JP3096954U - 安全注射器 - Google Patents

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楊 継雄
林 秀枝
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楊 継雄
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Abstract

【課題】使用上の安全性に優れた安全注射器を提供する。
【解決手段】プランジャー20は、開口12から外筒10の内部に進退自在に設置され、
収容筒30は、外筒の外側に設けられ、その下端付近に外筒における貫通孔14と対応する貫通孔37が形成され、収容筒の下端に該収容筒の内径より小さい貫通孔32が形成されると共に、上端に開口33が形成され、更に、収容筒の外側にガイド溝34が形成され、そのガイド溝の上端に上位置決めスリット35が、下端に下位置決めスリット36が形成され、
ヘッド40は、収容筒の内部に配置される移動ブロック42を有し、その下端に貫通孔と対応する針用カニューレ41が設けられ、外側にガイド溝に沿って移動可能な係合ブロック43が設けられると共に、移動ブロックの内部に針用カニューレと貫通孔37とを連通させる連通穴44が形成されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、特に使用上の安全性に優れた安全注射器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の安全注射器は、例えば台湾実用新案出願第89216830号の「回転回収式安全注射器」に記載されるように、使用する際、使用者の不注意により針用カニューレで刺してしまうことを防止できるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の安全注射器は、構造が複雑であることから、組立てが面倒であり、且つ使用中に誤動作や不注意により針用カニューレが注射器の内部に退いてしまうこともあるので、使用上非常に不便である。
【0004】
そこで、案出されたのが本考案であって、使用の安全性を確保できる安全注射器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の考案は、中空の外筒(10)と、プランジャー(20)と、収容筒(30)と、ヘッド(40)とを備える安全注射器であって、
外筒(10)は、その一端に封閉端(11)が設けられると共に、他端に開口(12)が設けられ、外筒(10)における封閉端(11)の付近に貫通孔(14)が形成され、
プランジャー(20)は、開口(12)から外筒(10)の内部に進退自在に設置され、
収容筒(30)は、外筒(10)の外側に設けられ、その下端付近に外筒(10)における貫通孔(14)と対応する貫通孔(37)が形成され、収容筒(30)の下端に該収容筒(30)の内径より小さい貫通孔(32)が形成されると共に、上端に開口(33)が形成され、更に、収容筒(30)の外側にガイド溝(34)が形成され、そのガイド溝(34)の上端に上位置決めスリット(35)が、下端に下位置決めスリット(36)が形成され、
ヘッド(40)は、収容筒(30)の内部に配置される移動ブロック(42)を有し、その下端に貫通孔(32)と対応する針用カニューレ(41)が設けられ、外側にガイド溝(34)に沿って移動可能な係合ブロック(43)が設けられると共に、移動ブロック(42)の内部に針用カニューレ(41)と貫通孔(37)とを連通させる連通穴(44)が形成されることを特徴とする安全注射器及び、
本願の請求項2の考案は、外筒(10)の外側に係合溝(13)が形成され、収容筒(30)の外側に外筒(10)における係合溝(13)に対応する係合凸部(31)が設けられると共に、連通穴(44)の一端に貫通孔(37)と対応する錐状凹部(45)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の安全注射器及び、
本願の請求項3の考案は、収容筒(30)の開口(33)に封閉カバー(60)が嵌め込まれると共に、内部にスプリング(50)が設置され、そのスプリング(50)の両端は夫々移動ブロック(42)及び収容筒(30)における貫通孔(32)の周縁と接触することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の安全注射器、
を提供する。
【0006】
【作用】
本考案は上記の課題を解決するものであり、収容筒におけるガイド溝と、上位置決めスリット及び下位置決めスリットを形成し、ヘッドにおける係合ブロックをその下位置決めスリットからガイド溝に沿って上位置決めスリットへ移動させて、ヘッドと針用カニューレを完全に収容筒の内部に収容することにより、針用カニューレを有するヘッドを確実に収容筒の内部に位置決めすることができるので、使用上の安全性を確保することができる。
【0007】
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
【0008】
図1は本考案に係る安全注射器の分解斜視図であり、図2は本考案に係る安全注射器の使用前の状態を示す側面断面図であり、図3は本考案に係る安全注射器の使用中の状態を示す側面断面図であり、図4は本考案に係る安全注射器の使用後の状態を示す側面断面図である。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1及び図2に示すように、本考案に係る安全注射器は、中空の外筒(10)と、プランジャー(20)と、収容筒(30)と、ヘッド(40)と、スプリング(50)と、封閉カバー(60)とを備え、その外筒(10)の一端に封閉端(11)が設けられると共に、他端に開口(12)が設けられ、更に、外筒(10)の外側に係合溝(13)が形成されると共に、外筒(10)における封閉端(11)の付近に貫通孔(14)が形成される。
【0010】
前記プランジャー(20)は、開口(12)から外筒(10)の内部に進退自在に設置され、又、収容筒(30)は、外筒(10)の外側に設けられ、収容筒(30)の外側に外筒(10)における係合溝(13)に対応する係合凸部(31)が設けられると共に、下端付近に外筒(10)における貫通孔(14)と対応する貫通孔(37)が形成され、更に、収容筒(30)の下端に該収容筒(30)の内径より小さい貫通孔(32)が形成されると共に、上端に開口(33)が形成され、係合凸部(31)と対向する収容筒(30)の外側にガイド溝(34)が形成され、ガイド溝(34)の上端に上位置決めスリット(35)が、下端に下位置決めスリット(36)が形成される。尚、収容筒(30)と外筒(10)は一体に形成してもよい
【0011】
ヘッド(40)は、収容筒(30)の内部に配置される移動ブロック(42)を有し、その下端に貫通孔(32)と対応する針用カニューレ(41)が設けられ、外側にガイド溝(34)に沿って移動可能な係合ブロック(43)が設けられると共に、移動ブロック(42)の内部に針用カニューレ(41)と貫通孔(37)とを連通させる連通穴(44)が形成され、その連通穴(44)の一端に貫通孔(37)と対応する錐状凹部(45)が形成される。
【0012】
スプリング(50)は、収容筒(30)の内部に設置され、そのスプリング(50)の両端は夫々移動ブロック(42)及び収容筒(30)における貫通孔(32)の周縁と接触すると共に、収容筒(30)の開口(33)には封閉カバー(60)が嵌め込まれる。
【0013】
図2に示すように、本考案に係る安全注射器の使用前の場合、係合ブロック(43)が上位置決めスリット(35)の内部に位置されると共に、ヘッド(40)と針用カニューレ(41)が完全に収容筒(30)の内部に収容され、且つ針用カニューレ(41)の外側にキャップ(46)が設けられている。
【0014】
又、図2及び図3に示すように、本考案に係る安全注射器を使用する場合は、係合ブロック(43)をガイド溝(34)に沿って上位置決めスリット(35)から下位置決めスリット(36)に移動させると同時に、スプリング(50)を圧縮させて、針用カニューレ(41)を貫通孔(32)から収容筒(30)の外側へ突出させる。そして、錐状凹部(45)と貫通孔(37)とを対応させ、キャップ(46)を外せば、プランジャー(20)を操作することにより、針用カニューレ(41)、連通穴(44)、貫通孔(37)(14)を介して採血又は注射を行うことができる。
【0015】
図3と図4に示すように、本考案に係る安全注射器の使用後の処理としては、係合ブロック(43)をスプリング(50)の付勢力によって下位置決めスリット(36)からガイド溝(34)に沿って上位置決めスリット(35)へ移動させることにより、ヘッド(40)と針用カニューレ(41)を完全に収容筒(30)の内部に収容することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記の構成を有するので、使用前後には、針用カニューレを完全に収容筒の内部に収容でき、又、使用時には、係合ブロックを下位置決めスリットに位置決めすることにより、針用カニューレが有するヘッドを誤動作で収容筒の内部に退いてしまう問題を防止でき、更に、本考案に係わる安全注射器の構造は非常に簡単であるので、組立てが非常に楽である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る安全注射器の分解斜視図である。
【図2】本考案に係る安全注射器の使用前の状態を示す側面断面図である。
【図3】本考案に係る安全注射器の使用中の状態を示す側面断面図である。
【図4】本考案に係る安全注射器の使用後の状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
10    外筒
11    封閉端
12    開口
13    係合溝
14    貫通孔
20    プランジャー
30    収容筒
31    係合凸部
32    貫通孔
33    開口
34    ガイド溝
35    上位置決めスリット
36    下位置決めスリット
37    貫通孔
40    ヘッド
41    針用カニューレ
42    移動ブロック
43    係合ブロック
44    連通穴
45    錐状凹部
46    キャップ
50    スプリング
60    封閉カバー

Claims (3)

  1. 中空の外筒(10)と、プランジャー(20)と、収容筒(30)と、ヘッド(40)とを備える安全注射器であって、
    外筒(10)は、その一端に封閉端(11)が設けられると共に、他端に開口(12)が設けられ、外筒(10)における封閉端(11)の付近に貫通孔(14)が形成され、
    プランジャー(20)は、開口(12)から外筒(10)の内部に進退自在に設置され、
    収容筒(30)は、外筒(10)の外側に設けられ、その下端付近に外筒(10)における貫通孔(14)と対応する貫通孔(37)が形成され、収容筒(30)の下端に該収容筒(30)の内径より小さい貫通孔(32)が形成されると共に、上端に開口(33)が形成され、更に、収容筒(30)の外側にガイド溝(34)が形成され、そのガイド溝(34)の上端に上位置決めスリット(35)が、下端に下位置決めスリット(36)が形成され、
    ヘッド(40)は、収容筒(30)の内部に配置される移動ブロック(42)を有し、その下端に貫通孔(32)と対応する針用カニューレ(41)が設けられ、外側にガイド溝(34)に沿って移動可能な係合ブロック(43)が設けられると共に、移動ブロック(42)の内部に針用カニューレ(41)と貫通孔(37)とを連通させる連通穴(44)が形成されることを特徴とする安全注射器。
  2. 外筒(10)の外側に係合溝(13)が形成され、収容筒(30)の外側に外筒(10)における係合溝(13)に対応する係合凸部(31)が設けられると共に、連通穴(44)の一端に貫通孔(37)と対応する錐状凹部(45)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の安全注射器。
  3. 収容筒(30)の開口(33)に封閉カバー(60)が嵌め込まれると共に、内部にスプリング(50)が設置され、そのスプリング(50)の両端は夫々移動ブロック(42)及び収容筒(30)における貫通孔(32)の周縁と接触することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の安全注射器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06344849A (ja) * 1993-04-30 1994-12-20 Trw Repa Gmbh 車両搭乗者拘束装置のための膨張可能のガスバッグ

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