JP3096416B2 - 折り畳みコンテナ - Google Patents

折り畳みコンテナ

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JP3096416B2 JP07327308A JP32730895A JP3096416B2 JP 3096416 B2 JP3096416 B2 JP 3096416B2 JP 07327308 A JP07327308 A JP 07327308A JP 32730895 A JP32730895 A JP 32730895A JP 3096416 B2 JP3096416 B2 JP 3096416B2
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成伸 田辺
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英俊 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底板に対して側板
を横にして重ねることで折り畳み且つ側板を立てた状態
で箱形状に組み立てるようにした折り畳みコンテナに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、底板の4辺に配置した側板を
横にして多重に重ねることで折り畳み且つ側板を立てた
状態で箱形状に組み立てるようにした折り畳みコンテナ
が知られている。この従来の折り畳みコンテナにおい
て、通気性を持たせたり、洗浄水を排水しやすいように
したり、あるいは、コンテナ自体の重量を軽減する等の
目的で、底板及び側板に孔を形成することが従来から行
われている。そして、この従来における底板及び側板に
それぞれ形成した孔は相互に関係がなく、折り畳んだ状
態で多重に重ねた側板の孔同士及び、これらの側板の孔
と底板の孔とが一致していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、折り畳みコ
ンテナを洗浄する場合、折り畳みコンテナを組み立てた
状態で洗浄をし、その後熱風を吹き付けて水を飛ばすの
であるが、洗浄水が完全に飛ばずに一部の水が付着した
状態のまま、折り畳まれて、収納される。この場合、上
記のような従来例にあっては、折り畳んだ状態で多重に
重ねた側板の孔同士及び、これらの側板の孔と底板の孔
とが一致していなかったので、孔が塞がれて側板や底板
に付着している水が抜けないという問題がある。特に、
折り畳みコンテナを折り畳んだ状態で多段に積み重ねた
場合にはいっそう水が抜けにくいという問題がある。そ
して水分が付着したまま残ると、残った水分に埃が付着
して衛生的でないという問題がある。
【0004】また、従来にあっては、水洗い直後に折り
畳み、その後、温風を吹き付けて乾燥させようとして
も、孔が連通していないため、温風が内部を通過せず、
乾燥効率が悪く、したがって、折り畳んだ状態で温風を
吹き付けて乾燥するという方法は採用できなかった。本
発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであ
って、水洗い後に折り畳んだ状態で水抜きが確実に行え
る折り畳みコンテナを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
本発明折り畳みコンテナは、底板1の4辺に配置した側
板2を横にして多重に重ねることで折り畳み且つ側板2
を立てた状態で箱形状に組み立てるようにした折り畳み
コンテナ3において、底板1及び側板2にそれぞれ孔
4、5を形成し、底板1上に側板2を多重に重ねて折り
畳んだ状態において上下に重ねた側板2の孔5同士及び
底板1の孔4をほぼ一致させて上下に連通させる位置関
係として成ることを特徴とするものである。このような
構成とすることで、折り畳んだ状態において、上下に重
ねた側板2の孔5同士及び底板1の孔4を通して水切り
ができるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態につき説明
する。添付図面に示す実施形態においては、合成樹脂製
の矩形状の底板1の4辺にそれぞれ合成樹脂製の側板2
を回動自在に取付けて折り畳みコンテナ3が構成してあ
る。底板1は正方形でも長方形でもよいが、添付図面に
示す実施形態においては底板1は長方形状をしており、
このため4つの側板2のうち対向する2つの側板2aは
他の対向する2つの側板2bより横長さが長いものとな
っている。
【0007】ここで、側板2の下端部に設けた横軸部8
を底板1に設けた軸受け部6の軸受け用横孔7にはめ込
むことで側板2が底板1に回動自在に取付けてある。こ
こで、側板2aの底板1への枢支部分の高さ位置と、側
板2bの底板1への枢支位置とは高さを違わせてあり、
実施形態においては、側板2bの枢支部分の高さ位置よ
りも側板2aの枢支部分の高さ位置を高くしてあり、折
り畳み状態で図1に示すように先に横長さの短い(つま
り短辺側の)側板2bを折り畳んで底板1に重ね、次
に、横長さの長い(つまり長辺側の)側板2aを折り畳
んで側板2bの上に重ねるようになっている。
【0008】つまり、図4に示すように、底板1の上面
部の長辺に沿って立ち上がり突部10が設けてあり、該
立ち上がり突部10上に複数の長辺側の軸受け部6が設
けてあり、更に立ち上がり突部10の上面側寄りに沿っ
て上向き縁部11が突設してある。一方、図5に示すよ
うに、底板1の短辺側においては底板1の上面から直接
軸受け部6が突設してある。そして、上記長辺側の立ち
上がり突部10上に突出した軸受け部6は短辺側の底板
1に直接突設した軸受け部6よりも立ち上がり突部10
の高さ分だけ高い位置となっており、上記立ち上がり突
部10の高さが短辺側の側板2bの厚みと略同じ高さと
してあることで、短辺側の軸受け部6に軸支した側板2
bを横にして底板1の上面に重ね、その後に長辺側の軸
受け部6に軸支した底板2aを横にして側板2bの上に
重ねることでコンパクトに折り畳むことができるように
なっている。
【0009】底板1には多数の孔4が設けてあり、側板
2には多数の孔5が設けてある。ここで、本実施形態に
おいては側板2が長辺側の側板2aと短辺側の側板2b
との2種類があり、長辺側の側板2aには孔5aが、短
辺側の側板2bには孔5bが設けてある。そして、上記
底板1に設けた孔4、長辺側の側板2aに設けた孔5
a、短辺側の側板2bに設けた孔5bの各々の位置関係
は、図1のように底板1の上に短辺側の側板2bを重
ね、更に短辺側の側板2bの上に長辺側の側板2aを重
ねた状態で、図3に示すように底板1の孔4と、その上
に重ねた短辺側の側板2bの孔5bと、その上に重ねた
長辺側の側板2a孔5aとのほぼ中心が一致して上下に
3つの孔4、5b、5aが連通するような位置関係とな
っている。ここで、各上下に連通する孔4、4a、4b
は同一形状、同一大きさに形成してある。
【0010】本実施形態において、折り畳みコンテナ3
を箱状に組み立てるには、長辺側の側板2aを立て、そ
の後に、短辺側の側板2bを起立させ、隣あう側板2a
の端部と側板2bの端部とを係止手段により着脱自在に
係止して隣合う側板2同士を連結することで箱状に組み
立てた状態を保持してコンテナ3として使用するもので
ある。
【0011】ここで、側板2aと側板2bとを起立させ
た状態で係止する係止手段の一例につき図6に示す実施
形態で説明する。短辺側の側板2bの両側端部の上部に
は係止爪部12と係止突部13とが上下に突設してあ
り、長辺側の側板2aの両側端部には略全長にわたて短
辺側に向けて突出する柱状部14を設けてあり、該柱状
部14の上端部に下方に開口する係止溝部15と内側側
方に向けて開口する係止凹部16とが設けてあり、図6
のように側板2aを立てた状態で、図6の矢印方向に側
板2bを回動して立てることで、係止溝部15に係止爪
部12を係止すると共に係止凹部16に係止突部13を
係止するものである。ここで、係止爪部12は上面にテ
ーパ面を設けて下方に開口する係止溝部15に係止爪部
2が係止する場合のガイドの役目をしている。このよう
に係止溝部15に係止爪部12を係止すると共に係止凹
部16に係止突部13を係止することで、長辺側の側板
2a、短辺側の側板2bが相互に倒れるのが防止された
状態で連結され、コンテナ3として使用できるようにな
っている。
【0012】しかして、本発明の折り畳みコンテナ3は
洗浄に当たっては、図2のように箱形状に組み立てた状
態で洗浄をするものであるが、洗浄後、箱形状のまま熱
風を吹きかけて付着した水を飛ばし、その後、図1のよ
うに折り畳むものであり、この場合、熱風を吹きかけて
も側板2aや側板2bあるいは底板1に付着した水が完
全に飛ばず、折り畳んだ状態で側板2aや側板2bある
いは底板1に水分が残っていても、折り畳んだ状態で上
下に重ねた底板1と側板2bと側板2aとの各孔4、5
b、5aとのほぼ中心が一致させて連通するような位置
関係としてあるので、残った水分がこの連通する孔4、
4a、4bを通してスムーズに水抜きされることにな
る。
【0013】もちろん、本発明の折り畳みコンテナ3は
洗浄後、折り畳んだ後に熱風を上方又は下方から吹き付
けて乾燥するようにしてもよく、この場合には上記折り
畳んだ状態で上下に互いに連通する各孔4、5b、5a
を通して熱風を通過させることで乾燥することができ、
また、上下に互いに連通する各孔4、5b、5aを通し
て排水することができるのである。
【0014】上記いずれの場合にも、折り畳んだ状態で
折り畳みコンテナ3を上下に多段に積み重ねても上下の
折り畳みコンテナ3の各孔4、5b、5aが上下段で連
通し、このため、多段に積み重ねた状態でも、スムーズ
に水抜きができるものである。また、上記いずれの場合
にも、温風による乾燥後に、底板1、側板2a、側板2
bに熱が蓄積されるが、上下に連通する孔4、4a、4
bを通して温風により加熱された底板1、側板2a、側
板2bから効果的に放熱されて、冷却がスムーズに行え
ることになる。
【0015】なお、本発明において、折り畳みコンテナ
3の形態は上記した実施形態のものにのみ限定されず、
底板1の4辺に配置した側板2を横にして多重に重ねる
ことで折り畳み且つ側板2を立てた状態で箱形状に組み
立てるようにしたものであれば適用できるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は叙述のように底板の4辺に配置
した側板を横にして多重に重ねることで折り畳み且つ側
板を立てた状態で箱形状に組み立てるようにした折り畳
みコンテナにおいて、底板及び側板にそれぞれ孔を形成
し、底板上に側板を多重に重ねて折り畳んだ状態におい
て上下に重ねた側板の孔同士及び底板をほぼ一致させて
上下に連通させる位置関係としてあるので、水洗い後に
折り畳んだ状態で上下に連通する孔を通して水抜きが確
実にできるものであり、残った水分にごみが付着したり
せず、衛生的であり、特に、折り畳んだ状態であっても
上下に多段に積み重ねた状態で水抜きができるものであ
る。また、上下に孔が連通することで、折り畳んだ状態
でも熱風を吹き付けて上下に連通する孔を通過させて乾
燥及び排水するという乾燥方法も採用することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳みコンテナの折り畳み状態の斜
視図である。
【図2】同上の箱状に組み立てた状態の斜視図である。
【図3】同上の折り畳んだ状態の要部断面図である。
【図4】同上の長辺側の側板を底板に枢支した部分の断
面図である。
【図5】同上の短辺側の側板を底板に枢支した状態の断
面図である。
【図6】同上の長辺側の側板に短辺側の側板を係止する
係止手段を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 底板 2 側板 3 折り畳みコンテナ 4 孔 5 孔
フロントページの続き (72)発明者 山口 英俊 岐阜市神田町9丁目25番地 岐阜プラス チック工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−134578(JP,A) 実開 昭58−163436(JP,U) 実開 昭63−183025(JP,U) 実開 平2−86389(JP,U) 実開 昭56−129879(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 6/00 - 6/40 B08B 9/08 - 9/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の4辺に配置した側板を横にして多
    重に重ねることで折り畳み且つ側板を立てた状態で箱形
    状に組み立てるようにした折り畳みコンテナにおいて、
    底板及び側板にそれぞれ孔を形成し、底板上に側板を多
    重に重ねて折り畳んだ状態において上下に重ねた側板の
    孔同士及び底板の孔をほぼ一致させて上下に連通させる
    位置関係として成ることを特徴とする折り畳みコンテ
    ナ。
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US6409041B1 (en) * 2000-09-21 2002-06-25 Rehrig Pacific Company Container
JP4736078B2 (ja) * 2001-07-10 2011-07-27 株式会社明治ゴム化成 合成樹脂製容器
KR100480197B1 (ko) * 2002-07-12 2005-03-31 주식회사골드라인 접철식 운반상자
JP6800516B2 (ja) * 2016-03-22 2020-12-16 三甲株式会社 箱形容器

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