を、立毛布帛の着色完了後に所望の着色状態が得られるように適宜選択する。
【0012】
可染性繊維が1%のときには、異染性繊維は99%となり、また、可染性繊維が99%のときには、異染性繊維は1%となり、可染性繊維の混紡率に比例して着色される立毛布帛の色彩の濃淡が変化する。したがって所望の着色状態に応じて混紡率を変更する。
【0013】
本考案に使用する各繊維の繊度は特に限定されないが、紡毛用又は梳毛用等の梳綿機に対する通過性を含む紡績性、布帛にするときの製織性、製編性、また布帛の風合いの観点を考慮して適宜選択する。また、繊維の断面形状については特に限定されるものではない。さらに、各繊維の繊維長としては特に限定されないが、紡毛又は梳毛紡績の容易性、布帛での起毛の容易性、所望の起毛の毛足長から、平均繊維長を適宜選択する。
【0014】
本考案において、混紡紡績糸を製造する紡績方法としては各種の紡績糸の場合の製造方法と同様に綿紡式紡績法、梳毛式紡績法、セミ梳毛式紡績法、紡毛式紡績法、合繊紡績法、スフ紡績法、トウ式紡績法などの紡績法を採用するが、特に限定されるものではない。例えば、原料繊維に梳綿処理を施した後、精紡することによって製造する方法や、トウ式紡績法を採用してもよい。この混紡紡績糸が製造される前の段階において、前記の可染性繊維と異染性繊維とを混合する。この混合する工程は、原料繊維を投入する混綿工程でもよいし、カーディング工程、コーミング工程、ダブリング工程等の精紡工程より前の工程で混合すればよく、混綿工程やカーディング工程等の前紡工程で行うことが片寄ることなく均一に混合される点で望ましい。
【0015】
上記のようにして得られた混紡紡績糸を使用して立毛布帛を製造する。製造される布帛の形態は織物であってもよく、編物であってもよい。立毛布帛を製造するための装置としては、経編ダブルラッセル機、タフテッド機、メリヤスボアー丸編み機、パイル織機等の立毛布帛製造装置が挙げられる。このようにして製造された立毛布帛の原反について、捺染工程、起毛加工、及び、捌き加工を行い、次にシャーリングやポリッシャ等の仕上げ加工を行い、最後に裁断及び縫製加工して立毛布帛が完成する。前記の捺染工程において、可染性繊維を着色する染料を使用することにより可染性繊維は着色され、異染性繊維が着色されない状態に仕上がる。すなわち可染性繊維としてカチオン染料可染性繊維を混合している場合にはカチオン染料を使用し、酸性染料可染性繊維を混合している場合には酸性染料を使用する。
【0016】
【実施例】
Figure 0003097554
図1は第1の実施例における立毛布帛の表面の染色状態の外観を示す概略斜視図であり、図2は立毛布帛の繊維の着色状態を示す拡大断面図である。各図において符号aは可染性繊維であり、符号bは異染性繊維である。このように構成した本実施例における立毛布帛は、99%の繊維が染色され、1%の繊維が染色されないので、全体的に濃厚な色彩となり、染色されない無染色の白色部が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈する。
【0017】
Figure 0003097554
図3は第2の実施例における立毛布帛の表面の染色状態の外観を示す概略斜視図であり、図4は立毛布帛の繊維の着色状態を示す拡大断面図である。各図において符号aは可染性繊維であり、符号bは異染性繊維である。このように構成した本実施例における立毛布帛は、50%の可染性繊維が染色され、50%の異染性繊維が可染性繊維とは異なる色に染色されるので、全体的に2種類の色彩が混在した中間色的な色彩となり、全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈する。
【0018】
Figure 0003097554
図5は第3の実施例における立毛布帛の表面の染色状態の外観を示す概略斜視図であり、図6は立毛布帛の繊維の着色状態を示す拡大断面図である。各図において符号aは可染性繊維であり、符号bは異染性繊維である。このように構成した本実施例における立毛布帛は、1%の繊維が染色され、99%の繊維が染色されないので、全体的に白っぽい色彩となり、染色された有色部が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈する。
【0019】
Figure 0003097554
図7は第4の実施例における立毛布帛の表面の染色状態の外観を示す概略斜視図であり、図8は立毛布帛の繊維の着色状態を示す拡大断面図である。各図において符号aは可染性繊維であり、符号bは異染性繊維であり、符号cは原着繊維である。このように構成した本実施例における立毛布帛は、33%の原着繊維の部分、33%の可染性繊維が染色された部分、33%の異染性繊維が可染性繊維とは異なる色彩に染色された部分とが均等に混合され、この3種類の色彩が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈する。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係る寝具、敷物、インテリア小物及びカー用小物用立毛布帛は、可染性繊維に対し、異染性繊維を1〜99重量%混合した繊維からなる混紡紡績糸を用いて、ダブルラッセル経編機、タフト機、メリヤスボア機又はボア織機で構成すると、混紡紡績糸1本の単位において可染性繊維と異可染性繊維とが混在する状態となり、この混紡紡績糸により構成された立毛布帛は、可染性繊維と異染性繊維とが全体的に万遍なくランダムに散在することになる。そうするとこの立毛布帛の原反をカチオン染料又は酸性染料により染色した場合には、異染性繊維は可染性繊維とは異なる染色性を有するので、この立毛布帛は、異なった色彩の繊維が全体的に万遍なくランダムに散在する優雅な「霜降り」状の外観を呈する効果を有するものとなり、寝具、敷物、インテリア小物あるいはカー用品用の繊維製品に使用する立毛布帛として最適なものとなる。また、異染性繊維を混合する割合を変更することにより「霜降り」状の外観を呈する効果を維持したままで、全体の色彩の濃淡を容易に変更できる利点がある。
【0021】
また、上記の構成において、混紡紡績糸を構成する繊維の一部が着色した繊維である立毛布帛の場合には、この立毛布帛の原反をさらに上記のように染色すると、異なった色彩の繊維が全体的に万遍なくランダムに散在する「霜降り」状の外観を呈するばかりでなく、2種以上の多色染めが可能となり、より一層雅趣に富んだ立毛布帛を得ることが可能となる。
【0022】
さらに、可染性繊維がアクリル繊維である場合には、このアクリル繊維は立毛布帛に最適な繊維であるとともに染色性及び発色性に優れ、本考案の目的としている「霜降り」状の外観をより一層優美に現出する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る立毛布帛の表面の染色状態の外観を示す概略斜視図である。
【図2】第1の実施例に係る立毛布帛の繊維の着色状態を示す拡大断面図である。
【図3】第2の実施例に係る立毛布帛の表面の染色状態の外観を示す概略斜視図である。
【図4】第2の実施例に係る立毛布帛の繊維の着色状態を示す拡大断面図である。
【図5】第3の実施例に係る立毛布帛の表面の染色状態の外観を示す概略斜視図である。
【図6】第3の実施例に係る立毛布帛の繊維の着色状態を示す拡大断面図である。
【図7】第4の実施例に係る立毛布帛の表面の染色状態の外観を示す概略斜視図である。
【図8】第4の実施例に係る立毛布帛の繊維の着色状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
a・・・可染性繊維
b・・・異染性繊維
c・・・原着繊維

Claims (4)

  1. カチオン染料可染性繊維又は酸性染料可染性繊維に対し、これらの繊維と異なる染色性を有する繊維1〜3種のうちいずれか1種以上の繊維を1〜99重量%混合した繊維からなる混紡紡績糸を用いて、ダブルラッセル経編機、タフト機、メリヤスボア機又はボア織機で構成したことを特徴とする寝具、敷物、インテリア小物及びカー用小物用立毛布帛。
  2. 混紡紡績糸を構成する繊維の一部が着色した繊維であることを特徴とする請求項1に記載の寝具、敷物、インテリア小物及びカー用小物用立毛布帛。
  3. カチオン染料可染性繊維がアクリル繊維であることを特徴とする請求項1又は2に記載の寝具、敷物、インテリア小物及びカー用小物用立毛布帛。
  4. 酸性染料可染性繊維がアクリル繊維であることを特徴とする請求項1又は2に記載の寝具、敷物、インテリア小物及びカー用小物用立毛布帛。
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