JP3096932B2 - ガス焚きボイラ - Google Patents
ガス焚きボイラInfo
- Publication number
- JP3096932B2 JP3096932B2 JP04026794A JP2679492A JP3096932B2 JP 3096932 B2 JP3096932 B2 JP 3096932B2 JP 04026794 A JP04026794 A JP 04026794A JP 2679492 A JP2679492 A JP 2679492A JP 3096932 B2 JP3096932 B2 JP 3096932B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind box
- furnace
- combustion
- gas
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Air Supply (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は事業用、産業用ボイラに
LNG(液化天然ガス)、LPG(液化石油ガス)など
のガス燃料を燃焼させる燃焼装置に係り、特に燃料負荷
変化の著しい運用をする場合においても安定燃焼が行な
え、燃焼によつて発生する燃焼振動を抑制するガス焚き
ボイラに関するものである。
LNG(液化天然ガス)、LPG(液化石油ガス)など
のガス燃料を燃焼させる燃焼装置に係り、特に燃料負荷
変化の著しい運用をする場合においても安定燃焼が行な
え、燃焼によつて発生する燃焼振動を抑制するガス焚き
ボイラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラ等の燃焼装置における火炉内にお
いては、燃焼用空気や燃料の供給条件をある範囲に設定
した場合に、いわゆる燃焼振動の現象を発生することが
ある。
いては、燃焼用空気や燃料の供給条件をある範囲に設定
した場合に、いわゆる燃焼振動の現象を発生することが
ある。
【0003】燃焼振動とは、火炎から発生する発熱量の
変動が、その火炎部分の圧力変動、あるいは速度変動と
同期して火炉内に周期的な圧力変動を発生する現象であ
る。
変動が、その火炎部分の圧力変動、あるいは速度変動と
同期して火炉内に周期的な圧力変動を発生する現象であ
る。
【0004】このような燃焼振動が発生すると、騒音、
振動となつて環境を悪化させるばかりでなく、火炉やそ
の他の装置を破損させる場合がある。
振動となつて環境を悪化させるばかりでなく、火炉やそ
の他の装置を破損させる場合がある。
【0005】従つて、燃焼振動の発生は極力抑制しなけ
ればならないが、その発生機構は現在に至つても未だ明
解でない部分が多く、燃焼振動を避けるための技術が充
分に確立されていない状態にある。
ればならないが、その発生機構は現在に至つても未だ明
解でない部分が多く、燃焼振動を避けるための技術が充
分に確立されていない状態にある。
【0006】発明者等の研究結果によれば、火炉内の圧
力変動のモードには、火炉内の圧力が場所的に一様に
増、減するヘルムホルツ型の振動と、火炉内の気体を一
つの気柱とみなした振動モードをとる気柱型振動とがあ
ることが判明した。
力変動のモードには、火炉内の圧力が場所的に一様に
増、減するヘルムホルツ型の振動と、火炉内の気体を一
つの気柱とみなした振動モードをとる気柱型振動とがあ
ることが判明した。
【0007】気柱型振動は、例えばその気柱が直方体の
場合にはその直方体の辺の方向X,Y,Zに沿つてそれ
ぞれ一次、二次、三次……の形態があり、これらが組合
わさつた振動モードが存在する。すなわち、火炉内の圧
力変動は場所的に一様でなく、位相のずれが存在する。
場合にはその直方体の辺の方向X,Y,Zに沿つてそれ
ぞれ一次、二次、三次……の形態があり、これらが組合
わさつた振動モードが存在する。すなわち、火炉内の圧
力変動は場所的に一様でなく、位相のずれが存在する。
【0008】そして、発熱体の存在する場所に応じて、
ある特定のモードが励起され易くなつたり、又は逆に発
生しにくくなつたりすることが判明した。
ある特定のモードが励起され易くなつたり、又は逆に発
生しにくくなつたりすることが判明した。
【0009】しかしながら、この励起されるモードは、
単に発熱体の存在する場所のみによつて変化するもので
はなく、発熱体の形態などによつても変化するものであ
り、どのような振動数の圧力変動が励起されるかは、的
確には予測し難い面が残されている。
単に発熱体の存在する場所のみによつて変化するもので
はなく、発熱体の形態などによつても変化するものであ
り、どのような振動数の圧力変動が励起されるかは、的
確には予測し難い面が残されている。
【0010】以下、図11および図12を用いてガス焚
きボイラ及びガスバーナの概要について説明する。
きボイラ及びガスバーナの概要について説明する。
【0011】図11はガス焚きボイラの概略構成図、図
12はガスバーナの拡大断面図である。
12はガスバーナの拡大断面図である。
【0012】図11において、主燃焼であるLNGは、
この受け入れ基地のLNG貯蔵タンク1からパイプライ
ンで火力発電所にまで送られる。
この受け入れ基地のLNG貯蔵タンク1からパイプライ
ンで火力発電所にまで送られる。
【0013】所内でベーパライザ(気化器)2によりガ
ス化して、流量調整弁3で圧力調整した後各ガスバーナ
4に供給される。通常ガスバーナ4の入口のガス圧は最
大負荷時において1atgから3atgの範囲に設定さ
れるが、特にこれといつた圧力の規制値はない。しかし
燃焼振動抑制からは、火炉5内の圧力脈動が燃料側にフ
イードバツクしにくいようにできるだけガスバーナ4の
入口圧力を高くした方が良い。ただし、1atgを越え
るとノズル出口部においてガス流速は音速に達し、火炉
5の圧力脈動が燃料の圧力変動に直接影響するとは考え
にくいので、それほど燃焼振動抑制効果はないと考えら
れている。
ス化して、流量調整弁3で圧力調整した後各ガスバーナ
4に供給される。通常ガスバーナ4の入口のガス圧は最
大負荷時において1atgから3atgの範囲に設定さ
れるが、特にこれといつた圧力の規制値はない。しかし
燃焼振動抑制からは、火炉5内の圧力脈動が燃料側にフ
イードバツクしにくいようにできるだけガスバーナ4の
入口圧力を高くした方が良い。ただし、1atgを越え
るとノズル出口部においてガス流速は音速に達し、火炉
5の圧力脈動が燃料の圧力変動に直接影響するとは考え
にくいので、それほど燃焼振動抑制効果はないと考えら
れている。
【0014】一方燃焼用空気はFDF(押し込み通風
器)6で加圧した後、火炉5の各段に設けた風箱7に供
給する。各バーナ段に供給される空気は風箱7の入口に
設けたダンパ8で流量調整する。その後各ガスバーナ4
に送られ、旋回がかけられた後火炉5内に供給される。
なお、9はアフターエア用風箱、10はアフターエア用
流量調整弁、11は排ガスである。
器)6で加圧した後、火炉5の各段に設けた風箱7に供
給する。各バーナ段に供給される空気は風箱7の入口に
設けたダンパ8で流量調整する。その後各ガスバーナ4
に送られ、旋回がかけられた後火炉5内に供給される。
なお、9はアフターエア用風箱、10はアフターエア用
流量調整弁、11は排ガスである。
【0015】図12において、燃焼用空気はバーナ中心
部から半径方向の3流路に分割して火炉5内に供給され
る。
部から半径方向の3流路に分割して火炉5内に供給され
る。
【0016】このうち1次空気12と2次空気13は軸
流旋回器(旋回ベーン)で旋回させ、3次空気14はレ
ジスタ15で旋回がかけられる。
流旋回器(旋回ベーン)で旋回させ、3次空気14はレ
ジスタ15で旋回がかけられる。
【0017】一方、LNGはヘツダ16、ガスエレメン
ト17から火炉5内へ供給され、燃焼用空気の旋回効果
により、ガスバーナ4の後方には大きな循環領域が形成
され、ガス燃料の着火安定に大きく貢献する。
ト17から火炉5内へ供給され、燃焼用空気の旋回効果
により、ガスバーナ4の後方には大きな循環領域が形成
され、ガス燃料の着火安定に大きく貢献する。
【0018】さてこのようにクリーンなガス焚きボイラ
であるが、燃料の燃焼性が良い反面、火炉5内で圧力脈
動(以後燃焼振動と称す)を起こしやすく、火炉5内の
伝熱管やTVカメラなどボイラ火炉5に直接付属する構
造物や、機器の破損を招きやすい。
であるが、燃料の燃焼性が良い反面、火炉5内で圧力脈
動(以後燃焼振動と称す)を起こしやすく、火炉5内の
伝熱管やTVカメラなどボイラ火炉5に直接付属する構
造物や、機器の破損を招きやすい。
【0019】燃焼振動現象は、一般には、火炉5の内部
の発熱率分布が火炉壁近傍で局所化する(燃料の燃焼速
度が大きく、ガスバーナ4の出口近傍で燃え尽きる)と
火炎が不安定になり絶えず変動している(保炎器18に
付着したり、吹き飛ぶ現象を繰り返す)場合に起こりや
すいとされている。
の発熱率分布が火炉壁近傍で局所化する(燃料の燃焼速
度が大きく、ガスバーナ4の出口近傍で燃え尽きる)と
火炎が不安定になり絶えず変動している(保炎器18に
付着したり、吹き飛ぶ現象を繰り返す)場合に起こりや
すいとされている。
【0020】従つて、従来の燃焼振動抑制はガスバーナ
4の火炎の安定性向上と燃焼速度の抑制(緩慢燃焼:長
炎化)が有効であり、ガスバーナ4の火炎構造を変更し
て対応していた。
4の火炎の安定性向上と燃焼速度の抑制(緩慢燃焼:長
炎化)が有効であり、ガスバーナ4の火炎構造を変更し
て対応していた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】国内の新設発電用ボイ
ラは、年間の平均容量でみると、昭和50年には500
MW/缶であつたものが平成元年には600MW/缶と
なり、年々増大傾向にある。例えば発電容量600MW
のガス焚きボイラではガスバーナ4は24台以上設置さ
れており、各々のガスバーナ4の燃焼状態を短時間で調
整するのは困難である。
ラは、年間の平均容量でみると、昭和50年には500
MW/缶であつたものが平成元年には600MW/缶と
なり、年々増大傾向にある。例えば発電容量600MW
のガス焚きボイラではガスバーナ4は24台以上設置さ
れており、各々のガスバーナ4の燃焼状態を短時間で調
整するのは困難である。
【0022】燃焼振動は、火炉5との気柱共鳴現象であ
るので微少な圧力振動でもエネルギが蓄積されて大きな
火炉振動に発達する可能性がある。例えばガスバーナ4
24台内1台が振動原因だとしても燃焼振動を誘引す
るに十分な起振源になり得る。しかしガスバーナ本数が
多い発電用ボイラ等においてこの1台を見つけるのは非
常に困難である。
るので微少な圧力振動でもエネルギが蓄積されて大きな
火炉振動に発達する可能性がある。例えばガスバーナ4
24台内1台が振動原因だとしても燃焼振動を誘引す
るに十分な起振源になり得る。しかしガスバーナ本数が
多い発電用ボイラ等においてこの1台を見つけるのは非
常に困難である。
【0023】また火炎の不安定性が直接の原因でない場
合(例えば、空気流速と燃料の噴出速度のギヤツプが大
きく、急速に混合してガスバーナ4の近傍に高発熱領域
が存在する場合)にも燃焼振動を誘発しやすい。通常燃
焼振動はボイラが新設、もしくは定期点検後の試運転時
に起こりやすく、いずれのケースにおいても早急に営業
運転に入るために、これら燃焼調整に与えられた時間は
少なく、従つて一度燃焼振動現象が起こると短時間で原
因究明するとともに抑制対策をしなければならないため
に多大な人手が必要であつた。また、経年劣化すると燃
焼条件が変わつてくるために燃焼振動を誘引するケース
がみられた。このような場合においては再度全てのバー
ナ4の燃焼調整が必要であるために恒久的な燃焼振動対
策が望まれている。
合(例えば、空気流速と燃料の噴出速度のギヤツプが大
きく、急速に混合してガスバーナ4の近傍に高発熱領域
が存在する場合)にも燃焼振動を誘発しやすい。通常燃
焼振動はボイラが新設、もしくは定期点検後の試運転時
に起こりやすく、いずれのケースにおいても早急に営業
運転に入るために、これら燃焼調整に与えられた時間は
少なく、従つて一度燃焼振動現象が起こると短時間で原
因究明するとともに抑制対策をしなければならないため
に多大な人手が必要であつた。また、経年劣化すると燃
焼条件が変わつてくるために燃焼振動を誘引するケース
がみられた。このような場合においては再度全てのバー
ナ4の燃焼調整が必要であるために恒久的な燃焼振動対
策が望まれている。
【0024】本発明はかかる従来技術の欠点を解消しよ
うとするもので、その目的とするところは、燃焼振動の
発生を抑制することができるガス焚きボイラを供給する
にある。
うとするもので、その目的とするところは、燃焼振動の
発生を抑制することができるガス焚きボイラを供給する
にある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するために、対称位置の風箱を火炉の奥行方向、幅方
向、高さ方向の少なくとも一方向で非対称にして風箱容
積を変えたものである。
成するために、対称位置の風箱を火炉の奥行方向、幅方
向、高さ方向の少なくとも一方向で非対称にして風箱容
積を変えたものである。
【0026】
【作用】燃焼振動は、火炉5の気柱共鳴現象であり、火
炉5の内部の圧力脈動がガスバーナ4の燃料や燃焼用空
気の供給量に影響して発熱率の時間変化を引き起こし、
これらの間でフイードバツクループを形成して発生する
場合が数多くみられる。図13には、フイードバツク型
の燃焼振動のメカニズムのうち、炉内圧力脈動Aとバー
ナ近傍の発熱率変動Bの関係を時間変化について示して
いる。
炉5の内部の圧力脈動がガスバーナ4の燃料や燃焼用空
気の供給量に影響して発熱率の時間変化を引き起こし、
これらの間でフイードバツクループを形成して発生する
場合が数多くみられる。図13には、フイードバツク型
の燃焼振動のメカニズムのうち、炉内圧力脈動Aとバー
ナ近傍の発熱率変動Bの関係を時間変化について示して
いる。
【0027】一般には、図中の遅れ時間τが1/4波長
以下の場合に燃焼振動を起こし易いとされている。この
ため燃焼振動の抑制対策としては、炉内圧力脈動Aが、
燃料、空気の供給系統にフイードバツクしにくくなるよ
うにガスバーナ4の出口部において圧力損失を増大させ
るのが効果的である。
以下の場合に燃焼振動を起こし易いとされている。この
ため燃焼振動の抑制対策としては、炉内圧力脈動Aが、
燃料、空気の供給系統にフイードバツクしにくくなるよ
うにガスバーナ4の出口部において圧力損失を増大させ
るのが効果的である。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0029】図1は本発明の実施例に係るガス焚きボイ
ラの断面図、図2は図1のII−II線断面を示す他の
実施例を示すもので、火炉の幅方向における風箱容積を
変えた断面図、図3は他の実施例を示すもので、火炉の
奥行方向における風箱容積を変えた平面図、図4は他の
実施例を示すもので、缶前左風箱と缶前右風箱に補助風
箱と可動ダンパを取付けた状態を示す缶前風箱の断面
図、図5は他の実施例を示すもので、缶前左風箱と缶前
右風箱に補助風箱を追加した状態を示す缶前風箱の断面
図、図6はガスバーナ近傍における火炉内部の圧力脈動
と発熱率変動との関係を示す特性曲線図、図7はボイラ
火炉内部における代表的な振動モードを示す斜視図、図
8は火炉奥行方向の振動モードを示す側面図、図9は火
炉高さ方向の振動モードを示す側面図、図10は火炉幅
方向の振動モードを示す斜視図である。
ラの断面図、図2は図1のII−II線断面を示す他の
実施例を示すもので、火炉の幅方向における風箱容積を
変えた断面図、図3は他の実施例を示すもので、火炉の
奥行方向における風箱容積を変えた平面図、図4は他の
実施例を示すもので、缶前左風箱と缶前右風箱に補助風
箱と可動ダンパを取付けた状態を示す缶前風箱の断面
図、図5は他の実施例を示すもので、缶前左風箱と缶前
右風箱に補助風箱を追加した状態を示す缶前風箱の断面
図、図6はガスバーナ近傍における火炉内部の圧力脈動
と発熱率変動との関係を示す特性曲線図、図7はボイラ
火炉内部における代表的な振動モードを示す斜視図、図
8は火炉奥行方向の振動モードを示す側面図、図9は火
炉高さ方向の振動モードを示す側面図、図10は火炉幅
方向の振動モードを示す斜視図である。
【0030】図1から図10において、5は火炉、7は
風箱、9はアフタエア用風箱で従来のものと同一のもの
を示す。
風箱、9はアフタエア用風箱で従来のものと同一のもの
を示す。
【0031】19は奥行方向振動モード、20は幅方向
振動モード、21は高さ方向振動モード、22は火炎、
23は振幅の腹、24は振幅の節、25は圧力脈動、2
6は缶前左流量調整ダンパ、27は缶前右流量調整ダン
パ、28は缶後左流量調整ダンパ、29は缶後右流量調
整ダンパ、30は缶前左風箱、31は缶前右風箱、32
は缶後左風箱、33は缶後右風箱、34は火炉奥行距
離、35は缶前側風箱奥行距離、36は缶後側風箱奥行
距離、37,38は補助風箱、39,40は可動ダンパ
である。
振動モード、21は高さ方向振動モード、22は火炎、
23は振幅の腹、24は振幅の節、25は圧力脈動、2
6は缶前左流量調整ダンパ、27は缶前右流量調整ダン
パ、28は缶後左流量調整ダンパ、29は缶後右流量調
整ダンパ、30は缶前左風箱、31は缶前右風箱、32
は缶後左風箱、33は缶後右風箱、34は火炉奥行距
離、35は缶前側風箱奥行距離、36は缶後側風箱奥行
距離、37,38は補助風箱、39,40は可動ダンパ
である。
【0032】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明
するが、それ以前に図6から図10を用いて先ず燃焼振
動について説明する。
するが、それ以前に図6から図10を用いて先ず燃焼振
動について説明する。
【0033】火炉5は図7に示すように角型をしてお
り、火炉5の奥行方向振動モード19、幅方向振動モー
ド20、高さ方向振動モード21のいずれのモードも燃
焼振動する可能性がある。
り、火炉5の奥行方向振動モード19、幅方向振動モー
ド20、高さ方向振動モード21のいずれのモードも燃
焼振動する可能性がある。
【0034】図8に火炉の側断面と火炉奥行き振動モー
ド19を示す。
ド19を示す。
【0035】図中22は火炎を表し、全数のガスバーナ
4が点火したケースである。この場合には、当然火炉負
荷が高いことから、燃焼振動が発生した場合には事故に
つながる確率が高い。通常、対向燃焼方式をとる燃焼炉
においては、全数のガスバーナ4が点火し、負荷が高い
場合、燃焼振動が発生すると例外なく、火炉奥行方向の
振動モードが発生する。
4が点火したケースである。この場合には、当然火炉負
荷が高いことから、燃焼振動が発生した場合には事故に
つながる確率が高い。通常、対向燃焼方式をとる燃焼炉
においては、全数のガスバーナ4が点火し、負荷が高い
場合、燃焼振動が発生すると例外なく、火炉奥行方向の
振動モードが発生する。
【0036】図9と図10は、消火バーナが存在する部
分負荷においてしばしばみられる燃焼振動モードと運転
中のバーナ位置との関係を示した。同図は、ガスバーナ
4が3段に配列されたガスバーナと火炉との組合わせに
おいて、中段のガスバーナ4が消火した場合のバーナパ
ターンと火炉高さ方向振動モード21との関係を示す。
振動モードは、点火しているガスバーナ4の位置が高さ
方向振動モード21の振幅の腹23に、また消火してい
るガスバーナ4の位置が高さ方向振動モード21の振幅
の節24になりやすい性質を有しているために、図9に
示すように中段のガスバーナ4が停止している場合に
は、火炉高さ方向振動モード21になりやすい。
分負荷においてしばしばみられる燃焼振動モードと運転
中のバーナ位置との関係を示した。同図は、ガスバーナ
4が3段に配列されたガスバーナと火炉との組合わせに
おいて、中段のガスバーナ4が消火した場合のバーナパ
ターンと火炉高さ方向振動モード21との関係を示す。
振動モードは、点火しているガスバーナ4の位置が高さ
方向振動モード21の振幅の腹23に、また消火してい
るガスバーナ4の位置が高さ方向振動モード21の振幅
の節24になりやすい性質を有しているために、図9に
示すように中段のガスバーナ4が停止している場合に
は、火炉高さ方向振動モード21になりやすい。
【0037】さて、図10に図9と同様に、火炉5の幅
方向に停止しているガスバーナ4が存在するケースであ
るが、火炉5の中央に位置するガスバーナ4が消火し両
側に位置するガスバーナ4が運転している場合を示し
た。同図には、最下段のガスバーナ4のバーナにのみ着
目して、図示したが、両端のガスバーナ4のみを点火す
ると点火バーナの近傍が幅方向振動モード20の振幅の
腹23になり消火バーナの近傍が幅方向振動モード20
の振幅の節24になり、幅方向で振動しやすくなる。
方向に停止しているガスバーナ4が存在するケースであ
るが、火炉5の中央に位置するガスバーナ4が消火し両
側に位置するガスバーナ4が運転している場合を示し
た。同図には、最下段のガスバーナ4のバーナにのみ着
目して、図示したが、両端のガスバーナ4のみを点火す
ると点火バーナの近傍が幅方向振動モード20の振幅の
腹23になり消火バーナの近傍が幅方向振動モード20
の振幅の節24になり、幅方向で振動しやすくなる。
【0038】このように、複数のガスバーナで構成され
る燃焼炉においてはバーナパターンで種々のモードで振
動を引き起こす可能性を有している。したがつて、すべ
てモードの燃焼振動を抑制するのが望ましいが、実際
は、図8に示す火炉奥行方向の燃焼振動を抑制するのが
最も重要である。なぜなら、全数のガスバーナ4が点火
し、3つの振動モードのうち最も火炉負荷が高く、それ
ゆえ、燃焼振動に発達した場合には、事故につながりや
すいからである。他のケースは、万一起つても、負荷が
低く、圧力振幅が小さいことから事故につながりにく
い。
る燃焼炉においてはバーナパターンで種々のモードで振
動を引き起こす可能性を有している。したがつて、すべ
てモードの燃焼振動を抑制するのが望ましいが、実際
は、図8に示す火炉奥行方向の燃焼振動を抑制するのが
最も重要である。なぜなら、全数のガスバーナ4が点火
し、3つの振動モードのうち最も火炉負荷が高く、それ
ゆえ、燃焼振動に発達した場合には、事故につながりや
すいからである。他のケースは、万一起つても、負荷が
低く、圧力振幅が小さいことから事故につながりにく
い。
【0039】図6は各ガスバーナ4における圧力変動P
1と発熱率変動Qiとの関係を示している。通常ガス焚き
ボイラにおいては部分負荷時であつても複数のガスバー
ナ4が点火している。
1と発熱率変動Qiとの関係を示している。通常ガス焚き
ボイラにおいては部分負荷時であつても複数のガスバー
ナ4が点火している。
【0040】図中1〜nは、各々のガスバーナ4近傍に
おける圧力変動と発熱率変動の関係について示している
が、各々のガスバーナ4に付属する風箱7ので遅れ時間
τを変えてやれば、火炉全体としての圧力脈動25は時
間平均されて図6のように平滑になることから、燃焼振
動抑制に効果的である。
おける圧力変動と発熱率変動の関係について示している
が、各々のガスバーナ4に付属する風箱7ので遅れ時間
τを変えてやれば、火炉全体としての圧力脈動25は時
間平均されて図6のように平滑になることから、燃焼振
動抑制に効果的である。
【0041】従つて、本発明の実施例においては、風箱
7、アフタエア用風箱9の風箱容積を変えたのである。
7、アフタエア用風箱9の風箱容積を変えたのである。
【0042】以下、実施例においては風箱7のみについ
て説明する。
て説明する。
【0043】図1には、本発明の実施例に係るガス燃焼
用空気供給装置の側面図を示す。図1では、燃焼系統や
ガスバーナは省いており、風箱7、アフタエア用風箱9
と火炉5との関係のみを表している。
用空気供給装置の側面図を示す。図1では、燃焼系統や
ガスバーナは省いており、風箱7、アフタエア用風箱9
と火炉5との関係のみを表している。
【0044】図1のものは缶前風箱7aと缶後風箱7b
を各段毎にその風箱容積を変えたものである。
を各段毎にその風箱容積を変えたものである。
【0045】このように缶前風箱7aと缶後風箱7bの
風箱容積を変えることによつて、図7の高さ方向振動モ
ード21および図9の火炉高さ方向振動モード21の振
幅が小さくなり、火炉高さ方向振動モード21による燃
焼振動を防止することができる。
風箱容積を変えることによつて、図7の高さ方向振動モ
ード21および図9の火炉高さ方向振動モード21の振
幅が小さくなり、火炉高さ方向振動モード21による燃
焼振動を防止することができる。
【0046】図2は図1のII−II線断面図を示すも
ので、炉幅方向振動モード20による燃焼振動を防止す
るものである。
ので、炉幅方向振動モード20による燃焼振動を防止す
るものである。
【0047】図1のものにおいては缶前風箱7aと缶後
風箱7bの断面積を変えて風箱容積を変えたものである
が、図2のものは缶前風箱7aと缶後風箱7bの高さ方
向の断面積を同一にして缶前左流量調整ダンパ26と缶
前右流量調整ダンパ27、缶後左流量調整ダンパ28と
缶後右流量調整ダンパ29の位置をずらして配置し、こ
の位置をずらすことによつて缶前左風箱30と缶前右風
箱31、缶後左風箱32と缶後右風箱33の風箱容積を
変えたものである。
風箱7bの断面積を変えて風箱容積を変えたものである
が、図2のものは缶前風箱7aと缶後風箱7bの高さ方
向の断面積を同一にして缶前左流量調整ダンパ26と缶
前右流量調整ダンパ27、缶後左流量調整ダンパ28と
缶後右流量調整ダンパ29の位置をずらして配置し、こ
の位置をずらすことによつて缶前左風箱30と缶前右風
箱31、缶後左風箱32と缶後右風箱33の風箱容積を
変えたものである。
【0048】このように缶前左風箱30と缶前右風箱3
1、缶後左風箱32と缶後右風箱33の風箱容積を変え
ることによつて、図7の幅方向振動モード20および図
10の火炉幅方向振動モード20の振幅が小さくなり、
幅方向振動モードによる燃焼振動を防止することができ
る。
1、缶後左風箱32と缶後右風箱33の風箱容積を変え
ることによつて、図7の幅方向振動モード20および図
10の火炉幅方向振動モード20の振幅が小さくなり、
幅方向振動モードによる燃焼振動を防止することができ
る。
【0049】図3には火炉奥行き方向の振動モードに対
する振動抑制策を示した。
する振動抑制策を示した。
【0050】図中缶前風箱7a、缶後風箱7bの高さ、
幅は同一にして火炉奥行き距離34に対して、缶前側風
箱奥行き距離35と缶後側風箱奥行き距離36を変える
ことによつて、缶前風箱7aと缶後風箱7bの風箱容積
を変えたものである。
幅は同一にして火炉奥行き距離34に対して、缶前側風
箱奥行き距離35と缶後側風箱奥行き距離36を変える
ことによつて、缶前風箱7aと缶後風箱7bの風箱容積
を変えたものである。
【0051】このように缶前風箱7aと缶後風箱7bの
風箱容積を変えることによつて、図7の奥行き方向振動
モード19および図8の火炉奥行き振動モード19の振
幅が小さくなり、火炉奥行き振動モードによる燃焼振動
を防止することができる。
風箱容積を変えることによつて、図7の奥行き方向振動
モード19および図8の火炉奥行き振動モード19の振
幅が小さくなり、火炉奥行き振動モードによる燃焼振動
を防止することができる。
【0052】以上述べたように図1に示すように各段の
缶前風箱7aと缶後風箱7bの断面積を変えてもよく、
また図2に示すように缶前左流量調整ダンパ26、缶前
右流量調整ダンパ27、缶後左流量調整ダンパ28、缶
後右流量調整ダンパ29の位置を変えて風箱容積を変え
てもよく、また図3に示すように缶前風箱7aと缶後風
箱7bの風箱容積を変えるために、缶前側風箱奥行き距
離35と缶後側風箱奥行き距離36を変えてもよい。
缶前風箱7aと缶後風箱7bの断面積を変えてもよく、
また図2に示すように缶前左流量調整ダンパ26、缶前
右流量調整ダンパ27、缶後左流量調整ダンパ28、缶
後右流量調整ダンパ29の位置を変えて風箱容積を変え
てもよく、また図3に示すように缶前風箱7aと缶後風
箱7bの風箱容積を変えるために、缶前側風箱奥行き距
離35と缶後側風箱奥行き距離36を変えてもよい。
【0053】そして、火炉形状は通常、直方体に近く、
炉内の気柱共鳴モードは、火炉奥行き、幅、高さ方向を
有している。このことから、火炉奥行き方向の振動対策
だけでは不十分である場合には火炉奥行き方向の振動対
策と火炉高さ方向の振動対策、あるいは火炉奥行き方向
の振動対策と火炉高さ方向の振動対策、火炉幅方向の振
動対策を併用してもよい。
炉内の気柱共鳴モードは、火炉奥行き、幅、高さ方向を
有している。このことから、火炉奥行き方向の振動対策
だけでは不十分である場合には火炉奥行き方向の振動対
策と火炉高さ方向の振動対策、あるいは火炉奥行き方向
の振動対策と火炉高さ方向の振動対策、火炉幅方向の振
動対策を併用してもよい。
【0054】図4と図5には、燃焼振動対策の他の実施
例を示す。
例を示す。
【0055】図4には、補助風箱37,38の近傍に可
動ダンパ39,40を取付けた例を示す。
動ダンパ39,40を取付けた例を示す。
【0056】その構造上、新設のボイラ火炉設置に適し
ている。しかし、前述したように、既設のボイラにおい
ても、経年劣化が原因で燃焼振動を引き起こす場合があ
る。このような燃焼装置において、風箱の各々の容積を
変えるように風箱を設計しなおしたり、流量制御ダンパ
の設置位置を変更するのは困難である。
ている。しかし、前述したように、既設のボイラにおい
ても、経年劣化が原因で燃焼振動を引き起こす場合があ
る。このような燃焼装置において、風箱の各々の容積を
変えるように風箱を設計しなおしたり、流量制御ダンパ
の設置位置を変更するのは困難である。
【0057】従つて、補助風箱37,38をオプシヨン
として各々のガスバーナ段に設けられた缶前左風箱30
に缶前左補助風箱37、缶前右風箱31に缶前右補助風
箱38を取付ける構造を採用すればいずれのガス焚きボ
イラにも容易に適用できる。
として各々のガスバーナ段に設けられた缶前左風箱30
に缶前左補助風箱37、缶前右風箱31に缶前右補助風
箱38を取付ける構造を採用すればいずれのガス焚きボ
イラにも容易に適用できる。
【0058】なお、可動ダンパ39,40によつても風
箱容積を変えることができる。
箱容積を変えることができる。
【0059】図5には、同じく補助風箱37,38を既
設缶の缶前風箱30、缶前右風箱31に取付ける例を示
したが、図4のものと異なる点は、可動ダンパ39,4
0を配置しない点にある。
設缶の缶前風箱30、缶前右風箱31に取付ける例を示
したが、図4のものと異なる点は、可動ダンパ39,4
0を配置しない点にある。
【0060】つまり、既設の缶前左風箱30には新設の
缶前左補助風箱37を取付け、既設の缶前右風箱31に
は缶前左補助風箱37よりも容積の小さい新設の缶前右
補助風箱38を取付け、缶前左風箱30と缶前右風箱3
1の風箱容積を変えたものである。
缶前左補助風箱37を取付け、既設の缶前右風箱31に
は缶前左補助風箱37よりも容積の小さい新設の缶前右
補助風箱38を取付け、缶前左風箱30と缶前右風箱3
1の風箱容積を変えたものである。
【0061】この実施例の効果は缶前左補助風箱37と
缶前右補助風箱38を新設するのみで燃焼振動を防止す
ることができ、簡単な改造工事で既設の風箱を改良する
ことができる。
缶前右補助風箱38を新設するのみで燃焼振動を防止す
ることができ、簡単な改造工事で既設の風箱を改良する
ことができる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、ガスバーナの性能によ
らず火炉の気柱共鳴を抑制できる。
らず火炉の気柱共鳴を抑制できる。
【0063】従つて、各々のガスバーナの製作精度に多
少難点があつたとしても、これが原因で燃焼振動に発達
することはないことから、試運転時における燃焼調整に
要する時間の大幅な短縮が計られることになり、経費節
減に寄与することができる。
少難点があつたとしても、これが原因で燃焼振動に発達
することはないことから、試運転時における燃焼調整に
要する時間の大幅な短縮が計られることになり、経費節
減に寄与することができる。
【図1】本発明の実施例に係るガス焚きボイラの側面図
である。
である。
【図2】図1のII−II線断面を示す他の実施例を示
すもので、火炉の幅方向における風箱容積を変えた断面
図である。
すもので、火炉の幅方向における風箱容積を変えた断面
図である。
【図3】他の実施例を示すもので、火炉の奥行き方向に
おける風箱容積を変えた平面図である。
おける風箱容積を変えた平面図である。
【図4】他の実施例を示すもので、缶前左風箱と缶前右
風箱に補助風箱と可動ダンパを取付けた状態を示す缶前
風箱の断面図である。
風箱に補助風箱と可動ダンパを取付けた状態を示す缶前
風箱の断面図である。
【図5】他の実施例を示すもので、缶前左風箱と缶前右
風箱に補助風箱を追加した状態を示す缶前風箱の断面図
である。
風箱に補助風箱を追加した状態を示す缶前風箱の断面図
である。
【図6】ガスバーナ近傍における火炉内部の圧力脈動と
発熱率変動との関係を示す特性曲線図である。
発熱率変動との関係を示す特性曲線図である。
【図7】ボイラ火炉内部における代表的な振動モードを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】火炉奥行き方向の振動モードを示す側面図であ
る。
る。
【図9】火炉高さ方向の振動モードを示す側面図であ
る。
る。
【図10】火炉幅方向の振動モードを示す斜視図であ
る。
る。
【図11】ガス焚きボイラの概略構成図である。
【図12】ガスバーナの拡大断面図である。
【図13】火炉内部の圧力脈動と発熱率変動との関係を
示す特性曲線図である。
示す特性曲線図である。
4 ガスバーナ 5 火炉 7 風箱 30 缶前左風箱 31 缶前右風箱 32 缶後左風箱 33 缶後右風箱 37 補助風箱 38 補助風箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 茂樹 広島県呉市宝町6番9号 バブコツク日 立株式会社 呉工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23L 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】 火炉の前壁側と後壁側に燃焼用空気を供
給する風箱と、この風箱を貫通してガスバーナを設け、
ガスバーナからのガス燃料を燃焼するものにおいて、 前記対称位置の風箱を火炉の奥行方向、幅方向、高さ方
向の少なくとも一方向で非対称にして風箱容積を変えた
ことを特徴とするガス焚きボイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04026794A JP3096932B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ガス焚きボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04026794A JP3096932B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ガス焚きボイラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05223241A JPH05223241A (ja) | 1993-08-31 |
JP3096932B2 true JP3096932B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=12203232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04026794A Expired - Fee Related JP3096932B2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ガス焚きボイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096932B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP04026794A patent/JP3096932B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05223241A (ja) | 1993-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7320222B2 (en) | Burner, method for operating a burner and gas turbine | |
JP5374404B2 (ja) | 燃焼バーナおよびこの燃焼バーナを備えるボイラ | |
US20020043067A1 (en) | Gas turbine combustion system and combustion control method therefor | |
CN105716116B (zh) | 喷射稀释空气的轴向分级混合器 | |
US6062848A (en) | Vibration-resistant low NOx burner | |
JP2013155626A (ja) | ガスタービン燃焼器およびガスタービン燃焼器の運転方法 | |
JPH06235519A (ja) | ガスタービン用燃焼器 | |
US9464809B2 (en) | Gas turbine combustor and operating method for gas turbine combustor | |
EP1030112A1 (en) | Combustor tuning | |
JPH0268403A (ja) | 固体燃料燃焼装置 | |
US5489202A (en) | Vibration of systems comprised of hot and cold components | |
JP3096932B2 (ja) | ガス焚きボイラ | |
JP7149909B2 (ja) | ガスタービン燃焼器 | |
KR20240129193A (ko) | 버너 및 이것을 구비한 보일러 그리고 버너의 운전 방법 | |
JP2003090535A (ja) | ガスタービンの燃焼器 | |
KR100242970B1 (ko) | 가스보일러용 예혼합버너 | |
JP3250116B2 (ja) | ガス燃料を用いた燃焼装置 | |
JPH07243619A (ja) | ガス燃料を用いた燃焼装置 | |
JP3001571B1 (ja) | ダクトバ―ナおよびダクトバ―ナ装置 | |
JP2001090912A (ja) | ガスバーナ | |
Scarinci et al. | Industrial trent combustor—combustion noise characteristics | |
JP3358866B2 (ja) | 液体燃料バーナ | |
JP3538207B2 (ja) | 燃焼ガスバーナ | |
CN102057221B (zh) | 气体火焰稳定方法及设备 | |
JP3084643B2 (ja) | バーナの燃焼調整装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |