JP3097540U - 植物育成用容器 - Google Patents
植物育成用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3097540U JP3097540U JP2003002414U JP2003002414U JP3097540U JP 3097540 U JP3097540 U JP 3097540U JP 2003002414 U JP2003002414 U JP 2003002414U JP 2003002414 U JP2003002414 U JP 2003002414U JP 3097540 U JP3097540 U JP 3097540U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- container body
- far infrared
- negative ion
- substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
【課題】本考案は、遠赤外線、マイナスイオン、磁気、更にはミネラルの個々の作用を総合的に集約して、野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の早期成長、成長促進、生命維持を長期間に亙って維持できる植物育成用容器を提供する。
【解決手段】本考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間3を備え、底部に水抜き用の穴2bを設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体2と、前記容器本体2内に積層した総合ミネラルである医王石11と、培養土12、17と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物15と、遠赤外線を放射するイオンセラミック16と、培養土17とからなる多層積層物18とを有するものである。
【選択図】図2
【解決手段】本考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間3を備え、底部に水抜き用の穴2bを設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体2と、前記容器本体2内に積層した総合ミネラルである医王石11と、培養土12、17と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物15と、遠赤外線を放射するイオンセラミック16と、培養土17とからなる多層積層物18とを有するものである。
【選択図】図2
Description
【考案の属する技術分野】
本考案は、野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の早期成長、成長促進、生命維持に好適な植物育成用容器に関する。
【従来の技術】
従来、遠赤外線、マイナスイオン、更には磁気の各作用による各種植物の成長促進、生命維持作用等に着目し、遠赤外線放射物質、マイナスイオン発生物質、磁性鉄粉等を、容器に塗布したり、容器自体に含浸させた器具、鉢、瓶等の各種の植物育成用具が提案されている。
例えば、特許文献1には、トリウム等の微量放射性物質、遠赤外線放射物質を接着剤として用いられる水ガラスに混入し、この水ガラスを花瓶等の壁面、底部に塗布して、マイナスイオン、遠赤外線の作用で切り花等の延命化を図った延命化付与具が提案されている。
しかし、この延命化付与具の場合、あくまで花瓶等の容器に補助的に塗布して使用するものであり、植物を種から短期間に育成したり、花等の成長を促進したりという用途に不向きであった。
【特許文献1】
特開2001−211749号公報
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の実情に鑑み開発されたものであり、遠赤外線、マイナスイオン、磁気、更にはミネラルの個々の作用を総合的に集約して、野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の早期成長、成長促進、生命維持を長期間に亙って維持できる植物育成用容器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物とを有することを特徴とするものである。
請求項1記載の考案によれば、容器本体に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体内に放射され、更に、多層積層物における医王石からのミネラル成分、球状物からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気が各々植物の根、茎等に作用する。この結果、植物の育成、早期成長、成長促進、生命維持を効果的に図ることができる。
請求項2記載の考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、前記容器本体の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体と、前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物とを有することを特徴とするものである。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の作用に加え、前記蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体とを備えているので、この植物育成用容器の保管時、実際の使用時の便宜を図ることができる。
請求項3記載の考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、前記水抜き用の穴を剥離可能に封止した封止材と、前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物とを有することを特徴とするものである。
請求項4記載の考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、前記水抜き用の穴を剥離可能に封止した封止材と、前記容器本体の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体と、前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物とを有することを特徴とするものである。
請求項3、4記載の考案によれば、請求項1、2記載の考案の作用に加え、容器本体の底部の水抜き用の穴を封止材により閉塞すると、この植物育成用容器を花の育成のための花瓶として機能させることができる。
請求項5記載の考案の植物育成用容器は、請求項1乃至4のいずれかに記載の植物育成用容器において、容器本体は樹脂製であることを特徴とするものである。
請求項5記載の考案によれば、樹脂製の容器本体をもって、上述した請求項1乃至4の考案の作用を発揮できる植物育成用容器を提供することができる。
請求項6記載の考案の植物育成用容器は、請求項1乃至5のいずれかに記載の植物育成用容器において、容器本体はその外周面に貼り紙又は着色等による装飾部が付されるものであることを特徴とするものである
請求項6記載の考案によれば、上述した請求項1乃至5の考案の作用に加えて、色彩豊な従来にない独創的で斬新な植物育成用容器を提供することができる。
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1乃至図3を参照して本考案の実施の形態1を説明する。
本実施の形態1に係る植物育成用容器1は、図1、図2に示すように、上部に開口2aを有し、内部に収容空間3を備え、底部に水抜き用の穴2bを設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させて形成した例えば円形鉢状で樹脂製の容器本体2と、この容器本体2の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる例えば円形の皿状体4とを有している。
更に、本実施の形態1に係る植物育成用容器1は、前記水抜き用の穴2bを剥離可能に封止した封止材5と、前記容器本体2内に、底側から順に積層した総合ミネラルである大粒の医王石11と、培養土12と、小粒の医王石13と、ラジエコー14と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質(イオンティア:商品名)及び磁気発生物質である磁性鉄粉の混合物を被覆して形成した球状物15と、遠赤外線を放射するイオンセラミック16と、培養土17とからなる多層積層物18とを有している。
上記遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質(イオンティア:商品名)及び磁気発生物質である磁性鉄粉の混合物を被覆して形成した球状物15に代替して、遠赤外線セラミック球体に、液状のマイナスイオン発生物質と磁気発生物質である磁性鉄粉とを攪拌したものを塗布するようにして球体状に形成しても良い。この場合、一層多量のマイナスイオンが発生し、これからから発生する一層多量のマイナスイオンの荷電粒子が大気中で植物等に接し、顕著なマイナスイオンの効果が得られる。
なお、図示する本実施の形態1においては、遠赤外線放射物質であるセラミックス粉末を10%、総合ミネラルである医王石粉末を15%、磁性鉄粉を15%、粉状のプラスチック材等を80%の割合で混合して前記容器本体2を形成している。また、各材の配合比は、遠赤外線放射物質であるセラミックス粉末を7%、総合ミネラルである医王石粉末を15%、イオン粉末4%、磁性鉄粉4%、粉状のプラスチック材70%の割合で混合して前記容器本体2を形成しても良い。
前記球状物15を形成するマイナスイオン発生物質は、電離、励起作用を有する天然鉱石とアクティブジルコンや遠赤外線効果を有する石等を配合して、更に、ヘテロポリ酸触媒を形成してシリコンに混入して作成したもので、従来における遠赤外線セラミック素材や他のセラミック素材に無いセラミック素材である。
上記セラミック素材は、以下のような特徴を持っている。
すなわち、マイナスイオン発生体から発生するマイナスイオンの荷電粒子が大気中で植物等に接し、マイナスイオンの効果が得られる。総ての個体に有る波長の光を照射すると個体表面から電子が放射され、個体は陽に帯電し、他方気体内にはマイナスイオンが増加する。また、紫外線が気体を通過すると気体をイオン化する。その他気体内で水滴が分裂するとき水滴は陽に、周囲の気体は陰に帯電する。この現象はレナード効果として知られている。この現象は特に滝、急流等で起きる。
また、ラジウム、トリウム等を含有した特定の鉱石にはα波、β波、γ波等の活性エネルギーを発する鉱石が有り、その崩壊物質で気体であるエマナチオンは、大気中に放散する。そして、次々と崩壊物質に代わる間に周辺の空気をイオン化する。
このような鉱石に存在するラジウムエマナチオン、トリウムエマナチオンを生成する無機鉱物を利用したのが本実施の形態1に係るマイナスイオン発生体である。
上記マイナスイオン発生体から放射される電離線が大気中の水蒸気、酸素、窒素等に当たると電荷を持った電子が離れ、残った分子は陽に帯電する。電子は更に他の分子を電離化させるイオン化作用を進行させる。
前記総合ミネラルである医王石は、植物に必要な良質必須微量元素をバランス良く豊富に含有していて、含有している多元素の触蝶用をもって各種植物の茎等の腐敗防止作用等を発揮する。
更に、前記磁性鉄粉の作用による磁気は、各種物質のイオンを磁界作用下においた場合に起電力効果が生じてイオンの活性化を助長する作用等を発揮することから、植物の茎、花等の構成分子の活性化が助長される。
図3は、本実施の形態1に係る植物育成用容器1により、例えば植物の一種である「もやし」20を育成する状態を示すものである。この場合、皿状体4を容器本体2の受皿として用い、植物育成用容器1の底部の封止材5を剥離して水抜き用の穴2bを開放状態にして用いた。
本実施の形態1に係る植物育成用容器1によれば、容器本体2に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体2内に放射され「もやし」20の根、茎に作用する。
また、多層積層物18における医王石11、13からのミネラル成分、球状物15からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気も、「もやし」20の根、茎に作用する。
この結果、「もやし」20の育成、早期成長、成長促進、生命維持を効果的に図ることができる。
本実施の形態1に係る植物育成用容器1と素焼きの鉢とにより、「もやし」20の育成を行ったところ、本実施の形態1に係る植物育成用容器1の場合においては、「もやし」20の種を蒔いて1週間で8cmに成長したことが確認できた。これに対して、素焼きの鉢では「もやし」20の種を蒔いて1週間で1cm程度の生育であった。
上述のように、本実施の形態1に係る植物育成用容器1によれば、野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の成長を顕著に促進し、生命維持を長期間に亙って維持することができる。
上述した植物育成用容器1の使用の場合、多層積層物18を構成する各材を容器内で攪拌しても良い。
(実施の形態2)
次に、図4、図5を参照して本考案の実施の形態2を説明する。
本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aは、切り花等の生命維持を図る花瓶として機能させるものであり、この植物育成用容器1Aは、図4、図5に示すように、上部に開口2aを有し、内部に収容空間3を備え、底部に水抜き用の穴2bを設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させて形成した例えば円形鉢状で樹脂製の容器本体2と、この容器本体2の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる例えば円形の皿状体4とを有している。容器2を形成する各材の配合比は前記実施の形態1で説明したと同じである。
更に、本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aは、皿状体4を容器本体2の受皿として用い、植物育成用容器1の底部の封止材5を剥離せずに水抜き用の穴2bを閉塞状態にして用いる。
前記容器本体2内には、実施の形態1と同様に、底側から順に積層した総合ミネラルである大粒の医王石11と、培養土12と、小粒の医王石13と、ラジエコー14と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質(イオンティア:商品名)及び磁気発生物質である磁性鉄粉の混合物を被覆して形成した球状物15と、遠赤外線を放射するイオンセラミック16と、培養土17とからなる多層積層物18とを有している。
上記遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質(イオンティア:商品名)及び磁気発生物質である磁性鉄粉の混合物を被覆して形成した球状物15に代替して、遠赤外線セラミック球体に、液状のマイナスイオン発生物質と磁気発生物質である磁性鉄粉とを攪拌したものを塗布するようにして球体状に形成しても良い。この場合、一層多量のマイナスイオンが発生し、これからから発生する一層多量のマイナスイオンの荷電粒子が大気中で植物等に接し、顕著なマイナスイオンの効果が得られる。
図4は、本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aに開花している花30を刺し、この花30の生命維持を図る状態を示すものである。
本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aによれば、容器本体2に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体2内に放射されて花30の茎に作用する。
また、多層積層物18における医王石11、13からのミネラル成分、球状物15からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気も、花30の茎に作用する。
この結果、花30の茎、花弁の生命維持を効果的に図ることができる。
本実施の形態2に係る植物育成用容器1と素焼きの鉢とにより、花30の生命維持状態を実験したところ、本実施の形態2に係る植物育成用容器1の場合、花30は長期間に亙り開花状態を維持できた。これに対して、素焼きの鉢では花30は短期間に萎れ、茎は短期間に枯れる現象が見られた。
植物育成用容器1Aを花瓶として用いる場合、多層積層物18を構成する各材を容器内から取り出して使用しても良く、また、多層積層物18を構成する各材を容器内に収納したままで使用しても良い。多層積層物18を構成する各材を容器内に収納したままで使用する場合、各材を攪拌しても良い。
なお、本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aは、上述した花瓶として用いるのと同様にして、その底部の封止材5を剥離せずに水抜き用の穴2bを閉塞状態にして用い、この植物育成用容器1A内に糠(ぬか)を入れて使用すると、これを糠漬け用容器として用いることができる。容器1A内にキュウリ、ナス等を入れて漬けると、約8時間位で旨味を出して漬け上げることができる。
この場合、容器本体2に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体2内に放射されてキュウリ、ナス等に作用する。
また、多層積層物18における医王石11、13からのミネラル成分、球状物15からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気も、キュウリ、ナス等に作用する。
この結果、キュウリ、ナス等に上記各作用が働いて夫々の野菜の旨味を出して漬け上げることができ、また、長期保存も可能となる。
植物育成用容器1Aを糠漬け用容器として用いる場合、多層積層物18を構成する各材を容器内から取り出して使用しても良く、また、多層積層物18を構成する各材を容器内に収納したままで使用しても良い。多層積層物18を構成する各材を容器内に収納したままで使用する場合、各材を攪拌しても良い。
(実施の形態3)
次に、図6を参照して本考案の実施の形態3を説明する。
図6は本考案の実施の形態3に係る植物育成用容器1Bを示すものであり、前記実施の形態1に係る植物育成用容器1の外周面に、装飾的効果を発揮する型紙を元に作成した複数枚の貼り紙41a乃至41dを貼り付けたものである。貼り紙41a乃至41dとしては、例えば、因州和紙を用いる。また、貼り紙41a乃至41dに各々赤、青、黄色などの色彩を付し装飾的効果を高めることができる。
更には、植物育成用容器1Bの容器本体2の外周自体に色分け着色、模様付けを行って装飾的効果を発揮し得るようにすることもできる。
本実施の形態3に係る植物育成用容器1Bによれば、前記実施の形態1、2の植物育成用容器1、1Aと同様な作用を発揮し得ることに加え、色彩豊な従来にない独創的で斬新な植物育成用容器1Bを提供することができる。
本考案の植物育成用容器によれば、もやし、二十日大根、ブロッコリーの種子の育成、肥後スミレ等の苗、アマリリス、チューリップの球根の育成等、広範な野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の成長を顕著に促進し、生命維持を長期間に亙って維持することができる。
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、容器本体に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体内に放射され、更に、多層積層物における医王石からのミネラル成分、球状物からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気が各々植物の根、茎等に作用し、その結果、植物の育成、早期成長、成長促進、生命維持を効果的に図れる植物育成用容器を提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の効果に加え、前記蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体とを備えているので、この植物育成用容器の保管時、実際の使用時の便宜を図れる植物育成用容器を提供することができる。
請求項3、4記載の考案によれば、請求項1、2記載の考案の効果に加え、容器本体の底部の水抜き用の穴を封止材により閉塞すると、この植物育成用容器を花の育成のための花瓶として機能させることができる植物育成用容器を提供できる。
請求項5記載の考案によれば、樹脂製の容器本体をもって、上述した請求項1乃至4の考案の効果を発揮できる植物育成用容器を提供することができる。
請求項6記載の考案によれば、上述した請求項1乃至5の考案の効果に加えて、色彩豊な従来にない独創的で斬新な植物育成用容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態1に係る植物育成容器の外観を示す正面図である。
【図2】本考案の実施の形態1に係る植物育成容器の概略断面図である。
【図3】本考案の実施の形態1に係る植物育成容器を鉢として使用する場合の正面図である。
【図4】本考案の実施の形態2に係る植物育成容器を花瓶として使用する場合の正面図である。
【図5】本考案の実施の形態2に係る植物育成容器を花瓶として使用する場合の概略断面図である。
【図6】本考案の実施の形態3に係る植物育成容器に貼り紙による装飾を施して使用する場合の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
1 植物育成用容器
1A 植物育成用容器
1B 植物育成用容器
2 容器本体
2a 開口
2b 穴
3 収容空間
4 皿状体
5 封止材
10 セラミックス粉末を
11 医王石
12 培養土
13 医王石
14 ラジエコー
15 球状物
16 イオンセラミック
17 培養土
18 多層積層物
20 もやし
30 花
41a乃至41d 貼り紙
本考案は、野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の早期成長、成長促進、生命維持に好適な植物育成用容器に関する。
【従来の技術】
従来、遠赤外線、マイナスイオン、更には磁気の各作用による各種植物の成長促進、生命維持作用等に着目し、遠赤外線放射物質、マイナスイオン発生物質、磁性鉄粉等を、容器に塗布したり、容器自体に含浸させた器具、鉢、瓶等の各種の植物育成用具が提案されている。
例えば、特許文献1には、トリウム等の微量放射性物質、遠赤外線放射物質を接着剤として用いられる水ガラスに混入し、この水ガラスを花瓶等の壁面、底部に塗布して、マイナスイオン、遠赤外線の作用で切り花等の延命化を図った延命化付与具が提案されている。
しかし、この延命化付与具の場合、あくまで花瓶等の容器に補助的に塗布して使用するものであり、植物を種から短期間に育成したり、花等の成長を促進したりという用途に不向きであった。
【特許文献1】
特開2001−211749号公報
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の実情に鑑み開発されたものであり、遠赤外線、マイナスイオン、磁気、更にはミネラルの個々の作用を総合的に集約して、野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の早期成長、成長促進、生命維持を長期間に亙って維持できる植物育成用容器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物とを有することを特徴とするものである。
請求項1記載の考案によれば、容器本体に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体内に放射され、更に、多層積層物における医王石からのミネラル成分、球状物からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気が各々植物の根、茎等に作用する。この結果、植物の育成、早期成長、成長促進、生命維持を効果的に図ることができる。
請求項2記載の考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、前記容器本体の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体と、前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物とを有することを特徴とするものである。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の作用に加え、前記蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体とを備えているので、この植物育成用容器の保管時、実際の使用時の便宜を図ることができる。
請求項3記載の考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、前記水抜き用の穴を剥離可能に封止した封止材と、前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物とを有することを特徴とするものである。
請求項4記載の考案の植物育成用容器は、上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、前記水抜き用の穴を剥離可能に封止した封止材と、前記容器本体の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体と、前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物とを有することを特徴とするものである。
請求項3、4記載の考案によれば、請求項1、2記載の考案の作用に加え、容器本体の底部の水抜き用の穴を封止材により閉塞すると、この植物育成用容器を花の育成のための花瓶として機能させることができる。
請求項5記載の考案の植物育成用容器は、請求項1乃至4のいずれかに記載の植物育成用容器において、容器本体は樹脂製であることを特徴とするものである。
請求項5記載の考案によれば、樹脂製の容器本体をもって、上述した請求項1乃至4の考案の作用を発揮できる植物育成用容器を提供することができる。
請求項6記載の考案の植物育成用容器は、請求項1乃至5のいずれかに記載の植物育成用容器において、容器本体はその外周面に貼り紙又は着色等による装飾部が付されるものであることを特徴とするものである
請求項6記載の考案によれば、上述した請求項1乃至5の考案の作用に加えて、色彩豊な従来にない独創的で斬新な植物育成用容器を提供することができる。
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1乃至図3を参照して本考案の実施の形態1を説明する。
本実施の形態1に係る植物育成用容器1は、図1、図2に示すように、上部に開口2aを有し、内部に収容空間3を備え、底部に水抜き用の穴2bを設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させて形成した例えば円形鉢状で樹脂製の容器本体2と、この容器本体2の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる例えば円形の皿状体4とを有している。
更に、本実施の形態1に係る植物育成用容器1は、前記水抜き用の穴2bを剥離可能に封止した封止材5と、前記容器本体2内に、底側から順に積層した総合ミネラルである大粒の医王石11と、培養土12と、小粒の医王石13と、ラジエコー14と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質(イオンティア:商品名)及び磁気発生物質である磁性鉄粉の混合物を被覆して形成した球状物15と、遠赤外線を放射するイオンセラミック16と、培養土17とからなる多層積層物18とを有している。
上記遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質(イオンティア:商品名)及び磁気発生物質である磁性鉄粉の混合物を被覆して形成した球状物15に代替して、遠赤外線セラミック球体に、液状のマイナスイオン発生物質と磁気発生物質である磁性鉄粉とを攪拌したものを塗布するようにして球体状に形成しても良い。この場合、一層多量のマイナスイオンが発生し、これからから発生する一層多量のマイナスイオンの荷電粒子が大気中で植物等に接し、顕著なマイナスイオンの効果が得られる。
なお、図示する本実施の形態1においては、遠赤外線放射物質であるセラミックス粉末を10%、総合ミネラルである医王石粉末を15%、磁性鉄粉を15%、粉状のプラスチック材等を80%の割合で混合して前記容器本体2を形成している。また、各材の配合比は、遠赤外線放射物質であるセラミックス粉末を7%、総合ミネラルである医王石粉末を15%、イオン粉末4%、磁性鉄粉4%、粉状のプラスチック材70%の割合で混合して前記容器本体2を形成しても良い。
前記球状物15を形成するマイナスイオン発生物質は、電離、励起作用を有する天然鉱石とアクティブジルコンや遠赤外線効果を有する石等を配合して、更に、ヘテロポリ酸触媒を形成してシリコンに混入して作成したもので、従来における遠赤外線セラミック素材や他のセラミック素材に無いセラミック素材である。
上記セラミック素材は、以下のような特徴を持っている。
すなわち、マイナスイオン発生体から発生するマイナスイオンの荷電粒子が大気中で植物等に接し、マイナスイオンの効果が得られる。総ての個体に有る波長の光を照射すると個体表面から電子が放射され、個体は陽に帯電し、他方気体内にはマイナスイオンが増加する。また、紫外線が気体を通過すると気体をイオン化する。その他気体内で水滴が分裂するとき水滴は陽に、周囲の気体は陰に帯電する。この現象はレナード効果として知られている。この現象は特に滝、急流等で起きる。
また、ラジウム、トリウム等を含有した特定の鉱石にはα波、β波、γ波等の活性エネルギーを発する鉱石が有り、その崩壊物質で気体であるエマナチオンは、大気中に放散する。そして、次々と崩壊物質に代わる間に周辺の空気をイオン化する。
このような鉱石に存在するラジウムエマナチオン、トリウムエマナチオンを生成する無機鉱物を利用したのが本実施の形態1に係るマイナスイオン発生体である。
上記マイナスイオン発生体から放射される電離線が大気中の水蒸気、酸素、窒素等に当たると電荷を持った電子が離れ、残った分子は陽に帯電する。電子は更に他の分子を電離化させるイオン化作用を進行させる。
前記総合ミネラルである医王石は、植物に必要な良質必須微量元素をバランス良く豊富に含有していて、含有している多元素の触蝶用をもって各種植物の茎等の腐敗防止作用等を発揮する。
更に、前記磁性鉄粉の作用による磁気は、各種物質のイオンを磁界作用下においた場合に起電力効果が生じてイオンの活性化を助長する作用等を発揮することから、植物の茎、花等の構成分子の活性化が助長される。
図3は、本実施の形態1に係る植物育成用容器1により、例えば植物の一種である「もやし」20を育成する状態を示すものである。この場合、皿状体4を容器本体2の受皿として用い、植物育成用容器1の底部の封止材5を剥離して水抜き用の穴2bを開放状態にして用いた。
本実施の形態1に係る植物育成用容器1によれば、容器本体2に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体2内に放射され「もやし」20の根、茎に作用する。
また、多層積層物18における医王石11、13からのミネラル成分、球状物15からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気も、「もやし」20の根、茎に作用する。
この結果、「もやし」20の育成、早期成長、成長促進、生命維持を効果的に図ることができる。
本実施の形態1に係る植物育成用容器1と素焼きの鉢とにより、「もやし」20の育成を行ったところ、本実施の形態1に係る植物育成用容器1の場合においては、「もやし」20の種を蒔いて1週間で8cmに成長したことが確認できた。これに対して、素焼きの鉢では「もやし」20の種を蒔いて1週間で1cm程度の生育であった。
上述のように、本実施の形態1に係る植物育成用容器1によれば、野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の成長を顕著に促進し、生命維持を長期間に亙って維持することができる。
上述した植物育成用容器1の使用の場合、多層積層物18を構成する各材を容器内で攪拌しても良い。
(実施の形態2)
次に、図4、図5を参照して本考案の実施の形態2を説明する。
本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aは、切り花等の生命維持を図る花瓶として機能させるものであり、この植物育成用容器1Aは、図4、図5に示すように、上部に開口2aを有し、内部に収容空間3を備え、底部に水抜き用の穴2bを設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させて形成した例えば円形鉢状で樹脂製の容器本体2と、この容器本体2の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる例えば円形の皿状体4とを有している。容器2を形成する各材の配合比は前記実施の形態1で説明したと同じである。
更に、本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aは、皿状体4を容器本体2の受皿として用い、植物育成用容器1の底部の封止材5を剥離せずに水抜き用の穴2bを閉塞状態にして用いる。
前記容器本体2内には、実施の形態1と同様に、底側から順に積層した総合ミネラルである大粒の医王石11と、培養土12と、小粒の医王石13と、ラジエコー14と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質(イオンティア:商品名)及び磁気発生物質である磁性鉄粉の混合物を被覆して形成した球状物15と、遠赤外線を放射するイオンセラミック16と、培養土17とからなる多層積層物18とを有している。
上記遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質(イオンティア:商品名)及び磁気発生物質である磁性鉄粉の混合物を被覆して形成した球状物15に代替して、遠赤外線セラミック球体に、液状のマイナスイオン発生物質と磁気発生物質である磁性鉄粉とを攪拌したものを塗布するようにして球体状に形成しても良い。この場合、一層多量のマイナスイオンが発生し、これからから発生する一層多量のマイナスイオンの荷電粒子が大気中で植物等に接し、顕著なマイナスイオンの効果が得られる。
図4は、本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aに開花している花30を刺し、この花30の生命維持を図る状態を示すものである。
本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aによれば、容器本体2に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体2内に放射されて花30の茎に作用する。
また、多層積層物18における医王石11、13からのミネラル成分、球状物15からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気も、花30の茎に作用する。
この結果、花30の茎、花弁の生命維持を効果的に図ることができる。
本実施の形態2に係る植物育成用容器1と素焼きの鉢とにより、花30の生命維持状態を実験したところ、本実施の形態2に係る植物育成用容器1の場合、花30は長期間に亙り開花状態を維持できた。これに対して、素焼きの鉢では花30は短期間に萎れ、茎は短期間に枯れる現象が見られた。
植物育成用容器1Aを花瓶として用いる場合、多層積層物18を構成する各材を容器内から取り出して使用しても良く、また、多層積層物18を構成する各材を容器内に収納したままで使用しても良い。多層積層物18を構成する各材を容器内に収納したままで使用する場合、各材を攪拌しても良い。
なお、本実施の形態2に係る植物育成用容器1Aは、上述した花瓶として用いるのと同様にして、その底部の封止材5を剥離せずに水抜き用の穴2bを閉塞状態にして用い、この植物育成用容器1A内に糠(ぬか)を入れて使用すると、これを糠漬け用容器として用いることができる。容器1A内にキュウリ、ナス等を入れて漬けると、約8時間位で旨味を出して漬け上げることができる。
この場合、容器本体2に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体2内に放射されてキュウリ、ナス等に作用する。
また、多層積層物18における医王石11、13からのミネラル成分、球状物15からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気も、キュウリ、ナス等に作用する。
この結果、キュウリ、ナス等に上記各作用が働いて夫々の野菜の旨味を出して漬け上げることができ、また、長期保存も可能となる。
植物育成用容器1Aを糠漬け用容器として用いる場合、多層積層物18を構成する各材を容器内から取り出して使用しても良く、また、多層積層物18を構成する各材を容器内に収納したままで使用しても良い。多層積層物18を構成する各材を容器内に収納したままで使用する場合、各材を攪拌しても良い。
(実施の形態3)
次に、図6を参照して本考案の実施の形態3を説明する。
図6は本考案の実施の形態3に係る植物育成用容器1Bを示すものであり、前記実施の形態1に係る植物育成用容器1の外周面に、装飾的効果を発揮する型紙を元に作成した複数枚の貼り紙41a乃至41dを貼り付けたものである。貼り紙41a乃至41dとしては、例えば、因州和紙を用いる。また、貼り紙41a乃至41dに各々赤、青、黄色などの色彩を付し装飾的効果を高めることができる。
更には、植物育成用容器1Bの容器本体2の外周自体に色分け着色、模様付けを行って装飾的効果を発揮し得るようにすることもできる。
本実施の形態3に係る植物育成用容器1Bによれば、前記実施の形態1、2の植物育成用容器1、1Aと同様な作用を発揮し得ることに加え、色彩豊な従来にない独創的で斬新な植物育成用容器1Bを提供することができる。
本考案の植物育成用容器によれば、もやし、二十日大根、ブロッコリーの種子の育成、肥後スミレ等の苗、アマリリス、チューリップの球根の育成等、広範な野菜類、鑑賞植物類、ハーブ、花類等の各種植物の成長を顕著に促進し、生命維持を長期間に亙って維持することができる。
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、容器本体に混在又は含浸させたマイナスイオン発生物質からのマイナスイオン、遠赤外線放射物質からの遠赤外線、磁気発生物質からの磁気が混然一体として容器本体内に放射され、更に、多層積層物における医王石からのミネラル成分、球状物からのマイナスイオン、遠赤外線、磁気が各々植物の根、茎等に作用し、その結果、植物の育成、早期成長、成長促進、生命維持を効果的に図れる植物育成用容器を提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の効果に加え、前記蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体とを備えているので、この植物育成用容器の保管時、実際の使用時の便宜を図れる植物育成用容器を提供することができる。
請求項3、4記載の考案によれば、請求項1、2記載の考案の効果に加え、容器本体の底部の水抜き用の穴を封止材により閉塞すると、この植物育成用容器を花の育成のための花瓶として機能させることができる植物育成用容器を提供できる。
請求項5記載の考案によれば、樹脂製の容器本体をもって、上述した請求項1乃至4の考案の効果を発揮できる植物育成用容器を提供することができる。
請求項6記載の考案によれば、上述した請求項1乃至5の考案の効果に加えて、色彩豊な従来にない独創的で斬新な植物育成用容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態1に係る植物育成容器の外観を示す正面図である。
【図2】本考案の実施の形態1に係る植物育成容器の概略断面図である。
【図3】本考案の実施の形態1に係る植物育成容器を鉢として使用する場合の正面図である。
【図4】本考案の実施の形態2に係る植物育成容器を花瓶として使用する場合の正面図である。
【図5】本考案の実施の形態2に係る植物育成容器を花瓶として使用する場合の概略断面図である。
【図6】本考案の実施の形態3に係る植物育成容器に貼り紙による装飾を施して使用する場合の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
1 植物育成用容器
1A 植物育成用容器
1B 植物育成用容器
2 容器本体
2a 開口
2b 穴
3 収容空間
4 皿状体
5 封止材
10 セラミックス粉末を
11 医王石
12 培養土
13 医王石
14 ラジエコー
15 球状物
16 イオンセラミック
17 培養土
18 多層積層物
20 もやし
30 花
41a乃至41d 貼り紙
Claims (6)
- 上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、
前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物と、
を有することを特徴とする植物育成用容器。 - 上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、
前記容器本体の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体と、
前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物と、
を有することを特徴とする植物育成用容器。 - 上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、
前記水抜き用の穴を剥離可能に封止した封止材と、
前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物と、
を有することを特徴とする植物育成用容器。 - 上部が開口し、内部に収容空間を備え、底部に水抜き用の穴を設けるとともに、マイナスイオン発生物質、遠赤外線放射物質、磁気発生物質を混在又は含浸させた容器本体と、
前記水抜き用の穴を剥離可能に封止した封止材と、
前記容器本体の開口を閉塞する蓋体と容器本体を載せる底皿とを兼ねる皿状体と、
前記容器本体内に積層した総合ミネラルである医王石と、培養土と、遠赤外線セラミックを芯材としマイナスイオン発生物質及び磁気発生物質の混合物を被覆して形成した球状物と、遠赤外線を放射するイオンセラミックと、培養土とからなる多層積層物と、
を有することを特徴とする植物育成用容器。 - 前記容器本体は樹脂製であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の植物育成用容器。
- 前記容器本体はその外周面に貼り紙又は着色等による装飾部が付されるものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の植物育成用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002414U JP3097540U (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 植物育成用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002414U JP3097540U (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 植物育成用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097540U true JP3097540U (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=43251343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002414U Expired - Fee Related JP3097540U (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | 植物育成用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097540U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101272608B1 (ko) | 2013-01-30 | 2013-06-07 | 남희주 | 태양광을 이용한 전기 파형 개선 및 원적외선 활성장치 |
-
2003
- 2003-04-30 JP JP2003002414U patent/JP3097540U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101272608B1 (ko) | 2013-01-30 | 2013-06-07 | 남희주 | 태양광을 이용한 전기 파형 개선 및 원적외선 활성장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6786002B2 (en) | Floatable device | |
JP2002281830A (ja) | 植物栽培用光源、植物栽培方法および植物栽培用容器 | |
JP3097540U (ja) | 植物育成用容器 | |
JP5297894B2 (ja) | 植物用カバー及びこれを用いた農業用ハウス | |
CN86101053A (zh) | 花卉无土培养基及制造方法 | |
KR100479594B1 (ko) | 원적외선 방사 무늬층이 형성된 랩 필름의 제조방법 | |
KR200434760Y1 (ko) | 영구자석을 부착한 자성화분 | |
JP4577756B2 (ja) | 蛍光染色植物および該植物を用いる装飾方法 | |
CN106808912A (zh) | 一种保色植物水晶以及制作方法 | |
CN102498964A (zh) | 一种可降解的一次成型花盆 | |
JP3874746B2 (ja) | 炭材による水墨画風オブジェ | |
KR102027654B1 (ko) | 산양삼 종자용 식생시트의 제조방법 및 이로부터 제조된 산양삼 종자용 식생시트 | |
KR200437150Y1 (ko) | 수목장용 납골함 | |
KR20200087509A (ko) | 광물질을 이용한 버섯재배장치 | |
KR200246685Y1 (ko) | 장식용 화분 | |
JPS63281976A (ja) | 動植物類の活性化容器 | |
CN219584924U (zh) | 一种观赏性花株手提包装盒 | |
JPWO2003044112A1 (ja) | コーティング剤及び同コーティング剤でコーティングした袋又は成形体並びにコーティング方法 | |
KR200434761Y1 (ko) | 영구자석을 부착한 자성 풍란분 | |
KR200242295Y1 (ko) | 일회용 화병 | |
CN2699653Y (zh) | 植物激活芯片 | |
KR200248467Y1 (ko) | 자연석이 부착된 화분 | |
KR101759880B1 (ko) | 이끼를 이용하여 제조된 페인트 및 상기 페인트를 포함하는 키트 | |
KR20000004254A (ko) | 소라껍질을 이용한 화분 | |
CN2744151Y (zh) | 植物花卉培养纸罐 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |